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「健康・生活」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧
快適で安全な入浴のために介護保険を活用しよう!
一般的な家庭のお風呂では、入浴を介護するのは想像以上に体力も時間も必要になります。
また、介護をしてくれる家族へ負担をかけてしまうと思い、本人が気をつかってしまい遠慮がちになってしまうケースも多くみられます。
そんなときにぜひ利用して欲しいのが、介護保険の入浴サービスです。
要介護認定を受けていれば、各種サービスの利用負担額は1割から3割とかなり控えめな金額で利用できます。
そこで今回は、からだの状況に合わせたさまざまな形の入浴サービスをご紹介します。
福祉用具や住宅改修を利用して入浴しやすいお風呂に!
なるべく人の手は借りずに自分でお風呂に入りたい方や、設備が整っていれば自力で入浴できる状態の方であれば、介護保険を利用して福祉用具を購入したり、住宅改修を利用して浴室に手すりをつけたりといった方法がオススメです。
例えば、手すりと背もたれがついたシャワーチェアーも介護保険を利用した場合は、安価なものですと数千円ほどで購入できます。
さらに、浴槽近くの手すりや、お風呂の中で使う浴槽台という椅子なども、同じくらいの価格で購入できますので、お金がかかるからと無理をして何も使わずに介護を続けている方でも購入しやすいのではないでしょうか。
また、一度購入してしまえば壊れない限りずっと使用できますので、買って無駄になることはないでしょう。家族やヘルパーさんに手伝ってもらいながらの入浴も、こうした設備があるだけで随分楽になるはずです。
デイサービスやデイケアの入浴サービスを利用する
自宅での入浴は不安があるという場合には、デイサービスやデイケアなどの介護施設で入浴サービスを受ける方法があります。
施設ごとに浴室の仕様や費用は変わるので、まずは普段利用している施設やこれから利用したいと考えている施設に問い合わせてみましょう。
料金は介護度や利用する回数などでも変動しますが、デイサービスではほかのプログラムもあるため、それらとの兼ね合いと利用時間を考えながら相談していきましょう。
入浴だけではなく、ほかのレクリエーションや周囲の人との会話も楽しめるのが大きな利点です。
また、寝たきりなどで自宅の浴室を使うのが難しい状態の場合には、自宅に専用の浴槽を持ってきてもらった上で入浴することができる「訪問入浴」というサービスもあります。
まとめ
介護保険を利用したさまざまな入浴サービスについてご紹介しました。
料金は介護度や内容によって異なりますが、介護保険を利用したとしても各種入浴サービスを受けるには多少の費用はかかってしまいます。
しかし、その分ご家族の介護負担は減りますし、介護を受ける側の気持ちもずっと楽になるはずです。
ぜひ介護保険のサービスを利用して、我慢や負担をできる限り減らしながら毎日を過ごせるようにしてくださいね。
春や夏など暖かい季節も湯船に入るべき?
冬の寒い時期は湯船にしっかり浸かって温まるという方でも、気温が上がる春や夏はついシャワーで済ませてしまうという方も多いと思います。
しかし、実は暖かい季節でも湯船に入ったほうがよいことをご存知でしょうか?
今回は、春や夏の暖かい季節に入る湯船の効果についてご紹介します。
暖かい季節に入る湯船の効果とは?
まずは、春や夏の暖かい季節に入る湯船にはどんな効果があるのでしょうか?
気温が上がると起こりやすい夏バテ対策
暑い日が続くと起こりやすい夏バテ対策には、お風呂でぬるま湯に20〜30分浸かるのが効果的です。
ぬるま湯に浸かることで全身の血液循環が活発になり、汗をかくことで体内の老廃物が排出されます。
すると、体がだるく、食欲がなくなったりするなどの夏バテの症状を和らげることができます。
エアコンによる冷え性対策
毎晩しっかり湯船に浸かると、エアコンによる冷え性防止にも効果があります。
夏はもちろんですが、春でも気温が高い日はエアコンを入れた部屋で長時間過ごすこともあるかと思います。
しかし、エアコンの風にあたっていると血行が悪くなって冷え性の原因になることがありますので、暖かくても湯船にはしっかり入って対策しましょう。
睡眠前に湯船に浸かるとよく眠れる
気温が上がると外で過ごすイベントも多くなりますが、強い日差しに当たっていると体に疲れが溜まりやすくなるため、しっかりと睡眠をとることが大切です。
寝る前に湯船に浸かると眠りやすい状態になるだけでなく、リラックス効果が得られて質のよい睡眠をとることができます。
なお入浴は就寝直前ではなく、2時間くらい前に済ませておくのがオススメです。
このように、春や夏の暖かい季節でも入浴はさまざまな効果が得られますので、シャワーだけで済まさずにしっかりと湯船に入りましょう。
暖かい季節にオススメの入浴剤と入浴方法
暖かい季節でも、湯船に入るとさまざまな効果が得られることが分かりました。
ここでは、入浴の効果をさらに上げるオススメの入浴剤や入浴方法、注意点をご紹介します。
暑いときは清涼感のある入浴剤を
気温が上がる時期は暑くて湯船に入りたくないという方には、清涼感のある入浴剤がオススメです。
主にメントール系の成分が配合された入浴剤は、お風呂から出たあとに体がひんやりとして涼しく感じる効果が得られますので、暑い日でも快適に過ごせます。
また、ハッカ油(精油)を1〜2滴湯船にたらすだけでも、お風呂上がりにスーッとした清涼感を感じられるのでオススメです。
ぬるめのお湯でゆっくり半身浴
暑い日は湯船に無理して肩まで浸からず、ぬるめのお湯にみぞおちくらいまでゆっくりと浸かる半身浴もオススメです。
湯船に肩まで浸かるのに比べて暑さを感じにくいだけでなく、半身浴でも体内の血行をよくしたり、リラックスさせる効果が十分に得られます。
入浴前後は水分補給をしっかりと
気温が高い時期は、汗をかく量も増えて体内の水分が不足しがちです。水分が不足した状態で湯船に浸かってしまうと脱水症状になる危険がありますので、入浴の前後は必ず水分補給をしましょう。
まとめ
春や夏の暖かい季節に入る湯船の効果をご紹介いたしました。
夏バテや、日差しによる疲労対策には食事や運動と同様に入浴も大切なことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
湯船に浸かる前後はしっかりと水分を補給してから、暑い1日の疲れを癒すリラックスタイムを過ごしてくださいね。
ニキビ予防などを意識した洗顔に最適なお湯(水)の温度とは?
洗顔は、毎日の生活に欠かせない習慣の一つですよね。
使用する洗顔料や洗い方など、人によってさまざまなこだわりがあると思いますが、実は使用するお湯(水)の温度でも洗顔の効果が変わることをご存知でしょうか?
今回は、ニキビ予防などのことも意識した洗顔に最適なお湯(水)の温度についてご紹介いたします。
水や熱めのお湯での洗顔は避けるべき?
起床後に冷たい水や熱めのお湯で顔を洗って目を覚ますという方は多いと思います。しかし、実は水や熱めのお湯は洗顔に適した温度ではありません。
まずは、それぞれどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
水
水を使って顔を洗うと皮脂が固まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。そのため、汚れが毛穴の奥に詰まっていると肌荒れやニキビを起こす原因となります。
また、洗顔料などの成分が肌に残りやすくなり、かゆみや湿疹を起こすことがあります。
朝、目覚ましに顔を水で洗いたいという方は適温で洗顔したあと、最後に水を当てるようにしましょう。
熱めのお湯
39度以上の熱めのお湯で顔を洗うと、肌が乾燥し毛穴が目立つようになる原因となります。
さらに、体温よりも高い温度のお湯で洗うと肌に必要な成分まで落としてしまうだけでなく、低温やけどなどを起こすことがありますので注意が必要です。
特に冬場は、肌寒いからといって熱いお湯で洗顔するのは控えましょう。
洗顔に最適なお湯の温度は?
洗顔に最適なお湯の温度は、一般的には32度前後のぬるま湯がよいとされています。しかし正確には、お肌の状態によっても適した温度が異なります。
ここでは、お肌の状態別にオススメのお湯の温度をご紹介いたします。
乾燥肌
頬や口元などの乾燥が気になるという方には、30~34度のお湯がオススメです。
ぬるい温度で優しく洗顔することで肌の皮脂量や潤いを保ちます。しかし、洗ったあとのすすぎすぎも乾燥の原因になるため水を流すときは注意しましょう。
普通肌
肌が乾燥せずにしっとりしていて、皮脂と水分のバランスがよい普通肌には35度前後のお湯が適しています。
体温よりも温度が少し低いお湯で洗うことで、余分な皮脂などをほどよく洗い流せます。
オイリー肌
鼻やおでこなどのテカリの原因となる脂分を抑えるには36〜38度のお湯がオススメです。
オイリー肌の方は毛穴が開きやすく皮脂や汚れが溜まりやすいため、少し高めの温度設定でしっかりと洗顔しましょう。
余分な皮脂を落とすためにはしっかりと泡立てて顔を洗うことが大切です。
このように、洗顔に適したお湯の温度はお肌の状態によって異なりますので、まずはご自分の肌質がどれに当たるのか確認してみましょう。
まとめ
洗顔に最適なお湯の温度についてご紹介いたしました。
毎朝冷たい水で顔を洗っていたという方は、水がニキビなどの原因になることに驚かれたのではないでしょうか?
肌の状態やお悩みに合わせて適切な水温で洗顔しましょう。
適切な水温をご自身で設定することが難しい場合、給湯器によっては細かく給湯温度を設定できる機種もあるので、お使いの給湯器を確認してみてください。
美容・健康によい?! 白湯を飲む効果と作り方について
近年、美容や健康によいとして注目されている「白湯」をご存知でしょうか?
「白湯」は簡単にご家庭で作ることができ、日々の生活に手軽に取り入れられるのが魅力です。
今回は白湯を飲む効果や、作り方などをご紹介いたします。
昔から親しまれてきた「白湯」
「白湯」とは、普通の水道水を沸かしただけのお湯のことをいいます。
正式には沸騰したお湯を飲めるようになるまで冷ました状態のことを指し、「湯冷まし」とも呼ばれています。
水道水は一度沸騰させると塩素などの不純物が取り除かれ、口当たりがよくなり飲みやすくなります。
日本では昔から薬を飲むときに一緒に飲んだり、赤ちゃんや体が弱っている方でも負担なく水分補給ができる飲みものとして親しまれています。
また、インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」では、健康によい飲みものとして白湯を飲むことを古くから勧めていたそうです。
白湯の美容・健康への効果とは
それでは実際に、白湯にはどんな効果が期待できるのでしょうか?
体の基礎代謝が上がる
白湯を飲むと体の中が温められ、血流がよくなり基礎代謝が上がります。
体が温まることで肌の代謝も活発になり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに効果があるといわれています。
内臓機能の回復
白湯には内臓を温めてはたらきを活発にする効果があり、消化不良や胃もたれなどの改善にオススメです。
また、腸の機能も活発になるため、つらい便秘の解消に効果があります。
冷え性の改善
多くの方を悩ませている冷え性は、体内の血流が悪く体が冷えてしまうことが原因となります。
冷え性を改善するには、体内を温めて血流をよくする効果がある白湯を飲むのがオススメです。
デトックス効果
白湯は水道水と異なり、体が受け入れやすく必要な水分を補給することができます。
また、利尿作用も高まり、体の老廃物を外に出すはたらきが活発になるためデトックス効果が期待できます。
白湯はこれらの効果に加えて、体の代謝が上がることで脂肪を燃焼するはたらきが活発になるためダイエットにも効果的です。
ただし、飲み過ぎると体のむくみなどを起こす原因になりますので注意が必要です。
白湯の作り方と効果的な飲み方
ここでは、白湯の作り方と効果的な飲み方についてご紹介いたします。
まずは、水道水をやかんやポットに入れて、塩素などの不純物を取り除くために10〜15分ほど沸騰させ続けましょう。
その後、火を止めてお湯を約50〜60℃くらいまで冷ますだけで白湯の完成です。
白湯を飲むときは、たくさん飲めばよいというわけではありません。目安としては1日700〜800ml程度の量にしておきましょう。
また、一度に飲むのではなく、朝の起床後、昼と夜の食事中の3回に分けて、ゆっくりと10分ほど時間をかけて飲むとより効果が得られます。
さらに、カットしたレモンの汁を白湯に入れたり、しょうがをスライスしてやかんやポットに入れておくなど、ちょっとしたアレンジで風味が加わり飲みやすくなりますので、長く続けたい方にもオススメです。
白湯の効果や作り方などをご紹介いたしました。
白湯が体にもたらすさまざまな効果がお分かりいただけたのではないでしょうか?
ご家庭で簡単に作ることができますので、ぜひ白湯を生活に取り入れて試してみてくださいね。
介護がしやすいお風呂にリフォームするポイント
日々の入浴を心や体を癒すリラックスタイムと捉えている方も多いのではないでしょうか?
「命の洗濯」とも呼ばれるお風呂ですから、誰しも快適に入浴したいもの。
ご家族に介護が必要な方がいる場合も、ストレスなく入浴してもらいたいですよね。また、介護をする側にとってもスムーズにお手伝いできるようなお風呂が理想的です。
今回は、介護がしやすいお風呂へリフォームするにはどんな点に気を配るべきかご紹介します。
入浴時の注意点
まずは、入浴時の注意点を確認しておきましょう。
転倒に注意
誰しも一度はお風呂の床で滑ってしまった経験があるのではないでしょうか。
お風呂の床はとても滑りやすいため、転倒しないように注意が必要です。
濡れている床はもちろんですが、泡が流しきれていないとさらに滑りやすくなるので気を付けましょう。
ヒートショック
ヒートショックとは急激な温度変化により血圧が大きく変動し、体に負担がかかる健康被害のことで、最悪の場合は死に至ることもあります。
特に冬場は脱衣所や浴室が冷え込むため、熱い湯が張られたお風呂に急に入るとヒートショックを起こしてしまう危険が高まります。
ヒートショックを防ぐには、事前に浴室や体をあたためておくなどの対策が必要です。
適切なリフォームで介護しやすいお風呂へ
介護しやすいお風呂とは、バリアフリーであることはもちろんのこと、入浴される方の身体的状況に応じた工夫や利便性を高めたお風呂のことを指します。
リフォームする前に、まずは実際に利用する方の健康状態や現在の状況、今後予想されることなどをチェックしておきましょう。
ここではリフォームする際、特に気を配りたい点をまとめました。
浴室への移動・出入り
足元が不安な場合は浴室の段差をできるだけなくすのはもちろん、間口を広げて車椅子などでも入りやすくしたり、扉を引き戸にしたりといった工夫が大切です。
また、床の滑り止め施工や、手すりを設置すると安心です。
脱衣所・浴室の温度管理
急激な温度変化によって起こるヒートショックを防ぐためには、脱衣所や浴室をあたためておくことが大切です。
浴室暖房乾燥機などを取り入れ、入浴する前に脱衣所や浴室との温度差を減らしましょう。
浴槽の高さ
浴槽の縁が高いと、足が不自由な方が入浴の際に浴槽を跨ぐときや、もしくは介護者が体を支えて入浴させるときに大きな負担となります。
そうした状況が予想される場合は、浴槽を縁の低いものへリフォームしたり縦型の手すりを用意するなど、体を支える補助となるものを取り付けることをおすすめします。
介護のための浴室リフォームは、申請すれば各自治体から介護保険が支給されることがあります。
こうした制度も賢く利用して、介護しやすい快適なお風呂へのリフォームも検討してみてはいかがでしょうか。
お風呂をもっと楽しむ! バスタイムに使える人気グッズ
お風呂にゆっくり浸かって過ごすバスタイムは、毎日の疲れを癒やしてくれる大切な時間です。
普通に入浴するだけでも充分リラックスできるかと思いますが、バスグッズを使えばよりお風呂の時間を楽しめます。
バスタイムをさらに特別な時間にしたい方は、ぜひ今回ご紹介するバスグッズを活用してみてください!
心も体もリフレッシュできるバスグッズ
お風呂に浸かって心も体もリフレッシュしたいときに使えるバスグッズは、さまざまな種類のものが販売されています。
ここでは、その中でも特に人気のバスグッズをご紹介いたします。
じっくりとお風呂が楽しめるバスピロー
近頃は浅めのバスタブが多く、体の力を抜き寝そべるようにお風呂に入っていると「首に負担がかかってつらい」という人も多いと思います。
そんな方にオススメしたいのがバスピローです。
その名の通りお風呂場で使える枕で、ネックピローのように首元を乗せて頭を支えるタイプのものや、枕タイプのものがあります。
首への負担を解消し、じっくりお風呂を楽しみたい方はぜひ利用してみてください。
キャンドルを置くように楽しめるバスライト
キャンドルのゆらゆらとした炎の光には癒し効果があるといわれていますが、光を求めるためにキャンドルをわざわざお風呂に持ち込むのは少し気を使いますよね。
しかし、最近では本物の火の揺らぎを忠実に再現できるキャンドル型のバスライトが人気を集めています。火を使わずスイッチをつけるだけで、キャンドルのような光の効果を安全に楽しむことができます。
キャンドル型以外でも、好きなアロマオイルを入れて香りを楽しめるバスライトや、プラネタリウムのように天井へ星空を投影してくれるバスライトもあります。
デザインや大きさ、機能も多種多様にありますので、ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。
お風呂でゆっくり読書を楽しみたい方に便利なバスグッズ
長時間の半身浴のお供として読書をしたいという方もいらっしゃると思います。
お風呂では、できるだけ本を濡らさず、湿気からも守りたいですよね。
本を濡らさず湿気からも守るには、お風呂に浮かべて使えるビニール素材のブックスタンドや、完全防水型のブックケースなどを利用することで読書が快適に楽しめます。
また、ブックスタンドだけでは足りないという方は、バスタブの幅に合わせて調節できるバスタブトレーが便利です。
バスタブトレーは小さな机のような形になるため、本だけではなくタブレットやスマートフォン、ちょっとした飲みものやおやつなども乗せられ、お風呂で長い時間を過ごす方には特にオススメです。
電子書籍で快適バスタイムも
お風呂に紙の書籍を持ち込んで、あやまって浴槽に落としてしまったという方もいらっしゃると思います。
そんな方には電子書籍もオススメです。
完全防水型タブレットやスマートフォンであれば、不注意で濡らしてしまった場合も、壊れたり汚れたりしないため安心して読書に励めます。
さらに機能によってはテレビや動画、音楽の再生も可能なので、自分の気分に合わせてゆっくりとしたバスタイムを過ごすことができます。
また、現在利用しているタブレットやスマートフォンがあれば、それを保護する防水グッズを利用してお風呂場に持ち込むことができます。
ただし、防水加工をしていない電子機器は湿気に弱いものも多いため、利用には注意しましょう。
便利なアイテムが次々発売されているバスグッズの中でも、特に人気の高いグッズをご紹介いたしました。
普段はシャワーで済ませているという方も、色々なバスグッズとともにのんびりバスタイムを楽しんでみませんか?
体温が上がる飲酒後(アルコール摂取後)のお風呂や入浴が危険な理由とは?
お酒を飲んだあとにお風呂に入る危険性は想像に難くないですよね。
酔ってふらついた状態で、浴室で足を滑らせ転倒したり、さまざまな怪我の可能性が考えられます。
しかし、怪我以外にも危ないといわれている理由があることをご存知でしょうか?
今回は体温が上がる飲酒後(アルコール摂取後)の入浴の危険性についてご紹介いたします。
飲酒後のお風呂でさらに酔っ払う?
飲酒後にお風呂に入ると、体へどんな影響があるのでしょうか?
お酒を飲みアルコールが回ると、体温が上がって体が温まりますよね。
さらに、お風呂に入っても同様に体温が上がり、体が温まります。
つまり、お酒を飲んだ状態でお風呂に入ると、体温が上がって活性化する血液の循環がよくなりすぎてしまい、ますます酔いが回ってしまうのです。
そして、血流に乱れが生じ血液が全身へ必要以上に回ることで、心臓や脳へ送られる血液が急激に減少します。
その結果、心臓発作や脳貧血、不整脈などを引き起こす危険性が高まるともいわれています。
飲酒後のお風呂で気を失うことも!
飲酒してお風呂に入るのが危険といわれている理由は、体温が上がることだけではありません。
飲酒と入浴のもう一つの共通点には、血圧が下がるという点があります。
飲酒してお風呂に入る相乗効果によって血圧が下がり、入浴中に気を失って浴槽で溺れてしまうケースが少なくありません。
入浴中に気を失うと、命にかかわる事故につながる危険性もあることを覚えておきましょう。
二日酔いはお風呂に入っても治らない?
よく二日酔いから回復するためにお風呂に入る方がいらっしゃいますが、この方法は大きな間違いです。
まずお酒には利尿作用があり、飲酒するとトイレが近くなります。
さらに、お酒は飲んだ量以上に体内の水分が尿となって排泄されてしまうため、お酒を飲んでいても水分補給にはならないのです。
そのため、二日酔いのときは体の水分も不足しているうえ、お風呂で汗を流すことでさらに水分が失われてしまい、脱水症状を起こす可能性があります。
またお風呂やサウナなどで汗を流しても、アルコールは分解されません。
二日酔い解消のためにお風呂で汗を流す行為は、かえって体に負担をかけてしまうのです。
飲酒後のお風呂は危険です!
飲酒後のお風呂は、アルコールの分解を妨げる可能性もあります。
人間は摂取したアルコールを肝臓で分解します。
しかし、お風呂に入ることで血液が全身に回って分散されたり、汗が出て体内の水分が不足してしまうと、アルコールを分解する肝臓のはたらきが低下し、いつまでもお酒が体に残ってしまうのです。
飲酒後の入浴は避けるべきですが、もしもお風呂に入る場合は最低でも2〜3時間以上はあけ、しっかりと水分補給をしてから入りましょう。
飲酒後の入浴は、老若男女に関係なくとても危険です。
「お酒を飲んだあとのお風呂は危ない」という意識をしっかりと持ち、上手にお酒と付き合っていきましょう。
健康によいお風呂の入り方って?
普段なにげなく入っている人も多いお風呂。
お湯の温度や湯船に浸かる時間など、なんとなく決めている人も多いかもしれません。
お風呂といえば体を洗うだけではなく、1日の疲れを落としリフレッシュする時間でもあります。
しかしお風呂の入り方を少し意識するだけで、さらなる疲労回復やリラックス効果を得ることができます。
今回は、お風呂の効果と健康によい入り方をご紹介いたします。
お風呂の健康への効果
まずはお風呂には健康面でどんな効果があるのでしょうか。
温熱作用
お風呂に入るとお湯で体が温まり体温が上昇します。すると全身の血管が拡がり血液の流れがよくなり、新陳代謝が活発になります。
私たちの体には体内の老廃物や疲労に関わる物質を血液に排出しそこから各器官へ送り出し処理する仕組みがあるため、血液の流れがよくなることにより疲労が回復しやすくなるのです。
水圧作用
足がむくんだ夜にお風呂に入るとむくみが取れて楽になったという経験をしたことがある人もいらっしゃるかもしれません。それにはお風呂の水圧が影響しています。
湯船に浸かると体や血管に水圧がかかり、手足に溜まっていた血液が心臓に戻されます。
すると血液の循環が促進され、むくみの解消につながるのです。
この効果を得るには、肩までしっかりと湯船に浸かることが大切です。
浮力作用
プールで体の力を抜くと水面に体が浮き上がりますよね。それを「浮力作用」と言い、実は同じ作用がお風呂の浴槽でも働いています。
お風呂に入ると浮力のおかげで体重が約10分の1程度になり、普段体重を支えている足腰や筋肉への負担も軽減されます。
またその影響で体の緊張がほぐれてリラックス効果も得られるのです。
お風呂から出たあと、なんだか疲れも取れてスッキリするのはちゃんとした理由があるのですね。
お風呂の健康的な入り方
それでは、より健康的で美容にもよいといわれているお風呂の入り方とはどんな方法なのでしょうか?
1.食後すぐのお風呂は避ける
お風呂に入る30分前までには食事を済ませましょう。
食後は食べたものを消化するため、胃や腸などの消化器に血液が集まります。
食後すぐにお風呂に入ってしまうと、消化器に集まっている血液が身体中に分散してしまうため消化不良を起こす可能性があります。
2.お風呂の前にコップ一杯の水を飲んでおく
お風呂に入ると汗をかき水分を失います。体の水分が足りないと脱水症状などを起こす原因となるので、お風呂に入る前にコップ一杯の水を飲んでおきましょう。
また事前に水分を補給しておくことで汗をかきやすくなり、体内の老廃物を外に出すサポートにも繋がりますので、健康や美容にも効果的です。
3.お湯に少しずつ体をつからせる
湯船につかる際は水圧や急激な温度の変化で体に負担をかけないように、少しずつ体をお湯に慣らしてから入りましょう。
まずかけ湯かシャワーでサッと体を流し、次に腰あたりまでお湯につかりお1〜2分ほど体を慣らします。最後にゆっくりと肩まで湯船に入るとよいとされています。
4.体を洗って再び湯船につかる
湯船につかり温まってから体を洗うと、毛穴に詰まっている汚れや皮脂が浮いて汚れが落としやすくなります。
また体を洗い終わったら再び湯船につかり、足や下半身をマッサージすると疲れがとれやすく、リラックス効果も上がるのでオススメです。
5.お風呂から上がったあとは
お風呂上がりは体の水分を失っていますので、水分補給を十分しましょう。
また肌も乾燥しやすくなっているため、化粧水や保湿クリームなどを使ってケアしておくことも大切です。
お風呂の入り方に少し気を配るだけで、より健康的で美容にもよい入浴時間になることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ご紹介した方法は特別な道具などは一切必要なく、今日からすぐに実践できますので、ゆっくりとお風呂に入ってリラックスしてくださいね。