お風呂

2021-05-31

銭湯とはひと味違う? 健康ランドのメリットとデメリット

自宅のお風呂もいいですが、時間のあるときには温泉など広い大浴場につかってゆっくり疲れを癒したい。そう考える方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、旅館に宿泊するような本格的な温泉旅行にはそれなりにお金と時間がかかるので頻繁に行くことは難しいですし、まとまった休暇の取りやすいハイシーズンは混み合うため、そもそも予約が取りにくいことも多いですよね。
そこで、もっとお手頃に気軽に広々としたお風呂を楽しみたい!という方におすすめなのが、スーパー銭湯や健康ランドなどの公衆浴場です。日本にはさまざまな種類の公衆浴場があり、その多くは温泉旅館よりも安価かつお手軽に利用できます。

今回は、時間やお金を賢く使ってリフレッシュしたいという方におすすめの公衆浴場について、健康ランドを中心にご紹介します!

さまざまな種類がある日本の公衆浴場

公衆浴場とは、不特定多数のお客さんが利用する入浴施設を指す言葉です。銭湯、もしくはお風呂屋などの通称で呼ばれることが多いですが、現在は施設の種類もかなり細分化しています。
銭湯(風呂屋)、温泉、共同浴場(公営)、サウナ風呂、スーパー銭湯、健康ランドなど、現在知られている主な公衆浴場の種類としては、これらのものが挙げられます。
利用したことのない施設についても、名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

一方、銭湯や温泉、共同浴場などはなんとなくイメージできる方が多いかと思いますが、スーパー銭湯や健康ランドについては利用したことがないと名前だけではいまいちピンとこないかもしれません。

スーパー銭湯は、一般的な銭湯よりも若干規模が大きく、サービスの内容も多岐に渡る公衆浴場を指します。
たとえば、普通の銭湯ではお風呂の種類はさほど多くないところがほとんどですが、スーパー銭湯では露天風呂、サウナ風呂、ジャグジーなどいろいろな種類のお風呂が楽しめます。
お風呂だけではなく休憩スペースも充実していたり、食事をとれる場所もあったりと、ただ入浴するだけではなく「ゆっくり過ごして疲れを癒す場所」としての側面がより強くなっているのが特徴です。

サービスの幅が広くなっている分、一般的な銭湯よりも営業時間が長いという違いもあります。銭湯では基本的にお風呂に入るだけなので、夕方から夜までの短い間しか営業していないところもしばしばあるのです。
利用料金は普通の銭湯よりも高くなってしまいますが、サービスの内容や充実度を考えれば納得です。
「お風呂に入ってさっぱりしてすぐに帰る」というイメージの銭湯とは違い、スーパー銭湯はより長い時間のんびり過ごせる場所という印象が強いですね。

そして健康ランドは、このスーパー銭湯よりもさらに規模が大きな公衆浴場として知られています。次はスーパー銭湯との違いや魅力についてもみていきましょう。

スーパー銭湯と健康ランドはどう違う?

スーパー銭湯よりもさらに規模が大きい公衆浴場である健康ランド。「規模が大きい」と具体的にどんな差異があるのでしょうか。

まず、健康ランドはスーパー銭湯よりもさらに長い時間を過ごせる場所です。24時間営業しているところが多く、仮眠スペースもあるため宿泊することも可能です。
また、街の小さな銭湯の多くが自分で持参する必要のあるタオル類などの入浴の際に使うグッズも用意してあるので、スーパー銭湯と同様に手ぶらで行っても問題なくお風呂を楽しめます。
時間も持ち物も気にせず、訪れるだけで目一杯くつろげる環境が整っているのです。

さらに、利用できるサービスの種類はスーパー銭湯以上に多く、ひとりで行くのはもちろん、家族や友人と一緒に訪れても楽しめる場所となっています。

健康ランドのメリットとデメリット


スーパー銭湯よりも長時間滞在することができ、のんびりゆったりと過ごして疲れを癒せる場所である健康ランド。ここでは他の公衆浴場と比べて、利用するメリットとデメリットについてもご紹介します。

健康ランドを利用するメリット

他の大衆浴場ではなく健康ランドを選ぶ一番のメリットとしては、やはり多くの施設に仮眠スペースがあって宿泊もできるという点でしょう。
ホテルのように予約することもなく、ふと思い立って行くだけでのんびり休めるのは大きなメリットですよね。

また、スーパー銭湯以上にお風呂やサービスの種類が多いのも見逃せないポイントです。
岩盤浴やリラクゼーションサロンなど、とにかく疲れを癒しリラックスできるようなサービスが目白押しとなっています。
入浴グッズはすべて現地で調達できるので、特に準備していない仕事帰りなどにもすぐに立ち寄って利用できるのもうれしいですよね。
温泉旅館よりもずっと気軽にお手頃価格で利用できるので、家族みんなで遊びに行くのにもおすすめです。

健康ランドを利用するデメリット

健康ランドはサービスが充実している分、仕方のないことではありますが利用料金は他の公衆浴場と比べると高くなってしまいます。
とはいえ、もちろんそれでも温泉旅館に泊まるのと比べればずっとお手頃価格です。

ただし一番気をつけたいのは、館内で使ったお金はすべて帰るときに精算する施設が多いということ。
館内では現金を持ち歩かないでいいように、健康ランドの利用中渡されるリストバンドについているバーコードを使って支払い金額を記録しておき、帰りにまとめて精算するという形をとっているところが多いのです。
いちいちお財布を取り出して支払う必要がなく、とても楽なのは間違いないのですが、あまり考えずにお金を使っていると、精算時にはびっくりするような額になってしまうことも。
うっかり使いすぎてしまうことのないよう、だいたいの金額を計算しつつ館内のサービスを利用しましょう。

なお、こういったシステムはスーパー銭湯でも取り入れている施設が増えているので、健康ランドと同様に注意しながらゆっくりとリラックス時間をお楽しみください。

まとめ

古くから続く公衆浴場の文化が今も残る日本。現在は公衆浴場の種類もどんどん増え、サービスの内容も多岐に渡っています。
その中でもいちばん規模の大きい健康ランドは、入浴はもちろんその他にも楽しめるサービスがたくさん!日頃の疲れを癒したい方は、ぜひ健康ランドを利用してみてくださいね。

2021-04-28

浴室をリフォームする際のポイントと注意点とは?

自宅のお風呂が古かったり、現在の家族構成では使いづらいものになっていたりする場合は、思い切って浴室をリフォームしたいと考えることがありますよね。
確かにリフォームには浴室をガラッと変えてくれる力がありますが、実際に施工する際には他の箇所をリフォームする場合とはまた違った点に注意する必要があります。

そこで今回は、浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介します!

浴室をリフォームする際のポイント

「とにかくきれいなお風呂にしたい」「浴室乾燥機やミストサウナをつけたい」など、リフォームの希望は人それぞれですが、まずはリフォームの方向性について決める必要があります。
次に挙げる点は快適で使いやすい浴室の基礎となることなので、まずはこれらの点をしっかり考える必要があります。

リフォームの方法を慎重に選ぶ

浴室をリフォームすると決めたら、まずはどんな方法で行うかを選びます。
浴室のリフォーム方法は、おおまかに分けると在来工法とユニットバスの二種類に分類でき、材料やデザインなどにこだわりたい方は在来工法、コストパフォーマンスや機能性を重視したい方はユニットバスを選ぶのが一般的。
最近では双方のメリットを合わせたハーフユニットバスという形式でリフォームするご家庭も増えています。

使いやすい浴室にするなら「広め」を意識する

使えるスペースに限りはありますが、その中でもできる範囲で広めの浴室にするのがおすすめです。
ゆったりと広めの空間ならリラックスして過ごせますし、体を洗うときや洗濯物を干すときにも圧迫感がなくストレスになりません。

掃除が楽な浴室を目指す

浴室はほぼ毎日使用する家庭内設備です。したがって、家族が多ければその分使用頻度も増えますし、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
そこでおすすめなのが、日頃のお手入れやお掃除が楽になるような浴室にリフォームすること。
たとえば防カビ・抗菌などの処理がされており、汚れがつきにくい材質を各所に使った浴室なら、毎日のお手入れやお掃除も簡単に済ませられます。
また、換気機能がしっかりしていて風通しのよい浴室ならカビも発生しにくくなります。

安全を考慮する

浴室の床は使用時には濡れているため転倒しやすいですし、入り口の段差、湯船への出入りにもつまずき・転倒のリスクがあります。
また、寒い季節になると年配の方はヒートショックにも注意が必要になってきます。そのため、こうした入浴時のリスクについてもある程度配慮されている浴室へのリフォームがおすすめです。
たとえば、浴槽への出入りに使える手すりがついているか、床の素材は滑りにくいものか、といった点を確かめてみてください。
そして、ヒートショックは脱衣所と浴室の温度差によって起こりますので、脱衣所や浴室の暖房設備にも気を配りましょう。

ここに注意! リフォーム前にチェックしておきたい注意事項


せっかくリフォームするのですから、「なんだか思っていたようなお風呂にはならなかった」という失敗は避けたいものです。
リフォームを本格的に進める前には次に挙げる注意事項についてもチェックしておきましょう。

ユニットバスを選ぶ場合は浴室のサイズに注意

ユニットバスには規定のサイズ展開があるため、ユニットバスでリフォームを検討する場合はもともとの浴室の広さに合う商品かどうか事前にしっかり確認しておきましょう。

予算は余裕を持って用意する

これまで使っていた浴室が古いものだと、所々傷んでしまっているケースがあります。
そうなると、当然そこも修理した上でリフォームすることになりますが、これは実際にリフォームを進めてみないとわからない部分。
古い浴室のリフォームでは、工事が始まった後に追加で修理費用が発生する可能性があるのです。
これまで古い浴室、特に在来工法で作られた浴室を使用してきた場合には、あらかじめ余裕を持って予算を準備しておくのがおすすめです。

デザインには妥協も必要だと認識する

コストパフォーマンスや機能性の面から選ばれることが多いユニットバスは、その分、浴室の内装デザインや浴槽の大きさなどの基本的な部分が最初から決まっており、デザインの選択肢はかなり狭まります。
あまり強いこだわりがないようであれば問題ありませんが、はっきりとしたビジョンがある場合は理想に合ったデザインのユニットバスを見つけるのは難しいかもしれません。
機能性やコストパフォーマンスを重視するなら、デザインにはある程度妥協が必要、とあらかじめ覚悟しておくことも大切です。

まとめ

浴室をリフォームするときのポイントや注意点についてご紹介しました。リフォームにはメリットも多いですが、一方でデメリットや注意点もあることがわかります。
浴室のリフォームを検討する際はこうした懸念点についてあらかじめ注意・認識した上で、新しくすてきな浴室づくりのためのリフォームを計画してくださいね。

2021-04-07

ミストサウナで健康・美容効果も! 後付けにかかる費用や方法は?

「一日の終わりの快適なひととき」のためにどんどん進化していく日本のシステムバス。浴室暖房や家庭用ジャグジーなどはそんな「お風呂のハイテク化」を象徴する機能ですが、ミストサウナもその一つ。
さまざまな健康・美容効果が期待できることもあり、自宅浴室に機能が備わっていない場合は後付けを検討している方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ミストサウナの効果や後付けにかかる費用や方法、後付けする際の注意点についてご紹介します。

ミストサウナに入ることで得られる効果とは?

ミストサウナとは温かい霧で浴室内を満たして、その名の通りサウナのような高温多湿の空間を作り出す設備のことをいいます。ミストサウナは浴室内設備の充実化が進んだ2000年代から徐々に普及し、現在では新築マンションの浴室にはじめから備わっていることも多くなりました。

銭湯やスパなどで見かける一般的なサウナとの違いは「高湿度・低温」。
つまり、水分で肌や喉に潤いを与えつつ、さほど苦しさを感じない40度~50度前後の空間でじっくり体を温められる点が最大の違いです。
さらに、次のような効果・メリットも期待できるため、ミストサウナの人気はますます高まっています。

発汗・血行促進による美容効果

ミストサウナが作る高温多湿の空間に10分~20分ほど滞在していると、発汗と血行が促進され、お肌の保湿や毛穴の汚れ、老廃物の排出などの美容効果が得られます。
また、体をじっくり温めることで冷え性の緩和や、代謝アップによるダイエット効果も期待できるようになります。

ヒートショック対策になる

ミストサウナは入浴前に浴室内を温めるため、湯船のお湯と浴室内との温度差が大きくならず、これが結果的にヒートショック対策になります。
また、全身浴のように水圧が体にかからず、心臓や血管への負担が軽い点も大きな健康上のメリットといえるでしょう。

自律神経が整う

40度~50度前後の温度で体に負担をかけずに、リラックスしながら体をじっくり温めることで、不規則な生活リズムやストレスなどで乱れた自律神経を整える効果が期待できます。

呼吸器系が潤う

ミストサウナが作りだす高湿度の空間にいることで呼吸器系が潤うため、風邪の予防にもなるでしょう。
空気が乾燥する冬はミストサウナで温まりながら喉やお肌の潤いケアもできますね。

浴槽掃除の手間が省けて節水もできる

ミストサウナは一般的な使い方をする限り、湯船にお湯を張るより水の使用量は少なく済みます。
また、お湯を張る場合は事前に浴槽内を掃除しなければならないことが多いですが、ミストサウナであれば浴室のドアを閉め、ボタンを押してミスト機能を作動させるだけです。

ミストサウナを後付けする場合の費用や方法

ミストサウナが最初から備わっている場合、多くは浴室暖房乾燥機と一体化していますが、後付けする場合の機種タイプは2種類に大別され、種類によって費用や取り付け方法も変わってきます。

壁掛型ミストサウナ

壁掛型ミストサウナの見た目は一般的なエアコンと似ており、暖房機能が備わっているものがほとんどです。取り付けは専門の業者にお願いすることになりますが、大掛かりな工事ではないため、大体は1日で済みます。
費用は機種自体が15万円前後、取り付け工事が10万円前後となる例が多いようですが、機種本体とは別に熱源機が必要なタイプである場合はこれ以上の費用がかかります。
デメリットは浴室内のスペースを余分にとる点や、すでに暖房機能が備わっている場合はミストサウナの暖房機能が無駄になってしまう点です。

後付けミストサウナユニット

壁掛型以上に簡単に取り付けできるのが後付けミストサウナユニットです。
こちらはミストサウナ単独の機能であり、機種本体価格も10万円以下であることが多く、水回りやDIYに詳しい方であれば業者を通さず自分で取り付けることも可能。費用を押さえたい場合にはおすすめの後付け方法です。

上記以外では、浴室の天井に埋め込むタイプのミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機を取り付ける方法がありますが、その場合には壁掛型以上に大掛かりな工事が必要になる上、浴室の設計条件によっては埋め込みが難しい場合があります。

ミストサウナを後付けする際の注意点


健康・美容効果、ヒートショック対策などさまざまなメリットがあるミストサウナですが、後付けを検討する際は次のような点に注意が必要です。

防水性と気密性が必要

ミストサウナを使うと細かい霧が浴室中に広がるため、浴室には防水性と気密性が要求されます。
この二つの条件が満たされない環境でミストサウナを使用すると浴室はもとより、浴室近くの脱衣所や洗面所もカビが生えやすくなってしまうので、心配な場合は専門の業者に浴室をチェックしてもらいましょう。

ミストサウナ使用後は必ず浴室内を乾燥または除湿する

ミストサウナの使用後は、必ず乾燥または除湿機能をオンにして浴室内の湿気を可能な限り取り除くようにしましょう。
上記の場合と同じく、大量の湿気が残ったままにしておくとカビが生えやすくなってしまいます。

賃貸物件の場合は後付けが難しい場合も

賃貸物件での後付けには物件のオーナーの許可が必要になるため、大掛かりな工事になる場合は難しいケースがあります。
後々トラブルにならないよう、くれぐれもオーナーの許可なしに工事しないようにしましょう。

電気代またはガス代が余分にかかる

ミストサウナは使い方によっては節水効果が狙えますが、温かい霧を作るには当然ながら電気またはガスが必要となるため(ミストサウナにはガス式と電気式がある)、その分の電気代またはガス代は余分にかかると認識しておきましょう。
なお、電気とガスのどちらも、一回30分程度の使用でかかるコストは30円~40円前後です。

まとめ

ミストサウナの効果や後付けにかかる費用や方法、後付けする際の注意点についてご紹介しました。
在宅時間が増える昨今、自宅内で銭湯やスパのような環境を再現して心身をリフレッシュできるのは、まさに「お風呂のハイテク化」がもたらした大きなメリットです。
時間に追われてストレスや疲労感を自覚している方はぜひ、ミストサウナを活用して心地良い空間に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

2021-03-18

多忙な方は必見! 簡単に試せる入浴の時短アイデア

入浴時間を十分確保して一日の疲れをしっかり取りたいという方がいらっしゃる一方、仕事や家事、育児で忙しいため「できるだけ簡単に済ませたい」と思っている方も少なくありません。
そこで今回は、「入浴時間を短くして時間に余裕を持ちたい!」という方向けに、毎日の入浴で簡単に実践できる時短アイデアをご紹介します!

入浴を面倒に感じるのはなぜ?

まず、入浴時間を短縮するためには、一連の入浴の流れの中でどの工程を面倒に感じるのか、という点について考えてみる必要があります。たとえば、次に挙げるのは多くの方が面倒だと感じる工程です。

髪や体を洗うこと

入浴の主な目的は体を洗い、清潔に保つことです。
とはいえ、一日の疲れがたまったクタクタの状態では、体を洗うだけでも重労働に感じるはずです。
「全身を清潔にしてからベッドに入りたいけれど、面倒だからできるだけ簡単に済ませたい!」と思う方は多いことでしょう。

髪を乾かすこと

体はタオルで拭くだけですが、髪はそうもいきません。
髪の長さにもよりますが、タオルドライ後にドライヤーで乾かす工程が面倒に感じる方は多いはずです。ロングヘアの方や毛量が多い方は特に大変ですよね。

スキンケアやボディケア、ヘアケアをすること

入浴の後はスキンケアやボディケア、ヘアケアがつきものです。
特に女性の方にとっては、クレンジングや洗顔も含めてたくさんの工程があり、すべてまとめるとかなりの作業量となってしまいます。
すると、今すぐ寝たいと考えるほど疲れている状態では面倒だと思うのも仕方がありません。

今日から試せる! 簡単な入浴の時短アイデア


それでは次に、どうしたら面倒だと感じる工程を楽に・簡単にできるのか、具体的な時短アイデアを見ていきましょう。今日から早速実践できるものもありますので、ぜひ試してみてください。

シャンプーの時短アイデア

シャンプーの時間を短く済ませるときにオススメしたいのが、リンスインシャンプーを活用することです。
リンスインシャンプーとは文字通りリンスとシャンプーが一つになったもので、シャンプーとコンディショナーをそれぞれ別に使う場合と比べて、工程ひとつをまるまる省略できます。
最近は洗浄効果とトリートメント効果をしっかり感じられる高品質のリンスインシャンプーが登場していますので、使わない手はありません。

こうした高品質な商品を使っても髪の傷みやきしみが気になる場合には、数日に一度スペシャルケアとしてトリートメントを導入するのもオススメです。
なお、リンスインシャンプーの活用は時短だけではなく、水道代の節約にも役立ちますよ!

体の洗浄の時短アイデア

体を洗う時間を短くしたいときは、ボディタオルやスポンジなどは使わず、手で体を洗ってみましょう。
タオルやスポンジを泡立てたり、使用後に洗ったりする時間を節約できます。また、手洗いの方が素肌に負担がかからず、お肌に優しく洗えます。

泡立てる手間が面倒な場合は泡で出るタイプのボディソープを使うと良いでしょう。
石けんの中には顔にも体にも使えるタイプのものがあるので、そういった石けんを使って顔と体を一気に洗ってしまうのも手です。

ヘアドライの時短アイデア

髪の毛を乾かすのが面倒な場合は、速乾スプレーの利用がオススメです。
また乾いたタオルを頭にかぶり、その上からドライヤーの温風を当てると直接ドライヤーを当てるよりも早く髪が乾きます。

スキンケアやボディケアの時短アイデア

スキンケアでまずご紹介したいのが、洗顔料で落とせる化粧品を使うこと。そうすればクレンジングの手間を省いてすぐに顔を洗えます。
また、洗顔料をクレンジングもできるタイプに変えるという手もありますね。

そしてスキンケアに関しては、オールインワンタイプのものを使うと化粧水や乳液、美容液といった様々なアイテムを使う工程を大幅にカットできます。
美容に力を入れている方の中にはオールインワンのアイテムを使うことに抵抗感を覚える方もいらっしゃいますが、肌の状態に応じて適宜他のスキンケアアイテムをプラスすれば、通常のスキンケアとさほど変わらない効果が期待できるので、疲れているときは無理せず時短アイテムを使ってみましょう。

ボディケアについてはお風呂から出た後ではなく、入浴中に使えるタイプのアイテムがオススメです。
濡れた肌に直接塗れるクリームや、塗った後にシャワーで流すだけで済む簡単なボディケアアイテムはボディケアの時短には最適です。

まとめ

入浴は心も体も癒やしてくれるため「命の洗濯」とも呼ばれますが、入浴が面倒だと感じている方にとっては、かえってストレスの元になってしまいます。
バスタイムをより快適にするためにも、入浴が面倒だと感じている方はぜひ、今回ご紹介した時短アイデアを試してみてくださいね!

2021-02-26

高級石鹸でも安心! 石鹸を長持ちさせる方法(保管方法)とは

石鹸は香りや色、形のバラエティーが豊かな上、汚れもしっかり落とせる入浴には欠かせないアイテムである一方で、「減りが早い」という難点もあります。
なかには、せっかく購入したものの「思ったよりコストパフォーマンスが良くなかった」とガッカリする方も少なくありません。
そこで今回は、石鹸を長持ちさせる方法(保管方法)についてご紹介します。

石鹸ブームが到来! しかし気になるのは減りの早さ

石鹸は紀元前から存在していた洗浄剤であり、現在でも世界中で様々なタイプの商品が販売されています。
一時期は泡立ちがよく、取り扱いが簡単なボディーソープをはじめとする液体洗浄剤の勢いに押され目立たなくなったこともありましたが、現在は石鹸の優秀さが見直され、石鹸ブームともいえる人気を取り戻しています。

石鹸は洗浄力が高いにもかかわらず濯ぐ際の泡切れが良く、さっぱりとした使用感は特長の一つでしょう。また、頭髪を含め全身洗える商品であればコストパフォーマンスの面でも優れています。

しかし、そんな石鹸にも「水に溶けやすく、減りが早い」というデメリットがあります。
特に浴室で使用する場合は顕著であり、気付いたときには水に溶けて形が崩れ、もはや手でつかむのが難しい状態であることも。
しかもこの傾向は保湿成分を豊富に含む高級石鹸や高品質石鹸であるほど多く見られるため、「想定していたよりもお金がかかる」と使用をやめてしまう方もいらっしゃいます。

お気に入りの石鹸を長持ちさせる方法とは?


石鹸は、水に溶けやすい成分と溶けにくい成分がバランス良く配合されて作られていますが、グリセリンやオレイン酸のような保湿成分は水に溶けやすいため、良質の石鹸であればあるほど水分が大敵になります。

したがって、石鹸を長持ちさせるためには次に挙げるような水はけが良い保管アイテムの使用や保管場所の見直しが重要になってくるのです。

水はけの良い石鹸置きを使う

石鹸を長持ちさせるためには、水はけの良い石鹸置き(ソープディッシュ)で保管するのが有効です。例えば、「水切りすのこ」のついたものや、吸水性が非常に高い珪藻土やスポンジでできたものなどです。

また、使用後の濡れた石鹸は石鹸置きとの接触面積が大きいほど水に溶けやすくなってしまうので、石鹸自体をどこにも接触させずに保管できるソープホルダーを使うのも手です。ソープホルダーは磁石や吸盤で石鹸を宙に浮かせるタイプのものが多く、水はけの良さとヌル付き防止の面では群を抜いています。

高価な洗顔石鹸を浴室で保管する場合はシャワーの水がかからないよう、蓋と水切りすのこが付いた石鹸置きがオススメです。

石鹸を網に入れる

学校の手洗い場でよく見かける網入り石鹸ですが、このように石鹸を網に入れて吊れば、余分な水を切りながら保管できます。
使用する網は果物を入れるネット(いわゆるみかんネット)で構いませんが、専用の石鹸ネットを使用すれば泡立て効果できめの細かい泡がたくさん作れるので一石二鳥です。

石鹸を水場から遠ざけて保管する

「物を増やしたくない」、「石鹸置きの管理自体が面倒に感じる」といった場合には使用後の石鹸を水分のない場所まで移動させて保管しましょう。非常に単純ですが、確実な方法でもあります。

石鹸についた水分をふき取る

高価な石鹸の場合は使用毎にキッチンペーパーやタオルで水分をふき取るのもオススメです。その際は力を入れ過ぎて石鹸の表面が削れてしまわないように気を付けましょう。

入浴後は浴室内を換気する

石鹸を浴室内で保管する場合は、浴室内にできるだけ湿気が残らないように換気しておきましょう。浴室乾燥機の換気機能を使っても大丈夫です。

石鹸由来の液体洗浄剤を使う選択肢も

洗い上がりがサッパリしている石鹸と管理・保管が簡単な液体洗浄剤のいいとこ取りをしたい場合は、石鹸の成分で作られたボディーソープやシャンプーなどを使うと良いでしょう。

このような商品は石鹸を中心に取り扱っているメーカーから販売されていることが多いので、興味がある方はメーカーのホームページやパンフレットで商品情報をチェックしてみましょう。

まとめ

石鹸を長持ちさせる方法についてご紹介しました。
高機能・高品質な石鹸が続々登場し始めたことで、今回ご紹介したような便利な保管アイテムが豊富に出回るようになり、今までよりずっと長く、そして無駄なく使えるようになりました。
「石鹸は扱いが面倒だから」と敬遠してきた方もこれを機に、再度石鹸を手に取ってみてはいかがでしょうか。

2021-01-29

おうち時間をより有意義に! バスタイムを楽しむためのアイデア

テレワークが普及しつつある昨今、自宅で過ごす時間が今までよりも増えたという方が多いのではないでしょうか?こうした中、外出の機会が減ったことによるストレスを溜め込まないためには、在宅時間をより充実させることが大切です。
そこで今回は、自宅でのリラックスタイムに欠かせないお風呂をより楽しく、充実した時間にするためのアイデアをご紹介します。

入浴剤にこだわってみよう

効能や香り、色など、さまざまな種類がある入浴剤。普段はあまり入浴剤を使わないという方もぜひ、気に入ったものを選んで使ってみましょう。お湯に好みの香りや色が付くだけでも、優雅でリラックスした気分に浸ることができますよ。
また、日頃から入浴剤を頻繁に使用している方はさらに一歩踏み込んで、今まで使ったことがないタイプのものにもトライしてみてはいかがでしょうか。なかでも、次の4種の入浴剤はおすすめです。

バスソルト

バスソルトはその名のとおり塩から作られており、保湿効果が期待できるので、お肌の乾燥が気になる方には特におすすめしたい入浴剤です。体を温めてくれる効果も期待できるので、寒い時期のお風呂にはぴったりのアイテムですね。

バスペタル

ペタルとはフランス語で「花びら」という意味で、バスペタルはお風呂に浮かべる花びらの入浴剤のことをいいます。
バスペタルには本物のお花でできたものと、入浴剤を花びら型にしたものがありますが、どちらもお湯にひらひらと浮いて漂う様子が美しいのが特徴です。
良い香りときれいな見た目で、ゆっくり優雅なバスタイムを過ごしたい方におすすめです。

バスジェル

ボディーソープとしても使えるバスジェルは、浴槽内で高い水圧のお湯を加えることで泡風呂の素としても利用できます。泡風呂は見た目が豪華である上に体も洗えるので、贅沢な時間を過ごしたいときや、入浴を手軽に済ませたいときにはおすすめのアイテムです。
普段はボディーソープとしても使えるため、「買ってはみたけれどなかなか使う機会がない」といったことにもならないのがうれしいポイントですね。

バスボム

バスボムとは丸い形をした、発泡するタイプの入浴剤です。お湯の中でシュワシュワと泡を出しながら溶けるため、子どもに人気があります。
香りや色の種類も豊富で選ぶ楽しみも味わえますし、主成分である重曹とクエン酸には血行促進や保湿、角質除去効果などがあるので、美容・健康面でもメリットがあります。
また、バスボムは材料を揃えれば自宅でも作れるので、お子さんと一緒に入浴剤作りをするのも楽しいでしょう。材料はどのようなものを作るかにより異なりますが、ほとんどは薬局やバラエティーショップで購入できるものばかりです。

なお、入浴剤の使用後は浴槽をお湯で流すことを心がけてください。
入浴剤に含まれている成分によっては浴槽の表面や風呂釜を傷めることがあるため、入浴後は浴槽内のお湯を長時間放置するのは避けた方が良いでしょう。入浴剤の使用が心配な場合は、入浴剤やユニットバスメーカーに問い合わせてみましょう。

石鹸を使い分けてみよう


いくつかの種類の石鹸を用意しておき、その日の気分で使い分けると、バスタイムが一層楽しいものになります。
たとえば、その日のお肌の状態に合ったものを選べばお肌のためになりますし、香りの良いものを揃えれば体を洗っている間も癒しの時間に変わります。

そして、見た目がかわいらしい石鹸は浴室のインテリアとしても魅力的ですので、この機会にお好みの石鹸を集めてみるのも楽しいでしょう。
なかでも本物の宝石のようなジュエルタイプや、イルカやハリネズミなどの動物型、貝殻型などは特に人気があります。

普段できないボディケアを試してみよう

今までボディケアをあまりしてこなかったという方も、自宅で過ごす時間が増えた機会にバスタイムの「ボディ美容」に注力してみるのも良いでしょう。

ボディケアのなかでもマッサージは特におすすめで、脚や腕、お腹などを手やマッサージ機でゆっくりマッサージしてみるだけでも体がスッキリするものです。肩や首のコリが気になる場合はお湯の中で軽くストレッチをすると効果があります。
そのほかには、時間のかかるフェイスパックや半身浴なども、この機会にゆっくりとした時間を楽しみつつ試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

自宅でのリラックスタイムに欠かせないお風呂をより楽しく、充実した時間にするためのアイデアをご紹介しました。
日常のルーティーンの一つとなっているお風呂でも、ちょっとした工夫やアイデアで今まで以上に楽しい時間が過ごせます。心身に疲労を感じている方、何か自宅で楽しめる趣味を探しているという方はぜひ、今回ご紹介したアイデアを参考に、バスタイムを充実させてみてくださいね。

2021-01-18

空気が乾燥する冬は毎日シャンプーしなくても大丈夫?

空気が乾燥している冬はお肌はもちろん、髪もパサつきやすくります。そのため、「夏のように毎日シャンプーしなくても良いのでは?」と考える方は多いものです。
また、気温がいつもより低いときは入浴すること自体億劫に感じてしまい、できればシャンプーも省きたいという気持ちになる場合もあるでしょう。
そこで今回は、冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介します。

冬は毎日シャンプーしなくて大丈夫?

冷えて乾燥した空気に長時間晒された髪は夏の時期のようなベタつきがとても少なく、パサついた感触がある場合も少なくありません。
そのため、「冬のシャンプーは2日~3日に1回程度の頻度が妥当かもしれない」と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。

しかし、結論から言うと「冬であってもシャンプーは毎日した方が良い」ということになります。
なぜなら、頭皮は冬でも汗をかくので当然皮脂汚れはたまりますし、外出していれば大気中の汚れも髪に付着するからです。また、整髪料をつけている場合はやはり一日の終わりにシャンプーで落とさなければ髪の健康に良くありません。

さらに、実は冬は頭皮を乾燥から守ろうとする働きで通常より皮脂が多く分泌されています。
実際、「冬のシャンプーはなぜか泡立ちにくい」との声がありますが、分泌された皮脂の量が多いためにシャンプーが泡立ちにくくなっていることが原因です。
つまり、頭皮と髪は季節を問わず汚れるということがわかりますね。

とはいえ、皮脂の分泌量や汚れの付き方は年齢や生活習慣により異なるので、シャンプーの頻度はこれらを総合的に判断して、そのときの状況に合わせて行うのがベストです。
たとえば、皮脂分泌量が比較的少ない60代の女性で整髪料をつけていない場合は汚れもたまりにくいので、二日に一回のシャンプーでも問題ないといえるでしょう。
逆に皮脂の分泌量が多い20代であれば、一日中自宅にいたとしても毎日シャンプーした方が望ましい場合があります。

シャンプーの際はこんな点に気を付けよう

シャンプーは入浴の中でも手間のかかる作業です。シャンプー剤を泡立てて頭皮と髪を洗い、その後にリンスやトリートメント、ドライヤーのプロセスが入れば、それだけで疲れてしまうこともあるでしょう。「シャンプーを省けたらどれだけ楽か」と感じてしまうのも無理はありません。

しかし、頭皮は皮膚の中でも汚れがたまりやすい場所であり、汚れを放置すると臭いやフケ、毛のうねり、抜け毛、皮膚炎といった様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
したがって、頭皮と髪を健やかに保つためにも可能な限りシャンプーを怠らないようにしましょう。そしてシャンプーの際は次のような点に留意してください。

シャンプーはしっかり洗い流す

髪を洗う際はシャンプー剤をしっかり洗い流しましょう。シャンプー剤が残ると毛穴が詰まる原因になります。
さらにリンスやコンディショナーを使用する場合は頭皮につかないように注意しましょう。リンスやコンディショナーは頭皮ではなく、髪のためのアイテムだからです。もし頭皮についてしまった場合はお湯でしっかり洗い流してください。

整髪料はしっかり落とす

最近の整髪料はセット力が高い分、落とすのに手間がかかることがあります。
頭皮に残った整髪料は毛穴を詰まらせて様々なヘアトラブルを引き起こす原因となるため、整髪料を使用した日はその日中にシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
また、整髪料のつけ過ぎを防ぐためにも、メーカーが推奨する使用量を守ることが大切です。

熱すぎるお湯は使わない

熱いお湯は脱脂力が高く、シャンプーの際に使うと頭皮が乾燥してしまうことがあります。必要な潤いまで流れてしまわないよう、お湯の温度は36度~40度を目安に設定しましょう。

生活習慣を見直すことも大切!

頭部を健やかにする方法はシャンプーだけではありません。頭皮に必要な栄養を行き渡らせ、新陳代謝を促すために食事や規則正しい生活、ストレスケアなどの生活習慣の見直しも大切です。
生活リズムが不規則で、かつ、栄養バランスを欠いた食事が続いているような場合は生活習慣を見直してみましょう。

入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法


「疲れてしまってシャンプーするのがつらい」、「風邪をひいて入浴できない」といった場合には次のような方法で頭皮と髪をさっぱりさせることもできます。

ドライシャンプーのアイテムを使う

水を使わずに頭部を清潔にできるドライシャンプーの商品を活用しましょう。頭皮に洗浄液をスプレーしてタオルでふき取るものや、洗浄液を染み込ませたシートタイプのものなど種類がいくつかあるので、ドラッグストアやバラエティーショップでお好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。

蒸しタオルで汚れをふき取る

蒸しタオルで頭皮と髪の汚れをふき取るのも効果的です。蒸しタオルは水に濡らしたタオルをしぼり、ラップに包んで50秒~60秒ほど温めるだけで簡単に作れるので、ドライシャンプーのアイテムが手元にないときはこちらの方法を試してみましょう。

まとめ

冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介しました。
健康のためには冬であっても髪も体も乾燥しない程度に洗浄して、清潔に保つことが大切です。健やかな髪で希望のスタイルを手に入れるためにも、適度な頻度のシャンプーを心がけるようにしましょう。

2020-12-03

11月のみかん湯など、12種類の「季節湯」を知ってお風呂をもっと楽しもう!

四季折々の植物や果物をお風呂に入れて楽しむ「季節湯」。冬至のゆず湯や、こどもの日の菖蒲湯などは今でも有名で、広く知られていることと思います。銭湯や温泉でも、その時期は特別にゆず湯や菖蒲湯を用意するイベントを催していることがありますよね。
しかし、それ以外の季節湯については、よく知らないという方も多いのではないでしょうか? 実は日本には、1月から12月まで豊かな四季を感じられる12種類の季節湯があります。

そこで今回は、11月のみかん湯など、日本伝統の「季節湯」を12ヶ月ごとにご紹介します。

平安時代が始まり? 日本伝統の「季節湯」とは

季節湯とは、その季節に旬の植物や果物を取り入れ、さまざまなアロマ効果を楽しむ入浴方法です。
その歴史の端緒については諸説ありますが、一説には平安時代、かの有名な空海が薬湯として医療用に用いたのがはじまりといわれています。

日本では入浴文化が早い段階から庶民にも広まっていましたが、この季節湯も「四季を肌で感じられる」と好意的に受け入れられ、四季の移ろいを楽しむ文化として今現在にまで受け継がれてきたのです。

12ヶ月ごとに異なる「季節湯」を楽しもう! 1月〜6月

「季節のものを取り入れる」とゆるやかに定義されている季節湯は、現代風にアレンジしてみても楽しいかと思いますが、まずは基本を知るためにも12ヶ月ごとのベーシックな季節湯をご紹介していきます。

1月の松湯

松湯とは、「松の葉」を用いた入浴法です。日本ではとても縁起の良い木とされている松は冬でも葉が落ちない常緑樹であるため、不老長寿の象徴としても知られています。
精油成分を多く含んだ葉のおかげで、からだはポカポカと温まり、心地良い木の香りで森林浴のような気分も味わえます。
松の葉を手に入れる機会はあまりないかもしれませんが、松湯の時期はちょうど1月。お正月の門松を松湯に活用するのもオススメです。

2月の大根湯

食材として馴染みのある「大根」も、季節湯に使われる植物のひとつ。お風呂に使うのは、大根の葉っぱの部分です。大根の葉を干して「干葉」と呼ばれる状態にし、細かく刻んで布の袋やだしパックなどに詰めて湯船に入れます。
大根湯は保温作用の高いお湯になるため、昔から冷え性対策などに使われてきたのだとか。

3月のよもぎ湯

草餅や草だんごの材料として、日本では広く親しまれている「よもぎ」。栄養価が高く、健康食としても注目されていますが、香りの良さや血行を促進する効果が期待できることなどから、お風呂に活用するのもぴったり。
春の訪れを感じさせる爽やかな緑の香りに癒されたい! という方にオススメです。

4月の桜湯

日本人には馴染み深い「桜の花」。春といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべる花なのではないでしょうか。もちろん四季を楽しむ季節湯にも活用されており、実際に使われるのは葉や樹皮などですが、花も飾りとして散らしてみると、一層気分良くリラックス効果が期待できそうですね。桜の甘く心安らぐ香りで、和風のアロマバスを楽しんでみましょう。

5月の菖蒲湯

5月5日、こどもの日のお風呂といえば「菖蒲湯」です。もともと「端午の節句」として祝われていたこどもの日がはじまった歴史は、なんと奈良時代にまで遡るのだとか。
今でも季節の行事として広く知られ、時季になるとスーパー等で簡単に菖蒲を手に入れられるため、実際に入浴したことがあるという方は多いかもしれません。
買ってきた菖蒲を、そのまま湯船に入れるだけで良いというお手軽さがうれしいですね。

6月のどくだみ湯

独特の匂いから敬遠されることも多い「ドクダミ」ですが、日本では古くから薬草としても親しまれています。
だんだんと暑くなり湿度も高くなる6月は、肌トラブルが起こりやすい時期でもあります。肌の炎症を抑える効能があり、あせもや湿疹にも効果が期待できるどくだみ湯で、ぜひお肌をケアしてみてくださいね。

7月〜12月

7月の桃湯

「桃」といえば、甘くてジューシーな実が人気ですが、お風呂に使うのは葉っぱの部分になります。桃の葉には、美肌効果が期待できる成分が含まれているのです。基礎化粧品やボディソープなどにも、よく桃の葉が使われていますよね。
その美肌効果は古くから知られており、江戸時代から「夏といえば桃湯」といわれてきたのだとか。

8月の薄荷湯

夏の暑い時期にはぴったりの「薄荷」。肌がスースーと冷たく感じるので、冷えるイメージがありますが、実は血行を促進し、からだを温める効果があります。
肌はスッキリして体温は高くなる、まさに夏の理想的なお風呂を実現してくれます。

9月の菊湯

9月9日は、「菊」の節句とされています。中国から伝わった陰陽思想において、とくに縁起の良い日とされていた9月9日に、同じく縁起が良く、長寿の薬となると信じられていた菊を用いたお酒を飲んで長寿を願ったことから、「菊の節句」と呼ばれるようになったのだそうです。
お風呂に使う場合には、葉を煎じるほか、花を浮かべて香りを楽しむのもオススメです!

10月の生姜湯

からだを温める食材として広く知られている「生姜」は、食べるだけでなくお風呂に使っても効果的です。すりおろした生姜のしぼり汁をお湯に入れるほか、スライスした生姜を布の袋に詰めてお風呂に入れるだけでもOK。生姜の良い香りも楽しめるお風呂です。

11月のみかん湯

「みかん」の爽やかな香りをたっぷり楽しめるみかん湯。柑橘類に特有の香りにはリモネンという精油成分が含まれており、血行を促進する作用があるため、からだもポカポカと温まります。
使用するのはみかんの皮の部分となり、乾燥させた皮を布袋などに詰めてお風呂に入れ、甘酸っぱい香りを楽しみましょう!

12月のゆず湯

「ゆず」を使ったゆず湯は1年でもっとも昼が短く、夜が長くなる冬至の日に入るお風呂です。冬至の日にゆず湯に入ると、その後1年風邪をひかないという言い伝えがあることから、菖蒲湯と並んで今も多くの人が縁起を担ぎ、楽しんでいる季節湯のひとつです。
また、みかんと同じくゆずにも柑橘類特有の香りと成分が含まれており、血行を促進してからだを温めてくれます。みかん湯とは異なり、果実をそのままお風呂に浮かべて使えるため、お手軽なのもうれしいポイントです。

四季折々の「季節湯」でリラックスタイムを満喫しよう


日本伝統の「季節湯」を12ヶ月ごとにご紹介しました。春夏秋冬という4つの気候がそれぞれに大きく異なる日本ならでは豊かさが詰まった季節湯は、温泉や銭湯などではもちろんご家庭でも気軽に堪能できるのが魅力ですね。

これまで仕事や家事で忙しく、つい入浴はサッとお風呂に入るだけで済ませていたという方も、ぜひ四季折々の季節湯に浸かって、季節の変化を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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