ECO・節約

2020-09-29
2020-09-29

バスタイムに無理なく節約! ガス代・水道代を抑えるテクニック

毎日の生活に欠かすことのできない水道とガス。電気と合わせて、日常生活を送る上ではなくてはならないものですよね。
水とガスは日常のあらゆる場面で使われますが、中でも大量に消費されるのが毎日のお風呂です。
家族が多いほどお風呂に入る人も多いわけですから、それだけ水道代やガス代がかさみます。しかし、たくさんお金がかかるところを上手く節約できればリターンは大きいはずです。

そこで今回は、ゆっくりのんびりとリラックスして過ごせるバスタイムはそのままに、無理なく節約するための一工夫をご紹介します。

なぜ夏と冬にはガス代と水道代が増えやすいのか?

春や秋など気候が比較的穏やかな季節と比べて、夏と冬はガス代・水道代ともにコストが多くなる傾向にあります。

暑い季節にガス代や水道代が増えるのは、単純にシャワーを浴びる頻度が増えるのが一番大きな要因です。特に近年、夏はどんどん暑くなっていき、地域によっては毎日のように猛暑日になることも増えてきましたよね。
暑ければ当然汗をかきますし、汗をかけばさっぱりと流したくなるものです。
普段は夜のみ入浴するという習慣の人でも、夏場は寝ている間に汗をかいたからと朝にもシャワーを浴びたり、帰宅直後に一旦汗を流すために簡単にシャワーを浴びて、夜にまた改めて入浴したりといったルーティーンになることもあるでしょう。
そうなれば当然ガス・水道ともに使用量が増えて、料金もいつもより高くなってしまうわけです。

ひとり暮らしならあまり気にならないかもしれませんが、家族全員が日に何度もシャワーを浴びることになれば、それだけ日頃の料金との金額の差は大きくなり、無視できないレベルになることも。
加えて小さなお子様のいるご家庭では、家庭用のビニールプールなど水遊びが楽しい季節ですので、水道の使用量が増えてしまうのは当然です。

逆に冬場は、お風呂にしっかり入って温まりたい!ということでガス代・水道代がかさむ季節です。普段はシャワーで済ませていても、寒い季節はじっくり温まるためにお湯に浸かるようにしている方が多いのではないでしょうか。
また、気温が低いので湯船に張ったお湯が冷えやすく、何度も追い焚きをしたりお湯を足したりといったことを繰り返しがちなのも、ガスや水道の使用量増加に拍車をかけています。

追い焚きの活用とお湯の入れ替え、どちらがお得?

お風呂は毎日入るものですから、それを前提として節約のために工夫していきたいところです。
そこで気になるのが、追い焚き機能を活用する場合と、その都度お湯を入れ替えた場合、どちらがよりガス代と水道代の節約になるのか?ということでしょう。

もちろん、お風呂を沸かしてすぐ、お湯が温かいうちに家族みんなが入浴を済ませてしまえば、それが一番節約になります。ですが現実的に考えると、家族全員のライフスタイルが揃っていて、誰もが同じタイミングで入浴できるとは限りませんよね。家族の人数が多いと、自分の順番が回ってくる頃にはお湯がぬるくなってしまっているなんてこともあるかもしれません。
そんなときは、水自体はそのまま活用して追い焚きするのか、それとも新しくお湯を張り直すのか、どちらがお得なのでしょうか。

実はガス代だけ見れば、追い焚きよりも新しくお湯を沸かす方が、お得に済みます。
もちろん水道水の温度によっても差は出ますが、お湯を温める際の熱効率が追い焚きのときよりも新しくお湯を沸かすときの方が若干高いため、ガス代はお湯を入れ替えた方が安くなります。

ただし、そのガス代の差は新しくお湯を張るためにかかる水道代よりも下回ることがほとんど。水道料金を加味して考えると、総合的には元のお湯を使って追い焚きした方がお得になることが多いです。
その差は数十円ほどですが、これが1ヶ月、1年と積み重なると、大きな金額になっていきます。
つまり、ガス代だけが気になるならお湯はその都度入れ替えてもいいですが、水道代も含めて節約したい場合は、追い焚きも活用していくのがベストでしょう。

残り湯を活用して無理なく節約しよう!

残り湯を活用して無理なく節約しよう
一日の疲れをほぐす、癒やしの時間でもあるバスタイム。節約することばかりに気を取られてしまっては、かえって疲れてしまい本末転倒ですよね。
ここからは、リラックスしてお風呂を楽しみつつ無理なくできる節約テクニックとして、「残り湯を無駄なく活用する」という方法をご紹介します!

シャワーは浴槽内で浴びる

シャワーを浴びるときには浴槽の中に立つようにすると、湯船のお湯はもとより、シャワーで使ったお湯も残り湯として活用できます。
ついつい出しっぱなしにしてしまいがちなシャワーですが、これなら無駄になりません。意識してシャワーを止めるのが苦手だという方は、ぜひ試してみてくださいね。

様々な場面で使える!残り湯の活用法

残り湯の使い方として一番メジャーなのは洗濯ですが、それ以外にも水周りや床・壁などの拭き掃除、洗車などさまざまな場面で活用できます。
ぬるま湯の方が落ちやすい汚れも多いので、お風呂の残り湯は洗濯や掃除にはぴったり。泥などで激しく汚れてしまった衣服や布靴の予洗いにもおすすめです。
さらに新しくお湯を沸かすコストをしっかりカットできて、水道代だけでなくガス代の節約にもなるため、一石二鳥です。
掃除や洗濯以外では、しっかり冷ませば庭の草木やお花にあげるお水としても活用できます。夏場には打ち水用の水として使うのもいいですね。

まとめ

暑い季節、寒い季節には普段よりもガスや水道の使用量が増える傾向があります。
追い焚き機能や残り湯をしっかり活用して、バスタイム自体はこれまで通りのんびりと過ごし、無理のない範囲でガス代・水道代ともに賢く節約していきましょう!

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2024-04-22

リフォームを考えている方は要チェック! 2024年注目の浴室インテリアトレンド

インテリアのトレンドも、ファッションの流行と同じように移り変わりが激しいものです。
定番のデザインや伝統的に愛されてきたデザインもありますが、せっかくバスルームをリフォームするなら今のトレンドを押さえたデザインにしたいところです。
バスルームのようなプライベートな空間なら、自分の好みに合わせて自由にトレンドを取り入れられるのも嬉しいポイント。
今回は、近年のバスルームのインテリアデザインのトレンドをご紹介します。

バスルームへのトレンドの取り入れ方

バスルームのリフォームは、そう頻繁にできるものではありません。
だからこそトレンドを取り入れることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、トレンドのみを追いかけたデザインにするのではなくクラシックなテイストを取り入れることで流行のみに囚われているものとは違う、タイムレスな魅力のインテリアを完成させることができます。

これからご紹介するトレンドについてもすべてを取り入れる必要はもちろんありません。
自分の好きな雰囲気やテイストにも合わせやすいトレンドを組み合わせて理想のバスルームをつくりましょう。

2024年に注目したいトレンドデザイン

スパルームを思わせるデザイン

海外で人気を集めているのは自宅にスパルームをつくること。
新型コロナウイルス感染症の流行を経て、在宅ワークをはじめとして自宅で過ごす時間が増えたことで、自宅にいながら癒されたい、生活の質をより向上させたいと考える人が多くなったようです。
自宅に完全なスパルームをつくることは難しくても、スパのようなリラックスできる雰囲気づくりはできるはず。
たとえば壁はバスルームによく使われる白ではなく、あたたかみを感じられるグレーに。
そして小物類などは暖色系のカラーをワンポイントのように取り入れると、全体的に高級感がありながら落ち着きのある雰囲気が完成します。
在宅ワーカーや、自宅で体を動かす機会のある人など、体の疲れを取るためだけでなく、居心地のいいバスルームにしたい人におすすめです。

オーガニックな雰囲気

ここ数年はさまざまな業界でオーガニック素材を取り入れたデザインが流行しています。
バスルームも例外ではなく、テラコッタなどの天然素材を用いたデザインがブーム。
これからもこの流行は続くとみられていて、テラコッタのタイルやインテリアアイテムなどの形でバスルームに取り入れるのがおすすめ。
テラコッタ自体は伝統的に愛されてきた素材で流行に左右されるものではありません。
クラシックでありながらモダンなテイストも持ち合わせていて、洗練された雰囲気のバスルームを目指したい方におすすめです。
テラコッタのほか、植物などの自然からインスピレーションを受けたデザインを取り入れた、リラックスできて落ち着く空間づくりが流行しています。
鉢植えなどのグリーンを浴室に配置するとより自然を感じられる雰囲気に。

おしゃれな照明

照明は、部屋の雰囲気を大きく変えるインテリアアイテムのひとつ。
バスルームももちろん例外ではありません。
基本的にはシンプルなデザインの照明が使われることの多いバスルームですが、近年はむしろインテリアの主役となるようなおしゃれで主張の強い装飾的なデザインの照明がトレンドになるとのこと。
好きなテイストのものでいいので、ユニークでアーティスティックなアイテムを選ぶと心からゆっくりとリラックスできる空間づくりにつながります。
バスルームをリフォームするなら、照明のデザインにもこだわってみるのがおすすめです。

ヴィンテージ風のテイスト

ヴィンテージ風のテイストは、今後も主流のトレンドとなる見込みです。
ヴィンテージテイストは先ほど紹介した色を取り入れるインテリアデザインとも好相性。
ノスタルジックなクリームがかったピンクやイエロー、ミントグリーンなど、どこか懐かしい雰囲気のヴィンテージカラーは洗練された印象を与えます。
あえて使い込まれたような風合いにデザインしたもの、艶を消したりニスを塗らず仕上げたりといったヴィンテージテイストのアイテムを活用することで、機能的でモダンでありながらシャビーシックな雰囲気のおしゃれなバスルームを演出できそうです。

まずは小物から取り入れるのもおすすめ! トレンドを取り入れてバスルームをブラッシュアップ

バスルームのインテリアに関するトレンドをご紹介しました。
部屋の内装全体をトレンドに合わせて変えるのは難しい部分もありますが、照明や水栓、バスルーム内に置くインテリアアイテムなど、小物類からトレンドを取り入れるとそれだけでもおしゃれな雰囲気に。
毎日使うバスルームが自分好みのおしゃれな雰囲気になれば、心も体もより一層リフレッシュできるようになるでしょう。
リフォームで大胆にバスルームをつくり変えるのもよし、小物からトレンドを取り入れるのもよし。
日頃の疲れを癒す場所であるバスルームをより居心地のいい場所にするため、手軽にチャレンジできるところからトレンドや好みを取り入れた素敵な空間へとつくり変えてみましょう!

2024-03-28

健康で美しい髪を守る! 正しいシャンプー方法とヘアケアについて

毎日のように行うシャンプーですが、やり方一つで髪の健康状態が大きく変わってきます。
そこで今回は、正しいシャンプーの手順やヘアケア、ドライ方法についてご紹介します。

正しいシャンプー方法の基礎知識

まずはぬるま湯で髪全体をしっかりと濡らしましょう。
髪を濡らすことによって、シャンプーの泡立ちが良くなり、髪と頭皮の汚れを効率よく落とせます。
この時、頭皮までしっかり水が行き渡るようにするのがポイントです。
シャンプーの量は髪の長さや量にもよりますが、500円玉大が目安で直接髪につけるのではなく、手のひらでしっかり泡立てましょう。
泡立ててから洗うと、摩擦による髪や頭皮へのダメージを防げます。

泡立てたシャンプーを髪全体に広げ、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗いましょう。
この時に爪を立ててしまうと頭皮を傷つける恐れがあるので、注意して下さい。
また、シャンプー剤が残ってしまうと頭皮トラブルの原因になる可能性があるため、最後はしっかりとすすぐことが重要です。
特に後頭部や髪の根元など、見落としがちな部分も忘れずにチェックしましょう。

シャンプーは、頭皮に優しい成分を含むもの、または自身の頭皮の悩みに特化したものを選ぶのが大切です。
例えば、敏感肌の場合は刺激を抑えた成分、薄毛に悩んでいる場合は育毛促進や頭皮環境を整える成分を含んだものが適しています。

シャンプーとその他ヘアケア製品の使い方

髪の美しさと健康を守るためには、シャンプーの他にコンディショナー、トリートメント、ヘアオイルなど、ヘアケア製品の正しい使い方も知っておきましょう。
それぞれの製品が持つ役割を理解し、自身の髪質や髪の状態に合わせて選んで使い分けると、髪を内側から外側までしっかりとケアできます。

シャンプーの使い方

シャンプーの基本的な使い方は既に触れましたが、ポイントは髪と頭皮の汚れを優しく洗い流すことです。
髪を濡らした後、適量のシャンプーを手に取り、泡立ててから髪全体になじませ、頭皮をマッサージするように洗います。
そして、シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

コンディショナーの使い方

シャンプー後のコンディショナーは、髪に必要な保湿をし、ダメージを受けた髪の表面を滑らかに整えます。
シャンプーで髪の汚れを落とした後、水気を軽く切り、髪の中間から毛先にかけて適量を塗布して下さい。
数分放置した後、冷水でしっかりすすぐと、髪のキューティクルが引き締まりツヤが出ます。

トリートメントの使い方

トリートメントは髪の深い部分まで浸透してダメージを修復する効果があるため、週に1~2回の使用がおすすめです。
シャンプー、コンディショナーの後に髪全体になじませて5~10分程度放置し、その後しっかりと洗い流します。
特にダメージが気になる場合は、より長く放置すると効果的です。

ヘアオイルの使い方

ヘアオイルには髪に潤いを与え、より艶やかに保つ効果があります。
ドライヤーで髪を乾かす前や、乾いた髪に軽くなじませると髪を保護でき、まとまりやすくします。
使用量は髪の長さや質によりますが、少量から始め、必要に応じて加減しましょう。

シャンプー後の効果的な髪の乾かし方は?

シャンプー後のドライも髪の健康を左右する大事なステップです。
正しい乾かし方をマスターすることで髪のダメージを減らし、ツヤツヤで健康的な髪を保てます。

シャンプー後は、まずタオルドライから始めましょう。
濡れている髪はダメージを受けやすい状態にあるため、そっとタオルで包み込み、優しく水分を吸収させて下さい。タオルで髪を挟んで、軽くプレスするようなイメージですね。

そしてタオルドライのあとはドライヤーで乾燥させますが、髪から約15cm離して使用し、熱風は根元から毛先に向かって髪の流れに沿って吹き付けるのがコツです。
熱が直接頭皮に当たらないように注意し、温風を使ってじっくりと髪を乾かして下さい。
ドライヤーの温度は低温~中温から始め、最後に冷風で仕上げましょう。冷風で仕上げると、髪のキューティクルが閉じ、艶やかでしっとりとした仕上がりになるのです。

また乾燥した髪には保湿効果のあるヘアオイルやヘアミルクを軽くなじませると、髪を保護して乾燥から守れます。
特に毛先はダメージを受けやすいのでしっかりとケアしましょう。

頭皮マッサージやブラッシングの効果

頭皮マッサージは血行を促進することで知られており、血行が良くなると毛根に必要な酸素や栄養が届きやすくなり、髪の成長を助けます。
またリラックス効果もあり、薄毛の大きな原因の一つであるストレス解消にもなるでしょう。
シャンプー時や就寝前などのくつろげる時間に行うのが良く、指の腹を使って優しくマッサージし、頭皮全体をくまなく刺激します。

ブラッシングは髪の表面についたほこりや汚れを取り除くだけでなく、髪に自然なツヤを与え、さらさらとした質感を保つために必要です。
ただし、濡れた髪は非常にデリケートなので、乾いた状態で優しくブラッシングするのがベストです。
髪をとかす前に絡まりを手で軽く解きほぐし、髪の毛先から徐々に根元に向かってブラッシングすると良いでしょう。

正しい洗い方とケアで美しい髪を守ろう!

このように、髪と頭皮のケアにはいくつかの重要なステップとコツがあります。日々のケアを見直し、これらのポイントを意識すると髪はより健康で美しくなるでしょう。
毎日のルーティンを少し変えるだけで大きな変化をもたらすことに気付くはずです!

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