Know/Learn

「知る・学ぶ」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧

2022-03-31

新たな発見があるかも? 温泉発見の物語「開湯伝説」とは

日本では、古来より多くの人々に愛されてきた温泉。長い歴史の中で、さまざまな温泉が新たに発見され、見出されてきました。
特に古い温泉地には、「開湯伝説」というお話が伝わっていることがしばしばあります。温泉が発見された経緯についての伝承が長い間伝えられてきているのです。
そこで今回は、日本の歴史ある温泉地に伝わる開湯伝説についてご紹介します。

開湯伝説とは?

開湯伝説とは、長い歴史を持つ温泉地に伝わる「温泉の発見にまつわる伝説・伝承」のことです。
古い温泉地の中には、発見された経緯についての史料等が残っており、詳細がわかるところもあります。

ですが開湯伝説は、そのような史実とはまた違う物語です。
歴史上の人物が見つけたと伝えられていたり、動物が発見したとされていたりと、ユニークな伝説が多数残されています。
また、開湯伝説にはいくつかの基本的なパターンが見られます。
今回は開湯伝説の主なパターン別に、どのような伝説が伝えられているのかをご紹介していきたいと思います。

神仏によって開かれる温泉地

神話上の人物による開湯伝説としては、大国主命と少彦名命によるものが多く伝えられています。
日本神話の神様による開湯伝説の多くは、仏教が日本に伝えられるよりも前からあり、特に長い歴史を持つ温泉地に見られます。

日本古来の神様が関係している開湯伝説については、仏教が広まってからも地元では神道への信仰が根強かったことを反映している。ともいわれているようです。
「夢枕に観音様や神様が立ち、お告げを受けて地面を掘ってみたら温泉が湧いた」というように、神仏のお告げがきっかけになったとされる開湯伝説もしばしば見られます。

動物が集まる温泉

「鶴の湯」「鹿の湯」というように、動物の名前が冠されている温泉では、ほとんどの場合その動物が発見したという開湯伝説になっています。
こういった開湯伝説に関しては、動物が実際に温泉の周りに集まっていたり怪我をした手足をお湯につけていたりするところを、地元の人々や猟師が発見したことが基になっていると言われています。

また一説には、温泉は野生の動物たちにとって大切な餌場になっていたのではないか、とされています。
温泉はさまざまなミネラル成分を豊富に含んでいるため、他の水場よりも周囲の環境が豊かになるケースがあるようです。
まずは小さな昆虫が集まり、そしてそれを餌とする小動物、さらに小動物を捕食する動物たち……というように、それぞれの動物にとって理想的な餌場となっていた可能性があるというのです。
たくさんの動物が自然に集まってくる場所はそうそうあるわけではないでしょうから、猟師をはじめとして地元の人々の目を惹くのもうなずけます。

温泉の豊かさには野生動物の方が、気が付きやすいことを考えると「動物が発見した」とされる開湯伝説は、ある意味ではもっとも史実を反映しているともいえるかもしれません。

高僧が発見した温泉

著名な僧侶、いわゆる「高僧」によって発見されたとされる温泉もたくさんあります。
なかでも行基や弘法大師空海、一遍上人、最澄、慈覚大師円仁などが有名で、特に行基と弘法大師空海は数多くの開湯伝説に登場します。

行基

行基は奈良時代の高僧で、全国を巡って仏教の布教を行うとともに、ため池、道路、橋などをつくり、多くの人々のためにインフラを整えた功績があることでも有名です。
東大寺にある大仏建立に際して、大僧正という最高位の僧になりました。
全国各地を旅していたことから、行基の開湯伝説も全国の温泉地に残されています。

特に著名なものは、石川県の山中温泉に伝わる開湯伝説です。
道中、空にたなびく紫雲を見つけた行基がそちらへ近づいてみたところ、見知らぬ老僧に出会います。
その老僧から病を治す効果のある霊泉が湧く場所を教えてもらい、湯治のできる温泉として開いたということです。
このとき行基が出会った老僧は、湯の精霊の化身ともいわれています。

弘法大師空海

遣唐使として海を越え唐へ渡り、再び日本へ帰国して後真言宗を開いたとして、日本では特に有名な高僧のひとりです。歴史にはあまり詳しくなくても、「弘法筆を選ばず」「弘法も筆の誤り」などのことわざを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
弘法大師空海は唐の都・長安で建築や土木、医薬知識などさまざまな技術について広く学んだといわれています。
帰国後にはそれらの知識を活かし、行基と同じように人々のため多くの土木事業に取り組んでいました。

弘法大師空海が関わる開湯伝説は、東日本を中心に数多く存在しています。なかでも有名なものは、静岡県の修善寺温泉にまつわるものです。
弘法大師空海が修善寺を訪れた際、近くにある桂川の水で病気の父のからだを洗っている少年と出会います。
そこで弘法大師空海が「川の水で洗ったのでは冷たいだろう」と独鈷杵で岩を砕くと、霊泉が湧き出たのだそうです。
この伝承に由来して、そのとき湧き出たとされる温泉は「独鈷の湯」と呼ばれるようになりました。

温泉の歴史や伝承について調べてみると新たな発見があるかも?


日本各地の歴史ある温泉地に伝わる「開湯伝説」についてご紹介しました。
普段何気なく利用している温泉ですが、あらためて調べてみると興味深い開湯伝説があるかもしれません。
長い歴史や伝承に思いを馳せながら、新しい視点で温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

2022-03-11

お風呂をリフォームするなら「アフターフォロー」の充実度にも注目しよう!

お風呂をより使いやすく、もっとおしゃれにリフォームしたいと考えたとき、リフォームを依頼する業者はどのように選ぶべきでしょうか?
業者選びに関しては、まず理想的なお風呂にリフォームしてくれるかどうか、必要な施工を行ってくれるかどうかを重視する方が多いかと思います。一方で軽視しがちなのが、「リフォームが完了した後のアフターフォロー」です。
そこで今回は、お風呂をリフォームした後のアフターフォローの重要性や、必要なアフターフォローの種類についてご紹介します!

リフォームにはアフターフォローが欠かせない!

お風呂に限った話ではありませんが、住宅は建てたりリフォームしたりすればそれでおしまいというわけではありません。実際にその家で暮らすのですから、日々使用する中で設備は少しずつ劣化し、何らかの不具合が起こるようになっていきます。
長い間安全に暮らしていくためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせないのです。

また、理想通りのお風呂が完成したと思っても、実際使ってみるとトラブルや不具合に気がつくことがあるかもしれません。こういった事態に対処するためにも、アフターフォローが充実しているリフォーム業者に施工を依頼するのがオススメです。

水回りは特にアフターフォローの有無が重要なポイント

お風呂をはじめとした水回りの設備は、特にトラブルが多いという特徴があります。
水漏れや排水パイプの詰まり、給湯器の故障など、さまざまな不具合が発生するリスクがあります。
長い間使っている場合はもちろん、リフォーム直後も施工上のミスなどが原因でトラブルが発生するケースも。

このような水回りで起こるトラブルの怖いところのひとつは、水道代が跳ね上がる可能性があることです。
特にお風呂は使用する水の量が多いため、ちょっとしたトラブルで水道代が高くなってしまい、家計にも大きなダメージを負うことも十分考えられます。

そして水道代がかかるだけではなく、トラブルに対応するにもコストがかかります。水漏れは被害が広がりやすく、修理費用が高額になってしまうこともあるのです。
何かあったときにはすぐに対応してもらい被害を最小限に抑えるためにも、リフォーム後のアフターフォローが充実している業者を選ぶのが重要です。

お風呂のリフォームに必要なアフターフォローとは


お風呂のリフォーム後に保証されるアフターフォローの種類はいくつかあり、業者ごとにどんな内容のアフターフォローを受けられるか、具体的な点は異なります。
以下に主なアフターフォローの種類をご紹介するので、業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

・定期点検
・一定期間の保証
・保証期間中の無料修理
・設備の利用に関する問い合わせの受付

リフォームを依頼する前に、その業者ではどのようなアフターフォローが受けられるか、自分たちにとって必要なサービスが受けられるかどうかをチェックしておきましょう。

まとめ

お風呂をリフォームする際に見落としがちな「アフターフォロー」についてご紹介しました。
リフォーム後のトラブルに対応するためにも、アフターフォローが充実している業者を選ぶようにしましょう!

2022-01-28

給湯器にぜひつけたい、便利なおすすめ機能とは?

さまざまなメーカーからたくさんの種類の給湯器が発売されていますが、基本的な機能はたいてい共通しています。
それぞれのメーカーや商品のどこを比べればいいのかよくわからず、「お風呂を自動で沸かしてくれればそれでいい」程度の感覚で選んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、給湯器についているたくさんの機能についてご紹介します。
どのメーカーでも取り扱っているものから、特定のメーカーの給湯器にしかついていない機能まで幅広くピックアップしましたので、ぜひ給湯器を選ぶ際の参考にしてみてください!

給湯器についている基本的な機能

現在の給湯器は、自動でお風呂を沸かしてくれる機能がついているものがほとんどです。
しかし、このお風呂を沸かす機能も細かく見ていくと若干異なる部分があります。

オートタイプ

自動でお風呂を沸かしてくれる給湯器の中では、いちばんスタンダードなタイプです。
スイッチを押すだけでお湯張りをしてくれて、十分お湯が溜まったら自動的に停止します。

フルオートタイプ

オートタイプと基本的には同じ機能の給湯器ですが、お湯を使用したあとなど湯量が減っている際には自動で一定量までお湯を足してくれる機能がついています。

自動でお湯を沸かしてくれる給湯器が持つ機能は、大きく分けると上記の2種類になります。
そのほかには、給湯栓を使ってお湯を張り、溜まったら自分で給湯栓を閉めてお湯を止める、昔ながらのタイプの給湯器もあります。

給湯器は細かい機能にも注目して選ぶ!

お風呂を沸かすという点においては、同タイプの機能を持つ給湯器であればメーカーや商品を比較したときの差はあまりないと考えていいでしょう。
ですがこうした基本的な機能ではなく、より細かい部分に目を向けてみるとメーカーごと・商品ごとの特徴が見えてくるはずです。

ここでは、お風呂を沸かすという基本的な機能以外の部分に着目し、自宅のお風呂で活用できそうな便利な機能をいくつかピックアップして挙げていきます。

スマートフォンから操作できる! IoT連携に対応している給湯器

「IoT」とは、Internet of Thingsの頭文字を取った略称です。さまざまなものがインターネットを使って通信することを指しています。
従来のインターネットはパソコンやサーバー同士を接続するためのものでしたが、現在はスマートフォンやタブレットをはじめ、さまざまなものが接続できるようになってきました。
つまりIoT連携に対応している給湯器とは、インターネットに接続できる給湯器です。

インターネットに接続されていると具体的にどんなメリットがあるのかというと、スマートフォンを使って離れた場所からでも給湯器を操作できるという利点があります。
給湯器のリモコンを直接操作しなくてもお風呂を沸かすことができるというわけです。
たとえば家に帰ったらすぐにお風呂に入りたいときなど、外出先から給湯器を操作して帰宅前からお風呂を沸かしておくことが可能になります。

給湯器の予約設定

お風呂を沸かす時間を設定できる機能です。たとえば出掛ける前に帰宅する頃に合わせて予約しておけば、家に帰ってすぐお風呂に入れます。
あらかじめ予約設定しておくことで、いざお風呂に入ろうとしたら沸かし忘れていた……というようなトラブルを防ぐこともできます。

風呂配管、追い焚き配管のクリーン機能

お風呂の各種配管を、自動で掃除してくれる機能です。
具体的には、浴槽のお湯を排水するとき、追い焚き配管内の古いお湯を新しいきれいなお湯で流すというものです。
こうすることで配管の中に残っている汚れたお湯を自動的に洗い流し、配管や浴槽の湯垢をはじめとした汚れがついたり、汚れをもとに細菌が発生・繁殖したりすることを防ぐ効果が期待できます。
配管のお掃除は定期的に行いたいところですが、このクリーン機能があれば日頃のお掃除も楽になるはず。小さなお子さんがいるご家庭など、お湯の中の雑菌が気になる・清潔さを保ちたいという方におすすめです。

入浴中の事故やヒートショックの対策機能

入浴中にはさまざまな事故が起こる可能性があります。しかし、基本的に入浴中はバスルームでひとりになるため、家族がいてもすぐには事故に気が付けない恐れも。
最近の給湯器の中には、入浴中の人がいるとキッチンのリモコンにも入浴時間を表示し、5分経過するごとに音で知らせてくれる機能がついているものもあります。
リモコンをひと目見ればどのくらいの時間お風呂に入っているのかわかるので、万一の事故にも気が付きやすくなります。

また、浴槽に入る、浴槽から出る、バスルームから出るなど、より細かい動きをセンサーで検知し、キッチンのリモコンでお知らせする機能が搭載されている給湯器もあります。直接目の届かない浴室の様子を、他の家族が部屋にいながらチェックすることができます。ひとりでお風呂に入るようになったばかりのお子様や、ご高齢の方がいるご家庭におすすめの機能です。
さらにバスルームの様子を確かめられるほか、入浴中の人への連絡にも使えるインターホン機能も便利です。
バスルームのリモコンと、キッチンのリモコンの間で通話ができるので、入浴中の人に急な連絡があった際など、急いで伝えなければいけないことがあるときにも活用できます。

そして冬場は特に多いヒートショックを防ぐため、はじめは設定温度よりも若干低い温度でお風呂を沸かし、入浴した後に少しずつ設定温度までお湯を温めていくという機能もあります。低い温度から徐々に温めていくことで血圧が急激に上がることを避け、ヒートショックの予防効果が期待できます。

まとめ


給湯器についている便利な機能をいくつかピックアップしてご紹介しました。
家族構成やライフスタイルによって、便利に感じる機能はそれぞれ異なるかと思います。ぜひ自宅のお風呂にぴったりの給湯器を探す参考にしてみてくださいね!

2021-12-27

ガス給湯器にはどんな安全装置が付いている?

「あれ、お湯が出ない。どうしたんだろう」。
こんなときは給湯器の故障を疑いがちですが、故障以外の何らかの不具合・トラブルが発生したため給湯器の安全装置が作動した可能性も考えられます。
そこで、今回はユーザーの多いガス給湯器に備わっている安全装置の種類についてご紹介します。

ガス給湯器の安全装置の種類

ガス給湯器は、「水道とガスが供給される限りお湯切れの心配がない」「水圧が高い」「設置コストが比較的安価」「設置スペースを取らない」といったメリットがあり、国内では大きなシェアを占めている定番の給湯器です。
しかし、ガスという強力なエネルギーで火を起こすシステムであるため、電気温水器を比べると安全面で多少注意が必要な場面が多々あります。
このため、現在流通しているガス給湯器には次のような複数の安全装置が備わっており、異変を察知すると素早く作動して警報音やリモコンのエラー表示を通してユーザーに各種点検を促す設計になっています。

不完全燃焼防止装置

不完全燃焼防止装置は、酸素不足の状態で稼働している状態になると作動する安全装置です。
酸素不足のまま点火し、燃え続けると一酸化炭素が発生しますが、これが室内に充満すると一酸化炭素中毒事故を引き起こしてしまうため、不完全燃焼の状態をガス給湯器が察知すると稼働が止まるのです。

過熱防止装置

過熱防止装置は、ガス給湯器自体の温度が高温になったときに作動する安全装置です。これ以上高温になって火災になるのを防ぐため、作動すると稼働が止まり、ガスの供給もストップします。

停電時安全装置

停電時安全装置は、停電発生時に給湯器の稼働とガスの供給をストップさせる安全装置です。また、通電後も電気系統の不具合による事故を防ぐため、引き続き稼働中止の状態を維持する役割も担っています。

凍結防止装置

凍結防止装置は、給水配管の凍結によってお湯が出なくなったり、配管が破裂してしまったりすることを防止するための装置です。
一定の温度以下になるとヒーターで配管を温め始めるので、寒冷地にお住まいの方は作動している状態を頻繁に見かけるかもしれません。
凍結防止装置が作動しているときはトラブルが発生しているわけではありませんから、慌てないようにしましょう。

過電流防止装置

過電流防止装置は、ガス給湯器が過剰な電流を察知すると稼働を止める装置です。
雷が近くに落ちたときや、停電から復旧するときには大きな電流がガス給湯器に流れる可能性があり、給湯器の電気系統の故障につながります。
過電流防止装置はこのような故障を防止するための装置なのです。

空焚き安全装置

お湯が入っていない状態で追い焚きすることを「空焚き(からだき)」といい、空焚きの状態が続くと故障や火災の原因になります。
空焚き安全装置はこの空焚き状態を防止するための安全装置で、作動するとガスの供給と稼働をストップさせます。

立ち消え安全装置

立ち消え安全装置は、一度点火した火が何らかの理由により消えた場合にガスを遮断する安全装置です。
この安全装置が作動することで、火が消えたにもかかわらずガスが出続ける事態を防げます。

ガス給湯器の安全装置が作動したらどうすればいい?

安全装置(凍結防止装置以外)が作動した場合はお湯が使えなくなることがほとんどですし、前述の通り警報音やエラー表示が出るので焦ってしまうこともあるでしょう。
しかし、安全装置自体、事故を未然に防ぐためのもの。きちんと作動したということは、まだその時点では大事にならないという意味でもあります。
安全装置が作動したなと思ったら、落ち着いて、すぐにガス給湯器の取扱説明書に目を通し、一体どの安全装置が作動したのか確認しましょう。取扱説明書には警報音やエラー表示の意味、状況別対処法について詳しく解説されているはずです。

不完全燃焼安全装置と空焚き安全装置が作動したらすぐに窓を開けること!

不完全燃焼安全装置と空焚き安全装置が作動したとわかった場合は即座に窓を開けて一酸化炭素を含んだ排気ガスを外部に排出させましょう。そのままにしておくと一酸化炭素中毒事故につながる恐れがあります。
特に室内に設置されている台所用の瞬間湯沸かし器で作動した場合、一酸化炭素が室内に充満しやすいので素早く対処するようにしてください。
また、換気扇を回さないようにしましょう。換気扇では排気ガスを外へ排出できません。

警報音やエラー表示は覚えておいて損はなし!

不完全燃焼防止装置や空焚き安全装置、過熱防止装置など早急な対応が必要な装置の警報音やエラー表示の意味は、メモに書き出していつでも見えるところに貼っておくか、覚えておくことをおすすめします。

安全装置をリセットして使い続けないで!

エラー表示の意味がわからない、あるいはどうしてもお湯を使いたい場合などに安全装置をリセットして元に戻そうとする方がいらっしゃいますが、それはやめておきましょう。
リセットでは根本的な解決になりませんし、何より、不具合・トラブルを放置したままリセットして使い続けることは大変危険であり、大きな事故につながりかねないからです。

したがって、ガス給湯器のコンセントを抜いてリセットし、不具合を直さないで使い続けることはやめましょう。
ガス給湯器を安全に使い続けるためにも、安全装置が作動した場合は業者に点検してもらうことをおすすめします。

まとめ


ガス給湯器に備わっている安全装置の種類についてご紹介しました。
安全装置が備わったことで、ガス給湯器に関連する事故は格段に減っています。
しかし、ユーザー側が安全装置の意義・重要性についてしっかり理解していなければ、折角の事故防止効果も半減してしまうでしょう。
今までガス給湯器の安全装置についてご存知なかった方はこの機会にぜひ、取扱説明書に目を通してみてはいかがでしょうか。

2021-12-10

タイプ別にご紹介! 風呂釜のお掃除テクニック

お風呂の追い焚き装置のことを「風呂釜」といいます。
浴槽にすでに張られている水を温めたり、沸かしてから時間が経ってぬるくなってしまった残り湯をもう一度温めて入浴に使ったりすることができるとても便利な追い焚き機能。
ですが、定期的に掃除していない風呂釜で追い焚き機能を使い続けるとお湯や浴槽の状態にトラブルが起きることもあります。
今回は、直接目に見える場所にない装置であることからついつい後回しにしてしまいがちな風呂釜のお掃除方法についてご紹介します!

風呂釜に溜まる主な汚れ

まずは風呂釜に溜まることの多い汚れの種類について見ていきましょう。

皮脂汚れ

風呂釜は、浴槽に溜まっている水を循環させ温め直す装置です。
一度使った残り湯には皮脂汚れが含まれているため、汚れた残り湯を配管から取り込み循環させることで皮脂汚れが配管内に蓄積されていくのです。

水垢

水垢は、水道水内に含まれるミネラル分が結晶化したものです。水道水が自然に蒸発する際にはどうしても水垢が残ってしまうのです。
一般的にお風呂のお湯に使われるのは水道水ですので、入浴に使っていない状態であっても浴槽に水を張っているだけで少しずつ水垢が溜まっていってしまいます。

入浴剤

お風呂に入るときには、お湯に入浴剤を入れるという方も多いかと思います。
美容・健康効果が期待できるものもたくさん発売されていますし、いい香りや色で気分転換しよりリラックスできるバスタイムを過ごすためには欠かせないアイテムのひとつですよね。
ですが、この入浴剤が入れられた状態のお湯も風呂釜を汚す原因となります。特にバスオイルやバスソルトなど、油分・塩分を含む入浴剤には注意しましょう。
油分は配管内に蓄積されやすい油汚れとなりますし、塩分が含まれる水に触れていることで金属部分がサビやすくなります。

放置された残り湯

残り湯をまた温めて使える追い焚き機能はとても便利なものですが、実は放置された残り湯そのものの汚れにも注意が必要です。
残り湯の中に含まれる細菌の数は、なんと一晩おくだけでおよそ1,000倍にもなるのだそうです。
一晩放置した残り湯には大量の細菌が含まれており、そのお湯を追い焚きすることで風呂釜の配管も目には見えない細菌で汚れてしまうのです。

細菌が多いお湯を使って入浴することには健康リスクがあるのは言うまでもないですが、なかでもレジオネラ属菌によるレジオネラ症には注意が必要です。
発熱や咳、筋肉痛といった症状が特徴のレジオネラ症は、子供や年配の方など、免疫力が下がっている方が特にかかりやすい病気です。
このレジオネラ症への感染を防ぐためにも、浴槽や風呂釜のお掃除をしっかり行うことが大切です。

風呂釜の仕組みには2種類のタイプがある

風呂釜の掃除方法をご紹介する前に、まずは風呂釜の仕組みについて簡単に解説します。
浴槽に溜まっている水や残り湯を温め直すことができる風呂釜。その機能自体は同じですが、装置の仕組みは2種類のタイプに分かれています。

ひとつ穴

浴槽についている穴がひとつだけの風呂釜を「ひとつ穴」タイプといいます。
お湯の吸い込み・吐き出し口がこのひとつの穴から行われるタイプの風呂釜で、ポンプを使って水を循環させるためお湯の勢いが強く、配管に汚れが溜まりにくいという特徴があります。

ふたつ穴

浴槽についている穴がひとつの「ひとつ穴」タイプに対し、お湯を吸い込む箇所と吐き出す箇所がそれぞれに分かれておりふたつの穴がついている風呂釜を「ふたつ穴」タイプといいます。
ひとつ穴タイプの風呂釜と比べると、水の循環にポンプを使わないためお湯の勢いが弱く、配管に汚れが溜まりやすい傾向があります。

風呂釜のタイプ別お掃除方法

先ほど風呂釜にはひとつ穴タイプとふたつ穴タイプの2種類があるとご紹介しました。
浴槽の水を循環させて温めるという機能自体は同じですが仕組みが異なるため、効果的なお掃除の方法もそれぞれ違います。

ここでは、タイプ別に簡単なお掃除の方法をご紹介します。

ひとつ穴タイプはつけ置き洗浄が効果的

浴槽内にある穴がひとつのひとつ穴タイプの場合、つけ置き洗浄が簡単で効果的です。
必要なものは、ひとつ穴タイプの風呂釜用の洗剤もしくは酸素系の漂白剤、そして作業中に着用するゴム手袋とスポンジです。

まずは浴槽の穴の5cmほど上まで水をはります。
入浴剤等が入っていない場合には、冷めた残り湯をそのまま使用することもできます。
浴槽にはった水に、用意しておいた風呂釜用洗剤もしくは酸素系の漂白剤を規定の量に従って入れます。
汚れがひどいときには若干量を増やすとより高い洗浄効果が期待できます。
その後40度から50度ほどの若干高めの温度で追い焚きし、お湯の温度が保てるようお風呂のふたをして2時間から3時間ほど放置します。
放置後、もう一度5分ほど追い焚きをしてからお湯を抜きます。
洗剤が入ったお湯をすべて抜いたら、今度は何も入っていない水を同じくらいの量ためて5分ほど追い焚きし、排水すれば掃除は完了です。

ふたつ穴タイプは水圧を利用して洗浄しよう

浴槽に穴がふたつあるふたつ穴タイプの風呂釜は、ひとつ穴タイプのものと比べるとお掃除にも少し手間がかかります。
用意するものは、ふたつ穴の風呂釜用の洗剤もしくは酸素系の漂白剤、汚れてもいいタオル、やかんなどお湯を注ぎ入れられるような容器、作業中に着用するゴム手袋です。

はじめに、浴槽にふたつある穴のうち、下側の穴にタオルを詰めて水が漏れ出さないようしっかりと塞ぎます。
そして規定量の洗剤を上側の穴に入れた後、やかんなどを使って40度から50度ほどの温度のお湯を上の穴に注ぎ入れます。
穴からあふれない程度の量を注いだら、そのまま2時間ほど放置し汚れを浮き上がらせます。
その後下の穴に詰めていたタオルを外し、シャワーを使って上下の穴に水を流して浮いた汚れを勢いよく流します。

こうしたお掃除を月に1回行うことで、風呂釜を清潔な状態に保つことができます。

後回しにせず定期的にきちんとお掃除を!


風呂釜の配管内部は直接見て汚れを確認することができないため、つい掃除を後回しにしてしまいがちです。
風呂釜の掃除を怠ると細菌など目に見えない汚れの原因にもなりますので、定期的にきちんとお掃除をして清潔な状態を保つようにしましょう。

2021-11-12

海外のお風呂事情・バスタブを使った入浴の仕方

海外の映画やドラマなどでよく見かける、バスタブが置かれた海外のお風呂場に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか?今は日本でも、自宅の浴室にバスタブを置いておしゃれなインテリアコーディネートにしている方も増えてきたようです。
とてもおしゃれなバスルームを演出できるバスタブですが、実際に使ってみると日本のお風呂とは勝手が違って少し戸惑ってしまうかもしれません。本来、海外のお風呂のバスタブと日本の浴槽とでは用途が大きく異なります。
そこで今回は、海外で主流のバスタブを使った入浴の仕方についてご紹介します!

日本とは違う、海外の人の「お風呂」への意識

日本では、お風呂に入ることは体をゆっくり休めることを意味する場合が多いです。
もちろん体をきれいに、清潔に保つ手段でもありますが、湯船にゆっくりと浸かって一日がんばった心や体を癒すリラックスタイム、と考えている方も多いのではないでしょうか。

一方、欧米諸国では入浴は単純に汚れを落とすための作業だと考えている人が多いようです。たとえば朝のシャワーの場合、基本的には汗や汚れを流すための行為として見られています。
また、北欧ではサウナが人気ですが、サウナで体を温めた後は水風呂や冷たいシャワーを浴びるのが一般的です。
日本のように、あたたかなお湯を湯船に張ってのんびり浸かり心身ともにリラックスするという習慣は実はほとんどないのです。

このような入浴というものに対する意識の違いは、バスルームのつくりやお風呂の入り方にもあらわれています。洋画に出てくるお風呂のシーンでは、バスタブに泡をたっぷり浮かべていることがしばしばありますよね。
ああいった泡風呂は映画の中のおしゃれな演出というわけではなく、バスタブを使って体を洗う一般的な方法のひとつ。

欧米では、バスタブの中で体を洗うのが普通なのです。海外のほとんどのバスルームには、日本ではほとんどの家にある「洗い場」がありません。
広々としたバスルームにバスタブとシャワーがぽつんと置いてあるだけの家が多いです。
日本のビジネスホテルでよくあるタイプのバスルームを想像するとわかりやすいかと思いますが、海外のバスルームには排水口がなく、バスタブからしか排水できないことがほとんど。
つまり、バスタブが日本のお風呂でいう洗い場の役割も果たしているのです。

バスタブを使ったお風呂の入り方

では実際に、欧米では一般的なバスタブを使ったお風呂の入り方をみていきましょう。
国内外を問わず、ホテルの客室では浴槽にシャワーがついているタイプのお風呂は多いので、ホテルに宿泊した際のお風呂の入り方としても役立つ知識です!

1.バスタブに少しだけお湯をためる

日本人の感覚からするとバスタブにはお湯をたっぷりためたくなりますが、海外ではバスタブの外にお湯が跳ねたりあふれたりしないよう少なめにしておく必要があります。
目安としては、バスタブの深さの3分の1程度の量です。

2.お湯を泡立てて体を洗う

まずは少しだけバスタブにためたお湯を使って泡風呂にします。その泡で体を洗い、髪を洗う場合もこのときにシャンプーをします。
とてもおしゃれで優雅に見える泡風呂ですが、実はゆっくり浸かって楽しむものではなく、体を洗うためのものだったんですね。

3.シャワーで体を流す

体や髪を洗い終わったらバスタブの栓を抜き、お湯と泡を流します。そしてシャワーを浴びて体や髪をすすぎます。
ですが体についている泡に関しては、しっかり流さずにそのままタオルで拭く人も多いようです。

いかがでしたか? 日本人のイメージする入浴とはだいぶ雰囲気が違いますよね。
同じお風呂でもなぜここまで趣が違うのか、その理由は諸説ありますが、気候が関係しているのではないかといわれています。
日本は湿気が多いため、住宅は通気性がよくなるように設計されています。
その分、冬は家の中が寒くなってしまうので、しっかり体を温めるために浴槽にお湯を張りゆっくり浸かるという文化が生まれたとみられています。
そして入浴の目的のひとつである「体を洗う」という機能に特化させた洗い場は、浴槽とはまた別につくるようになったとのことです。

逆に欧米はもともと乾燥した土地柄で汗をかく機会もあまりないので入浴の頻度も少なくてよく、単に体を洗うだけの場所としての浴室や入浴習慣が形づくられてきたと考えられます。

海外ではバスタブのないお風呂も人気

もともとバスタブにお湯を張ってゆっくり浸かる文化のない欧米諸国では、近頃はバスタブすらないコンパクトなバスルームが流行しているそうです。
「Walk-in-bathroom」と呼ばれるもので、ついているのはシャワーのみ。バスタブや浴槽はないシンプルなお風呂場が人気とのこと。

日本人は一日一回、ゆっくりお風呂に入るという方が多いかと思いますが、海外では一日に繰り返しシャワーを浴びることも多いので、シャワールームとして使い勝手のいいスペースである方が重視されるのかもしれません。

まとめ

日本では、浴槽といえばお湯をためてゆっくり浸かるものですよね。海外においては、バスタブは日本の浴槽とはまた違った役割を持っている設備です。
日本人の常識から考えると驚く部分もありますが、海外旅行へ行ったとき、自宅のお風呂を海外風のバスルームにしたいときなど、ぜひ今回ご紹介したバスタブを使った入浴の仕方を参考にしてみてください!

2021-10-22

戸建の家に給湯器を取り付ける場所を決める基準とは?

現在住んでいる家の給湯器を新しいものに交換する場合は同じ場所に設置すればいいですが、新築のおうちなどでこれから新しく導入する場合には設置するべき場所や工事の方法などしっかり把握しておく必要があります。
今回は、戸建の家に給湯器を設置する際の場所や方法を決める基準を中心に、給湯器の取り付け工事について解説します!

給湯器は基準を満たした場所に設置する必要がある

ガス給湯器は、安全に利用するため、そして正常に稼働させるために一定の基準を満たしている場所に取り付けることが法律で義務付けられています。ここでは具体的な基準を以下にまとめました。

可燃物と排気口出口の離隔距離

給湯器を安全に利用するためには排気口の近くに障害物等がない場所に設置する必要があります。
排気口の上方300mm(不燃材の場合も同様)、下方150mm、前方600mm(不燃材の場合には300mm)以内には障害物がない場所を選びましょう。

可燃物と機器本体の離隔距離

給湯器の本体と建物、障害物などとの距離も一定以上離さなければいけません。
上方・前方・側方それぞれ150mm、後方10mm以上は建物や周囲の障害物などから離れた場所に取り付けましょう。

開口部と排気口出口との離隔距離

給湯器の排気口と窓や扉など建物の開口部が近いと、汚れた廃棄が屋内へ侵入してしまいます。
それを避けるため、上方は建物の開口部から300mm、下方は給湯器の排気口から150mm、側方は150mm以上離れた場所へ取り付けましょう。

修理、点検のためのスペースを確保

給湯器を修理・点検するためには一定のスペースが必要になるため、その分のスペースも確保しておきます。前方600mm、側方150mm以上のスペースを確保できる場所に取り付けましょう。

取り付け場所の基準を守らない場合に起こり得るデメリット

ガス給湯器の取り付け場所についての基準は、周囲の建物や障害物から一定の距離を保てるよう定められていますが、上記すべてを守ろうとすると場合によっては設置できる場所がかなり限られてしまうこともあるかもしれません。
ですが、だからといって基準を満たしていない場所に給湯器を取り付けてしまうといろいろなデメリットが発生する可能性が高くなります。

不完全燃焼

ガス給湯器の排気口近くに障害物があると排気が上手くいかず、不完全燃焼を起こしてしまう確率が高くなります。
また、建物の開口部近くで不完全燃焼を起こすと屋内に一酸化炭素が流れ込む可能性も高くなり、大変危険です。

火事につながる

近くに可燃物がある状態でガス給湯器を使用すると、可燃物に火がつき火事が発生する恐れもあります。
建物からの距離を保つだけでなく、周囲にタオルやふきんなど燃えやすいものを置かないよう気をつけましょう。

給湯器の取り付け工事における戸建とマンションの違い

給湯器の取り付け工事においては、戸建の家の方がマンションよりも自由度が高いといえます。
ガス給湯器の周りの状態については先ほどご紹介したように細かな基準がありますが、それさえ守っていれば好きな場所へ設置できます。
そのため、給湯器のサイズや種類も取り付け場所を気にすることなく選べるケースが多いです。

給湯器は「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の2種類

給湯器は大まかに、「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の2種類に分けることができます。
屋外設置タイプの給湯器は、取り付け工事ができる場所ごとに、「壁掛け型」「据置型」「パイプシャフト方式」の3つに分かれます。
パイプシャフト方式はマンション等の集合住宅でよく使われる種類です。
戸建の家では、設置するスペースが余裕をもって確保できる場合は据置型、スペースに余裕がない場合は壁掛け型が選ばれます。

取り付け方と給排気の方法の2種類の分類基準がある「屋内設置タイプ」

一方、屋内設置タイプの給湯器は取り付け方と給排気の方法の2種類の分類基準があります。
まず設置する場所ですが、「壁掛け型」と「浴室据置型」に分かれます。
排気口が高い位置にくるよう壁掛け型が基本となる屋内設置タイプの給湯器ですが、浴室用の給湯器であれば浴室据置型として浴槽と並べて設置されます。

そして給排気の方法による分類は、4種に分かれます。
「CF式(自然排気式)」、「FE式(強制排気式)」、「BF式(自然給排気式)」、「FF式(強制給排気式)」の4つです。
屋内の空気を使ってガスの燃焼を行うのがCF式とFE式の2つです。CF式では排気も自然に行いますが、FE式ではファンを使い強制的に排気します。
BF式とFF式では、屋外の空気を取り込み利用することでガスの燃焼を行います。排気を自然に行うものがBF式、ファンを利用するのがFF式です。

「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の双方にメリット・デメリットがある

戸建の家ではほとんどの場合が建物の周囲に広いスペースを確保できるため、安全面を考慮して屋外設置タイプの給湯器が選ばれるケースが多いです。
ですが屋外に取り付けた給湯器は、悪天候による冷えや冬場の寒さによって効率が落ちてしまうというデメリットがあります。
安全性は若干劣ってしまいますが、屋外にスペースが確保できていてもあえて屋内設置タイプを選ぶメリットもあるといえます。スペースの問題はもちろん、住んでいる地域の特性・気候等も考慮してどこに取り付けるか選びましょう。

取り付け工事は専門業者へ依頼するのがオススメ!

ガス給湯器の取り付け工事の手順は、簡単にまとめると給湯器本体は基準を満たした場所に設置した後で各種配管をつなぎ、室内にはリモコンを取り付けるというものです。
一見シンプルな作業に思えますが、古い給湯器を新しいものに交換する際には取り外しの作業もすることになりますし、配管についても収まりが悪い場合には加工する必要もあり、専門性が高い工事のひとつです。

またガス漏れの検査等、安全性のチェックも欠かせない大切な作業です。
そのためガス給湯器の取り付け工事について実績があり、アフターフォローもしっかりしている業者を選ぶのがオススメです。

まとめ

給湯器を取り付ける場所を決める基準や、取り付け工事についてご紹介しました。
さまざまな制約があり面倒に感じるかもしれませんが、安全に使用するために必要なことですので給湯器の交換・設置の際には十分気をつけましょう!

2021-10-12

「壁」で浴室をおしゃれな空間にできるアクセントパネルとは?

「お風呂場は体を洗う場所だから清潔感が第一だけど、それだけじゃ何だか味気ない」――。
浴室は水場という特殊性ゆえ、空間演出にはどうしても限界がある場所です。
しかし、お部屋の壁色やカーテンを変えれば雰囲気が変わるのと同じように、浴室も壁を変えれば殺風景さがだいぶ和らぐと思いませんか?
そこで今回は、浴室の空間作りで大活躍する設備、「アクセントパネル」についてご紹介します。

「こだわってよかった!」との声続出! 浴室の「アクセントパネル」とは?

アクセントパネルとは、浴室の壁に使う化粧板のことをいいます。
「化粧」という言葉の通り、色や柄で装飾されており、メーカーやリフォーム会社によっては「バスパネル」「壁パネル」といった呼び方をすることもあります。
限りなく白に近いベージュ色の控えめなものから、シックな漆黒、高級感を演出できる大理石柄まで幅広いデザイン・色から選べるので、希望にあったものが見つかりやすいのが特徴です。

また、普段は浴室の雰囲気や空間づくりに興味がない方でも、カタログやショールームでサンプルを見た途端、色々と選びたくなる設備の一つ。
お部屋の模様替えには壁紙やカーテンなど「面」に変化を持たせると効果的なのと同じように、浴室もアクセントパネルで壁をアレンジすれば、想像以上に雰囲気がガラッと変化します。
実際、「壁にこだわってよかった!」との声は多く、アクセントパネルの満足度は非常に高いのです。

アクセントパネルの設置枚数に制限はある?

複数のデザインを検討しているうちに、「アクセントというからには1面しか設置できないの?」との疑問を持たれるかもしれません。
結論から言えば、アクセントパネルの設置枚数に制限はなく、お好みに合わせて自由に設置できます。
ただし、設置する数によって浴室の雰囲気は大きく変わります。

アクセントパネル1枚の場合

アクセントパネル1枚であれば今までの空間にちょっとしたニュアンスが加わる程度で、程よくおしゃれになります。
暗めの色を選択した場合は1枚であっても想像以上に印象が変わる場合があるので注意が必要です。

アクセントパネル4枚(全面)の場合

4枚、つまり浴室の壁すべて(全面)にアクセントパネルを設置した場合、浴室の雰囲気は非常に大きく変わります。
デザインによっては違う家のお風呂に入ってしまったかのような錯覚に陥るほど変化するかもしれません。
このような大きな変化は満足度の振れ幅が大きいので、アクセントパネルの全面設置は慎重に検討しましょう。

デザインは多種多様!どんなアクセントパネルが人気?

デザインや設置枚数によって浴室の雰囲気を小さくも、大きくも変えられるアクセントパネル。いざ、選ぶ段階になると選択肢の多さゆえ迷ってしまうこともあるでしょう。
次に挙げるものは数あるアクセントパネルのなかでも特に人気の色・柄なので、まずはここから好みに合いそうなものの見当をつけてみてはいかがでしょうか。

ライトブルー

ライトブルーは水回りを清潔に見せてくれる色であり、程よい差し色にもなる優秀なカラー。浴室を明るくしたい場合にもぴったりです。また、全面に設置しても問題ない色でしょう。
同じブルーでも、紺色に近い濃いブルーの場合は1面だけでも随分大人っぽい印象になります。

ピンク

温かみを感じさせるピンクも人気です。明るいピンクが多いので、浴室の明度を上げたい場合にオススメ。ライトブルーと同様に全面設置でも問題ありません。
しかし、浴室の構造や色のニュアンスによっては野暮ったさが出てしまうことも。

ブラック

1枚だけで落ち着き感と高級感が出せるのがブラックの特徴です。黒い大理石風の柄なら高級感はさらにアップ!
浴室の雰囲気をガラッと変えたい場合にはオススメですが、全面に設置すると浴室内が非常に暗くなってしまう点には注意が必要です。
また、水垢も目立ちやすいので、浴室をこまめに掃除できない場合には避けた方が良いでしょう。

木目調(ウッド調)

木の温もりで空間に落ち着きをもたらす木目調は、アクセントパネルの定番柄です。どんな浴室にも合う汎用性の高さがあるため集合住宅で採用されることも多く、「迷ったときはこれ!」という立ち位置のパネルと言えるでしょう。
明るい茶色から濃い焦茶色まで幅広く用意されていますが、濃い目であればあるほど大人っぽさや高級感が出る傾向にあります。

ストライプ柄

色の組み合わせにもよりますが、一般的にストライプは若々しさを出せる柄です。お子さんがいらっしゃるファミリー向け住宅にお住まいの場合にはオススメですが、浴室の構造や明るさによっては想定外のチープ感が出てしまう場合もあります。

アクセントパネル選びのポイント


壁を変えることによる空間への影響は以外にも大きく、うっかりすると想像していたイメージとまったく異なる雰囲気になってしまう可能性があるため、アクセントパネル選びの際は次のような点を留意しましょう。

浴室の明るさを考慮しながら選ぶ

浴室の照明の明るさ、窓からの陽の入り具合を考えながら選びましょう。
暗い浴室に暗い色のアクセントパネルを設置すると、さらに一層暗くなってしまいます。

暗い色のアクセントパネルは汚れが目立つ

前述の通り、暗い色のアクセントパネルは水垢が目立ちやすいため、汚れを目立たせたくない場合は明るめの色を選ぶと良いでしょう。

浴槽の色とのバランスを考える

浴槽に色がついている場合は浴槽の色とのバランスも考えてアクセントパネルを選びましょう。
色の組み合わせ方によってはどことなく違和感の漂う空間になってしまいます。

壁シートでDIYも可能!

アクセントパネルの設置または交換をリフォーム業者に依頼した場合、浴室の構造や状態によっては100万円近い工事費用がかかることがあります。
アクセントパネル自体は5万円~10万円程度ですが、ユニットバスにアクセントパネルを設置する場合は一度ユニットバス自体を解体しなければならない可能性があるからです。

しかし、そこまでの費用をかけられないときでも、浴室用の壁シート(アクセントフィルム、アクセントシート)を使えば簡単に浴室の模様替えができます。
1万円以下で手に入るものシートが多いので、DIYが好きな方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

ただし、シートを貼る前は壁を掃除して汚れを落とし、しっかり乾かしましょう。
汚れや湿気が残ったままシートを貼り付けるとカビが生えて壁がダメージを受けてしまいます。
また、シートと床の間、隣り合わせになったシートの間などには防水用の充填剤(コーキング)を入れて隙間に水が入らないようにしてください。
こうすることでカビの発生を防げますし、シート自体も長持ちします。

まとめ

浴室の空間作りで大活躍する設備、「アクセントパネル」についてご紹介しました。
近々浴室をリフォームする予定の方はぜひ、アクセントパネル選びにこだわってみましょう。選び方次第では浴室がとってもおしゃれな癒しの空間になりますよ!

Category

給湯器・お風呂に関するおすすめ記事

知る・学ぶ

今まで知らなかった給湯器にやお風呂に関する豆知識やタメになる情報をご紹介しています。

健康・生活

給湯器とお風呂の使い方で、健康や生活に役に立つ情報をご紹介しています。

ECO・節約

お得に給湯器やお風呂を使う方法や、エコになる情報をご紹介しています。

TOP