Know/Learn
「知る・学ぶ」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧
お風呂を快適に! 最適な「風呂イス」を選ぶポイント
「風呂イス」は入浴には欠かせないアイテムの一つですが、同じイスをなんとなく長年使っているという方も多く、定期的に自分やご家族の状況に合わせて交換を検討してみるのがオススメです。
毎日使うものだからこそ、様々な素材や高さ、デザインからピッタリな風呂イスを選んでお風呂をより快適な空間にアップデートさせていきましょう。
そこで今回は、風呂イスのメリットや選び方のポイントについてご紹介します。
風呂イスを使用するメリットを確認しよう
はじめに、風呂イスを使用するメリットを改めて確認しておきましょう。
髪や体を洗うのが楽になる
入浴時は立ったままでシャワーを浴びて髪や体を洗うという方もいらっしゃいますが、風呂イスに座ることで安定した姿勢を保ちながらゆっくりと丁寧に洗うことが可能になります。
お年寄りの場合は体の状態によっても異なりますが、立ったままに比べて座った時の方が負担も少なく、足元まで無理せず洗うことができるのが最大のメリットといえるでしょう。
また、風呂イスは床が滑りやすい浴室での転倒などの事故対策にも役立つので、お年寄りや小さなお子さんがいるご家庭ならば必須ともいえるアイテムです。介護用から赤ちゃん用のものまで様々な風呂イスが販売されていますので、ご家庭の状況に合わせて選びましょう。
床や壁が汚れにくい
立った状態でシャワーを浴びると、広範囲にわたって壁や床に水が跳ねてしまいますよね。
風呂イスに座ってシャワーを使うことでこうした水跳ねを抑えることができ、カビや水垢の汚れが発生しづらく泡などの掃除もしやすくなります。
とはいえ、もちろん水跳ねがなくなるわけではないのでお風呂から出る際はしっかりと水気や汚れを拭き取っておきましょう。
このように風呂イスには様々なメリットがありますので、今までは立ったままシャワーを浴びて体を洗っていたという方はもちろん、長年同じイスを使っている方も現在の状況に合わせて最適な風呂イスを改めて選び直してみてはいかがでしょうか?
風呂イスを新たに購入する際、ベストなものを選ぶ基準として押さえておきたいポイントは主に「素材」、「高さ」、「デザイン」です。種類は多岐にわたるので、入浴スタイルに合ったものを選びましょう。
風呂イスで使用される「素材」にはどんなものがある?
風呂イスに使用されている素材はプラスチック製のものが多く、そのなかでも沢山の種類があります。
アクリルやメタクリルは耐久性に優れており、透明感と光沢のある見た目からデザイン性が高くオシャレな風呂イスを選びたいという方にオススメの素材です。ポリエチレン素材の風呂イスは軽くて耐熱性に優れており、丈夫で薬品にも強いという特徴があります。
そのほかにも、環境に優しいポリプロピレンやカラーバリエーションの豊富なABC樹脂などの素材がありますが、基本的にプラスチックは価格もリーズナブルで扱いやすく、掃除や手入れが簡単にできる点が嬉しいメリットです。
温泉や銭湯のような雰囲気を楽しみたい方にはヒノキやスギといった木製の風呂イスがオススメです。優しい香りと、夏はひんやりと涼しく冬は暖かいという木製ならではの特徴でリラックスしたお風呂時間が過ごせることでしょう。
風呂イスの「高さ」は入浴スタイルに合わせて選ぼう
風呂イスの高さを選ぶ基準は、浴室のバスカウンターに合わせるのが一つの目安となります。目の前の鏡が見やすい位置になるものを選ぶとよいでしょう。
バスカウンターは一般的に30cmほどとなりますので、風呂イスも25cm〜30cmほどのものが腰を曲げずに使用できるスタンダードなサイズとなります。カウンターより少し低めのイスを選ぶと便利です。
一方、洗面器を床に置いて使う方や、小さなお子さんのいるご家庭では20cmほどの低めの風呂イスがオススメです。
また、身長の高い方やお年寄り、妊婦さんの場合は35cmほどの高めのイスを選ぶようにすると立ち座りの負担を軽減させることができ、シャワーだけで入浴を済ませるという方にも適しています。
このように、風呂イスは浴室の造りや入浴スタイルに合わせて使いやすい高さのものを選ぶのがポイントですが、ご家族で使用する場合は子供から大人までみんながなるべく使いやすいと感じるものを想定して選びましょう。
風呂イスの「デザイン」は機能面も確認しておくのがポイント

風呂イスのデザインは、コの字型、箱型、アーチ型、4本足が代表的な種類となります。浴室の雰囲気に合わせて見た目で選ぶことも大切ですが、使い心地や掃除のしやすさなどといった機能面もよく確認した上で決めることをオススメします。
コの字型
コの字型はカタカナの「コ」を横にしたようなシンプルで可愛らしい見た目で根強い人気があります。通気性がよくてカビが生えにくく、お手入れが簡単で裏面をひっくり返して洗いやすいのが特徴です。
また、洗ったあとは浴槽の縁に引っ掛けて乾かせるのも便利なポイントです。
箱型&アーチ型
箱型は風呂イスの定番デザインともいえるタイプで、座面が広く座り心地にこだわりたいという方にオススメです。他の風呂イスに比べてやや通気性に劣りますが、安定感があって倒れにくいので小さなお子さんからお年寄りまで使いやすいタイプです。
また、箱型の足部分を丸く切り取ったような見た目の「アーチ型」と呼ばれる風呂イスは、箱型の座りやすさに加えて通気性のよさを取り入れたデザインとなっています。
4本足
4本足は通気性がよくカビが生えにくい点や、他の風呂イスに比べて汚れも付きにくくお手入れがしやすいので、お風呂掃除の手間を軽減させたいという方にオススメです。
ただし、足の部分にキャップが付いているタイプはカビが発生しやすいのでしっかりと掃除するようにしましょう。
最適な風呂イスを選んで快適な入浴時間を!

風呂イスのメリットや選び方のポイントについてご紹介しました。
これから新たに購入を考えている方や、一度購入してから時間が経って今はなんとなく毎日使っていたという方はぜひ今回ご紹介した風呂イスを選ぶポイントを参考に、現在の状況に合ったものを選んで快適な入浴時間を楽しみましょう。
お風呂の中でも見落としがち! 浴槽カバーのお掃除方法
浴槽の側面にあるカバー部分は「エプロン」とも呼ばれます。この浴槽のエプロン部分のお手入れについて、今までしたことがないという方も多いのではないでしょうか?
普段からお風呂のお掃除はきちんとしていても、浴槽カバーを外した内部については、掃除するどころか外して見てみたこともない方もいらっしゃるかもしれません。
当然ながら普段お風呂に入るときに取り外して確認するような場所ではないので、汚れが溜まっていることにそもそも気が付きにくく、知らずに放置してしまうことが多いのです。
お風呂は、日々家族みんながからだをきれいに洗う場所。目には見えないところであっても、やっぱり清潔な状態を保っていたいですよね。
そこで今回は、お風呂の浴槽カバー内部のお掃除方法についてご紹介していきます。
浴槽の「エプロン」とは?
浴槽のエプロンとは、浴槽の側面に取り付けられているカバーを指します。
パッと見ただけではわかりにくいかもしれませんが、実は浴槽のお湯を張る部分はカバーで覆われているのです。
このカバーがあるおかげで、浴槽に張ったお湯が冷めにくくなるという効果があります。
さらに浴槽がむき出しになっている状態と比べて、きれいなカバーを取り付けることで見た目もよくなります。
浴槽カバーは実は汚れの溜まりやすい場所
普段わざわざ取り外して中を確かめることはないので気がつきにくいのですが、実は浴槽カバーの内部は汚れが溜まりやすい場所でもあります。
浴槽とカバーとの間にある隙間からお風呂を使用したときに流れるお湯が入り込み、カバー内部で温度や湿度が高くなりカビが繁殖しやすい環境にしてしまうのです。
また、入浴中に流れるお湯には、せっけんのカスや皮脂汚れなどが混ざっているため、カビにとっては温度・湿度に加えて栄養もたっぷりの完璧な状況が完成してしまいます。
さらにお掃除の頻度が少ないことで、汚れもカビもどんどん増えていってしまう浴槽カバーの内側では、こうした悪循環が起こりやすいのです。
自力で浴槽カバー内部を掃除してみよう

浴槽カバー内部のお掃除は、普通のお風呂掃除と比べると確かに手間がかかってしまいます。
ですが、自力ではできないレベルの作業というわけではないので、ゆっくり時間の取れる休日など、時間を見つけてぜひ取り組んでみてください。
ここでは浴槽カバー内部のお掃除に必要なアイテムや、作業の手順について見ていきましょう。
カバー内部のお掃除のために用意するもの
浴槽カバー内部ではカビが繁殖していることが多いため、あらかじめ浴室用洗剤に加えてカビ取り剤も用意しておきましょう。
こういった強力な洗剤類を素手で扱うと肌荒れの原因にもなるので、ゴム手袋を着用してください。
また、カビが大量発生している場合胞子を吸い込んでしまう可能性もあるので、マスクをしてお掃除に臨むのも大切なポイントです。
汚れをこすって洗うツールとしては、広い面積の箇所はスポンジ、細かい部分はブラシというように使い分けると効率的です。お掃除の仕上げに水分を拭き取るため、雑巾も用意しましょう。
カバー内部を掃除する際の流れ
作業をはじめる前に、まずはしっかり換気することからスタートします。カビの胞子が飛び散りやすいので、普段のお掃除以上に換気が重要です。
窓がある場合は全開にして、窓のない浴室であれば換気扇を回しながら浴室や脱衣所のドア、近くの部屋の窓を開けて換気を行いましょう。
換気ができたら、いよいよ浴槽カバーを外します。
一般的な浴槽カバーは、下部に手を差し込み、上に持ち上げながらずらすような形で簡単に外せます。取扱説明書等に方法が記載されているはずですので、そちらもチェックしながら外してみましょう。
無事に外すことができたら、あとはきれいに洗うだけです。
カビが気になる部分にはカビ取り剤、その他の部分は浴室用洗剤を使って洗っていきます。洗剤を吹きつけた後ラップを貼り付けてパックをし、30分ほど放置してから洗うと比較的落ちやすくなります。
汚れが頑固でなかなか落ちない場合には、ぜひ試してみてください。
掃除した後には、水で丁寧に洗い流すのも大切なポイントです。洗剤や汚れを流しきれていないと、それもまたカビや水垢の原因となります。
きれいに流し終わったら、一旦浴槽カバーは置いておいて、浴槽本体のお掃除に移りましょう。
浴槽周辺に溜まっている髪の毛やほこりなどの細かいゴミを取り除いたら、あとは先ほどと同じような手順で、浴室用洗剤とカビ取り剤を使い分けながら洗っていきます。
最後に洗剤の泡や汚れをきれいにシャワーで流したら、浴槽カバーを元のように取り付けましょう。カバー上部を浴槽に取り付け、次に下部を押し込むようにして取り付けます。
隙間やずれをはじめ、取り外す前と比べて違いはないかどうかしっかり確認して、無事に取り付けられたらお掃除は完了です。
手に負えないときには業者を頼るのもオススメ!

お風呂の浴槽カバー内部のお掃除方法についてご紹介しました。
汚れが溜まりやすい場所ではあるものの、一方で視認しにくく、今まで掃除したことがないという方も多い浴槽カバーの内部。
本来は1年に2回ほどの定期的なお掃除が必要な箇所ですが、汚れの程度によってはもはや自分の手には負えないと感じる方もいらっしゃるかと思います。
また、浴槽カバーの取り外し・取り付け作業を行う自信がないというケースもあるでしょう。そういった場合は無理せず、専門の業者にお掃除を依頼することもオススメですよ。
これまで浴槽カバーをお掃除したことがなかったという方も、ぜひこれを機に汚れが溜まっていないかチェックしてみてくださいね!
湿度の高い季節もこれで安心! お風呂場の湿気対策のアイデア
お風呂場はお湯や水をたっぷり使う密室なので、どうしても湿度が高くなりやすい場所です。特に梅雨の時期などは湿気対策でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お風呂場の湿気対策に役立つアイデアをご紹介します。
お風呂場に湿気対策が必要な理由
入浴する際にはたくさんの水を使います。また、水量が多いだけでなく、基本的に温かいお湯を使うため、使用後のお風呂場はとても湿度が高い状態になってしまいます。
このようなことから、お風呂に入った後は換気扇を回すなどして湿度を下げ、部屋全体を換気・乾燥させているご家庭が多いのです。
しかし、そもそもなぜ、自然に乾燥させるだけでなく、換気扇を回して湿気対策を徹底する必要があるのでしょうか?
カビが生えやすくなる
お風呂場の湿気対策が必要な理由として、第一にカビの問題が挙げられます。
カビは湿度と温度が高いところでよく繁殖するので、お湯をたっぷり使う浴室はまさにカビが好む環境そのもの。
入浴後の湿度・温度が高い状態で放置しておくと、カビがたくさん発生して不衛生な状態になってしまいますし、見た目も損ないます。
また、カビがアレルギー症状を引き起こす原因となることもあるため、健康上も良くありません。
雑菌も繁殖しやすくなる
湿度や温度が高い状態は、カビだけではなく雑菌にとっても繁殖しやすい環境になります。
体をきれいにする場所であるお風呂ですから、カビや雑菌の繁殖は避けたいですよね。雑菌が繁殖すると不衛生なだけでなく、排水口から漂う悪臭の原因にもつながります。
家の強度が下がる
戸建ての木造住宅の場合は、湿気を放置することで木材の強度に悪影響を与えることも。木材は湿気によって腐食しやすくなり、強度を弱めてしまうのです。
家を良い状態で長く維持していくためにも、浴室の湿気に関してはきちんとケアする必要があります。
今日からできる湿気対策のアイデア

お風呂場の湿気は入浴するたびに発生するため、こまめな湿気対策が必須です。次に挙げる方法は手軽にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
浴槽のふたはかならず閉める
浴槽にお湯を張って入浴した後、すぐにお湯を流さずそのままにしておく場合は、ふたをきちんと閉めるようにしましょう。
ふたを開けたままにしていると、浴槽にはられたお湯から湯気が立ち上がり、お風呂場全体の湿度・温度ともに高くなってしまいます。
余計な湿気を浴室に広げないためにも、ふたはその都度ちゃんと閉めておきましょう。
また、ふたを閉めておけばお湯が温かい状態で保たれるので、次にお風呂に入る人もそのまま使えたり、洗濯に使うときにも汚れが落ちやすかったりといったメリットもあります。
使用後は壁や床の水を拭き取る
入浴後、浴室に残るたくさんの水気。これを極力少なくしていけば、それだけでだいぶ湿気を抑えられます。
お風呂に入った後、壁や床、鏡などに残る水滴をタオルで拭き取るだけでも効果的です。
換気扇を一日中回しておく
お風呂に入った後だけ換気扇を回す方が多いですが、湿気の気になる季節は一日中回しっぱなしにしておくのも手です。
電気代が気になるところですが、一日中回していたとしても、かかる電気代は1ヵ月あたり数百円程度。
梅雨から夏にかけての湿気の多い時期だけであれば、家計への負担をさほど気にすることなく使えますね。
換気扇は窓を開けずに回す
「換気」というと、窓を開けて風を通し、空気を入れ替えることを思い浮かべる方も多いでしょう。
実際窓を開けて換気する場合はそれで構いませんが、換気扇を回す場合は窓を開けない方が効率的に換気できるのをご存知でしょうか?
窓を開けて換気扇を回すと、外から入ってきた空気が換気扇に吸い込まれてしまい、かえって換気の効率が落ちてしまうのです。
換気扇は気密性の高い空間で使うことを想定してつくられているため、浴室に窓がある場合でも換気扇を回している間はちゃんと閉めておきましょう。
なお、換気扇の汚れも換気の効率に大きく影響します。ほこりや石鹸かすなどの汚れが溜まっていると、窓を閉めて回していても換気効率が下がってしまうため、1年に1回はお手入れしてきれいな状態を保つよう心がけましょう。
浴室暖房乾燥機なら除湿も温度管理も可能に
本格的に対策するなら、浴室を除湿しやすいつくりにするのもおすすめです。たとえば浴室暖房乾燥機をお風呂場に設置するのもその一つ。
乾燥している冬場であっても、冷えているお風呂場でお湯を使うことで生まれる温度差から結露が発生して夏とはまた別の湿気に悩まされることになりますが、浴室暖房乾燥機で浴室をあたためて急激な温度差が発生しないようにしておけば、結露による湿気を抑えられるからです。
まとめ

どうしても湿度が高くなりやすいお風呂場ですが、少しのアイデアや工夫でしっかり湿気対策できます。
カビや悪臭予防のため、そして住宅全体が傷まないようにするためにも、ぜひ湿気対策について改めて考えてみてくださいね。
銭湯とはひと味違う? 健康ランドのメリットとデメリット
自宅のお風呂もいいですが、時間のあるときには温泉など広い大浴場につかってゆっくり疲れを癒したい。そう考える方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、旅館に宿泊するような本格的な温泉旅行にはそれなりにお金と時間がかかるので頻繁に行くことは難しいですし、まとまった休暇の取りやすいハイシーズンは混み合うため、そもそも予約が取りにくいことも多いですよね。
そこで、もっとお手頃に気軽に広々としたお風呂を楽しみたい!という方におすすめなのが、スーパー銭湯や健康ランドなどの公衆浴場です。日本にはさまざまな種類の公衆浴場があり、その多くは温泉旅館よりも安価かつお手軽に利用できます。
今回は、時間やお金を賢く使ってリフレッシュしたいという方におすすめの公衆浴場について、健康ランドを中心にご紹介します!
さまざまな種類がある日本の公衆浴場
公衆浴場とは、不特定多数のお客さんが利用する入浴施設を指す言葉です。銭湯、もしくはお風呂屋などの通称で呼ばれることが多いですが、現在は施設の種類もかなり細分化しています。
銭湯(風呂屋)、温泉、共同浴場(公営)、サウナ風呂、スーパー銭湯、健康ランドなど、現在知られている主な公衆浴場の種類としては、これらのものが挙げられます。
利用したことのない施設についても、名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
一方、銭湯や温泉、共同浴場などはなんとなくイメージできる方が多いかと思いますが、スーパー銭湯や健康ランドについては利用したことがないと名前だけではいまいちピンとこないかもしれません。
スーパー銭湯は、一般的な銭湯よりも若干規模が大きく、サービスの内容も多岐に渡る公衆浴場を指します。
たとえば、普通の銭湯ではお風呂の種類はさほど多くないところがほとんどですが、スーパー銭湯では露天風呂、サウナ風呂、ジャグジーなどいろいろな種類のお風呂が楽しめます。
お風呂だけではなく休憩スペースも充実していたり、食事をとれる場所もあったりと、ただ入浴するだけではなく「ゆっくり過ごして疲れを癒す場所」としての側面がより強くなっているのが特徴です。
サービスの幅が広くなっている分、一般的な銭湯よりも営業時間が長いという違いもあります。銭湯では基本的にお風呂に入るだけなので、夕方から夜までの短い間しか営業していないところもしばしばあるのです。
利用料金は普通の銭湯よりも高くなってしまいますが、サービスの内容や充実度を考えれば納得です。
「お風呂に入ってさっぱりしてすぐに帰る」というイメージの銭湯とは違い、スーパー銭湯はより長い時間のんびり過ごせる場所という印象が強いですね。
そして健康ランドは、このスーパー銭湯よりもさらに規模が大きな公衆浴場として知られています。次はスーパー銭湯との違いや魅力についてもみていきましょう。
スーパー銭湯と健康ランドはどう違う?
スーパー銭湯よりもさらに規模が大きい公衆浴場である健康ランド。「規模が大きい」と具体的にどんな差異があるのでしょうか。
まず、健康ランドはスーパー銭湯よりもさらに長い時間を過ごせる場所です。24時間営業しているところが多く、仮眠スペースもあるため宿泊することも可能です。
また、街の小さな銭湯の多くが自分で持参する必要のあるタオル類などの入浴の際に使うグッズも用意してあるので、スーパー銭湯と同様に手ぶらで行っても問題なくお風呂を楽しめます。
時間も持ち物も気にせず、訪れるだけで目一杯くつろげる環境が整っているのです。
さらに、利用できるサービスの種類はスーパー銭湯以上に多く、ひとりで行くのはもちろん、家族や友人と一緒に訪れても楽しめる場所となっています。
健康ランドのメリットとデメリット

スーパー銭湯よりも長時間滞在することができ、のんびりゆったりと過ごして疲れを癒せる場所である健康ランド。ここでは他の公衆浴場と比べて、利用するメリットとデメリットについてもご紹介します。
健康ランドを利用するメリット
他の大衆浴場ではなく健康ランドを選ぶ一番のメリットとしては、やはり多くの施設に仮眠スペースがあって宿泊もできるという点でしょう。
ホテルのように予約することもなく、ふと思い立って行くだけでのんびり休めるのは大きなメリットですよね。
また、スーパー銭湯以上にお風呂やサービスの種類が多いのも見逃せないポイントです。
岩盤浴やリラクゼーションサロンなど、とにかく疲れを癒しリラックスできるようなサービスが目白押しとなっています。
入浴グッズはすべて現地で調達できるので、特に準備していない仕事帰りなどにもすぐに立ち寄って利用できるのもうれしいですよね。
温泉旅館よりもずっと気軽にお手頃価格で利用できるので、家族みんなで遊びに行くのにもおすすめです。
健康ランドを利用するデメリット
健康ランドはサービスが充実している分、仕方のないことではありますが利用料金は他の公衆浴場と比べると高くなってしまいます。
とはいえ、もちろんそれでも温泉旅館に泊まるのと比べればずっとお手頃価格です。
ただし一番気をつけたいのは、館内で使ったお金はすべて帰るときに精算する施設が多いということ。
館内では現金を持ち歩かないでいいように、健康ランドの利用中渡されるリストバンドについているバーコードを使って支払い金額を記録しておき、帰りにまとめて精算するという形をとっているところが多いのです。
いちいちお財布を取り出して支払う必要がなく、とても楽なのは間違いないのですが、あまり考えずにお金を使っていると、精算時にはびっくりするような額になってしまうことも。
うっかり使いすぎてしまうことのないよう、だいたいの金額を計算しつつ館内のサービスを利用しましょう。
なお、こういったシステムはスーパー銭湯でも取り入れている施設が増えているので、健康ランドと同様に注意しながらゆっくりとリラックス時間をお楽しみください。
まとめ

古くから続く公衆浴場の文化が今も残る日本。現在は公衆浴場の種類もどんどん増え、サービスの内容も多岐に渡っています。
その中でもいちばん規模の大きい健康ランドは、入浴はもちろんその他にも楽しめるサービスがたくさん!日頃の疲れを癒したい方は、ぜひ健康ランドを利用してみてくださいね。
新生活で戸惑う人続出?! ユニットバスの使い方のコツとは?
入学・入社で始まる新生活ではたくさんの「初めて」を経験するものです。初めてのスーツ通勤、初めての電車通学などは最初負担に感じることがあるかもしれませんが、いずれは慣れていくことほとんどです。
しかし、なかにはしばらく経っても慣れないこともあるでしょう。
「初めての一人暮らし」であれば、お風呂やトイレ、洗面台が同じ場所にあるユニットバスはその代表的な例です。
そこで今回は、一人暮らし物件でよく見かけるユニットバスのメリットや使い方のコツ、入浴する際の注意点についてご紹介します。
一人暮らし向けアパートの定番・ユニットバス
「うちはトイレとお風呂、洗面台が一緒なんだ」「ユニットバスなのね」といった会話は新生活を始めたばかりの頃によく聞く話ですが、ユニットバスの本来の意味はまったく異なります。
ユニットバスの本来の意味
ユニットバスとは、既製品の浴槽や床、壁などから構成されている機能的な浴室設備セットのことをいいます。
したがって、ユニットバスの本来の意味は「浴室設備のセット」であり、「トイレとお風呂、洗面台が一緒になっている浴室」ではないのです。
しかし、世間でユニットバスという言葉を使うときは後者の意味で使われることが多く、トイレ・お風呂場・洗面台が一緒の浴室は「3点ユニットバス」、お風呂場・洗面所が一緒の浴室は「2点ユニットバス」と呼ばれることがあります。
一人暮らし向け賃貸物件では限られたお部屋のスペースを有効活用するためにこの3点・2点ユニットバスが非常に多く採用されているため、「ユニットバスを見ると学生時代を思い出す」といった方も少なくありません。
ユニットバスは海外では多い浴室スタイル
海外ではユニットバスの住宅が多く、欧米圏をはじめ、アジア圏では台湾と韓国の物件でこのスタイルの浴室を頻繁に見かけます。
どちらもごく一部の高級マンションを除いては小さめの集合住宅が多いことや、そもそも湯船にゆっくり浸かるお風呂文化がないので湯船の需要がさほど高くないことも理由として挙げられるでしょう。
こうした事情により、両国ではユニットバスへの不評の声はそれほどないのです。
しかし、日本には「お湯を十分に張れる湯船」と「落ち着いて体を洗えるスペース」の需要が高く、これがユニットバスへの不満につながっています。
不評の声が多いユニットバスにもメリットあり
「とにかく狭い」「湿気がこもりやすい」「脱衣所がないから不便」「お風呂場にトイレがあるのは生理的に嫌」など、とにかく評判が芳しくないユニットバスですが、次のようなメリットもあります。
賃料を安く押さえられる
最初に挙げられるメリットは物件の賃料です。ユニットバス物件は少々狭いことが多いですが、その分、賃料はお風呂場・トイレ・洗面台別の物件よりも安くなる傾向があります。
掃除の手間がかからない
複数の設備が一箇所にコンパクトにまとまっているため、掃除は比較的楽です。
移動も簡単なので、トイレと洗面台を掃除した後はそのままシャワーを浴びて汗を流すのもOK!
工夫の仕方によってはおしゃれなバスルームに変身も!
インテリアや壁紙を使って工夫すれば、映画に登場するようなおしゃれなバスルームにすることも可能です。
和風、60年代アメリカ風、シックなヨーロッパスタイルなど、一工夫すればユニットバスが素敵な空間に。
ユニットバスの使い方のコツとは?

上記からわかる通り、ユニットバスは多方面でコストパフォーマンスの高い設備です。
しかし、そのパフォーマンスを実感できるようになるには、使い方のコツを押さえておかなければなりません。
ユニットバスの使い方のコツ、それはズバリ、「洗いの工程を後に回すこと」です。
シャワーのみで済ませる場合には特に問題にはなりませんが、お湯を張る場合には次のような順番での入浴が効率的でしょう。
お湯を張る
まずはお湯を張って体を温めます。本来ならばここで浴槽を掃除するところですが、毎回となると面倒になるため、スポンジで擦らなくても済む浴室用洗剤を積極的に使ってみましょう。
ただし、こうした洗剤を使っても落ちない汚れも当然あるので、浴槽は週末にしっかり磨くなどして清潔に保つよう心がけてください。
体と頭を洗う
お湯に浸かってリラックスした後はお湯を抜きながら体と頭を洗いましょう。
浴槽にためたお湯を無駄にしたくない場合は、お湯を張る段階で泡風呂にし、お湯に浸かりながら体を洗うのも手です。
浴槽を軽く掃除する
洗い終えた後は浴槽内の泡をきれいに流し、排水口に絡まった髪の毛やゴミを取り除きましょう。
このときに次の入浴に備えて、浴槽をスポンジで軽く擦っておくのも良いですね。
頭と体を先に洗った後にお湯を張っても問題ありませんが、冬はお湯がたまるまで待たなければならず、体を冷やしてしまうかもしれません。
ユニットバスを使う際の注意点
ユニットバスはその空間の狭さから起因するデメリットにより、浴室どころかお部屋にもダメージを与えてしまうことがあります。
そのため、ユニットバスで入浴する際は次の点に注意しましょう。
使った後は必ず換気する
ユニットバスは気密性の高い設備であるため湿気がこもり、カビが生えやすくなります。したがって、ユニットバスを使ったあとは必ず換気して湿気を逃すようにしましょう。
換気扇を回しつつ、浴室のドアを少し開けておくのも得策です。
浴槽の排水口はその都度掃除を
ユニットバスの排水管は、お風呂や洗面所の排水管とある地点で合流しているものが多いので、お風呂の排水口から流れたゴミが詰まると、床の排水溝や洗面所の排水口から水が逆流する可能性があります。
逆流した水が溢れ出て浴室内を不衛生な状態にさせないためにも、使用後は浴槽の排水口をチェックして、ゴミを取り除くようにしましょう。
浴槽の外で体を洗わない
ユニットバスの洗い場は浴槽の中です。浴槽内が狭いからといって浴槽の外で体を洗ったり、シャンプーしたりしないようにしましょう。
ユニットバスには浴槽の外(つまりトイレ側)の床に排水溝がありますが、大量の水を排水することを想定した設計になっていないため、浴槽の外でお湯を使うとしっかり排水できず、水が部屋の方へ流れてしまう可能性があります。
万が一大量の水がお部屋の方へ流れてしまった場合は漏水事故となり、修繕費の支払い義務が発生することも。
シャワーカーテンを使う
入浴するときはシャワーカーテンを使って、お湯の飛び散りを最小限にとどめましょう。浴槽内でいくら体をかがめて洗っていても、お湯や泡は飛び散るものです。
なお、シャワーカーテンは浴槽の内側に垂らして使います。
部屋のドア・窓を施錠し、カーテンを閉めてから入浴する
ユニットバスを使うときは部屋のドア・窓を施錠した上でカーテンを閉めて、無防備な状態を他人に見られないようにする習慣を身につけましょう。
ユニットバスには脱衣所がありませんので、トイレや洗面台の前あたりで着替えることになりますが、湯気に包まれながらの着替えはつらいもの。
こうしたことから、お部屋に移動してから着替える方がいらっしゃいますが、ドア・窓、さらにはカーテンも開いたままのお部屋に無防備な状態でいることは、防犯上好ましいことではありません。
まとめ

一人暮らし物件でよく見かけるユニットバスのメリットや使い方のコツ、入浴する際の注意点についてご紹介しました。
ユニットバスが好きになれず、新生活早々引っ越しを考えてしまう方も多いようですが、まだ余力がある場合は時間をかけて少しずつ、ユニットバスと仲良くなってみてはいかがでしょうか。
浴室をリフォームする際のポイントと注意点とは?
自宅のお風呂が古かったり、現在の家族構成では使いづらいものになっていたりする場合は、思い切って浴室をリフォームしたいと考えることがありますよね。
確かにリフォームには浴室をガラッと変えてくれる力がありますが、実際に施工する際には他の箇所をリフォームする場合とはまた違った点に注意する必要があります。
そこで今回は、浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介します!
浴室をリフォームする際のポイント
「とにかくきれいなお風呂にしたい」「浴室乾燥機やミストサウナをつけたい」など、リフォームの希望は人それぞれですが、まずはリフォームの方向性について決める必要があります。
次に挙げる点は快適で使いやすい浴室の基礎となることなので、まずはこれらの点をしっかり考える必要があります。
リフォームの方法を慎重に選ぶ
浴室をリフォームすると決めたら、まずはどんな方法で行うかを選びます。
浴室のリフォーム方法は、おおまかに分けると在来工法とユニットバスの二種類に分類でき、材料やデザインなどにこだわりたい方は在来工法、コストパフォーマンスや機能性を重視したい方はユニットバスを選ぶのが一般的。
最近では双方のメリットを合わせたハーフユニットバスという形式でリフォームするご家庭も増えています。
使いやすい浴室にするなら「広め」を意識する
使えるスペースに限りはありますが、その中でもできる範囲で広めの浴室にするのがおすすめです。
ゆったりと広めの空間ならリラックスして過ごせますし、体を洗うときや洗濯物を干すときにも圧迫感がなくストレスになりません。
掃除が楽な浴室を目指す
浴室はほぼ毎日使用する家庭内設備です。したがって、家族が多ければその分使用頻度も増えますし、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
そこでおすすめなのが、日頃のお手入れやお掃除が楽になるような浴室にリフォームすること。
たとえば防カビ・抗菌などの処理がされており、汚れがつきにくい材質を各所に使った浴室なら、毎日のお手入れやお掃除も簡単に済ませられます。
また、換気機能がしっかりしていて風通しのよい浴室ならカビも発生しにくくなります。
安全を考慮する
浴室の床は使用時には濡れているため転倒しやすいですし、入り口の段差、湯船への出入りにもつまずき・転倒のリスクがあります。
また、寒い季節になると年配の方はヒートショックにも注意が必要になってきます。そのため、こうした入浴時のリスクについてもある程度配慮されている浴室へのリフォームがおすすめです。
たとえば、浴槽への出入りに使える手すりがついているか、床の素材は滑りにくいものか、といった点を確かめてみてください。
そして、ヒートショックは脱衣所と浴室の温度差によって起こりますので、脱衣所や浴室の暖房設備にも気を配りましょう。
ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項

せっかくリフォームするのですから、「なんだか思っていたようなお風呂にはならなかった」という失敗は避けたいものです。
リフォームを本格的に進める前には次に挙げる注意事項についてもチェックしておきましょう。
ユニットバスを選ぶ場合は浴室のサイズに注意
ユニットバスには規定のサイズ展開があるため、ユニットバスでリフォームを検討する場合はもともとの浴室の広さに合う商品かどうか事前にしっかり確認しておきましょう。
予算は余裕を持って用意する
これまで使っていた浴室が古いものだと、所々傷んでしまっているケースがあります。
そうなると、当然そこも修理した上でリフォームすることになりますが、これは実際にリフォームを進めてみないとわからない部分。
古い浴室のリフォームでは、工事が始まった後に追加で修理費用が発生する可能性があるのです。
これまで古い浴室、特に在来工法で作られた浴室を使用してきた場合には、あらかじめ余裕を持って予算を準備しておくのがおすすめです。
デザインには妥協も必要だと認識する
コストパフォーマンスや機能性の面から選ばれることが多いユニットバスは、その分、浴室の内装デザインや浴槽の大きさなどの基本的な部分が最初から決まっており、デザインの選択肢はかなり狭まります。
あまり強いこだわりがないようであれば問題ありませんが、はっきりとしたビジョンがある場合は理想に合ったデザインのユニットバスを見つけるのは難しいかもしれません。
機能性やコストパフォーマンスを重視するなら、デザインにはある程度妥協が必要、とあらかじめ覚悟しておくことも大切です。
まとめ

浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介しました。リフォームにはメリットも多いですが、一方でデメリットや注意点もあることがわかります。
浴室のリフォームを検討する際はこうした懸念点についてあらかじめ注意・認識した上で、新しくすてきな浴室づくりのためのリフォームを計画してくださいね。
「ガス給湯器のプロ」にお任せ! ガス機器関連の資格について
いつも私たちに温かいお湯を提供してくれるガス給湯器。その姿は一見シンプルな箱のようであり、「これなら交換ぐらいはできるかもしれない」と考える方も多いかもしれません。
しかし、よく見るとガス給湯器は複雑な構造で成り立っていますし、ガスやガス機器に関する深く・広い知識が求められるため、複数のガス関連資格が存在するのをご存知でしょうか?
そこで今回は、ガス機器に関連する資格についてご紹介します。
ガス給湯器の設置や交換には資格が必要!
蛇口をひねったり、湯沸しボタンを押したりすれば簡単にたくさんのお湯が使えるのは高性能なガス給湯器とガス供給のおかげですが、どちらも安全に利用するためには専門知識を持った人材による監督・工事が必要であり、専門知識があることを証明する資格もあります。
したがって、専門知識を習得していない無資格者がガス給湯器の設置や交換を行うことは御法度であり、扱うガス機器の種類によっては国家資格保有者による工事でなければ法律で罰せられてしまうこともあるのです。
そもそも、ガス給湯器はガスという大きなエネルギーを発生させる燃料を使用するため、専門知識のない方が工事をするのは大変危険であり、大きな事故につながる恐れがあります。
「ガス機器の取り付け・交換・修理は有資格者に任せる」。このガス給湯器メンテナンスの原則はしっかり覚えておきましょう。
ガス給湯器に関連する資格には何がある?
それでは、ガス給湯器を扱えるガス関連資格にはどのようなものがあるのかみていきます。
通常、ガス給湯器の設置や交換を業者に依頼する際は次のような資格を標榜していることが多いので、業者選びの基準にすることもできます。
ガス機器設置スペシャリスト
ガス機器設置スペシャリストは東京ガスや大阪ガスなどの団体から構成される、ガス機器設置技能資格制度運営委員会による民間資格です。
資格取得にはガス給湯器や床暖房などのガス機器の工事に必要とされる知識と技能を習得する必要があるため、この資格の保有者が在籍している業者であれば、安心してガス給湯器の取り付けや交換を依頼できるでしょう。
液化石油ガス設備士
液化石油ガス設備士は、LPガス(プロパンガス)を使用するガス機器の工事を行うために必要な国家資格です。
択一式と記述式試験でガスと法令に関する知識をみっちり問われた後は実務に即した技能試験も実施されるなど、ガス関連の国家資格として相応しいハードルが用意されています。
LPガス関連の工事は十分な知識と経験に基づいて行われなければ爆発や火災などの大きな事故につながってしまうため、LPガス使用の給湯器の工事を無資格者が行うと法律違反となり、処罰されてしまいます。
ガス消費機器設置工事監督者
ガス消費機器設置工事監督者は、ガスバーナー付きの風呂釜と排気筒、瞬間湯沸し器など特定のガス機器の工事を行う際に現場で指示を与え、施工を監督するための国家資格です。
そのため、一般的なガス給湯器の設置や交換において必ず求められるものではありませんが、ガス機器の安全な取り扱いについて十分な知識があるという証明になります。
なお、液化石油ガス設備士の資格を取得すると、こちらの資格も同時に取得できます。
簡易内管施工士
簡易内管施工士は、都市ガス利用のガス機器工事の際のガス栓の増設・位置変更ができる民間資格です。
工事できるのは都市ガスが供給されている世帯のみですが、一般家庭におけるガス機器まわりのプロフェッショナルともいえるため、主に一般家庭を対象としている業者であれば取得してる可能性が非常に高い資格です。
ガス可とう管接続工事監督者
ガス可とう管接続工事監督者は、ガス機器とガス栓の接続工事ができる知識や技能があることを証明する民間資格で、講習会を受講して資格を取得します。
ガス機器とガス栓をつなぐ金属可とう管や強化ガスホースはガス機器利用の「生命線」であり、しっかりとした安全対策が必要なため、このような資格が創設されました。
ガス給湯器の取り外しにも資格や専門知識が必要

ガス給湯器をはじめとする、ガス機器の設置や交換には上記のような各種資格と専門知識が必要ですが、それは取り外しにおいても同じです。
特にプロパンガス使用のガス機器の取り外しについては無資格者が行うと法律で罰せられる可能性があります。
ガス機器は設置から取り外しまですべてプロに任せるのが一番だと心得ましょう。
まとめ

ガス機器に関連する資格についてご紹介しました。現代のガス機器は非常に便利なシステムですが、そのシステムを支えているのはガス機器関連の知識と技術に長けているガスのプロフェッショナルです。
これからガス給湯器の購入や交換を検討している方は、この点をぜひ認識していただいた上で業者探しをしてくださいね。
故障・不具合を早期発見! 給湯器によくあるトラブルの症状とは?
「給湯器の故障」とひとくちに言っても、どのような原因で故障をするのかはさまざまです。給湯器を使っていて普段と違うと感じた場合、その違和感を見逃さないことが故障や不具合の早期発見につながります。
早めに不具合や故障が見つかれば、完全に使えなくなる前に修理や交換等で対応でき、被害を最小限に食い止められることも。
そこで今回は、ちょっとした違和感や異変を見逃さないためにも、給湯器が故障した際によく見られる症状についてご紹介します。
給湯器にも寿命がある! 長年使っている場合は故障のサインに注意
多くの家電製品と同様に給湯器にもいわゆる寿命があり、一般的にはおよそ10年から15年ほどといわれています。
もちろん、寿命といっても10年以上経過したらすぐに壊れてしまうということはありません。何年くらい使用していると故障や不具合が出やすくなるか、そのだいたいの目安と考えればよいでしょう。
給湯器を大切にメンテナンスやお手入れをしながら日々使っていればそれだけ問題なく使える期間も伸びるでしょうし、逆にメンテナンス等をしていなければ、寿命よりも早く故障してしまうこともあるかもしれません。
どちらにせよ、使いはじめてから10年以上経っている給湯器はいつ故障してもおかしくない状態であることが多いと心に留めておくことが大切です。
そうすればちょっとした故障のサインも見逃しにくくなりますし、交換するタイミングもはかりやすいです。
給湯器が故障したときによく見られる症状とは?

給湯器が故障した場合さまざまな種類のトラブルが起き、故障する箇所によって起きるトラブルの種類や症状も当然変わります。ここからは、給湯器が故障しているときによく見られる症状についてご紹介します。
熱いお湯が出ない
お湯も水も出ないケースの場合には、給湯器ではなく水道関係の不具合の可能性が高いです。
水は出るけれどお湯が出ない、もしくは熱く設定してもぬるいお湯が出るという場合には、家の中の水まわりすべてでお湯が出ないのか、それとも一部の水栓からのみお湯が出ないのかで原因も変わってきます。
お湯が出ないという症状が一部の水栓のみの場合には、こちらも水栓の不具合が疑われます。一方すべての水まわりでお湯が出ない場合には、給湯器が故障している可能性が高いです。
お湯の温度が安定しない
お湯の温度が安定せず設定以上に熱くなったり、反対に設定よりも冷たくなったりする場合、給湯器が不具合を起こしている可能性があります。
こちらもお湯が出ないケースと同様に、お風呂やキッチン、洗面所など複数ある水まわりの中で一部分のみ温度が安定しない場合は水栓の不具合、どこでも同じくお湯が熱くなったりぬるくなったりする場合には給湯器の不具合とおおよそ判断することができます。
煙が発生している
給湯器の使用中、煙が発生するケースがあります。給湯器の排気口などから白い煙が出ているように見える場合は、排気ガス中の水蒸気が冷えた空気の中で白く見えているだけで、異常のサインではないケースが多いです。しかし、異臭がするなどその他にも変わった症状がある場合には必ず点検することをオススメします。
そして、給湯器から黒い煙が出ている場合には、給湯器内部で不完全燃焼が起きていると考えられます。不完全燃焼を起こしている状態の給湯器を使い続けるのは大変危険ですので、黒い煙を確認したらそれ以上使用せず、すぐに修理や交換などをするようにしましょう。
異臭がする
給湯器に原因がある異臭にはいくつかの種類があります。まずひとつは、ガスの臭いです。プロパンガスをお使いの場合やガス残量が少ないときなどに、ガスの臭いがすることがあります。
故障や異常ではありませんが、接続部や給湯器内部でガスが漏れている可能性も考えられますので、念のため点検をしておくとよいでしょう。
排気口あたりからすっぱいような臭いがする場合には、給湯器の不具合・故障の可能性が高いです。異臭だけでなく、排気口近くに行くと目がチカチカするような感覚をおぼえることもあります。この場合は使用を取りやめて点検を依頼し、修理や交換などの措置を取りましょう。
なお、新しい給湯器でも変な臭いがすることがあります。これは故障等ではない場合が多く、給湯器を組み立てるときに使用した機械油がまだ残っており、燃焼時にガスに混じったことが原因の異臭です。臭いが気になってしまうかもしれませんが、異常ではないのでそのまま使っていて問題ありません。とはいえ、明らかな異常がみられる場合は念のため様子を見て業者に相談しておきましょう。
異音がする
給湯器から聞こえる音も、場合によっては故障のサインである可能性があります。例えばピーッという笛のような音、ほら貝を吹いたような音、点火の際に聞こえる小さなボンという爆発音などは給湯器の故障や不具合によるもののケースが多いです。
ポンプやファンの回転音など機器が正常に作動していても鳴る音とは異なりますので、給湯器を使用する際には音にも注意してみてください。
まとめ

給湯器の故障や不具合によって起こる異変のうち主なものをご紹介しました。長年使っている給湯器は、それだけトラブルに見舞われる可能性も高くなります。使用期間が10年以上ともなるとなおさらです。
音や臭いなどにも気を配り、定期的なメンテナンスや修理・交換等をして安全に給湯器を使用できるよう心がけましょう!





