便利
多忙な方は必見! 簡単に試せる入浴の時短アイデア
入浴時間を十分確保して一日の疲れをしっかり取りたいという方がいらっしゃる一方、仕事や家事、育児で忙しいため「できるだけ簡単に済ませたい」と思っている方も少なくありません。
そこで今回は、「入浴時間を短くして時間に余裕を持ちたい!」という方向けに、毎日の入浴で簡単に実践できる時短アイデアをご紹介します!
入浴を面倒に感じるのはなぜ?
まず、入浴時間を短縮するためには、一連の入浴の流れの中でどの工程を面倒に感じるのか、という点について考えてみる必要があります。たとえば、次に挙げるのは多くの方が面倒だと感じる工程です。
髪や体を洗うこと
入浴の主な目的は体を洗い、清潔に保つことです。
とはいえ、一日の疲れがたまったクタクタの状態では、体を洗うだけでも重労働に感じるはずです。
「全身を清潔にしてからベッドに入りたいけれど、面倒だからできるだけ簡単に済ませたい!」と思う方は多いことでしょう。
髪を乾かすこと
体はタオルで拭くだけですが、髪はそうもいきません。
髪の長さにもよりますが、タオルドライ後にドライヤーで乾かす工程が面倒に感じる方は多いはずです。ロングヘアの方や毛量が多い方は特に大変ですよね。
スキンケアやボディケア、ヘアケアをすること
入浴の後はスキンケアやボディケア、ヘアケアがつきものです。
特に女性の方にとっては、クレンジングや洗顔も含めてたくさんの工程があり、すべてまとめるとかなりの作業量となってしまいます。
すると、今すぐ寝たいと考えるほど疲れている状態では面倒だと思うのも仕方がありません。
今日から試せる! 簡単な入浴の時短アイデア
それでは次に、どうしたら面倒だと感じる工程を楽に・簡単にできるのか、具体的な時短アイデアを見ていきましょう。今日から早速実践できるものもありますので、ぜひ試してみてください。
シャンプーの時短アイデア
シャンプーの時間を短く済ませるときにオススメしたいのが、リンスインシャンプーを活用することです。
リンスインシャンプーとは文字通りリンスとシャンプーが一つになったもので、シャンプーとコンディショナーをそれぞれ別に使う場合と比べて、工程ひとつをまるまる省略できます。
最近は洗浄効果とトリートメント効果をしっかり感じられる高品質のリンスインシャンプーが登場していますので、使わない手はありません。
こうした高品質な商品を使っても髪の傷みやきしみが気になる場合には、数日に一度スペシャルケアとしてトリートメントを導入するのもオススメです。
なお、リンスインシャンプーの活用は時短だけではなく、水道代の節約にも役立ちますよ!
体の洗浄の時短アイデア
体を洗う時間を短くしたいときは、ボディタオルやスポンジなどは使わず、手で体を洗ってみましょう。
タオルやスポンジを泡立てたり、使用後に洗ったりする時間を節約できます。また、手洗いの方が素肌に負担がかからず、お肌に優しく洗えます。
泡立てる手間が面倒な場合は泡で出るタイプのボディソープを使うと良いでしょう。
石けんの中には顔にも体にも使えるタイプのものがあるので、そういった石けんを使って顔と体を一気に洗ってしまうのも手です。
ヘアドライの時短アイデア
髪の毛を乾かすのが面倒な場合は、速乾スプレーの利用がオススメです。
また乾いたタオルを頭にかぶり、その上からドライヤーの温風を当てると直接ドライヤーを当てるよりも早く髪が乾きます。
スキンケアやボディケアの時短アイデア
スキンケアでまずご紹介したいのが、洗顔料で落とせる化粧品を使うこと。そうすればクレンジングの手間を省いてすぐに顔を洗えます。
また、洗顔料をクレンジングもできるタイプに変えるという手もありますね。
そしてスキンケアに関しては、オールインワンタイプのものを使うと化粧水や乳液、美容液といった様々なアイテムを使う工程を大幅にカットできます。
美容に力を入れている方の中にはオールインワンのアイテムを使うことに抵抗感を覚える方もいらっしゃいますが、肌の状態に応じて適宜他のスキンケアアイテムをプラスすれば、通常のスキンケアとさほど変わらない効果が期待できるので、疲れているときは無理せず時短アイテムを使ってみましょう。
ボディケアについてはお風呂から出た後ではなく、入浴中に使えるタイプのアイテムがオススメです。
濡れた肌に直接塗れるクリームや、塗った後にシャワーで流すだけで済む簡単なボディケアアイテムはボディケアの時短には最適です。
まとめ
入浴は心も体も癒やしてくれるため「命の洗濯」とも呼ばれますが、入浴が面倒だと感じている方にとっては、かえってストレスの元になってしまいます。
バスタイムをより快適にするためにも、入浴が面倒だと感じている方はぜひ、今回ご紹介した時短アイデアを試してみてくださいね!
在宅介護も安心! 便利な入浴介助アイテムで快適なバスタイムを過ごそう
一日を過ごした後、ゆっくりと湯船に浸かって体を温め、疲れを癒すバスタイムは誰にとっても至福の時間ですよね。
そして、自宅で介助を受けながら入浴される方にとってもそれは同じです。しかし、スムーズに入浴ができないことでストレスや不安を感じることがあると、せっかくのお風呂も楽しめません。
また、介護しているご家族からしても、介助がなかなか上手くいかないと疲れて負担が大きくなってしまうので、こんなときはぜひ入浴介助をサポートしてくれる便利なアイテムを活用したいものです。
そこで今回は、入浴を介助する側・される側、どちらにとってもメリットや安心を感じられる便利アイテムをご紹介します。
入浴介助アイテムの選び方のポイント
「お風呂に入る際に不安を感じる」、「一人での入浴は難しい」という部分は共通していても、それぞれの体の状態は一人ひとり異なります。
したがって、お風呂で使う介助アイテムを選ぶ際には、そのときの体の状態に合わせたものを探すことが重要なポイントになります。
「どんな動作に不安を感じるのか」、「助けが必要なのは何をしようとするときなのか」など、ご本人とご家族でしっかり話し合い、必要なものを見極めるようにしましょう。
上記を踏まえた上で、次は「どのような動作が不安か」、「どのような場合に便利か」という観点から、おすすめの入浴介助アイテムをピックアップしてご紹介します。
浴槽をまたいで入浴するのが不安な場合
お湯に浸かるときには浴槽をまたいで中に入りますが、その際必ず片足立ちになってしまいます。
ただでさえ滑りやすいバスルームでの片足立ちは、たとえ一瞬でも転倒リスクが高い動きになってしまいますが、次のようなアイテムを活用すればヒヤッとすることも少なくなるでしょう。
バスボード
浴槽にお風呂の蓋のように乗せて使うタイプの介助アイテムです。
ボードの上に一旦腰掛けてからゆっくり浴槽内に入っていけるので、またいでの入浴よりもずっと安全性が高くなります。
浴槽内椅子
浴槽の中に置いて使うタイプの椅子です。浴槽が深いと、またぐ際の転倒リスクがさらに高くなりますが、この浴槽内椅子を置くことで浴槽の深さを気にせず入浴でき、リスクを軽減できます。
さらに、入浴中はそのまま椅子として腰掛けられるので、立ったり座ったりの動作も楽になります。
なお、浴槽内椅子は、「今はしっかりした介助は必要ないものの、浴槽をまたぐ・立ち座りなどの動作がだんだん不安になってきた」という方にもおすすめです。
バスリフト
バスボードと同じく、浴槽に設置して使うタイプのアイテムです。腰掛けるシート部分がそのまま昇降するため、リフトに座ったらそのまま高さを下げてお湯に浸かれます。
バスリフトの種類には手動や電動などのタイプがありますが、電動のものであっても特別な工事が必要ないものもあり、気軽に利用できるのはうれしいですね。
立ち座りの動作にサポートが欲しい場合
動作に不安がない方は普段あまり気にすることはありませんが、バスルームでは立ったり座ったりの動作を想像以上にたくさん繰り返しています。
また、体の状態によっては座った状態を安定して維持することがなかなか厳しいこともあります。そうなると、きちんと座らせたまま介助することが大変難しくなってしまいます。
このような場合は体の屈伸や体勢をサポートする次のようなアイテムが便利です。
シャワーチェア
シャワーを浴びる際に使うシャワーチェアは安定性が高い入浴介助のための椅子で、通常は洗い場に置いて使用します。
また種類も豊富ですが、立ち座りの動作をサポートするなら背もたれや肘掛けがあるタイプがおすすめです。しっかりした支えがあることで、座った姿勢の維持や立ち上がる動作が楽になります。
浴槽内手すり
浴槽の縁に取り付けて使う手すりです。支えにすることで立ったり座ったりの動作に安心感が出るほか、お風呂に浸かったままで座った姿勢を保つのが難しい方にもおすすめです。
入浴中にも手すりを掴んで支えにしておきたいという方は、内グリップがついているタイプを選ぶと、より使い勝手が良くなるでしょう。
入浴用介助ベルト
こちらはバスルームに設置して使うのではなく、介助を受ける方の腰や脚などに装着して使うタイプのアイテムです。
しっかり掴める持ち手のついたベルトがあれば、立ち上がりの動作や移動の際に介助を受ける方の体を支えるのがぐっと楽になります。
浴室までの移動の負担を軽減したい
介助を受ける方によっては、そもそもバスルームへ移動自体が大変だというケースもあります。しかし、移動に伴う心身の負担を最小限にしてくれるアイテムがあれば、介助する側もされる側にとっても入浴が面倒にならず、助かりますね。
シャワーキャリー
シャワーチェアと車椅子を組み合わせたような形のものをシャワーキャリーといい、お部屋で服を脱いでシャワーキャリーに座った後、バスルームへ移動すればそのままシャワーを浴びることができます。
バスルームまで車椅子で向かい、服を脱いでからシャワーチェアに乗り換える手間を省けるため、介助者の負担を大きく軽減できるでしょう。
簡易浴槽
バスルームまでの移動が難しい方には、お部屋で入浴できる簡易浴槽というアイテムもあります。楽な姿勢で入浴できる設計になっているので、浴槽が深すぎるなど自宅のお風呂の構造に不安がある場合にもおすすめです。
また、コンパクトに収納できるタイプなら使わないときも場所を取りません。
まとめ
入浴を介助する側・される側どちらにも便利な入浴介助アイテムをご紹介しました。
介助が必要な方の状態に合ったものを適切に使えば、お風呂の時間をより快適に過ごせますので、これから介助が始まろうとしている方や、体の動きに不安を感じ始めた方はこれを機にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方のポイント
体の汚れを効率的に落とせるボディタオルやスポンジは、数あるバスグッズの中でも愛用者が多いアイテムです。さらに、最近ではマッサージ効果も期待できるものなど高機能なアイテムが登場しているため、より利用者のニーズに合致したアイテムを手にすることができるようになりました。
しかし、多種多様な洗浄アイテムを前に、どのようなものを選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方のポイントについて解説します。
洗浄アイテムの種類は大きく分けて4つ
バラエティショップや薬局のバスグッズコーナーには様々な洗浄グッズが販売されていますが、その種類は主に大きく4つに分けられ、それぞれに特徴があります。
ボディタオル
長方形のタオルのような形の洗浄アイテムを「ボディタオル」といいます。
小さく折りたたんで首や足などの部位を洗ったり、長さを利用して手の届きにくい背中を広範囲にわたってしっかり洗ったりすることができます。
使い勝手が良いので昔から愛用者が多く、現在でも売れ筋のアイテムです。以前はシャリ感のある硬めのナイロンやポリエステル素材のものが多かったものの、最近は綿や絹といった比較的低刺激な素材で作られたものが登場しています。
ボディスポンジ
水をしっかり含むスポンジの洗浄アイテムを「ボディスポンジ」といいます。
スポンジの素材には、ポリウレタンやアクリルなどの化学繊維が使われることが多いですが、近年はシルクや海洋生物の一種である海綿で作られた商品も出ています。スポンジの内部は小さい穴がたくさん開いているため水や空気をたっぷり含み、石鹸やボディソープを加えると大変泡立ちが良いのが特徴です。
バスリリー
網目の粗いボディタオルをボール状に丸めたような形の洗浄アイテムを「バスリリー」といいます。
本体に水を含ませたあとに石鹸かボディソープをつけて揉み込むとたくさんの泡ができるため、泡のクッションでお肌を労りながら洗いたい方に人気があります。
ボディブラシ
少し長めの柄の先にブラシが付いたものを「ボディブラシ」といいます。一昔前の外国映画では、このボディブラシで優雅に体を洗うシーンがよく登場していたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
柄の部分は木やプラスティック、ブラシには豚や猪の毛などが使用されていることが多く、他の洗浄アイテムと比べて肌触りは硬めです。
最近では、乾いた肌にボディブラシをあててブラッシングすることで、マッサージ効果や角質除去の効果が期待できる「ドライブラッシング」と呼ばれる美容法に注目が集まっています。
洗浄アイテムの選び方のポイントとは?
本来、人の肌には自浄作用があるため、体をお湯で流すだけでもある程度は清潔を保つことができます。
しかし、汚れの程度や季節によってはより洗浄力が高まるアイテムを使って体を洗った方が好ましいことがあるので、その場合には次のようなポイントを踏まえた上で適切なアイテムを選びましょう。
お肌の状態に合ったアイテムを選ぶ
洗浄アイテムは直接肌に触れるものです。物理的な刺激で傷つかないよう、そのときの肌の状態に合わせたアイテムや素材を選びしましょう。
背中の皮脂汚れをしっかり落としたいときはナイロン製の硬めのボディタオルや豚毛のボディブラシを使い、お肌を乾燥から守りたいときは海綿のスポンジや綿や絹ボディタオルを選ぶなど、お肌の状態に合わせてアイテムを変えるのがおススメです。
体の部位別にアイテムを選ぶ
洗浄アイテムにはそれぞれ「得意な洗浄部位」があります。たとえば、ボディタオルやボディブラシを使えば背中など手の届きにくいところもきれいに洗えますが、スポンジやバスリリーは手の平に収まる小さめのサイズであるため背中よりは首筋や腕、足などの方が得意です。
基本的にどのアイテムであっても全身を洗うことができますが、体の部位別にアイテムを使い分けた方がより高い洗浄効果を狙えるでしょう。
泡立ち具合によってアイテムを選ぶ
どれくらい泡立つかは使用する洗浄アイテムの種類や素材によって異なります。もちろんアイテムだけではなく、使用する石鹸やボディーソープによっても泡立ち具合に違いが出てきますが、一般的には綿や絹のボディタオルとボディブラシは泡立ちが少ない傾向にあるので、たっぷりの泡で体を洗いたい場合は他のアイテムを選んだ方が賢明です。
ときには「手で優しく洗う」という選択も!
体を洗う洗浄アイテムの種類と選び方についてご紹介しました。
高温多湿の地域が多い日本では、入浴で体の汚れを落とすことを重要視する傾向があります。
しかし、体を清潔に保つこと以上に大切なのは、外部からのダメージを受けやすいお肌を傷つけずに労わってあげることです。
お肌の状態があまり良くないときは手で優しく撫で洗いするにとどめる、という選択肢もあることを覚えておきましょう。
浴室暖房乾燥機のメリットと設置のポイント!気になる電気代は?
新築一戸建ての購入や、浴室のリフォームを検討する際は「浴室暖房乾燥機」を導入するかどうかもポイントの一つとなります。主に洗濯物を乾かすのに便利な浴室暖房乾燥機ですが、具体的にはどんなメリットがあるのかご存知でしょうか?気になる電気代は?
そこで、今回は浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介します。
浴室暖房乾燥機とは? 使用するメリット
浴室暖房乾燥機は、その名のとおり主に暖房や乾燥機能が搭載された機器です。
そのほかには、換気や冷風などに加えてミストサウナやうたせ湯などの機能が搭載されているものもあり、さまざまな用途で活用できます。
主に外で洗濯物が干しづらい環境の住宅や、マンションなどに浴室暖房乾燥機が設置されていることが多く、最近では新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に取り付ける方もいらっしゃいます。
ここでは、浴室暖房乾燥機を使用する主なメリットについてみていきましょう。
浴室で洗濯物が干せる!
浴室暖房乾燥機を設置するメリットは、まず浴室内を乾燥させることで洗濯物を干すことができる点が大きな魅力です。特に梅雨の時期で洗濯物をなかなか外に干せないときや、花粉が気になる時期には大活躍します。
また、部屋干しで付きやすい生乾きの臭い防止や、浴室内で発生しやすいカビの対策にも役立ちます。
浴室の温度調節で入浴が快適に!
浴室暖房乾燥機を使用すると、暖房と冷風機能で浴室内を冬は暖かく夏は涼しくすることができるため、常に快適なバスタイムを過ごすことができます。
特にリビングなどの暖かい部屋と浴室の温度差が大きい冬は、寒暖差による血圧の変化で身体に負担がかかるヒートショックという現象に注意が必要ですが、あらかじめ浴室を暖めておくことで急激な温度変化によるリスクが軽減されます。
浴室暖房乾燥機を設置するポイント
浴室暖房乾燥機を使用する上で、特に気になるという方が多いのは電気代です。
洗濯物を外で自然に乾かすよりも、浴室暖房乾燥機を使用して浴室で干す方が当然コストはかかりますが、なかには節電機能が付いたタイプもあります。
機種やメーカーによっても機能やかかるコストが異なりますので、設置を検討している際は違いを比べて事前によく確認するようにしましょう。
また、浴室で洗濯物を干すスペースには限りがあるため、外で乾かすよりも一回で干せる量が少なくなってしまい、ご家庭によってはかえって手間がかかるようになってしまったというケースがあります。
そのため、浴室暖房乾燥機の設置は家族の人数やライフスタイルなども考慮して検討することをオススメします。
まとめ
浴室暖房乾燥機のメリットや設置のポイントについてご紹介しました。
浴室暖房乾燥機は、洗濯物や身体の健康面などさまざまなメリットがありますが、使用した分だけコストもかかります。
新築一戸建ての購入や浴室のリフォームの際に、浴室暖房乾燥機の設置を考えている方は機能や使用する目的のほかにも、家族の人数や住宅の環境などさまざまな点から検討してみてくださいね。
お風呂に欠かせない! 湯桶(風呂桶)を選ぶときのポイント
自宅のお風呂で使うさまざまなバスグッズの中でも、湯桶(風呂桶)は欠かせないグッズの一つです。洗面器としてお湯を溜めておいたり、かけ湯に使ったりと、入浴中の色々な場面で必要になりますよね。
湯桶は形やサイズ感など豊富なバリエーションのものが販売されており、どんな用途がメインなのか、家族構成などのさまざまな要素を考えてピッタリのものを選ぶとより快適に入浴が楽しめます。
そこで今回は、湯桶(風呂桶)を選ぶときのポイントについてご紹介します。
湯桶は重さと大きさで使い勝手がいいものを選ぼう!
お風呂で使う湯桶は当然、お湯や水を入れて使うのが一般的です。
しかし、桶自体は軽めでも、お湯を入れればその分だけ重くなるということは、当たり前に思えてもなかなか意識していない部分。購入前に考慮しておきたいのは、お湯や水を入れた状態での重さです。
例えば、基本的には桶を床に置いて水やお湯を溜めて使うのであれば、サイズは大きく容量もたっぷりのものがよいですよね。一方で、浴槽に沸かしてあるお湯をかけ湯として使うための桶となるとあまり大きすぎても使い勝手が悪くなってしまいます。
そのため、湯桶をかけ湯の用途にも使いたいという場合には、それ相応の小ささ、軽さが大切です。具体的には「片手で持って使える重さ・大きさ」を基準にして選ぶのがよいでしょう。
さらに、男性と女性、また大人と子供や年配の方では手の力もそれぞれに違うので、家族みんなが使うものであることを意識するのも選ぶ際のポイントとなります。
湯桶のデザインは使いやすさが大切
湯桶は大きさや重さだけでなく、手に持ったときに使いやすいデザインかどうかも大切です。
近頃は目立った縁のないスムースなデザインの桶も増えていますが、そういったタイプの桶は水切れがよいものの手で持ちにくく、同じ容量でも重く感じやすい点がネックとなることがあります。
一方で取っ手がついているタイプの湯桶は、もちろん普通の桶よりもずっと持ちやすく、力の弱い人でも使いやすいというメリットがありますが、一度に汲めるお湯の量が少ないというデメリットも。
家族構成などに合わせて使いやすいものを選びたいところですが、場合によってはどちらも揃えておいて用途によって使い分けるのもオススメです。
カビが発生しにくい湯桶を選ぼう
湯桶を選ぶときは大きさや重さ、デザインに加えて、清潔に保ちやすいかどうかというのも大事なポイントです。
お風呂は湿気が多い上に使っているあいだは温かいので、気をつけていないとカビが発生してしまいがちです。毎日のお掃除が大切ですが、できれば表面に抗菌・防カビ加工がされている桶を選ぶとさらに安心です。
また、壁に取り付けたフックに桶を吊り下げておける形のものもオススメです。水切れがよくなりますし、清潔さもさらに保ちやすくなります。見た目もすっきりするので浴室内のインテリアにこだわりたいという人にもピッタリです。
使いやすい湯桶を選んで入浴を快適に!
湯桶を選ぶときのポイントについてご紹介しました。
快適な入浴には、使いやすい桶の存在は欠かせないもの。これまであまり深く考えず購入していたという方も、次に購入するときには今回ご紹介したポイントについて考えながら湯桶を選んでみてくださいね。
快適で安全な入浴のために介護保険を活用しよう!
一般的な家庭のお風呂では、入浴を介護するのは想像以上に体力も時間も必要になります。
また、介護をしてくれる家族へ負担をかけてしまうと思い、本人が気をつかってしまい遠慮がちになってしまうケースも多くみられます。
そんなときにぜひ利用して欲しいのが、介護保険の入浴サービスです。
要介護認定を受けていれば、各種サービスの利用負担額は1割から3割とかなり控えめな金額で利用できます。
そこで今回は、からだの状況に合わせたさまざまな形の入浴サービスをご紹介します。
福祉用具や住宅改修を利用して入浴しやすいお風呂に!
なるべく人の手は借りずに自分でお風呂に入りたい方や、設備が整っていれば自力で入浴できる状態の方であれば、介護保険を利用して福祉用具を購入したり、住宅改修を利用して浴室に手すりをつけたりといった方法がオススメです。
例えば、手すりと背もたれがついたシャワーチェアーも介護保険を利用した場合は、安価なものですと数千円ほどで購入できます。
さらに、浴槽近くの手すりや、お風呂の中で使う浴槽台という椅子なども、同じくらいの価格で購入できますので、お金がかかるからと無理をして何も使わずに介護を続けている方でも購入しやすいのではないでしょうか。
また、一度購入してしまえば壊れない限りずっと使用できますので、買って無駄になることはないでしょう。家族やヘルパーさんに手伝ってもらいながらの入浴も、こうした設備があるだけで随分楽になるはずです。
デイサービスやデイケアの入浴サービスを利用する
自宅での入浴は不安があるという場合には、デイサービスやデイケアなどの介護施設で入浴サービスを受ける方法があります。
施設ごとに浴室の仕様や費用は変わるので、まずは普段利用している施設やこれから利用したいと考えている施設に問い合わせてみましょう。
料金は介護度や利用する回数などでも変動しますが、デイサービスではほかのプログラムもあるため、それらとの兼ね合いと利用時間を考えながら相談していきましょう。
入浴だけではなく、ほかのレクリエーションや周囲の人との会話も楽しめるのが大きな利点です。
また、寝たきりなどで自宅の浴室を使うのが難しい状態の場合には、自宅に専用の浴槽を持ってきてもらった上で入浴することができる「訪問入浴」というサービスもあります。
まとめ
介護保険を利用したさまざまな入浴サービスについてご紹介しました。
料金は介護度や内容によって異なりますが、介護保険を利用したとしても各種入浴サービスを受けるには多少の費用はかかってしまいます。
しかし、その分ご家族の介護負担は減りますし、介護を受ける側の気持ちもずっと楽になるはずです。
ぜひ介護保険のサービスを利用して、我慢や負担をできる限り減らしながら毎日を過ごせるようにしてくださいね。
加湿器の効果を上げる方法・部屋の湿度を上げる方法とは?
空気が乾燥する冬の時期は、ご家庭や職場で部屋の湿度を上げるために加湿器を使っているという方も多いのではないでしょうか?
加湿器は、部屋の空気の乾燥を防ぐだけでなくさまざまな効果がありますが、少し使い方に気を配るだけで効率よく効果を得ることができます。
今回は、加湿器の効果や使い方、部屋の湿度を上げる方法についてご紹介いたします。
空気の乾燥を防ぐだけじゃない?! 加湿器の効果とは
まずは、加湿器を使用すると得られる効果を確認しましょう。
肌の乾燥を防ぐ
加湿器には部屋の空気の乾燥を防ぐだけでなく、肌の乾燥を防ぐ効果があります。
空気が乾燥していると肌の水分が空気中に逃げてしまい、乾燥肌の原因になります。加湿器を使い部屋の湿度を上げることで肌の水分が逃げるのを防ぎ、乾燥肌を防止します。
風邪やインフルエンザの予防
加湿器を使用すると風邪やインフルエンザを予防する効果もあります。
空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜も乾燥します。すると、ウイルスや菌を身体から排出する力が弱まるため、風邪やインフルエンザに感染するリスクが上がってしまうのです。
風邪やインフルエンザの予防には、加湿器を使って加湿することも大切です。
加湿器は空気の乾燥を防ぐだけでなく、身体にもさまざまな効果を発揮します。加湿器を上手に活用してお部屋を加湿しましょう。
加湿器は置き方で効果が変わる?
それでは、加湿器の効果を効率的に得るためにはどのように置けばよいのでしょうか?
部屋の真ん中に置く
加湿器は部屋の真ん中に置くようにしましょう。
壁際や窓際に置くとカビやシミが発生する原因になるだけでなく、部屋の湿度を一定に保つことが難しくなります。真ん中に置くことで、部屋全体に湿った空気が届きやすくなります。
また、ドアの付近は空気が外に逃げてしまいますので置かないようにしましょう。
少し高いところに置く
加湿器は台などに乗せ、少し高いところに置くのが効果的です。
温かい空気は上に集まり、冷たい空気は下に集まります。そのため、床に近いところに置くと冷たい空気に湿気が溶け込み、床が湿って結露やカビが発生する原因になります。
一方、加湿器の噴出口が床から70~100cmくらいの少し高いところに置いておくと温かい空気に湿気が溶け込み、効率よく加湿できます。
エアコンを使うときは真下に置く
エアコンを使用する場合は、部屋の真ん中ではなくエアコンの真下に置くようにしましょう。
エアコンの風が加湿器から出た湿気を取り込んで広い範囲に行き届きますので、より効果的に室内を加湿できます。
パソコン・テレビなどから離れた場所に置く
加湿器は、パソコンやテレビなどの精密機器から離れた場所に置きましょう。近くに置いていると電化製品の内部に結露ができ、故障の原因になります。
また、エアコンも使っていないときは加湿器を真下に置いて使用するのは避けましょう。
加湿器の効果を上げる使用方法
加湿器の効果を上げるには、置き方だけでなく湿度設定や定期的なお掃除も大切です。
加湿器の最適な湿度設定は?
加湿器の湿度設定は40~60%が最適だといわれています。
湿度が低すぎると部屋の空気が乾燥し、風邪などの菌が活発に動き出します。反対に湿度が高すぎるとカビや結露が発生しやすくなってしまいます。
また、タンクの水は毎日新しい水に交換しましょう。
加湿器を掃除してカルキやカビ対策
加湿器は使い続けているとカルキやカビ、水垢で汚れてしまい、放っておくと身体にも悪影響を与えますので定期的なお掃除が大切です。
製品によって加湿器に適した洗浄液や掃除方法が異なるため取扱説明書などで確認が必要ですが、一般的なカルキや水垢汚れにはクエン酸がオススメです。
特に、加湿器のフィルターやトレー、タンクは汚れが付着しやすいため定期的に掃除しましょう。
まとめ
加湿器は部屋の乾燥を防ぐだけでなく、肌の乾燥を防いだり、風邪やインフルエンザを予防する効果があることが分かりました。
また、加湿器の効果を効率よく得るには、置き方や湿度設定、定期的なお掃除にも気を配ることが大切です。
今回ご紹介した方法を実践して加湿器を上手く活用してくださいね。
お風呂をもっと楽しむ! バスタイムに使える人気グッズ
お風呂にゆっくり浸かって過ごすバスタイムは、毎日の疲れを癒やしてくれる大切な時間です。
普通に入浴するだけでも充分リラックスできるかと思いますが、バスグッズを使えばよりお風呂の時間を楽しめます。
バスタイムをさらに特別な時間にしたい方は、ぜひ今回ご紹介するバスグッズを活用してみてください!
心も体もリフレッシュできるバスグッズ
お風呂に浸かって心も体もリフレッシュしたいときに使えるバスグッズは、さまざまな種類のものが販売されています。
ここでは、その中でも特に人気のバスグッズをご紹介いたします。
じっくりとお風呂が楽しめるバスピロー
近頃は浅めのバスタブが多く、体の力を抜き寝そべるようにお風呂に入っていると「首に負担がかかってつらい」という人も多いと思います。
そんな方にオススメしたいのがバスピローです。
その名の通りお風呂場で使える枕で、ネックピローのように首元を乗せて頭を支えるタイプのものや、枕タイプのものがあります。
首への負担を解消し、じっくりお風呂を楽しみたい方はぜひ利用してみてください。
キャンドルを置くように楽しめるバスライト
キャンドルのゆらゆらとした炎の光には癒し効果があるといわれていますが、光を求めるためにキャンドルをわざわざお風呂に持ち込むのは少し気を使いますよね。
しかし、最近では本物の火の揺らぎを忠実に再現できるキャンドル型のバスライトが人気を集めています。火を使わずスイッチをつけるだけで、キャンドルのような光の効果を安全に楽しむことができます。
キャンドル型以外でも、好きなアロマオイルを入れて香りを楽しめるバスライトや、プラネタリウムのように天井へ星空を投影してくれるバスライトもあります。
デザインや大きさ、機能も多種多様にありますので、ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。
お風呂でゆっくり読書を楽しみたい方に便利なバスグッズ
長時間の半身浴のお供として読書をしたいという方もいらっしゃると思います。
お風呂では、できるだけ本を濡らさず、湿気からも守りたいですよね。
本を濡らさず湿気からも守るには、お風呂に浮かべて使えるビニール素材のブックスタンドや、完全防水型のブックケースなどを利用することで読書が快適に楽しめます。
また、ブックスタンドだけでは足りないという方は、バスタブの幅に合わせて調節できるバスタブトレーが便利です。
バスタブトレーは小さな机のような形になるため、本だけではなくタブレットやスマートフォン、ちょっとした飲みものやおやつなども乗せられ、お風呂で長い時間を過ごす方には特にオススメです。
電子書籍で快適バスタイムも
お風呂に紙の書籍を持ち込んで、あやまって浴槽に落としてしまったという方もいらっしゃると思います。
そんな方には電子書籍もオススメです。
完全防水型タブレットやスマートフォンであれば、不注意で濡らしてしまった場合も、壊れたり汚れたりしないため安心して読書に励めます。
さらに機能によってはテレビや動画、音楽の再生も可能なので、自分の気分に合わせてゆっくりとしたバスタイムを過ごすことができます。
また、現在利用しているタブレットやスマートフォンがあれば、それを保護する防水グッズを利用してお風呂場に持ち込むことができます。
ただし、防水加工をしていない電子機器は湿気に弱いものも多いため、利用には注意しましょう。
便利なアイテムが次々発売されているバスグッズの中でも、特に人気の高いグッズをご紹介いたしました。
普段はシャワーで済ませているという方も、色々なバスグッズとともにのんびりバスタイムを楽しんでみませんか?