リフォーム

2023-03-20

おしゃれなお風呂に仕上げるコツ! リフォームやインテリア選びのポイント

日々の疲れを癒し、リラックスできる時間を過ごす空間である浴室。
使用目的がはっきりしていることや汚れやすくこまめなお手入れが必要なこともあり、部屋の見た目や雰囲気よりも使い勝手の良さや機能性を優先させた部屋づくりになりがちです。
ですがバスタイムをのんびり過ごすためには、浴室全体の雰囲気やデザインをおしゃれに仕上げて居心地よく過ごせる状態にするのも大切なポイント。
今回はおしゃれなお風呂をつくるための、リフォームやインテリア選びのコツについてご紹介します。

おしゃれなお風呂にリフォームするコツ

デザインテーマは具体的に設定する

浴室をもっとおしゃれに生まれ変わらせるには、リフォームするのが最も効果的です。
壁や床、バスタブなど、大きなパーツのデザインやカラーを変えるだけでもぐっと洗練された印象になります。
おしゃれなお風呂にリフォームするための最初のポイントは、「デザインのテーマを具体的に決める」ということ。
細かいところまで初めから決めておく必要はありませんが、たとえば「和風」「ヨーロッパ風」「アジアンテイスト」など、大まかなスタイルや方向性だけでも事前に決めておくようにしましょう。

こうしたスタイルがいまいちピンとこない場合には、メインで使いたいカラーや素材を決めておくという方法もおすすめ。
たとえば白黒のモノトーンを基調にすると、モダンで洗練された雰囲気のお風呂になります。
ただの白ではなく大理石調のデザインの素材を用いれば、ヨーロッパ風の高級感を感じさせるお風呂となります。
「この色が好き」「この素材を使ってみたい」というように、どこか1点だけでもこだわる箇所を決めておけば、それに合わせたテイストのデザインが自然と思い浮かぶことでしょう。

水栓やシャワーの形にこだわる

水栓やシャワーの形状も、浴室の雰囲気を大きく影響するポイントのひとつです。
ユニットバスの場合はいくつかのデザインの候補の中から選ぶという制限がありますが、在来工法でリフォームするのであれば自分の好きなデザインや機能のものを選ぶことができます。
在来工法でのリフォームはその辺りの自由度が高いのも魅力ですが、一方で選択肢が多すぎてなかなか決めきれないこともあるでしょう。
最初に全体のデザインテーマを決めておけば、水栓・シャワーの形状選びも比較的スムーズに進めることができるはずです。

近頃人気を集めているのは、ホテルライクな雰囲気のオーバーヘッドシャワー。
デザインがおしゃれであるだけでなく、一般的なハンドシャワーよりもヘッドの面積が大きく、またシャワーヘッドが高い位置に固定してあるため、より効率的にからだを温められるという機能面のメリットも。
水にたくさんの空気を取り込む機能がついている商品を選べば、空気をたっぷり含んだやわらかいお湯を浴びられる上に節水効果も期待できます。

照明にこだわる

どんな照明を選ぶかによって、お風呂全体の雰囲気は大きく変わります。
ライン状の照明を使って清潔感のある明るい空間をつくるのも良いですし、おしゃれでリラックスできる雰囲気の間接照明を置いてみるのもおすすめ。
バスタイムをどう過ごしたいかによって選んでみてください。

インテリア選びのコツ

おしゃれな浴室をつくるためにはリフォームが効果的とはいえ、時間も費用もかかるリフォームは難しいというご家庭も多いはず。
より手軽に浴室の雰囲気を変えるには、インテリアにこだわるのがおすすめです。

バスライトを使う

照明をリフォームするのは難しくても、バスライトをお風呂に持ち込むだけなら簡単です。
浴室の電気は消した状態でバスライトを使えば、それだけでお風呂の雰囲気はがらりと変わります。
お湯に浮かべて楽しむもの、浴槽の底に沈めて使うものなどさまざまな種類のバスライトがありますので、用途やデザイン、明かりの雰囲気などを見て選んでみましょう。

バスグッズのデザインやカラーに統一性や調和を持たせる

お風呂場にはいろいろなバスグッズが置かれています。
シャンプーやボディソープのボトルや石けんをはじめ、掃除用具や手桶、バスチェアなどたくさんのアイテムがありますが、これらのデザインに統一性を持たせるだけでおしゃれな雰囲気のお風呂になります。
たとえばボディソープやシャンプーなどのボトルデザインを揃えたり、全体を見たときに調和が取れるよう色味の組み合わせを考えてアイテムを選んだりするだけで、お風呂場の雰囲気は大きく変わります。

収納スペースを確保する

バスグッズをきちんと収納するのも、おしゃれなお風呂づくりの大切なポイントです。
置き場所がないアイテムを床や棚に無造作に並べていくと、どうしても雑然とした雰囲気になってしまいます。
浴室向けのラックなどを使ってきちんと決まった収納スペースをつくり各種のバスグッズやボトルを並べておくだけでも、生活感のない洗練された印象が生まれます。

おしゃれで居心地の良い空間で充実したバスタイムを過ごそう!

おしゃれで居心地の良い空間で充実したバスタイムを過ごそう
バスタイムをより楽しむためには、空間自体をより過ごしやすいものにすることが必要になります。
しっかりこだわってリフォームするのも良し、まずは手軽に購入できるインテリアに気を使ってみるのも良し。
毎日使うお風呂だからこそ、自分や家族にとって最高に居心地が良くリラックスできる空間にできるよう心がけていきましょう!

2022-05-30

和式の浴槽と洋式の浴槽の違いとは?

浴槽の形は、大まかに「和式」と「洋式」の2種類に分けられます。近頃は洋式の浴槽が主流となってきていますが、和式の浴槽もまだまだ現役。
自宅のお風呂をリフォームする際、どんなデザインにするべきか、具体的なイメージがわかずに悩むこともあるかと思いますが、そんなときにはまず浴槽の形を和式にするか洋式にするか、という点に注目してお風呂のデザインを考えてみるのも一つの手です。

和式の浴槽の特徴

和式の浴槽のいちばんの特徴は、なんといってもその深さです。
現在主流となっている洋式の浴槽と比べると縦に深く、しっかり肩まで浸かって温まれる構造になっています。
その構造のおかげで、浴槽の中でもごく自然に座る姿勢をとることができ、楽な体勢で全身浴ができます。

近頃は半身浴のメリットが広く周知されており、全身浴はあまり注目されていませんが、実は全身浴にも精神的なリラックス効果が期待できるというメリットがあります。
ゆっくりお風呂に浸かってリラックスしたい方、全身をしっかり温めたい方には和式の浴槽がおすすめです。

また、縦に深い分横幅は比較的狭いので、洗い場をできるだけ広めに取りたい場合にもおすすめの浴槽です。

洋式の浴槽の特徴

洋式の浴槽は、和式の浴槽とは反対に浅めで、横幅が広いのが特徴です。
座って入浴すると肩まで浸かることはできませんが、その代わりに脚をゆったりと伸ばして入浴することができます。
この形状のおかげで、和式の浴槽よりも開放感があり、リラックスした姿勢でお風呂を楽しむことができます。

また、高さが低いため、小さなお子様や年配の方でも入浴しやすく、介助が必要な場合も比較的スムーズに入浴できる点も大きなメリットです。

デザインのバリエーションが和式の浴槽と比べて幅広いのも特徴のひとつです。
素材もFRPや人工大理石、ステンレス、木製のものなど種類が豊富なので、バスルームのデザインにこだわりたい方には洋式の浴槽がおすすめです。

和式の浴槽と洋式の浴槽、選ぶ際のポイントは?

和式の浴槽と洋式の浴槽、選ぶ際のポイントは?
和式の浴槽と洋式の浴槽、どちらにも独自の特徴やメリットがあります。
どちらの浴槽を選ぶか迷ったときには、まず家族構成について考えてみてください。
たとえば、年配の方も利用するお風呂であれば、脚を大きく持ち上げて跨いで入る必要のある和式の浴槽はあまり向いていません。

その一方で、洋式の浴槽は素材的にどうしても滑りやすいというデメリットがあります。
足元がふらつきやすい年配の方や、小さなお子様も利用するのであれば見逃せないポイントです。

洋式の浴槽に滑り止めを設置して対応するのか、和式の浴槽にサブチェアや手すりを設置して工夫するのか……どちらがご家族のニーズにマッチしているかを考えて選ぶと、より快適なバスタイムを楽しめるようになるでしょう。

まとめ

今回は、和式の浴槽と洋式の浴槽の違いやそれぞれのメリット、選び方のポイントなどについてご紹介しました。
浴槽は、バスルームの中でも特にこだわりたいもの。
家族みんなが安心して利用できる浴槽はどんな形か、さまざまな角度から検討してみましょう。

2022-05-20

ライフスタイル・家族構成に合わせて選ぶ浴槽デザイン

「お風呂をおしゃれにリフォームしたい」という気持ちはあっても、実際どんなデザインがおしゃれか、素材はどんなものがいいか……具体的にはイメージできないまま、なかなか選びきれずに悩んでしまうこともありますよね。
また、おしゃれさだけではなく、お手入れのしやすさや使い勝手の良さなど機能面も重要なポイントです。
家族構成やそれぞれのライフスタイルによって、使い勝手の良いお風呂は違いますよね。
今回は、家族構成やライフスタイルにも注目しながら、おすすめの浴槽デザインについてご紹介します。

まずは素材選びから

これまであまり意識したことがないという方も多いかと思いますが、浴槽に使われる素材にはいろいろな種類があります。
見た目はもちろん、質感や触れたときの肌触り、お手入れが簡単かどうかなど、ひとつひとつに特徴があります。

また、耐久性や防汚性にも違いがありますので、見た目の好みだけでなく素材としてのそれぞれの特徴を知った上で選ぶようにしましょう。

浴槽に使われる主な素材

FRP

もっとも広く普及している素材がFRPです。
ガラス繊維強化プラスチックという樹脂からつくられている素材で、軽量かつ丈夫、値段も比較的お手頃価格であるのが特徴です。
カラーバリエーションも幅広く取り揃えられていて、見た目も妥協せずに選べます。
汚れが付着しやすいという弱点がありますが、近頃はこのデメリットも改良されつつあるようです。

人工大理石

FRPと並んでよく使われる素材である人工大理石は、大理石のような美しい風合いを楽しめるだけでなく、機能面でも汚れが落としやすいという魅力を持っています。
原材料はアクリル系樹脂とポリエステル系樹脂の2種類で、ポリエステル系の方が安価です。
ただ素材としてはアクリル系の方がより品質が高く、光沢の美しさや丈夫である点などでポリエステル系の人工大理石よりも勝っています。

ホーロー

高級感のある素材としてはホーローが人気です。
鋳物や鋼板をガラス質の釉薬で覆ったもので、ガラスにしか出せない美しい風合いや肌触りなどが魅力の素材です。
注意点としては、かなり重量のある素材なので、浴室が2階以上の階にある場合は床面などの強度が一定以上ないと設置できないことが挙げられます。
2階よりも上の階にあるバスルームの浴槽をホーローにリフォームしたいときにはあらかじめ調べておきましょう。
表面を覆うガラス質が何らかの理由で破損し本体である鋳物や鋼板まで水が染み込んでしまうと、内部で錆びてしまう点もデメリットといえます。

浴槽の形状は使いやすさで選ぶ

浴槽の形状としては、シンプルな長方形の「ストレート浴槽」が一番スタンダードですが、他にもさまざまな形の浴槽があります。
それぞれにメリットや特徴があり、家族構成や入浴スタイルによって一番使い勝手が良い形状は変わってきます。

デザイン性を重視するだけでなく、家族みんなが使いやすい形状を探してみてください。

浴槽の主な形状

たまご型浴槽

丸みを帯びたデザインで、優しい印象の浴槽です。
湯船に余裕を持って浸かり、リラックスできる時間を過ごしたい方におすすめです。

ワイド型浴槽

たまご型浴槽よりもさらに広々としていて、大人の男性でも手足を伸ばせるような余裕があります。小さいお子様がいるご家庭など、親子揃ってお風呂に入る機会があるご家庭にもおすすめの形状です。
浴槽内にベンチが付いているタイプのものなら、小さいお子様も深さを気にせずゆっくり座ってお風呂を楽しめます。

アーチ型浴槽

入りやすい形状の浴槽としては、アーチ型浴槽がおすすめです。
アーチ型浴槽では浴槽の縁がアーチ状にカーブを描いていますが、そのカーブになっている部分は縁が若干薄くなっています。
そのため、薄い部分を手で掴んで支えにしながら入りやすい浴槽となっています。
年配の方や小さなお子様がいるご家庭におすすめの形状です。

スペースにフィットする形の浴槽

バスルームのつくりによっては、これまでに紹介してきたような形状の浴槽を置くと、洗い場が狭くなってしまうこともあるでしょう。
できるだけ洗い場の広さにゆとりを持たせたい場合におすすめなのが、バスルームの形にしっかりフィットするような形状の浴槽です。

たとえばバスルームの角にぴったりフィットするような形状の「コーナー浴槽」なら、全体的にとても開放的で広々とした印象のバスルームになります。
狭いバスルームはもちろん、細長い形のバスルームにもおすすめの浴槽です。
ただ、コーナー浴槽は脚を伸ばして入浴するのは難しいのがネックです。

洗い場の広さや開放感をキープしつつ、脚を伸ばせる浴槽も諦めたくないという方には「斜め浴槽」がおすすめです。
斜め浴槽は、名前の通り洗い場の方に面している一辺が斜めになっている形の浴槽です。
斜めになっている分洗い場の広さも若干確保できますし、浴槽が縦に長いので脚を伸ばして入浴することも可能です。

Sライン浴槽

節水を心がけたい方におすすめなのが、Sライン浴槽と呼ばれる形状のものです。
浴槽の内側に段差が設けられている分、少ない水量で浴槽がいっぱいになります。
この段差は足を載せる台としても使えますし、小さなお子様であればベンチとしても活用できます。半身浴を楽しむ際にも便利ですね。

まとめ

まとめ
浴槽の素材や形状を中心に、それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご紹介しました。
おしゃれなバスルームにするには浴槽のデザインにももちろんこだわりたいところですが、家族みんなが使いやすいデザインの浴槽であることも大切ですよね。
今回の記事を参考に、見た目も使い勝手も自分好みの浴槽デザインを探してみましょう!

2022-03-11

お風呂をリフォームするなら「アフターフォロー」の充実度にも注目しよう!

お風呂をより使いやすく、もっとおしゃれにリフォームしたいと考えたとき、リフォームを依頼する業者はどのように選ぶべきでしょうか?
業者選びに関しては、まず理想的なお風呂にリフォームしてくれるかどうか、必要な施工を行ってくれるかどうかを重視する方が多いかと思います。一方で軽視しがちなのが、「リフォームが完了した後のアフターフォロー」です。
そこで今回は、お風呂をリフォームした後のアフターフォローの重要性や、必要なアフターフォローの種類についてご紹介します!

リフォームにはアフターフォローが欠かせない!

お風呂に限った話ではありませんが、住宅は建てたりリフォームしたりすればそれでおしまいというわけではありません。実際にその家で暮らすのですから、日々使用する中で設備は少しずつ劣化し、何らかの不具合が起こるようになっていきます。
長い間安全に暮らしていくためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせないのです。

また、理想通りのお風呂が完成したと思っても、実際使ってみるとトラブルや不具合に気がつくことがあるかもしれません。こういった事態に対処するためにも、アフターフォローが充実しているリフォーム業者に施工を依頼するのがオススメです。

水回りは特にアフターフォローの有無が重要なポイント

お風呂をはじめとした水回りの設備は、特にトラブルが多いという特徴があります。
水漏れや排水パイプの詰まり、給湯器の故障など、さまざまな不具合が発生するリスクがあります。
長い間使っている場合はもちろん、リフォーム直後も施工上のミスなどが原因でトラブルが発生するケースも。

このような水回りで起こるトラブルの怖いところのひとつは、水道代が跳ね上がる可能性があることです。
特にお風呂は使用する水の量が多いため、ちょっとしたトラブルで水道代が高くなってしまい、家計にも大きなダメージを負うことも十分考えられます。

そして水道代がかかるだけではなく、トラブルに対応するにもコストがかかります。水漏れは被害が広がりやすく、修理費用が高額になってしまうこともあるのです。
何かあったときにはすぐに対応してもらい被害を最小限に抑えるためにも、リフォーム後のアフターフォローが充実している業者を選ぶのが重要です。

お風呂のリフォームに必要なアフターフォローとは

お風呂のリフォームに必要なアフターフォローとは
お風呂のリフォーム後に保証されるアフターフォローの種類はいくつかあり、業者ごとにどんな内容のアフターフォローを受けられるか、具体的な点は異なります。
以下に主なアフターフォローの種類をご紹介するので、業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

・定期点検
・一定期間の保証
・保証期間中の無料修理
・設備の利用に関する問い合わせの受付

リフォームを依頼する前に、その業者ではどのようなアフターフォローが受けられるか、自分たちにとって必要なサービスが受けられるかどうかをチェックしておきましょう。

まとめ

お風呂をリフォームする際に見落としがちな「アフターフォロー」についてご紹介しました。
リフォーム後のトラブルに対応するためにも、アフターフォローが充実している業者を選ぶようにしましょう!

2021-10-12

「壁」で浴室をおしゃれな空間にできるアクセントパネルとは?

「お風呂場は体を洗う場所だから清潔感が第一だけど、それだけじゃ何だか味気ない」――。
浴室は水場という特殊性ゆえ、空間演出にはどうしても限界がある場所です。
しかし、お部屋の壁色やカーテンを変えれば雰囲気が変わるのと同じように、浴室も壁を変えれば殺風景さがだいぶ和らぐと思いませんか?
そこで今回は、浴室の空間作りで大活躍する設備、「アクセントパネル」についてご紹介します。

「こだわってよかった!」との声続出! 浴室の「アクセントパネル」とは?

アクセントパネルとは、浴室の壁に使う化粧板のことをいいます。
「化粧」という言葉の通り、色や柄で装飾されており、メーカーやリフォーム会社によっては「バスパネル」「壁パネル」といった呼び方をすることもあります。
限りなく白に近いベージュ色の控えめなものから、シックな漆黒、高級感を演出できる大理石柄まで幅広いデザイン・色から選べるので、希望にあったものが見つかりやすいのが特徴です。

また、普段は浴室の雰囲気や空間づくりに興味がない方でも、カタログやショールームでサンプルを見た途端、色々と選びたくなる設備の一つ。
お部屋の模様替えには壁紙やカーテンなど「面」に変化を持たせると効果的なのと同じように、浴室もアクセントパネルで壁をアレンジすれば、想像以上に雰囲気がガラッと変化します。
実際、「壁にこだわってよかった!」との声は多く、アクセントパネルの満足度は非常に高いのです。

アクセントパネルの設置枚数に制限はある?

複数のデザインを検討しているうちに、「アクセントというからには1面しか設置できないの?」との疑問を持たれるかもしれません。
結論から言えば、アクセントパネルの設置枚数に制限はなく、お好みに合わせて自由に設置できます。
ただし、設置する数によって浴室の雰囲気は大きく変わります。

アクセントパネル1枚の場合

アクセントパネル1枚であれば今までの空間にちょっとしたニュアンスが加わる程度で、程よくおしゃれになります。
暗めの色を選択した場合は1枚であっても想像以上に印象が変わる場合があるので注意が必要です。

アクセントパネル4枚(全面)の場合

4枚、つまり浴室の壁すべて(全面)にアクセントパネルを設置した場合、浴室の雰囲気は非常に大きく変わります。
デザインによっては違う家のお風呂に入ってしまったかのような錯覚に陥るほど変化するかもしれません。
このような大きな変化は満足度の振れ幅が大きいので、アクセントパネルの全面設置は慎重に検討しましょう。

デザインは多種多様!どんなアクセントパネルが人気?

デザインや設置枚数によって浴室の雰囲気を小さくも、大きくも変えられるアクセントパネル。いざ、選ぶ段階になると選択肢の多さゆえ迷ってしまうこともあるでしょう。
次に挙げるものは数あるアクセントパネルのなかでも特に人気の色・柄なので、まずはここから好みに合いそうなものの見当をつけてみてはいかがでしょうか。

ライトブルー

ライトブルーは水回りを清潔に見せてくれる色であり、程よい差し色にもなる優秀なカラー。浴室を明るくしたい場合にもぴったりです。また、全面に設置しても問題ない色でしょう。
同じブルーでも、紺色に近い濃いブルーの場合は1面だけでも随分大人っぽい印象になります。

ピンク

温かみを感じさせるピンクも人気です。明るいピンクが多いので、浴室の明度を上げたい場合にオススメ。ライトブルーと同様に全面設置でも問題ありません。
しかし、浴室の構造や色のニュアンスによっては野暮ったさが出てしまうことも。

ブラック

1枚だけで落ち着き感と高級感が出せるのがブラックの特徴です。黒い大理石風の柄なら高級感はさらにアップ!
浴室の雰囲気をガラッと変えたい場合にはオススメですが、全面に設置すると浴室内が非常に暗くなってしまう点には注意が必要です。
また、水垢も目立ちやすいので、浴室をこまめに掃除できない場合には避けた方が良いでしょう。

木目調(ウッド調)

木の温もりで空間に落ち着きをもたらす木目調は、アクセントパネルの定番柄です。どんな浴室にも合う汎用性の高さがあるため集合住宅で採用されることも多く、「迷ったときはこれ!」という立ち位置のパネルと言えるでしょう。
明るい茶色から濃い焦茶色まで幅広く用意されていますが、濃い目であればあるほど大人っぽさや高級感が出る傾向にあります。

ストライプ柄

色の組み合わせにもよりますが、一般的にストライプは若々しさを出せる柄です。お子さんがいらっしゃるファミリー向け住宅にお住まいの場合にはオススメですが、浴室の構造や明るさによっては想定外のチープ感が出てしまう場合もあります。

アクセントパネル選びのポイント

アクセントパネル選びのポイント
壁を変えることによる空間への影響は以外にも大きく、うっかりすると想像していたイメージとまったく異なる雰囲気になってしまう可能性があるため、アクセントパネル選びの際は次のような点を留意しましょう。

浴室の明るさを考慮しながら選ぶ

浴室の照明の明るさ、窓からの陽の入り具合を考えながら選びましょう。
暗い浴室に暗い色のアクセントパネルを設置すると、さらに一層暗くなってしまいます。

暗い色のアクセントパネルは汚れが目立つ

前述の通り、暗い色のアクセントパネルは水垢が目立ちやすいため、汚れを目立たせたくない場合は明るめの色を選ぶと良いでしょう。

浴槽の色とのバランスを考える

浴槽に色がついている場合は浴槽の色とのバランスも考えてアクセントパネルを選びましょう。
色の組み合わせ方によってはどことなく違和感の漂う空間になってしまいます。

壁シートでDIYも可能!

アクセントパネルの設置または交換をリフォーム業者に依頼した場合、浴室の構造や状態によっては100万円近い工事費用がかかることがあります。
アクセントパネル自体は5万円~10万円程度ですが、ユニットバスにアクセントパネルを設置する場合は一度ユニットバス自体を解体しなければならない可能性があるからです。

しかし、そこまでの費用をかけられないときでも、浴室用の壁シート(アクセントフィルム、アクセントシート)を使えば簡単に浴室の模様替えができます。
1万円以下で手に入るものシートが多いので、DIYが好きな方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

ただし、シートを貼る前は壁を掃除して汚れを落とし、しっかり乾かしましょう。
汚れや湿気が残ったままシートを貼り付けるとカビが生えて壁がダメージを受けてしまいます。
また、シートと床の間、隣り合わせになったシートの間などには防水用の充填剤(コーキング)を入れて隙間に水が入らないようにしてください。
こうすることでカビの発生を防げますし、シート自体も長持ちします。

まとめ

浴室の空間作りで大活躍する設備、「アクセントパネル」についてご紹介しました。
近々浴室をリフォームする予定の方はぜひ、アクセントパネル選びにこだわってみましょう。選び方次第では浴室がとってもおしゃれな癒しの空間になりますよ!

2021-04-28

浴室をリフォームする際のポイントと注意点とは?

自宅のお風呂が古かったり、現在の家族構成では使いづらいものになっていたりする場合は、思い切って浴室をリフォームしたいと考えることがありますよね。
確かにリフォームには浴室をガラッと変えてくれる力がありますが、実際に施工する際には他の箇所をリフォームする場合とはまた違った点に注意する必要があります。

そこで今回は、浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介します!

浴室をリフォームする際のポイント

「とにかくきれいなお風呂にしたい」「浴室乾燥機やミストサウナをつけたい」など、リフォームの希望は人それぞれですが、まずはリフォームの方向性について決める必要があります。
次に挙げる点は快適で使いやすい浴室の基礎となることなので、まずはこれらの点をしっかり考える必要があります。

リフォームの方法を慎重に選ぶ

浴室をリフォームすると決めたら、まずはどんな方法で行うかを選びます。
浴室のリフォーム方法は、おおまかに分けると在来工法とユニットバスの二種類に分類でき、材料やデザインなどにこだわりたい方は在来工法、コストパフォーマンスや機能性を重視したい方はユニットバスを選ぶのが一般的。
最近では双方のメリットを合わせたハーフユニットバスという形式でリフォームするご家庭も増えています。

使いやすい浴室にするなら「広め」を意識する

使えるスペースに限りはありますが、その中でもできる範囲で広めの浴室にするのがおすすめです。
ゆったりと広めの空間ならリラックスして過ごせますし、体を洗うときや洗濯物を干すときにも圧迫感がなくストレスになりません。

掃除が楽な浴室を目指す

浴室はほぼ毎日使用する家庭内設備です。したがって、家族が多ければその分使用頻度も増えますし、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
そこでおすすめなのが、日頃のお手入れやお掃除が楽になるような浴室にリフォームすること。
たとえば防カビ・抗菌などの処理がされており、汚れがつきにくい材質を各所に使った浴室なら、毎日のお手入れやお掃除も簡単に済ませられます。
また、換気機能がしっかりしていて風通しのよい浴室ならカビも発生しにくくなります。

安全を考慮する

浴室の床は使用時には濡れているため転倒しやすいですし、入り口の段差、湯船への出入りにもつまずき・転倒のリスクがあります。
また、寒い季節になると年配の方はヒートショックにも注意が必要になってきます。そのため、こうした入浴時のリスクについてもある程度配慮されている浴室へのリフォームがおすすめです。
たとえば、浴槽への出入りに使える手すりがついているか、床の素材は滑りにくいものか、といった点を確かめてみてください。
そして、ヒートショックは脱衣所と浴室の温度差によって起こりますので、脱衣所や浴室の暖房設備にも気を配りましょう。

ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項

ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項
せっかくリフォームするのですから、「なんだか思っていたようなお風呂にはならなかった」という失敗は避けたいものです。
リフォームを本格的に進める前には次に挙げる注意事項についてもチェックしておきましょう。

ユニットバスを選ぶ場合は浴室のサイズに注意

ユニットバスには規定のサイズ展開があるため、ユニットバスでリフォームを検討する場合はもともとの浴室の広さに合う商品かどうか事前にしっかり確認しておきましょう。

予算は余裕を持って用意する

これまで使っていた浴室が古いものだと、所々傷んでしまっているケースがあります。
そうなると、当然そこも修理した上でリフォームすることになりますが、これは実際にリフォームを進めてみないとわからない部分。
古い浴室のリフォームでは、工事が始まった後に追加で修理費用が発生する可能性があるのです。
これまで古い浴室、特に在来工法で作られた浴室を使用してきた場合には、あらかじめ余裕を持って予算を準備しておくのがおすすめです。

デザインには妥協も必要だと認識する

コストパフォーマンスや機能性の面から選ばれることが多いユニットバスは、その分、浴室の内装デザインや浴槽の大きさなどの基本的な部分が最初から決まっており、デザインの選択肢はかなり狭まります。
あまり強いこだわりがないようであれば問題ありませんが、はっきりとしたビジョンがある場合は理想に合ったデザインのユニットバスを見つけるのは難しいかもしれません。
機能性やコストパフォーマンスを重視するなら、デザインにはある程度妥協が必要、とあらかじめ覚悟しておくことも大切です。

まとめ

浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介しました。リフォームにはメリットも多いですが、一方でデメリットや注意点もあることがわかります。
浴室のリフォームを検討する際はこうした懸念点についてあらかじめ注意・認識した上で、新しくすてきな浴室づくりのためのリフォームを計画してくださいね。

2019-11-29

浴室暖房乾燥機のメリットと設置のポイント!気になる電気代は?

新築一戸建ての購入や、浴室のリフォームを検討する際は「浴室暖房乾燥機」を導入するかどうかもポイントの一つとなります。主に洗濯物を乾かすのに便利な浴室暖房乾燥機ですが、具体的にはどんなメリットがあるのかご存知でしょうか?気になる電気代は?
そこで、今回は浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介します。

浴室暖房乾燥機とは? 使用するメリット

浴室暖房乾燥機は、その名のとおり主に暖房や乾燥機能が搭載された機器です。
そのほかには、換気や冷風などに加えてミストサウナやうたせ湯などの機能が搭載されているものもあり、さまざまな用途で活用できます。

主に外で洗濯物が干しづらい環境の住宅や、マンションなどに浴室暖房乾燥機が設置されていることが多く、最近では新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に取り付ける方もいらっしゃいます。
ここでは、浴室暖房乾燥機を使用する主なメリットについてみていきましょう。

浴室で洗濯物が干せる!

浴室暖房乾燥機を設置するメリットは、まず浴室内を乾燥させることで洗濯物を干すことができる点が大きな魅力です。特に梅雨の時期で洗濯物をなかなか外に干せないときや、花粉が気になる時期には大活躍します。
また、部屋干しで付きやすい生乾きの臭い防止や、浴室内で発生しやすいカビの対策にも役立ちます。

浴室の温度調節で入浴が快適に!

浴室暖房乾燥機を使用すると、暖房と冷風機能で浴室内を冬は暖かく夏は涼しくすることができるため、常に快適なバスタイムを過ごすことができます。
特にリビングなどの暖かい部屋と浴室の温度差が大きい冬は、寒暖差による血圧の変化で身体に負担がかかるヒートショックという現象に注意が必要ですが、あらかじめ浴室を暖めておくことで急激な温度変化によるリスクが軽減されます。

浴室暖房乾燥機を設置するポイント

浴室暖房乾燥機を設置するポイント
浴室暖房乾燥機を使用する上で、特に気になるという方が多いのは電気代です。
洗濯物を外で自然に乾かすよりも、浴室暖房乾燥機を使用して浴室で干す方が当然コストはかかりますが、なかには節電機能が付いたタイプもあります。
機種やメーカーによっても機能やかかるコストが異なりますので、設置を検討している際は違いを比べて事前によく確認するようにしましょう。

また、浴室で洗濯物を干すスペースには限りがあるため、外で乾かすよりも一回で干せる量が少なくなってしまい、ご家庭によってはかえって手間がかかるようになってしまったというケースがあります。
そのため、浴室暖房乾燥機の設置は家族の人数やライフスタイルなども考慮して検討することをオススメします。

まとめ

浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介しました。
浴室暖房乾燥機は、洗濯物や身体の健康面などさまざまなメリットがありますが、使用した分だけコストもかかります。
新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に、浴室暖房乾燥機の設置を考えている方は機能や使用する目的のほかにも、家族の人数や住宅の環境などさまざまな点から検討してみてくださいね。

2019-11-21

お風呂のお得なリフォームは「エコ」がポイント?!

長年使い続けたお風呂の劣化や、家庭環境の変化によってお風呂のリフォームをしたいと考えている人も多いと思います。
リフォームを検討する際は機能や設備はもちろん、いかにお得にリフォームできるかも大事ですが、その内容によっては国や自治体から助成金をもらえるケースがあることをご存知でしょうか?

そこで今回は、補助金の対象となるお風呂のリフォーム内容についてご紹介します。

お風呂のどんなリフォームなら補助金が出るのか?

自宅のリフォームには、助成の対象となり補助金が出る内容にいくつかの種類があります。浴室の場合は、省エネやエコ、防災対策などのためのリフォームが主な助成の対象となり、補助金が適用されます。

国からの補助金は、耐震や省エネに関する性能を上げるためのリフォームに対して適用されます。「長期優良住宅化リフォーム推進事業」と呼ばれるもので、対象となるとリフォーム費用の3分の1の金額を補助してもらえます。保障限度額は100万円から最大300万円で、リフォーム内容によって額が変わります。

国からのこの補助金は日本のどこに住んでいてもリフォームの内容が耐震・省エネ性能を向上させるという条件を満たしていれば適用されますが、一方で各地方自治体が行なっている助成金制度は内容や金額などにそれぞれ違いがあります。

助成金制度の対象とされることが特に多いのは、国と同様に省エネや防災対策に関するリフォーム、バリアフリー化、そして子育て世代向けに、ファミリーで暮らしやすい家にリフォームするというものです。詳細についてはお住いの地域の自治体に問い合わせて確認しましょう。

お風呂はエコ機能に関するリフォームが補助金対象になりやすい

省エネ化が期待できる内容であれば補助金の対象となることが多いお風呂のリフォーム。
具体的には、節水をはじめとした「エコ機能」を搭載している高性能の給湯器などの設備を交換・導入することなどが補助金の対象となります。ここでは、いくつかの例をみていきましょう。

浴槽を高断熱のものに交換する

断熱材を使って作られた浴槽を「高断熱浴槽」または「保温浴槽」と呼びます。断熱材のおかげで沸かしたお湯が冷めにくいため、一度沸かしたお湯が冷えて追い焚きをしなければいけないということが減り、ガスなど光熱費を削減できるのです。
現在は、新しい浴槽に交換しようとすれば意識して選ばずとも高断熱浴槽のものが多いですが、補助金を確実に受け取りたい場合には事前に仕様を確認しておきましょう。

効率のよい給湯器に交換・太陽熱利用システムの設置

熱効率が高く、ガスや電気の使用量を抑えられる給湯器に交換するというリフォームも省エネやエコに効果が期待できるため補助金の対象となります。
そして、自宅の屋根に太陽熱を集める機器を設置してお湯を作り、地上の温水タンクに溜めて使う太陽熱利用システムも補助金対象です。太陽光発電とは違い建物への負荷が少ないほか、工事も比較的簡単に済みます。

そのほかには、エコ以外にも浴室での手すりの設置などバリアフリーや介護に対応したリフォームも介護保険が適応されることがありますので、併せて検討してみてください。
介護がしやすいお風呂へのリフォームについては、過去に910マガジンで取り上げていますのでそちらをご覧ください。(介護がしやすいお風呂にリフォームするポイント)

まとめ

まとめ
補助金の対象となるお風呂のリフォーム内容についてご紹介しました。
お風呂を現状よりもエコに使えるようになるリフォームであれば、国や自治体から補助金が出るケースが多くみられます。
金額はまちまちではありますが、少しでもお得にリフォームできればうれしいですよね。まずは、検討しているリフォームが助成金制度の対象となるかどうか調べてみましょう!

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