給湯器

2021-10-22

戸建の家に給湯器を取り付ける場所を決める基準とは?

現在住んでいる家の給湯器を新しいものに交換する場合は同じ場所に設置すればいいですが、新築のおうちなどでこれから新しく導入する場合には設置するべき場所や工事の方法などしっかり把握しておく必要があります。
今回は、戸建の家に給湯器を設置する際の場所や方法を決める基準を中心に、給湯器の取り付け工事について解説します!

給湯器は基準を満たした場所に設置する必要がある

ガス給湯器は、安全に利用するため、そして正常に稼働させるために一定の基準を満たしている場所に取り付けることが法律で義務付けられています。ここでは具体的な基準を以下にまとめました。

可燃物と排気口出口の離隔距離

給湯器を安全に利用するためには排気口の近くに障害物等がない場所に設置する必要があります。
排気口の上方300mm(不燃材の場合も同様)、下方150mm、前方600mm(不燃材の場合には300mm)以内には障害物がない場所を選びましょう。

可燃物と機器本体の離隔距離

給湯器の本体と建物、障害物などとの距離も一定以上離さなければいけません。
上方・前方・側方それぞれ150mm、後方10mm以上は建物や周囲の障害物などから離れた場所に取り付けましょう。

開口部と排気口出口との離隔距離

給湯器の排気口と窓や扉など建物の開口部が近いと、汚れた廃棄が屋内へ侵入してしまいます。
それを避けるため、上方は建物の開口部から300mm、下方は給湯器の排気口から150mm、側方は150mm以上離れた場所へ取り付けましょう。

修理、点検のためのスペースを確保

給湯器を修理・点検するためには一定のスペースが必要になるため、その分のスペースも確保しておきます。前方600mm、側方150mm以上のスペースを確保できる場所に取り付けましょう。

取り付け場所の基準を守らない場合に起こり得るデメリット

ガス給湯器の取り付け場所についての基準は、周囲の建物や障害物から一定の距離を保てるよう定められていますが、上記すべてを守ろうとすると場合によっては設置できる場所がかなり限られてしまうこともあるかもしれません。
ですが、だからといって基準を満たしていない場所に給湯器を取り付けてしまうといろいろなデメリットが発生する可能性が高くなります。

不完全燃焼

ガス給湯器の排気口近くに障害物があると排気が上手くいかず、不完全燃焼を起こしてしまう確率が高くなります。
また、建物の開口部近くで不完全燃焼を起こすと屋内に一酸化炭素が流れ込む可能性も高くなり、大変危険です。

火事につながる

近くに可燃物がある状態でガス給湯器を使用すると、可燃物に火がつき火事が発生する恐れもあります。
建物からの距離を保つだけでなく、周囲にタオルやふきんなど燃えやすいものを置かないよう気をつけましょう。

給湯器の取り付け工事における戸建とマンションの違い

給湯器の取り付け工事における戸建とマンションの違い

給湯器の取り付け工事においては、戸建の家の方がマンションよりも自由度が高いといえます。
ガス給湯器の周りの状態については先ほどご紹介したように細かな基準がありますが、それさえ守っていれば好きな場所へ設置できます。
そのため、給湯器のサイズや種類も取り付け場所を気にすることなく選べるケースが多いです。

給湯器は「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の2種類

給湯器は大まかに、「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の2種類に分けることができます。
屋外設置タイプの給湯器は、取り付け工事ができる場所ごとに、「壁掛け型」「据置型」「パイプシャフト方式」の3つに分かれます。
パイプシャフト方式はマンション等の集合住宅でよく使われる種類です。
戸建の家では、設置するスペースが余裕をもって確保できる場合は据置型、スペースに余裕がない場合は壁掛け型が選ばれます。

取り付け方と給排気の方法の2種類の分類基準がある「屋内設置タイプ」

一方、屋内設置タイプの給湯器は取り付け方と給排気の方法の2種類の分類基準があります。
まず設置する場所ですが、「壁掛け型」と「浴室据置型」に分かれます。
排気口が高い位置にくるよう壁掛け型が基本となる屋内設置タイプの給湯器ですが、浴室用の給湯器であれば浴室据置型として浴槽と並べて設置されます。

そして給排気の方法による分類は、4種に分かれます。
「CF式(自然排気式)」、「FE式(強制排気式)」、「BF式(自然給排気式)」、「FF式(強制給排気式)」の4つです。
屋内の空気を使ってガスの燃焼を行うのがCF式とFE式の2つです。CF式では排気も自然に行いますが、FE式ではファンを使い強制的に排気します。
BF式とFF式では、屋外の空気を取り込み利用することでガスの燃焼を行います。排気を自然に行うものがBF式、ファンを利用するのがFF式です。

「屋外設置タイプ」と「屋内設置タイプ」の双方にメリット・デメリットがある

戸建の家ではほとんどの場合が建物の周囲に広いスペースを確保できるため、安全面を考慮して屋外設置タイプの給湯器が選ばれるケースが多いです。
ですが屋外に取り付けた給湯器は、悪天候による冷えや冬場の寒さによって効率が落ちてしまうというデメリットがあります。
安全性は若干劣ってしまいますが、屋外にスペースが確保できていてもあえて屋内設置タイプを選ぶメリットもあるといえます。スペースの問題はもちろん、住んでいる地域の特性・気候等も考慮してどこに取り付けるか選びましょう。

取り付け工事は専門業者へ依頼するのがオススメ!

ガス給湯器の取り付け工事の手順は、簡単にまとめると給湯器本体は基準を満たした場所に設置した後で各種配管をつなぎ、室内にはリモコンを取り付けるというものです。
一見シンプルな作業に思えますが、古い給湯器を新しいものに交換する際には取り外しの作業もすることになりますし、配管についても収まりが悪い場合には加工する必要もあり、専門性が高い工事のひとつです。

またガス漏れの検査等、安全性のチェックも欠かせない大切な作業です。
そのためガス給湯器の取り付け工事について実績があり、アフターフォローもしっかりしている業者を選ぶのがオススメです。

まとめ

給湯器を取り付ける場所を決める基準や、取り付け工事についてご紹介しました。
さまざまな制約があり面倒に感じるかもしれませんが、安全に使用するために必要なことですので給湯器の交換・設置の際には十分気をつけましょう!

2021-02-17

故障・不具合を早期発見! 給湯器によくあるトラブルの症状とは?

「給湯器の故障」とひとくちに言っても、どのような原因で故障をするのかはさまざまです。給湯器を使っていて普段と違うと感じた場合、その違和感を見逃さないことが故障や不具合の早期発見につながります。
早めに不具合や故障が見つかれば、完全に使えなくなる前に修理や交換等で対応でき、被害を最小限に食い止められることも。

そこで今回は、ちょっとした違和感や異変を見逃さないためにも、給湯器が故障した際によく見られる症状についてご紹介します。

給湯器にも寿命がある! 長年使っている場合は故障のサインに注意

多くの家電製品と同様に給湯器にもいわゆる寿命があり、一般的にはおよそ10年から15年ほどといわれています。
もちろん、寿命といっても10年以上経過したらすぐに壊れてしまうということはありません。何年くらい使用していると故障や不具合が出やすくなるか、そのだいたいの目安と考えればよいでしょう。

給湯器を大切にメンテナンスやお手入れをしながら日々使っていればそれだけ問題なく使える期間も伸びるでしょうし、逆にメンテナンス等をしていなければ、寿命よりも早く故障してしまうこともあるかもしれません。
どちらにせよ、使いはじめてから10年以上経っている給湯器はいつ故障してもおかしくない状態であることが多いと心に留めておくことが大切です。
そうすればちょっとした故障のサインも見逃しにくくなりますし、交換するタイミングもはかりやすいです。

給湯器が故障したときによく見られる症状とは?

給湯器が故障したときによく見られる症状とは?
給湯器が故障した場合さまざまな種類のトラブルが起き、故障する箇所によって起きるトラブルの種類や症状も当然変わります。ここからは、給湯器が故障しているときによく見られる症状についてご紹介します。

熱いお湯が出ない

お湯も水も出ないケースの場合には、給湯器ではなく水道関係の不具合の可能性が高いです。
水は出るけれどお湯が出ない、もしくは熱く設定してもぬるいお湯が出るという場合には、家の中の水まわりすべてでお湯が出ないのか、それとも一部の水栓からのみお湯が出ないのかで原因も変わってきます。
お湯が出ないという症状が一部の水栓のみの場合には、こちらも水栓の不具合が疑われます。一方すべての水まわりでお湯が出ない場合には、給湯器が故障している可能性が高いです。

お湯の温度が安定しない

お湯の温度が安定せず設定以上に熱くなったり、反対に設定よりも冷たくなったりする場合、給湯器が不具合を起こしている可能性があります。
こちらもお湯が出ないケースと同様に、お風呂やキッチン、洗面所など複数ある水まわりの中で一部分のみ温度が安定しない場合は水栓の不具合、どこでも同じくお湯が熱くなったりぬるくなったりする場合には給湯器の不具合とおおよそ判断することができます。

煙が発生している

給湯器の使用中、煙が発生するケースがあります。給湯器の排気口などから白い煙が出ているように見える場合は、排気ガス中の水蒸気が冷えた空気の中で白く見えているだけで、異常のサインではないケースが多いです。しかし、異臭がするなどその他にも変わった症状がある場合には必ず点検することをオススメします。
そして、給湯器から黒い煙が出ている場合には、給湯器内部で不完全燃焼が起きていると考えられます。不完全燃焼を起こしている状態の給湯器を使い続けるのは大変危険ですので、黒い煙を確認したらそれ以上使用せず、すぐに修理や交換などをするようにしましょう。

異臭がする

給湯器に原因がある異臭にはいくつかの種類があります。まずひとつは、ガスの臭いです。プロパンガスをお使いの場合やガス残量が少ないときなどに、ガスの臭いがすることがあります。
故障や異常ではありませんが、接続部や給湯器内部でガスが漏れている可能性も考えられますので、念のため点検をしておくとよいでしょう。

排気口あたりからすっぱいような臭いがする場合には、給湯器の不具合・故障の可能性が高いです。異臭だけでなく、排気口近くに行くと目がチカチカするような感覚をおぼえることもあります。この場合は使用を取りやめて点検を依頼し、修理や交換などの措置を取りましょう。

なお、新しい給湯器でも変な臭いがすることがあります。これは故障等ではない場合が多く、給湯器を組み立てるときに使用した機械油がまだ残っており、燃焼時にガスに混じったことが原因の異臭です。臭いが気になってしまうかもしれませんが、異常ではないのでそのまま使っていて問題ありません。とはいえ、明らかな異常がみられる場合は念のため様子を見て業者に相談しておきましょう。

異音がする

給湯器から聞こえる音も、場合によっては故障のサインである可能性があります。例えばピーッという笛のような音、ほら貝を吹いたような音、点火の際に聞こえる小さなボンという爆発音などは給湯器の故障や不具合によるもののケースが多いです。
ポンプやファンの回転音など機器が正常に作動していても鳴る音とは異なりますので、給湯器を使用する際には音にも注意してみてください。

まとめ

給湯器の故障や不具合によって起こる異変のうち主なものをご紹介しました。長年使っている給湯器は、それだけトラブルに見舞われる可能性も高くなります。使用期間が10年以上ともなるとなおさらです。
音や臭いなどにも気を配り、定期的なメンテナンスや修理・交換等をして安全に給湯器を使用できるよう心がけましょう!

2020-11-19

いたずら防止にも! 給湯器に配管カバーを取り付けるメリットとは

「カバー」とは一般的に、ある対象物を衝撃や汚れから守るものを指します。
日常生活でよく見かける「カバー」には例えばブックカバーやピアノカバー、キーボードカバーなどがありますが、給湯器の配管にも「配管カバー」という保護アイテムがあるのをご存知でしょうか?

そこで今回は、普段あまり意識することのない方も多い給湯器の配管カバーの役割と取り付けるメリットなどについてご紹介します。

給湯器の配管を保護する「配管カバー」とは?

給湯器の配管カバーとは、給湯器本体から出ている複数の配管を覆う「囲い」です。
具体的には給湯器の真下や横(右側が多い)から出ている配管を隠すように取り付けられた金属製の箱や囲いがその配管カバーですが、これを配管カバーだとはっきり認識している方は少数でしょう。
それもそのはず、配管カバーの取り付けは義務ではないため「給湯器の配管カバーなんて見たことがないどころか、存在さえ知らなかった」という場合も少なくないのです。

このように認知度の低い給湯器の配管カバーですが、給水管やガス管、給湯管など、給湯器の大切な部分を保護するものであり、給湯器の安全な稼働を支える重要なアイテムなのです。

給湯器に配管カバーを取り付けるメリットとは?

給湯器の配管カバーは重要なアイテムであっても前述の通り、取り付けは義務ではありません。したがって、現在使用中の給湯器を確認しても、保温テープや保護テープが巻き付けられたむき出しの配管しか見当たらないといったことも多いのです。
確かにこれといった故障がない以上、配管カバーがなくても給湯器は安全に利用できますが、配管カバーには次のようなメリットがあるため、取り付けを検討する価値は十分にあります。

配管を気候や災害などから保護する

配管カバーを使用すれば、配管を気候や災害などから守ることができます。
自転車やベビーカーなどを玄関の外に置いていると車体の傷み具合が加速するのと同様に、配管も雨や風にさらされ続けると汚れて傷みやすくなります。
時々保護テープが剥がれかけている給湯器やエアコンの配管を見かけますが、それも過酷な外部環境にさらされた結果です。
また、地域によってはネズミやタヌキなどによる害獣被害も考えられるでしょう。
このような理由から、より安心して給湯器を使用するためにも配管カバーはあった方が何かと好都合なのです。

いたずらや事故防止になる

給湯器の配管がむき出しになっていると、何らかの細工を加えられる危険があります。悪意のあるいたずらをはじめ、自宅で飼っているペットが配管に噛みついてしまったり、子どもが何もわからずにさわってしまったりなど、配管に思わぬダメージを与えてしまう機会は想像以上に多いものです。
しかし、配管カバーを取り付けておけば配管が隠れるため、こうした事態の防止になりますね。

給湯器の見た目が良くなる

配管カバーを取り付けることで給湯器周りがすっきり、整って見えるようになります。
特に給湯器が比較的目立つ場所にある場合は配管カバーを取り付けると外観が良くなりますし、ほこりや泥、砂などの汚れが配管に付くのを防げます。

給湯器の配管カバーを取り付ける際の注意点

給湯器の配管カバーを取り付ける際の注意点
繰り返しになりますが、給湯器の配管カバーの取り付けは義務ではない以上、これといった規制はありません。したがって、自作のカバーを取り付けることも可能ですが、自作品またはメーカー製品のどちらの場合であってもご自身で取り付ける際は次の点に注意しましょう。

給湯器の配管カバーを自作して取り付ける場合

最近では自宅で様々なものを自作するDIY(Do It Yourself)が流行っており、「この際、配管カバーをDIYしてみよう」と考えている方もいらっしゃいますが、基本的には給湯器と同じメーカーから発売されている配管カバーを取り付けるのが一番安全であり、自作品はおすすめできません。

しかし、それでも自作する場合は耐久性のある素材を使い、給湯器本体や配管にダメージを与えないように細心の注意を払いながら取り付けてください。
また、設計の際はしっかりサイズを測りましょう。不適切なサイズのカバーを無理に取り付けると、配管に傷がついたり、給湯器の稼働の妨げになったりすることがあります。

そして、自作の配管カバーを取り付けた後に生じたトラブル等については自己責任となります。この点を十分に留意しておきましょう。

給湯器の配管カバーを購入して取り付ける場合

給湯器の配管カバーを購入して取り付ける場合は給湯器と同じメーカーのものを選び、対応機種や型番、サイズを必ず確認してから購入しましょう。
配管カバーは給湯器の販売店やオンラインショップで購入でき、価格は5000円~1万5000円ほどとなっています。
取り付ける際は製品に付属している説明書をよく読みながら行ってください。
万が一、少しでも作業に不安を感じるようであれば、業者に依頼して取り付けてもらうことも検討しましょう。

まとめ

給湯器の配管カバーの役割と取り付けるメリットなどについてご紹介しました。
配管の劣化や傷は、給湯器の寿命を左右しかねない故障や大きなトラブルの原因になりかねません。長年給湯器の状況を把握していない方はこれを機に今一度、配管の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

配管の状態や給湯器が設置されている環境によっては配管カバーの取り付けが望ましいこともあるので、取り付けるかどうか迷う場合はお近くの給湯器販売店や業者に相談してみましょう。

2020-08-20

ガス給湯器やガスメーターの「号数」の意味と適切な選び方とは?

いつでも瞬時にお湯を提供してくれるガス給湯器。家庭内設備の中でも利用頻度が非常に高く、日常生活を送る上では必須の設備となっています。しかし、馴染み深い割に色々と知られていないことが多く、「号数」もこのうちの一つです。

そこで今回は、ガス給湯器やガスメーターの「号数」の意味や適切な号数の選び方についてご紹介します。

ガス給湯器の「号数」は給湯能力のこと!

はじめに、ガス給湯器には「号数」と呼ばれる数字が割り当てられているのをご存知でしょうか?
この号数とはお湯を作り出す能力を示すもので、具体的には「1分間に現在の水温+25℃のお湯をどれほど作り出せるか」を意味します。
一般家庭で使われるガス給湯器の号数としては16号・20号・24号・28号が挙げられますが、たとえば20号であれば1分間に現在の水温+25℃のお湯を20リットル作り出せるガス給湯器、となるのです。

したがって、号数が大きくなるほどお湯を作り出す量も多くなるため、号数の大きなガス給湯器が使われている場合は一度にたくさんのお湯を使うことができます。

号数が合っていないと多少不便になることも

一度にお湯を大量に使う状況については、家族全員が在宅している夜の場面を想像してみるとわかりやすいでしょう。例えば夕食後、子どもが入浴している最中に大人は食器洗いをしつつ、さらにお湯を使って洗濯機を回している場面はこの状況に当てはまりますね。
このように、自宅内の数か所で同時にお湯が使えるのは号数がそれなりに大きく、能力の高いガス給湯器のおかげなのです。

しかし、号数の小さいガス給湯器であった場合はこのようにはいきません。
通常よりお湯を使うことが多い、あるいは同居人数が多いにもかかわらず号数の小さいものを使っている場合にはお湯を作り出す量が間に合わず、水圧が弱くなったり、使用途中でお湯の温度が不安定になってしまったりする可能性があります。特に真冬の入浴中にこのような事態が発生するのはぜひとも避けたいもの。
ガス給湯器でお湯を快適に使うためには、それぞれの状況に合わせた適切な号数を選ぶ必要があるのです。

適切な号数の選び方は?

適切な号数の選び方は?
例えば、洗濯機や炊飯器などの家電は「~キログラム」、「~号炊き」のように一回の稼働で処理できる容量が決められており、使用予定人数や使用頻度に合わせて容量を判断し、購入・使用するのが一般的です。ガス給湯器もこれらと同様に、号数選びの際は同居人数や使用頻度をしっかり把握することがポイントになります。
ガス給湯器を新たに購入する、または交換を予定している場合は、次に挙げる号数別対応人数の例を参考に検討してみましょう。

16号(1人~2人に最適)

1分間に16リットルの湯量は1人~2人には最適で、1人でシャワーを使う分なら年間を通して不自由なく使用できます。しかし、2人同時にお湯を使おうとするとどちらかがぬるま湯になるなど、多少の不便は出るかもしれません。

20号(2人~3人に最適)

20号であれば2人同時にお湯を使っても不都合はないでしょう。同時に使う湯量にもよりますが、シャワーと洗面台でお湯を使う場合であれば特に問題ありません。20号は3人でも対応できますが、3人同時にお湯を使うことは避けた方が良さそうです。

24号(4人~5人)

24号は一度に数か所で同時にお湯を使う機会が多いファミリーにおススメです。シャワーを使用中でも同時に数か所でお湯が使えるので、「シャワーが終わるまではキッチンでお湯が使えない」などといった事態が起きず、家族間のトラブル回避にもつながります。

28号(5人以上)

同居家族が多いご家庭や、例えば浴室のほかにシャワールームがある住宅にお住まいの方は28号を検討してみるのも良いでしょう。28号であれば同時に2か所でシャワーを使っていてもお湯の温度を維持できます。

このように、給湯器の号数を選ぶときの基準は同居人数や使用頻度が基本となります。しかし、人数が少なくても比較的多くの湯量が必要な場合にはワンランク上の号数を選ぶのも得策です。
なお、32号や50号といった大容量タイプは業務用となり、大量のお湯が必要な飲食店や美容院などで使われることがほとんどです。

給湯器の号数変更の際に注意したいポイント

「温度が安定しない」、「シャワーの水圧が弱い」といった状況が続くときはガス給湯器の号数が合っていない場合も考えられますので、号数変更を検討してみるのもおススメです。ただし、その場合には次のような点を留意しておきましょう。

ガスメーターの交換が必要になることも

ガス給湯器の号数を上げるときは同時にガスメーターの号数も上げなければならないことがあります。その場合には、ガス給湯器より先にガスメーターを交換する工程が入る点を覚えておきましょう。

マンションでは交換できない場合もある

マンションやアパートなどの集合住宅では、規則によって自由にガス給湯器を交換ができない場合があります。そのため、あとからトラブルにならないよう前もって規則を確認するか、マンションの管理人の方に必ず尋ねておきましょう。

まとめ

ガス給湯器の号数の意味や選び方についてご紹介しました。
適切な号数を選ぶことは、より快適にお湯を使えるようになるだけではありません。同居家族が多いご家庭の場合、将来子どもが自立して同居人数が少なくなったときには号数を下げれば、ガス代や水道代の節約にもなります。
ガス給湯器をお使いの方はこれを機に、号数が現在の生活状況に見合ったものかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

2020-05-15

団地ブーム再来で注目! お風呂のバランス釜の仕組みや使い方や注意点とは?

かつて一世を風靡した給湯システム「バランス釜」をご存知でしょうか?釜の横に点火窓などが付いたバランス釜は1960年代、首都圏で数多く建てられた団地で採用されたお風呂の給湯システムで、現在でも古い物件の浴室で見かけることがあります。
最近ではリノベーションされた団地が若い世代から人気を集めていることから、このバランス釜が注目され始めています。

そこで今回は、お風呂のバランス釜の使い方と注意点について解説します。バランス釜がある物件への入居を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

団地ブームで注目! かつて一世を風靡した「バランス釜」とは?

今でも築30年以上の古い物件の浴室などに設置されていることがあるバランス釜ですが、いつ頃誕生し、どのようにお湯を沸かすシステムなのでしょうか。

誕生は1965年、安全性の高い給湯システムとして普及

バランス釜とは、浴室の外の外気を燃焼させてお湯を沸かす風呂釜のことをいいます。
このバランス釜が登場する前は、浴室内の空気を燃焼させてお湯を沸かすCF釜と呼ばれる風呂釜が使用されていましたが、燃焼させた後の排気が浴室内に逆流して一酸化炭素中毒の事故を引き起こしてしまう危険性がありました。

一方、バランス釜はこのような危険性がなく、そして電気を利用しないので設置が簡単ということもあり、開発された1965年以降は団地をはじめとする集団住宅を中心に一般家庭へ幅広く普及していったのです。

バランス釜の特徴とメリット

バランス釜はシステム上、浴槽の隣に設置する必要があるため、その分どうしても浴槽が小さくなってしまいますが、追い焚きができたり、電気を使わないので停電時でもお湯が使えたりといったメリットがあります。
しかし時代を追うごとに、より安全で使い方が簡単な他の給湯システムが登場した結果、バランス釜が浴室に設置される機会は徐々に少なくなり、90年代以降に建てられた住宅ではほとんど見られなくなりました。

そのため、現在ではバランス釜を見たことがないという方も多くいらっしゃいますが、バランス釜かどうかの判断の仕方は簡単です。
古い建物などを訪れる機会があれば、コンパクトサイズの浴槽の隣に三つのダイヤルが付いた、長方形の箱のような設備があるかどうかを確認してみましょう。その箱のような設備がバランス釜です。

レトロで懐かしい?! バランス釜の使い方

現在は、多くの家庭の給湯システムが運転スイッチを押した後に蛇口をひねるだけでお湯が出せますが、バランス釜はそのようにはいきません。バランス釜を使ってお湯を出す場合は次のような手順を踏む必要があります。

ガスの元栓を開ける

最初にガスの元栓を開けます。バランス釜はガスを使用するため、元栓が開いていなければ着火できないので注意しましょう。ガスの元栓は釜の近くにあります。

ダイヤルを回して火をつける

次に、ダイヤルを回して釜に種火をつけます。「口火」と書いてある運転ダイヤルを見つけ、そのダイヤルを回しましょう。きちんと火がつけば、釜の横にある点火窓から火がついている様子が確認できます。釜の種類によっては正常に火がついたことを知らせるランプが点灯するものもあります。

さらにダイヤルを回してお湯を出す

火をつけたあとは、同じダイヤルを「給湯」または「給湯・シャワー」と書いてある部分まで回します。このとき、給湯かシャワーかを選ぶ出水レバーが「シャワー」になっていた場合は、シャワーからお湯が出るはずです。

好みの温度に調節する

最後に温度調節ダイヤルを回して好みの温度に調節しましょう。温度調節のダイヤルが最初から高温に設定してあると、おもわぬやけどをしてしまうことがありますので注意が必要です。バランス釜を使用する際は温度を常に確認しておきましょう。

ダイヤルとレバーを戻して止める

お湯の使用後は、種火をつける運転ダイヤルと出水レバーを「止」と書いてある位置に戻します。温度調節ダイヤルは次回お湯を沸かすときにやけどすることがないよう、低い温度に設定しておきましょう。

バランス釜の注意点を確認しよう

バランス釜の注意点を確認しよう
バランス釜はひと昔前の給湯システムではありますが、使い方に慣れてしまえば特に難しいことはありません。しかし、使い続ける場合は次のような注意点をしっかり覚えておく必要があります。

空焚きしないように注意する

バランス釜を使って追い焚きをする際は、必ず浴槽に十分なお湯が入っていることを確認してから行いましょう。浴槽内の二つの穴がお湯でふさがるくらいが水位の目安です。
バランス釜は、浴槽内のお湯を釜の中に取り入れて温めてから浴槽に戻していますが、釜に取り入れるお湯がない状態で火がついたままだと「空焚き」という状態になってしまい、火災の原因になることがあります。

着火しているか必ず確認する

バランス釜はガスの火を使って給湯するシステムです。そのため、火がついていないまま口火にダイヤルを合わせてしまうとガス漏れしてしまうので、着火しているかどうか必ず確認するようにしましょう。

使用後はガスの元栓を締めて、点検を怠らない

使用後はガスの元栓を締める習慣を身につけましょう。突然災害が発生した場合でも元栓が締まっていれば慌てずに済みます。
また、バランス釜の耐用年数は10年ほどなので、これを超える場合や不具合を発見した場合にはガス会社や業者に点検や交換をしてもらいましょう。もちろん、ガス会社による定期保安点検は必ず受けるようにしてください。

まとめ

バランス釜の使い方と注意点についてご紹介しました。
現在主流のガス給湯器と同様に、バランス釜にもそれぞれメリット・デメリットがあります。それらをしっかり認識した上であれば、どちらを使っても特段問題はありませんが、「使い方に慣れない」、「子どもでも簡単に使えるシステムがいい」といった場合にはガス給湯器に交換するという手段もあります。

適切な給湯システムの選び方がわからないときは、ガス代の事などの費用も含め専門業者やガス会社のショールームなどに相談してみましょう。

2020-04-09

追い焚き機能後付けタイプなどお風呂の給湯器の登場と歩んできた歴史について

現代日本では、戸建ての住宅から単身者向けのアパートまで、一般的に備え付けられるようになったお風呂の給湯器。当然のことながら、今のように追い焚き機能後付けやお湯はり機能が搭載された給湯器が普及するまでにはさまざまな出来事がありました。
今回は、もともとは明かりの燃料として使われていたガスがどのように給湯器の燃料として普及してきたのか、その歴史を辿ってみましょう。

初めての国産給湯器の販売は1930年ごろ

日本で初めての給湯器が作られ、販売されたのは1930年ごろに遡ります。
その数年前の関東大震災を機に、石炭や木炭に代わる燃料としてガスや電気が注目されるようになり、その後のお風呂事情にも大きく影響を及ぼすことになりました。

それまで個人で使用するお風呂といえば、よく時代劇などで見かける薪や石炭を使った五右衛門風呂のようなスタイルが主流でした。
それが海外から日本に進駐していた軍人からの強い要望で、次第に給湯設備が用意されるようになっていったといわれています。シャワー文化の根強い国から来た人からすれば、従来のような日本式のお風呂では抵抗があったというのもうなずけますね。

しかし、この頃に日本でガス給湯器が使われるようになったのは都心部に限った話であり、地方ではなかなか普及していませんでした。また、その後の大きな戦争で、個人宅で用意する給湯器などはますます手の届かない贅沢品となってしまったのです。

給湯器が一般家庭に普及し始めた戦後の日本

戦後の混乱期を乗り越え、日本の経済が徐々に上向いてきた頃になると、給湯器はようやく一般の家庭にも普及し始めます。
全国的に集合住宅が増え始めた1950年代には、浴槽の隣に煙突が飛び出た給湯器が設置されている内釜式のお風呂が多くの家で使われるようになりました。

とはいえ、初期の内釜式のお風呂には、排気が逆流して一酸化炭素中毒になるなどの換気に関する課題がありました。その後、課題を克服し事故が起きないよう改良され、1965年ごろに登場したのがバランス型風呂釜です。

さらに数年後には、シャワーの需要が高まるとともに風呂釜に中型の給湯器を組み合わせた「セントラル給湯」というシステムが一般的になっていきました。それまではガスを使ってお風呂を沸かすだけだったのが、給湯機能もセットになって、より今のお風呂に近い形になったのです。

また、台所で使われる小型の給湯器が広く普及していったのもこの頃です。それまでの給湯器は高価だったこともあり、ごく限られたお店でしか使われていませんでした。
しかし、この頃に登場した四角い小型の給湯器は価格もお手頃で、一般の家庭でも広く使われるようになりました。現在でも、オフィスの給湯室のような小規模な台所ではこういった小型の給湯器が使われていることがあります。

1970年代からはより現在の給湯器に近い形へ

現在の給湯器に近い形へ
現在日本の家庭で使われている給湯器は、屋外に本体が置かれているものが主流ですが、それに近い形の給湯器が普及し始めたのは1970年代のことです。
1976年ごろに屋外設置型の給湯器が登場したほか、お風呂などで使われる給湯機能だけではなく、床暖房などの暖房機能についても給湯器でまかなうシステムが販売され始めました。ガスという燃料が給湯以外の用途にも活用されるようになっていったのですね。

さらに1980年代に入ると、それまで以上にガスを使った家電や給湯器関連の商品が次々に販売されるようになりました。給湯器付きの風呂釜や、全自動のお風呂給湯器、追い焚きやお湯はり機能が搭載された給湯器など、今の給湯器の商品展開に通じるものもたくさん出てきます。

そして、1980年代から90年代にかけては、より高機能な給湯器関連の商品が多数開発された時期でした。特に「自動化」という点に注力されていたのが特徴です。当時、他の家電の大半は既にほとんどが自動化されていました。
一方でお風呂に関しては、まだお湯の量や温度を人がチェックする必要があったので、それまでは手動で確認しなければいけなかった部分についても、自動で調節できるよう開発が進められていったのです。

給湯器の技術が進み省エネの時代へ

2000年代に入ると、給湯器も他の家電の例にもれず、省エネを重視した技術の開発が進みました。世界的に環境を守るという意識が高まっている中、ガスを使う給湯器もよりエコに特化した商品が人気を集めるようになっています。

なかでも、給湯器でお湯をわかす際に発生する排気熱を利用して燃料の使用を抑えるというシステムのエコジョーズは、省エネ化の進むガス給湯器の中でも特に有名です。
また、一方では電気給湯器の需要も高まってきており、ガス給湯器ではエコジョーズ、電気式給湯器ならエコキュートというように、それぞれ省エネ機能に優れた商品が注目されています。

そして、これからの給湯器は、今まで以上に省エネルギー、エコ、熱効率の良さなどが重視されていくことでしょう。

まとめ

給湯器が歩んできた歴史についてご紹介しました。
あらゆる分野の技術が進歩する原動力は、人々の「もっと便利な生活をしたい」と求める思いです。
給湯器も例外ではなく、快適にシャワーを浴びたい、もっと便利にお風呂に入りたいという思いとニーズから、より使いやすい形へと長い時間をかけて進歩し続けてきました。

古くから日本人の生活に馴染んでいる入浴という文化に寄り添う給湯器は、燃料事情や生活水準の変化、環境保護意識の高まりなど、いろいろな価値観やライフスタイルの変化に応じて、その機能を進化し続けています。
これからはどういった方向に進化していくのかという点にも注目しながら、自宅で使う給湯器も選んでいきたいですね。

2019-09-20

新しいスタンダード?! 「エコジョーズ」のメリット

私たちの毎日の生活に欠かせない給湯器は、現在ガス給湯器と電気給湯器を中心にさまざまな商品が各メーカーから販売されています。
その中でも、今後スタンダードになっていくとされているガス給湯器が「エコジョーズ」です。しかし、ほかのガス給湯器との違いなど具体的な部分についてはよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、エコジョーズを使うメリットや、ほかのガス給湯器と比べてどんな違いがあるのかご紹介します。

今注目の給湯器「エコジョーズ」のメリットとは?

これまでのガス給湯器に比べて熱効率がアップ!

ガス給湯器は、ガスを燃料にして火を使ってお湯を温めるという仕組みの給湯器ですが、その熱効率は従来のものだと約80%といわれています。
これは、ガスを使って点けた火のうち残り20%は排気熱となって無駄になってしまっているということを指しています。

一方でエコジョーズは、これまでは無駄になっていた排気熱も使ってお湯を温めるというシステムにより、これまで約80%だった熱効率を約95%にまでアップすることに成功しています。
そのため、エコジョーズはこれまでのガス給湯器よりもさらに効率的にお湯を供給できるのです。

ガス代の節約に役立つ?!

エコジョーズを使用することによって熱効率がアップすれば、お湯を温めるのに使うガスの量も少なく済むようになりますので、ガス代が節約できます。
また、給湯器を使用していないときの待機時間に消費する電力についても、これまでのガス給湯器に比べると大幅に節約できるようになります。
ガス代だけでなく、電気代も合わせて節約できるのはうれしいメリットです。

二酸化炭素の排出量が少ない!

北極や南極の氷山が溶けていくなど、世界中の環境に影響を与えているといわれている昨今の地球温暖化による異常気象。
その原因のひとつである二酸化炭素についても、エコジョーズはその排出量を減らすことに成功しています。
これまでのガス給湯器と比べて少ない二酸化炭素の排出量で、環境にも配慮しているのです。

エコジョーズを使うと本当に節約できるの?

エコジョーズを使うと本当に節約できるの?
これまでのガス給湯器に比べて、さまざまなメリットがあるエコジョーズですが、一番気になるのは「本当に節約になるのか」というところですよね。

エコジョーズがなぜガス代を節約できるほどにガスを使う量を減らせるのかというと、これまでは無駄になってしまっていた「排気熱」を活用できるシステムになっている点が主に挙げられます。
今までの給湯器では外に排気されていた熱い空気も使って水を温めることで、一度に消費するガスの量を減らしているのです。

こうしてガスの使用量を減らすことにより、エコジョーズを使っている場合と従来のガス給湯器を使っている場合を比較すると、1年でおよそ2万円以上もガス代を節約できるといわれています。
1ヶ月分に換算すると2千円近く節約できることになりますので、日頃の家計の助けとして目に見えてお得に感じられるのではないでしょうか?

まとめ

エコジョーズを使うメリットや、ほかのガス給湯器と比べてどんな違いがあるのかご紹介しました。
今後スタンダードになっていくとされている「エコジョーズ」が、これまでのガス給湯器とどう違うのかお分かりいただけたことと思います。

日頃の家計の助けとなるだけでなく、環境にも配慮されているエコジョーズは現在さまざまなメーカーから販売されていますので、ぜひ検討してみてくださいね。

2019-08-13

ガス給湯器の電源つけっぱなし(オン・オフ)は光熱費や電気代の節約に効果はある?

ガス給湯器はガスを使ってお湯を温めるという仕組みのため、 使用した分だけ光熱費や電気代がかかります。
そのため、毎月の光熱費を少しでも節約したいと考えたときに、給湯器を使っていないあいだは電源をつけっぱなしにせずにオフにしておいた方がよいのか気になりますよね。

そこで、今回はガス給湯器の電源つけっぱなし(オンとオフ)には光熱費や電気代の節約に効果があるのかどうかご紹介いたします。

ガス給湯器にはガス代の他に電気代もかかる!

ガス給湯器という名前だけ聞くと、使うときにはガス代だけがかかるように思ってしまいますよね。ですが実際にガス給湯器でお湯を沸かす時には、ガスのほかに電気も利用しています。
「ガス」給湯器なのに電気も利用する、その理由はガス給湯器の仕組みそのものにあります。

ガス給湯器がお湯を温める仕組みは、水道のパイプに水が流れているときにガスが着火し、パイプを加熱して中を通る水を温めるというものです。
最初に蛇口をひねると給湯器のセンサーが反応し、水が流れたことを感知してガスに火がつけられます。
さらに、指定された一定の温度にお湯の熱さが保たれるように管理してくれたり、一定以上の水量は給湯されないよう調節してくれるものもあります。

このように、ガスが着火するタイミングやお湯の温度、水量などを管理しているセンサーなどの仕組みは電気で動いています。
ガス給湯器ではガスを使ってお湯を温めるものの、給湯器そのものを動かしているのは主に電力なのです。
そのため、ガス給湯器を使う際にはガス代と電気代、その両方の料金が発生します。

ガス給湯器をつけっぱなしにしていると電気代がかかる?!

現在、大手のメーカーで作られているガス給湯器のほとんどは、使っていないときには火が完全に消えるシステムになっています。

給湯器自体の電源はついていても、実際にお湯が使われていないときにはガスが使われていないのです。
そのため、ガス代に関しては給湯器をつけっぱなしにしていても無駄遣いにはなりません。

一方で、ガス給湯器の電源をつけたままにしておくと、待機電力やセンサーなどの管理、画面表示などに利用する電力が必要なため電気代はかかっています。
こまめに給湯器の電源を切れば電気代の節約にはなりますが、実はそれで節約できる額は年間で数百円程度なのです。

給湯器を使わないときは電源を切るのがオススメ!

給湯器を使わないときは電源を切るのがオススメ

ガス給湯器の電源をこまめにオフにしても節約できるのが年間数百円程度であれば、できればつけっぱなしにしていたいと感じている方も多いかもしれません。

しかし、ガス給湯器関係の事故やトラブルを防ぐためにも、長時間使わないときは電源を切っておく方がよいでしょう。特に、夜眠る前や家を長く留守にするときなどは、きちんと電源が切れているか確認しておくと安心です。

さらに、給湯器を使っていないときは消すのを心がけることで、日頃の節約意識が高められて家庭全体の光熱費を抑えることにも繋がりますので習慣づけるようにしておくとよいでしょう。

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