2020-05-25

お風呂で疲れを癒そう! 肩こりに効果的な入浴方法

長時間同じ姿勢を取り続けるデスクワークは、肩こりを招く行動の一つです。
特にパソコンやスマートフォンなどを使うデスクワークを長時間続けると、姿勢が固定されてしまうことはもちろん、肩こりの原因となる手・腕・目元の疲れがどんどん蓄積してしまいます。
近頃はリモートワークが進み、今まで以上にデスクワークの時間が増えているからこそ、その日のうちにお風呂で疲れを取って肩をほぐしたいもの。

そこで今回は、つらい肩こりの解消に役立つ入浴方法をご紹介します!

肩こりには肩まで浸かる全身浴がオススメ!

普段お風呂に入るとき、肩までしっかり浸かっているでしょうか?
首や肩周辺の血行不良による肩こりには、温めることが効果的です。湯船に座ると自然と肩が水面から出てしまうことも多いですが、肩こりが気になるときにはしっかり肩までお湯に浸かる全身浴になるように意識しましょう。

全身浴をする場合にはお湯の温度をぬるめに設定するのがオススメです。具体的には39度前後くらいのお湯に10分間ほど浸かるのがよいでしょう。
ただし、無理は禁物です。苦しくなったり、のぼせたりする場合はお湯の量を減らす、もしくはお風呂から出て体を休めましょう。

ストレッチはお風呂でしっかり温まった後が効果的

首や肩のストレッチは肩こり緩和に効果的ですが、筋肉が寒さやストレスで緊張し、こわばったままではその効果も半減してしまいます。
したがって、十分に体が温まっていない入浴直後より、お風呂でしっかり温まった後に大きく肩周りを動かすストレッチをするのがオススメです。この時に肩や首だけではなく、背中、腰、腕、脚のストレッチも同時に行うと、よりリラックスできるでしょう。

また、ストレッチをする部位によっては無理な体勢になることもあります。あくまでも「無理のない範囲」で行うようにしてください。
首を左右前後に伸ばしたり、足首を回したりするストレッチは浴槽内でも簡単にできるのでオススメです。
なお、ストレッチで全身の筋肉をほどよく温めると、睡眠の質を高めることにもつながります。

アロマ浴でリラックス効果をさらにアップ!

アロマ浴でリラックス効果をさらにアップ
入浴には高いリラックス効果がありますが、さらなる効果を狙うのであれば、お風呂にアロマテラピーを取り入れた「アロマ浴」も有効です。

アロマ浴はお湯に少量のエッセンシャルオイルを加えて香りを楽しんだり、オイルの成分を体に浸透させたりすることでリラックス効果を高めてくれます。
浴室という密閉された空間で行うため、オイルの成分を効率的に取り入れられるというメリットも。
方法もとても簡単で、レシピ通りの分量のエッセンシャルオイルを直接お風呂のお湯に入れて、よくかき混ぜるだけでアロマ浴が楽しめます。

そして、エッセンシャルオイルには様々な種類・特徴がありますが、肩こりへの効果が期待できるものを選べば、リラックスやリフレッシュ効果が高まるとともに、肩こり解消にも役立ちます。

肩こり解消にオススメのエッセンシャルオイル

肩こりにオススメのエッセンシャルオイルは主にマジョラム、レモングラス、ジンジャーの3種類で、次のような効能があるといわれています。

マジョラム

マジョラムは落ち着いていて温かみがある中、スパイシーなニュアンスもある香りのエッセンシャルオイルです。自律神経、血液の循環、体温、血圧、心拍などのバランスを整えてくれる働きがあるとされています。炎症や痛みを抑える効果もありますので、肩こり解消の効果にも期待できます。

レモングラス

レモングラスは名前の通り、レモンのような爽やかさとグリーンの香りが際立つエッセンシャルオイルです。鎮痛や血行促進の作用がある上、筋肉の働きを高める効能があるとされていますので、筋肉がこわばって血行不良になっている肩こりにも効果が期待できますね。

ジンジャー

ジンジャーはスパイシーでありながら、どこか甘みも感じられるしょうがの香りのエッセンシャルオイルです。こちらも血行促進や発汗作用があり、体の冷えや痛み、血行不良による肩こり等の症状を和らげる効果が期待できます。

今回ご紹介した3つのエッセンシャルオイルは、主に肩こりの原因である血行不良に効果のあるものですが、その他にも筋肉の緊張をほぐしてリラックスさせてくれるラベンダーやローズマリーなどのエッセンシャルオイルもオススメです。香りの好みに合わせて、組み合わせやバランスを変えて工夫してみるのも楽しそうですね。

まとめ

つらい肩こりの解消に役立つ入浴方法などについてご紹介しました。
保温と血行促進の効果がある入浴には、筋肉のこりやこわばりを緩和し、肩こりの症状を和らげてくれる効果が期待できますが、エッセンシャルオイルを入れるなど少し工夫するだけでその効果をさらに高めることができます。
毎日のデスクワークやIT機器の操作で疲れた体を、ぜひお風呂の時間を使ってより効率的に癒やしてみてはいかがでしょうか。

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2020-05-15

団地ブーム再来で注目! バランス釜の使い方と注意点とは?

かつて一世を風靡した給湯システム「バランス釜」をご存知でしょうか?バランス釜は1960年代、首都圏で数多く建てられた団地で採用された給湯システムで、現在でも古い物件の浴室で見かけることがあります。
最近ではリノベーションされた団地が若い世代から人気を集めていることから、このバランス釜が注目され始めています。

そこで今回は、バランス釜の使い方と注意点について解説します。バランス釜がある物件への入居を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

団地ブームで注目! かつて一世を風靡した「バランス釜」とは?

今でも築30年以上の古い物件の浴室などに設置されていることがあるバランス釜ですが、いつ頃誕生し、どのようにお湯を沸かすシステムなのでしょうか。

誕生は1965年、安全性の高い給湯システムとして普及

バランス釜とは、浴室の外の外気を燃焼させてお湯を沸かす風呂釜のことをいいます。
このバランス釜が登場する前は、浴室内の空気を燃焼させてお湯を沸かすCF釜と呼ばれる風呂釜が使用されていましたが、燃焼させた後の排気が浴室内に逆流して一酸化炭素中毒の事故を引き起こしてしまう危険性がありました。

一方、バランス釜はこのような危険性がなく、そして電気を利用しないので設置が簡単ということもあり、開発された1965年以降は団地をはじめとする集団住宅を中心に一般家庭へ幅広く普及していったのです。

バランス釜の特徴とメリット

バランス釜はシステム上、浴槽の隣に設置する必要があるため、その分どうしても浴槽が小さくなってしまいますが、追い焚きができたり、電気を使わないので停電時でもお湯が使えたりといったメリットがあります。
しかし時代を追うごとに、より安全で使い方が簡単な他の給湯システムが登場した結果、バランス釜が浴室に設置される機会は徐々に少なくなり、90年代以降に建てられた住宅ではほとんど見られなくなりました。

そのため、現在ではバランス釜を見たことがないという方も多くいらっしゃいますが、バランス釜かどうかの判断の仕方は簡単です。
古い建物などを訪れる機会があれば、コンパクトサイズの浴槽の隣に三つのダイヤルが付いた、長方形の箱のような設備があるかどうかを確認してみましょう。その箱のような設備がバランス釜です。

レトロで懐かしい?! バランス釜の使い方

現在は、多くの家庭の給湯システムが運転スイッチを押した後に蛇口をひねるだけでお湯が出せますが、バランス釜はそのようにはいきません。バランス釜を使ってお湯を出す場合は次のような手順を踏む必要があります。

ガスの元栓を開ける

最初にガスの元栓を開けます。バランス釜はガスを使用するため、元栓が開いていなければ着火できないので注意しましょう。ガスの元栓は釜の近くにあります。

ダイヤルを回して火をつける

次に、ダイヤルを回して釜に種火をつけます。「口火」と書いてある運転ダイヤルを見つけ、そのダイヤルを回しましょう。きちんと火がつけば、釜の横にある点火窓から火がついている様子が確認できます。釜の種類によっては正常に火がついたことを知らせるランプが点灯するものもあります。

さらにダイヤルを回してお湯を出す

火をつけたあとは、同じダイヤルを「給湯」または「給湯・シャワー」と書いてある部分まで回します。このとき、給湯かシャワーかを選ぶ出水レバーが「シャワー」になっていた場合は、シャワーからお湯が出るはずです。

好みの温度に調節する

最後に温度調節ダイヤルを回して好みの温度に調節しましょう。温度調節のダイヤルが最初から高温に設定してあると、おもわぬやけどをしてしまうことがありますので注意が必要です。バランス釜を使用する際は温度を常に確認しておきましょう。

ダイヤルとレバーを戻して止める

お湯の使用後は、種火をつける運転ダイヤルと出水レバーを「止」と書いてある位置に戻します。温度調節ダイヤルは次回お湯を沸かすときにやけどすることがないよう、低い温度に設定しておきましょう。

バランス釜の注意点を確認しよう

バランス釜の注意点を確認しよう
バランス釜はひと昔前の給湯システムではありますが、使い方に慣れてしまえば特に難しいことはありません。しかし、使い続ける場合は次のような注意点をしっかり覚えておく必要があります。

空焚きしないように注意する

バランス釜を使って追い焚きをする際は、必ず浴槽に十分なお湯が入っていることを確認してから行いましょう。浴槽内の二つの穴がお湯でふさがるくらいが水位の目安です。
バランス釜は、浴槽内のお湯を釜の中に取り入れて温めてから浴槽に戻していますが、釜に取り入れるお湯がない状態で火がついたままだと「空焚き」という状態になってしまい、火災の原因になることがあります。

着火しているか必ず確認する

バランス釜はガスの火を使って給湯するシステムです。そのため、火がついていないまま口火にダイヤルを合わせてしまうとガス漏れしてしまうので、着火しているかどうか必ず確認するようにしましょう。

使用後はガスの元栓を締めて、点検を怠らない

使用後はガスの元栓を締める習慣を身につけましょう。突然災害が発生した場合でも元栓が締まっていれば慌てずに済みます。
また、バランス釜の耐用年数は10年ほどなので、これを超える場合や不具合を発見した場合にはガス会社や業者に点検や交換をしてもらいましょう。もちろん、ガス会社による定期保安点検は必ず受けるようにしてください。

まとめ

バランス釜の使い方と注意点についてご紹介しました。
現在主流のガス給湯器と同様に、バランス釜にもそれぞれメリット・デメリットがあります。それらをしっかり認識した上であれば、どちらを使っても特段問題はありませんが、「使い方に慣れない」、「子どもでも簡単に使えるシステムがいい」といった場合にはガス給湯器に交換するという手段もあります。

適切な給湯システムの選び方がわからないときは、専門業者やガス会社のショールームなどに相談してみましょう。

2020-04-30

気分すっきり! 朝シャワーのメリットと注意点を確認しよう

夏場などの気温が高い時期には、朝にシャワーを浴びて寝汗を洗い流すとサッパリして1日を迎えられます。
寒い時期でも朝にシャワーを浴びるという方は多く、海外では一般的となっている国もありますが、実は朝のシャワーには注意点があることをご存知でしょうか?

今回は、朝シャワーのメリットと注意点についてご紹介します。

朝にシャワーを浴びるメリットとは?

まずは、朝シャワーのメリットについてみていきましょう。
夏場の就寝中にかいた寝汗を流してサッパリさせてくれるほかにも、健康面で様々な効果があります。

目が覚めて清々しい1日に

朝起きてからシャワーを浴びると、目が覚めて清々しい1日を迎えられますが、実はこれには体の交感神経が大きく関係しています。
人間の体の自律神経には交感神経と副交感神経があり、就寝時には副交感神経が活発になってリラックス状態となる一方で、日中の活動時には交感神経が活発になる仕組みになっています。
起床時にはまだ副交感神経が活発なため、頭がぼーっとするような状態になりますが、シャワーを浴びて刺激を受けることで体を活動状態にうまく切り替えてくれる効果が得られます。

ダイエットにもオススメ

シャワーで温かいお湯を浴びると、体の血行がよくなり代謝が活発になる効果があります。代謝がよくなると、エネルギーの消費量が増加してダイエットにも有効ですが、1日の活動が始まる朝にシャワーを浴びることでより高い効果が期待できます。
また、体の血行が良くなることで寝ているあいだに下がった体温が温められますので、冷え性にお悩みの方にもオススメです。

気になる体臭の予防に効果的!

人間は就寝時にコップ一杯ほどの汗をかいているといわれており、特に気温が高い時期になると翌朝不快に感じるほど汗をかくことが多くなります。
また、寝ているあいだには皮脂の分泌が行われていますので、これらによって雑菌が繁殖したり、酸化することで体臭が気になる原因に繋がることがあります。
そのため、朝にシャワーを浴びて汗や皮脂を洗い流すことで、体臭を予防させる効果が期待できます。

朝シャワーの注意点を確認しておこう

朝シャワーの注意点を確認しておこう
朝のシャワーには様々なメリットがある一方で、いくつか注意点もあります。なかには、体調に影響を及ぼす危険がある場合もありますのでよく確認しておきましょう。

時間に余裕を持ってシャワーを浴びる

仕事に出かける前など、時間に追われ慌てて朝シャワーを浴びるときはシャンプー・石鹸の洗い残しやすすぎ残しがないように注意が必要です。
シャワーでしっかりと落としきれず、髪の毛などにシャンプーが残っていると痒みやフケ、湿疹が起こる原因となることがあります。そのため、朝は余裕を持ってシャワーを浴びるようにしましょう。

朝シャワーは頭皮へのダメージに注意

人間の頭皮は皮脂膜で保護されており、さまざまな刺激から守られています。しかしシャンプーで髪の毛を洗うと、この皮脂膜も一時的に流されていき新しい膜が作られるまでに数時間かかるといわれています。
そのため朝のシャワーで髪を洗ってから外出する場合は、頭皮が紫外線などの刺激を直接受けやすくなってしまうので注意が必要です。
また、抜け毛や薄毛の原因になる恐れがありますので、外出するときは帽子を被るか日傘をさすなどして紫外線から頭皮を守るようにしましょう。

体に大きな負担がかかるヒートショックを避ける

朝シャワーを浴びる際に、最も注意しなければならないのがヒートショックです。ヒートショックは急激な温度変化によって体に大きな負担がかかる現象で、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす恐れもあります。
そのため特に気温が下がる冬場は、冷えやすい脱衣所と浴室の温度をなるべく上げておくなどし、急に熱いシャワーを浴びたりして体に負担をかけないように注意しましょう。また、特に高齢者の方は体の負担を受けやすいため十分注意が必要です。

夜の入浴と朝のシャワーを上手に使い分けよう!

朝シャワーのメリットと注意点についてご紹介しました。
朝起きてからシャワーを浴びると、1日の始まりを清々しくスタートできるだけでなくダイエット効果などの様々なメリットがある一方で、冬場は急激な温度変化によって体に大きな負担をかける恐れもありますので注意してください。

朝にシャワーを浴びるときはお湯を40度くらいの熱めに設定して、4〜5分ほどかけて最初は手足からゆっくりと浴びていき、首や肩などを中心に浴びるようにするのがポイントです。
また、朝シャワーを浴びた日でも、夜はゆっくりとお風呂に入って1日の疲れを取るように心がけましょう。

今回ご紹介した朝シャワーのメリットや注意点を参考にして、シーンに合わせて夜の入浴と上手に使い分けてくださいね。

2020-04-09

給湯器の登場と歩んできた歴史について

現代日本では、戸建ての住宅から単身者向けのアパートまで、一般的に備え付けられるようになった給湯器。当然のことながら、今のように普及するまでにはさまざまな出来事がありました。
今回は、もともとは明かりの燃料として使われていたガスがどのように給湯器の燃料として普及してきたのか、その歴史を辿ってみましょう。

初めての国産給湯器の販売は1930年ごろ

日本で初めての給湯器が作られ、販売されたのは1930年ごろに遡ります。
その数年前の関東大震災を機に、石炭や木炭に代わる燃料としてガスや電気が注目されるようになり、その後のお風呂事情にも大きく影響を及ぼすことになりました。

それまで個人で使用するお風呂といえば、よく時代劇などで見かける薪や石炭を使った五右衛門風呂のようなスタイルが主流でした。
それが海外から日本に進駐していた軍人からの強い要望で、次第に給湯設備が用意されるようになっていったといわれています。シャワー文化の根強い国から来た人からすれば、従来のような日本式のお風呂では抵抗があったというのもうなずけますね。

しかし、この頃に日本でガス給湯器が使われるようになったのは都心部に限った話であり、地方ではなかなか普及していませんでした。また、その後の大きな戦争で、個人宅で用意する給湯器などはますます手の届かない贅沢品となってしまったのです。

給湯器が一般家庭に普及し始めた戦後の日本

戦後の混乱期を乗り越え、日本の経済が徐々に上向いてきた頃になると、給湯器はようやく一般の家庭にも普及し始めます。
全国的に集合住宅が増え始めた1950年代には、浴槽の隣に煙突が飛び出た給湯器が設置されている内釜式のお風呂が多くの家で使われるようになりました。

とはいえ、初期の内釜式のお風呂には、排気が逆流して一酸化炭素中毒になるなどの換気に関する課題がありました。その後、課題を克服し事故が起きないよう改良され、1965年ごろに登場したのがバランス型風呂釜です。

さらに数年後には、シャワーの需要が高まるとともに風呂釜に中型の給湯器を組み合わせた「セントラル給湯」というシステムが一般的になっていきました。それまではガスを使ってお風呂を沸かすだけだったのが、給湯機能もセットになって、より今のお風呂に近い形になったのです。

また、台所で使われる小型の給湯器が広く普及していったのもこの頃です。それまでの給湯器は高価だったこともあり、ごく限られたお店でしか使われていませんでした。
しかし、この頃に登場した四角い小型の給湯器は価格もお手頃で、一般の家庭でも広く使われるようになりました。現在でも、オフィスの給湯室のような小規模な台所ではこういった小型の給湯器が使われていることがあります。

1970年代からはより現在の給湯器に近い形へ

現在の給湯器に近い形へ
現在日本の家庭で使われている給湯器は、屋外に本体が置かれているものが主流ですが、それに近い形の給湯器が普及し始めたのは1970年代のことです。
1976年ごろに屋外設置型の給湯器が登場したほか、お風呂などで使われる給湯機能だけではなく、床暖房などの暖房機能についても給湯器でまかなうシステムが販売され始めました。ガスという燃料が給湯以外の用途にも活用されるようになっていったのですね。

さらに1980年代に入ると、それまで以上にガスを使った家電や給湯器関連の商品が次々に販売されるようになりました。給湯器付きの風呂釜や、全自動のお風呂給湯器、追い焚きやお湯はり機能が搭載された給湯器など、今の給湯器の商品展開に通じるものもたくさん出てきます。

そして、1980年代から90年代にかけては、より高機能な給湯器関連の商品が多数開発された時期でした。特に「自動化」という点に注力されていたのが特徴です。当時、他の家電の大半は既にほとんどが自動化されていました。
一方でお風呂に関しては、まだお湯の量や温度を人がチェックする必要があったので、それまでは手動で確認しなければいけなかった部分についても、自動で調節できるよう開発が進められていったのです。

給湯器の技術が進み省エネの時代へ

2000年代に入ると、給湯器も他の家電の例にもれず、省エネを重視した技術の開発が進みました。世界的に環境を守るという意識が高まっている中、ガスを使う給湯器もよりエコに特化した商品が人気を集めるようになっています。

なかでも、給湯器でお湯をわかす際に発生する排気熱を利用して燃料の使用を抑えるというシステムのエコジョーズは、省エネ化の進むガス給湯器の中でも特に有名です。
また、一方では電気給湯器の需要も高まってきており、ガス給湯器ではエコジョーズ、電気式給湯器ならエコキュートというように、それぞれ省エネ機能に優れた商品が注目されています。

そして、これからの給湯器は、今まで以上に省エネルギー、エコ、熱効率の良さなどが重視されていくことでしょう。

まとめ

給湯器が歩んできた歴史についてご紹介しました。
あらゆる分野の技術が進歩する原動力は、人々の「もっと便利な生活をしたい」と求める思いです。
給湯器も例外ではなく、快適にシャワーを浴びたい、もっと便利にお風呂に入りたいという思いとニーズから、より使いやすい形へと長い時間をかけて進歩し続けてきました。

古くから日本人の生活に馴染んでいる入浴という文化に寄り添う給湯器は、燃料事情や生活水準の変化、環境保護意識の高まりなど、いろいろな価値観やライフスタイルの変化に応じて、その機能を進化し続けています。
これからはどういった方向に進化していくのかという点にも注目しながら、自宅で使う給湯器も選んでいきたいですね。

2020-03-31

健康リスクも! 入浴を控えた方がいいときとは?

体を温めながら心身の緊張を緩めることができる入浴。「一日のうち最もリラックスできる時間」として、毎日意識的にお湯に浸かっている方も多いのではないでしょうか。
確かに、お湯に浸かって体を温めることはリラックス効果が期待できるほか、健康維持にも効果的ですが、場合によっては入浴を控えた方がいいときもあります。

そこで、今回は入浴を控えた方がいい場合の健康リスクについて解説いたします。

入浴の体へのメリットとは?

ご存知の通り、入浴には実に様々なメリットがあります。たとえば次のようなことはよく耳にするメリットのうちの一部です。

血行促進による健康維持

お湯の熱や水圧で体内の血行が促進され、冷え性の改善や免疫力・新陳代謝のアップ、疲労回復など、体を健やかに保つ効果が期待できます。
さらにお湯の中で軽く手足を動かせば、水の抵抗力を利用した軽いエクササイズにもなります。

体が温まってリラックス効果

お風呂に入って体が温まり、血行がよくなることで心身にたまっていたストレスや緊張がほぐれ、全身にリラックス効果を与えてくれます。
また、好きな香りの入浴剤を入れたり、音楽をかけたりすることでより効率的にリラックス効果が得られます。

さまざまな美容効果も!

入浴して体内の血行が促進されることにより、むくみ解消にも期待できます。また、お湯から出る湯気で毛穴が開き、毛穴の中の汚れが落ちやすくなる効果もあります。さらに、保湿効果の高い入浴剤を使えば温まりながら全身の保湿ができます。

以上のように、入浴は毎日自宅で気軽にできる健康維持・ストレス解消法の一つであり、たくさんのメリットがあります。しかし、体調によっては体温以上の熱を与えることで健康リスクが生じてしまうこともあるのです。

こんなときは入浴を控えましょう

こんなときは入浴を控えましょう
本来、お湯で体を温めることは健康維持につながります。しかし、次のような場合は入浴を控えた方がよいでしょう。

38度以上の高熱があるとき

38度以上の高熱があり、頭がフラフラする症状があるときは入浴を控えましょう。熱があるときは体力を消耗しやすい状態になっていますが、体温以上の温度のお湯に浸かることで一層体力を消耗し、疲労が蓄積して快復を遅らせる可能性があるからです。
また、入浴はお湯の温度や入浴時間によっては疲労感を招いてしまうことがあるため、熱がないときでもこれらの点に注意しながら入浴するように心がけましょう。

なお、熱や咳、頭痛といった症状がない軽い風邪のときはお湯で体を温めて免疫力をアップさせることができるため、入浴しても問題ないといわれています。しかし、体調をしっかり見極めて、決して無理をしないように注意しましょう。

お酒を飲んだあと

飲酒後の入浴は危険なので控えましょう。アルコールは入浴とともに血行を促進させる作用がありますが、この二つの要素が重なることで血行がよくなり過ぎ、逆に脳や心臓といった臓器に十分な血液がまわらなくなってしまう恐れがあります。その結果、脳貧血や心臓発作を引き起こす可能性があるのです。
また、肝臓の血液が少なくなることで動きが鈍り、アルコールの分解が阻害されます。その上で血中のアルコールが血行促進によって体中にめぐり、さらに酔いやすくなってしまうという悪循環も。

昔から「酔い覚ましに」と飲酒後にお風呂に入ろうとする方がいますが、実はこれは逆効果かつ危険な行為なので飲酒後の入浴は控えましょう。
体をさっぱりさせたい場合はぬるめのシャワーを浴びることをおすすめします。

肌が敏感になっているとき

日焼けや寒さによる乾燥などで肌がぴりぴり、ひりひりしたりする場合は入浴を避けた方がよいでしょう。水分量が低下しているお肌をお湯につけると必要な皮脂まで落としてしまい、さらにお肌の状態が悪化してしまう可能性があるからです。
どうしても入浴したい場合は、ぬるめのお湯に5分~10分程度浸かりましょう。その際、敏感肌でも使用できる保湿力の高い入浴剤を使用すると肌に潤いを残せます。

正しく入浴してお風呂を健康維持の味方に!

入浴を控えた方がいい場合の健康リスクについて解説しました。
現在は昔に比べて各家庭にお風呂が普及したことで、いつでも気軽にお湯に浸かることができるようになり、入浴は一日の疲れを癒す身近な手段になっています。
しかし、入浴はあくまで体調に問題がないことが大前提の行為です。体調不良や怪我など、不安要素があるときは無理してお湯に入らないように心がけ、健康リスクを減らしましょう。

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