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「知る・学ぶ」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧

2020-09-08

一度は行ってみたい! 「世界の巨大風呂」3選

全身が温かいお湯に包まれるお風呂は、家の中でも指折りのリラックススポットです。どれほど狭い浴槽であっても「お湯に浸からなければ一日が終わった気がしない」と毎日お風呂を楽しみにしている方もいらっしゃいます。
しかし、ときには狭さを気にせず、思い切り手足を伸ばせる広いお風呂に入ってみたくはないでしょうか。

そこで今回は、入浴料を払えばどなたでも入浴できる「世界の巨大風呂」をご紹介します。旅行を計画する際はぜひ参考にしてみてくださいね。

世界最大の露天風呂 ブルー・ラグーン(アイスランド)

最初にご紹介するのは北欧アイスランドの首都、レイキャヴィークにあるブルー・ラグーンです。ここはアイスランドの壮大な自然に堂々横たわる総面積約5000平方メートルの巨大な露店風呂で、その規模は世界最大といわれています。人によっては一周するのに30分ほどかかる場合もあり、その大きさがうかがい知れますね。

実は発電所の副産物としてできた人工温泉

湿疹や疥癬といった皮膚疾患に効能があるという青っぽい乳白色のお湯はミネラルやシリカを豊富に含み、「肌がすべすべになる」と評判も良い上、自然の絶景を臨めることもあり、アイスランド国民はもちろん、世界中から観光客が訪れる有名観光地でもあります。

アイスランドは火山が多く存在するため、このブルー・ラグーンも当然自然に湧き出た天然温泉だと思われがちですが、実は近くにある発電所のためにくみ上げた地下水を利用している人工温泉です。したがって浴場としての歴史は浅く、オープンは1981年。ここの温泉を「悠久の歴史が生み出した大自然の恵み」と思い込んでいた場合は少々肩透かしを食らってしまうかもしれません。

ブルー・ラグーンに入る前は全身をしっかり洗おう!

ブルー・ラグーンは公衆浴場であるため入浴料を払って水着を着用すれば誰でも入浴できますが、お湯に入る前は体だけではなく、髪もしっかり洗う必要があります。また、物価が高い国ということもあり、最低でも5000円前後の入浴料を払わなければなりません。しかし、それだけの価値はあります。

270年以上の歴史を誇る公衆浴場 ジャーロール・ハマム(トルコ)

屋内浴場ならトルコの首都、イスタンブールにある公衆浴場のジャーロール・ハマムも負けてはいません。
ここは1741年に建設された公衆浴場で270年以上の歴史を誇り、施設内部は豪華絢爛そのもの。ところどころにヨーロッパ風デザインが施されており、16世紀にヨーロッパにまで勢力を広げていたオスマン帝国時代の栄華を彷彿とさせます。

トルコは蒸し風呂が主流

天井が高く、開放感があって広いのもジャーロール・ハマムの特徴ですが、日本人が想像するような「大きな湯船」はありません。なぜなら、中東では蒸気で体を温める蒸し風呂が主流であるためです。したがって、施設内部には温かい蒸気がいっぱいに広がっている空間と水道などその他の設備のみ。
お湯には浸かれませんが浴槽という概念がない分、温かくて広い空間の中で存分にストレッチができます。

マッサージや垢すりも体験できる!

さらに、ここでは特別料金を払って垢すりやマッサージのコースを付けられます。蒸し風呂の中で受けるリラクゼーションはきっと忘れられない思い出になるでしょう。

なお、トルコでは公衆浴場文化が浸透しており、お風呂好きの国民が多いのが特徴です。そのため、街には多くの蒸し風呂銭湯があるので、現地を観光の際は地元市民に混じって利用してみるのも面白そうですね。

欧州の温泉都市・ブダペストを代表する公衆浴場 セーチェニ温泉

ブダペストを代表する公衆浴場 セーチェニ温泉
最後にご紹介するのは世界有数の温泉都市であるハンガリーの首都、ブダペストにあるヨーロッパ最大のセーチェニ温泉です。

街の中央公園にどっしり構える巨大温泉

その歴史は古く、少なくとも1800年代には浴場として使われていたといいます。
ブダペストの美しい市民公園内を歩いていると突如として現れる豪華施設がセーチェニ温泉で、プールに併設されている温泉は地元市民の憩いの場として親しまれています。

お風呂に浸かりながらチェスのプレーも!

セーチェニ温泉で優雅なときを過ごすのも良いですが、この温泉にはチェス台が設置されているので、チェスの腕に自信がある方はゲームに参加してみるのもおすすめです。
なお、温泉に隣接している施設には数種類の内風呂があり、そちらでも温泉が楽しめます。

国内有数の温泉地・熱海にも巨大風呂が?!

海外には上記のような想像を遥かに超える規模の浴場がありますが、日本国内にも広くて立派な浴場がいくつか点在します。なかでも特に有名なのが温泉地・熱海にあるホテル大野屋のローマ風呂です。

名前の通り、古代ローマ時代の公衆浴場をイメージしたデザインは荘厳かつ豪華で、300人が同時に入浴できる広さもあります。昔からこのローマ風呂目当てに訪れる方は非常に多く、「憧れの巨大風呂」として長く認知されてきた歴史もあります。

大きなお風呂をお探しの方は、まずは国内で気軽におでかけできるホテル大野屋のローマ風呂を体験してみてはいかがでしょうか。温泉の気持ち良さもさることながら、まるで古代ローマ時代にタイムトリップしたかのような気分も味わえるでしょう。

まとめ

入浴料を払えばどなたでも入浴できる「世界の巨大風呂」についてご紹介しました。世界には泳げるほど大きなお風呂がたくさんありますので、遠出する際は観光の一環として現地の入浴施設をぜひチェックしてみましょう。
大きなお風呂でリフレッシュできるだけではなく、現地の文化・風習を体験する機会にもなります。

2020-08-31

日本とはどう違う? 海外のお風呂の歴史

体を清潔に保つためには欠かせない入浴。気分をリフレッシュできるのはもちろん、健康にも良い効果が期待できるお風呂は世界中で習慣化されています。しかし、そのスタイルは国や地域によって様々であり、たどってきた歴史も多種多様です。
そこで今回は、海外(主にヨーロッパ)のお風呂の歴史や日本との違いについてご紹介します。

古代人も愛した入浴文化 紀元前2000年頃には温水施設も!

「浴室」が初めて人類の歴史に登場するのは、なんと紀元前4000年頃です。川や池、湖などでの水浴びの習慣はそれよりも前からありましたが、沐浴用のスペースである浴室についての記録があるのがこの頃です。

それから長い月日が流れ、紀元前2000年頃からは温水を使える浴室が作られるようになりました。
その代表例がギリシャ・クレタ島のクノッソス宮殿です。ここには紀元前1500年頃のものといわれる世界最古の浴槽跡があることで有名ですが、すでに温水施設や水洗トイレのシステムがあったことがわかっています。当時の文明における水道技術がいかに高度だったかがわかりますね。

また、古代ギリシャではギムナシウムという教育施設に一般人も利用できる公衆浴場が設けられるなど、ギリシャ時代の入浴文化は次の古代ローマへも受け継がれていきました。
その中で、お風呂の持つ意味合いは段々と多様化していきます。
もともとは清潔さを保つために入浴していましたが、次第に浴場が人々の社交場としての機能を持ち始め、「娯楽」としての側面が大きくなってきたのです。

こうした変化はより一層入浴文化が広まるきっかけになった一方で、「お風呂は良くないもの」というマイナスのイメージができてしまう一因にもなってしまいました。

混浴に批判殺到! お風呂文化衰退の原因に

古代ローマの大浴場は男女混浴が基本でした。そのため、体を清潔にするために利用されるはずのお風呂が男女の出会いの場にもなってしまったのです。

それからは混浴だったお風呂が男湯・女湯に分けられるという変化があったものの、キリスト教の広がりとともに多くの人々の間で「裸で集まるローマ式の大浴場は良くない」、「キリスト教的価値観にそぐわない退廃的なものだ」というイメージが定着していきました。

このようにして紀元前から続いた入浴の習慣はついに廃れてしまい、ヨーロッパでは頻繁にお風呂に入らないことが新しい常識になっていったとされています。

日本の「お風呂好き文化」が続いている理由とは?

日本の「お風呂好き文化」が続いている理由とは?
ヨーロッパではその後、入浴文化や大衆向け浴場が何度か復活することはありましたが、キリスト教からの弾圧を受けたり、お湯の交換しないために病気が流行する原因になってしまったりと、以前のような日常的な入浴習慣は長らく定着しないままでした。

そして時代は流れ、ヨーロッパでもう一度本格的な入浴文化が復活するのは産業革命の時代です。
医学の進歩と「衛生」という概念が生まれることで、それまで健康に悪いと考えられていた入浴がむしろ「体に良いこと」と理解されるようになったのです。
それ以降は次第に一般市民の間にもお風呂が普及していき、多くの人がバスタブを使ってお風呂に入るようになりました。

一方、日本では6世紀頃に中国から入浴文化が伝わって以来、お風呂が「良くないもの」とされたことはありません。銭湯が一大ムーブメントとなり、広く一般庶民に普及したのは江戸時代のことですが、それまでにも町湯と呼ばれる銭湯や温泉の文化がありました。
「風紀を乱す上に病気の温床となる」との理由で一度はお風呂が忌避された歴史を持つヨーロッパと比べ、このような道をたどらなかった日本では昔からお風呂好きが多く、頻繁に入浴する習慣が続いているのも納得ですね。

お風呂の歴史は入浴スタイルにも大きく影響

お風呂の歴史は、実は入浴スタイルにも大きな影響を及ぼしています。
たとえば日本と違い、ヨーロッパやアメリカをはじめとする欧米ではゆっくりお湯に浸かるのではなく、シャワーを浴びるスタイルが一般的です。なぜなら欧米では衛生上の観点から「体を清潔にする」という目的で入浴習慣が広まったため、効率的に体を洗えるシャワーの方が便利なのです。

ところが、日本では体を清潔に保つだけではなく、お湯に浸かってリラックスすることも入浴の大きな目的になっています。そのためシャワーだけでは物足りず、時間が許せば毎日浴槽にお湯を張る方も少なくありません。住居探しの際の条件に「浴槽があること」を挙げている方も多く、お風呂を楽しむ文化が暮らしに根付いていることがわかります。

まとめ

海外のお風呂の歴史や日本との違いについてご紹介しました。
長い歴史の中でお風呂に対する考え方や意識は様々に変化し、国や地域それぞれの入浴文化・習慣に大きな影響を与えています。
旅行や出張で遠方に出かける際は現地の入浴文化・習慣を調べてみると、今まで知らなかった興味深い発見ができるかもしれません。機会がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

2020-08-20

ガス給湯器の「号数」の意味と適切な選び方とは?

いつでも瞬時にお湯を提供してくれるガス給湯器。家庭内設備の中でも利用頻度が非常に高く、日常生活を送る上では必須の設備となっています。しかし、馴染み深い割に色々と知られていないことが多く、「号数」もこのうちの一つです。

そこで今回は、ガス給湯器の「号数」の意味や適切な号数の選び方についてご紹介します。

ガス給湯器の「号数」は給湯能力のこと!

はじめに、ガス給湯器には「号数」と呼ばれる数字が割り当てられているのをご存知でしょうか?
この号数とはお湯を作り出す能力を示すもので、具体的には「1分間に現在の水温+25℃のお湯をどれほど作り出せるか」を意味します。
一般家庭で使われるガス給湯器の号数としては16号・20号・24号・28号が挙げられますが、たとえば20号であれば1分間に現在の水温+25℃のお湯を20リットル作り出せるガス給湯器、となるのです。

したがって、号数が大きくなるほどお湯を作り出す量も多くなるため、号数の大きなガス給湯器が使われている場合は一度にたくさんのお湯を使うことができます。

号数が合っていないと多少不便になることも

一度にお湯を大量に使う状況については、家族全員が在宅している夜の場面を想像してみるとわかりやすいでしょう。例えば夕食後、子どもが入浴している最中に大人は食器洗いをしつつ、さらにお湯を使って洗濯機を回している場面はこの状況に当てはまりますね。
このように、自宅内の数か所で同時にお湯が使えるのは号数がそれなりに大きく、能力の高いガス給湯器のおかげなのです。

しかし、号数の小さいガス給湯器であった場合はこのようにはいきません。
通常よりお湯を使うことが多い、あるいは同居人数が多いにもかかわらず号数の小さいものを使っている場合にはお湯を作り出す量が間に合わず、水圧が弱くなったり、使用途中でお湯の温度が不安定になってしまったりする可能性があります。特に真冬の入浴中にこのような事態が発生するのはぜひとも避けたいもの。
ガス給湯器でお湯を快適に使うためには、それぞれの状況に合わせた適切な号数を選ぶ必要があるのです。

適切な号数の選び方は?

適切な号数の選び方は?
例えば、洗濯機や炊飯器などの家電は「~キログラム」、「~号炊き」のように一回の稼働で処理できる容量が決められており、使用予定人数や使用頻度に合わせて容量を判断し、購入・使用するのが一般的です。ガス給湯器もこれらと同様に、号数選びの際は同居人数や使用頻度をしっかり把握することがポイントになります。
ガス給湯器を新たに購入する、または交換を予定している場合は、次に挙げる号数別対応人数の例を参考に検討してみましょう。

16号(1人~2人に最適)

1分間に16リットルの湯量は1人~2人には最適で、1人でシャワーを使う分なら年間を通して不自由なく使用できます。しかし、2人同時にお湯を使おうとするとどちらかがぬるま湯になるなど、多少の不便は出るかもしれません。

20号(2人~3人に最適)

20号であれば2人同時にお湯を使っても不都合はないでしょう。同時に使う湯量にもよりますが、シャワーと洗面台でお湯を使う場合であれば特に問題ありません。20号は3人でも対応できますが、3人同時にお湯を使うことは避けた方が良さそうです。

24号(4人~5人)

24号は一度に数か所で同時にお湯を使う機会が多いファミリーにおススメです。シャワーを使用中でも同時に数か所でお湯が使えるので、「シャワーが終わるまではキッチンでお湯が使えない」などといった事態が起きず、家族間のトラブル回避にもつながります。

28号(5人以上)

同居家族が多いご家庭や、例えば浴室のほかにシャワールームがある住宅にお住まいの方は28号を検討してみるのも良いでしょう。28号であれば同時に2か所でシャワーを使っていてもお湯の温度を維持できます。

このように、給湯器の号数を選ぶときの基準は同居人数や使用頻度が基本となります。しかし、人数が少なくても比較的多くの湯量が必要な場合にはワンランク上の号数を選ぶのも得策です。
なお、32号や50号といった大容量タイプは業務用となり、大量のお湯が必要な飲食店や美容院などで使われることがほとんどです。

給湯器の号数変更の際に注意したいポイント

「温度が安定しない」、「シャワーの水圧が弱い」といった状況が続くときはガス給湯器の号数が合っていない場合も考えられますので、号数変更を検討してみるのもおススメです。ただし、その場合には次のような点を留意しておきましょう。

ガスメーターの交換が必要になることも

ガス給湯器の号数を上げるときは同時にガスメーターの号数も上げなければならないことがあります。その場合には、ガス給湯器より先にガスメーターを交換する工程が入る点を覚えておきましょう。

マンションでは交換できない場合もある

マンションやアパートなどの集合住宅では、規則によって自由にガス給湯器を交換ができない場合があります。そのため、あとからトラブルにならないよう前もって規則を確認するか、マンションの管理人の方に必ず尋ねておきましょう。

まとめ

ガス給湯器の号数の意味や選び方についてご紹介しました。
適切な号数を選ぶことは、より快適にお湯を使えるようになるだけではありません。同居家族が多いご家庭の場合、将来子どもが自立して同居人数が少なくなったときには号数を下げれば、ガス代や水道代の節約にもなります。
ガス給湯器をお使いの方はこれを機に、号数が現在の生活状況に見合ったものかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

2020-06-26

体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方のポイント

体の汚れを効率的に落とせるボディタオルやスポンジは、数あるバスグッズの中でも愛用者が多いアイテムです。さらに、最近ではマッサージ効果も期待できるものなど高機能なアイテムが登場しているため、より利用者のニーズに合致したアイテムを手にすることができるようになりました。
しかし、多種多様な洗浄アイテムを前に、どのようなものを選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方のポイントについて解説します。

洗浄アイテムの種類は大きく分けて4つ

バラエティショップや薬局のバスグッズコーナーには様々な洗浄グッズが販売されていますが、その種類は主に大きく4つに分けられ、それぞれに特徴があります。

ボディタオル

長方形のタオルのような形の洗浄アイテムを「ボディタオル」といいます。
小さく折りたたんで首や足などの部位を洗ったり、長さを利用して手の届きにくい背中を広範囲にわたってしっかり洗ったりすることができます。
使い勝手が良いので昔から愛用者が多く、現在でも売れ筋のアイテムです。以前はシャリ感のある硬めのナイロンやポリエステル素材のものが多かったものの、最近は綿や絹といった比較的低刺激な素材で作られたものが登場しています。

ボディスポンジ

水をしっかり含むスポンジの洗浄アイテムを「ボディスポンジ」といいます。
スポンジの素材には、ポリウレタンやアクリルなどの化学繊維が使われることが多いですが、近年はシルクや海洋生物の一種である海綿で作られた商品も出ています。スポンジの内部は小さい穴がたくさん開いているため水や空気をたっぷり含み、石鹸やボディソープを加えると大変泡立ちが良いのが特徴です。

バスリリー

網目の粗いボディタオルをボール状に丸めたような形の洗浄アイテムを「バスリリー」といいます。
本体に水を含ませたあとに石鹸かボディソープをつけて揉み込むとたくさんの泡ができるため、泡のクッションでお肌を労りながら洗いたい方に人気があります。

ボディブラシ

少し長めの柄の先にブラシが付いたものを「ボディブラシ」といいます。一昔前の外国映画では、このボディブラシで優雅に体を洗うシーンがよく登場していたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
柄の部分は木やプラスティック、ブラシには豚や猪の毛などが使用されていることが多く、他の洗浄アイテムと比べて肌触りは硬めです。
最近では、乾いた肌にボディブラシをあててブラッシングすることで、マッサージ効果や角質除去の効果が期待できる「ドライブラッシング」と呼ばれる美容法に注目が集まっています。

洗浄アイテムの選び方のポイントとは?

洗浄グッズの選び方のポイントとは?
本来、人の肌には自浄作用があるため、体をお湯で流すだけでもある程度は清潔を保つことができます。
しかし、汚れの程度や季節によってはより洗浄力が高まるアイテムを使って体を洗った方が好ましいことがあるので、その場合には次のようなポイントを踏まえた上で適切なアイテムを選びましょう。

お肌の状態に合ったアイテムを選ぶ

洗浄アイテムは直接肌に触れるものです。物理的な刺激で傷つかないよう、そのときの肌の状態に合わせたアイテムや素材を選びしましょう。
背中の皮脂汚れをしっかり落としたいときはナイロン製の硬めのボディタオルや豚毛のボディブラシを使い、お肌を乾燥から守りたいときは海綿のスポンジや綿や絹ボディタオルを選ぶなど、お肌の状態に合わせてアイテムを変えるのがおススメです。

体の部位別にアイテムを選ぶ

洗浄アイテムにはそれぞれ「得意な洗浄部位」があります。たとえば、ボディタオルやボディブラシを使えば背中など手の届きにくいところもきれいに洗えますが、スポンジやバスリリーは手の平に収まる小さめのサイズであるため背中よりは首筋や腕、足などの方が得意です。
基本的にどのアイテムであっても全身を洗うことができますが、体の部位別にアイテムを使い分けた方がより高い洗浄効果を狙えるでしょう。

泡立ち具合によってアイテムを選ぶ

どれくらい泡立つかは使用する洗浄アイテムの種類や素材によって異なります。もちろんアイテムだけではなく、使用する石鹸やボディーソープによっても泡立ち具合に違いが出てきますが、一般的には綿や絹のボディタオルとボディブラシは泡立ちが少ない傾向にあるので、たっぷりの泡で体を洗いたい場合は他のアイテムを選んだ方が賢明です。

ときには「手で優しく洗う」という選択も!

体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方についてご紹介しました。
高温多湿の地域が多い日本では、入浴で体の汚れを落とすことを重要視する傾向があります。
しかし、体を清潔に保つこと以上に大切なのは、外部からのダメージを受けやすいお肌を傷つけずに労わってあげることです。
お肌の状態があまり良くないときは手で優しく撫で洗いするにとどめる、という選択肢もあることを覚えておきましょう。

2020-05-15

団地ブーム再来で注目! バランス釜の使い方と注意点とは?

かつて一世を風靡した給湯システム「バランス釜」をご存知でしょうか?バランス釜は1960年代、首都圏で数多く建てられた団地で採用された給湯システムで、現在でも古い物件の浴室で見かけることがあります。
最近ではリノベーションされた団地が若い世代から人気を集めていることから、このバランス釜が注目され始めています。

そこで今回は、バランス釜の使い方と注意点について解説します。バランス釜がある物件への入居を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

団地ブームで注目! かつて一世を風靡した「バランス釜」とは?

今でも築30年以上の古い物件の浴室などに設置されていることがあるバランス釜ですが、いつ頃誕生し、どのようにお湯を沸かすシステムなのでしょうか。

誕生は1965年、安全性の高い給湯システムとして普及

バランス釜とは、浴室の外の外気を燃焼させてお湯を沸かす風呂釜のことをいいます。
このバランス釜が登場する前は、浴室内の空気を燃焼させてお湯を沸かすCF釜と呼ばれる風呂釜が使用されていましたが、燃焼させた後の排気が浴室内に逆流して一酸化炭素中毒の事故を引き起こしてしまう危険性がありました。

一方、バランス釜はこのような危険性がなく、そして電気を利用しないので設置が簡単ということもあり、開発された1965年以降は団地をはじめとする集団住宅を中心に一般家庭へ幅広く普及していったのです。

バランス釜の特徴とメリット

バランス釜はシステム上、浴槽の隣に設置する必要があるため、その分どうしても浴槽が小さくなってしまいますが、追い焚きができたり、電気を使わないので停電時でもお湯が使えたりといったメリットがあります。
しかし時代を追うごとに、より安全で使い方が簡単な他の給湯システムが登場した結果、バランス釜が浴室に設置される機会は徐々に少なくなり、90年代以降に建てられた住宅ではほとんど見られなくなりました。

そのため、現在ではバランス釜を見たことがないという方も多くいらっしゃいますが、バランス釜かどうかの判断の仕方は簡単です。
古い建物などを訪れる機会があれば、コンパクトサイズの浴槽の隣に三つのダイヤルが付いた、長方形の箱のような設備があるかどうかを確認してみましょう。その箱のような設備がバランス釜です。

レトロで懐かしい?! バランス釜の使い方

現在は、多くの家庭の給湯システムが運転スイッチを押した後に蛇口をひねるだけでお湯が出せますが、バランス釜はそのようにはいきません。バランス釜を使ってお湯を出す場合は次のような手順を踏む必要があります。

ガスの元栓を開ける

最初にガスの元栓を開けます。バランス釜はガスを使用するため、元栓が開いていなければ着火できないので注意しましょう。ガスの元栓は釜の近くにあります。

ダイヤルを回して火をつける

次に、ダイヤルを回して釜に種火をつけます。「口火」と書いてある運転ダイヤルを見つけ、そのダイヤルを回しましょう。きちんと火がつけば、釜の横にある点火窓から火がついている様子が確認できます。釜の種類によっては正常に火がついたことを知らせるランプが点灯するものもあります。

さらにダイヤルを回してお湯を出す

火をつけたあとは、同じダイヤルを「給湯」または「給湯・シャワー」と書いてある部分まで回します。このとき、給湯かシャワーかを選ぶ出水レバーが「シャワー」になっていた場合は、シャワーからお湯が出るはずです。

好みの温度に調節する

最後に温度調節ダイヤルを回して好みの温度に調節しましょう。温度調節のダイヤルが最初から高温に設定してあると、おもわぬやけどをしてしまうことがありますので注意が必要です。バランス釜を使用する際は温度を常に確認しておきましょう。

ダイヤルとレバーを戻して止める

お湯の使用後は、種火をつける運転ダイヤルと出水レバーを「止」と書いてある位置に戻します。温度調節ダイヤルは次回お湯を沸かすときにやけどすることがないよう、低い温度に設定しておきましょう。

バランス釜の注意点を確認しよう

バランス釜の注意点を確認しよう
バランス釜はひと昔前の給湯システムではありますが、使い方に慣れてしまえば特に難しいことはありません。しかし、使い続ける場合は次のような注意点をしっかり覚えておく必要があります。

空焚きしないように注意する

バランス釜を使って追い焚きをする際は、必ず浴槽に十分なお湯が入っていることを確認してから行いましょう。浴槽内の二つの穴がお湯でふさがるくらいが水位の目安です。
バランス釜は、浴槽内のお湯を釜の中に取り入れて温めてから浴槽に戻していますが、釜に取り入れるお湯がない状態で火がついたままだと「空焚き」という状態になってしまい、火災の原因になることがあります。

着火しているか必ず確認する

バランス釜はガスの火を使って給湯するシステムです。そのため、火がついていないまま口火にダイヤルを合わせてしまうとガス漏れしてしまうので、着火しているかどうか必ず確認するようにしましょう。

使用後はガスの元栓を締めて、点検を怠らない

使用後はガスの元栓を締める習慣を身につけましょう。突然災害が発生した場合でも元栓が締まっていれば慌てずに済みます。
また、バランス釜の耐用年数は10年ほどなので、これを超える場合や不具合を発見した場合にはガス会社や業者に点検や交換をしてもらいましょう。もちろん、ガス会社による定期保安点検は必ず受けるようにしてください。

まとめ

バランス釜の使い方と注意点についてご紹介しました。
現在主流のガス給湯器と同様に、バランス釜にもそれぞれメリット・デメリットがあります。それらをしっかり認識した上であれば、どちらを使っても特段問題はありませんが、「使い方に慣れない」、「子どもでも簡単に使えるシステムがいい」といった場合にはガス給湯器に交換するという手段もあります。

適切な給湯システムの選び方がわからないときは、専門業者やガス会社のショールームなどに相談してみましょう。

2020-04-09

給湯器の登場と歩んできた歴史について

現代日本では、戸建ての住宅から単身者向けのアパートまで、一般的に備え付けられるようになった給湯器。当然のことながら、今のように普及するまでにはさまざまな出来事がありました。
今回は、もともとは明かりの燃料として使われていたガスがどのように給湯器の燃料として普及してきたのか、その歴史を辿ってみましょう。

初めての国産給湯器の販売は1930年ごろ

日本で初めての給湯器が作られ、販売されたのは1930年ごろに遡ります。
その数年前の関東大震災を機に、石炭や木炭に代わる燃料としてガスや電気が注目されるようになり、その後のお風呂事情にも大きく影響を及ぼすことになりました。

それまで個人で使用するお風呂といえば、よく時代劇などで見かける薪や石炭を使った五右衛門風呂のようなスタイルが主流でした。
それが海外から日本に進駐していた軍人からの強い要望で、次第に給湯設備が用意されるようになっていったといわれています。シャワー文化の根強い国から来た人からすれば、従来のような日本式のお風呂では抵抗があったというのもうなずけますね。

しかし、この頃に日本でガス給湯器が使われるようになったのは都心部に限った話であり、地方ではなかなか普及していませんでした。また、その後の大きな戦争で、個人宅で用意する給湯器などはますます手の届かない贅沢品となってしまったのです。

給湯器が一般家庭に普及し始めた戦後の日本

戦後の混乱期を乗り越え、日本の経済が徐々に上向いてきた頃になると、給湯器はようやく一般の家庭にも普及し始めます。
全国的に集合住宅が増え始めた1950年代には、浴槽の隣に煙突が飛び出た給湯器が設置されている内釜式のお風呂が多くの家で使われるようになりました。

とはいえ、初期の内釜式のお風呂には、排気が逆流して一酸化炭素中毒になるなどの換気に関する課題がありました。その後、課題を克服し事故が起きないよう改良され、1965年ごろに登場したのがバランス型風呂釜です。

さらに数年後には、シャワーの需要が高まるとともに風呂釜に中型の給湯器を組み合わせた「セントラル給湯」というシステムが一般的になっていきました。それまではガスを使ってお風呂を沸かすだけだったのが、給湯機能もセットになって、より今のお風呂に近い形になったのです。

また、台所で使われる小型の給湯器が広く普及していったのもこの頃です。それまでの給湯器は高価だったこともあり、ごく限られたお店でしか使われていませんでした。
しかし、この頃に登場した四角い小型の給湯器は価格もお手頃で、一般の家庭でも広く使われるようになりました。現在でも、オフィスの給湯室のような小規模な台所ではこういった小型の給湯器が使われていることがあります。

1970年代からはより現在の給湯器に近い形へ

現在の給湯器に近い形へ
現在日本の家庭で使われている給湯器は、屋外に本体が置かれているものが主流ですが、それに近い形の給湯器が普及し始めたのは1970年代のことです。
1976年ごろに屋外設置型の給湯器が登場したほか、お風呂などで使われる給湯機能だけではなく、床暖房などの暖房機能についても給湯器でまかなうシステムが販売され始めました。ガスという燃料が給湯以外の用途にも活用されるようになっていったのですね。

さらに1980年代に入ると、それまで以上にガスを使った家電や給湯器関連の商品が次々に販売されるようになりました。給湯器付きの風呂釜や、全自動のお風呂給湯器、追い焚きやお湯はり機能が搭載された給湯器など、今の給湯器の商品展開に通じるものもたくさん出てきます。

そして、1980年代から90年代にかけては、より高機能な給湯器関連の商品が多数開発された時期でした。特に「自動化」という点に注力されていたのが特徴です。当時、他の家電の大半は既にほとんどが自動化されていました。
一方でお風呂に関しては、まだお湯の量や温度を人がチェックする必要があったので、それまでは手動で確認しなければいけなかった部分についても、自動で調節できるよう開発が進められていったのです。

給湯器の技術が進み省エネの時代へ

2000年代に入ると、給湯器も他の家電の例にもれず、省エネを重視した技術の開発が進みました。世界的に環境を守るという意識が高まっている中、ガスを使う給湯器もよりエコに特化した商品が人気を集めるようになっています。

なかでも、給湯器でお湯をわかす際に発生する排気熱を利用して燃料の使用を抑えるというシステムのエコジョーズは、省エネ化の進むガス給湯器の中でも特に有名です。
また、一方では電気給湯器の需要も高まってきており、ガス給湯器ではエコジョーズ、電気式給湯器ならエコキュートというように、それぞれ省エネ機能に優れた商品が注目されています。

そして、これからの給湯器は、今まで以上に省エネルギー、エコ、熱効率の良さなどが重視されていくことでしょう。

まとめ

給湯器が歩んできた歴史についてご紹介しました。
あらゆる分野の技術が進歩する原動力は、人々の「もっと便利な生活をしたい」と求める思いです。
給湯器も例外ではなく、快適にシャワーを浴びたい、もっと便利にお風呂に入りたいという思いとニーズから、より使いやすい形へと長い時間をかけて進歩し続けてきました。

古くから日本人の生活に馴染んでいる入浴という文化に寄り添う給湯器は、燃料事情や生活水準の変化、環境保護意識の高まりなど、いろいろな価値観やライフスタイルの変化に応じて、その機能を進化し続けています。
これからはどういった方向に進化していくのかという点にも注目しながら、自宅で使う給湯器も選んでいきたいですね。

2020-03-18

海外と日本ではどう違う? 女性のバスタイムの過ごし方

日本では当たり前の習慣のひとつである、毎日のお風呂。
入浴の文化は世界中にありますが、その方法や頻度、シャワーのみで済ませるか湯船につかるかといった細かい部分については国や地域によってさまざまな違いがあります。

そこで、今回は海外と日本の入浴習慣や、女性のバスタイムの過ごし方の違いについてご紹介します。

海外と日本の入浴習慣の違い

それでは、海外と日本での入浴習慣の違いについて見ていきましょう。
日本では単身者向けのワンルームからファミリー向けの広い家まで、ほとんどの物件でバスルームには湯船が備え付けられていますよね。日本人にとっては当然のことではありますが、実は季節を問わずお風呂につかるのが一般的な入浴方法である日本だからこその常識なのです。

一方で海外のアパートやマンションでは、バスルームに湯船がなくシャワーだけのところもたくさんあります。ホテルなども同様なので、海外旅行中なかなか湯船に入れず困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

また、国や地域ごとの気候によってもお風呂に対する意識が変わる傾向にあります。日本の場合は基本的に湿度が高めで、特に夏はむしむしと暑くなり汗をかきやすい点が、お風呂に毎日入って体を洗うのが一般的になった理由の一つでもあるとされています。逆に空気中の湿度が低く夏でも乾燥しているような国では、日本ほど頻繁かつしっかりと入浴する習慣がない人も多いようです。

女性がバスタイムに美容ケアを取り入れるのは各国共通?

日本とその他の国とでは入浴に関する習慣や常識にいろいろな違いが見られる一方で、共通する部分もあります。
お風呂には体と心をリラックスさせてくれる効果がありますが、女性にとっては体を磨き上げるための美容ケアにも適した時間です。日本でも海外でもそれは同じで、入浴時にボディケアをする女性は多いようです。

とはいえ、美容ケア以外の部分には入浴習慣や方法に違いも多いですし、ケアに関してもその内容はさまざまです。
次の段落では、日本の他にもいくつかの国をピックアップして、女性がどのようにバスタイムを過ごしているのか見ていきましょう。

海外と日本の女性たちのバスタイムの過ごし方の違い

海外と日本の女性たちのバスタイムの過ごし方の違い

アメリカ

圧倒的にシャワー派が多いアメリカでは、湯船にしっかりつかることはあまりないようで、入浴するタイミングも朝起きて身支度をする前という女性が多くみられます。
夜に入るお風呂ではその後よく眠れるようリラックスするのが大切ですが、朝にシャワーを浴びる場合には逆にしゃっきり目が覚めるようなバスタイムにしなければいけませんよね。
そういった理由からか、シャワーを浴びながら好きな音楽を聴くという女性もいらっしゃいます。確かに、朝からノリの良い音楽を聴いて熱いシャワーを浴びれば元気よく出掛けられそうです。

フランス

アメリカと同様、朝シャワーを浴びるという人が多数派のフランス。音楽やラジオを聴きながらシャワーを浴びているという人が多いのも共通しています。
また、フランスでは気持ちをリラックスさせたり癒やしたりすることを一番の目的として入浴する人が多く、時間に余裕があるときに夜浴槽に浸かるという場合がほとんどで、毎日は入らないというのが一般的です。

美容ケアに関しては、全身の保湿にかなり気を使っている傾向が高いそうです。それにはフランスの乾燥した気候に加えて、水道水の成分が関係しています。
フランスの水には、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、こうした水をシャワーとして浴びると肌が乾燥しやすいため、日本よりもさらに保湿ケアに気を配る人が多いのかもしれません。

韓国

日本のお隣、同じアジア圏ということで似ている文化も多い韓国。ですがお風呂に関しては、日本以外の国々と同様に朝のシャワーのみで済ませるという人が多いようです。
その一方で、お風呂で体を洗う以外にすることといえば真っ先に挙がるのが歯磨き、という点は日本の女性とも共通しているポイントといえるでしょう。ただボディケアに関する意識は日本人女性よりも全体的に高い傾向があります。

日本

湯船につかることが一般的な日本のバスタイム。海外の女性も保湿や角質のケアなどいろいろな方法で美容ケアをしていますが、日本ではそれに加えて毎日の半身浴を基本の美容ケアとしている人が目立ちます。
ゆっくり半身浴している間の過ごし方はさまざまで、読書や勉強、体や顔のマッサージ、保湿ケアの他、ダイエットの一貫として長風呂をしている、という人も。お風呂であたたまりながら歯磨きをすることも多いようです。

このように、国や地域ごとに女性のバスタイムの過ごし方にも違いがあります。人によっては外国式の入浴方法の方が自分に合っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。

まとめ

海外と日本の入浴習慣や、女性のバスタイムの過ごし方の違いについてご紹介しました。
国や地域によって女性のバスタイムの過ごし方はさまざまです。保湿ケアの重視など、真似したい部分はどんどん取り入れていきたいですね。
今回ご紹介した海外の入浴習慣を参考に、日頃のバスタイムをさらに有意義なものにしていきましょう。

2019-12-25

災害対策でお風呂に水を溜める注意点とは?

地震発生時や大型台風の接近に備えて、日頃から災害対策を意識しておくことは大切ですが、なかでも飲料水や生活用水の確保は重要です。
そのため、災害時にはよくお風呂に水を溜めておくという対策を考えている方がいらっしゃいますが、メリットのほかにもいくつか注意点があることをご存知でしょうか?

そこで、今回は災害対策でお風呂に水を溜める注意点についてご紹介します。

生活用水として再利用? お風呂に水を溜めるメリット

まずは、お風呂に水を溜めるメリットをみていきましょう。
大きな地震が発生した場合は、電気やガスだけでなく水道のライフラインが止まってしまう恐れがあります。
水が出なくなってしまうと、飲み水はもちろん生活用水も使用できなくなり、洗濯や洗い物に影響が出るだけでなくトイレも水で流せなくなってしまうため、不自由な生活を余儀なくされます。

しかし、災害時に残っていたお風呂のお湯を使ったり、水道が止まってしまう前に水を浴槽に溜めておくことで、ライフラインがストップしてしまっても生活用水として利用することができます。
そのため地震発生時や、大型台風の接近で大きな被害が予想されるときはお風呂に水を溜めておき、さらにペットボトルや鍋、やかんなどにも溜めておくことが大切です。

また、お風呂の残り湯を普段から活用する方法についても、過去に910マガジンで取り上げていますのでそちらをご覧ください。(お風呂の残り湯を上手に活用しよう)

お風呂に水を溜める注意点も確認しておこう!

お風呂に水を溜める注意点
地震発生時や、大型台風が接近しているときはお風呂に水を溜めておくと、万が一水道が止まっても生活用水が確保しておける一方で、いくつか注意点があります。

小さなお子さんがいるご家庭は要注意?!

小さなお子さんがいるご家庭では、浴槽への転落などによる不慮の事故を防ぐためにもなるべくお風呂の水は溜めないようにしましょう。災害時にやむをえずお風呂に水を溜める場合は十分に注意してください。
また、なるべくお風呂に溜める水は少量にしておき、ペットボトルなどを多く用意して備えるようにしましょう。

お風呂の残り湯は雑菌だらけ?

お風呂の残り湯は、実は一晩置いておくだけで細菌が数千倍に増えるといわれています。人がお風呂に入ったあとに残った垢や皮脂などによるものですが、災害時には飲料水としては使わずにトイレを流すなどの生活用水として利用することをオススメします。また、細菌が増加した状態のお湯を使った洗濯にも注意が必要です。

マンションなどの集合住宅では注意!

マンションなどの集合住宅に住んでいる場合は、お風呂に水を溜めるのは注意が必要です。地震によって排水管が損傷する恐れがあり、トイレを残り湯で流そうとすると上層階から下に水が漏れてしまうことがあるためです。また、マンションだけでなく一戸建ての場合でも2階や3階からトイレを流すときは注意が必要です。
このようにお風呂に水を溜めても、生活用水を排水することが難しくなるとかえって処理に困る恐れがありますので注意しましょう。

そのほかにも、長期間お風呂に水を溜めたままだとカビが発生しやすくなる原因にもなるため、なるべく窓を開けて換気しておくことが大切です。

災害対策でお風呂に水を溜める注意点についてご紹介しました。
災害時に水を浴槽に溜めておくと生活用水として利用できて便利ですが、小さな子どもがいる場合や、マンションに住んでいるなど環境によってはオススメできないこともありますので、各ご家庭の状況に合わせた対策を行なうようにしてくださいね。

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