Health/Life

「健康・生活」に関する給湯器・お風呂の情報 記事一覧

2019-09-10

お風呂の健康への効果とリラックスできる理由

日本人の生活には欠かせないお風呂。
毎日きちんとお風呂に入るのは健康によいとされるほかにも、入浴は一日の疲れを取ってリラックスできるといわれていますが、なぜこのような効果が得られるのかご存知でしょうか?

今回は、お風呂に入って得られる健康効果や、リラックスできる理由についてご紹介します。

お風呂に入ると得られる健康効果

お風呂に入ることで得られる健康への効果はたくさんあります。
その中でも、入浴で体内の代謝が活発になりデトックス効果があることや、湯船の中で身体の緊張がほぐれリラックスできるなど広く知られていることも多いですよね。

そもそも人間の身体は、体温の違いで大きく調子が変化するとされています。
基本的には平熱の範囲内であれば体温が高めであるほど健康にはよく、逆に体温が下がってしまうと消費するカロリーや免疫力が下がってしまうほか、体内の酵素のはたらきも悪くなり肥満やさまざまな病気、体調不良の原因にもなります。

そのため、お風呂に入ってしっかり身体を温めるだけで健康へよい効果が期待できるのです。

お風呂でリラックスできる主な理由は「副交感神経」にあり!

お風呂でリラックスできる主な理由
入浴には心身をリラックスさせる効果があるともいわれています。その理由にはいくつか考えられますが、一番大きいのはぬるめのお湯で入浴することで副交感神経を優位にできることでしょう。

ぬるめのお湯とは、具体的には40℃から41℃ほどの温度を指します。これくらいの温度で沸かしたお風呂に入ると身体の活動を活発にさせる交感神経が休まり、逆にリラックスさせる役割を持つ副交感神経が強くはたらき始めます。

すると、精神的にもリラックスできるほか内臓の消化機能が活性化するなど、身体全体が休むためのモードに切り替わるのです。
また、ぬるめのお湯とはいえもちろん体温よりは高いので、身体を温める効果もあります。

体温が上がると疲労の回復も早くなるため、疲れた日にはしっかりお風呂に入るのがオススメです。翌日に疲れが響きにくくなります。

しっかりリラックスするための入浴のコツ

お風呂に入って得られる健康効果や、リラックスできる理由についてご紹介しました。
入浴にはいろいろなメリットがありますが、ただお風呂に入ればいいというわけではありません。その効果を最大限に引き出すためにはいくつかのコツがあります。

その中でも特に気をつけたいのが、「入浴時間はほどほどで切り上げる」ことです。
入浴中、顔に汗をかきはじめたらしっかり身体が温まっている証拠。時間にすると10分から15分くらいですが、それが湯船を出るタイミングです。

それよりも長く入っているとかえって身体の負担となってしまうこともあるので、気持ちよくても長風呂には注意して入浴を楽しみましょう!

2019-08-29

炭酸水や牛乳は?! 美容やダイエットにも最適なお風呂上がりにオススメの飲み物とは?

お風呂上がりの一杯といえば、喉越しのいい炭酸飲料・炭酸水やビールなどを飲むという方が多くいらっしゃいます。そのほかには、よく銭湯や温泉で売られている瓶牛乳も定番ですよね。
しかし、実はお風呂上がりに飲むと身体に負担をかけてしまう飲み物もあるため注意が必要です。

そこで今回は、美容やダイエットにも最適なお風呂上がりにオススメの飲み物や、あまりオススメできない飲み物をご紹介します。

お風呂上がりにオススメの飲み物

お風呂上がりは基本的に身体が汗をかいて水分を失っていますので、飲み物を飲んで水分補給をしっかり行なうのが大切です。
ここでは、お風呂上がりにオススメの飲み物を見ていきましょう。

白湯

白湯は沸騰したお湯を飲める温度にまで冷ましたもので、冷たい飲み物に比べて水分を失った身体に吸収されやすいためオススメです。
胃腸への負担が少なく、ダイエットにも効果があるといわれています。

ミネラルウォーター

ミネラル分を豊富に含んだミネラルウォーターもお風呂上がりにオススメです。冷やさず常温で飲むことで、身体に負担をかけずに水分補給できます。

温かいハーブティー

温かいハーブティーにはリラックス効果があり、お風呂上がりに飲むと体の緊張をほどいて眠りやすくさせてくれます。
ビタミンを豊富に含むローズヒップやお茶もオススメですが、こちらはコーヒーと同じように利尿作用があるため飲み過ぎには注意しましょう。

そのほかにも、疲労回復に効果がある炭酸水や、美容やダイエットにも最適な豆乳などがお風呂上がりの飲み物にオススメですが、いずれも常温もしくは温かくして飲むのがポイントです。

お風呂上がりにあまりオススメできない飲み物

お風呂上がりにあまりオススメできない飲み物
ここでは、お風呂上がりの水分補給にはあまりオススメできない飲み物を挙げていきます。これまでお風呂から出たあとに飲んでしまっていたという方は今後注意しましょう。

牛乳

銭湯や温泉でよく販売されている牛乳は、実はお風呂上がりの飲み物としてはあまりオススメできません。
牛乳は栄養を豊富に含む身体によい飲み物ですが、冷たくした状態で飲むことが多いためお風呂で温まった体温を下げてしまい、身体に負担をかけてしまう恐れがあります。
そのため、牛乳は朝に飲むなどお風呂上がり以外のタイミングを選ぶことをオススメします。

ジュース

ジュースもお風呂上がりにはあまりオススメできません。ジュースに多く含まれている糖分がお風呂上がりの身体に取り込まれると、血糖値が上昇して血液がドロドロになる可能性があります。
炭酸飲料も糖分が多いコーラやサイダーなどは避けて、炭酸水など無糖のものを選ぶようにしましょう。

お酒

ビールなどのお酒もお風呂上がりは飲むのを避けるようにしましょう。お酒に含まれるアルコールは利尿作用が強く、お風呂上がりに飲むと水分補給どころか逆に水分を失い、血液がドロドロになってしまう恐れがあります。
また、お風呂に入って血行がよくなった身体にアルコールが入ると高血圧などを起こすリスクもあります。

お風呂上がりの水分補給は自分に合った飲み物を選ぼう!

お風呂上がりにオススメの飲み物や、あまりオススメできない飲み物をご紹介しました。
お酒やジュースをお風呂上がりに飲むと身体に負担がかかることがありますので、これまで飲んでしまっていたという方は健康を保つためにも控えるようにしましょう。

お風呂から出たあとは白湯やハーブティーなどの温かい飲み物か、常温のミネラルウォーターなどを選ぶと身体に負担をかけずにしっかりと水分補給ができます。
ダイエットやリラックス効果が得られるものもありますので、今回ご紹介したオススメの飲み物を参考にして自分に合ったものを選びましょう。

2019-07-31

サウナ後の水風呂で健康的な身体に? 水風呂の効果とデメリット(危険性・注意点)

スーパー銭湯や温泉などでは、よく湯船やサウナに入ったあとは水風呂に入るという方がいらっしゃいます。
水風呂に入ると涼しい気分になりますが、湯船やサウナで温まった身体を冷やすのはどんな効果があるのかご存知でしょうか?

今回は、サウナ後の水風呂の効果やデメリット(危険性・注意点)についてご紹介します。

水風呂の効果とは?

身体の免疫力向上・風邪防止

水風呂に入ることで身体の免疫力を向上させ、風邪を予防できるだけでなく花粉症やアトピーなどを緩和させる効果があるといわれています。これは水風呂に入ることで身体が冷たい水に負けないように温める力が働き、その結果免疫力の向上につながっています。

血管が収縮して美肌に!

水風呂に入ると、湯船やサウナで温まった体内で膨張した血管が反対に収縮していきます。すると、血液が活性化して新陳代謝がよくなり、老廃物が除去されて美肌効果が得られます。
さらに、水風呂に浸かることで肌と毛穴が引き締まり、シワやたるみをケアすることができます。

脂肪燃焼でダイエット効果も

水風呂に入ると、温まった身体が冷やされて体温が下がります。すると、体内では体温を上げようとする働きが起こり、このときに脂肪がエネルギーとなって温めようとします。そのため、水風呂は脂肪燃焼の効果がありダイエットにも最適です。

そのほかにも、水風呂にはストレスや不規則な生活習慣で乱れた自律神経を整えるなど、さまざまな効果があります。

健康的に水風呂の効果を得る入り方

一般的に水風呂と、湯船やサウナに交互に入る「温冷交代浴」は多くの方がスーパー銭湯や温泉で実践している方法です。
しかし、温冷交代浴のポイントを知らずに、何となく交互に入っている方は多いのではないでしょうか?

温冷交代浴を行なうときは、水分不足にならないように水を必ず一杯は飲んでおきます。
次に、温泉やサウナには無理に長い時間入るなど決して無理はせず1回数分で出て、水風呂に1分ほど浸かります。これを3回~5回ほど繰り返すと、自律神経が整ったり、むくみの解消など美容や健康に良いとされています。

また、水風呂は冷たくて苦手だという方は、シャワーで冷水を浴びるだけでも効果があります。こちらは自宅でも行なうことができますので、スーパー銭湯や温泉に行かなくても手軽に健康効果を得ることができます。

心臓に負担も? 水風呂の注意点

水風呂の注意点
水風呂はさまざまな健康効果を得ることができる一方で、いくつか注意点もあります。

サウナや温泉から出たあと、水風呂に入るときは足の先からゆっくりと浸かるようにしましょう。
よくいきなり全身で浸かる方もいらっしゃいますが、実は身体、特に心臓に大きな負担がかかって危険な場合があります。足や腕など、なるべく心臓に遠いところから浸かるようにしましょう。無理に冷水には入らず、膝下まで浸かるようにするなど、自分のやりやすい方法を開拓していくのもいいかもしれません。

特に体調が悪いときに温冷交代浴を行なうとさらに悪化してしまう恐れがありますので注意が必要です。
そして、高血圧の方や心臓や肝疾患など持病をお持ちの方は、水風呂に入ると負担がかかって危険ですので控えてください。

まとめ

水風呂の効果や注意点についてご紹介しました。
水風呂は夏の暑い時期は涼しい気分になれるだけでなく、さまざまな健康効果があるのでおすすめですが、入るときは注意点をしっかり守らないと身体に負担をかけてしまいます。
また、水風呂から出たあとは、風邪をひかないように注意してください。

今回ご紹介した水風呂の入り方を参考にして、毎日の生活を健康的に過ごしましょう!

2019-07-11

快適で安全な入浴のために介護保険を活用しよう!

一般的な家庭のお風呂では、入浴を介護するのは想像以上に体力も時間も必要になります。
また、介護をしてくれる家族へ負担をかけてしまうと思い、本人が気をつかってしまい遠慮がちになってしまうケースも多くみられます。

そんなときにぜひ利用して欲しいのが、介護保険の入浴サービスです。
要介護認定を受けていれば、各種サービスの利用負担額は1割から3割とかなり控えめな金額で利用できます。

そこで今回は、からだの状況に合わせたさまざまな形の入浴サービスをご紹介します。

福祉用具や住宅改修を利用して入浴しやすいお風呂に!

なるべく人の手は借りずに自分でお風呂に入りたい方や、設備が整っていれば自力で入浴できる状態の方であれば、介護保険を利用して福祉用具を購入したり、住宅改修を利用して浴室に手すりをつけたりといった方法がオススメです。

例えば、手すりと背もたれがついたシャワーチェアーも介護保険を利用した場合は、安価なものですと数千円ほどで購入できます。
さらに、浴槽近くの手すりや、お風呂の中で使う浴槽台という椅子なども、同じくらいの価格で購入できますので、お金がかかるからと無理をして何も使わずに介護を続けている方でも購入しやすいのではないでしょうか。

また、一度購入してしまえば壊れない限りずっと使用できますので、買って無駄になることはないでしょう。家族やヘルパーさんに手伝ってもらいながらの入浴も、こうした設備があるだけで随分楽になるはずです。

デイサービスやデイケアの入浴サービスを利用する

自宅での入浴は不安があるという場合には、デイサービスやデイケアなどの介護施設で入浴サービスを受ける方法があります。
施設ごとに浴室の仕様や費用は変わるので、まずは普段利用している施設やこれから利用したいと考えている施設に問い合わせてみましょう。

料金は介護度や利用する回数などでも変動しますが、デイサービスではほかのプログラムもあるため、それらとの兼ね合いと利用時間を考えながら相談していきましょう。
入浴だけではなく、ほかのレクリエーションや周囲の人との会話も楽しめるのが大きな利点です。

また、寝たきりなどで自宅の浴室を使うのが難しい状態の場合には、自宅に専用の浴槽を持ってきてもらった上で入浴することができる「訪問入浴」というサービスもあります。

まとめ

まとめ
介護保険を利用したさまざまな入浴サービスについてご紹介しました。

料金は介護度や内容によって異なりますが、介護保険を利用したとしても各種入浴サービスを受けるには多少の費用はかかってしまいます。
しかし、その分ご家族の介護負担は減りますし、介護を受ける側の気持ちもずっと楽になるはずです。

ぜひ介護保険のサービスを利用して、我慢や負担をできる限り減らしながら毎日を過ごせるようにしてくださいね。

2019-04-23

春や夏など暖かい季節も湯船に入るべき?

冬の寒い時期は湯船にしっかり浸かって温まるという方でも、気温が上がる春や夏はついシャワーで済ませてしまうという方も多いと思います。
しかし、実は暖かい季節でも湯船に入ったほうがよいことをご存知でしょうか?

今回は、春や夏の暖かい季節に入る湯船の効果についてご紹介します。

暖かい季節に入る湯船の効果とは?

まずは、春や夏の暖かい季節に入る湯船にはどんな効果があるのでしょうか?

気温が上がると起こりやすい夏バテ対策

暑い日が続くと起こりやすい夏バテ対策には、お風呂でぬるま湯に20〜30分浸かるのが効果的です。
ぬるま湯に浸かることで全身の血液循環が活発になり、汗をかくことで体内の老廃物が排出されます。
すると、体がだるく、食欲がなくなったりするなどの夏バテの症状を和らげることができます。

エアコンによる冷え性対策

毎晩しっかり湯船に浸かると、エアコンによる冷え性防止にも効果があります。
夏はもちろんですが、春でも気温が高い日はエアコンを入れた部屋で長時間過ごすこともあるかと思います。
しかし、エアコンの風にあたっていると血行が悪くなって冷え性の原因になることがありますので、暖かくても湯船にはしっかり入って対策しましょう。

睡眠前に湯船に浸かるとよく眠れる

気温が上がると外で過ごすイベントも多くなりますが、強い日差しに当たっていると体に疲れが溜まりやすくなるため、しっかりと睡眠をとることが大切です。
寝る前に湯船に浸かると眠りやすい状態になるだけでなく、リラックス効果が得られて質のよい睡眠をとることができます。
なお入浴は就寝直前ではなく、2時間くらい前に済ませておくのがオススメです。

このように、春や夏の暖かい季節でも入浴はさまざまな効果が得られますので、シャワーだけで済まさずにしっかりと湯船に入りましょう。

暖かい季節にオススメの入浴剤と入浴方法

清涼感のある入浴剤
暖かい季節でも、湯船に入るとさまざまな効果が得られることが分かりました。
ここでは、入浴の効果をさらに上げるオススメの入浴剤や入浴方法、注意点をご紹介します。

暑いときは清涼感のある入浴剤を

気温が上がる時期は暑くて湯船に入りたくないという方には、清涼感のある入浴剤がオススメです。
主にメントール系の成分が配合された入浴剤は、お風呂から出たあとに体がひんやりとして涼しく感じる効果が得られますので、暑い日でも快適に過ごせます。
また、ハッカ油(精油)を1〜2滴湯船にたらすだけでも、お風呂上がりにスーッとした清涼感を感じられるのでオススメです。

ぬるめのお湯でゆっくり半身浴

暑い日は湯船に無理して肩まで浸からず、ぬるめのお湯にみぞおちくらいまでゆっくりと浸かる半身浴もオススメです。
湯船に肩まで浸かるのに比べて暑さを感じにくいだけでなく、半身浴でも体内の血行をよくしたり、リラックスさせる効果が十分に得られます。

入浴前後は水分補給をしっかりと

気温が高い時期は、汗をかく量も増えて体内の水分が不足しがちです。水分が不足した状態で湯船に浸かってしまうと脱水症状になる危険がありますので、入浴の前後は必ず水分補給をしましょう。

まとめ

春や夏の暖かい季節に入る湯船の効果をご紹介いたしました。
夏バテや、日差しによる疲労対策には食事や運動と同様に入浴も大切なことがお分かりいただけたのではないでしょうか?

湯船に浸かる前後はしっかりと水分を補給してから、暑い1日の疲れを癒すリラックスタイムを過ごしてくださいね。

2019-03-28

ニキビ予防などを意識した洗顔に最適なお湯(水)の温度とは?

洗顔は、毎日の生活に欠かせない習慣の一つですよね。
使用する洗顔料や洗い方など、人によってさまざまなこだわりがあると思いますが、実は使用するお湯(水)の温度でも洗顔の効果が変わることをご存知でしょうか?

今回は、ニキビ予防などのことも意識した洗顔に最適なお湯(水)の温度についてご紹介いたします。

水や熱めのお湯での洗顔は避けるべき?

起床後に冷たい水や熱めのお湯で顔を洗って目を覚ますという方は多いと思います。しかし、実は水や熱めのお湯は洗顔に適した温度ではありません。
まずは、それぞれどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

水を使って顔を洗うと皮脂が固まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。そのため、汚れが毛穴の奥に詰まっていると肌荒れやニキビを起こす原因となります。
また、洗顔料などの成分が肌に残りやすくなり、かゆみや湿疹を起こすことがあります。
朝、目覚ましに顔を水で洗いたいという方は適温で洗顔したあと、最後に水を当てるようにしましょう。

熱めのお湯

39度以上の熱めのお湯で顔を洗うと、肌が乾燥し毛穴が目立つようになる原因となります。
さらに、体温よりも高い温度のお湯で洗うと肌に必要な成分まで落としてしまうだけでなく、低温やけどなどを起こすことがありますので注意が必要です。
特に冬場は、肌寒いからといって熱いお湯で洗顔するのは控えましょう。

洗顔に最適なお湯の温度は?

洗顔に最適なお湯の温度は?
洗顔に最適なお湯の温度は、一般的には32度前後のぬるま湯がよいとされています。しかし正確には、お肌の状態によっても適した温度が異なります。
ここでは、お肌の状態別にオススメのお湯の温度をご紹介いたします。

乾燥肌

頬や口元などの乾燥が気になるという方には、30~34度のお湯がオススメです。
ぬるい温度で優しく洗顔することで肌の皮脂量や潤いを保ちます。しかし、洗ったあとのすすぎすぎも乾燥の原因になるため水を流すときは注意しましょう。

普通肌

肌が乾燥せずにしっとりしていて、皮脂と水分のバランスがよい普通肌には35度前後のお湯が適しています。
体温よりも温度が少し低いお湯で洗うことで、余分な皮脂などをほどよく洗い流せます。

オイリー肌

鼻やおでこなどのテカリの原因となる脂分を抑えるには36〜38度のお湯がオススメです。
オイリー肌の方は毛穴が開きやすく皮脂や汚れが溜まりやすいため、少し高めの温度設定でしっかりと洗顔しましょう。
余分な皮脂を落とすためにはしっかりと泡立てて顔を洗うことが大切です。

このように、洗顔に適したお湯の温度はお肌の状態によって異なりますので、まずはご自分の肌質がどれに当たるのか確認してみましょう。

まとめ

洗顔に最適なお湯の温度についてご紹介いたしました。
毎朝冷たい水で顔を洗っていたという方は、水がニキビなどの原因になることに驚かれたのではないでしょうか?

肌の状態やお悩みに合わせて適切な水温で洗顔しましょう。
適切な水温をご自身で設定することが難しい場合、給湯器によっては細かく給湯温度を設定できる機種もあるので、お使いの給湯器を確認してみてください。

2019-01-30

美容・健康によい?! 白湯を飲む効果と作り方について

近年、美容や健康によいとして注目されている「白湯」をご存知でしょうか?
「白湯」は簡単にご家庭で作ることができ、日々の生活に手軽に取り入れられるのが魅力です。

今回は白湯を飲む効果や、作り方などをご紹介いたします。

昔から親しまれてきた「白湯」

「白湯」とは、普通の水道水を沸かしただけのお湯のことをいいます。
正式には沸騰したお湯を飲めるようになるまで冷ました状態のことを指し、「湯冷まし」とも呼ばれています。

水道水は一度沸騰させると塩素などの不純物が取り除かれ、口当たりがよくなり飲みやすくなります。

日本では昔から薬を飲むときに一緒に飲んだり、赤ちゃんや体が弱っている方でも負担なく水分補給ができる飲みものとして親しまれています。
また、インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」では、健康によい飲みものとして白湯を飲むことを古くから勧めていたそうです。

白湯の美容・健康への効果とは

それでは実際に、白湯にはどんな効果が期待できるのでしょうか?

体の基礎代謝が上がる

白湯を飲むと体の中が温められ、血流がよくなり基礎代謝が上がります。
体が温まることで肌の代謝も活発になり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに効果があるといわれています。

内臓機能の回復

白湯には内臓を温めてはたらきを活発にする効果があり、消化不良や胃もたれなどの改善にオススメです。
また、腸の機能も活発になるため、つらい便秘の解消に効果があります。

冷え性の改善

多くの方を悩ませている冷え性は、体内の血流が悪く体が冷えてしまうことが原因となります。
冷え性を改善するには、体内を温めて血流をよくする効果がある白湯を飲むのがオススメです。

デトックス効果

白湯は水道水と異なり、体が受け入れやすく必要な水分を補給することができます。
また、利尿作用も高まり、体の老廃物を外に出すはたらきが活発になるためデトックス効果が期待できます。

白湯はこれらの効果に加えて、体の代謝が上がることで脂肪を燃焼するはたらきが活発になるためダイエットにも効果的です。
ただし、飲み過ぎると体のむくみなどを起こす原因になりますので注意が必要です。

白湯の作り方と効果的な飲み方

白湯の作り方と効果的な飲み方
ここでは、白湯の作り方と効果的な飲み方についてご紹介いたします。

まずは、水道水をやかんやポットに入れて、塩素などの不純物を取り除くために10〜15分ほど沸騰させ続けましょう。
その後、火を止めてお湯を約50〜60℃くらいまで冷ますだけで白湯の完成です。

白湯を飲むときは、たくさん飲めばよいというわけではありません。目安としては1日700〜800ml程度の量にしておきましょう。
また、一度に飲むのではなく、朝の起床後、昼と夜の食事中の3回に分けて、ゆっくりと10分ほど時間をかけて飲むとより効果が得られます。

さらに、カットしたレモンの汁を白湯に入れたり、しょうがをスライスしてやかんやポットに入れておくなど、ちょっとしたアレンジで風味が加わり飲みやすくなりますので、長く続けたい方にもオススメです。

白湯の効果や作り方などをご紹介いたしました。
白湯が体にもたらすさまざまな効果がお分かりいただけたのではないでしょうか?
ご家庭で簡単に作ることができますので、ぜひ白湯を生活に取り入れて試してみてくださいね。

2019-01-16

介護がしやすいお風呂にリフォームするポイント

日々の入浴を心や体を癒すリラックスタイムと捉えている方も多いのではないでしょうか?
「命の洗濯」とも呼ばれるお風呂ですから、誰しも快適に入浴したいもの。
ご家族に介護が必要な方がいる場合も、ストレスなく入浴してもらいたいですよね。また、介護をする側にとってもスムーズにお手伝いできるようなお風呂が理想的です。

今回は、介護がしやすいお風呂へリフォームするにはどんな点に気を配るべきかご紹介します。

入浴時の注意点

まずは、入浴時の注意点を確認しておきましょう。

転倒に注意

誰しも一度はお風呂の床で滑ってしまった経験があるのではないでしょうか。
お風呂の床はとても滑りやすいため、転倒しないように注意が必要です。
濡れている床はもちろんですが、泡が流しきれていないとさらに滑りやすくなるので気を付けましょう。

ヒートショック

ヒートショックとは急激な温度変化により血圧が大きく変動し、体に負担がかかる健康被害のことで、最悪の場合は死に至ることもあります。
特に冬場は脱衣所や浴室が冷え込むため、熱い湯が張られたお風呂に急に入るとヒートショックを起こしてしまう危険が高まります。
ヒートショックを防ぐには、事前に浴室や体をあたためておくなどの対策が必要です。

適切なリフォームで介護しやすいお風呂へ

介護しやすいお風呂
介護しやすいお風呂とは、バリアフリーであることはもちろんのこと、入浴される方の身体的状況に応じた工夫や利便性を高めたお風呂のことを指します。
リフォームする前に、まずは実際に利用する方の健康状態や現在の状況、今後予想されることなどをチェックしておきましょう。
ここではリフォームする際、特に気を配りたい点をまとめました。

浴室への移動・出入り

足元が不安な場合は浴室の段差をできるだけなくすのはもちろん、間口を広げて車椅子などでも入りやすくしたり、扉を引き戸にしたりといった工夫が大切です。
また、床の滑り止め施工や、手すりを設置すると安心です。

脱衣所・浴室の温度管理

急激な温度変化によって起こるヒートショックを防ぐためには、脱衣所や浴室をあたためておくことが大切です。
浴室暖房乾燥機などを取り入れ、入浴する前に脱衣所や浴室との温度差を減らしましょう。

浴槽の高さ

浴槽の縁が高いと、足が不自由な方が入浴の際に浴槽を跨ぐときや、もしくは介護者が体を支えて入浴させるときに大きな負担となります。
そうした状況が予想される場合は、浴槽を縁の低いものへリフォームしたり縦型の手すりを用意するなど、体を支える補助となるものを取り付けることをおすすめします。

介護のための浴室リフォームは、申請すれば各自治体から介護保険が支給されることがあります。
こうした制度も賢く利用して、介護しやすい快適なお風呂へのリフォームも検討してみてはいかがでしょうか。

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