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Column 給湯器や井戸ポンプのお役立ち情報

910 Magazine

お風呂の中でも見落としがち! 浴槽カバーのお掃除方法

浴槽の側面にあるカバー部分は「エプロン」とも呼ばれます。この浴槽のエプロン部分のお手入れについて、今までしたことがないという方も多いのではないでしょうか?
普段からお風呂のお掃除はきちんとしていても、浴槽カバーを外した内部については、掃除するどころか外して見てみたこともない方もいらっしゃるかもしれません。
当然ながら普段お風呂に入るときに取り外して確認するような場所ではないので、汚れが溜まっていることにそもそも気が付きにくく、知らずに放置してしまうことが多いのです。

お風呂は、日々家族みんながからだをきれいに洗う場所。目には見えないところであっても、やっぱり清潔な状態を保っていたいですよね。
そこで今回は、お風呂の浴槽カバー内部のお掃除方法についてご紹介していきます。

浴槽の「エプロン」とは?

浴槽のエプロンとは、浴槽の側面に取り付けられているカバーを指します。
パッと見ただけではわかりにくいかもしれませんが、実は浴槽のお湯を張る部分はカバーで覆われているのです。

このカバーがあるおかげで、浴槽に張ったお湯が冷めにくくなるという効果があります。
さらに浴槽がむき出しになっている状態と比べて、きれいなカバーを取り付けることで見た目もよくなります。

浴槽カバーは実は汚れの溜まりやすい場所

普段わざわざ取り外して中を確かめることはないので気がつきにくいのですが、実は浴槽カバーの内部は汚れが溜まりやすい場所でもあります。
浴槽とカバーとの間にある隙間からお風呂を使用したときに流れるお湯が入り込み、カバー内部で温度や湿度が高くなりカビが繁殖しやすい環境にしてしまうのです。

また、入浴中に流れるお湯には、せっけんのカスや皮脂汚れなどが混ざっているため、カビにとっては温度・湿度に加えて栄養もたっぷりの完璧な状況が完成してしまいます。
さらにお掃除の頻度が少ないことで、汚れもカビもどんどん増えていってしまう浴槽カバーの内側では、こうした悪循環が起こりやすいのです。

自力で浴槽カバー内部を掃除してみよう

自力で浴槽カバー内部を掃除してみよう
浴槽カバー内部のお掃除は、普通のお風呂掃除と比べると確かに手間がかかってしまいます。
ですが、自力ではできないレベルの作業というわけではないので、ゆっくり時間の取れる休日など、時間を見つけてぜひ取り組んでみてください。
ここでは浴槽カバー内部のお掃除に必要なアイテムや、作業の手順について見ていきましょう。

カバー内部のお掃除のために用意するもの

浴槽カバー内部ではカビが繁殖していることが多いため、あらかじめ浴室用洗剤に加えてカビ取り剤も用意しておきましょう。
こういった強力な洗剤類を素手で扱うと肌荒れの原因にもなるので、ゴム手袋を着用してください。
また、カビが大量発生している場合胞子を吸い込んでしまう可能性もあるので、マスクをしてお掃除に臨むのも大切なポイントです。

汚れをこすって洗うツールとしては、広い面積の箇所はスポンジ、細かい部分はブラシというように使い分けると効率的です。お掃除の仕上げに水分を拭き取るため、雑巾も用意しましょう。

カバー内部を掃除する際の流れ

作業をはじめる前に、まずはしっかり換気することからスタートします。カビの胞子が飛び散りやすいので、普段のお掃除以上に換気が重要です。
窓がある場合は全開にして、窓のない浴室であれば換気扇を回しながら浴室や脱衣所のドア、近くの部屋の窓を開けて換気を行いましょう。

換気ができたら、いよいよ浴槽カバーを外します。
一般的な浴槽カバーは、下部に手を差し込み、上に持ち上げながらずらすような形で簡単に外せます。取扱説明書等に方法が記載されているはずですので、そちらもチェックしながら外してみましょう。
無事に外すことができたら、あとはきれいに洗うだけです。

カビが気になる部分にはカビ取り剤、その他の部分は浴室用洗剤を使って洗っていきます。洗剤を吹きつけた後ラップを貼り付けてパックをし、30分ほど放置してから洗うと比較的落ちやすくなります。
汚れが頑固でなかなか落ちない場合には、ぜひ試してみてください。
掃除した後には、水で丁寧に洗い流すのも大切なポイントです。洗剤や汚れを流しきれていないと、それもまたカビや水垢の原因となります。

きれいに流し終わったら、一旦浴槽カバーは置いておいて、浴槽本体のお掃除に移りましょう。
浴槽周辺に溜まっている髪の毛やほこりなどの細かいゴミを取り除いたら、あとは先ほどと同じような手順で、浴室用洗剤とカビ取り剤を使い分けながら洗っていきます。

最後に洗剤の泡や汚れをきれいにシャワーで流したら、浴槽カバーを元のように取り付けましょう。カバー上部を浴槽に取り付け、次に下部を押し込むようにして取り付けます。
隙間やずれをはじめ、取り外す前と比べて違いはないかどうかしっかり確認して、無事に取り付けられたらお掃除は完了です。

手に負えないときには業者を頼るのもオススメ!

お風呂の浴槽カバー内部のお掃除方法についてご紹介しました。
汚れが溜まりやすい場所ではあるものの、一方で視認しにくく、今まで掃除したことがないという方も多い浴槽カバーの内部。
本来は1年に2回ほどの定期的なお掃除が必要な箇所ですが、汚れの程度によってはもはや自分の手には負えないと感じる方もいらっしゃるかと思います。
また、浴槽カバーの取り外し・取り付け作業を行う自信がないというケースもあるでしょう。そういった場合は無理せず、専門の業者にお掃除を依頼することもオススメですよ。

これまで浴槽カバーをお掃除したことがなかったという方も、ぜひこれを機に汚れが溜まっていないかチェックしてみてくださいね!

910 Magazine

湿度の高い季節もこれで安心! お風呂場の湿気対策のアイデア

お風呂場はお湯や水をたっぷり使う密室なので、どうしても湿度が高くなりやすい場所です。特に梅雨の時期などは湿気対策でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お風呂場の湿気対策に役立つアイデアをご紹介します。

お風呂場に湿気対策が必要な理由

入浴する際にはたくさんの水を使います。また、水量が多いだけでなく、基本的に温かいお湯を使うため、使用後のお風呂場はとても湿度が高い状態になってしまいます。
このようなことから、お風呂に入った後は換気扇を回すなどして湿度を下げ、部屋全体を換気・乾燥させているご家庭が多いのです。
しかし、そもそもなぜ、自然に乾燥させるだけでなく、換気扇を回して湿気対策を徹底する必要があるのでしょうか?

カビが生えやすくなる

お風呂場の湿気対策が必要な理由として、第一にカビの問題が挙げられます。
カビは湿度と温度が高いところでよく繁殖するので、お湯をたっぷり使う浴室はまさにカビが好む環境そのもの。
入浴後の湿度・温度が高い状態で放置しておくと、カビがたくさん発生して不衛生な状態になってしまいますし、見た目も損ないます。
また、カビがアレルギー症状を引き起こす原因となることもあるため、健康上も良くありません。

雑菌も繁殖しやすくなる

湿度や温度が高い状態は、カビだけではなく雑菌にとっても繁殖しやすい環境になります。
体をきれいにする場所であるお風呂ですから、カビや雑菌の繁殖は避けたいですよね。雑菌が繁殖すると不衛生なだけでなく、排水口から漂う悪臭の原因にもつながります。

家の強度が下がる

戸建ての木造住宅の場合は、湿気を放置することで木材の強度に悪影響を与えることも。木材は湿気によって腐食しやすくなり、強度を弱めてしまうのです。
家を良い状態で長く維持していくためにも、浴室の湿気に関してはきちんとケアする必要があります。

今日からできる湿気対策のアイデア

今日からできる湿気対策のアイデア
お風呂場の湿気は入浴するたびに発生するため、こまめな湿気対策が必須です。次に挙げる方法は手軽にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

浴槽のふたはかならず閉める

浴槽にお湯を張って入浴した後、すぐにお湯を流さずそのままにしておく場合は、ふたをきちんと閉めるようにしましょう。
ふたを開けたままにしていると、浴槽にはられたお湯から湯気が立ち上がり、お風呂場全体の湿度・温度ともに高くなってしまいます。
余計な湿気を浴室に広げないためにも、ふたはその都度ちゃんと閉めておきましょう。
また、ふたを閉めておけばお湯が温かい状態で保たれるので、次にお風呂に入る人もそのまま使えたり、洗濯に使うときにも汚れが落ちやすかったりといったメリットもあります。

使用後は壁や床の水を拭き取る

入浴後、浴室に残るたくさんの水気。これを極力少なくしていけば、それだけでだいぶ湿気を抑えられます。
お風呂に入った後、壁や床、鏡などに残る水滴をタオルで拭き取るだけでも効果的です。

換気扇を一日中回しておく

お風呂に入った後だけ換気扇を回す方が多いですが、湿気の気になる季節は一日中回しっぱなしにしておくのも手です。
電気代が気になるところですが、一日中回していたとしても、かかる電気代は1ヵ月あたり数百円程度。
梅雨から夏にかけての湿気の多い時期だけであれば、家計への負担をさほど気にすることなく使えますね。

換気扇は窓を開けずに回す

「換気」というと、窓を開けて風を通し、空気を入れ替えることを思い浮かべる方も多いでしょう。
実際窓を開けて換気する場合はそれで構いませんが、換気扇を回す場合は窓を開けない方が効率的に換気できるのをご存知でしょうか?
窓を開けて換気扇を回すと、外から入ってきた空気が換気扇に吸い込まれてしまい、かえって換気の効率が落ちてしまうのです。
換気扇は気密性の高い空間で使うことを想定してつくられているため、浴室に窓がある場合でも換気扇を回している間はちゃんと閉めておきましょう。

なお、換気扇の汚れも換気の効率に大きく影響します。ほこりや石鹸かすなどの汚れが溜まっていると、窓を閉めて回していても換気効率が下がってしまうため、1年に1回はお手入れしてきれいな状態を保つよう心がけましょう。

浴室暖房乾燥機なら除湿も温度管理も可能に

本格的に対策するなら、浴室を除湿しやすいつくりにするのもおすすめです。たとえば浴室暖房乾燥機をお風呂場に設置するのもその一つ。
乾燥している冬場であっても、冷えているお風呂場でお湯を使うことで生まれる温度差から結露が発生して夏とはまた別の湿気に悩まされることになりますが、浴室暖房乾燥機で浴室をあたためて急激な温度差が発生しないようにしておけば、結露による湿気を抑えられるからです。

まとめ

どうしても湿度が高くなりやすいお風呂場ですが、少しのアイデアや工夫でしっかり湿気対策できます。
カビや悪臭予防のため、そして住宅全体が傷まないようにするためにも、ぜひ湿気対策について改めて考えてみてくださいね。

頑固な汚れもしっかり落とす! 洗濯に適した水の温度 井戸ポンプ情報局

頑固な汚れもしっかり落とす! 洗濯に適した水の温度

洗濯をした際に、「なんとなく汚れがスッキリ除去できていない気がする」と感じた経験はありませんか? こんなときにやりがちなのが、「洗剤を増やす」という行動ですが、環境への負荷を増やしてしまったり、生地に洗剤カスが残ってしまったりと、さまざまな問題が発生してしまいます。見直すべきは「洗剤の量」ではなく、「水の温度」です。 そこで今回は、汚れを落とすのに最適な水の温度や、注意点について解説していきます。

洗濯に適した水の温度とは?

洗濯の際に、汚れがどの程度落ちるのかは、水の温度によって変わってきます。一般的に、お湯の温度が高くなればなるほど、衣類に沁みついた汚れは落ちやすくなっていきます。 水で食器洗いをしたときよりも、お湯で食器洗いをしたときの方が、「全体がスッキリしている」と感じた経験はありませんか?これはお湯の効果で油汚れを溶かして落とせるため。洗濯についても、同じことが言えます。 ただし洗濯においては、「とにかく汚れさえ落ちればなんでも良い」というわけにはいきません。たとえ汚れがスッキリしても、生地が傷んでボロボロになった衣服では、身に付けられなくなってしまいます。 汚れ落ちと生地へのダメージを総合的に考慮した結果、洗濯するのにもっとも適した水の温度は、「約40度~50度」だといわれています。ちょうど人間がお風呂に入るときのお湯から、「ちょっと熱いな」と感じる程度に調整するのがおすすめです。この温度のお湯には、洗剤もよく溶けて効果を発揮しやすくなるでしょう。 また、40度~50度のお湯で洗ったときのメリットは他にもあります。汚れの落ちやすさ以外のメリットとしては、「生乾き臭の予防ができる」、「白い服の白さを保てる」といったポイントが挙げられます。 洗濯物の臭いや黄ばみが気になってしまう原因は雑菌です。雑菌は皮脂汚れをエサに大量増殖していくもの。40度~50度程度のお湯で洗濯すれば、皮脂汚れをすっきり除去できるため、雑菌繁殖を防ぐ効果が期待できます。洗剤を増やすよりも手軽で効果的なので、ぜひ実践してみてください。

お湯洗いは洗濯表示を確かめて実践しよう

40度~50度のお湯を使った、お湯洗い。汚れを落とす効果は非常に高いのですが、素材に与えるダメージが気になるところです。 特に「毛」や「シルク」など、デリケートな素材で作られた衣服は、高温のお湯で洗うと縮んでしまいます。ナイロン素材やポリエステル素材にも注意しましょう。洗濯に適した水温は、洗濯する素材によっても変わってくるのです。 だからこそ重要なのが、衣類に必ずある「洗濯表示」です。ここに温度に関する情報が記載してあれば、洗濯は必ず、その温度以下の水で行いましょう。例えば水が入った桶のような記号に「30」という数字が記載されていたら、「その衣類を傷めずに洗濯できる最高温度は30度」という事実を示しています。 ちなみに、水が入った桶のような記号に数字が記載されていて、さらにその下に二本の横棒があるケースもあります。この場合、桶の中の数字が洗濯できる最高温度を示し、さらに「洗濯機の弱水流コースなら洗濯可能」と示しています。 洗濯で失敗しないためには、洗濯表示もしっかりと確かめておきましょう。

お風呂の残り湯を使うのはアリ?

洗濯表示で問題がなければ、いざ、お湯洗いを実践してみましょう。とはいえ、日本の洗濯機事情を考えると、「洗濯機周りの水栓からお湯が出せる」というご家庭は、それほど多くありません。「どうやってお湯の温度を調整するのか?」という課題が浮き彫りになります。 近年は、節水のためにお風呂の残り湯を使う方も増えています。お風呂なら、40度~50度のお湯はまさに適温。家族みんなが入浴したあとに、そのまま残り湯を使って洗濯できれば、ちょうどいいように思えるでしょう。 しかし、汚れを落とすことを目的にお湯洗いをするなら、お風呂の残り湯を使うのはおすすめできません。 なぜなら、お風呂の残り湯の中には、すでに皮脂汚れがたっぷりと溶けだしているから。このお湯を使って洗濯をすると、お湯で汚れを落とすどころか、お湯に含まれている汚れがさらに付着してしまう可能性もあります。 お風呂の残り湯を使わずに、洗濯の水温を調整するコツとしては、ある程度水を溜めた洗濯機に、バケツややかんでお湯を注ぐ方法がおすすめです。 水温が上がり過ぎないよう、注意しながら作業しましょう。また同じように作業していても、季節によって温度は違ってきますから、こまめに調整するのがおすすめです。

日々の洗濯の手間を、お湯の温度で軽減しよう

日々の洗濯の手間を、お湯の温度で軽減しよう 洗濯機がやってくれるとはいえ、洗濯物の量が増えれば、やはり洗濯は重労働です。 「せっかく洗濯したのに、思ったよりも汚れが落とせていなかった」なんてときには、思わずがっかりしてしまう方も多いのではないでしょうか。 こんなときには、お湯の温度に一工夫して、より汚れを落としやすくしましょう。 特に汚れがひどい洗濯物には、バケツにお湯と酸素系漂白剤を入れ、30分ほど浸け置きしてから洗濯するのも効果的です。浸け置き時間が終わったら、バケツの中身をすべて洗濯機に移して、そのまま回してしまいましょう。 食べこぼしや皮脂汚れ、泥汚れなど、子どもの衣類に付着しがちな頑固な汚れも、気持ちよくスッキリさせられそうですね。お水とお湯の秘密を知って、快適な洗濯ライフを楽しんでみてください。
水道水に含まれる「カルキ」の正体とトラブル対策について 井戸ポンプ情報局

水道水に含まれる「カルキ」の正体とトラブル対策について

安心・安全な水道水を提供するために、欠かせないカルキ。 このカルキについては普段から耳にする機会がそれなりにあるものの、具体的にどういったものなのか、わからない方が多いのではないでしょうか? そこで今回は、カルキの特徴や使用する目的、カルキがもたらす問題点、その解決法についてご紹介します。

水道水に含まれる「カルキ」とは?

水道水に含まれる「カルキ」とは、水の消毒・殺菌のための塩素のことをいいます。各家庭に安心・安全な水道水を届けるため、塩素(カルキ)は欠かせない物質なのです。 水道水の質を安定させるために塩素の濃度は「各家庭の蛇口で0.1ppm以上の濃度を保っていること」と、水道法で定められています。 0.1ppmというのは、「1リットルあたり1ミリグラムの塩素が含まれている」という意味です。 たとえ浄水場から自宅までの距離が離れていても、この基準をクリアしていなければなりません。 塩素はれっきとした化学物質なので少々抵抗感を持ってしまう方も多いかもしれませんが、水道水に含まれる塩素は基本的に体に害を及ぼすものではありません。 しかし、自治体によっては、残留塩素(消毒の役割を終えた後の有効塩素)について独自の取り組みを行っているところも。 たとえば、東京都水道局では残留塩素濃度が必要最低限の0.1ppm以上0.4ppm以下になるよう、努力しています。

髪や皮膚にダメージも!? 残留塩素が引き起こすトラブル

水道水に含まれる塩素の量は決して多くはありません。 しかし状況によっては、日常生活の中で次のようなトラブルが発生する場合があります。

水道水の味が変わる

水道水の塩素トラブルでもっとも多くみられるのが「味」や「臭い」に関するものです。残留塩素の量が多ければ多いほど、独特の味や臭いが気になりやすくなります。 なお、塩素による影響は、浄水場からの距離によっても違いがあり、浄水場から近ければ近いほど残留塩素の量が多く、臭いや味が気になりがちです。

髪や皮膚へのダメージ

殺菌性のある塩素は、人間の髪や皮膚に少しばかりダメージを与えてしまうことがあります。 繰り返しますが、水道水に含まれる塩素の量は決して多くはありません。実際、「水道水のシャワーを浴びてもなんともない」という方がほとんどでしょう。 しかし、敏感肌やアトピー肌でお悩みの場合、わずかな刺激が不快症状につながってしまうこともあるため、注意が必要です。 「肌がピリピリする」「肌荒れする」「髪がパサつく」といったトラブルがあれば、塩素による影響を疑ってみましょう。本来皮膚が持っている保湿機能やバリア機能が低下してしまう可能性があるからです。 「肌に優しいタイプの洗浄剤を使っても、皮膚への刺激がおさまらない」という場合には、塩素の除去を検討してみてください。

水中生物への影響

自宅で熱帯魚やカメを飼育している場合、お世話に水は必要不可欠です。 しかし水道水をそのまま使うと、残留塩素によって生体にダメージを与えてしまう可能性があります。 水道水に含まれる塩素の量は人間にとって害のない範囲に設定されていますが、小さな生き物にとってはまた別の話です。 また、塩素によって水中のバクテリアが死滅すれば、水槽内の生態系のバランスを崩してしまうでしょう。

塩素トラブルを予防するための3つの方法

塩素トラブルを予防するための3つの方法 塩素による恩恵をしっかりと受けつつ、余計なトラブルを回避するためには、各家庭で塩素を除去するのがおすすめです。 除去には浄水器を使用する方法が一般的ですが、「わざわざ導入するのはハードルが高い」と思う方もいらっしゃるでしょう。 そこで、浄水器以外でできる塩素除去方法を3つ紹介します。

ビタミンCを加える

水道水に含まれる塩素を中和するのに役立つのがビタミンCです。 水中で塩素が還元され、無害化できます。水道水を飲むなら、コップに汲んでレモン汁を数滴落とすと良いでしょう。 爽やかな風味が広がって飲みやすくなるというメリットもあります。ビタミンCを粉末にした除去剤も便利なので、ぜひ活用してみてください。

煮沸する

水道水に含まれる塩素は煮沸で抜けます。やかんや鍋いっぱいに水道水を入れたら5分〜10分、しっかりと沸騰させましょう。 少し手間はかかりますが、水の味を変化させることなく、塩素除去できる方法です。

放置する

水中生物のお世話に水が必要な場合、水道水を汲み置きするのがおすすめです。バケツに汲んだ水道水を、太陽に当たる場所に放置しましょう。 6時間~2日ほど置けば塩素を除去できます。 少し時間がかかるので、お世話するタイミングを見越して計画的に塩素除去するのがおすすめです。

浄水シャワーヘッドを利用する

浴室では塩素を除去してくれる浄水シャワーヘッドを利用してみましょう。塩素でお肌や髪にダメージを与えることなくお湯を使えます。 価格は2000円〜5000円程度、簡単に交換できるものがほとんどです。 なお、塩素を除去した水は腐りやすい状態になっています。そのため、塩素除去した水を数日間保管し、その後家族で飲むのは危険です。 塩素除去した水道水は、できるだけ早く使い切るようにしてください。 水道水に塩素が含まれていることによるメリット・デメリットを正しく把握することが大切です。

まとめ

水道水に含まれる塩素(カルキ)は水の衛生面で重要な役割を果たしてくれています。しかし人によっては、そのデメリットを強く認識してしまう場合もあるでしょう。 そのため、「水道水には塩素が含まれている」という事実を頭に入れたうえで、塩素にどう対応していくか考えながら水道水を利用するのが賢明です。

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