健康・生活

2021-01-18

空気が乾燥する冬は毎日シャンプーしなくても大丈夫?

空気が乾燥している冬はお肌はもちろん、髪もパサつきやすくります。そのため、「夏のように毎日シャンプーしなくても良いのでは?」と考える方は多いものです。
また、気温がいつもより低いときは入浴すること自体億劫に感じてしまい、できればシャンプーも省きたいという気持ちになる場合もあるでしょう。

そこで今回は、冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介します。

冬は毎日シャンプーしなくて大丈夫?

冷えて乾燥した空気に長時間晒された髪は夏の時期のようなベタつきがとても少なく、パサついた感触がある場合も少なくありません。
そのため、「冬のシャンプーは2日~3日に1回程度の頻度が妥当かもしれない」と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。

しかし、結論から言うと「冬であってもシャンプーは毎日した方が良い」ということになります。
なぜなら、頭皮は冬でも汗をかくので当然皮脂汚れはたまりますし、外出していれば大気中の汚れも髪に付着するからです。また、整髪料をつけている場合はやはり一日の終わりにシャンプーで落とさなければ髪の健康に良くありません。

さらに、実は冬は頭皮を乾燥から守ろうとする働きで通常より皮脂が多く分泌されています。
実際、「冬のシャンプーはなぜか泡立ちにくい」との声がありますが、分泌された皮脂の量が多いためにシャンプーが泡立ちにくくなっていることが原因です。
つまり、頭皮と髪は季節を問わず汚れるということがわかりますね。

とはいえ、皮脂の分泌量や汚れの付き方は年齢や生活習慣により異なるので、シャンプーの頻度はこれらを総合的に判断して、そのときの状況に合わせて行うのがベストです。
たとえば、皮脂分泌量が比較的少ない60代の女性で整髪料をつけていない場合は汚れもたまりにくいので、二日に一回のシャンプーでも問題ないといえるでしょう。
逆に皮脂の分泌量が多い20代であれば、一日中自宅にいたとしても毎日シャンプーした方が望ましい場合があります。

シャンプーの際はこんな点に気を付けよう

シャンプーは入浴の中でも手間のかかる作業です。シャンプー剤を泡立てて頭皮と髪を洗い、その後にリンスやトリートメント、ドライヤーのプロセスが入れば、それだけで疲れてしまうこともあるでしょう。「シャンプーを省けたらどれだけ楽か」と感じてしまうのも無理はありません。

しかし、頭皮は皮膚の中でも汚れがたまりやすい場所であり、汚れを放置すると臭いやフケ、毛のうねり、抜け毛、皮膚炎といった様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
したがって、頭皮と髪を健やかに保つためにも可能な限りシャンプーを怠らないようにしましょう。そしてシャンプーの際は次のような点に留意してください。

シャンプーはしっかり洗い流す

髪を洗う際はシャンプー剤をしっかり洗い流しましょう。シャンプー剤が残ると毛穴が詰まる原因になります。
さらにリンスやコンディショナーを使用する場合は頭皮につかないように注意しましょう。リンスやコンディショナーは頭皮ではなく、髪のためのアイテムだからです。もし頭皮についてしまった場合はお湯でしっかり洗い流してください。

整髪料はしっかり落とす

最近の整髪料はセット力が高い分、落とすのに手間がかかることがあります。
頭皮に残った整髪料は毛穴を詰まらせて様々なヘアトラブルを引き起こす原因となるため、整髪料を使用した日はその日中にシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
また、整髪料のつけ過ぎを防ぐためにも、メーカーが推奨する使用量を守ることが大切です。

熱すぎるお湯は使わない

熱いお湯は脱脂力が高く、シャンプーの際に使うと頭皮が乾燥してしまうことがあります。必要な潤いまで流れてしまわないよう、お湯の温度は36度~40度を目安に設定しましょう。

生活習慣を見直すことも大切!

頭部を健やかにする方法はシャンプーだけではありません。頭皮に必要な栄養を行き渡らせ、新陳代謝を促すために食事や規則正しい生活、ストレスケアなどの生活習慣の見直しも大切です。
生活リズムが不規則で、かつ、栄養バランスを欠いた食事が続いているような場合は生活習慣を見直してみましょう。

入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法

入浴しなくても大丈夫!シャンプーできないときの対処法
「疲れてしまってシャンプーするのがつらい」、「風邪をひいて入浴できない」といった場合には次のような方法で頭皮と髪をさっぱりさせることもできます。

ドライシャンプーのアイテムを使う

水を使わずに頭部を清潔にできるドライシャンプーの商品を活用しましょう。頭皮に洗浄液をスプレーしてタオルでふき取るものや、洗浄液を染み込ませたシートタイプのものなど種類がいくつかあるので、ドラッグストアやバラエティーショップでお好みのものを選んでみてはいかがでしょうか。

蒸しタオルで汚れをふき取る

蒸しタオルで頭皮と髪の汚れをふき取るのも効果的です。蒸しタオルは水に濡らしたタオルをしぼり、ラップに包んで50秒~60秒ほど温めるだけで簡単に作れるので、ドライシャンプーのアイテムが手元にないときはこちらの方法を試してみましょう。

まとめ

冬のシャンプーの頻度や注意点、シャンプーできないときの対処法についてご紹介しました。
健康のためには冬であっても髪も体も乾燥しない程度に洗浄して、清潔に保つことが大切です。健やかな髪で希望のスタイルを手に入れるためにも、適度な頻度のシャンプーを心がけるようにしましょう。

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2024-04-22

リフォームを考えている方は要チェック! 2024年注目の浴室インテリアトレンド

インテリアのトレンドも、ファッションの流行と同じように移り変わりが激しいものです。
定番のデザインや伝統的に愛されてきたデザインもありますが、せっかくバスルームをリフォームするなら今のトレンドを押さえたデザインにしたいところです。
バスルームのようなプライベートな空間なら、自分の好みに合わせて自由にトレンドを取り入れられるのも嬉しいポイント。
今回は、近年のバスルームのインテリアデザインのトレンドをご紹介します。

バスルームへのトレンドの取り入れ方

バスルームのリフォームは、そう頻繁にできるものではありません。
だからこそトレンドを取り入れることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、トレンドのみを追いかけたデザインにするのではなくクラシックなテイストを取り入れることで流行のみに囚われているものとは違う、タイムレスな魅力のインテリアを完成させることができます。

これからご紹介するトレンドについてもすべてを取り入れる必要はもちろんありません。
自分の好きな雰囲気やテイストにも合わせやすいトレンドを組み合わせて理想のバスルームをつくりましょう。

2024年に注目したいトレンドデザイン

スパルームを思わせるデザイン

海外で人気を集めているのは自宅にスパルームをつくること。
新型コロナウイルス感染症の流行を経て、在宅ワークをはじめとして自宅で過ごす時間が増えたことで、自宅にいながら癒されたい、生活の質をより向上させたいと考える人が多くなったようです。
自宅に完全なスパルームをつくることは難しくても、スパのようなリラックスできる雰囲気づくりはできるはず。
たとえば壁はバスルームによく使われる白ではなく、あたたかみを感じられるグレーに。
そして小物類などは暖色系のカラーをワンポイントのように取り入れると、全体的に高級感がありながら落ち着きのある雰囲気が完成します。
在宅ワーカーや、自宅で体を動かす機会のある人など、体の疲れを取るためだけでなく、居心地のいいバスルームにしたい人におすすめです。

オーガニックな雰囲気

ここ数年はさまざまな業界でオーガニック素材を取り入れたデザインが流行しています。
バスルームも例外ではなく、テラコッタなどの天然素材を用いたデザインがブーム。
これからもこの流行は続くとみられていて、テラコッタのタイルやインテリアアイテムなどの形でバスルームに取り入れるのがおすすめ。
テラコッタ自体は伝統的に愛されてきた素材で流行に左右されるものではありません。
クラシックでありながらモダンなテイストも持ち合わせていて、洗練された雰囲気のバスルームを目指したい方におすすめです。
テラコッタのほか、植物などの自然からインスピレーションを受けたデザインを取り入れた、リラックスできて落ち着く空間づくりが流行しています。
鉢植えなどのグリーンを浴室に配置するとより自然を感じられる雰囲気に。

おしゃれな照明

照明は、部屋の雰囲気を大きく変えるインテリアアイテムのひとつ。
バスルームももちろん例外ではありません。
基本的にはシンプルなデザインの照明が使われることの多いバスルームですが、近年はむしろインテリアの主役となるようなおしゃれで主張の強い装飾的なデザインの照明がトレンドになるとのこと。
好きなテイストのものでいいので、ユニークでアーティスティックなアイテムを選ぶと心からゆっくりとリラックスできる空間づくりにつながります。
バスルームをリフォームするなら、照明のデザインにもこだわってみるのがおすすめです。

ヴィンテージ風のテイスト

ヴィンテージ風のテイストは、今後も主流のトレンドとなる見込みです。
ヴィンテージテイストは先ほど紹介した色を取り入れるインテリアデザインとも好相性。
ノスタルジックなクリームがかったピンクやイエロー、ミントグリーンなど、どこか懐かしい雰囲気のヴィンテージカラーは洗練された印象を与えます。
あえて使い込まれたような風合いにデザインしたもの、艶を消したりニスを塗らず仕上げたりといったヴィンテージテイストのアイテムを活用することで、機能的でモダンでありながらシャビーシックな雰囲気のおしゃれなバスルームを演出できそうです。

まずは小物から取り入れるのもおすすめ! トレンドを取り入れてバスルームをブラッシュアップ

バスルームのインテリアに関するトレンドをご紹介しました。
部屋の内装全体をトレンドに合わせて変えるのは難しい部分もありますが、照明や水栓、バスルーム内に置くインテリアアイテムなど、小物類からトレンドを取り入れるとそれだけでもおしゃれな雰囲気に。
毎日使うバスルームが自分好みのおしゃれな雰囲気になれば、心も体もより一層リフレッシュできるようになるでしょう。
リフォームで大胆にバスルームをつくり変えるのもよし、小物からトレンドを取り入れるのもよし。
日頃の疲れを癒す場所であるバスルームをより居心地のいい場所にするため、手軽にチャレンジできるところからトレンドや好みを取り入れた素敵な空間へとつくり変えてみましょう!

2024-03-28

健康で美しい髪を守る! 正しいシャンプー方法とヘアケアについて

毎日のように行うシャンプーですが、やり方一つで髪の健康状態が大きく変わってきます。
そこで今回は、正しいシャンプーの手順やヘアケア、ドライ方法についてご紹介します。

正しいシャンプー方法の基礎知識

まずはぬるま湯で髪全体をしっかりと濡らしましょう。
髪を濡らすことによって、シャンプーの泡立ちが良くなり、髪と頭皮の汚れを効率よく落とせます。
この時、頭皮までしっかり水が行き渡るようにするのがポイントです。
シャンプーの量は髪の長さや量にもよりますが、500円玉大が目安で直接髪につけるのではなく、手のひらでしっかり泡立てましょう。
泡立ててから洗うと、摩擦による髪や頭皮へのダメージを防げます。

泡立てたシャンプーを髪全体に広げ、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗いましょう。
この時に爪を立ててしまうと頭皮を傷つける恐れがあるので、注意して下さい。
また、シャンプー剤が残ってしまうと頭皮トラブルの原因になる可能性があるため、最後はしっかりとすすぐことが重要です。
特に後頭部や髪の根元など、見落としがちな部分も忘れずにチェックしましょう。

シャンプーは、頭皮に優しい成分を含むもの、または自身の頭皮の悩みに特化したものを選ぶのが大切です。
例えば、敏感肌の場合は刺激を抑えた成分、薄毛に悩んでいる場合は育毛促進や頭皮環境を整える成分を含んだものが適しています。

シャンプーとその他ヘアケア製品の使い方

髪の美しさと健康を守るためには、シャンプーの他にコンディショナー、トリートメント、ヘアオイルなど、ヘアケア製品の正しい使い方も知っておきましょう。
それぞれの製品が持つ役割を理解し、自身の髪質や髪の状態に合わせて選んで使い分けると、髪を内側から外側までしっかりとケアできます。

シャンプーの使い方

シャンプーの基本的な使い方は既に触れましたが、ポイントは髪と頭皮の汚れを優しく洗い流すことです。
髪を濡らした後、適量のシャンプーを手に取り、泡立ててから髪全体になじませ、頭皮をマッサージするように洗います。
そして、シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

コンディショナーの使い方

シャンプー後のコンディショナーは、髪に必要な保湿をし、ダメージを受けた髪の表面を滑らかに整えます。
シャンプーで髪の汚れを落とした後、水気を軽く切り、髪の中間から毛先にかけて適量を塗布して下さい。
数分放置した後、冷水でしっかりすすぐと、髪のキューティクルが引き締まりツヤが出ます。

トリートメントの使い方

トリートメントは髪の深い部分まで浸透してダメージを修復する効果があるため、週に1~2回の使用がおすすめです。
シャンプー、コンディショナーの後に髪全体になじませて5~10分程度放置し、その後しっかりと洗い流します。
特にダメージが気になる場合は、より長く放置すると効果的です。

ヘアオイルの使い方

ヘアオイルには髪に潤いを与え、より艶やかに保つ効果があります。
ドライヤーで髪を乾かす前や、乾いた髪に軽くなじませると髪を保護でき、まとまりやすくします。
使用量は髪の長さや質によりますが、少量から始め、必要に応じて加減しましょう。

シャンプー後の効果的な髪の乾かし方は?

シャンプー後のドライも髪の健康を左右する大事なステップです。
正しい乾かし方をマスターすることで髪のダメージを減らし、ツヤツヤで健康的な髪を保てます。

シャンプー後は、まずタオルドライから始めましょう。
濡れている髪はダメージを受けやすい状態にあるため、そっとタオルで包み込み、優しく水分を吸収させて下さい。タオルで髪を挟んで、軽くプレスするようなイメージですね。

そしてタオルドライのあとはドライヤーで乾燥させますが、髪から約15cm離して使用し、熱風は根元から毛先に向かって髪の流れに沿って吹き付けるのがコツです。
熱が直接頭皮に当たらないように注意し、温風を使ってじっくりと髪を乾かして下さい。
ドライヤーの温度は低温~中温から始め、最後に冷風で仕上げましょう。冷風で仕上げると、髪のキューティクルが閉じ、艶やかでしっとりとした仕上がりになるのです。

また乾燥した髪には保湿効果のあるヘアオイルやヘアミルクを軽くなじませると、髪を保護して乾燥から守れます。
特に毛先はダメージを受けやすいのでしっかりとケアしましょう。

頭皮マッサージやブラッシングの効果

頭皮マッサージは血行を促進することで知られており、血行が良くなると毛根に必要な酸素や栄養が届きやすくなり、髪の成長を助けます。
またリラックス効果もあり、薄毛の大きな原因の一つであるストレス解消にもなるでしょう。
シャンプー時や就寝前などのくつろげる時間に行うのが良く、指の腹を使って優しくマッサージし、頭皮全体をくまなく刺激します。

ブラッシングは髪の表面についたほこりや汚れを取り除くだけでなく、髪に自然なツヤを与え、さらさらとした質感を保つために必要です。
ただし、濡れた髪は非常にデリケートなので、乾いた状態で優しくブラッシングするのがベストです。
髪をとかす前に絡まりを手で軽く解きほぐし、髪の毛先から徐々に根元に向かってブラッシングすると良いでしょう。

正しい洗い方とケアで美しい髪を守ろう!

このように、髪と頭皮のケアにはいくつかの重要なステップとコツがあります。日々のケアを見直し、これらのポイントを意識すると髪はより健康で美しくなるでしょう。
毎日のルーティンを少し変えるだけで大きな変化をもたらすことに気付くはずです!

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