健康

2023-08-28

海外でも人気! 健康効果も注目される水風呂

日本では古くから馴染みのある水風呂ですが、近年では海外でも人気を集めるトレンドになっています。多くの著名なセレブが夢中になっているという、水風呂。
水風呂が愛される理由とは、一体なんなのでしょうか。

ウェルネスアクティビティとして人気の水風呂

日本ではサウナやあたたかい温泉につかった後に入ることの多い水風呂ですが、海外ではひとつのウェルネスアクティビティとして人気を集めています。

著名な歌手やモデルなど、多くのセレブリティがSNSで冷たい水風呂に凍えながら入浴している姿を公開していることからも、新たな流行のひとつであることがうかがえます。
「Cold Plunge(コールドプランジ)」と呼ばれることも多い海外の水風呂は、屋外のバスタブに冷たい水を張ってつかったり、たっぷりの氷水に体を沈めたりとさまざまな方法で試されている様子。

共通しているのは、基本的には水温10度以下のとても冷たい水につかる、ということです。
氷水どころか氷だけをたっぷりと入れた「アイスバス」と呼ばれるタイプのものもあり、日本でよく知られる水風呂よりもさらに冷たいお風呂だと考えて間違いなさそうです。

アメリカでは、富裕層向けにコールドプランジ専用のバスタブを販売する企業も増えているそう。
こうした専用バスタブには自動で水を低い温度に保つ機能や水をろ過・循環・消毒する機能がついており、氷や冷水を用意しなくても楽に水風呂に入れると人気を集めています。

海外で水風呂が人気になった理由とは

ウェルネスアクティビティのひとつとして知られるようになった水風呂には、肉体的・精神的な効果が期待されています。
まずひとつは、疲労回復効果。
水風呂には筋肉や関節の炎症を和らげる効果があり、筋肉痛を軽減してくれることもわかっています。
また、水風呂につかることでメンタルにもいい影響が期待できます。
急激に体が冷えること自体は大きなストレスなのですが、そのおかげでストレスを軽減するホルモンの分泌が強く促され、ホルモンの効果で水風呂から上がった後はすっきりとリフレッシュした気分になれるとのこと。
ストレスフルな毎日を送っている人にとっては嬉しい効果です。
実際に水風呂を体験すると「若返ったような気がする」という人もいるほど、そのリラックス・リフレッシュ効果は実感しやすいようです。

さらに日本で行われるようなサウナやあたたかいお風呂と組み合わせた温冷交互浴のスタイルも徐々に取り入れられてきていて、ストレスを軽減するホルモンに加えて幸福ホルモンであるエンドルフィンやセロトニン、オキシトシンといったホルモンの分泌も増えるとのこと。
リフレッシュできるだけでなく幸福感も強く感じられることが水風呂の人気の秘訣なのでしょう。

水風呂を楽しむときの注意点

暑い夏、せっかくなら海外流の水風呂にもチャレンジしてみたい……という方のため、水風呂を楽しむ際の注意点もまとめました。
しっかりチェックしてから水風呂にトライしてください!

医師に相談してからがベター

冷たい水につかることは、血圧や心拍数、循環器系に影響を与える可能性があります。
何かしらの疾患を持っている方、そうでなくても不安を感じる方は必ず主治医に相談してから行うようにしましょう。

誰かに監視してもらう

ホルモンバランスの影響なのか、水風呂につかっているときは感情が不安定になることもあるといいます。
何かあったときのためにも、ひとりで入浴せず、誰かに見ていてもらうようにしましょう。

後で体を温める

かなり冷たい水につかるので、水から上がってもまだ体温が下がり続けてしまう可能性があります。
その場合低体温症になってしまうリスクがあるので、水風呂から上がったらすぐに体を温めるようにしましょう。

長時間つかるのは避ける

日本人の感覚だとお風呂にはのんびりつかりたくなってしまいますが、水風呂の場合はゆっくりつかっていると体が冷えすぎてしまいます。
そもそも水風呂に期待される健康効果のためなら、数分水につかっていればそれで十分。
無理に長くつかっている必要はないのです。
決して無理はせず、すぐに上がって体を温め直すようにしましょう。

無理のない範囲で水風呂にチャレンジしてみよう


海外で人気の水風呂は、日本で昔から愛されている水風呂とはまた少し違ったスタイルではありますが、新しいウェルネスアクティビティのひとつとして定着しつつあります。
日本のサウナや温泉、銭湯などの施設で楽しめる水風呂の温度は基本的には17度前後と、海外のコールドプランジと比べるとあまり低い温度ではありません。
ただ施設によっては、水温が10度未満のとても冷たい水風呂を味わえるところもあります。
まずは日本風の水風呂で体を慣らして、冷たい水にある程度慣れたらもっと冷たい水風呂を試してみるのもいいかもしれません。

寒い冬にチャレンジするには勇気がいりますが、暑い季節ならもっとトライしやすいはず。
特に近年は毎年猛暑が続くので、さっぱりした気持ちになれる水風呂はリフレッシュにおすすめです。
ハリウッドのセレブのような気持ちで、冷たい水風呂にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

2023-07-21

温泉でだけ起きる「湯あたり」の原因とは

温泉に入った際に起こることのある「湯あたり」は、普通のお風呂に入浴しているときには起こらない症状です。
湯あたりがなぜ温泉に入っているときにだけ起こるのか、その原因や症状についてご紹介します。

湯あたりとは

湯あたりは、温泉に何度も繰り返し入ったり、長い時間入り続けたりすると起こることのある症状を指します。

具体的な症状としては、頭痛やめまい、吐き気、からだのだるさや倦怠感、食欲の不振などの体調不良があります。
その他腹痛や頭痛、寒気など、風邪にも似た症状があらわれることもあります。
この湯あたりの症状は、温泉につかった直後ではなく、数日後などしばらく時間が経ってからあらわれます。
入浴後2日から3日、遅いときには1週間後に症状が起こります。

お風呂に入って体温が上がり、血管が拡張し血行がよくなったことでのぼせたときの症状と似ている部分もありますが、のぼせの症状は入浴後すぐに起こるという点で違いがあります。
また温泉につかることで体力を消耗し、疲れてしまったときとも症状が似ています。
普段からお風呂にしっかりつかる習慣がないと温泉に繰り返し入ったり長い時間入浴したりすることで疲れてしまい体調が悪くなることがありますが、こういった「湯疲れ」と呼ばれる症状も入浴後すぐに起こります。

湯あたりが起きる原因は温泉成分

温泉で湯あたりが起きる原因は、温泉に含まれる成分にあります。
温泉にはさまざまな成分が含まれていますが、入浴した温泉に体質に合わない成分が含まれていることもあります。
また、好転反応のひとつであるケースもあります。
「温泉は健康にいい」といわれる通り、温泉成分のなかには健康にいい影響を与えるものも多くあります。
それらがからだにいい作用を与えているものの、その過程で体調不良が起きてしまうこともあるのです。

また、温泉が高温であることも体調不良の原因となります。
お湯の温度は温泉によってまちまちですが、自宅で入浴するときよりも熱い温度になることも多いです。
入浴に適しているお湯の温度は38度から40度くらいといわれていますが、入浴するお湯の温度が42度を超えていると循環器系などの臓器に大きな負担がかかります。
熱い温泉を好む人も多いですが、実はからだに大きな負荷をかけてしまっているのです。
温泉では何度もお湯につかることもあるため、その分からだへのダメージも大きくなり、後々の体調不良につながってゆきます。

食後の入浴も、からだへの負荷を高める原因のひとつです。
食事をした後は食べたものを消化・吸収するために胃腸が活発にはたらいています。
そのため体内の血液も胃腸に集中しているのですが、食後に熱いお風呂に入浴してしまうと全身の血行がよくなり、体内でエネルギーが分散してしまいます。
結果として消化・吸収が妨げられ、胃腸への負担が増えてしまうのです。
温泉地の旅館では豪華な食事をいただく機会も多いですが、その後にまた温泉に入ると湯あたりの原因になる可能性があります。

湯あたりの予防と対策

湯あたりを防ぐためには、温泉に長くつからないこと、繰り返しつかるのは避けることが有効です。
温泉地に長く滞在する場合、特に最初の頃はからだが温泉に慣れていないこともありますので、初日からの長風呂は避けましょう。
滞在中は毎日温泉につかる贅沢な暮らしを楽しみたくなりますが、3日から4日に一度ほどの頻度で温泉につからない休息日をつくることでさらにからだへの負担を軽減できます。
からだを温泉に慣らしつつ、ゆっくりと入浴時間や頻度を増やしていきましょう。

入浴前の水分補給も重要です。
水分をしっかり摂ってから入浴することで、体温調節がしやすくなり、体調不良の防止につながります。
また入浴前にかけ湯をして、温泉の温度にからだを慣らしておくのも効果的です。
入浴することで体温が上がりすぎると体調不良につながるので、暑くなってきたら無理せず温泉から出ること、ちゃんと休憩を挟むことを意識しましょう。

湯あたりが起こってしまった場合には、休息をとることが重要です。
たとえ好転反応から起きた湯あたりであっても、無理にいつも通り行動したり何度も温泉に入っていたりすると体調不良は回復せずどんどん長引いてしまいます。
湯あたり自体は一過性の症状ですぐに回復することがほとんどですが、体調がすぐれない間は安静にして横になり、しっかりからだを休めましょう。
水分補給も大切です。
湯あたりによる体調不良は温泉成分によって体調を崩している状態なので、体内の循環をよくすることでより早い回復が見込めます。
湯あたりを起こした際には、いつも以上に水分をこまめに摂るよう意識しましょう。

湯あたりの症状はあくまで一時的なものであり、長く続くような体調不良ではありません。
症状自体は湯あたりに似ていても、何日も体調が悪い日が続くようであれば病院で医師の診察を受けましょう。

湯あたりに気をつけて温泉を楽しもう


温泉は、正しくつかれば健康にいいさまざまな効果を得られるものです。
湯あたりも健康効果と同じく温泉の有効成分が原因となって起こるものではありますが、事前にしっかり予防しておくことで対処できます。
湯あたりやのぼせに十分気をつけて、温泉を心ゆくまで楽しみましょう。

2023-06-22

心身にも地球環境にも優しい! 温泉地でのテレワーク

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、「テレワーク」という働き方が広く普及しました。
自宅からリモートで仕事をするだけでなく、リゾートや温泉地などの旅行先で仕事もこなすような、場所や時間に縛られない新しいスタイルの働き方も注目されています。
なかでも温泉地でのテレワークは、ストレスを軽減・解消し心身に良い影響が期待できます。
そこで今回は、温泉でテレワークすることの様々なメリットをみていきましょう。

働きながら心身を癒せる、温泉地でのテレワーク

オフィスでのデスクワークが主な業務だった方のなかには、オフィスへの出勤頻度が減り、自宅からリモートで仕事をする日が増えたという方も多いのではないでしょうか。

出勤・退勤のコストがなくなり便利になる点も多いテレワークですが、一方でずっと自宅にこもっていることによるストレスを感じる人も少なくありません。
そこでストレスの解消も兼ねて注目されたのが、自宅以外の場所で働くスタイルです。
カフェやシェアオフィスなど気軽に訪ねられる場所だけでなく、リゾート地や温泉など、本来観光地である場所でもテレワーク向けのプランを用意するなど、積極的にテレワーク需要に応える動きがあります。

なかでも、温泉地でのテレワークは心身に良い影響があるとして人気を集めています。
日本では古くから温泉の健康効果が広く知られていて、湯治など療養にも使われてきました。
温泉に浸かることでも色々と健康に良い効果を得ることができますが、転地効果といって日常を離れ温泉地で過ごすことそのものにストレスや精神的な疲労を軽減する作用があります。

自宅にこもって仕事をしているとどうしても刺激の少ない毎日を過ごすことになり気分も落ち込みがちですが、自然豊かな観光地である温泉へ滞在するだけで気分転換になり体調へも良い影響が期待でき、仕事へのモチベーションも上がって作業効率アップが見込めるのです。

地熱エネルギーの利用で地球環境にもプラスの効果

日頃ストレスを抱えながら働く人の心身をリフレッシュさせてくれる温泉地でのテレワークですが、実は自然環境へも良い効果が期待できることがわかっています。

現在、地球温暖化については世界中で大きな問題となっています。
特に先進国ではCO2排出量の削減が大切な課題となっており、日本でも2030年までには現在の排出量から46%削減、そして2050年までにはゼロを目指し「脱炭素社会」を目標に掲げています。

そこで注目されたのが、地熱エネルギーを熱源として利用できる温泉地での暮らしです。
温泉地では温かいお湯が湧いているので、お風呂に入る際にガスでお湯を沸かす必要がなく、また暖房についても地熱を利用することができ、熱源のためのエネルギー消費がかなり抑えられます。
つまり、エネルギー使用に伴うCO2の排出量をその分減らすことができるというわけです。

東北大学などの研究グループによると、自宅からオフィスに通勤するなど従来通りの働き方をする人と比べ、温泉地でテレワークを行っていた人は年間のCO2排出量を最大でおよそ74%も削減できるとのことです。
74%という数字は、入浴には温泉を使い暖房には温泉熱暖房を用いる、温泉地の地熱を最大限に活用した際のものですが、毎日のお風呂を温泉で済ませるだけでも年間でおよそ63%のCO2排出量削減につながるという結果が出ています。
温泉地で普通に暮らし、働くだけで、自然環境にもより優しい生活ができるのです。

温泉の多さからもわかる通り、日本は地熱資源が豊富な国です。
ですがその豊富な地熱資源は地方にあることが多く、人口の多い都心部の暮らしに地熱エネルギーを活用するのが難しいという問題がありました。
しかし、都心部に暮らす人が温泉地を訪ねて長期滞在しテレワークする…というワークスタイルが浸透すれば、その分石油・石炭などの化石燃料の消費を抑えられ、CO2の排出量も自然と削減できます。
気分転換のために温泉地に滞在して仕事をすることで環境にも優しい暮らしが実現できるので、何かを我慢する必要もなく、持続しやすい温暖化対策であるのも大きなポイントといえます。

地方の過疎化を食い止められる可能性も


現在の日本では、都市部への人口集中、そして地方の過疎化が深刻な社会問題のひとつとなっています。
進学や就職をきっかけに地元を離れ都市部へ移り住んできたという方も多いでしょう。

温泉地でのテレワークが普及すれば、地方の過疎化や人口の流出を食い止め、地域の観光や産業を活性化することにもつながっていく可能性も指摘されています。
心身を癒して仕事のモチベーションを取り戻すために提案された新しい働き方が、実は自然環境にも優しく、地方を盛り上げる一助にもなり得るのです。

仕事に追われ刺激の少ない日々を過ごすストレスを感じている方、普段からリモート勤務の日が多く、日頃自宅やカフェなどで作業しているという方は、ぜひ温泉地に長期滞在してのテレワークも体験してみてください。

2023-05-29

自分の体調を整えてくれる温泉の選び方

昔から健康に良いとされ、広く愛されてきた温泉。「湯治」という言葉もある通り、ケガや病気に悩む方の治療の一環としても利用されてきました。
温泉は基本的に健康に良いものであるのは間違いありませんが、特にどのような体調不良に効果が期待できるのか、という点は温泉によって異なります。
今回は、自身の体調にぴったりの温泉を選ぶポイントについてご紹介します。体調を整えたいという目的で温泉へ行きたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

どの温泉にも共通する効能・温泉ごとに異なる効能

温泉は健康に良いものだという認識は、世界的に共通しているものでしょう。
では具体的に、温泉のどんな点が健康に良いのでしょうか。

温泉には、大きく分けると以下の3種類の効能が期待できます。

物理効果

温かいお湯につかることによって得られる様々な効能を「物理効果」と呼びます。
体が温まり血行が良くなることで得られる「温熱効果」、水中にいることで体にかかる静水圧によって体液の循環が活発になる「水圧効果」、水中で体を軽く感じることによって得られるリラックス感や水の抵抗に逆らうことで自然と筋力が鍛えられる「浮力効果」、この3つがまとめて物理効果と呼ばれています。

転地(心理)効果

温泉につかるということは、自然豊かな温泉地に一定期間滞在するということです。
日常から離れて温泉地に滞在するという非日常を体験することで自律神経が刺激され、ストレス解消や精神的な疲労の軽減効果が期待できます。
また澄んだ空気や豊かな自然に囲まれた優れた環境に身を置くことで、精神面だけではなく身体面にも良い変化があらわれることもあります。
こうした効能を「転地効果」もしくは「心理効果」と呼びます。

化学(薬理)効果

温泉には様々な成分が溶け込んでいます。
温泉につかり、含まれる有効成分を皮膚から吸収することで得られるのが「化学効果」「薬理効果」と呼ばれる効能です。
含有成分によって変わる温泉水の特徴を泉質といいますが、どんな泉質であるかは温泉ごとに異なります。
当然つかることによって得られる健康面への効能も、泉質ごとに異なります。

物理効果と転地効果、化学効果のうち、どの温泉でも共通して得られるのは物理効果です。
これは単純に温かなお湯につかることで期待できる効能なので、温泉ではなく自宅のお風呂に入るだけでもOKです。
転地効果については、自分の好みの環境、体調に合っている環境を選ぶことでより高い効果を期待できるでしょう。
ですが「日常生活から離れる」ことが大切なので、どの温泉地でも一定の効果は得られるはずです。

温泉ごとに大きく効能・効果が変わるのは化学効果についてです。
化学効果については、泉質によってどんな体調不良やケガに効果的なのか、明確に差異があります。

一般適応症と泉質別適応症

上記でご紹介した温泉の効能のうち、物理効果・転地効果については、どの温泉地でも一定の効果を期待できます。
ですが残る化学効果に関しては、自身の体調や目的に合致している温泉を選ぶ必要があります。

温泉への入浴が効果的だとされる様々な症状は、「一般適応症」と「泉質別適応症」の2種類に大別されます。

一般適応症はどの温泉でも同じ効果が得られるもの、つまり物理効果での改善が見込めるものを指します。
泉質別適応症はそれとは反対に、泉質によって効能が期待できるかどうかが異なるものを指します。

今回は、症状別に適している泉質をまとめてご紹介します。
自分の抱えている健康上の悩みに合致するものがあれば、ぜひ該当する泉質の温泉を訪ねてみてください。

筋肉痛、神経や関節の慢性的な痛みやこわばり、うちみやくじき、五十肩、慢性的な消化器の不調、自律神経のトラブル、ストレスによる体調不良、疲労、健康増進

上記のような症状は、先ほど紹介した一般適応症に該当します。
つまりどの温泉でも一定の効果が期待できますので、泉質はさほど気にしなくても大丈夫です。

冷え性、肩こり、腰痛など

塩化物泉や炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉など、保温効果や循環効果が高い泉質がおすすめです。

肌荒れやアトピー、皮膚炎、にきびなどお肌のトラブル

殺菌効果の高い、酸性泉や硫黄泉がおすすめです。

美肌効果

肌の皮脂を溶かし、不要な角質を整える効果が期待できるのはアルカリ性の温泉です。
炭酸水素塩泉、塩化物泉、二酸化炭素泉などがおすすめです。

自律神経を整える

どんな温泉でも一定の効果は期待できますが、塩化物泉や二酸化炭素泉など保温効果が高い泉質が特におすすめです。
また、お湯の温度によっても得られる効果が異なります。
42度以上の高温泉では体が温まることによって交感神経が、40度以下の温めのお湯では副交感神経が優位になります。
活力を取り戻し元気になりたい場合は交感神経を刺激するため高温泉を選びましょう。
逆にのんびりとリラックスして心身を癒すのが目的の場合、副交感神経を刺激するため温めのお湯の温泉がおすすめです。

温泉でのんびり体調を整えよう!


忙しない日常を離れ、温泉地でのんびりと過ごす時間は、心身にとてもいい影響を与えてくれます。
自分の体調にもっとも適した温泉を選べば、その効果はさらに倍増するはず。
ぜひ今の自分に必要な効能に合致している温泉を訪ねて、心も体もリフレッシュしてください。

2023-03-30

リラックス効果でストレス解消! 入浴で自律神経を整えよう

入浴には身体を清潔に保つだけでなく、心にも良い影響を与えることが知られています。
特に最近では自律神経との関係性が注目されており、入浴によって自律神経を整えることでストレス解消や睡眠の質向上につながるとされています。
今回は、入浴と自律神経の関係や効果、入浴方法などについて解説します。

自律神経の乱れとその影響

自律神経は呼吸や心拍数、血圧などの自動的な身体機能を調整するために働く神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの部分があり、交感神経は身体を興奮させて心拍数や呼吸数を上げ、血圧を上昇させます。
一方、副交感神経は身体をリラックスさせ、心拍数や呼吸数を下げて血圧を下げます。

この自律神経が乱れると身体のバランスを崩すことがあり、様々な症状を引き起こします。
例えば、交感神経が優位になりすぎるとストレスや不安、不眠、高血圧などが引き起こされ、副交感神経が優位になりすぎると消化不良や低血圧、倦怠感などが引き起こされることがあります。

自律神経の乱れを改善するためには、生活習慣の改善が必要で規則的な食生活や適度な運動、ストレスを減らすためのリラックス法などが有効です。
そして入浴も自律神経のバランスを整えるために効果的で、副交感神経が優位になりリラックス効果が生まれます。
湯船に浸かることで身体が温まり、心身ともにリラックスしやすくなるので日常生活で手軽にできる自律神経を調整する方法の1つなのです。

入浴と自律神経の関係性

入浴で身体が温まることで血管が広がり、血流が良くなります。
このため、筋肉の緊張が緩和され交感神経が抑制されるので、ストレス解消や疲労回復につながります。
入浴中に行う深呼吸などの呼吸法も副交感神経を刺激するため、自律神経を整える効果があります。

また、水圧による血行促進の効果もあり、血管を広げることで血液循環が促進され身体の不調を改善する効果も期待でき、浮力によって筋肉や関節が和らぐことでもリラックスになります。
その他には、身体を温めることで免疫力を高める効果もあります。
体温が上昇することで白血球が活性化し、病原体と戦うための免疫機能が向上するため風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも役立ちます。

夜のお風呂で眠りを改善

入浴は、睡眠の質向上にも効果的です。
副交感神経が優位になることで身体がリラックスし、心拍数や血圧が下がって入眠しやすくなります。
湯船に浸かることで身体が温まり、体温が下がるときには副交感神経が優位になるため、身体の内部時計が調整され睡眠の深い段階に入ることができます。

就寝前に入浴することで、ストレス解消と睡眠の質向上が相乗効果を発揮します。
入浴時間は就寝のおよそ1時間前を目安にして下さい。

自律神経を整えるために注意すべき入浴方法

入浴で自律神経を整える効果を最大限に引き出すためには、湯船に浸かる時間や温度、お風呂上がりのケアなどに注意が必要です。
熱いお湯は血圧や脈拍を高めて交感神経を優位にしてしまうため、リラックスできずに疲れがとれにくくなります。

さらに、長時間浸かっていると大量に汗をかいてしまい、脱水症状やさらなる疲労の原因になります。
湯船に浸かる時間は個人差がありますが一般的には10〜15分程度が適切とされています。
湯船の温度は体温より1〜2℃高めが理想的で、42℃以上のお湯は身体に負担をかけるため避けた方が良いでしょう。
また、お風呂上がりには肌をしっかりと保湿することが大切です。

熱を出している時や体調によっては入浴をしない方が良い場合もあるため、個人の体調や状況に合わせて入浴して下さい。

入浴で自律神経を整えて健やかな生活を


このように入浴は、身体を清潔にするだけでなく自律神経のバランスを整えストレス解消につながり、就寝前に入浴することで睡眠の質向上効果が期待できます。
湯船に浸かることで筋肉の緊張が緩和され、副交感神経が優位になってリラックス効果が出やすいので、ぜひ毎日の入浴を大切にして健やかな生活を送りましょう。

2023-02-28

お風呂で花粉に負けない身体を! 花粉症を和らげるのに効果的な入浴のコツ

暖かい春が近づくにつれて気になり始める花粉症。
飛散した花粉を吸い込んでしまうことで起こる「目のかゆみ」や「鼻づまり」、「頭がぼーっとする」などの辛い症状を避けるためにマスクやゴーグル、飲み薬などの対策グッズが数多く販売されていますが、花粉症対策にはお風呂を活用するのも有効な手段の一つです。
そこで今回は、花粉症を和らげるのに効果的な入浴方法についてご紹介します。

花粉症対策に効果的な入浴法

花粉症はご存知のとおり花粉に対するアレルギーですので、辛い症状を和らげるためにはまず原因物質となっている花粉を除去することが大切です。
ここでは、お風呂で花粉対策の効果を上げる基本的な入浴方法を解説します。

1.シャワーで花粉をしっかり落とす

入浴したらまずはシャワーで髪や顔など体についた花粉をしっかり洗い流しましょう。
外出すると花粉が衣服や髪、顔などに付着するので、帰宅後はなるべくそのまま室内へ持ち込まずに早めにお風呂に入って洗い流すようにしてください。
さらに、花粉が付いた衣服は部屋に持ち込まないようになるべく玄関で着替えてすぐに入浴すると効果的です。

また、花粉をしっかり落としたいからといってゴシゴシ洗い過ぎてしまうと、異物や刺激などからお肌を守るバリアに必要な皮脂や水分などまで落としてしまいますので、シャワーを駆使してなるべく優しく洗うようにしてください。

2.湯気を意識的に吸い込むのも効果的

入浴中は、お風呂の「湯気」を意識的に吸い込むように心がけましょう。
温かい湯気を吸い込むことで鼻腔内に湿り気が出て花粉を洗い流しやすくなるほか、鼻づまりの原因となる鼻の粘膜の充血を一時的に解消する効果もあります。
ちなみに湯気の吸入は日本ではあまり一般的ではありませんが、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国では鼻や気道の症状緩和でよく行われている温泉療法の一種です。

3.スキンケアもしっかり行う

花粉症の時期は免疫機能が低下して肌の状態も悪化しやすいので、保湿・保護成分などを含んだ肌に優しいボディソープや石鹸を意識的に使用してケアしていきましょう。
また、肌の乾燥は花粉症によるかゆみや肌荒れをより悪化させる原因となりますので、お風呂上りのスキンケアも欠かせません。ボディローションやクリームなどを使ってお肌をいたわりましょう。保湿力が高いもののほかには、なるべく低刺激のものを選ぶのがポイントです。

お風呂の温度はぬるめに! 花粉症対策の注意点

入浴時のお湯の温度は38〜40℃ほどのぬるめに設定しましょう。
42℃を超える熱いお湯に浸かるとアレルギー症状を悪化させる「ヒスタミン」というかゆみの原因物質が出てきてしまうことが分かっており、目のかゆみなどが悪化する原因となるので注意が必要です。

入浴時間は15分くらいを目安とし、ぬるめのお湯に浸かってゆっくり体と心をリラックスさせてください。
花粉症は疲労やストレスで悪化するともいわれていますので、シャワーだけで済まさず湯船に浸かって日頃の疲れを落としましょう。

お風呂から出た後は湯気の中でよくタオルドライし、花粉の付着を防ぐためにターバン巻きで上がるのがおすすめです。
また、いくらお風呂で落としても室内に花粉が侵入してしまっていると意味がありませんので、衣服やタオルなどは花粉の時期はなるべく屋外で干さないようにするのが大切です。

ユーカリの香りは花粉症対策に効果的?

花粉症対策にはユーカリの香りが含まれたバスソルトなどを活用するのもおすすめです。
コアラが食べることで有名な「ユーカリ」のエッセンシャルオイルに含まれる「シネオール」という芳香成分は、スーッと爽快な香りが特徴であり花粉症の辛い鼻づまり解消にも効果を発揮します。

お風呂の湯気によって手軽にユーカリの有効成分を取り入れることができますので、ゆっくり入浴を楽しみながら深呼吸するように蒸気を吸い込みましょう。
また、ユーカリには風邪やインフルエンザなどの初期症状への免疫を強化する働きがあるといわれています。

お風呂で花粉に負けない身体を作ろう!


花粉症を和らげるのに効果的な入浴方法についてご紹介しました。
辛い花粉症には毎年マスクや飲み薬だけで対策していたという方も、まずは日頃の入浴方法から見直して花粉に負けない身体を作りましょう!
簡単に取り入れられるものばかりですので、是非実践してみてくださいね。

2022-12-26

運動効果アップ?! 運動後の入浴タイミングについて

頑張って運動したあとは、汗を流してリラックスするために早めにお風呂に入りたいですよね。
しかし、実はすぐに入浴してしまうと運動の効果を半減させてしまうといわれていることをご存知でしょうか?
今回は、ダイエットなどを目的に体を動かしているという方に向けて、さっぱり汗を流しつつ運動後の効果も上げる入浴方法についてご紹介します。

運動直後の入浴が望ましくない2つの理由

気持ちのいい汗をかいた運動後は、早めに熱いお湯に浸かれば疲労も取れてダイエットにも効果的なのでは?と考える方もいらっしゃいます。
しかし、実は運動直後の入浴は望ましくないとされており、その主な理由には以下の2点が挙げられます。

脂肪燃焼効果の低下

運動をするとポカポカと体が温まりますが、体内で筋肉の温度が38℃〜39℃程度にまで上昇すると脂肪分解酵素である「リパーゼ」が活性化し、脂肪の燃焼が始まります。
運動による脂肪燃焼効果はリパーゼが大きく関係しており、運動を終えた後も約30分間は余熱効果で脂肪が燃焼しやすい状態が続きます。
ちなみに脂肪燃焼が始まるまでには、運動を開始してから約20分かかるというのが一般的です。

しかし、筋肉を温めすぎて40℃を超えると逆にリパーゼの働きが鈍くなってしまうといわれています。
そのため、運動直後の余熱効果があるタイミングで入浴して体を温めてしまうと脂肪燃焼効果の低下にもつながることになるのです。

疲労回復の遅れに

運動後すぐに入浴すると実は筋肉の疲労回復にも影響します。
筋肉は運動直後、傷ついた状態にあることから、そこに血液がたくさん送られて酸素の供給や老廃物質である乳酸などの排泄が行われ、筋肉の損傷・疲労の回復にあたろうとします。
しかし、このタイミングで入浴してしまうことで血液が皮膚の表面の方へと送られ、全身に分散してしまうのです。その結果、筋肉への血液の供給が滞ってしまい疲労回復が遅れることにつながると考えられています。

運動後の効果を低下させない入浴のポイントは?

それでは、せっかく運動を頑張ったあとに脂肪燃焼効果などを低下させない入浴のポイントを挙げていきます。

運動直後30分間は入浴を控える

運動後にお風呂に入るのは、できるだけ30分ほど経過してからにしましょう。
体の脂肪燃焼効果には先述の「リパーゼ」という脂肪分解酵素が大きく関係しているため、余熱効果で脂肪が燃焼しやすい状態にある運動直後30分間は入浴を控えるようにしましょう。
運動後、30分ほどかけて上昇した筋肉の温度が平常に戻っていくので、この時間をクールダウンとしてストレッチなどを行い、入浴まで間を空けるようにすると効果的です。
また、汗拭きシートや水で濡らしたタオルで体の汗を拭くと、体温が下がって筋肉の温度も低下してしまうため、乾いたタオルで拭くなどして無理のない範囲で自然と温度が下がるのを待ちましょう。

そして、運動後30分経過し、体がクールダウンしたらお湯にゆっくり浸かりましょう。39℃くらいのぬるめのお湯に設定するのがおすすめです。
しっかり水分補給しながら、疲労した筋肉のマッサージを行いましょう。

運動直後はシャワーで汗を流すのもおすすめ

運動直後に汗だくで「30分間も待てない!」というときには、ぬるめのシャワーを浴びるようにしましょう。
ただし、「リパーゼ」は40℃を超えると逆に働きが鈍くなってしまうといわれていますので、お湯の温度を38〜39℃くらいに設定するようにしてください。
シャワーであれば、湯船のように体を温めすぎるということはありませんが、脂肪燃焼効果を高めるために熱めのお湯は避けましょう。
ぬるめのシャワーを浴びながら30分経過した後は湯船に入ってもOKです。

ぬるめのシャワー・マッサージで脂肪燃焼効果アップ?

「リパーゼ」によって活性化する脂肪の燃焼効果をさらにアップさせたい場合には、38〜39℃ほどのシャワーをできれば5分以上浴びるようにしましょう。
30分経過しても脂肪燃焼時間を持続させることができるといわれています。
こちらは入浴とは異なり、運動後にすぐにシャワーを浴びるようにして筋肉を冷やさないようにするのが重要です。
その際は体が温まりやすい首になるべくシャワーを当てるようにして、マッサージをしながら筋肉に刺激を与えるようにしましょう。

まとめ


さっぱり汗を流しつつ運動後の効果も上げる入浴方法についてご紹介しました。
せっかく頑張って運動したあとはすぐに汗を流したくなりますが、特にダイエットなどを目的に体を動かしているという方は、脂肪燃焼・疲労回復のためにも30分は間を空けるようにするのがおすすめです。
これまで運動の効果があまり感じられなかったという方はもちろん、これから頑張ってみようという方も是非試してみてくださいね!

2022-12-16

楽しいバスタイムには欠かせないアイテム・入浴剤の長い歴史

お風呂を楽しむためには欠かせない入浴剤。
さまざまな種類が発売されており、よりリラックス効果を高めるため、またお湯の香りや色を楽しむため、その他にもいろいろな用途で使われています。
今でこそ日本人の日常に浸透している入浴剤ですが、元々はお湯に薬用効果のある植物を入れたのがはじまりでした。
今回は、入浴剤の持つ長い歴史を紐解いてみましょう。

入浴剤の起源は薬湯にあり

日本は、世界的に見ても有数の温泉国といわれます。
全国各地にたくさんの天然の温泉が湧いており、昔から多くの人々が利用してきました。
現代の温泉旅行については「のんびりお風呂に入ってリラックスする」という側面が強調されていますが、温泉は元々病気や怪我の治療、また健康の保持及び増進を目的として利用されたものでした。
こういった背景があったため、薬用の植物をお湯に入れた「薬湯」という文化が生まれたのです。

江戸時代になると病気や怪我に合わせて薬湯が処方されるようになり、さまざまな薬木・薬草を調合し、お湯で煮出したものを皮膚病の治療等に用いたと伝えられています。
今でこそ薬湯が元々の意味で利用されることはほとんどなくなりましたが、現代においても薬湯文化は季節の慣習という形で伝えられています。
端午の節句に入る菖蒲湯、冬至に入るゆず湯などが有名ですね。

お湯に何かを入れて入浴に用いる、という発想は治療のための薬湯から生まれたのです。

高度成長期以降さらに普及した入浴剤

より手軽に利用できる入浴剤として発売された最も古いものは、明治時代、先ほど紹介したようにいろいろな生薬を調合し、各家庭で煮出して使用できるように布袋に入れた商品です。
この頃はまだ薬湯としての面が強かったですが、これ以降は「温泉の再現」としての入浴剤が注目されました。
元々日本の温泉にはさまざまな有効成分が含まれており、成分に応じた数々の効能が期待できることがわかっていました。
この温泉の持つ効能を普通のお風呂でも再現できないかということで、天然の温泉成分を粉末にし、お湯に溶いて使用する入浴剤が生まれたのです。
昭和初期には、温泉成分のうち安全性の高さや高い効能を持っており、さらに安定した品質を保てるという条件をクリアしている基剤が原料として用いられた無機塩類入浴剤が開発されました。

初期の入浴剤は温泉の持つ効能を再現することに重きをおいていましたが、その後は「入浴によって得られるリラックス効果」に着目されることが増えていきました。
その結果として、もっと入浴することそのものを楽しめるよう、お湯に色をつける色素や良い香りにするための香料が用いられはじめます。
現在の入浴剤に近い形は、この頃に完成されたといえるかもしれません。

戦後の高度成長期以降、多くの一般家庭にお風呂が備え付けられるようになってから、入浴剤はより多くの需要を抱えるようになります。
現在も人気の炭酸ガス系入浴剤が発売されたのは1980年代の頃です。
またその後の温泉ブームによって、温泉を再現するタイプの入浴剤も再び人気を集めました。
それから現在に至るまで、入浴剤はすっかり日本の家庭に定着し、毎日の入浴に欠かせないお風呂のお供となったのです。

そして、近頃は健康だけでなく美容効果に注目した商品も増えてきています。
疲労の回復や肩こり等の症状を緩和したり、リラックス効果をさらに高めたり、お肌を保湿する効果があったりと、入浴剤の種類・効能は多岐に亘ります。
単純にQOL=生活の質を上げるためだけではなく、薬湯として用いられていた過去と同様、自宅で簡単に試せる一種の健康法として浸透しているといえるでしょう。

海外の入浴剤

海外メーカーの入浴剤にはおしゃれなものも多く、愛用している方も多いでしょう。
海外の入浴剤の歴史も、日本と同じように薬湯としてはじまったと考えられています。さまざまな植物を用いた薬湯が傷の治療に用いられたという記録が残っています。
ただ治療目的のものばかりではなく、古代ローマ時代においてはお湯に花を浮かべたり精油を垂らしたりして、リラックスしながら入浴を楽しむこともあったようです。
早い段階で香りを楽しむ文化が生まれていたのですね。

海外の多くの国と日本とでは、入浴に対する考え方が少し異なります。
日本では汚れや汗を落としからだをきれいに洗うだけでなく、お湯にしっかりつかって温まることを重視する傾向があります。
一方海外の多くの国では、お湯につかって温まることよりもからだをしっかり洗いケアすること、香りを楽しむことなどが重要視されてきました。

そのため、お湯につかりながらからだを洗うことができるバブルバスの文化が生まれました。
またバブルバスには硬水を軟化させる作用もあります。
生活用水が硬水であることの多い海外ならではの知恵といえますね。
ボディケアの観点から、肌を保湿してくれるバスオイルやバスミルクなどの入浴剤も人気です。
今では日本でもお風呂でのボディケアが一般的になったこともあり、海外メーカーのこうした入浴剤を楽しんでいる人も多いです。

入浴剤を使って毎日のお風呂を楽しもう


入浴剤は、お風呂の長い歴史の中で、そのときどきのニーズに応じて進化を続けてきました。
現在はお手頃価格で普段使いしやすいものから、特別な日の贅沢なバスタイムにぴったりのリッチなアイテムまで、さまざまな入浴剤が販売されています。
シーンに合わせた入浴剤を楽しみながら、その長い歴史に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?

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