お風呂

2021-06-25

湿度の高い季節もこれで安心! お風呂場の湿気対策のアイデア

お風呂場はお湯や水をたっぷり使う密室なので、どうしても湿度が高くなりやすい場所です。特に梅雨の時期などは湿気対策でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お風呂場の湿気対策に役立つアイデアをご紹介します。

お風呂場に湿気対策が必要な理由

入浴する際にはたくさんの水を使います。また、水量が多いだけでなく、基本的に温かいお湯を使うため、使用後のお風呂場はとても湿度が高い状態になってしまいます。
このようなことから、お風呂に入った後は換気扇を回すなどして湿度を下げ、部屋全体を換気・乾燥させているご家庭が多いのです。
しかし、そもそもなぜ、自然に乾燥させるだけでなく、換気扇を回して湿気対策を徹底する必要があるのでしょうか?

カビが生えやすくなる

お風呂場の湿気対策が必要な理由として、第一にカビの問題が挙げられます。
カビは湿度と温度が高いところでよく繁殖するので、お湯をたっぷり使う浴室はまさにカビが好む環境そのもの。
入浴後の湿度・温度が高い状態で放置しておくと、カビがたくさん発生して不衛生な状態になってしまいますし、見た目も損ないます。
また、カビがアレルギー症状を引き起こす原因となることもあるため、健康上も良くありません。

雑菌も繁殖しやすくなる

湿度や温度が高い状態は、カビだけではなく雑菌にとっても繁殖しやすい環境になります。
体をきれいにする場所であるお風呂ですから、カビや雑菌の繁殖は避けたいですよね。雑菌が繁殖すると不衛生なだけでなく、排水口から漂う悪臭の原因にもつながります。

家の強度が下がる

戸建ての木造住宅の場合は、湿気を放置することで木材の強度に悪影響を与えることも。木材は湿気によって腐食しやすくなり、強度を弱めてしまうのです。
家を良い状態で長く維持していくためにも、浴室の湿気に関してはきちんとケアする必要があります。

今日からできる湿気対策のアイデア

今日からできる湿気対策のアイデア
お風呂場の湿気は入浴するたびに発生するため、こまめな湿気対策が必須です。次に挙げる方法は手軽にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

浴槽のふたはかならず閉める

浴槽にお湯を張って入浴した後、すぐにお湯を流さずそのままにしておく場合は、ふたをきちんと閉めるようにしましょう。
ふたを開けたままにしていると、浴槽にはられたお湯から湯気が立ち上がり、お風呂場全体の湿度・温度ともに高くなってしまいます。
余計な湿気を浴室に広げないためにも、ふたはその都度ちゃんと閉めておきましょう。
また、ふたを閉めておけばお湯が温かい状態で保たれるので、次にお風呂に入る人もそのまま使えたり、洗濯に使うときにも汚れが落ちやすかったりといったメリットもあります。

使用後は壁や床の水を拭き取る

入浴後、浴室に残るたくさんの水気。これを極力少なくしていけば、それだけでだいぶ湿気を抑えられます。
お風呂に入った後、壁や床、鏡などに残る水滴をタオルで拭き取るだけでも効果的です。

換気扇を一日中回しておく

お風呂に入った後だけ換気扇を回す方が多いですが、湿気の気になる季節は一日中回しっぱなしにしておくのも手です。
電気代が気になるところですが、一日中回していたとしても、かかる電気代は1ヵ月あたり数百円程度。
梅雨から夏にかけての湿気の多い時期だけであれば、家計への負担をさほど気にすることなく使えますね。

換気扇は窓を開けずに回す

「換気」というと、窓を開けて風を通し、空気を入れ替えることを思い浮かべる方も多いでしょう。
実際窓を開けて換気する場合はそれで構いませんが、換気扇を回す場合は窓を開けない方が効率的に換気できるのをご存知でしょうか?
窓を開けて換気扇を回すと、外から入ってきた空気が換気扇に吸い込まれてしまい、かえって換気の効率が落ちてしまうのです。
換気扇は気密性の高い空間で使うことを想定してつくられているため、浴室に窓がある場合でも換気扇を回している間はちゃんと閉めておきましょう。

なお、換気扇の汚れも換気の効率に大きく影響します。ほこりや石鹸かすなどの汚れが溜まっていると、窓を閉めて回していても換気効率が下がってしまうため、1年に1回はお手入れしてきれいな状態を保つよう心がけましょう。

浴室暖房乾燥機なら除湿も温度管理も可能に

本格的に対策するなら、浴室を除湿しやすいつくりにするのもおすすめです。たとえば浴室暖房乾燥機をお風呂場に設置するのもその一つ。
乾燥している冬場であっても、冷えているお風呂場でお湯を使うことで生まれる温度差から結露が発生して夏とはまた別の湿気に悩まされることになりますが、浴室暖房乾燥機で浴室をあたためて急激な温度差が発生しないようにしておけば、結露による湿気を抑えられるからです。

まとめ

どうしても湿度が高くなりやすいお風呂場ですが、少しのアイデアや工夫でしっかり湿気対策できます。
カビや悪臭予防のため、そして住宅全体が傷まないようにするためにも、ぜひ湿気対策について改めて考えてみてくださいね。

2021-06-15

濡れたまま? それとも拭いてから? バスローブの正しい使い方とは

ホテルや旅館の客室でよく見かけるバスローブ。入浴後のリラックスタイムを快適にする認知度の高いアイテムであるにもかかわらず、具体的な使い方についてはそれほど知られていないのが現状です。
旅行や出張の際、「用意されているから、とりあえず着る」という方も多いのではないでしょうか? 実はバスローブにも一応、正式な使い方があります。

そこで今回は、バスローブの正しい使い方や種類、使用する際の注意点についてご紹介します。

そもそもバスローブとは何なのか?

バスローブとは、入浴後の体に残った水分を拭き取るための室内用上着です。
水分を吸収しながら体を保温できるので、湯冷めしにくいのがメリット。いうなれば、「着られるバスタオル」なのです。
バスローブに対して多くの方が共通して抱いているイメージは「リラックスしているときに着るもの」というものではないでしょうか?
全体的にゆったりとしたデザインと素材の種類からそう思われるのも不思議ではありませんし、バスローブの歴史から見ても、基本的にはプライベートの時間に着るものでした。

バスローブの元はヨーロッパの部屋着「バニャン」

現在のバスローブの基礎は17世紀~18世紀頃のヨーロッパの部屋着「Banyan(バニャンまたはバンヤン)」だといわれています。
体全体をすっぽりカバーするようなデザインなので、パジャマや下着を覆い隠してだらしなく見えませんし、防寒対策にもなるため、愛用者が多かったようです。

その後、バニャンは時代による服飾や入浴文化の変遷を経て、現在のバスローブやガウンの形に辿り着きました。なお、このバニャンは日本の着物の影響を強く受けているといいます。
バスローブといえば海外映画のワンシーンを思い浮かべる方が多いですが、日本の着物とある種の「遠戚」だったとは驚きですね。

ガウンとの違いは?

ゆったりとした前開きの室内用上着にはもう一つ、ガウンがあります。デザインは似ていますが、ガウンの主な目的は防寒です。そのため、保温性に優れた素材で作られたものが多く、最近ではファッション性の高いものも出回っています。

バスローブの正しい使い方とは?

前述の通り、バスローブは入浴後の体に残った水分を拭き取るための室内用上着です。したがって、入浴後の濡れた体に直接着て、自分の体を抱きしめるようにして水分を吸収させましょう。
着る前にフェイスタオルなどで水分を軽く拭き取る必要はありません。下着を身につける前に思い切って着ましょう。

ただし、この使い方は吸収性の高い素材で作られたバスローブのみ当てはまります。ポリエステルのような吸水性が低いバスローブの場合は体を拭いてから着た方が良いでしょう。
また、濡れたまま着るのに抵抗がある場合は、パジャマや部屋着としても使用できます。大きめサイズであれば、パジャマの上に着るナイトガウンとしての利用もOKです。

使い分ければもっと便利に! バスローブの種類を確認しよう

使い分ければもっと便利に! バスローブの種類を確認しよう
バスローブの種類は意外にも豊富なので、使う人の年齢や性別、素材、デザインによって使い分ければ、もっとバスローブを有効に活用できます。

レディーズ or メンズ

バスローブには男女兼用として使用できるものがありますが、体格に合わせて着心地を良くしたい場合には女性用(レディース)、男性用(メンズ)でサイズが分かれているものを使ってみましょう。

年齢

店頭で販売されているバスローブの多くは成人用ですが、メーカーやブランドによっては赤ちゃんや子ども用も用意されています。
子どもの柔らかい肌に優しい素材で作られていることはもちろん、動物やキャラクターをモチーフにしたかわいらしいデザインもあるので、お子さんが好みそうなバスローブを一着選んでみてはいかがでしょうか。

素材

タオルやコットン、シルクはバスローブで使われる代表的な素材です。この3つに共通するのは優れた吸水性で、特にタオルは濡れたまま着る使い方をしたい場合に最適でしょう。
また、パーカーやマフラーでお馴染みのフリースもバスローブで使われる素材です。軽くて丈夫、そして何より高い保温性が特徴ですが、吸水性は高くないためパジャマやガウンとして使用する場合に最適です。
そして最近新たに注目を集めているのが、吸水性·保温性ともに大変優れているマイクロファイバーです。軽くて肌触りも良く、汗をかきやすいお子さんにもおすすめです。

デザイン

「バスローブの定番」である前開きのガウン·着物型のほか、おしゃれなワンピースタイプ(ドレスタオル)やフード付きポンチョタイプなどがあります。
ワンピースタイプはプールや海水浴などの着替えケープとしても使用できますし、フード付きであれば頭も拭けるので便利です。

バスローブを使うときに気をつけたいこと

バスローブは性別や年齢を問わない便利なアイテムですが、使用する際は次のことに気をつけましょう。

使用後はしっかり乾かす

バスローブのお手入れで最も気をつけていただきたいのは乾燥です。
特に生地が分厚いものは使用後または洗濯後にしっかり乾燥させなければ、すぐにカビが生えてしまいます。

洗濯マークに従う

素材の持ち味や型崩れを防ぐためにも、洗濯する際は洗濯マークに従ってください。
洗濯頻度は使い方によって異なりますが、連続で使用した場合は2日に1回は洗濯するようにしましょう。

寝具の濡れに注意する

バスローブで体の水分を拭き取った後にそのまま寝てしまうと、寝具が濡れてしまうことがあります。
寝具の濡れが不快な場合は他の衣服に着替えましょう。

裾の長さに注意する

裾が長すぎるバスローブを着て歩くとつまずいて、派手に転んでしまう場合があります。
転んだ場所によっては大きな怪我を負うことがあるため、裾が長すぎない、体格に合ったバスローブを使用するようにしましょう。

紐付きのものは失くさないように!

紐で留めるタイプのバスローブの場合は、この紐を失くさないように気をつけましょう。
紛失した場合はボタンやファスナー、マジックテープなどをつけるのも手です。

まとめ

バスローブの使い方や種類、使用する際の注意点についてご紹介しました。
バスローブはただ見た目が優雅なだけではない、実用的なアイテムです。一つあればレジャーや防寒対策にも活用できるので、これを機に、お気に入りのバスローブを一つ用意してみてはいかがでしょうか。

2021-05-31

銭湯とはひと味違う? 健康ランドのメリットとデメリット

自宅のお風呂もいいですが、時間のあるときには温泉など広い大浴場につかってゆっくり疲れを癒したい。そう考える方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、旅館に宿泊するような本格的な温泉旅行にはそれなりにお金と時間がかかるので頻繁に行くことは難しいですし、まとまった休暇の取りやすいハイシーズンは混み合うため、そもそも予約が取りにくいことも多いですよね。
そこで、もっとお手頃に気軽に広々としたお風呂を楽しみたい!という方におすすめなのが、スーパー銭湯や健康ランドなどの公衆浴場です。日本にはさまざまな種類の公衆浴場があり、その多くは温泉旅館よりも安価かつお手軽に利用できます。

今回は、時間やお金を賢く使ってリフレッシュしたいという方におすすめの公衆浴場について、健康ランドを中心にご紹介します!

さまざまな種類がある日本の公衆浴場

公衆浴場とは、不特定多数のお客さんが利用する入浴施設を指す言葉です。銭湯、もしくはお風呂屋などの通称で呼ばれることが多いですが、現在は施設の種類もかなり細分化しています。
銭湯(風呂屋)、温泉、共同浴場(公営)、サウナ風呂、スーパー銭湯、健康ランドなど、現在知られている主な公衆浴場の種類としては、これらのものが挙げられます。
利用したことのない施設についても、名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

一方、銭湯や温泉、共同浴場などはなんとなくイメージできる方が多いかと思いますが、スーパー銭湯や健康ランドについては利用したことがないと名前だけではいまいちピンとこないかもしれません。

スーパー銭湯は、一般的な銭湯よりも若干規模が大きく、サービスの内容も多岐に渡る公衆浴場を指します。
たとえば、普通の銭湯ではお風呂の種類はさほど多くないところがほとんどですが、スーパー銭湯では露天風呂、サウナ風呂、ジャグジーなどいろいろな種類のお風呂が楽しめます。
お風呂だけではなく休憩スペースも充実していたり、食事をとれる場所もあったりと、ただ入浴するだけではなく「ゆっくり過ごして疲れを癒す場所」としての側面がより強くなっているのが特徴です。

サービスの幅が広くなっている分、一般的な銭湯よりも営業時間が長いという違いもあります。銭湯では基本的にお風呂に入るだけなので、夕方から夜までの短い間しか営業していないところもしばしばあるのです。
利用料金は普通の銭湯よりも高くなってしまいますが、サービスの内容や充実度を考えれば納得です。
「お風呂に入ってさっぱりしてすぐに帰る」というイメージの銭湯とは違い、スーパー銭湯はより長い時間のんびり過ごせる場所という印象が強いですね。

そして健康ランドは、このスーパー銭湯よりもさらに規模が大きな公衆浴場として知られています。次はスーパー銭湯との違いや魅力についてもみていきましょう。

スーパー銭湯と健康ランドはどう違う?

スーパー銭湯よりもさらに規模が大きい公衆浴場である健康ランド。「規模が大きい」と具体的にどんな差異があるのでしょうか。

まず、健康ランドはスーパー銭湯よりもさらに長い時間を過ごせる場所です。24時間営業しているところが多く、仮眠スペースもあるため宿泊することも可能です。
また、街の小さな銭湯の多くが自分で持参する必要のあるタオル類などの入浴の際に使うグッズも用意してあるので、スーパー銭湯と同様に手ぶらで行っても問題なくお風呂を楽しめます。
時間も持ち物も気にせず、訪れるだけで目一杯くつろげる環境が整っているのです。

さらに、利用できるサービスの種類はスーパー銭湯以上に多く、ひとりで行くのはもちろん、家族や友人と一緒に訪れても楽しめる場所となっています。

健康ランドのメリットとデメリット

健康ランドのメリットとデメリット
スーパー銭湯よりも長時間滞在することができ、のんびりゆったりと過ごして疲れを癒せる場所である健康ランド。ここでは他の公衆浴場と比べて、利用するメリットとデメリットについてもご紹介します。

健康ランドを利用するメリット

他の大衆浴場ではなく健康ランドを選ぶ一番のメリットとしては、やはり多くの施設に仮眠スペースがあって宿泊もできるという点でしょう。
ホテルのように予約することもなく、ふと思い立って行くだけでのんびり休めるのは大きなメリットですよね。

また、スーパー銭湯以上にお風呂やサービスの種類が多いのも見逃せないポイントです。
岩盤浴やリラクゼーションサロンなど、とにかく疲れを癒しリラックスできるようなサービスが目白押しとなっています。
入浴グッズはすべて現地で調達できるので、特に準備していない仕事帰りなどにもすぐに立ち寄って利用できるのもうれしいですよね。
温泉旅館よりもずっと気軽にお手頃価格で利用できるので、家族みんなで遊びに行くのにもおすすめです。

健康ランドを利用するデメリット

健康ランドはサービスが充実している分、仕方のないことではありますが利用料金は他の公衆浴場と比べると高くなってしまいます。
とはいえ、もちろんそれでも温泉旅館に泊まるのと比べればずっとお手頃価格です。

ただし一番気をつけたいのは、館内で使ったお金はすべて帰るときに精算する施設が多いということ。
館内では現金を持ち歩かないでいいように、健康ランドの利用中渡されるリストバンドについているバーコードを使って支払い金額を記録しておき、帰りにまとめて精算するという形をとっているところが多いのです。
いちいちお財布を取り出して支払う必要がなく、とても楽なのは間違いないのですが、あまり考えずにお金を使っていると、精算時にはびっくりするような額になってしまうことも。
うっかり使いすぎてしまうことのないよう、だいたいの金額を計算しつつ館内のサービスを利用しましょう。

なお、こういったシステムはスーパー銭湯でも取り入れている施設が増えているので、健康ランドと同様に注意しながらゆっくりとリラックス時間をお楽しみください。

まとめ

古くから続く公衆浴場の文化が今も残る日本。現在は公衆浴場の種類もどんどん増え、サービスの内容も多岐に渡っています。
その中でもいちばん規模の大きい健康ランドは、入浴はもちろんその他にも楽しめるサービスがたくさん!日頃の疲れを癒したい方は、ぜひ健康ランドを利用してみてくださいね。

2021-04-28

浴室をリフォームする際のポイントと注意点とは?

自宅のお風呂が古かったり、現在の家族構成では使いづらいものになっていたりする場合は、思い切って浴室をリフォームしたいと考えることがありますよね。
確かにリフォームには浴室をガラッと変えてくれる力がありますが、実際に施工する際には他の箇所をリフォームする場合とはまた違った点に注意する必要があります。

そこで今回は、浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介します!

浴室をリフォームする際のポイント

「とにかくきれいなお風呂にしたい」「浴室乾燥機やミストサウナをつけたい」など、リフォームの希望は人それぞれですが、まずはリフォームの方向性について決める必要があります。
次に挙げる点は快適で使いやすい浴室の基礎となることなので、まずはこれらの点をしっかり考える必要があります。

リフォームの方法を慎重に選ぶ

浴室をリフォームすると決めたら、まずはどんな方法で行うかを選びます。
浴室のリフォーム方法は、おおまかに分けると在来工法とユニットバスの二種類に分類でき、材料やデザインなどにこだわりたい方は在来工法、コストパフォーマンスや機能性を重視したい方はユニットバスを選ぶのが一般的。
最近では双方のメリットを合わせたハーフユニットバスという形式でリフォームするご家庭も増えています。

使いやすい浴室にするなら「広め」を意識する

使えるスペースに限りはありますが、その中でもできる範囲で広めの浴室にするのがおすすめです。
ゆったりと広めの空間ならリラックスして過ごせますし、体を洗うときや洗濯物を干すときにも圧迫感がなくストレスになりません。

掃除が楽な浴室を目指す

浴室はほぼ毎日使用する家庭内設備です。したがって、家族が多ければその分使用頻度も増えますし、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
そこでおすすめなのが、日頃のお手入れやお掃除が楽になるような浴室にリフォームすること。
たとえば防カビ・抗菌などの処理がされており、汚れがつきにくい材質を各所に使った浴室なら、毎日のお手入れやお掃除も簡単に済ませられます。
また、換気機能がしっかりしていて風通しのよい浴室ならカビも発生しにくくなります。

安全を考慮する

浴室の床は使用時には濡れているため転倒しやすいですし、入り口の段差、湯船への出入りにもつまずき・転倒のリスクがあります。
また、寒い季節になると年配の方はヒートショックにも注意が必要になってきます。そのため、こうした入浴時のリスクについてもある程度配慮されている浴室へのリフォームがおすすめです。
たとえば、浴槽への出入りに使える手すりがついているか、床の素材は滑りにくいものか、といった点を確かめてみてください。
そして、ヒートショックは脱衣所と浴室の温度差によって起こりますので、脱衣所や浴室の暖房設備にも気を配りましょう。

ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項

ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項
せっかくリフォームするのですから、「なんだか思っていたようなお風呂にはならなかった」という失敗は避けたいものです。
リフォームを本格的に進める前には次に挙げる注意事項についてもチェックしておきましょう。

ユニットバスを選ぶ場合は浴室のサイズに注意

ユニットバスには規定のサイズ展開があるため、ユニットバスでリフォームを検討する場合はもともとの浴室の広さに合う商品かどうか事前にしっかり確認しておきましょう。

予算は余裕を持って用意する

これまで使っていた浴室が古いものだと、所々傷んでしまっているケースがあります。
そうなると、当然そこも修理した上でリフォームすることになりますが、これは実際にリフォームを進めてみないとわからない部分。
古い浴室のリフォームでは、工事が始まった後に追加で修理費用が発生する可能性があるのです。
これまで古い浴室、特に在来工法で作られた浴室を使用してきた場合には、あらかじめ余裕を持って予算を準備しておくのがおすすめです。

デザインには妥協も必要だと認識する

コストパフォーマンスや機能性の面から選ばれることが多いユニットバスは、その分、浴室の内装デザインや浴槽の大きさなどの基本的な部分が最初から決まっており、デザインの選択肢はかなり狭まります。
あまり強いこだわりがないようであれば問題ありませんが、はっきりとしたビジョンがある場合は理想に合ったデザインのユニットバスを見つけるのは難しいかもしれません。
機能性やコストパフォーマンスを重視するなら、デザインにはある程度妥協が必要、とあらかじめ覚悟しておくことも大切です。

まとめ

浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介しました。リフォームにはメリットも多いですが、一方でデメリットや注意点もあることがわかります。
浴室のリフォームを検討する際はこうした懸念点についてあらかじめ注意・認識した上で、新しくすてきな浴室づくりのためのリフォームを計画してくださいね。

2021-04-07

ミストサウナで健康・美容効果も! 後付けにかかる費用や方法は?

「一日の終わりの快適なひととき」のためにどんどん進化していく日本のシステムバス。浴室暖房や家庭用ジャグジーなどはそんな「お風呂のハイテク化」を象徴する機能ですが、ミストサウナもその一つ。
さまざまな健康・美容効果が期待できることもあり、自宅浴室に機能が備わっていない場合は後付けを検討している方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、ミストサウナの効果や後付けにかかる費用や方法、後付けする際の注意点についてご紹介します。

ミストサウナに入ることで得られる効果とは?

ミストサウナとは温かい霧で浴室内を満たして、その名の通りサウナのような高温多湿の空間を作り出す設備のことをいいます。
ミストサウナは浴室内設備の充実化が進んだ2000年代から徐々に普及し、現在では新築マンションの浴室にはじめから備わっていることも多くなりました。

銭湯やスパなどで見かける一般的なサウナとの違いは「高湿度・低温」。
つまり、水分で肌や喉に潤いを与えつつ、さほど苦しさを感じない40度~50度前後の空間でじっくり体を温められる点が最大の違いです。
さらに、次のような効果・メリットも期待できるため、ミストサウナの人気はますます高まっています。

発汗・血行促進による美容効果

ミストサウナが作る高温多湿の空間に10分~20分ほど滞在していると、発汗と血行が促進され、お肌の保湿や毛穴の汚れ、老廃物の排出などの美容効果が得られます。
また、体をじっくり温めることで冷え性の緩和や、代謝アップによるダイエット効果も期待できるようになります。

ヒートショック対策になる

ミストサウナは入浴前に浴室内を温めるため、湯船のお湯と浴室内との温度差が大きくならず、これが結果的にヒートショック対策になります。
また、全身浴のように水圧が体にかからず、心臓や血管への負担が軽い点も大きな健康上のメリットといえるでしょう。

自律神経が整う

40度~50度前後の温度で体に負担をかけずに、リラックスしながら体をじっくり温めることで、不規則な生活リズムやストレスなどで乱れた自律神経を整える効果が期待できます。

呼吸器系が潤う

ミストサウナが作りだす高湿度の空間にいることで呼吸器系が潤うため、風邪の予防にもなるでしょう。
空気が乾燥する冬はミストサウナで温まりながら喉やお肌の潤いケアもできますね。

浴槽掃除の手間が省けて節水もできる

ミストサウナは一般的な使い方をする限り、湯船にお湯を張るより水の使用量は少なく済みます。
また、お湯を張る場合は事前に浴槽内を掃除しなければならないことが多いですが、ミストサウナであれば浴室のドアを閉め、ボタンを押してミスト機能を作動させるだけです。

ミストサウナを後付けする場合の費用や方法

ミストサウナが最初から備わっている場合、多くは浴室暖房乾燥機と一体化していますが、後付けする場合の機種タイプは2種類に大別され、種類によって費用や取り付け方法も変わってきます。

壁掛型ミストサウナ

壁掛型ミストサウナの見た目は一般的なエアコンと似ており、暖房機能が備わっているものがほとんどです。取り付けは専門の業者にお願いすることになりますが、大掛かりな工事ではないため、大体は1日で済みます。
費用は機種自体が15万円前後、取り付け工事が10万円前後となる例が多いようですが、機種本体とは別に熱源機が必要なタイプである場合はこれ以上の費用がかかります。
デメリットは浴室内のスペースを余分にとる点や、すでに暖房機能が備わっている場合はミストサウナの暖房機能が無駄になってしまう点です。

後付けミストサウナユニット

壁掛型以上に簡単に取り付けできるのが後付けミストサウナユニットです。
こちらはミストサウナ単独の機能であり、機種本体価格も10万円以下であることが多く、水回りやDIYに詳しい方であれば業者を通さず自分で取り付けることも可能。費用を押さえたい場合にはおすすめの後付け方法です。

上記以外では、浴室の天井に埋め込むタイプのミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機を取り付ける方法がありますが、その場合には壁掛型以上に大掛かりな工事が必要になる上、浴室の設計条件によっては埋め込みが難しい場合があります。

ミストサウナを後付けする際の注意点

ミストサウナを後付けする際の注意点
健康・美容効果、ヒートショック対策などさまざまなメリットがあるミストサウナですが、後付けを検討する際は次のような点に注意が必要です。

防水性と気密性が必要

ミストサウナを使うと細かい霧が浴室中に広がるため、浴室には防水性と気密性が要求されます。
この二つの条件が満たされない環境でミストサウナを使用すると浴室はもとより、浴室近くの脱衣所や洗面所もカビが生えやすくなってしまうので、心配な場合は専門の業者に浴室をチェックしてもらいましょう。

ミストサウナ使用後は必ず浴室内を乾燥または除湿する

ミストサウナの使用後は、必ず乾燥または除湿機能をオンにして浴室内の湿気を可能な限り取り除くようにしましょう。
上記の場合と同じく、大量の湿気が残ったままにしておくとカビが生えやすくなってしまいます。

賃貸物件の場合は後付けが難しい場合も

賃貸物件での後付けには物件のオーナーの許可が必要になるため、大掛かりな工事になる場合は難しいケースがあります。
後々トラブルにならないよう、くれぐれもオーナーの許可なしに工事しないようにしましょう。

電気代またはガス代が余分にかかる

ミストサウナは使い方によっては節水効果が狙えますが、温かい霧を作るには当然ながら電気またはガスが必要となるため(ミストサウナにはガス式と電気式がある)、その分の電気代またはガス代は余分にかかると認識しておきましょう。
なお、電気とガスのどちらも、一回30分程度の使用でかかるコストは30円~40円前後です。

まとめ

ミストサウナの効果や後付けにかかる費用や方法、後付けする際の注意点についてご紹介しました。
在宅時間が増える昨今、自宅内で銭湯やスパのような環境を再現して心身をリフレッシュできるのは、まさに「お風呂のハイテク化」がもたらした大きなメリットです。
時間に追われてストレスや疲労感を自覚している方はぜひ、ミストサウナを活用して心地良い空間に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

2021-03-18

多忙な方は必見! 簡単に試せる入浴の時短アイデア

入浴時間を十分確保して一日の疲れをしっかり取りたいという方がいらっしゃる一方、仕事や家事、育児で忙しいため「できるだけ簡単に済ませたい」と思っている方も少なくありません。
そこで今回は、「入浴時間を短くして時間に余裕を持ちたい!」という方向けに、毎日の入浴で簡単に実践できる時短アイデアをご紹介します!

入浴を面倒に感じるのはなぜ?

まず、入浴時間を短縮するためには、一連の入浴の流れの中でどの工程を面倒に感じるのか、という点について考えてみる必要があります。たとえば、次に挙げるのは多くの方が面倒だと感じる工程です。

髪や体を洗うこと

入浴の主な目的は体を洗い、清潔に保つことです。
とはいえ、一日の疲れがたまったクタクタの状態では、体を洗うだけでも重労働に感じるはずです。
「全身を清潔にしてからベッドに入りたいけれど、面倒だからできるだけ簡単に済ませたい!」と思う方は多いことでしょう。

髪を乾かすこと

体はタオルで拭くだけですが、髪はそうもいきません。
髪の長さにもよりますが、タオルドライ後にドライヤーで乾かす工程が面倒に感じる方は多いはずです。ロングヘアの方や毛量が多い方は特に大変ですよね。

スキンケアやボディケア、ヘアケアをすること

入浴の後はスキンケアやボディケア、ヘアケアがつきものです。
特に女性の方にとっては、クレンジングや洗顔も含めてたくさんの工程があり、すべてまとめるとかなりの作業量となってしまいます。
すると、今すぐ寝たいと考えるほど疲れている状態では面倒だと思うのも仕方がありません。

今日から試せる! 簡単な入浴の時短アイデア

今日から試せる! 簡単な入浴の時短アイデア
それでは次に、どうしたら面倒だと感じる工程を楽に・簡単にできるのか、具体的な時短アイデアを見ていきましょう。今日から早速実践できるものもありますので、ぜひ試してみてください。

シャンプーの時短アイデア

シャンプーの時間を短く済ませるときにオススメしたいのが、リンスインシャンプーを活用することです。
リンスインシャンプーとは文字通りリンスとシャンプーが一つになったもので、シャンプーとコンディショナーをそれぞれ別に使う場合と比べて、工程ひとつをまるまる省略できます。
最近は洗浄効果とトリートメント効果をしっかり感じられる高品質のリンスインシャンプーが登場していますので、使わない手はありません。

こうした高品質な商品を使っても髪の傷みやきしみが気になる場合には、数日に一度スペシャルケアとしてトリートメントを導入するのもオススメです。
なお、リンスインシャンプーの活用は時短だけではなく、水道代の節約にも役立ちますよ!

体の洗浄の時短アイデア

体を洗う時間を短くしたいときは、ボディタオルやスポンジなどは使わず、手で体を洗ってみましょう。
タオルやスポンジを泡立てたり、使用後に洗ったりする時間を節約できます。また、手洗いの方が素肌に負担がかからず、お肌に優しく洗えます。

泡立てる手間が面倒な場合は泡で出るタイプのボディソープを使うと良いでしょう。
石けんの中には顔にも体にも使えるタイプのものがあるので、そういった石けんを使って顔と体を一気に洗ってしまうのも手です。

ヘアドライの時短アイデア

髪の毛を乾かすのが面倒な場合は、速乾スプレーの利用がオススメです。
また乾いたタオルを頭にかぶり、その上からドライヤーの温風を当てると直接ドライヤーを当てるよりも早く髪が乾きます。

スキンケアやボディケアの時短アイデア

スキンケアでまずご紹介したいのが、洗顔料で落とせる化粧品を使うこと。そうすればクレンジングの手間を省いてすぐに顔を洗えます。
また、洗顔料をクレンジングもできるタイプに変えるという手もありますね。

そしてスキンケアに関しては、オールインワンタイプのものを使うと化粧水や乳液、美容液といった様々なアイテムを使う工程を大幅にカットできます。
美容に力を入れている方の中にはオールインワンのアイテムを使うことに抵抗感を覚える方もいらっしゃいますが、肌の状態に応じて適宜他のスキンケアアイテムをプラスすれば、通常のスキンケアとさほど変わらない効果が期待できるので、疲れているときは無理せず時短アイテムを使ってみましょう。

ボディケアについてはお風呂から出た後ではなく、入浴中に使えるタイプのアイテムがオススメです。
濡れた肌に直接塗れるクリームや、塗った後にシャワーで流すだけで済む簡単なボディケアアイテムはボディケアの時短には最適です。

まとめ

入浴は心も体も癒やしてくれるため「命の洗濯」とも呼ばれますが、入浴が面倒だと感じている方にとっては、かえってストレスの元になってしまいます。
バスタイムをより快適にするためにも、入浴が面倒だと感じている方はぜひ、今回ご紹介した時短アイデアを試してみてくださいね!

2021-02-26

高級石鹸でも安心! 石鹸を長持ちさせる方法(保管方法)とは

石鹸は香りや色、形のバラエティーが豊かな上、汚れもしっかり落とせる入浴には欠かせないアイテムである一方で、「減りが早い」という難点もあります。
なかには、せっかく購入したものの「思ったよりコストパフォーマンスが良くなかった」とガッカリする方も少なくありません。

そこで今回は、石鹸を長持ちさせる方法(保管方法)についてご紹介します。

石鹸ブームが到来! しかし気になるのは減りの早さ

石鹸は紀元前から存在していた洗浄剤であり、現在でも世界中で様々なタイプの商品が販売されています。
一時期は泡立ちがよく、取り扱いが簡単なボディーソープをはじめとする液体洗浄剤の勢いに押され目立たなくなったこともありましたが、現在は石鹸の優秀さが見直され、石鹸ブームともいえる人気を取り戻しています。

石鹸は洗浄力が高いにもかかわらず濯ぐ際の泡切れが良く、さっぱりとした使用感は特長の一つでしょう。また、頭髪を含め全身洗える商品であればコストパフォーマンスの面でも優れています。

しかし、そんな石鹸にも「水に溶けやすく、減りが早い」というデメリットがあります。
特に浴室で使用する場合は顕著であり、気付いたときには水に溶けて形が崩れ、もはや手でつかむのが難しい状態であることも。
しかもこの傾向は保湿成分を豊富に含む高級石鹸や高品質石鹸であるほど多く見られるため、「想定していたよりもお金がかかる」と使用をやめてしまう方もいらっしゃいます。

お気に入りの石鹸を長持ちさせる方法とは?

お気に入りの石鹸を長持ちさせる方法とは?
石鹸は、水に溶けやすい成分と溶けにくい成分がバランス良く配合されて作られていますが、グリセリンやオレイン酸のような保湿成分は水に溶けやすいため、良質の石鹸であればあるほど水分が大敵になります。

したがって、石鹸を長持ちさせるためには次に挙げるような水はけが良い保管アイテムの使用や保管場所の見直しが重要になってくるのです。

水はけの良い石鹸置きを使う

石鹸を長持ちさせるためには、水はけの良い石鹸置き(ソープディッシュ)で保管するのが有効です。例えば、「水切りすのこ」のついたものや、吸水性が非常に高い珪藻土やスポンジでできたものなどです。

また、使用後の濡れた石鹸は石鹸置きとの接触面積が大きいほど水に溶けやすくなってしまうので、石鹸自体をどこにも接触させずに保管できるソープホルダーを使うのも手です。ソープホルダーは磁石や吸盤で石鹸を宙に浮かせるタイプのものが多く、水はけの良さとヌル付き防止の面では群を抜いています。

高価な洗顔石鹸を浴室で保管する場合はシャワーの水がかからないよう、蓋と水切りすのこが付いた石鹸置きがオススメです。

石鹸を網に入れる

学校の手洗い場でよく見かける網入り石鹸ですが、このように石鹸を網に入れて吊れば、余分な水を切りながら保管できます。
使用する網は果物を入れるネット(いわゆるみかんネット)で構いませんが、専用の石鹸ネットを使用すれば泡立て効果できめの細かい泡がたくさん作れるので一石二鳥です。

石鹸を水場から遠ざけて保管する

「物を増やしたくない」、「石鹸置きの管理自体が面倒に感じる」といった場合には使用後の石鹸を水分のない場所まで移動させて保管しましょう。非常に単純ですが、確実な方法でもあります。

石鹸についた水分をふき取る

高価な石鹸の場合は使用毎にキッチンペーパーやタオルで水分をふき取るのもオススメです。その際は力を入れ過ぎて石鹸の表面が削れてしまわないように気を付けましょう。

入浴後は浴室内を換気する

石鹸を浴室内で保管する場合は、浴室内にできるだけ湿気が残らないように換気しておきましょう。浴室乾燥機の換気機能を使っても大丈夫です。

石鹸由来の液体洗浄剤を使う選択肢も

洗い上がりがサッパリしている石鹸と管理・保管が簡単な液体洗浄剤のいいとこ取りをしたい場合は、石鹸の成分で作られたボディーソープやシャンプーなどを使うと良いでしょう。

このような商品は石鹸を中心に取り扱っているメーカーから販売されていることが多いので、興味がある方はメーカーのホームページやパンフレットで商品情報をチェックしてみましょう。

まとめ

石鹸を長持ちさせる方法についてご紹介しました。
高機能・高品質な石鹸が続々登場し始めたことで、今回ご紹介したような便利な保管アイテムが豊富に出回るようになり、今までよりずっと長く、そして無駄なく使えるようになりました。
「石鹸は扱いが面倒だから」と敬遠してきた方もこれを機に、再度石鹸を手に取ってみてはいかがでしょうか。

2021-01-29

おうち時間をより有意義に! バスタイムを楽しむためのアイデア

テレワークが普及しつつある昨今、自宅で過ごす時間が今までよりも増えたという方が多いのではないでしょうか?こうした中、外出の機会が減ったことによるストレスを溜め込まないためには、在宅時間をより充実させることが大切です。
そこで今回は、自宅でのリラックスタイムに欠かせないお風呂をより楽しく、充実した時間にするためのアイデアをご紹介します。

入浴剤にこだわってみよう

効能や香り、色など、さまざまな種類がある入浴剤。普段はあまり入浴剤を使わないという方もぜひ、気に入ったものを選んで使ってみましょう。お湯に好みの香りや色が付くだけでも、優雅でリラックスした気分に浸ることができますよ。
また、日頃から入浴剤を頻繁に使用している方はさらに一歩踏み込んで、今まで使ったことがないタイプのものにもトライしてみてはいかがでしょうか。なかでも、次の4種の入浴剤はおすすめです。

バスソルト

バスソルトはその名のとおり塩から作られており、保湿効果が期待できるので、お肌の乾燥が気になる方には特におすすめしたい入浴剤です。体を温めてくれる効果も期待できるので、寒い時期のお風呂にはぴったりのアイテムですね。

バスペタル

ペタルとはフランス語で「花びら」という意味で、バスペタルはお風呂に浮かべる花びらの入浴剤のことをいいます。
バスペタルには本物のお花でできたものと、入浴剤を花びら型にしたものがありますが、どちらもお湯にひらひらと浮いて漂う様子が美しいのが特徴です。
良い香りときれいな見た目で、ゆっくり優雅なバスタイムを過ごしたい方におすすめです。

バスジェル

ボディーソープとしても使えるバスジェルは、浴槽内で高い水圧のお湯を加えることで泡風呂の素としても利用できます。泡風呂は見た目が豪華である上に体も洗えるので、贅沢な時間を過ごしたいときや、入浴を手軽に済ませたいときにはおすすめのアイテムです。
普段はボディーソープとしても使えるため、「買ってはみたけれどなかなか使う機会がない」といったことにもならないのがうれしいポイントですね。

バスボム

バスボムとは丸い形をした、発泡するタイプの入浴剤です。お湯の中でシュワシュワと泡を出しながら溶けるため、子どもに人気があります。
香りや色の種類も豊富で選ぶ楽しみも味わえますし、主成分である重曹とクエン酸には血行促進や保湿、角質除去効果などがあるので、美容・健康面でもメリットがあります。
また、バスボムは材料を揃えれば自宅でも作れるので、お子さんと一緒に入浴剤作りをするのも楽しいでしょう。材料はどのようなものを作るかにより異なりますが、ほとんどは薬局やバラエティーショップで購入できるものばかりです。

なお、入浴剤の使用後は浴槽をお湯で流すことを心がけてください。
入浴剤に含まれている成分によっては浴槽の表面や風呂釜を傷めることがあるため、入浴後は浴槽内のお湯を長時間放置するのは避けた方が良いでしょう。入浴剤の使用が心配な場合は、入浴剤やユニットバスメーカーに問い合わせてみましょう。

石鹸を使い分けてみよう

石鹸を使い分ける
いくつかの種類の石鹸を用意しておき、その日の気分で使い分けると、バスタイムが一層楽しいものになります。
たとえば、その日のお肌の状態に合ったものを選べばお肌のためになりますし、香りの良いものを揃えれば体を洗っている間も癒しの時間に変わります。

そして、見た目がかわいらしい石鹸は浴室のインテリアとしても魅力的ですので、この機会にお好みの石鹸を集めてみるのも楽しいでしょう。
なかでも本物の宝石のようなジュエルタイプや、イルカやハリネズミなどの動物型、貝殻型などは特に人気があります。

普段できないボディケアを試してみよう

今までボディケアをあまりしてこなかったという方も、自宅で過ごす時間が増えた機会にバスタイムの「ボディ美容」に注力してみるのも良いでしょう。

ボディケアのなかでもマッサージは特におすすめで、脚や腕、お腹などを手やマッサージ機でゆっくりマッサージしてみるだけでも体がスッキリするものです。肩や首のコリが気になる場合はお湯の中で軽くストレッチをすると効果があります。
そのほかには、時間のかかるフェイスパックや半身浴なども、この機会にゆっくりとした時間を楽しみつつ試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

自宅でのリラックスタイムに欠かせないお風呂をより楽しく、充実した時間にするためのアイデアをご紹介しました。
日常のルーティーンの一つとなっているお風呂でも、ちょっとした工夫やアイデアで今まで以上に楽しい時間が過ごせます。心身に疲労を感じている方、何か自宅で楽しめる趣味を探しているという方はぜひ、今回ご紹介したアイデアを参考に、バスタイムを充実させてみてくださいね。

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