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地震や台風などの災害時対策でお風呂に水を溜める注意点とは?
地震発生時や大型台風の接近に備えて、日頃から災害時の対策を意識しておくことは大切ですが、なかでも飲料水や生活用水の確保は重要です。
そのため、災害時にはよくお風呂に水を溜めておくという対策を考えている方がいらっしゃいますが、メリットのほかにもいくつか注意点があることをご存知でしょうか?
そこで、今回は災害対策でお風呂に水を溜める注意点についてご紹介します。
生活用水として再利用? お風呂に水を溜めるメリット
まずは、お風呂に水を溜めるメリットをみていきましょう。
大きな地震が発生した場合は、電気やガスだけでなく水道のライフラインが止まってしまう恐れがあります。
水が出なくなってしまうと、飲み水はもちろん生活用水も使用できなくなり、洗濯や洗い物に影響が出るだけでなくトイレも水で流せなくなってしまうため、不自由な生活を余儀なくされます。
しかし、災害時に残っていたお風呂のお湯を使ったり、水道が止まってしまう前に水を浴槽に溜めておくことで、ライフラインがストップしてしまっても生活用水として利用することができます。
そのため地震発生時や、大型台風の接近で大きな被害が予想されるときはお風呂に水を溜めておき、さらにペットボトルや鍋、やかんなどにも溜めておくことが大切です。
また、お風呂の残り湯を普段から活用する方法についても、過去に910マガジンで取り上げていますのでそちらをご覧ください。(お風呂の残り湯を上手に活用しよう)
お風呂に水を溜める注意点も確認しておこう!

地震発生時や、大型台風が接近しているときはお風呂に水を溜めておくと、万が一水道が止まっても生活用水が確保しておける一方で、いくつか注意点があります。
小さなお子さんがいるご家庭は要注意?!
小さなお子さんがいるご家庭では、浴槽への転落などによる不慮の事故を防ぐためにもなるべくお風呂の水は溜めないようにしましょう。災害時にやむをえずお風呂に水を溜める場合は十分に注意してください。
また、なるべくお風呂に溜める水は少量にしておき、ペットボトルなどを多く用意して備えるようにしましょう。
お風呂の残り湯は雑菌だらけ?
お風呂の残り湯は、実は一晩置いておくだけで細菌が数千倍に増えるといわれています。人がお風呂に入ったあとに残った垢や皮脂などによるものですが、災害時には飲料水としては使わずにトイレを流すなどの生活用水として利用することをオススメします。また、細菌が増加した状態のお湯を使った洗濯にも注意が必要です。
マンションなどの集合住宅では注意!
マンションなどの集合住宅に住んでいる場合は、お風呂に水を溜めるのは注意が必要です。地震によって排水管が損傷する恐れがあり、トイレを残り湯で流そうとすると上層階から下に水が漏れてしまうことがあるためです。また、マンションだけでなく一戸建ての場合でも2階や3階からトイレを流すときは注意が必要です。
このようにお風呂に水を溜めても、生活用水を排水することが難しくなるとかえって処理に困る恐れがありますので注意しましょう。
そのほかにも、長期間お風呂に水を溜めたままだとカビが発生しやすくなる原因にもなるため、なるべく窓を開けて換気しておくことが大切です。
災害対策でお風呂に水を溜める注意点についてご紹介しました。
災害時に水を浴槽に溜めておくと生活用水として利用できて便利ですが、小さな子どもがいる場合や、マンションに住んでいるなど環境によってはオススメできないこともありますので、各ご家庭の状況に合わせた対策を行なうようにしてくださいね。
古事記の時代から続く! 日本の温泉の歴史
温泉は日本では長きにわたって人々に親しまれ、現在も温泉旅館などには多くの観光客が訪れています。
遥か昔から地球上に存在し、人類よりも長い歴史を持つ温泉ですが、現在のように人々から愛されるようになったのはいつ頃からなのかご存知でしょうか?
そこで今回は、古代から現代に至るまで日本人とともに歩んできた温泉の歴史についてご紹介します。
温泉に関する一番古い記述は古事記
温泉の歴史に関する一番古い記述は、日本で最も古い文献といわれている古事記や日本書紀に見られます。そのほかには、日本各地でそれぞれに編さんされた風土記にも温泉について書かれているそうです。
こうした文献の数々によれば、日本で最も古くからある温泉は愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉、兵庫県の有馬温泉とされており、この3つをまとめて「日本三古湯」と呼んでいます。
また、島根県の玉造温泉も古くからある温泉として知られており、日本では遥か昔から各地の温泉が親しまれていたことが分かります。
日本の歴史とともに歩んできた温泉

それでは、ここでは温泉が現代に至るまで日本の人々とどのような歴史を歩んできたのかみていきましょう。
鎌倉時代以降の日本と温泉
鎌倉時代以降、武士の世になる頃には既に温泉は広く愛されていました。
特に熱海温泉や伊豆山温泉などは湯治の場として知られており、戦国時代のような戦乱の世になれば、全国各地の温泉地に傷ついた人々が怪我を癒やす場として訪れていたという記録が残っています。なかには、真田幸村や武田信玄といった有名な戦国武将ゆかりの湯もあります。
庶民にも温泉が浸透した江戸と明治
江戸時代に入ると、武士をはじめとした特権階級はもとより、庶民も温泉を楽しめるようになりました。お伊勢参りや金毘羅(こんぴら)参りの帰りに温泉地に宿泊したり、湯治願いを出して長いあいだ温泉旅館で過ごしたりと、町民や農民も温泉に入れるようになったのです。江戸時代中期には全国各地に100カ所ほどの温泉地があったという記録もあるほどです。
さらに、明治維新を経て開国し、外国の文化や知識を急速に身につけ発展していった日本では、温泉も湯治の場というよりは保養地としての側面が目立つようになっていきました。
昭和から現代へ、観光地として発展していく温泉
昭和初期になると、鉄道網の整備と合わせて旅行先としてますます各地の温泉地が発展しました。そして、戦後しばらくすると高度経済成長期に入り、景気の良さから旅行客も増え、温泉地は観光スポットとして確固たる地位を築くようになります。
また、温泉街が現在に近い景観になるのもこの頃からです。さらにバブル期になると高級な温泉宿も求められるようになり、設備や施設がどんどん豪華になっていきました。
そして、現代では多くの観光客で賑わう従来の温泉をはじめ、よりリラックスできることに重点を置いた施設や、美しい自然の風景も一緒に楽しむために作られた温泉など、さまざまな形のものが登場しています。
まとめ

古代から現代に至るまでの温泉の歴史についてご紹介しました。
人類よりもずっと長い歴史を持つ温泉ですが、古代から日本の人々に親しまれていたことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
旅行などで温泉を訪れた際は、今回ご紹介した日本とともに歩んできた温泉の歴史に思いを馳せつつもリラックスした贅沢な時間をお楽しみください。
浴室暖房乾燥機のメリットと設置のポイント!気になる電気代は?
新築一戸建ての購入や、浴室のリフォームを検討する際は「浴室暖房乾燥機」を導入するかどうかもポイントの一つとなります。主に洗濯物を乾かすのに便利な浴室暖房乾燥機ですが、具体的にはどんなメリットがあるのかご存知でしょうか?気になる電気代は?
そこで、今回は浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介します。
浴室暖房乾燥機とは? 使用するメリット
浴室暖房乾燥機は、その名のとおり主に暖房や乾燥機能が搭載された機器です。
そのほかには、換気や冷風などに加えてミストサウナやうたせ湯などの機能が搭載されているものもあり、さまざまな用途で活用できます。
主に外で洗濯物が干しづらい環境の住宅や、マンションなどに浴室暖房乾燥機が設置されていることが多く、最近では新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に取り付ける方もいらっしゃいます。
ここでは、浴室暖房乾燥機を使用する主なメリットについてみていきましょう。
浴室で洗濯物が干せる!
浴室暖房乾燥機を設置するメリットは、まず浴室内を乾燥させることで洗濯物を干すことができる点が大きな魅力です。特に梅雨の時期で洗濯物をなかなか外に干せないときや、花粉が気になる時期には大活躍します。
また、部屋干しで付きやすい生乾きの臭い防止や、浴室内で発生しやすいカビの対策にも役立ちます。
浴室の温度調節で入浴が快適に!
浴室暖房乾燥機を使用すると、暖房と冷風機能で浴室内を冬は暖かく夏は涼しくすることができるため、常に快適なバスタイムを過ごすことができます。
特にリビングなどの暖かい部屋と浴室の温度差が大きい冬は、寒暖差による血圧の変化で身体に負担がかかるヒートショックという現象に注意が必要ですが、あらかじめ浴室を暖めておくことで急激な温度変化によるリスクが軽減されます。
浴室暖房乾燥機を設置するポイント

浴室暖房乾燥機を使用する上で、特に気になるという方が多いのは電気代です。
洗濯物を外で自然に乾かすよりも、浴室暖房乾燥機を使用して浴室で干す方が当然コストはかかりますが、なかには節電機能が付いたタイプもあります。
機種やメーカーによっても機能やかかるコストが異なりますので、設置を検討している際は違いを比べて事前によく確認するようにしましょう。
また、浴室で洗濯物を干すスペースには限りがあるため、外で乾かすよりも一回で干せる量が少なくなってしまい、ご家庭によってはかえって手間がかかるようになってしまったというケースがあります。
そのため、浴室暖房乾燥機の設置は家族の人数やライフスタイルなども考慮して検討することをオススメします。
まとめ

浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介しました。
浴室暖房乾燥機は、洗濯物や身体の健康面などさまざまなメリットがありますが、使用した分だけコストもかかります。
新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に、浴室暖房乾燥機の設置を考えている方は機能や使用する目的のほかにも、家族の人数や住宅の環境などさまざまな点から検討してみてくださいね。
お風呂に欠かせない! 湯桶(風呂桶)を選ぶときのポイント
自宅のお風呂で使うさまざまなバスグッズの中でも、湯桶(風呂桶)は欠かせないグッズの一つです。洗面器としてお湯を溜めておいたり、かけ湯に使ったりと、入浴中の色々な場面で必要になりますよね。
湯桶は形やサイズ感など豊富なバリエーションのものが販売されており、どんな用途がメインなのか、家族構成などのさまざまな要素を考えてピッタリのものを選ぶとより快適に入浴が楽しめます。
そこで今回は、湯桶(風呂桶)を選ぶときのポイントについてご紹介します。
湯桶は重さと大きさで使い勝手がいいものを選ぼう!
お風呂で使う湯桶は当然、お湯や水を入れて使うのが一般的です。
しかし、桶自体は軽めでも、お湯を入れればその分だけ重くなるということは、当たり前に思えてもなかなか意識していない部分。購入前に考慮しておきたいのは、お湯や水を入れた状態での重さです。
例えば、基本的には桶を床に置いて水やお湯を溜めて使うのであれば、サイズは大きく容量もたっぷりのものがよいですよね。一方で、浴槽に沸かしてあるお湯をかけ湯として使うための桶となるとあまり大きすぎても使い勝手が悪くなってしまいます。
そのため、湯桶をかけ湯の用途にも使いたいという場合には、それ相応の小ささ、軽さが大切です。具体的には「片手で持って使える重さ・大きさ」を基準にして選ぶのがよいでしょう。
さらに、男性と女性、また大人と子供や年配の方では手の力もそれぞれに違うので、家族みんなが使うものであることを意識するのも選ぶ際のポイントとなります。
湯桶のデザインは使いやすさが大切

湯桶は大きさや重さだけでなく、手に持ったときに使いやすいデザインかどうかも大切です。
近頃は目立った縁のないスムースなデザインの桶も増えていますが、そういったタイプの桶は水切れがよいものの手で持ちにくく、同じ容量でも重く感じやすい点がネックとなることがあります。
一方で取っ手がついているタイプの湯桶は、もちろん普通の桶よりもずっと持ちやすく、力の弱い人でも使いやすいというメリットがありますが、一度に汲めるお湯の量が少ないというデメリットも。
家族構成などに合わせて使いやすいものを選びたいところですが、場合によってはどちらも揃えておいて用途によって使い分けるのもオススメです。
カビが発生しにくい湯桶を選ぼう
湯桶を選ぶときは大きさや重さ、デザインに加えて、清潔に保ちやすいかどうかというのも大事なポイントです。
お風呂は湿気が多い上に使っているあいだは温かいので、気をつけていないとカビが発生してしまいがちです。毎日のお掃除が大切ですが、できれば表面に抗菌・防カビ加工がされている桶を選ぶとさらに安心です。
また、壁に取り付けたフックに桶を吊り下げておける形のものもオススメです。水切れがよくなりますし、清潔さもさらに保ちやすくなります。見た目もすっきりするので浴室内のインテリアにこだわりたいという人にもピッタリです。
使いやすい湯桶を選んで入浴を快適に!

湯桶を選ぶときのポイントについてご紹介しました。
快適な入浴には、使いやすい桶の存在は欠かせないもの。これまであまり深く考えず購入していたという方も、次に購入するときには今回ご紹介したポイントについて考えながら湯桶を選んでみてくださいね。
お風呂場に出る虫「チョウバエ」「コバエ」の発生原因と駆除対策
お風呂にゆっくり浸かっているときに、室内に虫が飛んでいるとイヤな気分になってしまいますよね。
実は、お風呂場に残った髪の毛や皮脂、カビは虫が発生する原因となってしまうことをご存知でしょうか?
そこで、今回はお風呂場で見かけることが多い虫、「チョウバエ」「コバエ」が発生する原因や駆除などの対策方法をご紹介します。
お風呂場によくいる虫?! 「チョウバエ」の発生原因
お風呂場には蚊やクモなどさまざまな虫が発生することがありますが、そのなかでもよく見られるのが「チョウバエ」です。お風呂場以外でも洗面所やトイレなどの水回りに湧くことが多く、ハートのような形をした体長1〜4mmほどのハエの一種です。
よく壁やガラスに止まっており、体に止まっても健康へ影響を与えることはありませんがお風呂に入っているときに見つけると、気味が悪くあまりよい気分がしないという方が多くいらっしゃいます。
チョウバエは主にお風呂場の排水口や排水管が発生源になっている場合が多く、この中に皮脂や髪の毛、石鹸カスなどが溜まっているとそれらが餌となって繁殖しやすい環境になってしまいます。
そのため、排水口や排水管は定期的に掃除し、できるだけ汚れを残さないようにすることが大切です。
チョウバエの駆除は入念に?!
お風呂場にチョウバエが発生し、壁に止まっているところや飛び回っているのを見つけたら、繁殖を防ぐためにもまずは駆除しなければなりません。
チョウバエは殺虫剤などを使えば簡単に駆除できますが、このとき発生源と考えられる場所にもキチンと殺虫剤を撒いたり、しっかり掃除しておくようにしましょう。
特に、排水口や排水管でチョウバエの卵や幼虫が発生していることがあるため、駆除・掃除は入念に行なってください。
また、チョウバエは熱湯や氷水に弱いため、排水口や排水管に流し込むだけでも卵と幼虫を簡単に駆除することができます。
チョウバエの発生を防ぐには?

チョウバエの発生を防ぐには、日頃からお風呂場を定期的に掃除して汚れを溜めないようにするのが最も効果的です。
2週間に1度は掃除をするだけでもチョウバエが発生しにくい環境が作れますので、忙しくてもなるべく行なうように心がけましょう。
掃除を行なう際は、チョウバエが発生しやすい排水口や排水管だけでなく、お風呂場の床や壁などの汚れもしっかり洗い流すようにしてください。
さらに、水が残っているところで幼虫が発生する場合もありますので、風呂桶は水が溜まったままにせずに、お風呂から出るときはしっかり室内の水気をとりましょう。
また、お風呂場の空気が循環しやすくなる換気扇や浴室乾燥機の使用も効果的です。
まとめ

お風呂場で見かけることが多い虫、「チョウバエ」の発生原因や対策方法をご紹介しました。
日頃からお風呂場は定期的に掃除し、お風呂上がりには残った水気をしっかりとるだけでチョウバエが発生する可能性が下がります。
また、もしもチョウバエが発生した場合は、念のため排水口や排水管にも忘れずに殺虫剤や熱湯をかけて、卵・幼虫もしっかり駆除してください。
今回ご紹介した方法をぜひ試して、お風呂場で毎日気持ちよく過ごせるようにしましょう。
トイレの温水洗浄便座の温水が出る仕組みとは?
現在、広く普及しているトイレの「温水洗浄便座」は日本が世界に誇る技術の一つであり、さまざまなメーカーが製造・販売しています。
便座に座ると温かく、スイッチ一つで温かい温水が出る機能が付いた温水洗浄便座はもはや日本では当たり前となりつつありますが、どのような仕組みで温水が出ていて、どんな種類があるのかご存知でしょうか?
今回は、トイレの温水洗浄便座の温水が出る仕組みや種類についてご紹介いたします。
日本での普及率は7割以上?! 温水洗浄便座とは
今では当たり前のように使われている「温水洗浄便座」ですが、ここでは改めてどんな製品なのか見ていきましょう。
温水洗浄便座とは、主に洋式の便座に暖房便座機能や温水洗浄装置を取り付けたトイレです。
座ると温かい便座や、温水が出ておしりを洗浄できるのが最大の特徴ですが、そのほかにもさまざまな機能が付いた製品があります。
温水洗浄便座は、日本では1980年代ごろから徐々に普及し始めました。
現在はさまざまなメーカーで製造・販売され、一般家庭への普及率も70%を超えるといわれており、企業や公共施設などでも幅広く使用されています。
また、温水洗浄便座は「ウォシュレット」という名称が一般的によく使われていますが、実はトイレや洗面器などの製造・販売を行なっているTOTO株式会社が商標登録している製品名です。
温水洗浄便座の温水が出る仕組みと種類について

それでは、温水洗浄便座はどのような仕組みで温水が出ているのか解説いたします。
一般的な温水洗浄便座は、まず水道水がトイレに入ると止水栓を通って通常の便器の水と温水洗浄用の水に分かれていきます。
そして、温水洗浄用に入った水は、本体内で温水に変えられてから噴出して洗浄される仕組みになっています。
さらに、温水洗浄便座内での温水の作り方には、「貯湯式」と「瞬間式」の大きく2種類に分かれています。それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。
貯湯式
貯湯式は、あらかじて作られた温水をタンクに貯めておくタイプです。
瞬間式に比べて価格が安いものが多いため、設置にかかる予算が抑えられます。しかし、常にお湯を温めて貯めているため電気代などのランニングコストがかかります。
瞬間式よりも一度に噴出する温水の量は豊富ですが、大量に使うと湯切れを起こしたりすることがあるため連続使用には不向きです。
瞬間式
瞬間式は、温水を使う瞬間に水を過熱するタイプです。貯湯式に比べて価格が高く、温水を作る瞬間は電気代がかかりますが使う分だけ過熱するためランニングコストが抑えられます。
また、貯湯式のように一度に大量に温水を使用できませんが、お湯を常に沸かしながら出し続けられますので連続使用しても湯切れすることはありません。
このように、「貯湯式」と「瞬間式」にはそれぞれ温水が作られる仕組みに違いがありますので、新たにトイレの設置やリフォームをお考えの方はどちらが合っているか検討しておきましょう。
まとめ

温水洗浄便座の温水が出る仕組みや種類についてご紹介いたしました。
普段から毎日のようにトイレを使っていても、どのような仕組みで温水が作られ出てくるのかご存じなかったという方もいらっしゃるかと思います。
新たにトイレの設置をお考えの方は、今回ご紹介した「貯湯式」と「瞬間式」の特徴の違いを比べてみて、ご家庭に合ったものを選ぶときの参考にしてくださいね。
風呂釜とは? 給湯器との違いについて
現在は、昔に比べて見かけることが少なくなりつつある「風呂釜」。
風呂釜ははお風呂を温めるための装置ですが、同じ機能を持つ給湯器はすぐにイメージが浮かぶのに風呂釜についてはよく知らないという方も多いかと思います。
そこで今回は、風呂釜はどんなものなのか、給湯器とはどう違うのかをご紹介します。
風呂釜は給湯器に比べて機能がシンプル!
そもそも風呂釜とは、「浴槽に張ってある水を温める」という機能を持っている装置のことを指します。
風呂釜は基本的にはこの機能だけを持っており、給湯器に比べてシンプルなことが特徴です。
例えば、お風呂を沸かすときにはまず水を溜めてからお湯にしたり、ぬるくなってしまったお風呂のお湯をもう一度温める、いわゆる「追い焚き」にのみ使うことになります。
とはいえ、風呂釜にも色々なバリエーションがあり、中にはシャワーが使えるものや、お風呂場でなら蛇口からお湯を出せる機能を持つものもあります。
給湯器はお風呂を快適にする機能が豊富!
浴槽に張った水をあとから温める風呂釜とは違い、給湯器は水道管を通って出てくる水を温めてお湯にするという機能を持っているのが特徴です。そのため、お風呂にはじめからお湯を貯めることができます。
また、最近ではほとんどの給湯器に追い焚き機能や自動の湯張り機能などが付いています。さらに、より多機能なものでは床暖房や浴室暖房などに使えるものもあります。
お風呂をより快適で便利にしてくれる機能が豊富に備わっている点が給湯器の最大の魅力です。
風呂釜を使用するメリットとは?

風呂釜と給湯器を比べてみると、どちらも使う場面こそ似通っているものの全く違う機能を持っている装置であるということが分かります。
風呂釜は、給湯器に比べ機能面がとてもシンプルです。給湯器によくある便利な機能が使えないというのはネックですが、その分とても経済的に使えるというメリットがあります。
さらに、本体価格が給湯器よりも若干安価な傾向があります。これはメーカーなどにもよっても異なるので一概には言えませんが、お風呂を沸かすという面にのみ注目すれば、同程度の機能を持つ給湯器と風呂釜では風呂釜の方が安いケースが多く見られます。
このように、風呂釜と給湯器には機能面やコスト面でさまざまな違いがありますので、ライフスタイルに合わせて選ぶようにするのがよいでしょう。
まとめ

風呂釜の特徴や給湯器との違いについてご紹介いたしました。
給湯器と比べ、風呂釜は注目されることが少ない装置ですが、実は経済的なメリットも多いので気になるという方はぜひ検討してみてください。家庭のスタイルにどちらの方が合っているのか、経済的に使えるかを検討したい場合は専門の業者に相談してみるのもオススメですよ。
日本の入浴文化を支えた銭湯の歴史
「銭湯」は古くから人々の生活に浸透し、日本で広く愛されてきた入浴文化です。
銭湯は時代に合わせて姿を変えて現在でも多くの人々に親しまれていますが、最初に登場した時代はいつごろなのかご存知でしょうか?
今回は、日本の代表的な入浴文化である銭湯の歴史についてご紹介します。
銭湯の始まりは平安時代?
日本で入浴文化が浸透したのは、寺院が仏教の布教を目的として無料で入浴できるサービスを始めたことがきっかけとされています。
ただし、それはあくまで布教するという目的があってのことで、現在のようにお金をもらってお風呂を使用させる商売としての形式とは異なります。
決まった料金を支払って利用できる大衆浴場としての銭湯の記録は、『今昔物語』の中にある記載が一番古いものだろうといわれています。
『今昔物語』が書かれたのは11世紀の末から12世紀ごろですので、少なくとも平安時代には銭湯があったと考えられますね。
また、鎌倉時代の文献には「湯銭」という言葉が登場しており、このころには銭湯の文化が確立していたと見られています。
銭湯が発展したのは江戸時代
平安・鎌倉時代から存在していた銭湯ですが、日常的に使われる施設として最も発展したのは江戸時代のことです。
文献で確認できる江戸の町における銭湯文化は、1591年に現在の東京都千代田区に建てられた「せんとう風呂」というお店が発祥なのだそうです。
このお店が江戸に住む人々に好評を博し、ほかにもどんどん銭湯が作られていくきっかけになったとされています。
それから10年ほど経つころには、江戸では町ごとにひとつは銭湯があったというのですから、どれほど人気だったかがわかります。
さらに時代を下って1810年ごろになると、江戸全体で銭湯の数は500軒以上あったのだとか。このころには銭湯の利用が誰にとっても日常であったことがうかがえますね。
江戸時代の銭湯は混浴が一般的だった?!

江戸時代の銭湯は関西ほど混浴の場所は多くなかったものの、混浴のお風呂が人気だったようです。
経営者側の視点でも、お風呂の設備がひとつで済むことからコストが安いというメリットがありました。
とはいえ、やはり風紀が乱れるということで幕府から混浴禁止令が出されたこともありましたが、守られることはほぼなかったといわれています。
そもそも江戸時代の銭湯は湯気を閉じ込めるために入り口も低く作られ、窓もない暗い部屋でしたので、混浴であってもさほど気になるものではなかったのかもしれません。
しかし、明治時代になると西洋の常識と照らし合わせて混浴は本格的に禁じられ、部屋の作りもより明るく開放的なものになりました。
こうして現在の銭湯に近い構造となったのは、実は意外にも明治以降のことなのです。
まとめ

海外では類を見ないほど古くから人々に入浴文化が浸透していた日本。
それを支えてきたのは、時代に合わせて姿や様式を変えながらも愛されてきた銭湯の存在だったのかもしれません。
今回ご紹介した銭湯の歴史に思いを馳せながら、ゆっくり銭湯のお風呂につかってみてはいかがでしょうか?





