Know/Learn

「知る・学ぶ」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧

2018-12-27

ガス給湯器とはどう違う? 電気給湯器のメリットとデメリット

日本ではガス給湯器を使っている家庭が多いですが、昨今では電力の自由化が後押しとなり、電気給湯器の普及率も高まってきています。
しかし、まだまだ電気給湯器のことはよく知らないという人も多いのが現状です。

そこで、今回は電気給湯器のメリットとデメリットをご紹介いたします。

電気給湯器は寿命が長い?!

電気給湯器のメリットはいくつかありますが、その中でも大きな魅力のひとつは寿命の長さです。

電気給湯器はガス給湯器と基本的な仕組みが異なるため、ガス給湯器のようにガスの火で燃焼している箇所の配管が劣化しやすいなどのリスクがありません。
そのため、電気給湯器の平均的な寿命は約20年となり、ガス給湯器と比べると2倍近く長いといわれています。

給湯器のスペックや設置場所によっては、設置費用や本体価格などに差があるため一概にどちらがお得とはいえませんが、修理や買い替えの費用についてはガス給湯器より少なく済む計算になります。

電気給湯器は非常時にも役立つ!

電気給湯器は電気使用量が安い夜間にまとめてお湯を沸かすため、ガス代を使うガス給湯器に比べて経済的であることもメリットとして挙げられます。

また、沸かしたお湯を保温してタンクに貯めておき、そこから必要な分を使うという仕組みになっているので、非常時にもお湯が使えるという大きな利点があります。

一方で、ガス給湯器は使用に応じてその都度お湯を沸かしているため、ガスや水道が止まってしまえば当然すぐにお湯が使えなくなってしまいます。

停電してしまったら電気給湯器はどうなる?

非常時に停電してしまった場合、電気給湯器はどうなってしまうのでしょうか?

大きな災害のときなどは停電してしまうこともありますが、電気は各種ライフラインの中でも比較的早い段階で復旧するケースが多いことが知られています。

東日本大震災の際も多くの地域でまずは電気、その次に水道、そして最後にガスという順番で復旧しました。
水道や電気は前後するところもありますが、ほとんどのところでガスの復旧が最後になるということをふまえると、災害時には電気給湯器の方が早い段階で使用可能になるケースが多いと考えられます。

日本は地震が多い国ですから、こういったメリットも大事ですよね。

電気給湯器のデメリットとは

電気給湯器のデメリットとは
電気給湯器のデメリットとしては、水圧が低いということが挙げられます。

水道の配管に直接つながっているガス給湯器と違い、一度タンクに貯めたお湯を使う電気給湯器では水圧がどうしても弱くなりがちです。
基本的な使用に問題はありませんが、シャワーの際など勢いよくお湯を出したいときは少し物足りないかもしれません。

さらに、沸かしたお湯を貯めるタンクの設置場所も必要になるため、ガス給湯器に比べて場所を多く取り、設置費用も高くなってしまいます。
また、タンクに貯めたお湯がなくなる「お湯切れ」には注意が必要です。

しかし、電気給湯器の方が寿命は長く、ガス給湯器に比べて修理や買い替えの費用は少なく済むメリットもありますので、給湯器を選定する際はどちらがご家庭の利用スタイルに合っているかよく検討してから決めましょう。

まとめ

電気給湯器のメリットとデメリットをご紹介いたしました。
給湯器を選ぶ際は、ガス給湯器と比べてどちらが家庭やライフスタイルにメリットが多いのかを考えることが大切です。

双方の特徴を知った上で、色々な面から自宅に設置する給湯器を選んでみてくださいね。

2018-11-21

お風呂のリフォーム時に検討するべきポイントとは?

新築のころはキレイで便利だったお風呂も、長年使っていると徐々に汚れや不便さが目立つようになってきますよね。

お風呂は毎日の生活にとって、とても大切な時間です。
理想的なバスタイムを過ごせるよう、リフォームしたいとお考えの方も多いかと思います。

今回は、お風呂をリフォームするときに検討するべきポイントについてご紹介いたします。

お風呂をリフォームする目的を考えよう

お風呂のリフォームは、まず「何を目的にリフォームするのか」という点を考えるところからスタートします。

リフォームを考えるきっかけとなる代表的な例には、「浴槽のひびや汚れが目立つようになった」など、設備が壊れてきたり劣化したりといったケースがあります。

そのほかにも、「水が流れにくくカビが発生しやすいのを改善したい」というケースや、「断熱性が悪く、冬場などに浴室がすぐに冷えてしまうのが気になる」というケースも多いです。

「浴室を綺麗にする」という漠然としたイメージだけでなく、具体的にどこをどう改善したいか考えてリフォームの内容を選びましょう。

お風呂のリフォームにはどんなものがある?

お風呂をリフォームにはさまざまな方法や種類があります。

浴室全体をリフォームする場合には、「在来工法」「ユニットバス」「ハーフユニットバス」という3種類の方法があります。
また、リフォームの際に浴室暖房機を追加するという方もいらっしゃいます。

在来工法

在来工法は素材やデザインなど、1からオリジナルで全てリフォームできる方法のことです。
デザイン性にこだわりたい方にはおすすめですが、費用はそれなりかかります。

ユニットバス

ユニットバスはあらかじめ工場で作られた浴室を、そのまま現場で組み立てて使用するというものです。
選べる種類こそ限られていますが、機能性の面ではとても優れていて、断熱性・防水性もばっちりです。

ハーフユニットバス

在来工法とユニットバス、両者を組み合わせた「ハーフユニットバス」という方法です。
機能性が重要な床や浴槽についてはユニットバスで、デザイン性を重視したい壁などについては在来工法というように、双方のいいところを取り入れた今注目のリフォーム方法です。

浴室暖房機を追加する

浴室の断熱効果を高め、冬場にお風呂が冷えてしまうのを防ぎたいという場合は、断熱材や浴室暖房機を追加するという方法があります。
浴室暖房機を使うとどれくらいのコストがかかるのか、断熱材にはどんな素材が合っているかなどがありますので、予算やライフスタイルに合わせて取り入れていきましょう。

ライフスタイルに合ったお風呂のリフォームを!

お風呂のリフォーム
お風呂は家を建てた当時は最新の機能を備えていても、年々古い型になってしまうため、現在の一番新しいものと比べると性能の差も出てきます。

また、使用する人の年齢や家族構成によっても、どんなお風呂が使いやすいのか、少しずつ変わっていきます。

そうは言っても、新しいお風呂での生活がイメージつかない方も多いと思います。

その場合は、ショールームなどで最新のお風呂に触れてみたり、予算やこだわりなどを専門の業者に相談するなどして、ライフスタイルに合ったデザインや機能の提案を受けることをオススメします。

2018-10-18

給湯器の寿命を長持ちさせるには?

お風呂や炊事など、日々の生活に欠かせない給湯器。
特に寒くなる季節は毎日使うからこそ「急な故障で使えなくなってしまったらどうしよう」と、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな給湯器ですが、設置場所や使い方により寿命が長くなったり短くなったりする事をご存知でしたか?

今回は給湯器の寿命年数や長持ちさせるための設置場所のポイント、日々の使い方の工夫をご紹介します。

給湯器の寿命はどのくらい?

そもそも、私たちが使用している給湯器の寿命年数はどのくらいなのでしょうか?

現在、給湯器は様々なメーカーから販売されていますが、国産メーカーの場合耐用年数にはほぼ差がなく、10年前後が寿命の目安とされています。

しかし、給湯器を約10年間、問題なく使い続けるためには給湯器本体を適切な場所に設置し、日々の生活でも適切に使用する必要があります。

給湯器の買い替えともなると、本体を購入する代金に加えて交換工事の費用などもかかり、決して安い買い物ではありません。
一度購入したらできるだけ長く使い続けたいというのが本音なのではないでしょうか。

給湯器の寿命は本体の設置場所で変わる?

給湯器の寿命を左右する大切なポイントの1つが、給湯器本体の設置場所です。

戸建住宅の場合、家の外壁に給湯器が掛けられていたり、壁に寄せて地面に置かれたりしている状態がほとんどです。

どんな家でも大抵は同じような場所に置かれていますが、給湯器の寿命に関係する項目としては、以下のようなものが挙げられます。

給湯器の周囲の障害物との距離

まずは給湯器の周囲の壁や堀、そのほかの障害物との距離です。
給湯器には排気口があり、使用中はそこからガスが排気される仕組みになっています。

この排気口の周りに障害物や壁があると、給湯器周辺に排気されたガスが溜まってしまいます。その排気をまた給湯器が吸い込み、内部で不完全燃焼を起こすなどの悪影響を与え、故障の原因となるのです。

また、隣の家の壁や堀まで最低60cm以上はスペースがないと給湯器のメンテナンスも難しいため、充分な距離を確保することが重要です。

雨やホコリ

多くの給湯器が防水処理をされているとはいえ、水は大敵です。
雨ざらしになっていると年々ダメージが少しずつ溜まっていき、給湯器本体の寿命にも影響があります。
また、ホコリが溜まりやすい場所や湿気が高い場所でも寿命が短くなることがあります。
出来れば屋根があり、風通しのよい場所に設置することをおすすめします。

給湯器の寿命をできるだけ長くするための使い方

給湯器の設置場所や設置の仕方に気を配るだけでなく、日頃から使い方を工夫するとさらに長く給湯器を使い続けられるようになります。

排気カバー・配管カバーを使用する

排気カバーを設置すると、排気方向を変えられるため排気をまた吸気してしまうなどのトラブルを避けることができます。
また、配管についても剥き出しのままにするよりも配管カバーを使用することにより、紫外線による配管そのものの劣化を防止することができます。

入浴剤が入ったお湯は追い炊きしない

入浴剤を入れたお風呂の追い炊きをすると、入浴剤に含まれている成分が配管を通り故障の原因となることがあります。
特に金属でできた配管は、入浴剤に含まれているイオウや酸、塩分などに反応して劣化が加速してしまいます。
また、お湯が濁るタイプの入浴剤の成分は配管に沈殿しやすく、その状態で追い炊きしてしまうと、成分ごとお湯が沸騰するため機器が痛んでしまう原因になる場合もあるため注意が必要です。

お風呂の循環アダプターを定期的に掃除する

お風呂の循環アダプターとは、給湯器のスイッチを入れてお湯を張る際に、お湯が浴槽に流れてくる入り口となる箇所です。
循環アダプターには、配管に髪の毛やゴミが入り込まないようにフィルターが付いています。
このフィルターを定期的に掃除することでお湯や水の循環がスムーズになり、追い炊きもしやすく給湯器に過度の負担をかけることもなくなります。

まとめ


給湯器の寿命を長持ちさせるための設置場所についてと、日々の使い方の工夫をご紹介いたしました。

他にも、定期的なメンテナンスや、劣化したパーツは交換するなどで、給湯器本体の寿命は大きく変わっていきます。

できるだけ長く今の給湯器を使い続けるために、普段の生活の中で少しだけ給湯器周辺の状態や使い方を意識してみてくださいね。

2018-09-25

日本製が人気?! 海外の給湯器(湯沸かし器)事情について

日本の「給湯器(湯沸かし器)」が、海外で密かに人気を集めてる事をご存知でしょうか。
何事にも省エネが叫ばれている昨今、エネルギーを必要なときに必要なだけ使える日本製のガス給湯器は海外から高い評価を受けているそうです。

海外ではあまり一般的ではない、「いつでも好きなようにきちんとお湯が使える」便利な日本の給湯器。
今回は、日本と海外の給湯器(湯沸かし器)事情の違いについてご紹介いたします。

海外で人気を集める日本の瞬間式給湯器とは

日本のガス給湯器といえば、瞬間式のものが主流です。
瞬間式の給湯器は、主にプロパンガスや都市ガスを燃料に、水を使うたびにパイプをあたためてお湯を沸かしています。
代表的なところでは、お風呂やキッチン、洗面所の蛇口で水の温度を調節すれば、すぐにお湯として出てくるものが瞬間式給湯です。

最近は、日本へ旅行に来たり留学や仕事などで長期滞在したりする海外の方も増え、中にはすっかり日本が気に入ってしまい、そのまま移住する方もいらっしゃいます。
こうして日本で暮らすことになった海外の人が一番驚き、気に入ることが多い日本のアイテムの一つが瞬間式給湯器です。

日本で一般的に使われている瞬間式ガス給湯器は、家庭内の複数箇所で同時にお湯を使ってもお湯が足りなくなるということはなく、さらに細かい温度調節も簡単に行える便利なものです。
日本で生まれて暮らしているとこれが当たり前だと思ってしまいますが、海外の人にとってはこれまでの常識を覆すような驚くべき性能なのです。

海外ではタンク式給湯器が一般的


一方、アメリカやヨーロッパをはじめとした海外では、あらかじめお湯を作り貯蓄しておくタンク式の給湯器が主流です。
タンク式の給湯器も、いつでもすぐにあたたかいお湯が使う事ができます。
しかし、お湯が熱くなりすぎたり、家族全員がお風呂やシャワーでお湯を大量に使った結果、タンクのお湯が足りなくなってしまったりと不便さを感じることがあるのも事実です。

そんな環境で過ごしてきた海外の方が、日本の瞬間式給湯器に驚くのも頷けます。

逆に海外で暮らす日本の方は、便利な日本の瞬間式給湯器からタンク式給湯器を使うようになるため、さまざまな工夫を凝らしているようです。
特にお風呂に関しては考え方も習慣も違いますから慣れるまでは大変かもしれませんね。

海外では、シャワー用など限られた用途に使える小型なものなど、手軽に設置できるタイプの瞬間式給湯器が人気です。
家全体のお湯をカバーすることはできませんが、お風呂のお湯はお風呂用の給湯器で沸かし、それ以外のお湯はもともとのタンク式給湯器でまかなえば、好きなときに好きな量のお湯を使いながら経済的に過ごすことも可能です。
また過去には、アメリカ政府が瞬間式給湯器を購入に補助金を出したこともあり、海外でも瞬間式給湯器を使用している家庭が増えつつあるようです。

日本のお風呂文化で給湯器が進化?

日本の家電が海外から高い評価を受けている例は多くありますが、給湯器もその一つだということは知らなかった方も多いのではないでしょうか。

日本はお風呂文化が盛んなことでも海外から珍しがられていますが、日本の給湯器もお風呂文化とともに進化を遂げてきたと言えるのかもしれません。その結果、海外の方からも高い評価を得ているのだと思います。

今夜お風呂に入るときにでも、海外と日本の給湯器の違いについて思い出してみてください。いつもよりお湯のあたたかさがよりありがたく感じられるかもしれませんよ。

2018-09-21

お風呂の給湯器はほしい機能に合わせて選ぼう!

家で給湯器を使っていると、どの家庭でも同じ機能の給湯器を使っているように感じてしまいがちですが、実は給湯器によって、できること・できないことに大きな違いがあるのをご存知ですか?

特にお風呂に関しては、どんな機能を使ってお風呂のお湯を準備するのかは給湯器のタイプによってさまざまです。

給湯器の買い替えやお引越しの際には、どんな機能が必要なのかをしっかり考えて選ぶようにしましょう。

お風呂のお湯張り・追い焚きを全て自動でしてくれるタイプの給湯器


現在、一番の定番となっているのが自動でお風呂に湯を張り、そのまま保温・たし湯などもしてくれるフルオートの給湯器でしょう。

たし湯に関しては自動ではなく、スイッチひとつで一定の量を足す仕組みになっているタイプの物もありますが、基本的には自動的にお風呂を沸かしてくれる便利な給湯器です。

こういった機能を兼ね揃えた給湯器は「ガスふろ給湯器」と呼ばれ、お風呂を自動的に沸かすだけではなく、キッチンや洗面所など家全体の給湯ができる給湯器です。

ちなみに、家全体の給湯器とは別に、お風呂だけを沸かすための給湯器は「ガスふろがま」と呼ばれ区別されています。

こういったオートの給湯器なら、お風呂の支度がとても楽になります。
水量と水温さえ設定しておけば、水を貯めているのをうっかり忘れて浴槽から水を溢れさせたり、沸かしすぎてお湯を熱くしすぎたりといったアクシデントは起こりません。

また、追い焚き機能のおかげでお湯がぬるくなってしまっても、また温めることができるのが便利です。

お風呂にお湯を直接注ぐタイプの給湯器

ガス給湯器は蛇口からお湯が出るタイプで、浴槽にお湯を貯めることはできますが、その後保温しておいたり、あとからたし湯をしたりといった機能はありません。
自動でお風呂を沸かしたり追い焚きしたりできる給湯器よりもずっとシンプルです。

ただ、中にはお湯を貯めすぎないよう一定の水位まで達したら自動で給湯を止める機能や、ぬるくなったお湯に熱いお湯を足すことができる機能がついているものもあります。
全自動ではなくても、こうした機能があれば十分というご家庭もあるのではないでしょうか?

給湯器を買い替えるときは

給湯器を選ぶときに、お風呂に関する機能を重要視するかそれ以外を見るかは、ライフスタイルや家族構成によるかと思います。
しかし、湯船に浸かることが日課の人も多い日本では、お風呂に合わせ進化した給湯器がたくさんありますので、お風呂を給湯器選びの主軸にしてもいいかもしれませんね。

これまで使っていた給湯器で不便に感じていた点や、新しい給湯器への要望を整理して検討し、自身や家族の求める機能とコストとのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。後悔のない給湯器選びをしてくださいね。

2018-09-11

意外と知らない人も多い? 3つのお風呂の種類と特徴

日本人にとっては日々の疲れを癒すためには欠かせないお風呂。

シャワーで体を洗って済ませるのが普通という文化の国も多い中、日本では多くの方がバスタブにお湯をはり、のんびりとお風呂を楽しんでいます。

日本では馴染み深いお風呂ですが、作り方によって種類が分けられているのはご存知でしたか?

お風呂は作り方によって種類が分かれる

お風呂の作り方には、「ユニットバス」、「ハーフユニットバス」、「造作風呂」の3種類あります。

ユニットバスといえば、ホテルなどでよくあるトイレとお風呂が一緒になっているバスルームを指すと思っている方も多くいらっしゃるとおもいます。

実はこれは、多くの方がしている誤解になります。ユニットバスとはお風呂の作り方の違いによって分類された種類の名前であり、トイレがあるかどうかはまた別の話になります。

日本ではほとんどの家のバスルームはユニットバスとして作られています。
しかし最近では、お風呂を日々の疲れを癒すための大切なリラックス空間として重要視し、ハーフユニットバスや造作風呂にリフォームする方も増えています。

日本の家で主流のユニットバス

ユニットバスは、あらかじめ工場で床、壁、浴槽など、バスルームのそれぞれのパーツを作っておき、それを組み立て作るお風呂です。

ユニットバスのメリットとしては、主要のパーツを工場で作るためしっかり規格化されて品質に差が少なく、安定したクオリティを保ちながら比較的安価なコストで作ることができるという点が挙げられます。

また、断熱性などの性能面はもちろん、メンテナンスもしやすいのが特徴です。
あらかじめメーカーに用意された決まった型の中から選ばなければいけませんが、使い勝手には全く問題ありません。

こだわりの感じられるハーフユニットバス

ハーフユニットバスは、ユニットバスのように工場で生産した浴槽から床の箇所と、自由にデザインができる壁や天井の箇所を組み合わせたバスルームの事を言います。

お風呂としての機能はユニットバスでしっかり確保しつつも、壁や天井箇所は自由にデザインできるので、機能性と見た目どちらもこだわりたい方向けのお風呂です。

ちなみに、壁を木材にするのが一番人気なようです。

完全オーダーメイドの造作風呂


あらかじめ工場で作られたパーツは使わずに、オーダーメイドで作るお風呂を造作風呂といいます。

例えば浴槽を木で作ったり、床にタイルを敷いたり、さらに半露天風呂を作るなど、お風呂に強いこだわりを持っている方にとっては自由度の高い理想的な空間が作れます。

3つの種類の中でもっともコストがかかるのは否めませんが、理想のマイホームを作りたいという方にはぴったりです。

最適なお風呂を選ぼう

命の洗濯とも呼ばれる入浴。広い浴槽や充実した機能に憧れる方は多いのではないでしょうか。

しかし、お子様や介護が必要な方がいらっしゃる場合など、家族構成やライフスタイルによっても最適なお風呂の種類は変わってきますので、それぞれの特徴や必要な機能を把握して、お引越しやお風呂のリフォームの際に役立てましょう。

Category

給湯器・お風呂に関するおすすめ記事

知る・学ぶ

今まで知らなかった給湯器にやお風呂に関する豆知識やタメになる情報をご紹介しています。

健康・生活

給湯器とお風呂の使い方で、健康や生活に役に立つ情報をご紹介しています。

ECO・節約

お得に給湯器やお風呂を使う方法や、エコになる情報をご紹介しています。

TOP