お風呂

2023-11-24

ボタニカルなバスルームに! お風呂で植物を育てるコツ

部屋全体をおしゃれに見せてくれるインテリアのひとつ、観葉植物。浴室に飾れば、グリーンで彩られたリゾートライクなバスルームを作ることができます。
ただ、浴室はさまざまな点でリビングなど通常の部屋とは異なる環境であるため、普通に観葉植物を育てるのとはまた異なる気遣いが必要になります。
今回はバスルームで植物を育てるコツ、育てやすい植物の選び方などについてご紹介します。

まずは浴室の環境をチェックしよう

家によって、浴室の間取りや造りには違いがあります。
中には植物を育てるのが難しい造りの浴室もあるため、まずは最低限の環境が整っているかを確認しましょう。

窓の有無

植物を育てるには、最低限の日光と風通しの良さは欠かせないものです。
浴室に窓がない造りになっている場合は、観葉植物を浴室に置きっぱなしで育てることは難しいでしょう。
ただ、日当たりがよく風も通る場所に移動させながら育てるのであれば、入浴の際にお風呂場に置いておくことは十分可能です。
例えば、朝出かける前に日当たりの良い場所に移しておき、夜帰宅して入浴する際には浴室に戻してバスルームの彩りにする……このようなルーティーンにすれば観葉植物も元気に育ってくれますし、入浴しながらのんびりとグリーンを眺めることもできます。

部屋が冷えすぎないかどうか

冬場はどの部屋の室温も下がり気味になりますが、浴室は特に寒くなりやすい場所です。
植物が耐えられない気温になってしまう可能性もありますので、自室の浴室がどれくらい冷えるか、あらかじめ把握しておくことがおすすめです。
冷えやすい浴室のなかでも、窓辺は特に冷えます。
夜から朝にかけての気温が下がる時間帯には植物が耐えられないほどに冷えることもあるので、日当たりが良いからと窓辺に置きっぱなしにしておくのは避けましょう。
寒い時期には浴室から植物を移動させたり、窓の近くには置かないようにしたりというような工夫が必要です。

浴室に置く植物の選び方

浴室にグリーンを飾るには、浴室という特殊な環境に適応できる植物を選ぶことが大切です。
ここでは浴室でも元気に育ってくれる植物を選ぶポイントをご紹介します。

日陰に強いもの

浴室は、たとえ窓があっても日当たりが良くない位置に造られることもあります。
そのため、窓の有無に関わらず日陰に強い、耐陰性の高い植物を選ぶようにしましょう。

水だけで育てられるもの

観葉植物のなかには、水耕栽培(ハイドロカルチャー)といって、土を使わず水だけで育てられるものがあります。
水耕栽培が可能な植物は浴室の高温多湿になる環境でも育ちやすいものが多く、お手入れも簡単なのでおすすめです。

湿度が高くても大丈夫なもの

お湯をたくさん使う浴室は、湿度が高い環境になりやすい場所でもあります。
乾燥した環境を好む植物は避け、湿度が高い環境にも適応する植物を選びましょう。
熱帯のジャングルのような高温多湿の環境で育つ植物がおすすめです。

浴室で育てるのにおすすめの観葉植物

シダ植物

シダ植物には高温多湿の環境に強い種類が多く、見た目もかわいらしいものが多いため、浴室で育てる観葉植物としておすすめです。
ライトグリーンの細やかな歯が目にも鮮やかなアジアンタム、さわやかな黄緑が美しいアスプレニウム、青みがかった緑がきれいなフレボディウムなど、種類も豊富。
ビカクシダ・ネザーランドなど、元々育つのに土を必要としない種類もあり、壁に吊るして飾ることで洗練されたボタニカルなバスルームを演出することもできます。
見た目の好みや理想の飾り方に合わせてどのグリーンを浴室に置くか選ぶこともひとつの楽しみ方と言えます。

サトイモ科の植物

サトイモ科の観葉植物は、熱帯のジャングルが原産のものが多く、浴室の日が当たりにくく高温多湿である環境にも適応しやすい種類です。
サトイモ科の観葉植物で、特に有名なモンステラも浴室に置くグリーンとしておすすめです。
濃い緑の葉のほか、品種によって班が入ったユニークな見かけのものもあり、目を楽しませるインテリアとしても魅力的。
熱帯由来の植物なので、リゾートライクな雰囲気も感じられます。
元々熱帯のジャングルで育つモンステラは薄暗い環境でも問題なく育ち、日当たりが悪くても多少の日光さえあれば大丈夫という育てやすいグリーンのひとつ。
窓のない浴室でも、時折日の当たる場所に出してあげれば無理なく育てられるでしょう。
ただ、熱帯原産の植物の常として、寒さに弱い点には注意が必要。
気温が5℃以下になると枯れる恐れが出てくるので、暖房が効いていてあたたかい室内に移してあげるのがおすすめです。

緑豊かでリラックスできるバスルームをつくろう

観葉植物は、「毎日の疲れを癒しリラックスする」というバスルームの機能をより一層高めてくれるインテリアです。
植物を飾ることで得られるボタニカルな雰囲気を作るには、お風呂という特殊な環境下でも強く育ってくれる植物を選ぶことがとても重要。
生きている植物なのでケアには手間がかかりますが、入浴時の満足感は大きく跳ね上がるはず。
浴室の高温多湿な環境にも適応できるグリーンを選んで、まるでリゾートのようなおしゃれで洗練されたバスルームを完成させましょう!

2023-10-31

子供のお風呂嫌いはなぜ? 嫌がる理由と解決策

子供と一緒のお風呂は、苦労することも多いものです。お風呂が好きで毎日楽しく入ってくれる子なら良いのですが、なかにはお風呂が苦手で、毎日ぐずったり泣いて嫌がったりする子もいます。
そこで今回は子供がなぜお風呂を嫌がるのか、そして楽しくお風呂に入ってもらうためのアイディアについてご紹介します。

子供がお風呂を嫌がる理由とは

子供がお風呂を嫌がる理由は、それぞれ異なります。
お風呂に虫がいた経験がトラウマになっていたり、冷たい床や壁が苦手だったり、単純にお風呂に入ろうと誘うタイミングが悪かったり、イヤイヤ期がスタートしたサインであったり……たくさんの小さなことが重なって、その子供だけの「お風呂を嫌がる理由」が形成されているのです。
ここではそのなかでも、多くの子供がお風呂を嫌がる理由のひとつになり得る代表的なものをご紹介します。

遊びを中断されたくない

お風呂に入ること自体は嫌いではなくても、夢中で遊んでいるタイミングでお風呂に誘われれば、子供に限らず大人だって嫌な気分になるものです。
こちらとしては寝る時間のことも考えて声掛けをしているわけですが、お絵かきやゲームなどの遊びに夢中になっている子供からしたら邪魔が入った、と感じて不機嫌になるのも納得できます。

お風呂場の寒さ、暑さが苦手

子供は、大人以上に温度の変化に敏感です。脱衣所やお風呂場は、冬場は寒く、夏は暑くなりがち。
「寒いから嫌」「暑いから嫌」という理由でお風呂を嫌がる子も多いです。
リビングだけではなく、脱衣所やお風呂場の空調もできるだけ整え、室温を調整してあげるとお風呂を嫌がらなくなるかもしれません。
入浴後、湯冷めする感覚も子供にとっては大きなストレスとなります。冬場はしっかり室内を暖めて、急に湯冷めすることのないようケアしてあげましょう。

お風呂に入ることは楽しくない、面白くない

お風呂に入ることそのものが嫌いな子供ももちろんいます。
大人でもお風呂が好きな人とそうでもない人がいますが、大人の場合はたとえお風呂が好きではなくてもちゃんと入らなければいけないと知っているから我慢して入浴しているだけ。
素直な子供は、つまらないという気持ちに正直に行動してしまいます。
お風呂を楽しめるように工夫することで、お風呂に入るのも遊びのひとつにしてしまうのがおすすめです。

水が怖い

小さい子供の場合には、水が怖い、苦手だという思いからお風呂を嫌がるケースがあります。
たとえば顔に水がかかること、浴室に響く水音、シャワーが肌に当たる感覚など、お風呂で感じる「水」をとにかく嫌がるのです。
特にシャワーは水圧も強く、音も大きいため、怖く感じる子が多いようです。
まずは手桶を使い、肌に優しく水を流す感覚でからだを洗ってあげましょう。少しずつ水に慣れ、お風呂は怖いものではないと認識を変えてくれるはずです。

叱られた経験からさらに嫌がるようになることも

お風呂を嫌がったり、遊んでばかりでからだや髪を洗わせてくれなかったりする子を叱りつけてしまった経験がある親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そのために「お風呂」と「叱られる」ことがセットで結びついてしまい、結果として余計にお風呂を嫌いになる子供もいます。
忙しい毎日のなか、スムーズにお風呂を済ませてくれないことにいらいらしてしまうこともあるでしょう。
とはいえそれでさらにお風呂嫌いになってしまっては本末転倒です。
将来的にスムーズにお風呂に入れるための投資と考え、今はぐっとこらえて、とにかくお風呂は楽しく良いものだと印象づけることを目指してみましょう。

子供にお風呂を楽しんでもらうためのアイディア

お風呂を遊びの延長にする

遊びを中断されて嫌がる子供、お風呂そのものがつまらなくて嫌いな子供に対しては、「お風呂も遊びの延長」と実感してもらうことが効果的です。
まずは基本として、お風呂に向かう時、好きなおもちゃやぬいぐるみと一緒に「お風呂に入ろう」と声掛けしてみるのがおすすめ。
違う遊びをはじめる感覚にさせるのが大事です。
脱衣所やお風呂場にもおもちゃを用意しておけば常に遊びながら楽しめますし、「脱いだ服を洗濯かごに自分で入れる」などの作業も遊びのひとつとしてやらせてみるのも効果があります。
当然大人が脱がせる方が早いのですが、自分でやってみることは子供にとっては楽しい遊びにもなるのです。

水やシャンプーが怖くないよう工夫する

水を嫌がる子供に対しては、とにかく優しくからだを流し洗うよう心がけましょう。
シャワーではなく手桶を使うほか、目に入ってしまってもあまり痛まないシャンプーを選ぶのも効果的です。
シャンプーハットは好きな子も苦手な子もいますが、顔に水がかかるのが嫌という子に対しては一度試してみる価値は十分にあります。

お風呂はぬるめに、入浴剤は肌に優しいものを

子供は大人よりも肌が敏感で、熱さにも弱いです。大人の基準で入れたお風呂のお湯は、子供にとっては熱すぎるのです。
子供と一緒にお風呂に入る時は、浴槽のお湯は少しぬるいかな、と感じるくらいの温度にしておきましょう。
また入浴剤も、できるだけ刺激が少なく肌に優しいものがおすすめ。
温浴効果を高める有効成分が入っているようなタイプは、子供にとっては刺激が強すぎるので避けるのが無難です。
肌に優しいものであれば、入浴剤はお風呂を楽しむのにとても有効なアイテム。
日替わりで使えるよう何種類か用意しておけば、「今日のお風呂はどんな風になっているか見に行ってみよう!」と誘うきっかけとしても使えます。

楽しむ気持ちを忘れずに!

子供と一緒のお風呂は苦労することも多く、自分ひとりで入る時よりも時間もかかります。毎日楽しめるよう工夫するのも大変かもしれません。
ですが、子供と一緒にお風呂に入れる時期はほんの一瞬だけ。今だけの大切な時間を楽しむ気持ちを忘れずに、親子揃ってバスタイムをエンジョイしてください。

2023-09-25

清潔感をキープ! お風呂の掃除をもっと楽にするアイディア

お風呂掃除は、家の掃除のなかでも特に面倒なことのひとつ。
思い立ったときにさっと掃除できるほかの部屋と違い、濡れることも覚悟して思いきらなければ掃除に取り組めないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、面倒くさがりな人でも無理なくきれいな状態にお風呂をキープするコツについてご紹介します。

無理のない範囲の掃除を続けることできれいをキープ

お風呂の掃除をなるべく楽に済ませるには、簡単な掃除やお手入れを継続することが重要です。

毎日家族みんなが使うお風呂は、もちろん使用のたびに汚れていきます。
だからといって毎日隅々まできれいに掃除するのはハードルが高く、到底続けられそうにありません。
最初から高い目標を持って結局続けられずに掃除が滞るよりも、ごく簡単な掃除をできるだけ定期的に続けていく方が、結果としてお風呂場がきれいな状態を保ちやすくなります。
毎日掃除するのは浴槽のみと決めて、壁や床、排水口などの掃除は週に1回、バスチェアや洗面器、お風呂のフタをはじめとする小物類の掃除は月に1回と、少なめの頻度で続けるようにすれば、忙しい日々のなかでも無理なく継続することができます。

お掃除の方法もできるだけ簡単なものを選ぶのがベター。
放置や漬け置きしたあとに洗い流すだけできれいにできる浴室用洗剤やカビ取りハイターなどを駆使し、可能な限り手間を減らすのがおすすめです。
一度の掃除では完璧にきれいな状態に戻らなくても、最初に決めた頻度を守ってコツコツ掃除を続ければ次第にきれいな状態に戻っていきます。
汚れが目立つようになってからまとめて掃除したり、年末の大掃除のときだけ頑張ったりするよりもずっと楽になるはず。
お風呂掃除の面倒さに悩む方にはぜひ試してもらいたい方法です。

お風呂グッズは浮かせて収納することで掃除が楽に

ボディソープやシャンプーのボトルをはじめ、バスルームにはさまざまな小物類を置いている方が多いです。
こうした小物類も、置き方によっては汚れがたまる原因に。
水気の多いお風呂場では接地面が濡れた状態が続くので、水垢やぬめり、カビなどが発生しやすいのです。
ボトルの汚れたシャンプーやボディソープを使うのはなんとも嫌なものですが、だからといっていくつもあるボトルをいちいち持ち上げ、きれいに洗い、また定位置に戻す……掃除のたびにこの作業をこなすのはとても面倒なもの。
床や棚にそのまま置いているとぬめり汚れが目立つ小物類ですが、浮かせる収納を意識することで汚れがたまりにくくなり、日頃のお掃除にかかる手間もぐっと減らせて楽になります。

ボトル類はまとめて浮かせる

シャンプーやコンディショナー、ボディソープなど、ボトル類をどう収納するかはお風呂掃除を楽にする上で大切なポイントのひとつです。
大事なのは、ボトルの底の接地面をなるべく少なくすること。
接地する面積が少なければぬめり汚れやカビがつきにくく、きれいな状態を保ちやすいです。
壁にマグネットで取りつけられるタイプのラックのほか、浴室にものをかけられるバーがあるご家庭では吊り下げタイプのラックもおすすめ。
ステンレス製のものを選ぶと湿度の高いお風呂場でもさびにくいです。

軽いものはマグネット式のフックで吊るす

中身が入っているとそれなりに重たくなってしまうボトル類と比べるともっと軽いアイテムは、マグネット式のフックで吊るすのがお手軽。
大きなラックと違って場所も取らずにコンパクトです。
フックをいくつも壁に貼りつけて並べるのに抵抗がある方には、マグネットで取りつけるタオルバーを使うのもおすすめ。
シンプルで小さめのタオルバーなら、壁に複数取りつけても圧迫感もなく、かさばって邪魔になることもありません。
フックやホルダーをひっかけ、まとめて吊るしておくとどこに何があるかもわかりやすいですし、水切れもよく清潔な状態をキープできます。
もちろん本来の用途としてタオルもかけておけますので、ボディタオルをかけておいたり、浴室乾燥の際に洗濯物をかけたりするバーとしても活躍してくれます。
浴室用の商品を選ぶと接地面の色移りなどのトラブルも防げておすすめです。

浴室でも使えるシールタイプのホルダーもおすすめ

浴室の壁にはたいていマグネットがくっつきますが、マグネットでラックやホルダーを取りつけられないときには、浴室や水回りでも使えるシールタイプのホルダーがおすすめです。
なかでも、一度貼り付けたあともていねいに剥がせば繰り返し使えるタイプのものがぴったり。
小物類の収納は、使いやすい配置であることも大切です。
見栄えを意識して置く場所・吊るす場所を決めがちですが、手が届かず使いにくい状態では意味がありません。
貼ってはがせるタイプのホルダーなら、取りつけたあとに場所を微調整したいときにも安心です。
収納していたアイテムを使いきるとホルダーも空いてしまいますが、繰り返し貼ってはがして使えるものなら無駄なホルダーは取り外してしまっておけます。

日々の小さな工夫がお掃除を楽にしてくれる!

日々の小さな工夫がお掃除を楽にしてくれる!
お風呂掃除は、長い間汚れをためこんだあとまとめて片付けようとするととても面倒なもの。
覚悟を決めて汚れたバスルームを掃除するよりも、日頃の簡単なお手入れを継続したり、収納を工夫したりすることで掃除の負担を減らすというアプローチがおすすめです。
お風呂場の掃除に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

2023-09-22

お風呂上がりには水分補給! おすすめの飲み物について

お風呂に入るとからだが温まって血行がよくなり、汗をかきます。
40℃ほどの温度のお湯に10分から15分浸かっているだけで体内から失われる水分は、なんとおよそ800mlにも及ぶとのこと。
熱いお風呂、長風呂が好きな方であればさらに多くの汗をかいていることになります。
入浴中は常にからだが濡れているので気が付きにくいのですが、体内の水分の多くを失っている状態になるのです。
たっぷり汗をかいた後には水分補給が欠かせません。
そこで今回は、お風呂上がりにおすすめの飲み物とNGな飲み物についてご紹介します。

お風呂上がりに冷たい飲み物はNG

お風呂上がりに飲むものといえば、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。
冷えたビールなどのお酒とともに晩酌タイムに入る大人も多いですし、銭湯ではお風呂上がりのコーヒー牛乳やフルーツ牛乳が定番となっています。
お風呂に入った後のほてったからだを冷やすのに、冷たい飲み物はぴったりのように思えます。
実際、暑いときにすっきりと冷えた飲み物を飲むと心地よく感じるものです。

ですが実のところ、お風呂上がりに冷たい飲み物はあまりおすすめできません。
冷たいものを飲むとせっかくよくなった血行がまた悪くなってしまい、入浴による効果が薄れてしまいます。
また冷たい飲み物からは水分を吸収しにくく、からだがむくむ原因となってしまうことも。

お風呂上がりにはあたたかい飲み物がおすすめ

お風呂に入ってよくなった血行と高くなった体温をキープするためには、水分補給のための飲み物もあたたかいものがおすすめです。

お風呂上がりに冷たい水を飲むとすっきりして気持ちいいものですが、からだのことを考えるとあまり好ましくありません。
飲み物はできるだけあたたかいもの、もしくは常温のものを選ぶようにしましょう。

あたたかい飲み物のなかでも特におすすめなのはハーブティー

あたたかい飲み物のなかでも特におすすめなのはハーブティー
自宅で口にするあたたかい飲み物にはどのようなものがあるでしょうか。
お茶やコーヒーなど、カフェインの入っている飲み物をよく飲んでいる方も多いかもしれません。
さまざまなお茶やホットのコーヒーは「あたたかい飲み物」という条件には合致していますが、一方で利尿作用のあるカフェインを含んでおり、お風呂上がりの水分が不足がちなからだにはあまりフィットしていません。

冷たくない飲み物としていちばんお手軽なのは常温の水や白湯ですが、水や白湯では味気なく感じるという方には各種ハーブティーがおすすめです。
どのハーブのお茶かによって効能は異なりますが、基本的にはノンカフェインで利尿作用が低く、リラックス効果も期待できて、お風呂上がりの水分補給にはぴったりです。
あたたかいハーブティーなら入浴後のからだを冷やしてしまうこともありません。
ハーブティーにはたくさんの種類があるので、その日の気分や体調に合わせて好きなものを選ぶ楽しみがあるのも魅力的。

毎日同じお茶では飽きてしまうという方は、いろいろな種類のハーブティーを取り揃えておき、日によって好きなものを選ぶようにすると楽しく続けられるはずです。
あたたかいハーブティーはからだをあたためてくれるだけでなく、リラックス効果も得られて、就寝前にはぴったりの飲み物です。
なかでも特におすすめの種類をいくつかピックアップしてご紹介します。

ローズヒップティー

なんとレモンのおよそ20倍のビタミンCを含むという、美容効果も期待できるハーブティーです。
お肌の調子をととのえたいときにおすすめ。
ほのかにすっぱい味が気分もすっきりさせてくれます。

カモミールティー

リラックス効果と安眠効果が期待される、やさしい味わいのハーブティーです。
ミルクもよく合うので、ストレートでは少し飲みにくいという場合には少々ミルクも加えてホットのカモミールミルクティーとして楽しむのもおすすめ。

ラベンダーティー

気分の落ち着くいい香りが特徴でポプリなどによく使われるラベンダーは、お茶としても楽しめます。
精神を安定させてくれる効果が期待でき、ストレスを和らげたいとき、ほっと一息ついてリラックスしたいときに特におすすめです。

ラズベリーリーフティー

こちらは特に女性におすすめのハーブティーです。
子宮収縮作用があり、PMSや生理痛など、生理に伴うつらい症状を緩和させてくれる効果が期待できるのだそうです。
生理痛がつらい方、PMSで気分が落ち込みがちな方に。

ジンジャーティー

しょうがにはからだを内側からあたためる作用があり、お風呂上がりの高い体温をキープするのに役立ちます。
冬の寒い時期はもちろん、冷房でからだが冷えがちな夏にもおすすめのハーブティーです。

お風呂には夜、寝る前に入るという方が多いかと思います。スムーズに就寝するためにも、安眠効果やリラックス効果のあるものも多いハーブティーは入浴後の飲み物としてぴったり。
お仕事の疲れやストレスを抱えている方にもおすすめです。
お風呂上がり、ほてったからだをゆっくりと休めて眠りにつくまでのリラックスタイムのお供に、ぜひあたたかいハーブティーを試してみてください。

2023-08-28

海外でも人気! 健康効果も注目される水風呂

日本では古くから馴染みのある水風呂ですが、近年では海外でも人気を集めるトレンドになっています。多くの著名なセレブが夢中になっているという、水風呂。
水風呂が愛される理由とは、一体なんなのでしょうか。

ウェルネスアクティビティとして人気の水風呂

日本ではサウナやあたたかい温泉につかった後に入ることの多い水風呂ですが、海外ではひとつのウェルネスアクティビティとして人気を集めています。

著名な歌手やモデルなど、多くのセレブリティがSNSで冷たい水風呂に凍えながら入浴している姿を公開していることからも、新たな流行のひとつであることがうかがえます。
「Cold Plunge(コールドプランジ)」と呼ばれることも多い海外の水風呂は、屋外のバスタブに冷たい水を張ってつかったり、たっぷりの氷水に体を沈めたりとさまざまな方法で試されている様子。

共通しているのは、基本的には水温10度以下のとても冷たい水につかる、ということです。
氷水どころか氷だけをたっぷりと入れた「アイスバス」と呼ばれるタイプのものもあり、日本でよく知られる水風呂よりもさらに冷たいお風呂だと考えて間違いなさそうです。

アメリカでは、富裕層向けにコールドプランジ専用のバスタブを販売する企業も増えているそう。
こうした専用バスタブには自動で水を低い温度に保つ機能や水をろ過・循環・消毒する機能がついており、氷や冷水を用意しなくても楽に水風呂に入れると人気を集めています。

海外で水風呂が人気になった理由とは

ウェルネスアクティビティのひとつとして知られるようになった水風呂には、肉体的・精神的な効果が期待されています。
まずひとつは、疲労回復効果。
水風呂には筋肉や関節の炎症を和らげる効果があり、筋肉痛を軽減してくれることもわかっています。
また、水風呂につかることでメンタルにもいい影響が期待できます。
急激に体が冷えること自体は大きなストレスなのですが、そのおかげでストレスを軽減するホルモンの分泌が強く促され、ホルモンの効果で水風呂から上がった後はすっきりとリフレッシュした気分になれるとのこと。
ストレスフルな毎日を送っている人にとっては嬉しい効果です。
実際に水風呂を体験すると「若返ったような気がする」という人もいるほど、そのリラックス・リフレッシュ効果は実感しやすいようです。

さらに日本で行われるようなサウナやあたたかいお風呂と組み合わせた温冷交互浴のスタイルも徐々に取り入れられてきていて、ストレスを軽減するホルモンに加えて幸福ホルモンであるエンドルフィンやセロトニン、オキシトシンといったホルモンの分泌も増えるとのこと。
リフレッシュできるだけでなく幸福感も強く感じられることが水風呂の人気の秘訣なのでしょう。

水風呂を楽しむときの注意点

暑い夏、せっかくなら海外流の水風呂にもチャレンジしてみたい……という方のため、水風呂を楽しむ際の注意点もまとめました。
しっかりチェックしてから水風呂にトライしてください!

医師に相談してからがベター

冷たい水につかることは、血圧や心拍数、循環器系に影響を与える可能性があります。
何かしらの疾患を持っている方、そうでなくても不安を感じる方は必ず主治医に相談してから行うようにしましょう。

誰かに監視してもらう

ホルモンバランスの影響なのか、水風呂につかっているときは感情が不安定になることもあるといいます。
何かあったときのためにも、ひとりで入浴せず、誰かに見ていてもらうようにしましょう。

後で体を温める

かなり冷たい水につかるので、水から上がってもまだ体温が下がり続けてしまう可能性があります。
その場合低体温症になってしまうリスクがあるので、水風呂から上がったらすぐに体を温めるようにしましょう。

長時間つかるのは避ける

日本人の感覚だとお風呂にはのんびりつかりたくなってしまいますが、水風呂の場合はゆっくりつかっていると体が冷えすぎてしまいます。
そもそも水風呂に期待される健康効果のためなら、数分水につかっていればそれで十分。
無理に長くつかっている必要はないのです。
決して無理はせず、すぐに上がって体を温め直すようにしましょう。

無理のない範囲で水風呂にチャレンジしてみよう

無理のない範囲で水風呂にチャレンジしてみよう
海外で人気の水風呂は、日本で昔から愛されている水風呂とはまた少し違ったスタイルではありますが、新しいウェルネスアクティビティのひとつとして定着しつつあります。
日本のサウナや温泉、銭湯などの施設で楽しめる水風呂の温度は基本的には17度前後と、海外のコールドプランジと比べるとあまり低い温度ではありません。
ただ施設によっては、水温が10度未満のとても冷たい水風呂を味わえるところもあります。
まずは日本風の水風呂で体を慣らして、冷たい水にある程度慣れたらもっと冷たい水風呂を試してみるのもいいかもしれません。

寒い冬にチャレンジするには勇気がいりますが、暑い季節ならもっとトライしやすいはず。
特に近年は毎年猛暑が続くので、さっぱりした気持ちになれる水風呂はリフレッシュにおすすめです。
ハリウッドのセレブのような気持ちで、冷たい水風呂にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

2023-08-22

温泉旅行には夏がぴったりな理由とは

温泉は1年中楽しめるものですが、やはり体を温めることから冬の寒い時期にぴったりだというイメージは根強いです。
特に露天風呂などは、雪の積もった景色を眺めながら熱い温泉につかる、という印象を持っている方も多いのではないでしょうか?
ところが温泉のベストシーズンは冬ではなく夏だ、という意見もあるようです。
今回はなぜ温泉のベストシーズンが夏といわれるのか、その理由についてご紹介します。

夏は入浴事故の少ない季節

夏はそもそも、入浴事故のリスクが冬よりも低い季節です。
もともと気温が高い夏は、冬と比べて入浴時の温度差が少ないのはいうまでもありません。
温度差が少ないおかげで、血圧の急激な変化による入浴事故の可能性を減らせています。

入浴事故による死亡者数は1年におよそ2万人にも上るといわれており、特に冬の寒い時期に起こることが多くなっています。
なかでも高齢の方は入浴事故を起こすリスクが若い方よりも高くなるため、十分な注意が必要です。

しかし、温泉旅行は旅館でのんびりと過ごせるため、高齢の方にも人気です。
せっかくの温泉、安全に楽しみたいなら寒い冬よりも温度差の少ない夏に行くのがおすすめといえるでしょう。

夏の温泉がおすすめされる理由とは

温泉のベストシーズンが夏といわれる理由は他にもあります。
他にどのような理由があるのか、見ていきましょう。

内湯に湯気がこもらない

外気と浴室内との温度差が少ないため、内湯に湯気がこもらないのも夏の温泉の良さです。
また、温泉旅館のなかには素晴らしい内装の内湯が有名なところも多いです。
温泉地ならではの浴室建築の風情も重視して楽しみたい方には、内湯の内装や雰囲気もじっくり楽しめる夏の温泉がおすすめです。

ぬるい温泉も楽しめる

熱いお風呂が好きかぬるいお風呂が好きか……入浴時のお湯の温度の好みについては個人差があり、人それぞれに理想的な温度は違います。
また、寒い時期には温泉をより熱く感じるでしょう。冷えた手足がじんわりと温まっていくのを感じるのは心地いいものです。
ですが反対に暑い時期には、ぬるい温泉の良さを楽しむことができます。
温泉や銭湯では長い間、熱いお湯が定番でしたが近年では、ぬるいお風呂の良さが注目されています。
夏季限定でぬるい源泉を温めずにそのままかけ流しで利用できるようなところも増えてきており、夏ならではの温泉の楽しみ方として人気です。

夏は転地効果を実感しやすい

温泉地へ旅行することのメリットのひとつとして「転地効果」があります。
転地効果とは、日常の生活から一時離れ、いつも暮らしている場所とは違う土地で過ごすことでリフレッシュでき、心身に良い効果があるというものです。
季節に関係なく感じられるものではありますが、普段の環境と温泉地との違いを特に強く実感できる季節はやはり夏です。
特におすすめなのが、避暑地を兼ねている温泉地です。
標高の高い山がちな温泉地は夏でもさわやかで涼しい気候のところが多く、避暑にぴったり。
エアコンがなくても涼しいため、夜になってもむし暑くて眠れない毎日を過ごしている方にとっては天国のように感じられることでしょう。

夏ならではの自然を楽しめる

冬の雪景色を美しいと感じる方も多いですが、夏の青々とした山景色も同じくらい美しいものです。
夏の抜けるような青空のもと、緑も色濃くエネルギーに満ちた木々や渓流、青く広がる海など、夏の自然を眺めつつ温泉に入るのは格別の体験です。
冬とはまた一味違う、強い生命力を感じられる自然の光景を楽しむなら夏がぴったりです。

雪深い冬季には休業している温泉にも行ける

山奥にある、いわゆる「秘湯」と呼ばれるような場所の多くは、冬場には積もった雪に閉ざされて訪ねることが難しくなります。
冬季は休業している温泉も多いのです。
冬場には休業しているとなれば、その温泉を楽しめるのは雪のない夏季しかありません。
暑い季節にしか楽しめないレアな温泉を体験するには、夏の旅行がマストなのです。

薄着の夏は温泉に入りやすい

いわれてみれば至極当然のことなのですが、夏場は薄着で過ごすため、温泉に入るたびに服を脱いだり着たりするのが楽なのもメリットです。
普段の暮らしでは基本的に入浴は1日1回なので、あまり実感することはないかもしれません。
ですが温泉旅行へ来た時には、日に何度も繰り返し温泉に入るという方も多いでしょう。
何度も繰り返すとなると、重ね着している衣類をいちいち脱いで、お風呂上がりにはまた着込んで……という作業が途端に面倒に感じられます。
夏場の温泉では普段着が薄着なのはもちろん、施設内では浴衣をさらりと羽織るだけで過ごせるので、お風呂上がりの着衣もとても楽。

近年は多くの種類が異なる浴室が完備されており、施設内で浴室を巡るだけで湯巡りを楽しめるところも増えています。
こうした温泉を気楽に楽しむなら、やはり夏がおすすめです。

避暑も兼ねた温泉旅行を楽しもう

避暑も兼ねた温泉旅行を楽しもう
冷えた体を温めるイメージから、温泉旅行といえば冬に行くものという印象も強いですが、実際には夏の温泉にもいいところがたくさんあります。
最近ますます暑くなっている日本の夏を、避暑も兼ねた温泉旅行で乗り切っていきましょう!

2023-05-31

バスタイムでもっと癒される! おすすめバスキャンドルの選び方

毎日のバスタイムは、のんびりとリラックスして心も体も癒すための大切な時間です。
バスタイムの癒し効果をさらに高めてくれるアイテムとしておすすめなのが「バスキャンドル」。
ほのかに揺れるキャンドルの明かりは、せわしない日々で知らず知らずのうちに緊張していた心身を優しく癒してくれます。
今回はバスキャンドルの癒し効果について、そしてバスキャンドルを選ぶポイントについてご紹介します!

バスキャンドルの癒し効果

もともと、癒し効果のあるアイテムとして人気のキャンドル。
キャンドルに灯された火はゆらゆらと揺れているのが特徴ですが、この揺れは、実は「1/fゆらぎ」と呼ばれる動き方です。
1/fゆらぎの動きは、単調すぎず大きすぎずちょうどいいバランスで、見ている人に安心感を与えるとされています。
つまり、ろうそくの明かりを眺めているだけで一定のリラックス効果があるというわけです。

ろうそくの火の1/fゆらぎにリラックス効果のある良い香りのアロマなどを組み合わせたキャンドルは定番の癒しアイテムですが、このキャンドルをお風呂でも使えるよう工夫したものを「バスキャンドル」といいます。
心地よい温度のお湯に浸かりながらバスキャンドルの明かりを眺めれば、より癒されるはず!
癒しの相乗効果を生むバスキャンドルは、いつものバスタイムをさらにぜいたくなひとときへと変えてくれます。

お風呂でキャンドルを使う際の注意点

お風呂でキャンドルを使う際には、いくつか注意しておきたい点があります。

バスキャンドルを使う

キャンドルがお風呂でも使えるものかどうか、ちゃんと確かめるようにしましょう。
中には器の形状や材質など、水気の多いお風呂向きではないものもあります。
うっかりお湯の中に落としたりしないよう、安定性と耐熱性のあるグラスやお皿を用いて使うのがおすすめです。
「バスキャンドル」として販売されているものはお風呂での使用を想定されている商品ですので、安心して使うことができます。

燃えやすいものから遠ざける

湿気の多いお風呂であっても、燃えやすいものが近くにあると引火の恐れがあります。
タオル類やシャワーカーテンなど、燃えやすい素材のものから遠ざけて使用しましょう。
髪の長い方は知らないうちに髪が火に近づきすぎてしまうことのないよう特に注意が必要です。

換気扇の近くなど、風の強い場所には置かない

強い風に吹かれると、火の勢いが強くなりすぎることがあります。
火事の原因となる恐れがあるので、換気扇の近くなど強い風の吹く場所へ置くのは避けましょう。

複数個使う際は換気が必要

お風呂は基本的に気密性の高い空間です。
小さなキャンドルひとつを短い時間使用するくらいなら大丈夫ですが、複数のキャンドルを一度に使うような場合にはしっかり換気しながら入浴しましょう。

バスキャンドルを選ぶポイント

バスキャンドルにはさまざまな種類があります。ここでは、選ぶ際のポイントをまとめてご紹介します!

ろうそくタイプかLEDタイプか

灯した火のゆらぎが癒しを与えてくれるキャンドルですが、先ほどご紹介した通り、本物の火の取り扱いには注意も必要です。
キャンドルの扱いに慣れている方、自然な温かみを楽しみたい方にはろうそくタイプのキャンドルがおすすめですが、より気軽に使ってみたい方やキャンドル初心者の方にはLEDタイプのものがおすすめ。
火傷や引火といったトラブルとは無縁な上、本物の火に近いゆらぎを再現した商品もあり、手軽にキャンドルの癒し効果を体感できます。
小さなお子様と入浴する際にもぴったりです。

設置の仕方

バスキャンドルには、バスタブの縁や窓際などの空きスペースに置いて使用するもの、そして湯船に浮かべて使用するものがあります。
空きスペースに置いて使うタイプは取り扱いが楽なのがポイント。
また器の制限も少なく、デザインのバリエーションも豊富で、お風呂だけではなくリビングや寝室等でも使えます。
お湯に浮かべて使うタイプのバスキャンドルは、水面にキャンドルの光が揺らめく光景を眺めて癒やされたいという方におすすめです。
水に光が反射してきらきらと輝く光景は、お風呂ならではのもの。
リラックスタイムにぴったりです。

バスタイムをさらに特別なものにしたい方には、湯船に沈めて使うタイプのキャンドルがおすすめ。
防水加工されている専用のバスキャンドルを湯船に沈めて照明を消せば、まるでホテルやナイトプールのような、ラグジュアリーなライトアップを楽しめます。

アロマの香り

バスキャンドルの中には、香りを楽しむものもたくさんあります。
好みのアロマのキャンドルを選べば、より一層深くリラックスできるはず。
気分をリフレッシュしてすっきりしたいときにはシトラス系のさわやかな香り、とにかくゆったりとリラックスして心身を休めたいときには優しいフローラル系の香りがおすすめです。

特別な日のバスタイムには、エキゾチックな南国系の香りがぴったり!
スパイシーな甘めの香りのキャンドルを選べば、リゾートの高級スパのような気分を味わえます。
シーン別に、いくつかお気に入りを揃えておくのも楽しそうです。

バスキャンドルでお風呂をさらにリラックスできる空間へ!

バスキャンドルでお風呂をさらにリラックスできる空間へ!
忙しい日々の疲れを癒し、ほっと一息つく時間でもあるバスタイム。
バスキャンドルを取り入れて、さらに上質な癒しの時間を楽しみましょう!

2023-04-27

今日から試せる! バスルームの整理整頓術

バスルームには、ボディソープやシャンプー、トリートメント、洗顔フォーム……その他にも様々なケアに使う美容アイテムや手桶、バスチェアなど、色々なアイテムを用意しておかなければいけません。
用途のシンプルさとは裏腹に物が増えやすいバスルームですが、その一方で収納スペースは限られています。
今回は十分な収納スペースが取れないにもかかわらず物が増えやすいバスルームを、きれいに整理整頓するためのコツについてご紹介します!

収納スペースのつくり方

バスルームの収納スペースはあまり多くありません。
家族全員が使う分のアイテムをしまうとなると小さな棚には収まりきらず床などに置くことになってしまい、どうしても乱雑な印象に。
そこで、まずは収納スペースを増やすテクニックをご紹介します。

壁に吊るす収納を活用する

お風呂場の壁の多くは、マグネットがくっつくようになっています。
それを利用してマグネットタイプのフックを取り付け、吊るせるものは吊るして収納するようにすれば床や棚がごちゃつくのを防げます。
洗顔ネットやボディスポンジなどの美容アイテムの他、浴槽を掃除するためのブラシなど掃除用具も吊るしておくことで水切れもよくなり、衛生的にもプラスの効果が期待できます。

一見吊るせない物でも、工夫次第で吊るし収納が可能に

チューブ型の洗顔フォームやソープなど、一見吊るせないアイテムでも工夫次第で吊るし収納が可能になります。
S字フックに取り付けたステンレスピンチでチューブを挟むことで、タオルラックやマグネットフックに吊るせます。
お風呂用の棚を購入するよりもずっと安価に整頓できるのもメリットです。
また、ボトル状の物を吊るすことに特化したフックも販売されているので、棚や床にできるだけ物を置きたくない方はぜひ活用してみましょう。

棚は壁に取り付けるマグネットラックがおすすめ

浴室の床に直接置くタイプの棚も多いですが、床のスペースを使う分バスルームが狭く感じるようになってしまいます。
おすすめなのは、バスルームの壁にマグネットで取り付けて使うマグネットラック。
直接吊るすことができないアイテムはラックにしまうようにすれば、床面積を広く使えます。
フックを安定して引っ掛けられる場所があるカゴとマグネットフックとを組み合わせればラックのような使い方もできますし、S字フックを増やして吊るす箇所を増やすのも簡単です。

細々したアイテムはシャワーラックにまとめて

シャワーにかける「シャワーラック」は、細々としたアイテムを収納するのにおすすめです。
ヘアブラシや歯ブラシなど小さなアイテムは、ボトルなどの大きなサイズのアイテムと一緒にしておくと取り出しにくく、見た目にもあまり整頓されているように見えません。
シャワーラックはシャワーホルダーに取り付けるだけで簡単に設置できるので、壁に吊るしたり棚にしまったりする物とは別に細々としたアイテムをまとめる収納スペースとして用意するとさらにバスルームがすっきりとした印象になります。

床に置くならコーナーに収まる形状のラックを

たっぷりの収納スペースを確保するなら、やはり床に置くタイプの棚やラックを用意する必要があります。
おすすめなのは、バスルームのコーナーに収まる形状のラックを使うこと。
回転式の円柱状のラックなら、バスルームの隅に置けるので窮屈さを感じさせません。
その他の形状でも、収納力だけでなく省スペースかどうかを重視して選ぶのがおすすめです。

容器を揃えると実用性も見た目の美しさもアップ!

ボディソープやシャンプー、トリートメントなどのボトルは、スペースを効率的に使うためにも同じシリーズの容器に詰め替えるのがおすすめです。
既存の物は円形・楕円形のデザインのボトルが多いため、並べて置くとどうしても小さな隙間が生まれてしまいます。
せっかくラックを用意しても、ボトルをきれいに収めることができなければ結局収納スペースを無駄にしてしまうことに。
できれば円形や楕円形のものではなく、四角形でラックにぴったり収納できるような形状のボトルを使うようにしましょう。

また、壁に直接設置できるマグネット付きのディスペンサーもおすすめです。
ラックや床にボトルを置くと底に汚れが溜まってしまい掃除にも手間がかかりますが、壁に設置するディスペンサーならその心配もありません。
インテリアとしても、ホテルライクなバスルームを演出するのに一役買ってくれるおしゃれなアイテムです。

おもちゃは専用の収納アイテムを活用しよう

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お風呂用のおもちゃを揃えていることも多いはず。
お風呂のおもちゃは、専用の袋にまとめて壁に吊るして収納するのがおすすめです。

吸盤が付いているタイプの袋であればどこでも好きな場所に取り付けられるので、お子さんが直接手の届く高さに吊るしてあげることもできます。

すっきり整理整頓されたバスルームで楽しいバスタイムを

すっきり整理整頓されたバスルームで楽しいバスタイムを
毎日の疲れを癒すバスルームは、できるだけ快適で清潔な空間にしたいものです。
きれいに整理整頓されたバスルームなら便利なだけでなく、居心地よくよりリラックスできるバスタイムを過ごせるはず。
ちょっとした工夫で数々のアイテムをすっきりと収納できるので、ぜひ今回ご紹介したテクニックを試してみてください。

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