ホテルや旅館の客室でよく見かけるバスローブ。入浴後のリラックスタイムを快適にする認知度の高いアイテムであるにもかかわらず、具体的な使い方についてはそれほど知られていないのが現状です。
旅行や出張の際、「用意されているから、とりあえず着る」という方も多いのではないでしょうか? 実はバスローブにも一応、正式な使い方があります。
そこで今回は、バスローブの正しい使い方や種類、使用する際の注意点についてご紹介します。
そもそもバスローブとは何なのか?
バスローブとは、入浴後の体に残った水分を拭き取るための室内用上着です。
水分を吸収しながら体を保温できるので、湯冷めしにくいのがメリット。いうなれば、「着られるバスタオル」なのです。
バスローブに対して多くの方が共通して抱いているイメージは「リラックスしているときに着るもの」というものではないでしょうか?
全体的にゆったりとしたデザインと素材の種類からそう思われるのも不思議ではありませんし、バスローブの歴史から見ても、基本的にはプライベートの時間に着るものでした。
バスローブの元はヨーロッパの部屋着「バニャン」
現在のバスローブの基礎は17世紀~18世紀頃のヨーロッパの部屋着「Banyan(バニャンまたはバンヤン)」だといわれています。
体全体をすっぽりカバーするようなデザインなので、パジャマや下着を覆い隠してだらしなく見えませんし、防寒対策にもなるため、愛用者が多かったようです。
その後、バニャンは時代による服飾や入浴文化の変遷を経て、現在のバスローブやガウンの形に辿り着きました。なお、このバニャンは日本の着物の影響を強く受けているといいます。
バスローブといえば海外映画のワンシーンを思い浮かべる方が多いですが、日本の着物とある種の「遠戚」だったとは驚きですね。
ガウンとの違いは?
ゆったりとした前開きの室内用上着にはもう一つ、ガウンがあります。デザインは似ていますが、ガウンの主な目的は防寒です。そのため、保温性に優れた素材で作られたものが多く、最近ではファッション性の高いものも出回っています。
バスローブの正しい使い方とは?
前述の通り、バスローブは入浴後の体に残った水分を拭き取るための室内用上着です。したがって、入浴後の濡れた体に直接着て、自分の体を抱きしめるようにして水分を吸収させましょう。
着る前にフェイスタオルなどで水分を軽く拭き取る必要はありません。下着を身につける前に思い切って着ましょう。
ただし、この使い方は吸収性の高い素材で作られたバスローブのみ当てはまります。ポリエステルのような吸水性が低いバスローブの場合は体を拭いてから着た方が良いでしょう。
また、濡れたまま着るのに抵抗がある場合は、パジャマや部屋着としても使用できます。大きめサイズであれば、パジャマの上に着るナイトガウンとしての利用もOKです。
使い分ければもっと便利に! バスローブの種類を確認しよう

バスローブの種類は意外にも豊富なので、使う人の年齢や性別、素材、デザインによって使い分ければ、もっとバスローブを有効に活用できます。
レディーズ or メンズ
バスローブには男女兼用として使用できるものがありますが、体格に合わせて着心地を良くしたい場合には女性用(レディース)、男性用(メンズ)でサイズが分かれているものを使ってみましょう。
年齢
店頭で販売されているバスローブの多くは成人用ですが、メーカーやブランドによっては赤ちゃんや子ども用も用意されています。
子どもの柔らかい肌に優しい素材で作られていることはもちろん、動物やキャラクターをモチーフにしたかわいらしいデザインもあるので、お子さんが好みそうなバスローブを一着選んでみてはいかがでしょうか。
素材
タオルやコットン、シルクはバスローブで使われる代表的な素材です。この3つに共通するのは優れた吸水性で、特にタオルは濡れたまま着る使い方をしたい場合に最適でしょう。
また、パーカーやマフラーでお馴染みのフリースもバスローブで使われる素材です。軽くて丈夫、そして何より高い保温性が特徴ですが、吸水性は高くないためパジャマやガウンとして使用する場合に最適です。
そして最近新たに注目を集めているのが、吸水性·保温性ともに大変優れているマイクロファイバーです。軽くて肌触りも良く、汗をかきやすいお子さんにもおすすめです。
デザイン
「バスローブの定番」である前開きのガウン·着物型のほか、おしゃれなワンピースタイプ(ドレスタオル)やフード付きポンチョタイプなどがあります。
ワンピースタイプはプールや海水浴などの着替えケープとしても使用できますし、フード付きであれば頭も拭けるので便利です。
バスローブを使うときに気をつけたいこと
バスローブは性別や年齢を問わない便利なアイテムですが、使用する際は次のことに気をつけましょう。
使用後はしっかり乾かす
バスローブのお手入れで最も気をつけていただきたいのは乾燥です。
特に生地が分厚いものは使用後または洗濯後にしっかり乾燥させなければ、すぐにカビが生えてしまいます。
洗濯マークに従う
素材の持ち味や型崩れを防ぐためにも、洗濯する際は洗濯マークに従ってください。
洗濯頻度は使い方によって異なりますが、連続で使用した場合は2日に1回は洗濯するようにしましょう。
寝具の濡れに注意する
バスローブで体の水分を拭き取った後にそのまま寝てしまうと、寝具が濡れてしまうことがあります。
寝具の濡れが不快な場合は他の衣服に着替えましょう。
裾の長さに注意する
裾が長すぎるバスローブを着て歩くとつまずいて、派手に転んでしまう場合があります。
転んだ場所によっては大きな怪我を負うことがあるため、裾が長すぎない、体格に合ったバスローブを使用するようにしましょう。
紐付きのものは失くさないように!
紐で留めるタイプのバスローブの場合は、この紐を失くさないように気をつけましょう。
紛失した場合はボタンやファスナー、マジックテープなどをつけるのも手です。
まとめ

バスローブの使い方や種類、使用する際の注意点についてご紹介しました。
バスローブはただ見た目が優雅なだけではない、実用的なアイテムです。一つあればレジャーや防寒対策にも活用できるので、これを機に、お気に入りのバスローブを一つ用意してみてはいかがでしょうか。

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休日の新習慣に! 自宅で昼風呂を楽しもう
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平日は仕事や家事に追われ、入浴を短時間で済ませている人も多いのではないでしょうか。
時間に余裕がある休日なら、自分のペースでお風呂を楽しめます。
気分転換やリフレッシュに
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明るい時間帯ならではの開放感を味わえる
昼風呂では、明るい時間帯ならではの雰囲気も楽しめます。自然光や外の景色を眺めながら入浴でき、夜とは違った開放感を味わえるでしょう。
窓がない場合も、照明やバスグッズを工夫すれば、いつもとは違う空間を演出できます。
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香りのよい入浴剤を使ったり、お気に入りの音楽を流したりすれば、自宅のお風呂がくつろぎの空間に変わります。普段はシャワーだけで済ませている人も、休日には湯船につかってみてはいかがでしょうか。
入浴後に読書や映画鑑賞を楽しむなど、その日の気分や体調に合わせて過ごし方を工夫するのもおすすめです。
昼風呂を安全に楽しむための注意点

お湯の温度と入浴時間に注意
お湯は熱くしすぎず、38〜40℃程度を目安に設定しましょう。
まずは5〜10分程度の短めの入浴から始め、体調に合わせて調整するのがおすすめです。
長湯はのぼせや脱水につながるおそれがあるため、読書や動画鑑賞に夢中になりすぎないよう注意してください。動悸やめまい、息苦しさなどを感じた場合は、すぐに浴槽から出て休みましょう。
入浴前後の水分補給を忘れない
入浴中は汗をかくため、入浴前後には水やお茶などで水分を補給しましょう。また、飲酒後の入浴は、転倒や溺水などの事故につながる危険があるため避けてください。
体調に合わせて入浴する
食後すぐの入浴はタイミングに注意し、発熱やめまい、強い疲労感があるときは無理をせず休みましょう。睡眠不足や脱水が疑われる場合も、入浴を控えるのが安心です。
温泉や銭湯でも昼風呂を楽しもう

休日のお出かけを兼ねて、いつもとは違うお風呂で気分転換してみてはいかがでしょうか。
少し足を延ばせるなら、日帰り温泉がおすすめです。露天風呂がある施設では、空や木々の景色を眺めながら、ゆったりと入浴を楽しめます。温泉地によっては、入浴後に周辺を散策したり、ご当地グルメを味わったりするのもよいでしょう。
遠出をせずに気軽に楽しみたい時には、街の銭湯を利用する方法もあります。広い浴槽につかれば、自宅のお風呂とは違った気分を味わえるでしょう。昔ながらの雰囲気や個性的な壁画など、施設ごとの魅力を楽しめるのもポイントです。
スーパー銭湯では複数の浴槽に加え、サウナや岩盤浴、休憩スペースなどを備えた施設もあり、一日ゆっくり過ごせます。入浴後に食事を取ったり、読書を楽しんだりするのもおすすめです。
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昼風呂でのんびり休日を満喫しよう!
気軽に楽しめる昼風呂は、休日にぴったりのリラックス方法です。ぜひ自分好みのスタイルを見つけて、心地よい時間を楽しんでください。
米ぬか風呂の効果とは? 自宅での作り方と肌トラブルを防ぐ注意点
米ぬか風呂は、米ぬかを布袋などに入れ、浴槽のお湯へ浸して楽しむ昔ながらの入浴法です。
米ぬかには脂質のほかγ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール類など、さまざまな成分が含まれています。
今回は、米ぬか風呂に期待される作用や作り方、肌や浴槽への注意点を解説します。
米ぬか風呂とは?
米ぬか風呂とは、玄米を白米へ精米する際に出る米ぬかを利用した入浴法で、米ぬかを直接浴槽へ入れるのではなく、布袋やガーゼへ包み、お湯の中でもみながら使う方法が一般的です。
米ぬかにはさまざまな成分が含まれる
米ぬかには油分のほか、γ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール、トコトリエノールなどが含まれています。
フェルラ酸やγ-オリザノールは化粧品分野でも研究されており、米ぬかが美容素材として注目される理由のひとつです。
ただし、化粧品として調整された成分と、お風呂へ米ぬかを入れた状態では濃度や皮膚への届き方が異なります。
そのため、米ぬか風呂には「美肌」「美白」「保湿」など多くの情報がありますが、実際には米ぬか風呂そのものを対象とした研究は現時点で少ないのが現状です。
肌がしっとりした感触になる人もいる
米ぬかには油分が含まれているため、お湯へ浸すと通常のお風呂とは異なる肌触りになる人もいます。
入浴後にしっとりした感触を得られる人もいますが、「乾燥肌が改善する」とまでは断定できません。
熱いお湯や長風呂は、かえって肌の乾燥を招く可能性があります。
乾燥が気になる人は、熱すぎないお湯で短めに入浴し、入浴後に保湿剤を使ってください。
フェルラ酸などは美容分野で研究されている
米ぬかに含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用などを持つ成分として研究されています。
皮膚へ使用する化粧品の研究では、色素沈着や肌の水分量などに関する報告もあります。
ただし、家庭の米ぬか風呂で同じ作用が得られるとは確認されていません。
「米ぬか風呂へ入ればシミが消える」「肌が白くなる」と考えるのは避けましょう。
米ぬか風呂の作り方
米ぬか風呂は、自宅でも簡単に試せます。米ぬかを直接浴槽へ入れず、目の細かい袋へ入れて使うのが扱いやすい方法です。
用意するものは、新鮮な米ぬか、布袋(ガーゼやお茶パック)、袋の口を閉じるひもで、米ぬかの使用量に統一された基準はありません。
初めて使う人は少量から試し、肌の状態を確認してください。
米ぬかを袋に入れてお湯へ浸す
米ぬかを布袋やガーゼへ入れ、浴槽の中で漏れないよう口をしっかり閉じます。
お湯へ浸したら、袋にお湯を含ませながら軽くもんでください。
袋を肌に使用するときも、強くこする必要はありません。
摩擦によって赤みやかゆみが出る可能性があるため、やさしく触れる程度にしましょう。
使用後の米ぬかは再利用しない
一度お湯へ浸した米ぬかは、基本的にその日のうちに処分してください。
米ぬかは油分を含み、水分や温度の影響で品質が変化します。
浴槽へ長時間放置せず、入浴後は早めに取り出しましょう。
米ぬか風呂の注意点

自然由来の素材でも、すべての人の肌に合うとは限りません。敏感肌や皮膚疾患がある人は特に注意してください。
赤みやかゆみが出たら使用を中止する
米ぬかでもアレルギー反応や刺激が起こる可能性があります。
米や米ぬかでアレルギー症状が出た経験のある人は使用を避け、使用後に赤み、かゆみ、腫れ、ヒリつきなどが現れたら使用を中止してください。症状が続くときは皮膚科へ相談しましょう。
湿疹や傷がある肌には使わない
湿疹、傷、ただれなどがある状態では、米ぬかが刺激になる可能性があります。
アトピー性皮膚炎などで治療中の人も、自己判断で米ぬか風呂を治療代わりに使わないでください。
治療中なら主治医へ相談するのが安心です。
米ぬかを浴槽に直接入れない
米ぬかは必ず目の細かい袋に入れて使い、使用している間は追いだきや保温を避けるのが安全です。
米ぬかの細かな粒子が配管へ入ると、汚れや目詰まりにつながる可能性があります。
入浴後は早めに浴槽を洗う
米ぬか風呂を使った後は、お湯を長時間残さず早めに排水します。
排水後は浴槽を水やぬるま湯で流し、循環口周辺にも米ぬかが残っていないか確認してください。
米ぬか風呂は肌と浴槽の状態を確認しながら楽しもう

米ぬか風呂は、美容効果を期待しすぎるより、いつもの入浴に変化を加える方法として楽しむのが向いています。
肌への刺激が気になる人は無理に続けず、入浴後の乾燥やかゆみ、赤みなどを確認してください。
また、天然素材だから浴槽や給湯設備へ影響しないとは限りません。
肌への負担と設備への影響の両方を意識し、自宅の環境に合った方法で取り入れましょう。







