知る・学ぶ

2020-11-19

いたずら防止にも! 給湯器に配管カバーを取り付けるメリットとは

「カバー」とは一般的に、ある対象物を衝撃や汚れから守るものを指します。
日常生活でよく見かける「カバー」には例えばブックカバーやピアノカバー、キーボードカバーなどがありますが、給湯器の配管にも「配管カバー」という保護アイテムがあるのをご存知でしょうか?

そこで今回は、普段あまり意識することのない方も多い給湯器の配管カバーの役割と取り付けるメリットなどについてご紹介します。

給湯器の配管を保護する「配管カバー」とは?

給湯器の配管カバーとは、給湯器本体から出ている複数の配管を覆う「囲い」です。
具体的には給湯器の真下や横(右側が多い)から出ている配管を隠すように取り付けられた金属製の箱や囲いがその配管カバーですが、これを配管カバーだとはっきり認識している方は少数でしょう。
それもそのはず、配管カバーの取り付けは義務ではないため「給湯器の配管カバーなんて見たことがないどころか、存在さえ知らなかった」という場合も少なくないのです。

このように認知度の低い給湯器の配管カバーですが、給水管やガス管、給湯管など、給湯器の大切な部分を保護するものであり、給湯器の安全な稼働を支える重要なアイテムなのです。

給湯器に配管カバーを取り付けるメリットとは?

給湯器の配管カバーは重要なアイテムであっても前述の通り、取り付けは義務ではありません。したがって、現在使用中の給湯器を確認しても、保温テープや保護テープが巻き付けられたむき出しの配管しか見当たらないといったことも多いのです。
確かにこれといった故障がない以上、配管カバーがなくても給湯器は安全に利用できますが、配管カバーには次のようなメリットがあるため、取り付けを検討する価値は十分にあります。

配管を気候や災害などから保護する

配管カバーを使用すれば、配管を気候や災害などから守ることができます。
自転車やベビーカーなどを玄関の外に置いていると車体の傷み具合が加速するのと同様に、配管も雨や風にさらされ続けると汚れて傷みやすくなります。
時々保護テープが剥がれかけている給湯器やエアコンの配管を見かけますが、それも過酷な外部環境にさらされた結果です。
また、地域によってはネズミやタヌキなどによる害獣被害も考えられるでしょう。
このような理由から、より安心して給湯器を使用するためにも配管カバーはあった方が何かと好都合なのです。

いたずらや事故防止になる

給湯器の配管がむき出しになっていると、何らかの細工を加えられる危険があります。悪意のあるいたずらをはじめ、自宅で飼っているペットが配管に噛みついてしまったり、子どもが何もわからずにさわってしまったりなど、配管に思わぬダメージを与えてしまう機会は想像以上に多いものです。
しかし、配管カバーを取り付けておけば配管が隠れるため、こうした事態の防止になりますね。

給湯器の見た目が良くなる

配管カバーを取り付けることで給湯器周りがすっきり、整って見えるようになります。
特に給湯器が比較的目立つ場所にある場合は配管カバーを取り付けると外観が良くなりますし、ほこりや泥、砂などの汚れが配管に付くのを防げます。

給湯器の配管カバーを取り付ける際の注意点

給湯器の配管カバーを取り付ける際の注意点
繰り返しになりますが、給湯器の配管カバーの取り付けは義務ではない以上、これといった規制はありません。したがって、自作のカバーを取り付けることも可能ですが、自作品またはメーカー製品のどちらの場合であってもご自身で取り付ける際は次の点に注意しましょう。

給湯器の配管カバーを自作して取り付ける場合

最近では自宅で様々なものを自作するDIY(Do It Yourself)が流行っており、「この際、配管カバーをDIYしてみよう」と考えている方もいらっしゃいますが、基本的には給湯器と同じメーカーから発売されている配管カバーを取り付けるのが一番安全であり、自作品はおすすめできません。

しかし、それでも自作する場合は耐久性のある素材を使い、給湯器本体や配管にダメージを与えないように細心の注意を払いながら取り付けてください。
また、設計の際はしっかりサイズを測りましょう。不適切なサイズのカバーを無理に取り付けると、配管に傷がついたり、給湯器の稼働の妨げになったりすることがあります。

そして、自作の配管カバーを取り付けた後に生じたトラブル等については自己責任となります。この点を十分に留意しておきましょう。

給湯器の配管カバーを購入して取り付ける場合

給湯器の配管カバーを購入して取り付ける場合は給湯器と同じメーカーのものを選び、対応機種や型番、サイズを必ず確認してから購入しましょう。
配管カバーは給湯器の販売店やオンラインショップで購入でき、価格は5000円~1万5000円ほどとなっています。
取り付ける際は製品に付属している説明書をよく読みながら行ってください。
万が一、少しでも作業に不安を感じるようであれば、業者に依頼して取り付けてもらうことも検討しましょう。

まとめ

給湯器の配管カバーの役割と取り付けるメリットなどについてご紹介しました。
配管の劣化や傷は、給湯器の寿命を左右しかねない故障や大きなトラブルの原因になりかねません。長年給湯器の状況を把握していない方はこれを機に今一度、配管の状態を確認してみてはいかがでしょうか。

配管の状態や給湯器が設置されている環境によっては配管カバーの取り付けが望ましいこともあるので、取り付けるかどうか迷う場合はお近くの給湯器販売店や業者に相談してみましょう。

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2021-01-18

空気が乾燥する冬は毎日シャンプーしなくても大丈夫?

空気が乾燥している冬はお肌はもちろん、髪もパサつきやすくります。そのため、「夏のように毎日シャンプーしなくても良いのでは?」と考える方は多いものです。
また、気温がいつもより低いときは入浴すること自体億劫に感じてしまい、できればシャンプーも省きたいという気持ちになる場合もあるでしょう。

そこで今回は、冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介します。

冬は毎日シャンプーしなくて大丈夫?

冷えて乾燥した空気に長時間晒された髪は夏の時期のようなベタつきがとても少なく、パサついた感触がある場合も少なくありません。
そのため、「冬のシャンプーは2日~3日に1回程度の頻度が妥当かもしれない」と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。

しかし、結論から言うと「冬であってもシャンプーは毎日した方が良い」ということになります。
なぜなら、頭皮は冬でも汗をかくので当然皮脂汚れはたまりますし、外出していれば大気中の汚れも髪に付着するからです。また、整髪料をつけている場合はやはり一日の終わりにシャンプーで落とさなければ髪の健康に良くありません。

さらに、実は冬は頭皮を乾燥から守ろうとする働きで通常より皮脂が多く分泌されています。
実際、「冬のシャンプーはなぜか泡立ちにくい」との声がありますが、分泌された皮脂の量が多いためにシャンプーが泡立ちにくくなっていることが原因です。
つまり、頭皮と髪は季節を問わず汚れるということがわかりますね。

とはいえ、皮脂の分泌量や汚れの付き方は年齢や生活習慣により異なるので、シャンプーの頻度はこれらを総合的に判断して、そのときの状況に合わせて行うのがベストです。
たとえば、皮脂分泌量が比較的少ない60代の女性で整髪料をつけていない場合は汚れもたまりにくいので、二日に一回のシャンプーでも問題ないといえるでしょう。
逆に皮脂の分泌量が多い20代であれば、一日中自宅にいたとしても毎日シャンプーした方が望ましい場合があります。

シャンプーの際はこんな点に気を付けよう

シャンプーは入浴の中でも手間のかかる作業です。シャンプー剤を泡立てて頭皮と髪を洗い、その後にリンスやトリートメント、ドライヤーのプロセスが入れば、それだけで疲れてしまうこともあるでしょう。「シャンプーを省けたらどれだけ楽か」と感じてしまうのも無理はありません。

しかし、頭皮は皮膚の中でも汚れがたまりやすい場所であり、汚れを放置すると臭いやフケ、毛のうねり、抜け毛、皮膚炎といった様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
したがって、頭皮と髪を健やかに保つためにも可能な限りシャンプーを怠らないようにしましょう。そしてシャンプーの際は次のような点に留意してください。

シャンプーはしっかり洗い流す

髪を洗う際はシャンプー剤をしっかり洗い流しましょう。シャンプー剤が残ると毛穴が詰まる原因になります。
さらにリンスやコンディショナーを使用する場合は頭皮につかないように注意しましょう。リンスやコンディショナーは頭皮ではなく、髪のためのアイテムだからです。もし頭皮についてしまった場合はお湯でしっかり洗い流してください。

整髪料はしっかり落とす

最近の整髪料はセット力が高い分、落とすのに手間がかかることがあります。
頭皮に残った整髪料は毛穴を詰まらせて様々なヘアトラブルを引き起こす原因となるため、整髪料を使用した日はその日中にシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
また、整髪料のつけ過ぎを防ぐためにも、メーカーが推奨する使用量を守ることが大切です。

熱すぎるお湯は使わない

熱いお湯は脱脂力が高く、シャンプーの際に使うと頭皮が乾燥してしまうことがあります。必要な潤いまで流れてしまわないよう、お湯の温度は36度~40度を目安に設定しましょう。

生活習慣を見直すことも大切!

頭部を健やかにする方法はシャンプーだけではありません。頭皮に必要な栄養を行き渡らせ、新陳代謝を促すために食事や規則正しい生活、ストレスケアなどの生活習慣の見直しも大切です。
生活リズムが不規則で、かつ、栄養バランスを欠いた食事が続いているような場合は生活習慣を見直してみましょう。

入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法

入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法
「疲れてしまってシャンプーするのがつらい」、「風邪をひいて入浴できない」といった場合には次のような方法で頭皮と髪をさっぱりさせることもできます。

ドライシャンプーのアイテムを使う

水を使わずに頭部を清潔にできるドライシャンプーの商品を活用しましょう。頭皮に洗浄液をスプレーしてタオルでふき取るものや、洗浄液を染み込ませたシートタイプのものなど種類がいくつかあるので、ドラッグストアやバラエティーショップでお好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。

蒸しタオルで汚れをふき取る

蒸しタオルで頭皮と髪の汚れをふき取るのも効果的です。蒸しタオルは水に濡らしたタオルをしぼり、ラップに包んで50秒~60秒ほど温めるだけで簡単に作れるので、ドライシャンプーのアイテムが手元にないときはこちらの方法を試してみましょう。

まとめ

冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介しました。
健康のためには冬であっても髪も体も乾燥しない程度に洗浄して、清潔に保つことが大切です。健やかな髪で希望のスタイルを手に入れるためにも、適度な頻度のシャンプーを心がけるようにしましょう。

2020-12-22

温泉が「健康に良い」とされる理由とは?

古くから健康にいいとされている「温泉」。湯治や温泉療法といった言葉もある通り、温泉には昔から体調を整えたり、疲れを癒やしたりする効果があるとされ、多くの人々に親しまれてきました。
さほど意識していなくても、温泉旅行へ行くときには自然と「癒やし」や「疲労回復」を求めている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、温泉が健康に良いとされる理由や期待できる効能など、温泉に関する気になる知識をご紹介します。

温泉が健康に良い理由とは?

「温泉はからだに良い」ということ自体は、日本はもとより世界的にも広く知られていることですが、具体的には次のような理由から温泉は健康増進の効果があるとされています。

お湯の温熱作用や水圧・浮力による「ほぐし効果」

温泉が健康にいい理由の一つには、温かいお湯に浸かることによる温熱作用や、からだにかかる水圧、水の中にいることで感じる浮力などにより筋肉の緊張がほぐれるとされていることが挙げられます。

温泉の成分が皮膚から吸収される

温泉のお湯に含まれる成分が皮膚を通して体に吸収され、温泉成分が体の各機能に影響して体調を整えてくれる効果があります。

非日常の場所で過ごすリラックス効果

温泉という日常から離れた特別な場所でリラックスすることによる「総合的生体調整作用」という効果も期待できるといいます。
総合的生体調整作用というのは、温泉地で過ごしたり、温泉に入ったりすることで受ける刺激によって、日々の生活の中で乱れていた体内のホルモンバランスや自律神経が整う作用のことです。こちらの詳しいメカニズムについてはまだわかっていないことも多いようですが、長期間湯治をしている方を対象とした調査では、実際に湯治を続ける中でホルモンバランスが整っていくという結果も出ているのだそうです。

日頃多くのストレスにさらされている現代人にとって、温泉はさまざまな面から身体を癒やし、体調を整えてくれるものなのですね。

温泉の種類によって期待できる効果も変化

温泉の種類によって期待できる効果も変化

温泉の定義の中には、「定められた規定量以上の化学成分を含むもの」という項目がありますが、その成分の種類については明確な決まりはありません。したがって、「温泉」とひとくちに言ってもその成分はさまざまなのです。
温泉成分を皮膚から吸収することによって得られる効果は、当然のことながらそれぞれの温泉の成分によって変わります。日本各地にある主な温泉の成分や泉質は次の10種類に分類されているので、期待している効果が得られそうなお好みの温泉を探してみてくださいね。

1.単純温泉

「単純温泉」とは、お湯の中に含まれる化学成分が一定量以下の温泉を指します。温泉成分が薄い分、体に対する刺激が少なく、優しい温泉であるといえるでしょう。これなら刺激に弱いお子様や年配の方でも安心して入浴できますね。
単純温泉については含まれる成分の種類が決まっていないので効能もさまざまですが、主に自律神経を整え、不眠症やうつ状態、冷え症、末梢循環障害、軽度の高血圧などを改善する効果が期待できるといわれています。

2.塩化物泉

「塩化物泉」は塩分を多く含み、保温効果が高いという特徴があります。期待できる効果としては切り傷や冷え症、末梢循環障害、うつ状態、皮膚乾燥症などが挙げられます。

3.炭酸水素塩泉

「炭酸水素塩泉」はアルカリ性のお湯で、お肌の角質を柔らかくし、お肌をすべすべにしてくれる効果があります。適応症としては切り傷や冷え症、末梢循環障害、皮膚乾燥症などが挙げられます。

4.硫酸塩泉

「硫酸塩泉」は保温効果が高く、傷を早く治す効果が期待できるほか、冷え症やうつ状態、末梢循環障害等などにも効果があるといわれています。

5.二酸化炭素泉

「二酸化炭素泉」はお湯の温度はぬるめですが、保温効果は高いという特徴があります。他の温泉に比べて血管拡張の効果が高いので、血圧を下げる効果、冷え症などへの効果が期待できます。

6.含鉄泉

「含鉄泉」は鉄を多く含み、からだへの刺激が強い泉質である点が特徴です。なるべく鉄が酸化しないよう、源泉に近い温泉が良いとされており、疲労回復などの効果が期待できます。

7.酸性泉

肌にしみるような強い刺激のある「酸性泉」は、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、表皮化膿症など、慢性的な皮膚病の治療などに利用されています。

8.含よう素泉

「含よう素泉」とは、ヨウ素と呼ばれる栄養素を含む温泉です。入浴するだけでなく飲むことでも健康に良い効果が期待できる温泉で、コレステロールを下げる効果があるといいます。疲労回復にも効果的です。

9.硫黄泉

「硫黄泉」は名前の通り、硫化水素ガス特有の匂いが特徴的な温泉です。刺激が強めのお湯で血管の拡張作用があります。また、殺菌作用があることでも知られており、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症等にも効果が期待できます。

10.放射能泉

「放射能泉」はごく微量の放射能を含んでいる温泉で、ラジウム泉、ラドン温泉などの名前で呼ばれることもあります。微量の放射線を吸収することで細胞が刺激され、免疫力の向上や血流改善、疲労回復等の効果があるといわれています。

まとめ

温泉が健康に良いとされる理由や期待できる効能など、温泉に関する気になる知識をご紹介しました。
次回訪ねる温泉地を決める際は、立地や宿泊する旅館・ホテル等の雰囲気のほか、ご自身の体調と温泉の泉質も考慮してみてはいかがでしょうか?

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