2025-04-28

浴室に鏡はいらないという方も? メリット・デメリットについて

毎日使う浴室はリラックスの場でもあり、身だしなみを整える空間でもありますが、「鏡って本当に必要?」と疑問に感じた経験はありませんか?
最近では、あえて浴室に鏡を設置しないという人も増えつつあります。鏡の存在は便利さもある一方で、掃除の手間などの問題で不要に感じる人も多いのです。
そこで今回は、浴室に鏡を置くメリット・デメリットについてご紹介します。あらためて確認して、理想に合った空間づくりの参考にしてみてください。

浴室に鏡があるメリット

浴室に鏡があることには、見た目の印象だけではない、さまざまなメリットがあります。日常生活の中で実際に役立つ機能が多く、ライフスタイルに合わせてその利便性を感じている方も少なくありません。

身だしなみを整える

まず代表的なのが、身だしなみを整えるのに便利という点です。髭剃りや洗顔の際、自分の顔をしっかり確認できるため、手元の感覚だけに頼らず、きちんとケアができます。洗顔フォームやメイク落としの洗い残しを確認するのにも鏡は役立ちますし、目に見えることでケアの精度もぐっと上がります。
また、自分の体調や状態を確認するためのセルフチェックの場としても機能します。ふとしたときに表情や肌の調子を見て体調変化に気づける場合もあります。

髪や頭皮のチェックに便利

次に、ヘアケアや頭皮ケアにも重宝します。トリートメント剤を髪全体に均等になじませているか、シャンプーの泡立ちや流し残しがないかといった確認が鏡を使えば一目でわかります。特に髪が長い方やヘアカラーをしている方にとっては安心感があるでしょう。

目視確認のツールとして

子どもの入浴時や、介護中の確認ツールとしても活用されています。親が子どもの表情や行動をチェックしたり、介護者が体の動きやバランスを見たりするのに使えるなど、目視確認が必要なシーンで役立ちます。

浴室を広く見せる視覚効果

空間の広がりを演出する効果もあります。鏡は光を反射して浴室内を明るくし、奥行きを感じさせることで、限られたスペースを広く見せる視覚的効果があります。コンパクトなユニットバスなどでは、特にこの恩恵を感じやすいでしょう。

浴室に鏡があることで生じるデメリット

浴室に鏡を設置して得られるメリットは多くありますが、鏡があるからこそ発生する困りごとも意外と多くあります。

水垢やウロコ汚れがつきやすい

大きな悩みとして挙げる方が多いのが、水垢やウロコ汚れのつきやすさです。浴室の鏡は毎日水や湯気にさらされているため、どうしても白く濁ったウロコ汚れがこびりつきやすくなります。特に水道水に含まれるミネラル成分が乾いた後に残り、頑固な汚れになると、一般的な洗剤では落としづらく、専用のクリーナーや研磨作業が必要なケースもあります。

掃除やメンテナンスの手間

掃除やメンテナンスの手間がかかる点も無視できません。鏡は清潔に保たれてこそ機能的価値がありますが、毎回の入浴後に水滴を拭き取ったり、定期的に専用クリーナーで磨いたりする必要があり、手間がかかると感じる人にとっては大きなストレスになるでしょう。放置してしまうと、曇りや汚れのせいで結局見えづらくなり、本来の目的を果たせなくなる場合もあります。

割れたときの危険性

割れたときのリスクも考慮すべきポイントです。万が一破損した場合、鋭利な破片が飛び散る危険性もゼロではありません。特に小さなお子さんや高齢の家族がいるご家庭では、不安材料となることもあるでしょう。

使用頻度が低いという方も

浴室に鏡が本当に必要かどうかを感じにくいという意見もあります。洗面所やパウダールームに鏡があるため、浴室では使用頻度が低く、「結局見ないまま放置している」という人も少なくありません。その場合は、ただ掃除の手間だけが増えてしまうという結果にもなりがちです。

鏡を設置しない場合もちょっとした工夫で便利に

浴室に鏡をあえて設置しない選択をしたとしても、「全く見えないのは不便」と感じるシーンもあるかもしれません。そんなときは、無理に固定式の鏡を取り入れるのではなく、自分のライフスタイルに合ったちょっとした工夫で、快適さと実用性を両立させることができます。

特におすすめなのが取り外し可能な「簡易ミラー」の活用です。吸盤やマグネットで壁に貼り付けられるタイプの鏡で、使いたいときだけ設置でき、不要なときは外して収納できるのが魅力です。掃除の手間も最小限に抑えられますし、鏡の位置も自由に調整できるため、家族それぞれの身長や使い方に対応しやすいというメリットもあります。

また、最近では曇り止め加工や水に強いコンパクトミラーも登場しています。これらは手に持って使えるタイプが多く、洗顔や髭剃りなど、その瞬間だけ必要な場面で重宝します。見た目もスタイリッシュで、浴室内に置いておいても生活感が出にくいのが人気の理由です。

浴室の鏡はあとからでも後付けできるので、設置するか迷っているという方は、まずは上記の方法を試してみてはいかがでしょうか?

鏡を置くメリット・デメリットを知って、快適なバスタイムを

浴室に鏡を置くかどうかは、毎日使う場所だからこそ本当に必要か見極めて、自分や家族にとって心地よい空間をつくっていくことが大切です。
無理に「あるのが当たり前」と考えず、時には思い切って鏡のない浴室を試してみるのもひとつの方法です。快適なバスタイムのために、ぜひ一度浴室のあり方を見直してみてください。

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2025-04-24

心も体もリフレッシュ! 5月の季節湯「菖蒲湯」を楽しもう

5月5日の「こどもの日」(端午の節句)に欠かせない伝統行事といえば「菖蒲湯(しょうぶゆ)」です。
長い歴史の中で受け継がれてきたこの風習は、邪気を払うとともに健康を祈願する意味が込められています。
そこで今回は、5月の季節湯「菖蒲湯」の起源から楽しみ方まで分かりやすくご紹介します。

菖蒲湯とは?

菖蒲湯(しょうぶゆ)とは、5月5日の「こどもの日」(端午の節句)に、菖蒲の葉や根をお風呂に浮かべて入浴する日本の伝統的な風習です。
この文化の起源は古代中国にまでさかのぼり、「菖蒲は邪気を払う力がある」と信じられていたことから、端午の節句には菖蒲を身の回りに置いたり、お風呂に入れたりする習慣が広がりました。

菖蒲の強い香りと剣のような葉は、魔除けや病気予防の象徴とされ、入浴によって身体を清め、無病息災を祈る意味が込められています。現代では、その伝統的な意味に加えて、季節を楽しむ入浴法として、家族で手軽に取り入れられる行事のひとつとしても親しまれています。

菖蒲湯で使用する植物について

菖蒲湯に使われる「菖蒲」は、一般的にはサトイモ科の植物です。
名前が似ているアヤメ科の「花菖蒲」などと混同されやすいのですが、菖蒲湯に適しているのは、独特の香りを放つサトイモ科の「菖蒲」になります。

この菖蒲の最大の特徴は、爽やかで清涼感のある芳香にあります。香りには古くから邪気を払う効果があると信じられ、リラックス効果やリフレッシュ効果も期待されています。
また、精油成分(アサロンなど)が含まれており、血行促進や保湿効果、疲労回復といった効能も期待できるといわれています。

菖蒲湯の作り方

菖蒲を菖蒲湯に用いる際には、葉を数本束ねて浴槽に浮かべたり、根ごとお湯に入れたりするだけでも十分に楽しめます。お湯の温度や香りの強さに合わせて量を調整することで、より快適な入浴時間が過ごせます。

また、菖蒲をそのまま入れるのは抵抗があるという方には、ハサミなどで細かく刻む方法がおすすめです。
刻んだ菖蒲をお茶パックや出汁パックなどに詰めて、熱湯を注いでしばらく浸け置きし、菖蒲のエキスが染み出た湯と葉の入った袋を両方浴槽に入れて、よく混ぜます。
菖蒲をパックに入れておくと、浴槽が散らからずお掃除もラクになります。刻んで詰める際はパックの口を輪ゴムなどで縛っておきましょう。

なお、園芸店やスーパーでは、「こどもの日」(端午の節句)が近づく4月下旬頃から「菖蒲湯用」として専用の菖蒲が販売されていることが多いので、入手も簡単ですが、売り切れには注意しましょう。

菖蒲湯の効能

古来より邪気を払うと信じられてきた菖蒲湯は、伝統行事としてお子さんだけでなく、大人にとっても多くの効能が期待できます。

血行促進と冷え性の改善

まず注目したいのは、血行促進と冷え性の改善です。菖蒲に含まれる精油成分は肩こりや腰痛、手足の冷えといった症状をやわらげてくれます。
特に寒暖差が大きい5月の季節には、体調を整える手助けとなります。

リラックス効果やストレス軽減

菖蒲の強い香りにはリラックス効果やストレス軽減も期待できます。アロマテラピーでも用いられる菖蒲の香りには、気持ちを落ち着けたり、頭をスッキリさせたりする作用があり、現代人の疲れた心にも優しく寄り添ってくれるでしょう。

アレルギー反応や刺激には注意を

一方で、菖蒲に含まれている精油成分は、人によってはアレルギー反応を起こしたり、肌への刺激を感じたりする場合もあります。そのため、心配な方は入浴前にパッチテストを行うか、少量から始めるのがおすすめです。

菖蒲湯を特別なひとときにするポイント

入浴時間そのものを特別な時間にする演出も効果的です。例えば、お風呂場の照明を落としてキャンドルを灯したり、ヒーリング音楽を流したりと、視覚・聴覚も含めたリラックス空間を演出すると、菖蒲湯の効果が一層引き立ちます。

そして、お子さんと一緒に入る場合は、菖蒲にまつわる昔話や行事の由来を話してみるのも良いコミュニケーションの時間になります。日本の伝統文化に触れるきっかけとしても、菖蒲湯はぴったりの機会です。

菖蒲湯で心身を整えよう!

毎年訪れる5月の節句に、心と体を整える伝統の菖蒲湯。忙しい日常の中でも、こうした季節の風習を大切にすることで、日々の暮らしに豊かさや安らぎをもたらすことができます。
ゴールデンウィークには、ぜひご家庭で菖蒲湯を楽しみながら、季節の移ろいと日本の文化をゆったり味わってみてはいかがでしょうか。

2025-03-28

寒暖差に要注意! お風呂の暖房器具の必要性と選ぶポイント

脱衣所と浴室の温度差が大きく、お風呂に入るたび「寒い」と感じることはありませんか?
冬場だけに限らず、春先や秋にも感じやすいこの寒さは、体感的な不快だけではなく命に関わる危険を含んでいます。
そこで今回は、お風呂の暖房器具の必要性や種類について解説します。

お風呂に暖房器具が必要な理由

浴室に暖房器具を取り入れるというのは、快適性の向上ではなく、安全性を高めるうえでも重要です。
日本の住宅は、欧米に比べて断熱性能が劣る傾向にあり、特に築年数の古い家や木造住宅では、冬の浴室は10度を下回ることも珍しくありません。
そのような環境では、暖かい部屋から急に冷え切った浴室へ移動するだけで、血圧が急激に変動し、最悪の場合は失神や心筋梗塞を引き起こす例が報告されています。

これは「ヒートショック」と呼ばれる現象で、特に高齢者、子ども、持病を抱えている方には、冬場や寒暖差の大きい春先に対策が求められます。
このような背景もあり、浴室暖房という設備の必要性に注目が集まっているのです。

浴室暖房器具の種類とそれぞれの特徴について

電気式ヒーター

電気式のヒーターは、設置の自由度が高く、比較的手頃な価格で購入できます。
壁に設置するコンパクトなタイプから、床に置けるスタンド型まで種類が豊富で、賃貸住宅でも導入しやすいのが特徴です。
初期費用が安い反面、部屋全体を暖めるにはやや時間がかかる傾向があるため、短時間の利用や狭い浴室に向いています。
コンセントに差し込むだけで使えるタイプも多く、電気工事が不要な点も人気の理由です。

ガス式暖房

ガスを使うタイプは、立ち上がりが早く、広い浴室でも短時間で室温を上げられます。
都市ガスまたはLPガスのどちらにも対応している製品があり、ランニングコストも比較的安定していますが、設置にはガス管の接続や換気設備が必要なため、工事費がかさむ傾向があります。
新築やリフォーム時に導入するケースが多く、既存住宅への後付けはややハードルが高めです。

浴室乾燥暖房機

天井に設置する「浴室乾燥暖房機」は、暖房だけでなく衣類乾燥や換気、涼風機能など多機能を備えており、近年特に人気が高まっています。
衣類乾燥モードを使えば、梅雨時期や冬でも浴室内で洗濯物を干せるため、部屋干し臭を抑えながら効率的に乾かせます。
浴室全体をまんべんなく暖める力があり、湯冷め防止にも役立ちますが、電気代はやや高めです。

パネルヒーター、遠赤外線ヒーター

パネルヒーターは、壁に直接取り付けるタイプが主流です。設置後も邪魔になりにくいのがメリットで、見た目もすっきりしており、インテリア性を重視する方にも支持されています。
輻射熱でじんわりと暖まる仕組みのため、急激に温度を上げるのには不向きですが、冷え性の方には心地よい暖かさを提供してくれます。
一方、遠赤外線ヒーターは体の芯から暖めるような効果があり、電源を入れてすぐに暖かさを感じられる即効性が魅力です。
直接体に当てる形で使うタイプが多いため、部分的に寒さが気になる場所にピンポイントで使用するのに向いています。

浴室暖房器具を選ぶときのポイント

浴室暖房は種類が多く、価格帯も幅広いため迷ってしまいがちですが、いくつかのポイントを押さえておけば、自宅に合った暖房器具を見つけやすくなります。

まずは、どのくらいの頻度で使用するのかを明確にし、毎日使うなら電気代やランニングコストのバランスが良いものを選びましょう。
たまに使う程度であれば、初期費用を抑えた電気ヒータータイプが向いています。
天井に設置する乾燥暖房機はある程度の高さが必要なので、浴室の広さや天井の高さに合っているかが大切なポイントです。
パネルヒーターや遠赤外線ヒーターの場合は、設置スペースを確保する必要がありますが、狭い浴室では壁掛け型のコンパクトな機種や、床に置けるスタンド型が無理なく設置できます。

また、浴室の外から操作できる防水リモコンが付属していると、事前にスイッチを入れて浴室を暖めておくといった使い方ができます。
特に寒い朝は、起床前にあらかじめ暖房をONにできると、ストレスがぐっと減るでしょう。

浴室暖房器具の導入は快適と安全を両立する手段

お風呂に暖房器具を導入するというのは、寒さをやわらげるだけでなく、健康を守るうえで注目すべき設備のひとつです。
電気式ヒーターやパネルタイプなど、手頃な選択肢も増えているので、費用面で躊躇している方もぜひ比較検討してみて下さい!

2025-03-26

春の香りをお風呂で堪能! 4月の季節湯「桜湯」

4月といえば、桜が見頃を迎える季節。お花見を楽しむだけでなく、桜の香りに包まれた「桜湯」を取り入れてみませんか?
桜湯は、桜の花びらや葉をお湯に浮かべて春の訪れを感じる季節湯の一つ。リラックス効果だけでなく、見た目にも華やかで癒し効果抜群です。
今回は、桜湯の魅力や効果などについてご紹介します。いつものお風呂を春一色にして、贅沢なリラックスタイムを味わってみましょう!

桜湯とは?

桜湯とは、桜の花や樹皮、葉を使ったお風呂のことで、春ならではの季節感を楽しむ日本の伝統的な入浴スタイルの一つです。桜が満開を迎える4月に、春の訪れを感じながらリラックスできる季節湯として親しまれています。桜の花びらをお湯に浮かべることで、香りや視覚的な癒しを楽しむことができ、春の風情を存分に味わえます。

季節湯は、四季折々の自然の恵みを取り入れた日本独自の文化で、桜湯はその中でも特に人気があります。桜は日本の象徴的な花であり、古くから愛されてきました。そのため、桜湯には「新しい始まりを祝う」「春の喜びを分かち合う」といった文化的な意味合いも込められています。

桜湯は、自宅で簡単に楽しむことができます。桜の香り入浴剤などのアイテムを使うことで、気軽にその風情を味わうことが可能です。また、温泉施設や銭湯では、桜湯イベントが開催されることもあり、大きな湯船で贅沢な時間を過ごすことができます。

桜湯の効果・効能

ここでは、桜湯の魅力的な効果・効能について詳しく見ていきましょう。

リラックス効果

桜には、穏やかな香り成分が含まれており、嗅覚を通じてリラックス作用をもたらします。特にストレスがたまりやすい新年度の4月には、桜湯に浸かることで心がほぐれ、穏やかな気持ちになれるでしょう。お風呂で深呼吸しながら桜の香りを楽しむことで、より一層の癒しを実感できます。

血行促進と疲労回復

お湯の温熱効果と桜の成分が合わさることで、血行が良くなり、冷え性や肩こりの改善、体の疲れを和らげる効果が期待できます。忙しい日々を送る方にとって、桜湯は疲れた体を癒す絶好の時間になるでしょう。

季節感による心理的効果

桜湯の最大の魅力は、春の季節感をお風呂で楽しめる点です。湯船に浮かぶ桜の花びらを見るだけで、春らしい気分が高まり、日常から離れたリフレッシュ効果を得られます。

桜湯の楽しみ方

春の訪れを感じながら癒しのひとときを過ごすために、桜湯を楽しむポイントをご紹介します。

自宅での桜湯の楽しみ方

自宅で桜湯を楽しむには、桜の花びらや樹皮、葉を使った方法がありますが、桜をテーマにした入浴剤を用意するのが手軽でおすすめです。
市販の桜風呂用入浴剤を使えば、香りや色を手軽に楽しむことができます。お湯がほんのりピンク色に染まるものもあり、見た目でも癒されること間違いなしです。

雰囲気を楽しむ工夫

桜湯をさらに楽しむには、お風呂場の雰囲気づくりもポイントです。
・照明を調整:少し暗くしてキャンドルを灯すと、リラックス感がアップします。
・音楽をプラス:春らしい和風の音楽や自然音のBGMを流すことで、五感をフルに癒すことができます。
・ドリンクやスイーツ:入浴後に桜餅やお茶を楽しむことで、桜湯の余韻を長く味わえます。

温泉や銭湯で特別感を味わう

温泉や銭湯では、大きな湯船で桜湯を楽しむことができます。
桜が満開になる時期に合わせたイベントが多いので、事前に調べて訪れてみてはいかがでしょうか?特に露天風呂での桜湯は、風にそよぐ桜とともに春の贅沢な時間を過ごせます。

桜湯の注意点と心掛け

桜湯を安全で快適に楽しむためには、いくつかの注意点と心掛けがあります。自然素材を使うことも多い桜湯ならではのポイントを押さえて、よりリラックスできる入浴時間を過ごしましょう。

アレルギーや肌トラブルに注意

桜の花や樹皮、葉を使用する場合、含まれる成分にアレルギー反応を示す方もいます。特に敏感肌やアレルギー体質の方は、桜湯を試す前にパッチテストを行うか、少量から始めるのがおすすめです。

浮かべる素材の取り扱い

桜をお湯に浮かべる際は、事前に軽く水で洗い、汚れやホコリを取り除いておきましょう。
また、花びらが風呂の排水口を詰まらせる可能性があるので、使用後はこまめに掃除することを心掛けてください。

適切な入浴時間と温度

桜湯を楽しむ際の入浴時間は20〜30分程度が目安です。それ以上の長湯は、体に負担をかけたりのぼせの原因になることがあります。また、お湯の温度は38〜40度のぬるめに設定すると、桜の香りをじっくりと楽しみながらリラックスできます。

使用後のお手入れ

桜湯を楽しんだあとは、すぐに排水しお風呂の掃除を忘れずに行いましょう。自然素材を使用した場合、細菌や微生物が繁殖しやすく、お湯に残った花びらや葉をそのまま放置するとカビや悪臭の原因になります。
お風呂の「追い焚き」や「保温」は控えて、清潔に保つことで、次回も気持ちよく入浴を楽しむことができます。

桜素材の入手に注意

桜の花びらや樹皮、葉を採取する場合は、公共の公園などから無断で取らないようにしましょう。必要に応じて、販売されている桜素材を利用すると、手軽でマナーを守った楽しみ方ができます。

桜湯で春の特別なひとときを

桜湯は、春ならではの特別な入浴法で、季節感を全身で楽しむことができます。リラックス効果もあり、日々の疲れを癒すのにぴったりです。
今年の春は、ぜひ桜湯で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?桜の香りとともに、心も体も満たされる時間をお楽しみください!

2025-02-28

バスピローで極上のリラックス! 効果や選び方について

お風呂でリラックスしたいときに活躍するアイテムの一つに、「バスピロー」があります。バスピローはお風呂専用の枕で、首や肩をしっかり支えてくれるため、快適なバスタイムを楽しめます。
様々な種類があり、どれを選べば良いのか迷う人も多いでしょう。素材や形状によって使い心地が変わるので、自身に合ったものを選べなければ、「思ったほど快適じゃない…」などということにもなりかねません。
そこで今回は、バスピローの種類や選び方を解説します。

バスピローの効果とメリット

バスピローは、ホテルの大浴場やスパで見かけることは多いですが、最近では家庭用のものも増えており、手軽に購入できるようになっています。

バスピローを使うと、首や肩をしっかりサポートしてくれるため、負担を軽減でき、長時間の入浴で首が痛くなるのを防げます。また、頭もしっかり支えられるので、リラックス効果を高められ、湯船の中でよりくつろげるでしょう。
そのため、タブレット端末やスマホを楽しみながらの入浴にもおすすめで、お風呂の時間を充実させるのに役立ちます。

バスピローの種類と特徴

吸盤タイプとフリータイプの違い

バスピローには、大きく分けて吸盤タイプとフリータイプの2種類があります。
吸盤タイプは浴槽にしっかり固定できるのでズレにくいため、首をしっかり支えたい人向けです。
一方でフリータイプは浮かせて使う形状のもので、自由に位置を調整でき、湯船の中で体勢を変えたい人におすすめです。

低反発素材と高反発素材の違い

バスピローを選ぶ際には中身のクッション素材も重要で、低反発素材はゆっくり沈み込むため、フィット感が抜群で長時間の使用に向いています。
その一方、高反発素材はしっかり支えてくれるので、首や肩への負担が少なく、特に硬めの寝具が好きな人におすすめです。

防水、速乾性が高い素材のメリット

バスピローは常にお湯や湿気にさらされるため、防水性や速乾性が高い素材を選ぶことが大切です。
カビや臭いの発生を防げるので、長く清潔に使えるでしょう。

形状ごとの違い

バスピローには様々な形状のものがありますが、大きく分けると、首枕タイプと全身サポートタイプになります。
首枕タイプはシンプルな形で、首元を重点的に支えてくれて、コンパクトで使いやすいものが多いです。
全身サポートタイプは背中や腰まで支えてくれる大型のもので、リクライニングチェアのような感覚で使えます。

バスピローの正しい選び方は?

バスピローを選ぶ際は、まず浴槽の形に合ったサイズと形状を選ぶようにして下さい。
浴槽の形に合わないバスピローを選ぶと、しっかり固定できなかったり、使い心地が悪かったりします。
そのため、事前に浴槽のサイズや形状を確認しましょう。
また、清潔に使うためにお手入れのしやすさもポイントです。
防水素材でも、定期的にお手入れしないとカビが発生する場合があるため、洗いやすいカバー付きのバスピローを選ぶと、清潔に保ちやすいでしょう。

そして、クッション性やフィット感の違いを考慮するのも欠かせません。
寝具と同じで、バスピローもクッションの硬さが重要です。
やわらかめが好きか、しっかりしたサポートが欲しいかで選ぶと良いでしょう。
さらに、固定方法も使いやすさを左右します。
吸盤タイプの場合、吸盤の強度が肝心で、吸着力が弱いとすぐに外れてしまうので、しっかり固定できるものを選びましょう。

もし「どれを選べば良いかわからない」という人は、ネットで人気ランキング上位の商品を参考にしてみるのをおすすめします。
口コミが多い商品は、実際の使用感もわかるので選びやすいですね。

バスピローを正しく使ってお風呂時間を充実させよう

バスピローを使えば、毎日のバスタイムがもっと快適になります。
ぜひ、自身に合ったバスピローを選び、リラックスできるお風呂時間を楽しんで下さい。
また、バスピローと一緒に、お風呂の入り方を工夫するとよりリラックス効果が高まります。ぬるめのお湯に長めに浸かる、アロマや入浴剤、バスソルトを使うなど、入浴習慣を見直してみるのもおすすめですよ!

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