お風呂に入った後の大量の残り湯、どうにか再利用して水道代を節約したいと考えている方は多いのではないでしょうか?
洗濯で使うのは定番ですが、実はほかにも使い道やお得な再利用方法があります。
今回は、残り湯の再利用方法と利用の際の注意点をまとめました。ぜひ参考にしてお風呂の残り湯を活用してみてください。
1年間で浴槽に溜める水の量はどのくらい?
まず浴槽に溜める水の量が、年間でどのくらいになるのかを知っておきましょう。
一般的な家庭では、約200リットルの水が入る大きさの浴槽が使用されている事が多いです。
そのため、1年間365日、毎日浴槽に新しい水を溜めてお風呂に入ったとすると、その量は200リットル×365日=73,000リットルとなり、1年間に73,000リットルもの水を利用している事になります。
さらにこれを水道料金に換算すると、年間でなんと1万円以上になります。
これだけの水の量を上手く再利用できれば、大きな節水・節約になりますね。
お風呂の残り湯を再利用する方法

それでは、お風呂の残り湯にはどんな再利用方法があるのでしょうか。
具体的な方法をいくつか紹介したいと思います。
洗濯・掃除で再利用
洗濯での利用は定番ではありますが、冷めて常温になった残り湯ではなく、お風呂から上がったあと、まだお湯が冷めないうちに洗濯に使用すれば、より衣類の汚れが落ちやすくなります。
これは、水よりもお湯の方が、衣類に付いた皮脂汚れを浮かす効果があるからです。
また、お風呂掃除やトイレ掃除、床や壁などの拭き掃除でも残り湯は活用できます。
新しい水を使用しなくても汚れを十分綺麗に落とすことができますよ。
植物の水やりで再利用
植物への水やりにもお風呂の残り湯が活用できます。
特に自宅でガーデニングや家庭菜園などをしている方は、大量の水が節約できるため、とても経済的です。
また人間の皮脂や汚れが混じったお風呂の残り湯は、実は植物にとっては高い栄養分になります。
ただし植物は、お湯に弱い種類も多いので、お湯を冷まして常温にした状態で使用しましょう。
車やバイクの洗車で再利用
車やバイクの洗車にも残り湯が役に立ちます。
洗車には大量の水を使用しますので、最初に残り湯と洗剤を使い、汚れを落とし、最後に新しい水を使って綺麗に洗い流すだけでも節約になります。
また、寒い季節、車のフロントガラスに出来た霜を溶かす際に、お風呂の残り湯を使う事も出来ます。
お風呂の残り湯を再利用する注意点
お風呂の残り湯の再利用には、いくつか注意が必要な点もあります。
よく確認して、上手に活用していきましょう。
丸一日経った残り湯は使わない
入浴後、丸1日経った残り湯の使用は控えましょう。
人間の皮脂や汚れが入った残り湯は、時間がたつほど細菌が増えていきます。
また、追い炊きをすれば細菌は死滅するといわれていますが、実際は40度ほどのお湯で死滅する菌は極めて少ないといわれています。
さらに、細菌の繁殖を防ぎたい方は、入浴後に重曹や炭酸ソーダを入れましょう。水がアルカリ性となり細菌の繁殖を抑えることができます。
洗濯では「すすぎ」に使用しない
洗濯でお風呂の残り湯を使ったところ、洗濯ものが臭くなってしまった、という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、洗濯ものが臭くなる原因のほとんどが、「すすぎ」工程まで残り湯を使用しまう事なのです。
「すすぎ」まで残り湯を使用してしまうと残り湯にいる細菌が、洗濯物に移り、臭う原因となります。
そのため、残り湯で洗濯する際は「洗い」のみに使用し、「すすぎ」には新しい水を使用する事が臭いを起こさないポイントになります。
入浴剤入りの残り湯に注意
お風呂に入れる入浴剤は、さまざまな成分が入っています。
そのため、再利用する際には注意が必要です。
例えば植物への水やりに入浴剤が入った残り湯を使ってしまうと、枯れてしまう事があります。
特に着色された入浴剤が入っている場合は、植物には使えませんので注意しましょう。
お風呂の残り湯を上手に活用するには

最後にお風呂の残り湯をできるだけ綺麗で温かい状態に保つ簡単な工夫をご紹介します。
湯船は身体を洗ってから入る
湯船に浸かる前には身体をしっかり洗って汚れを落としましょう。
最初に身体の汚れを落とすだけで、細菌が少ない綺麗な残り湯になります。
髪の毛や垢は取り除きましょう
お湯に髪の毛やゴミがあったら軽く取り除いておくだけでも、細菌の増殖を抑えることができます。
また、湯船に浮かんでいる垢は放置せず、市販の「お風呂ネット」使用するなどして取り除くようにしましょう。
お湯を冷めにくくするために
お風呂の残り湯をなるべく熱い温度で再利用するために、入浴後は浴槽のフタをしっかり閉め、お湯が冷めにくくしておきましょう。
また入浴後のまだお湯が温かいうちに、すぐに使用してしまうのもよいでしょう。
まとめ
お風呂の残り湯は、いくつかの注意点を守り、上手に活用すれば、大きな節水・節約となります。
さらに洗濯や拭き掃除では、新しい水よりも温かい残り湯の方が汚れを落とす効果が大きく、日々の家事の時間も節約することができますよ。
お風呂の残り湯を上手く再利用して、お得な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

給湯器の故障・販売・交換で
お困りの方へ
給湯器のトラブル・お悩みを迅速解決いたします!
給湯器の販売、給湯器新規取付、給湯器故障時の交換、修理対応、その他トラブル対応を、千葉県・茨城県・東京都を中心に365日年中無休で承っております。

お風呂のリフォームを
ご検討中の方へ
お風呂に関するトラブル・お悩み解決いたします!
システムバスへの交換をはじめ、ご要望に応じたバスリフォームを、千葉県・茨城県・東京都を中心に365日年中無休で迅速に行ないます。
Recommend
給湯器・お風呂に関するおすすめ記事
お風呂でメガネをかけるのは避けるべき? リスクや安全に使用するポイント
お風呂は一日の疲れを癒やす大切な時間ですが、視力が低い方にとっては浴室内の移動が不安に感じられる場面が多くあります。そのため、入浴中もメガネを使いたいと考える方は少なくありません。
しかし、浴室は高温多湿で一般的なメガネはダメージを受けやすい環境になります。視界を確保したい気持ちと、メガネを守りたい思いのどちらも大切にするためには、リスクを理解したうえで上手に付き合う工夫が必要です。
今回は、お風呂でメガネを使用する際に生じるリスクや、安全のために役立つポイントについてご紹介します。
お風呂でメガネを使用する主なリスクとは?
レンズは熱に弱い
メガネレンズはプラスチック素材が主流で、表面には反射防止や傷防止など複数のコーティングが重ねられています。これらの層は高温に弱く、徐々に劣化が進んでしまうのです。
レンズ表面が白く曇ったように見える、細かな斑点が浮かぶといった不具合につながる場合があり、コーティングが傷んだレンズは視界が不自然に感じられるため、日常での見え方にも悪影響が出ます。
ケガや火傷につながる
メガネは素材によって熱の伝わり方が大きく変わります。特に金属パーツは熱を吸収しやすく、火傷につながる危険があります。
さらに、レンズが曇った状態で浴室内を歩くと、足元の段差などを見誤って転倒するリスクが高まります。特に温泉や大浴場に入る場合は、人との接触事故にもつながるため注意しなければなりません。
金属パーツが錆びてしまう
メガネは小さなネジや蝶番などに金属パーツが使われています。浴室の湿気や水分が繰り返し付着すると、これらのパーツが錆びてしまうおそれがあります。
錆が進行すると開閉が固まる、レンズが外れやすくなる、フレームが折れやすくなるといったトラブルにつながるため注意が必要です。
コンタクトレンズ使用による感染リスクも
実は入浴中のコンタクト使用もリスクがあります。浴室には雑菌が増えやすく、裸眼に比べて目の外へ洗い流す自浄作用も弱まるため、目に侵入した場合、感染症を引き起こす原因になります。
メガネをかけた方が安全な場合も

視力が低い方にとって、浴室内を見えにくい状態で歩くことは大きな危険につながります。そのため、お風呂でのメガネ使用にはリスクがあるものの、状況によっては着用したほうが安全に行動できます。
特に旅先の大浴場や温泉施設など、初めて訪れる場所では動線が分かりにくく、段差や滑りやすい床が多いため、視界がぼやけた状態では転倒の危険が増えます。人の出入りが多い施設では、他の利用者と接触する可能性も高まり、周囲の状況を把握するために視界の確保が欠かせません。
ただし、浴槽に入る段階ではメガネを外してダメージを防ぐ配慮が必要です。移動時だけ使用し、外す際はタオルで包む、湿気の少ない場所に置くといった工夫をするとよいでしょう。
お風呂でメガネを使いたい時のポイント
お風呂用メガネを使う
現在は入浴時の使用を前提にした専用のメガネが販売されており、一般的なメガネより熱や湿気に強い素材で作られています。レンズのコーティングも劣化しにくい仕様が多く、曇りを抑える加工が施されているモデルも存在します。
価格が比較的手頃な商品が多い点も魅力で、普段使いのメガネを守るためのサブアイテムとして取り入れるとよいでしょう。
予備のメガネを使う
古いメガネを浴室専用として活用するのもおすすめです。多少度数が合わなくても、浴室内の移動や段差の確認には十分役立ちます。
熱による変形や錆のリスクは避けられないため、あくまで消耗品として使うようにしましょう。入浴後は軽く水で流し、柔らかい布で丁寧に拭いて保管すると長持ちさせることができます。
メガネを守りながら快適な入浴時間を

お風呂でのメガネの使用は様々なリスクがありますが、視界がない状態では危険になる場面もあります。
少し気を配るだけでメガネへのダメージを抑えられるので、今回ご紹介したポイントをぜひ参考にして、快適な入浴時間を過ごしましょう。
手軽にできる! コーヒー風呂の魅力と楽しみ方
毎日の入浴時間を、もっと心地よいひとときに変えたいと感じていませんか?
特別な準備をしなくても、自宅にあるもので手軽にリラックス空間をつくる方法があります。その一つが「コーヒー風呂」です。
コーヒーの豆かすなどを活用し、香りに包まれながら過ごすバスタイムは気分転換にもぴったりです。
今回は、コーヒー風呂の効果や楽しみ方についてご紹介します。
飲むだけじゃない! コーヒー風呂とは?
コーヒー風呂とは、コーヒーの豆かすや抽出したコーヒーをお風呂に取り入れ、香りや成分を楽しみながら入浴する方法です。
特別な入浴剤を用意しなくても、自宅にある材料で手軽に取り入れられる点が魅力として注目されています。
一般的には、飲み終えた後のコーヒーの豆かすを再利用する形で乾燥させて袋に入れ、浴槽に浮かべて使用します。
お湯に触れることでコーヒー特有の香りが広がり、普段の入浴とはひと味違ったリラックスタイムを演出できます。
コーヒーをそのまま少量お湯に加える方法もありますが、後片付けや浴槽への影響を考えると、かすを袋に入れて使う方法が扱いやすいといえるでしょう。
忙しい日々の中でも、少しの工夫でバスタイムの質を高められる方法として、多くの人に取り入れられています。
コーヒー風呂の効果について
コーヒー風呂には、香りや成分による様々な効果があります。
リラックス効果
コーヒーの香りは、気分を落ち着かせやすく緊張をやわらげる助けになります。お湯の温かさと香りが重なることで、心地よい時間を過ごしやすくなり、気分転換にもつながるでしょう。
ダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼を促す効果があるといわれています。最近ではブラックコーヒーを飲むことがダイエットにつながるといわれており、コーヒー風呂にも同様の効果が期待されています。
ただし、これだけで体重が大きく変化するわけではないため、あくまで補助的な位置づけとして取り入れる姿勢が大切です。
美肌効果
カフェインは肌を引き締める美肌効果があるとされています。
また、コーヒーにはポリフェノールが含まれており、肌を健やかに保つサポートが期待できます。
生活習慣病の予防に
コーヒーに含まれる成分には抗酸化作用があるとされており、日々の健康維持を意識する人にとって魅力的な要素です。入浴と組み合わせることで、リラックスしながら体を整える時間を持つことができます。
コーヒー風呂を楽しむために用意するもの

まずはドリップ後のコーヒーかすを用意しましょう。1回分の目安としては、大さじ2〜3杯ほどあれば十分です。
多すぎるとお湯が濃くなりすぎてしまうため、最初は少なめから試すと良いでしょう。
次に必要になるのが、お茶パックやガーゼ袋です。コーヒーかすをそのまま浴槽に入れると排水口の詰まりの原因になりやすいため、必ず袋に入れて使用します。市販のお茶パックを使えば手軽に準備でき、後片付けも簡単になります。
また、コーヒーかすは使用前にしっかり乾燥させておくと安心です。湿ったまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなるため、新聞紙の上に広げて自然乾燥させると扱いやすくなります。あらかじめ乾燥させたものを保存しておけば、思い立ったときにすぐ使えます。
なお、抽出したコーヒーを直接お風呂に入れる場合は200mlを目安としましょう。インスタントコーヒーよりもドリップしたコーヒーが香りも良くおすすめです。
コーヒー風呂の注意点
コーヒーかすをそのまま使用しない
コーヒーかすをそのまま浴槽に入れるのは避けてください。細かい粒が排水口に流れ込むと、詰まりの原因になりやすくなります。
お茶パックやガーゼ袋に入れて使用すれば、後片付けも簡単になりトラブルも防ぎやすくなります。
入浴後は浴槽を洗う
入浴後はできるだけ早く浴槽を洗うようにしてください。コーヒーの色素や成分が残ったまま時間が経つと、浴槽に着色が残る場合があります。
軽くシャワーで流すだけでも、汚れを防ぎやすくなります。
シャワーで体を洗う
浴槽から出たあとはシャワーで体を洗い流すようにしましょう。そのままバスタオルで拭いてしまうとコーヒーの色がついてしまう場合があります。
コーヒー風呂でリラックスしよう!

コーヒー風呂は、身近なもので気軽に始められるシンプルなリラックス方法です。少しの工夫を取り入れるだけで、いつもの入浴時間がより充実したひとときへと変わります。無理のない範囲で取り入れながら、自分に合った楽しみ方を見つけてみてください。







