お風呂上がりの一杯といえば、喉越しのいい炭酸飲料・炭酸水やビールなどを飲むという方が多くいらっしゃいます。そのほかには、よく銭湯や温泉で売られている瓶牛乳も定番ですよね。
しかし、実はお風呂上がりに飲むと身体に負担をかけてしまう飲み物もあるため注意が必要です。
そこで今回は、美容やダイエットにも最適なお風呂上がりにオススメの飲み物や、あまりオススメできない飲み物をご紹介します。
お風呂上がりにオススメの飲み物
お風呂上がりは基本的に身体が汗をかいて水分を失っていますので、飲み物を飲んで水分補給をしっかり行なうのが大切です。
ここでは、お風呂上がりにオススメの飲み物を見ていきましょう。
白湯
白湯は沸騰したお湯を飲める温度にまで冷ましたもので、冷たい飲み物に比べて水分を失った身体に吸収されやすいためオススメです。
胃腸への負担が少なく、ダイエットにも効果があるといわれています。
ミネラルウォーター
ミネラル分を豊富に含んだミネラルウォーターもお風呂上がりにオススメです。冷やさず常温で飲むことで、身体に負担をかけずに水分補給できます。
温かいハーブティー
温かいハーブティーにはリラックス効果があり、お風呂上がりに飲むと体の緊張をほどいて眠りやすくさせてくれます。
ビタミンを豊富に含むローズヒップやお茶もオススメですが、こちらはコーヒーと同じように利尿作用があるため飲み過ぎには注意しましょう。
そのほかにも、疲労回復に効果がある炭酸水や、美容やダイエットにも最適な豆乳などがお風呂上がりの飲み物にオススメですが、いずれも常温もしくは温かくして飲むのがポイントです。
お風呂上がりにあまりオススメできない飲み物
ここでは、お風呂上がりの水分補給にはあまりオススメできない飲み物を挙げていきます。これまでお風呂から出たあとに飲んでしまっていたという方は今後注意しましょう。
牛乳
銭湯や温泉でよく販売されている牛乳は、実はお風呂上がりの飲み物としてはあまりオススメできません。
牛乳は栄養を豊富に含む身体によい飲み物ですが、冷たくした状態で飲むことが多いためお風呂で温まった体温を下げてしまい、身体に負担をかけてしまう恐れがあります。
そのため、牛乳は朝に飲むなどお風呂上がり以外のタイミングを選ぶことをオススメします。
ジュース
ジュースもお風呂上がりにはあまりオススメできません。ジュースに多く含まれている糖分がお風呂上がりの身体に取り込まれると、血糖値が上昇して血液がドロドロになる可能性があります。
炭酸飲料も糖分が多いコーラやサイダーなどは避けて、炭酸水など無糖のものを選ぶようにしましょう。
お酒
ビールなどのお酒もお風呂上がりは飲むのを避けるようにしましょう。お酒に含まれるアルコールは利尿作用が強く、お風呂上がりに飲むと水分補給どころか逆に水分を失い、血液がドロドロになってしまう恐れがあります。
また、お風呂に入って血行がよくなった身体にアルコールが入ると高血圧などを起こすリスクもあります。
お風呂上がりの水分補給は自分に合った飲み物を選ぼう!
お風呂上がりにオススメの飲み物や、あまりオススメできない飲み物をご紹介しました。
お酒やジュースをお風呂上がりに飲むと身体に負担がかかることがありますので、これまで飲んでしまっていたという方は健康を保つためにも控えるようにしましょう。
お風呂から出たあとは白湯やハーブティーなどの温かい飲み物か、常温のミネラルウォーターなどを選ぶと身体に負担をかけずにしっかりと水分補給ができます。
ダイエットやリラックス効果が得られるものもありますので、今回ご紹介したオススメの飲み物を参考にして自分に合ったものを選びましょう。

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お風呂上がりが変わる?! 快適なバスマット選びのポイント
お風呂上がりに足元がふわっと心地よいと、それだけで1日の疲れが少し癒される気がしませんか?そんな小さな幸せを支えてくれるのが、「バスマット」です。
見た目のデザインだけで選んでいる方も多いかもしれませんが、素材や吸水性、乾きやすさなど、選び方ひとつで快適さが大きく変わります。
今回は、日常をちょっと快適にしてくれるバスマット選びのポイントを分かりやすく解説します。
意外と知らない? バスマットの役割
お風呂上がりに欠かせないアイテムのひとつである「バスマット」には、単に足元を拭くだけではない、いくつもの重要な役割があります。
まず大きな目的は、濡れた足から床への水滴をしっかり吸収し、脱衣所や洗面スペースの床を濡らさないようにすることです。これにより、フローリングの劣化やカビの発生を防ぐ効果が期待できます。
また、バスマットは滑りやすい浴室まわりでの転倒防止にも貢献します。特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、安全性の確保という意味でも重要な存在です。加えて、足元の冷たさを和らげるという点も見逃せません。冬場の冷たい床に素足で立つ不快感を和らげ、入浴後のリラックスした気分を損なわないようにしてくれます。
さらに、インテリアの一部としてもバスマットが注目されています。色や素材、デザインにこだわれば、バスルーム全体の雰囲気を引き立てるアクセントになります。バスマットは衛生・安全・快適性に加え、空間の印象づくりにも大きく関わる存在といえるでしょう。
バスマットの主な素材について
バスマットを選ぶうえで欠かせないのが、「素材」の違いを知ることです。素材によって吸水性や速乾性、肌ざわり、そしてお手入れのしやすさが大きく変わるため、ライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
綿
最も一般的なのが「綿(コットン)」素材のバスマットです。天然素材ならではのやさしい肌触りが魅力で、吸水性に優れているためお風呂上がりの足元をしっかりと受け止めてくれます。ただし、乾きにくいという弱点があり、毎日洗濯したい方にはやや不向きな面もあります。
マイクロファイバー
次に人気なのが「マイクロファイバー」素材です。極細繊維でできているため、吸水力と速乾性に非常に優れており、手入れも簡単です。毛足が長めのふわふわタイプから薄手で軽量なタイプまでバリエーションが豊富で、現代的なバスマットとして多くの家庭で選ばれています。
珪藻土(けいそうど)
近年注目されているのが「珪藻土(けいそうど)」バスマットです。固形の板状で見た目はシンプルながら、吸水性と速乾性は圧倒的です。水分をすばやく吸収してすぐに乾くため、衛生面でも優れています。ただし、割れたり欠けたりする可能性があるため、取り扱いにはやや注意が必要です。
このほかには「木製」や「竹製」のバスマットもあります。通気性と耐久性に優れており、ナチュラルでおしゃれな見た目が特徴です。直接足に触れる感触には好みが分かれますが、濡れてもべたつきにくく、特に夏場には涼しく快適に使用できます。
バスマット選びでチェックしたいポイント
バスマットを選ぶ際には、見た目や価格だけでなく、実用面でのポイントをしっかりチェックすることが快適なバスタイムにつながります。ここでは、購入前に確認しておきたい主なポイントをご紹介します。
吸水性
まず注目したいのが「吸水性」です。お風呂上がりの濡れた足元の水分をしっかり吸収してくれるかどうかは、使用感に直結する重要な要素です。高い吸水性を持つ素材や加工が施されているものを選ぶことで、床が濡れて滑るリスクも軽減できます。
速乾性
「速乾性」も大切です。湿った状態が続くと雑菌やカビの繁殖の原因になります。特に梅雨時期や冬場など乾きにくい季節には、短時間で乾く素材のマットを選ぶと衛生的に使えます。速乾性のあるマイクロファイバーや珪藻土タイプはこの点で優れています。
滑りにくさ
「滑りにくさ」も見逃せないポイントです。裏面に滑り止め加工が施されているかどうか、マットがズレにくい構造になっているかを確認しましょう。特に高齢者や子どもがいる家庭では安全性を重視して選ぶことが大切です。
お手入れのしやすさ
「お手入れのしやすさ」も重要です。洗濯機で洗える素材であれば、日常的に清潔を保ちやすくなります。珪藻土などの洗えないタイプは、やすりがけや天日干しでメンテナンスが必要なため、使用スタイルに応じて選ぶと良いでしょう。
サイズ・厚み
「サイズ」や「厚み」も見落としがちですが重要です。バスルームや脱衣所の広さに合ったサイズを選び、ドアの開閉や動線を妨げないように配慮することで、ストレスのない使用感が得られます。
バスマットで入浴時間をより快適に!
毎日使うバスマットだからこそ、自分や家族に合った製品を選びたいものです。素材や特徴に少しだけ気を配るだけで、お風呂上がりの時間がもっと快適になります。ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、ぴったりのバスマットを見つけてみてください。
優しい香りに癒される! 7月の季節湯「桃湯」を楽しもう
日本には、季節ごとに自然の恵みを取り入れた「季節湯」という風習があります。なかでも7月に親しまれてきたのが「桃湯(ももゆ)」です。
桃の葉を使ったこのお風呂は、昔から肌トラブルをやわらげる効果があるとされ、蒸し暑い夏の疲れを癒してくれるといわれています。
今回は、桃湯の魅力や効果、楽しみ方についてご紹介します。
季節湯とは?
季節湯とは、古くから日本で親しまれてきた入浴習慣のひとつで、季節ごとの草花や果実などをお風呂に浮かべ、その香りや効能を楽しみながら、自然の移ろいを感じる入浴法です。
この風習は江戸時代の銭湯文化に端を発し、当時は「薬湯」として親しまれていました。菖蒲湯(5月)、ゆず湯(12月)などが有名ですが、その他にもどくだみ湯、桃湯、しょうが湯など、多彩なバリエーションがあります。
現代では、季節湯はリラックスやリフレッシュを目的として取り入れる人も多く、家庭でも気軽に楽しめるのが魅力です。特に香りの良いハーブや果実を使った季節湯は、疲れた心と体を癒すだけでなく、暮らしの中にほんの少し季節感を添えることができます。
桃湯に期待できる効果について
「桃湯(ももゆ)」とは、主に桃の葉を用いて作る季節湯のひとつで、7月頃に楽しまれることが多い伝統的な薬湯です。古くから民間療法の一環としても親しまれており、特に夏の肌トラブルや湿気の多い季節にぴったりの入浴法とされています。
桃の葉には、タンニンなどの消炎・解熱効果がある成分が含まれており、炎症を抑えて肌を引き締める効果があるので、あせもや湿疹、虫刺され、日焼けといった夏の肌トラブルに悩む方にとっては、心強い味方となります。
また、桃の葉にはほんのりとした甘い香りがあり、リラックス効果も見逃せません。
香りで心をほぐしながら、肌も整えられるため、まさに「心身を整える」お風呂といえるでしょう。暑さで疲れやすい夏場に、ほんの少しの清涼感を与えてくれるのも、桃湯の魅力です。
さらに、桃湯は汗をかきやすい時期の入浴に適しており、皮膚のベタつきをすっきりと洗い流しながら、肌を清潔に保ってくれます。自然由来の成分であるため、合成成分の強い入浴剤に抵抗がある方や、ナチュラル志向の方も安心して取り入れられるのが大きなポイントです。
家庭でできる桃湯の楽しみ方
桃湯は、昔ながらの自然の知恵を活かした入浴法でありながら、手軽に家庭でも楽しむことができます。特別な道具は不要で、桃の葉さえ用意できれば、心と肌を癒すひとときを体験することができます。
まず、桃湯に使うのは「桃の葉」です。新鮮な生の葉が手に入るのが理想ですが、最近では薬局やネット通販で「乾燥桃の葉(乾燥桃葉)」としても手に入ります。乾燥タイプは保存性が高く、必要なときに使えるので便利です。
作り方はとてもシンプルで、桃の葉30〜40枚分程度を目安にします。細かく刻まれていて枚数を数えられない場合は、約ふたつかみ分を目安にしましょう。
桃の葉を布袋やお茶パックなどに入れて、10〜15分ほど煮出したあと、布袋と煮汁をお風呂に注ぎ入れ、浴槽の湯とよく混ぜてから入浴してください。
桃湯を準備する際の注意点
桃湯を安心して楽しむためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
アレルギー反応がないかチェック
まず注意したいのは「アレルギーや肌への刺激」です。桃の葉には天然の成分が含まれており、多くの人にとっては肌にやさしいものですが、まれにアレルギー反応を起こすことがあります。
特に肌の弱い方や小さなお子さま、高齢者が入浴する際には、初めて使う前にパッチテストを行うか、薄めに煮出した湯を少量使って様子を見るのが安心です。
入浴後は桃の葉を長時間放置しない
「煎じた葉を長時間湯船に入れっぱなしにしない」ことも大切です。自然素材の桃の葉は、時間が経つと細菌や微生物が繁殖しやすいため、追い焚きや保温機能は使用せず、入浴が終わったらすぐに取り出して排水し、浴槽の掃除も忘れずに行いましょう。衛生的に保つことで、次回も快適に楽しむことができます。
無理せず入浴しない
「桃湯を避けたほうがよいタイミング」にも注意が必要です。例えば、体調が優れないとき、発熱しているとき、皮膚に炎症があるときなどは入浴を控えた方が良いでしょう。薬効成分が刺激になる可能性があるため、無理せず体調が整ってから取り入れるのが安全です。
桃湯で心身ともにリフレッシュしよう
7月は暑さで体力も気力も奪われがちな時期だからこそ、自然の力を借りて心も体もリフレッシュしてみませんか?
桃湯は、ちょっとした工夫で自宅でも手軽に楽しめる、夏の季節湯です。心地よい香りと優しいお湯に包まれて、昔ながらの知恵を日々の癒しに取り入れてみましょう。