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「知る・学ぶ」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧
給湯器が水漏れする原因と対処方法!
給湯器は毎日使用するご家庭が多いため、故障などのトラブルに遭遇しやすい一面もあります。その中でも、最も多いトラブルの一つが「水漏れ」です。
給湯器の水漏れは、そのまま放置していると大変危険ですので早めの対処が必要です。
今回は、給湯器が水漏れする原因や危険性、対処方法についてご紹介します。
給湯器が水漏れする原因
はじめに、給湯器が水漏れする主な原因を見ていきましょう。
給湯器内部の部品の劣化
給湯器を7〜10年ほど使い続けていると、内部の部品が次第に劣化していきます。特に「パッキン」と呼ばれるゴム製品は劣化すると破損しやすくなり、水漏れの原因となります。また、パッキンが破損していた場合はほかの箇所も既に劣化している可能性が高いため、本体ごと交換するケースが多くみられます。
整備不良
給湯器を取り付けてから間もない期間に水漏れした場合は、工事業者の作業ミスの可能性があります。通常このようなミスはあってはならないことですが、稀に給湯器の施工が甘く水漏れすることがあるそうです。
給湯器を設置して不具合が起こったときは、すぐに工事業者に連絡しましょう。
配管の凍結
冬場に最も多いのが配管の凍結による水漏れです。給湯器の中に溜まっている水が凍結して膨張し、配管を破裂させることがあります。
配管の凍結による水漏れは寒い地方で起こりやすいと思われがちですが、北国では凍結防止の対策がされている場合が多く、実はトラブルが起こりやすいのは関東地方などの比較的温かい地域です。
長期間使用していない
旅行などで給湯器を長期間使っていなかったときに水漏れが起こることがあります。放置することで給湯器内部の圧が高まってしまい、水抜き栓から水が排出されるためです。
しかし、この場合は一時的な水漏れであることがほとんどですので、一度お湯を出したあと様子を見て正常に使用できれば問題ありません。
また、点検時に水を抜くためや、寒い地方で凍結を防ぐために水抜き栓から一時的に水が出ている場合は故障ではありませんが、排水量が多く水が止まらないときは注意が必要です。
給湯器の水漏れの放置は危険?
給湯器が何らかの原因によって水漏れしていたとき、よく正常に使えるからといってそのままにしているケースが見られますが、実は大変危険です。
給湯器が水漏れすると、内部でガスの不完全燃焼が起こることがあります。その場合は、安全装置が作動し給湯器が停止するようにできていますが油断は禁物です。
給湯器内部で不完全燃焼が起こると一酸化炭素が発生する恐れがあり、室内に充満して一酸化炭素中毒など身体に悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
そのほかにも、電気系統に水が入ってショートする原因になったり、マンションやアパートの場合は階下に水が流れる恐れがあります。給湯器が水漏れしていたときはすぐに対処することが大切です。
給湯器が水漏れしたらどうする?
それでは、給湯器が水漏れしていたときはどのようにして対処すればよいのでしょうか?
1.給湯器の運転を停止させる
給湯器の水漏れを発見したら、まずはすぐに運転を停止させましょう。停止方法は給湯器によって異なりますので、万が一に備えて事前に確認しておくとトラブルが起きたときに慌てずに対処できます。
2.水漏れがどこから発生しているか確認する
給湯器の運転を停止したあとは、水漏れがどこから発生しているか確認しましょう。水抜き栓から水が出ている場合は問題ないケースが多く、しばらくすると水漏れが止まり正常に使用できることがほとんどです。
一方で、水漏れが水抜き栓以外のところから発生していた場合は、給湯器内部が故障している可能性があります。
3.給水バルブを閉める
給湯器本体から大量の水が漏れていたり、配管の接続部から水が滲み出ているときは給湯器のコンセントを抜いて給水バルブを閉めましょう。
バルブを閉めると給湯器は使用できませんが、一酸化炭素の発生などのさらなるトラブルを未然に防ぐことができます。
4.専門業者に修理を依頼する
給湯器の運転を停止させ状況を確認したあとは、早めに専門業者に連絡して修理を依頼しましょう。
自分で給湯器を修理するという方もいらっしゃいますが、専門知識がない場合は水漏れを悪化させる可能性があるだけでなく、大きな事故に繋がる危険がありますので必ず業者に連絡してください。
まとめ
給湯器が水漏れする原因や対処方法についてご紹介しました。
水漏れが発生したときは、まずは給湯器の運転を停止させるなどの対応を冷静に行なうことがさらなるトラブルの防止に繋がります。
そして、給湯器の修理を自分で行なうのは危険ですので必ず専門の業者に依頼しましょう。
ユニットバス選びの参考に! 各メーカーの特徴を知ろう
ユニットバスは各メーカーによって機能やデザイン性などに違いがあり、それぞれ強みがあります。
そのためユニットバスを購入する際は、なにを求めるかによって選ぶポイントが異なりますので、環境やライフスタイルに合わせて相性がよいメーカーの機種を選ぶことが大切です。
今回はメーカーごとのユニットバスの特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
床がやわらかくて心地よい?! TOTOのユニットバス
キッチンやトイレなど、お風呂以外の水回りにも強いメーカーとして知られるTOTO。
そんなTOTOのユニットバスの一番の特徴は、「ほっカラリ床」という独自の床です。
お風呂の床といえば固いのが普通ですが、TOTOの「ほっカラリ床」は内側にクッションが入っておりやわらかいのが特徴です。
浴室内を歩いたり立ったりするのはもちろん、床に直に座っても心地よさを感じるほどです。
さらに、心地よいだけではなく物を落としたときに衝撃を吸収するというメリットもあります。物を落としても破損しにくくなりますし、落としたときの音も響きにくい効果があります。
また、断熱性も高く床が乾きやすくて滑りにくいなどの特徴があるので、特に子供やお年寄りに対して安全性が高い床といえるでしょう。
デザイン性の高さが人気?! リクシルのユニットバス
リクシルのユニットバスは、機能性もさることながらデザイン性の高さから人気を集めています。
部材やオプションの組み合わせもバリエーションが豊富で、見た目にもこだわりたいという女性からの支持が厚いメーカーです。
さらに、特許を取得している「くるりんポイ排水口」は、掃除しやすいのが特徴です。お湯を抜くときの水流を使って排水口に溜まった髪の毛などのゴミをひとまとめにして取りやすくするほかに、汚れもつきにくい材質で作られています。
上質なホーローを使ったタカラスタンダードのユニットバス
ホーローという上質な素材を使ったものづくりで有名なタカラスタンダード。ユニットバスでも同様に壁材などでホーローが使われています。
ホーローの壁はマグネットが使えるのが特徴で、マグネットタイプのフックなどで収納スペースを作るのにも便利です。
さらに、タカラスタンダードの「ぴったりサイズシステムバス」では、2.5㎝刻みでオーダーメイドが可能なのでスペースを最大限に活かして広々したお風呂にしたいという方にオススメです。
また、大きな地震にも耐えられる「耐震システムバス」が人気です。安定感のあるフレーム架台で震度6強ほどの地震にも耐えられます。
美容効果が高い?! パナソニックのユニットバス
家電メーカーとしての印象が強いパナソニックのユニットバスは、ほかのメーカーにはない美容効果が期待できる機能が特徴的です。
例えば、「酸素美泡湯」というオプションは酸素を含むミクロの泡がぬるめのお湯でもしっかりと体を温めてくれますし、お湯がまろやかになって入浴後のお肌がつるつるになる効果があるのだとか。美容にこだわる女性には嬉しいポイントですね。
人造大理石製?! トクラスのユニットバス
ピアノが有名なヤマハの住設会社であり、人造大理石製の「うつくし浴槽」が魅力のトクラス。このトクラスのユニットバスは、名前の通りの美しさとスマートな質感がデザインにこだわる人から高く評価されています。
さらに、見た目だけではなく熱や薬品に強く、清掃性が高いのも特徴。長く使える上質なユニットバスです。
まとめ
ユニットバスのメーカーごとに各社それぞれの特徴についてご紹介いたしました。
ユニットバスを購入する際はどんな機能を求めているのかしっかりと相談し、ライフスタイルに合った機種を選ぶことが大切です。
お風呂をより快適なリラックス空間にするために最適なユニットバスを選びましょう!
日本と海外(外国人)の温泉文化はどう違う?
世界的に見ても温泉が多い国である日本。
全国各地に温泉街や温泉旅館がたくさんあり、週末や長期休暇を利用して旅行に行くという方も多いと思います。
一方、ほかの国で温泉はどのように親しまれているのでしょうか? 今回は、日本と海外(外国人)の温泉文化の違いについてご紹介いたします。
日本人に古くから親しまれている温泉
「温泉」とは、温泉法に定められた自然発生のガスやお湯のことを指し、人工的に水を沸かすことによって作るお湯とは区別されています。
日本では、温泉というと入浴して疲労回復などの健康効果を得るほか、旅行先などで入る「贅沢なお風呂」というイメージが強いですよね。
温泉は、もともと旅の途中に立ち寄る宿で湯に浸かり、疲労を癒やすところから始まりましたが、現在では温泉旅館に泊まること自体を目的にした旅が定番となっています。近年は、国内外を問わず多くの観光客が日本の温泉旅館文化に親しんでいます。
また、温泉街では、一般的な銭湯のお湯にも温泉が使われているところもあり、日常的に入れる温泉として地元の人々にも愛されています。
こうして日本では古くから温泉文化が浸透し、老若男女問わず親しまれてきました。
日本とは違う? 海外の温泉文化
海外では、温泉が湧く場所が観光地として親しまれている点は日本と共通していますが、日本とは違う形で温泉を楽しんでいる国が多く見られます。
特に欧米諸国においては、温泉はアウトドアで楽しむレジャーという考えが基本です。
自然の中で楽しむのが基本なので、温度が適切であれば湧いたお湯が貯まっている自然の状態を極力生かし、なるべく手を加えない状態で温泉に入るのが一般的です。日本で考えるお風呂というよりは池に近いものとして考えられているようです。
また、きちんと施設を作った上で温泉を使う場合でも、日本のようにゆったり浸かるというよりは水浴びをするという感覚が強く、プールのような形になることがほとんどです。
西洋人の水泳好きは日本人の温泉好きと同じくらい多いのだとか。温泉に入浴するのとはまた別の文化、別の楽しみ方だということがよくわかりますね。
海外では温泉はプール感覚?!
海外の温泉は温度が低いところも多く、ぬるま湯やほぼ水のような温度なこともあります。
ぬるいお湯や水をそのまま使うことを考えると、お風呂に入るというよりはプールで泳いだり水浴びを楽しむニュアンスが強いのも頷けます。
また、日本では基本的に裸で温泉に入り、タオルもお湯につけてはいけないとされていますが、海外では水着で入る習慣があります。
キリスト教的な観点から水着で入るのが基本とされたといわれていますが、プールのような感覚と考えると確かに水着の方がよい気もしますね。混浴であればなおさらです。
このように海外と日本の温泉文化の違いは、異なる環境や宗教などが影響しているのかもしれませんね。
まとめ
海外の温泉文化についてご紹介しました。
海外では、温泉はお風呂というよりプール感覚で親しまれていることに驚かれたのではないでしょうか?
旅館でゆっくりと温泉に浸かってリラックスするのもよいですが、海外のように水着を着ておもいっきり楽しむのも魅力的です。
海外旅行の際は、ぜひ現地の温泉にも訪れてみてくださいね。
各メーカーの特徴を知って自分に合った給湯器を選ぼう!
給湯器の購入や交換を検討している方の中には、どのメーカーの給湯器を選べばよいか分からないという方も多くいらっしゃると思います。
給湯器はメーカーごとに力を入れて開発しているポイントがあり、特徴や機能に違いがあります。
ここでは、給湯器メーカーごとの特徴や強みをご紹介いたします。給湯器選びの参考にしてみてください。
エコやガス代の節約重視の方にオススメ! 「リンナイ」
国内最大手の給湯器メーカーである「リンナイ」は、ガス代の節約や省エネに力を入れたシステム開発が進んでいます。
主な給湯器の機能には、燃焼効率を上げ省エネを実現する機能や優れた保温機能など、エコ対策につながるシステムが充実しています。エコやガス代節約を重視したい方にオススメのメーカーです。
さらに、給湯器の外部塗装などのコストは徹底的に削減してシステム部分に力を入れていることもあり、故障が少ないという強みもあります。
お風呂をゆっくり楽しみたい方へ! 「ノーリツ」
「ノーリツ」はリンナイと同様に国内で大きなシェアを占めている給湯器メーカーで、環境に優しい製品の開発に力を入れています。
業界でもトップクラスの給湯器システムを開発しており、ガス代の節約に効果的な機能が搭載されています。
さらに、入浴をセンサーで感知して、ぬるさを感じる前に追い焚きをする機能や、保温間隔を細かくすることで常に設定温度近くのお湯を保つ機能など、快適な入浴をサポートする機能が充実しています。
そのほかにも、たし湯・たし水機能も通常より細かく設定できるなど、日々の生活で入浴の時間を大切にしている方にオススメの給湯器メーカーです。
バスタイムがより楽しめる! 「パロマ」
「パロマ」は日本国内だけでなく、アメリカなど海外でのシェアも大きいメーカーです。
パロマの給湯器は基本的な機能に加えて浴室テレビに対応しているなど、バスタイムをより楽しめる機能が多いことが特徴です。
リモコンで設定できるタイマーも搭載されており、半身浴などの時間を計るのも簡単にできます。
また、電源が切れている状態でも消費する電力を従来より大幅にカットできる機能をはじめ、電気代やガス代の節約に役立つシステムも充実しています。
さらに、誤操作による事故を防ぐリモコンのチャイルドロックや、浴室内の音を聞いてチェックできる機能など、小さなお子さまやお年寄りがいるご家庭にオススメの給湯器メーカーです。
健康・美容に役立つ機能が充実! 「パーパス」
「パーパス」は、給湯器の基本的な機能やエコモードに加え、体脂肪率の測定機能や入浴中の消費カロリー測定、半身浴用の温度・水位に自動的にお湯はりしてくれる半身浴モードなど、健康維持や美容に役立つ機能などが搭載されているのが特徴です。
さらに、台所用のリモコンにはキッチンタイマー機能も搭載されていますので、お風呂だけではなく調理の際にも便利な給湯器です。
まとめ
給湯器を製造・販売している各メーカーごとの特徴や強みをご紹介いたしました。
今回ご紹介したメーカー以外の給湯器や各機能の詳細など、さらに詳しく知りたい方は専門の業者に相談してみると、より詳しい情報を教えてもらえるはずです。
どのメーカーの給湯器が求める要望に近いのか、それぞれの特徴を知った上で選んでみてください。
なお、ご紹介したメーカーの給湯器の機能はメーカーすべての製品に搭載されているわけではありません。
給湯器を購入する際は、搭載されている機能を改めて確認し、ライフスタイルに最も適した給湯器を賢く選びましょう。
お風呂掃除を楽に行なう方法や最適なタイミングとは?
お風呂に入って心身の疲れを癒すために、バスルームはいつも綺麗な状態に保っておきたいですよね。
一方で、家事の中でも特に重労働なお風呂掃除はできるだけ簡単に済ませたいという方も多いのではないでしょうか?
今回は、日々のお風呂掃除を少しだけ簡単にできる方法や最適なタイミングをご紹介いたします。
入浴後にお風呂を掃除してみよう
日々のお風呂掃除を簡単にするために重要なのは、掃除をするタイミングです。
お風呂掃除にオススメのタイミングは、ズバリ入浴後です。
使用した直後のバスルームは蒸気や水分で汚れが浮いていて、普段の状態と比べて汚れがずっと落としやすく、掃除するには実は最適なタイミングなのです。
力を入れなくても、お風呂用の洗剤とスポンジで軽くこするだけで十分綺麗になります。
さらに、余裕があるときは壁や鏡、浴槽などに残った水滴を拭いておくようにすれば、水垢やカビの防止になり綺麗な状態を保つことができます。
入浴後の掃除で生活にゆとりを
入浴後に掃除をするのは一見面倒に思えますが、お風呂の準備をする前や、夕食の準備などと重なる時間帯に慌てて掃除をするよりも、時間的にも気持ち的にも余裕が生まれますよね。
さらに、お風呂に入る時間を一日の最後にしてしまえばほかの家事を気にすることなく掃除ができますし、翌日に慌ただしく掃除することもなく、すぐお風呂の支度がはじめられて生活にもゆとりが生まれます。
あらかじめお風呂を掃除しておくことで生活にゆとりが生まれると、体も心もよりリラックスして入浴できますのでオススメです。
バスルームに置く物の数を減らしてみよう
お風呂を掃除するとき、石鹸やシャンプーボトル、バスアイテムなどをいちいち動かすのが面倒だと思っている方は多いのではないでしょうか?
そんな方は思い切って浴槽に置く物を必要最低限にしてみましょう。これだけで掃除をするハードルがぐっと下がりますよ。
また、浴室に物を置くとカビや水垢の原因にもなりやすいので、物が減ればそれだけ綺麗な状態を保ちやすくなるというメリットもあります。
逆に、お風呂用洗剤やスポンジなどの掃除道具はいつでも手に取れる場所に置いておくのがオススメです。
最初から浴室内にあれば、気になるところをすぐにお掃除できて便利です。
今回ご紹介したようなちょっとした工夫で、お風呂掃除の手間はかなり減らすことができます。
お風呂掃除が面倒だという方はぜひ一度試してみてくださいね。
西洋風インテリアが人気?! 置き型バスタブ(浴槽)について
日本では、お風呂に入ったとき湯船にゆっくりと浸かる習慣がありますが、実は世界的には珍しい習慣であることをご存知でしょうか?
洋画や海外ドラマを見る方にはおなじみかもしれませんが、西洋では入浴はシャワーで済ませたり、バスタブ(浴槽)もお湯をためて浸かる目的ではなく、体を洗うために使われることが多いです。
また、使われているバスタブも日本とは異なり、西洋は「置き型バスタブ」と呼ばれているタイプが主流です。
近年、この西洋式の置き型バスタブがインテリアとして日本でも注目されています。今回は、置き型バスタブの魅力についてご紹介いたします。
西洋風の雰囲気がオシャレ! 置き型バスタブを使ったバスルーム
日本では、お風呂の床とバスタブが一体となっているユニットバスが広く浸透しています。
一方、西洋ではバスルームに浴槽を置くタイプの置き型バスタブが主流です。
旅行に出かけて海外のホテルで宿泊した経験のある方は、置き型バスタブを使ったオシャレなバスルームのインテリアコーディネートや、開放的な雰囲気などを体感したことがあるのではないでしょうか。
西洋風のインテリアコーディネートに憧れている方はもちろん、人とはちょっと違ったデザインが好きな方には置き型バスタブがオススメです。
置き型バスタブはインテリアコーディネートの幅が広がる!
日本の入浴スタイルは、体を洗うのはバスタブの外というのが普通ですよね。
一方、西洋ではバスタブの中で体を洗うのが一般的で、多少の水が跳ねることはありますが、日本のようにバスルームの床全体が濡れるということにはなりません。
そのため、西洋風のバスルームは物を持ち込んでも濡れるリスクが低く、部屋の中に色々な物を置くことができます。
バスルームでのんびり過ごしたい、好きなものを集めてリラックスできる空間にしたいという方にとっては、インテリアコーディネートの幅が広がる置き型バスタブはオススメの選択肢です。
置き型バスタブで日本式の入浴スタイルが選択できる?
置き型バスタブであっても、日本式の入浴スタイルを選択することは可能です。
置き型バスタブは、通常バスタブの排水口が排水管と繋がっていて直接排水する作りになっており、バスルームの床には排水口がありません。
しかし、洗い場を通じて排水する仕様に変更することで、置き型バスタブでも日本式のバスルームと同じようにバスタブにお湯を溜めて、バスタブの外で体を洗うことができます。
ただし、この場合はお風呂の床全体が濡れることになります。
さらに、バスタブの下も濡れるため、定期的なお掃除に加えてバスタブを動かして掃除するためのスペースを確保しておくことが大切です。
これらの点に注意すれば、置き型バスタブのある西洋風のおしゃれなバスルームでありながらも日本式のスタイルで入浴できます。
まとめ
日本と西洋で主流のバスタブの違いは、入浴スタイルの違いが大きく関係していることが分かりました。
置き型バスタブのあるバスルームにリフォームする際は、入浴方法の面もよく考えてから行なうことが大切ですが、日本式のままの入浴方法でおしゃれなバスタブにリフォームすることも可能です。
インテリアとしてもおしゃれな西洋風の置き型バスタブを導入して、自分だけのリラックス空間を作ってみてはいかがでしょうか?
加湿器の効果を上げる方法・部屋の湿度を上げる方法とは?
空気が乾燥する冬の時期は、ご家庭や職場で部屋の湿度を上げるために加湿器を使っているという方も多いのではないでしょうか?
加湿器は、部屋の空気の乾燥を防ぐだけでなくさまざまな効果がありますが、少し使い方に気を配るだけで効率よく効果を得ることができます。
今回は、加湿器の効果や使い方、部屋の湿度を上げる方法についてご紹介いたします。
空気の乾燥を防ぐだけじゃない?! 加湿器の効果とは
まずは、加湿器を使用すると得られる効果を確認しましょう。
肌の乾燥を防ぐ
加湿器には部屋の空気の乾燥を防ぐだけでなく、肌の乾燥を防ぐ効果があります。
空気が乾燥していると肌の水分が空気中に逃げてしまい、乾燥肌の原因になります。加湿器を使い部屋の湿度を上げることで肌の水分が逃げるのを防ぎ、乾燥肌を防止します。
風邪やインフルエンザの予防
加湿器を使用すると風邪やインフルエンザを予防する効果もあります。
空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜も乾燥します。すると、ウイルスや菌を身体から排出する力が弱まるため、風邪やインフルエンザに感染するリスクが上がってしまうのです。
風邪やインフルエンザの予防には、加湿器を使って加湿することも大切です。
加湿器は空気の乾燥を防ぐだけでなく、身体にもさまざまな効果を発揮します。加湿器を上手に活用してお部屋を加湿しましょう。
加湿器は置き方で効果が変わる?
それでは、加湿器の効果を効率的に得るためにはどのように置けばよいのでしょうか?
部屋の真ん中に置く
加湿器は部屋の真ん中に置くようにしましょう。
壁際や窓際に置くとカビやシミが発生する原因になるだけでなく、部屋の湿度を一定に保つことが難しくなります。真ん中に置くことで、部屋全体に湿った空気が届きやすくなります。
また、ドアの付近は空気が外に逃げてしまいますので置かないようにしましょう。
少し高いところに置く
加湿器は台などに乗せ、少し高いところに置くのが効果的です。
温かい空気は上に集まり、冷たい空気は下に集まります。そのため、床に近いところに置くと冷たい空気に湿気が溶け込み、床が湿って結露やカビが発生する原因になります。
一方、加湿器の噴出口が床から70~100cmくらいの少し高いところに置いておくと温かい空気に湿気が溶け込み、効率よく加湿できます。
エアコンを使うときは真下に置く
エアコンを使用する場合は、部屋の真ん中ではなくエアコンの真下に置くようにしましょう。
エアコンの風が加湿器から出た湿気を取り込んで広い範囲に行き届きますので、より効果的に室内を加湿できます。
パソコン・テレビなどから離れた場所に置く
加湿器は、パソコンやテレビなどの精密機器から離れた場所に置きましょう。近くに置いていると電化製品の内部に結露ができ、故障の原因になります。
また、エアコンも使っていないときは加湿器を真下に置いて使用するのは避けましょう。
加湿器の効果を上げる使用方法
加湿器の効果を上げるには、置き方だけでなく湿度設定や定期的なお掃除も大切です。
加湿器の最適な湿度設定は?
加湿器の湿度設定は40~60%が最適だといわれています。
湿度が低すぎると部屋の空気が乾燥し、風邪などの菌が活発に動き出します。反対に湿度が高すぎるとカビや結露が発生しやすくなってしまいます。
また、タンクの水は毎日新しい水に交換しましょう。
加湿器を掃除してカルキやカビ対策
加湿器は使い続けているとカルキやカビ、水垢で汚れてしまい、放っておくと身体にも悪影響を与えますので定期的なお掃除が大切です。
製品によって加湿器に適した洗浄液や掃除方法が異なるため取扱説明書などで確認が必要ですが、一般的なカルキや水垢汚れにはクエン酸がオススメです。
特に、加湿器のフィルターやトレー、タンクは汚れが付着しやすいため定期的に掃除しましょう。
まとめ
加湿器は部屋の乾燥を防ぐだけでなく、肌の乾燥を防いだり、風邪やインフルエンザを予防する効果があることが分かりました。
また、加湿器の効果を効率よく得るには、置き方や湿度設定、定期的なお掃除にも気を配ることが大切です。
今回ご紹介した方法を実践して加湿器を上手く活用してくださいね。
お風呂でよくあるトラブルとその原因(シャワーの水圧が弱い・浴槽のお湯だけ出ない)
私たちの生活に欠かせないお風呂は、頻繁に使う分トラブルが起こりやすい場所でもあります。
そんなお風呂を日頃から快適に使うポイントは、トラブルが起こったときにすぐ対応できるように注意事項を事前に把握しておくことです。
今回は「シャワーの水圧が弱い」「浴槽のお湯が出ない」というお風呂でよくある2つのトラブルについて考えられる原因をご紹介いたします。
シャワーの水圧が弱い
まずは、シャワーの水圧が弱くなる原因と対策を見ていきましょう。
お湯を出すときだけシャワーの水圧が弱い場合
水を出すときの水圧は問題ないのに、お湯を出す時だけ水圧が弱くなるトラブルは給湯器が原因の場合があります。
給湯器は一度に供給できるお湯の量に限度があり、その量を超えてお湯を使おうとすると水圧が下がってしまうためです。
そのため、シャワーと同時にキッチンや洗面所の蛇口からお湯を出して使っていると双方に割けるお湯の量が減り、水圧が下がってしまうのです。
お湯がちゃんと出ないときには、家庭内の別の場所でお湯を使っていないか確認してみましょう。
また、家族がお風呂を使っている時はなるべくお湯を使わないなど家庭内でルールを決めてみてもいいかもしれません。
冬場はお湯の供給が遅くなることも
冬場は冷たい水を給湯器が温めるのに時間がかかるため、一時的にお湯の供給が間に合わなくなり水圧が下がることがあります。
この場合、時間が経ってお湯が用意できればすぐに元に戻るので、しばらく水を出し続けて待ってみてください。
これらのケースは給湯器そのものの故障ではないので、使い方に注意すれば問題ありません。
一方、ほかの場所でお湯を使っておらず、十分な時間も経っているのに水圧が戻らない場合は給湯器の故障が考えられますので、メーカーなどに問い合わせてみましょう。
水を出すときもシャワーの水圧が弱い場合
お湯だけでなく水を出すときも水圧が弱い場合は、主に蛇口のネジのゆるみ・漏水・フィルターの目詰まりなどシャワー本体の不具合が考えられます。
これらは自分でもチェックできますので、おかしいところはないか一度確かめてみてください。
それ以外の原因には水栓側のトラブルが考えられますので、専門の業者に連絡して調べてもらいましょう。
浴槽のお湯が出ない
次に、浴槽のお湯が出ない原因と対策を見ていきましょう。
給湯器に関するトラブル
お風呂のお湯が出ないときは、まず給湯器におかしいところがないかチェックしましょう。
給湯器の電源がちゃんと入っているかなどの基本的なところから始まり、エラーなどが起きていないかを確かめます。
取扱説明書があれば、見ながら再起動などをしてみると直ることがあります。
蛇口や風呂釜の故障が原因のことも
給湯器に問題がなさそうなときには、蛇口や風呂釜の故障が考えられます。
台所など別の場所の蛇口からお湯が出る場合はお風呂のみのトラブルですが、全ての蛇口からお湯が出ないとなれば水道管そのものに原因があると考えられますので水道会社などに確認してみましょう。
原因がわからない場合は業者へ連絡を
お風呂のお湯が出ない原因のよくあるトラブル以外にも、年月の経過による劣化など素人には分かりにくいトラブルが原因となっていることもあります。
給湯器や蛇口などを確認してもおかしいところが見当たらなかった場合には、専門の業者へ連絡しましょう。
お風呂でよくあるトラブルについてご紹介いたしました。
今回ご紹介した2つのトラブルには簡単に解決できるものもありますが、故障や劣化が原因となって素人では解決できないものもあります。
トラブルが起きたら、まずは注意すべきポイントを確認して、少しでも「おかしいな?」と思ったときはすぐに業者に相談してみましょう。