空気が乾燥している冬はお肌はもちろん、髪もパサつきやすくります。そのため、「夏のように毎日シャンプーしなくても良いのでは?」と考える方は多いものです。
また、気温がいつもより低いときは入浴すること自体億劫に感じてしまい、できればシャンプーも省きたいという気持ちになる場合もあるでしょう。
そこで今回は、冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介します。
冬は毎日シャンプーしなくて大丈夫?
冷えて乾燥した空気に長時間晒された髪は夏の時期のようなベタつきがとても少なく、パサついた感触がある場合も少なくありません。
そのため、「冬のシャンプーは2日~3日に1回程度の頻度が妥当かもしれない」と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。
しかし、結論から言うと「冬であってもシャンプーは毎日した方が良い」ということになります。
なぜなら、頭皮は冬でも汗をかくので当然皮脂汚れはたまりますし、外出していれば大気中の汚れも髪に付着するからです。また、整髪料をつけている場合はやはり一日の終わりにシャンプーで落とさなければ髪の健康に良くありません。
さらに、実は冬は頭皮を乾燥から守ろうとする働きで通常より皮脂が多く分泌されています。
実際、「冬のシャンプーはなぜか泡立ちにくい」との声がありますが、分泌された皮脂の量が多いためにシャンプーが泡立ちにくくなっていることが原因です。
つまり、頭皮と髪は季節を問わず汚れるということがわかりますね。
とはいえ、皮脂の分泌量や汚れの付き方は年齢や生活習慣により異なるので、シャンプーの頻度はこれらを総合的に判断して、そのときの状況に合わせて行うのがベストです。
たとえば、皮脂分泌量が比較的少ない60代の女性で整髪料をつけていない場合は汚れもたまりにくいので、二日に一回のシャンプーでも問題ないといえるでしょう。
逆に皮脂の分泌量が多い20代であれば、一日中自宅にいたとしても毎日シャンプーした方が望ましい場合があります。
シャンプーの際はこんな点に気を付けよう
シャンプーは入浴の中でも手間のかかる作業です。シャンプー剤を泡立てて頭皮と髪を洗い、その後にリンスやトリートメント、ドライヤーのプロセスが入れば、それだけで疲れてしまうこともあるでしょう。「シャンプーを省けたらどれだけ楽か」と感じてしまうのも無理はありません。
しかし、頭皮は皮膚の中でも汚れがたまりやすい場所であり、汚れを放置すると臭いやフケ、毛のうねり、抜け毛、皮膚炎といった様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
したがって、頭皮と髪を健やかに保つためにも可能な限りシャンプーを怠らないようにしましょう。そしてシャンプーの際は次のような点に留意してください。
シャンプーはしっかり洗い流す
髪を洗う際はシャンプー剤をしっかり洗い流しましょう。シャンプー剤が残ると毛穴が詰まる原因になります。
さらにリンスやコンディショナーを使用する場合は頭皮につかないように注意しましょう。リンスやコンディショナーは頭皮ではなく、髪のためのアイテムだからです。もし頭皮についてしまった場合はお湯でしっかり洗い流してください。
整髪料はしっかり落とす
最近の整髪料はセット力が高い分、落とすのに手間がかかることがあります。
頭皮に残った整髪料は毛穴を詰まらせて様々なヘアトラブルを引き起こす原因となるため、整髪料を使用した日はその日中にシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
また、整髪料のつけ過ぎを防ぐためにも、メーカーが推奨する使用量を守ることが大切です。
熱すぎるお湯は使わない
熱いお湯は脱脂力が高く、シャンプーの際に使うと頭皮が乾燥してしまうことがあります。必要な潤いまで流れてしまわないよう、お湯の温度は36度~40度を目安に設定しましょう。
生活習慣を見直すことも大切!
頭部を健やかにする方法はシャンプーだけではありません。頭皮に必要な栄養を行き渡らせ、新陳代謝を促すために食事や規則正しい生活、ストレスケアなどの生活習慣の見直しも大切です。
生活リズムが不規則で、かつ、栄養バランスを欠いた食事が続いているような場合は生活習慣を見直してみましょう。
入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法

「疲れてしまってシャンプーするのがつらい」、「風邪をひいて入浴できない」といった場合には次のような方法で頭皮と髪をさっぱりさせることもできます。
ドライシャンプーのアイテムを使う
水を使わずに頭部を清潔にできるドライシャンプーの商品を活用しましょう。頭皮に洗浄液をスプレーしてタオルでふき取るものや、洗浄液を染み込ませたシートタイプのものなど種類がいくつかあるので、ドラッグストアやバラエティーショップでお好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。
蒸しタオルで汚れをふき取る
蒸しタオルで頭皮と髪の汚れをふき取るのも効果的です。蒸しタオルは水に濡らしたタオルをしぼり、ラップに包んで50秒~60秒ほど温めるだけで簡単に作れるので、ドライシャンプーのアイテムが手元にないときはこちらの方法を試してみましょう。
まとめ

冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介しました。
健康のためには冬であっても髪も体も乾燥しない程度に洗浄して、清潔に保つことが大切です。健やかな髪で希望のスタイルを手に入れるためにも、適度な頻度のシャンプーを心がけるようにしましょう。

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米ぬか風呂の効果とは? 自宅での作り方と肌トラブルを防ぐ注意点
米ぬか風呂は、米ぬかを布袋などに入れ、浴槽のお湯へ浸して楽しむ昔ながらの入浴法です。
米ぬかには脂質のほかγ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール類など、さまざまな成分が含まれています。
今回は、米ぬか風呂に期待される作用や作り方、肌や浴槽への注意点を解説します。
米ぬか風呂とは?
米ぬか風呂とは、玄米を白米へ精米する際に出る米ぬかを利用した入浴法で、米ぬかを直接浴槽へ入れるのではなく、布袋やガーゼへ包み、お湯の中でもみながら使う方法が一般的です。
米ぬかにはさまざまな成分が含まれる
米ぬかには油分のほか、γ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール、トコトリエノールなどが含まれています。
フェルラ酸やγ-オリザノールは化粧品分野でも研究されており、米ぬかが美容素材として注目される理由のひとつです。
ただし、化粧品として調整された成分と、お風呂へ米ぬかを入れた状態では濃度や皮膚への届き方が異なります。
そのため、米ぬか風呂には「美肌」「美白」「保湿」など多くの情報がありますが、実際には米ぬか風呂そのものを対象とした研究は現時点で少ないのが現状です。
肌がしっとりした感触になる人もいる
米ぬかには油分が含まれているため、お湯へ浸すと通常のお風呂とは異なる肌触りになる人もいます。
入浴後にしっとりした感触を得られる人もいますが、「乾燥肌が改善する」とまでは断定できません。
熱いお湯や長風呂は、かえって肌の乾燥を招く可能性があります。
乾燥が気になる人は、熱すぎないお湯で短めに入浴し、入浴後に保湿剤を使ってください。
フェルラ酸などは美容分野で研究されている
米ぬかに含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用などを持つ成分として研究されています。
皮膚へ使用する化粧品の研究では、色素沈着や肌の水分量などに関する報告もあります。
ただし、家庭の米ぬか風呂で同じ作用が得られるとは確認されていません。
「米ぬか風呂へ入ればシミが消える」「肌が白くなる」と考えるのは避けましょう。
米ぬか風呂の作り方
米ぬか風呂は、自宅でも簡単に試せます。米ぬかを直接浴槽へ入れず、目の細かい袋へ入れて使うのが扱いやすい方法です。
用意するものは、新鮮な米ぬか、布袋(ガーゼやお茶パック)、袋の口を閉じるひもで、米ぬかの使用量に統一された基準はありません。
初めて使う人は少量から試し、肌の状態を確認してください。
米ぬかを袋に入れてお湯へ浸す
米ぬかを布袋やガーゼへ入れ、浴槽の中で漏れないよう口をしっかり閉じます。
お湯へ浸したら、袋にお湯を含ませながら軽くもんでください。
袋を肌に使用するときも、強くこする必要はありません。
摩擦によって赤みやかゆみが出る可能性があるため、やさしく触れる程度にしましょう。
使用後の米ぬかは再利用しない
一度お湯へ浸した米ぬかは、基本的にその日のうちに処分してください。
米ぬかは油分を含み、水分や温度の影響で品質が変化します。
浴槽へ長時間放置せず、入浴後は早めに取り出しましょう。
米ぬか風呂の注意点

自然由来の素材でも、すべての人の肌に合うとは限りません。敏感肌や皮膚疾患がある人は特に注意してください。
赤みやかゆみが出たら使用を中止する
米ぬかでもアレルギー反応や刺激が起こる可能性があります。
米や米ぬかでアレルギー症状が出た経験のある人は使用を避け、使用後に赤み、かゆみ、腫れ、ヒリつきなどが現れたら使用を中止してください。症状が続くときは皮膚科へ相談しましょう。
湿疹や傷がある肌には使わない
湿疹、傷、ただれなどがある状態では、米ぬかが刺激になる可能性があります。
アトピー性皮膚炎などで治療中の人も、自己判断で米ぬか風呂を治療代わりに使わないでください。
治療中なら主治医へ相談するのが安心です。
米ぬかを浴槽に直接入れない
米ぬかは必ず目の細かい袋に入れて使い、使用している間は追いだきや保温を避けるのが安全です。
米ぬかの細かな粒子が配管へ入ると、汚れや目詰まりにつながる可能性があります。
入浴後は早めに浴槽を洗う
米ぬか風呂を使った後は、お湯を長時間残さず早めに排水します。
排水後は浴槽を水やぬるま湯で流し、循環口周辺にも米ぬかが残っていないか確認してください。
米ぬか風呂は肌と浴槽の状態を確認しながら楽しもう

米ぬか風呂は、美容効果を期待しすぎるより、いつもの入浴に変化を加える方法として楽しむのが向いています。
肌への刺激が気になる人は無理に続けず、入浴後の乾燥やかゆみ、赤みなどを確認してください。
また、天然素材だから浴槽や給湯設備へ影響しないとは限りません。
肌への負担と設備への影響の両方を意識し、自宅の環境に合った方法で取り入れましょう。
秋の夜長のお風呂時間を楽しもう! 快適に過ごすアイディア
夏の暑さが落ち着き、少しずつ秋の涼しさを感じるようになると、湯船にゆっくり浸かりたくなる方も多いのではないでしょうか。日が暮れる時間も早くなり、夜の時間を長く感じる秋は、バスタイムを楽しむのにもぴったりの季節です。
入浴剤や照明、音楽などを少し工夫すれば、いつものお風呂が一日の疲れを癒やすくつろぎの時間に変わります。
今回は、秋の夜長を楽しむバスタイムのアイディアや、快適に過ごすためのポイントをご紹介します。
秋の夜長を楽しむバスタイムのアイディア
ここでは、自宅で手軽に取り入れられるアイディアを紹介します。
秋らしい香りの入浴剤を使う
バスタイムに季節感を取り入れたいなら、香りに注目してみましょう。金木犀やゆず、森林、ハーブなど、秋を連想させる香りの入浴剤を選ぶと、浴室に広がる香りとともに秋らしい気分を味わえます。
その日の気分に合わせて香りを変えるのもおすすめです。リラックスしたい日は穏やかな香り、すっきりしたい日は爽やかな香りというように、好みに合わせて選んでみてください。
音楽を聴きながらゆっくり過ごす
好きな音楽を流しながら湯船に浸かると、バスタイムが自分だけのリラックスタイムになります。落ち着いた音楽や自然音などを選べば、静かな秋の夜にもよく合うでしょう。
浴室で音楽を聴く場合は、防水・防滴仕様のスピーカーを利用するなど、水濡れへの対策が必要です。スマートフォンやタブレットを持ち込む場合も、防水性能や使用方法を確認しておきましょう。
読書でゆったりした時間を過ごす
読書が好きな方なら、湯船に浸かりながら本を読むのも一つの方法です。秋の夜にお気に入りの小説などを少しずつ読み進めれば、入浴時間が楽しみになるかもしれません。
本を濡らすのが心配な場合は、防水ブックカバーを活用すると便利です。ただし、読書に夢中になって長風呂にならないよう、入浴時間には注意しましょう。
照明を変えて雰囲気を演出する
浴室の照明を少し暗くしたり、防水仕様のバスライトを取り入れたりすると、普段とは違った落ち着いた空間を演出できます。白い照明が気になる場合は、暖かみのある光を選ぶのもよいでしょう。
火を使うキャンドルを浴室で楽しむ場合は、火災や転倒に十分注意が必要です。手軽に取り入れるなら、LEDタイプのライトを選ぶ方法もあります。
あえて何もしない時間を作る
音楽や読書などを用意せず、何もせずに湯船で過ごすのもおすすめです。照明を少し落とし、ゆっくり深呼吸しながら、その日の疲れを忘れてのんびり過ごしてみましょう。
普段はスマートフォンを手放せない方も、入浴中だけは画面から離れてみると、気分を切り替えるきっかけになります。秋の夜長を利用して、自分のための静かな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
秋のバスタイムで気をつけたいポイント

涼しくなると熱いお湯に浸かりたくなりますが、熱すぎるお湯は体への負担につながります。一般的には40℃程度を目安に、熱く感じない温度に調整するとよいでしょう。
また、読書や音楽に夢中になって長風呂にならないよう、入浴時間にも注意が必要です。大量の汗や動悸、めまい、気分の悪さを感じた場合は、すぐに浴槽から出て休みましょう。
入浴中は汗をかくため、入浴前後の水分補給も大切です。水やノンカフェインのお茶などを用意しておき、喉が渇く前から少しずつ補給しましょう。
飲酒後の入浴は転倒や事故につながる危険があるため避け、入浴を済ませてからお酒を楽しむようにしましょう。
秋が深まると脱衣所や浴室も冷えるため、入浴前に暖めておくと安心です。特に高齢者や持病のある方は、温度差にも十分注意しましょう。無理に長く入浴せず、その日の体調に合わせて秋のバスタイムを楽しんでください。
お風呂上がりも秋の夜長を楽しもう
お風呂で温まった後は、すぐに寝るのではなく、秋の夜長をゆっくり楽しむ時間にしてみてはいかがでしょうか。
まずは水分補給を忘れずに
入浴後は汗をかいているため、まずは水分を補給しましょう。水やお茶などの冷たい飲み物だけでなく、白湯や温かいお茶を選ぶのもよいでしょう。
秋の夜に読書や音楽を楽しむ
体が温まった後は、照明を少し落とした部屋で読書をしたり、好きな音楽を聴いたりするのもおすすめです。秋にぴったりな小説を読んだり、落ち着いたBGMを流したりすれば、ゆったりとした夜の雰囲気を味わえます。
入浴後はスマートフォンから少し離れ、自分の好きな過ごし方を取り入れてみるのもよいでしょう。
乾燥対策も忘れずに
秋は空気が乾燥し始めるため、お風呂上がりのスキンケアも大切です。肌の乾燥が気になる場合は、体を拭いた後にボディクリームや乳液などで保湿しましょう。顔だけでなく、腕や脚、かかとなども状態に合わせてケアします。
髪を濡れたままにしておくと体が冷えてしまうため、入浴後は早めに乾かすのがおすすめです。髪を整えたら、ストレッチをしたり、温かい飲み物を飲んだりしながら、ゆっくり過ごすのもよいでしょう。
秋のお風呂時間をのんびり過ごそう

秋の夜長は、いつものバスタイムを少し特別な時間に変えるのにぴったりです。お気に入りの入浴剤を使ったり、音楽を聴いたり、何もせず湯船でゆっくり過ごしたりと、楽しみ方は自由です。
無理に長風呂をする必要はありません。体調や気温に合わせて入浴時間やお湯の温度を調整しながら、自分が心地よいと感じる方法で秋のお風呂時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。







