お風呂に浸かることは健康に良いと言われていますが、ダイエットにも効果的で、簡単なエクササイズを混ぜるとより効果が上がります。
浮力や水圧、水の抵抗などのお風呂ならではのメリットを活用し、腕や足を揺らすだけでも良い運動になり、温かいお湯の中でリラックスしながら気軽に行えるのも魅力的です。
今回は、お風呂で簡単かつ効果的な入浴方法やエクササイズについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
お風呂ダイエットの方法や効果はどんなもの?
お風呂ダイエットのメリットは、毎日の入浴時間を利用するので習慣化して続けやすく、思い立ったその日からすぐでき、週2〜3回でも毎日でもやりたい時にやれるハードルの低さにあります。
もちろん特別な道具も不要で、リラックスしてできるので、筋トレが苦手な人にも向いています。
また、一般的に良いとされている入浴法を身に着けることができれば、健康面でも良い効果を得ることができます。
お風呂ダイエットや入浴の効果は以下の通りです。
・消費カロリーが大きい
・血流、血行が良くなる
・無駄な食欲が抑えられる
・体内の毒素が排出される
・基礎代謝が向上する
・むくみが解消される
ただ、これらは湯船に浸かることで得られるものですので、シャワーではなく湯船にしっかり浸かってください。
ダイエットにも効果的な入浴方法

半身浴よりも全身浴のほうが効果的
全身浴と半身浴どちらが効果的かと言うと、実は全身浴です。
半身浴の方がダイエットのイメージが強いとイメージしている人もいるかもしれませんが、鎖骨まわりに身体の老廃物を排出するために重要な「リンパ節」がたくさんあるため、鎖骨あたりまでしっかり浸かる全身浴の方が効果的です。
リンパや血液の流れが良くなるとしっかりとデトックスでき、むくみなどの解消につながるので、身体がとてもスッキリします。
体温が上昇することによって免疫力や基礎代謝が上がり、リンパや血液の流れの促進にも繋がることからも、体温が上がりやすい全身浴がおすすめです。
お湯の温度と入浴時間は?
お湯の温度は40℃で、入浴時間は15分程度が良いとされていて、これはお湯が熱すぎると長く浸かっていられず、身体の深部まで温められないからです。
また、交感神経が優位になって眠りの質が低下するため、副交感神経が優位になる40℃以下のお湯に浸かるのがベストです。
逆にお湯の温度が低すぎる場合は、血行が良くなるのに不十分だったり、しっかり汗をかけなかったりするので、40℃のお湯に15分ほど全身浴をすると良いでしょう。
身体の芯までしっかり温まり、自律神経も整えられ、睡眠の質が上がります。
ただ、もしこれからご紹介する運動を軽く行う場合は1~2℃低くても良いでしょう。
寝る何時間前までに入浴すれば良い?
もしも湯船に浸かるだけの日は、寝る1時間前までに入浴するのがおすすめですが、軽い運動を行う場合は体温が上がりすぎることもあるので、2時間前までが理想です。
入浴で体温を一時的に上げると、その体温が下がってくる時に副交感神経が優位になるため、リラックスした状態で入眠できます。
また、睡眠中は脂肪を分解する成長ホルモンが分泌されるため、睡眠の質が良いとホルモンバランスが整って過食を防ぐ効果があり、つい食べてしまいがちな夜食によるカロリーの摂取を防ぐこともできるのです。
入浴前や入浴中はしっかり水を飲む
入浴中は体内の水分が汗となって多く排出されるため、入浴前には必ず水を飲んでおきましょう。
水が入ったペットボトルを持っていって入浴中に飲むのもおすすめです。
ただ、冷たすぎる水をたくさん飲むと太りやすい傾向にあるので、常温の水にしましょう。
お風呂でできる簡単エクササイズ5選
1.入浴ついでにできる時短トレーニング「自転車こぎ」
1. 湯船につかってお風呂の淵に手を置いて姿勢を安定させる。
2.背筋を伸ばした状態で、自転車をこぐように脚を動かす。
たったこれだけですが、その分、大げさなくらいバシャバシャと脚を動かして良いです。
湯船の中で身体を動かすと、水圧の分だけエネルギーの消費量が増え、下半身の筋肉をしっかりと鍛えることができます。
効率的に運動量を確保できますが、特に高血圧やのぼせやすい方は無理のない範囲にして下さい。
2.むくみ・ゆがみも改善する「正座浴」
正座浴は、ふくらはぎに圧がかかり、血流が良くなります。
脚のむくみが解消されるのと同時に、骨盤が整ってゆがみも改善できます。
1.かかとを開いた状態で正座する(両足の指先を合わせて座る)
2.ひざを軽く開いて手のひらを鼠蹊部に置く(骨盤が正しい位置に動きやすいように)
3.背筋を伸ばしてキープ(胸を開いて姿勢良く座り1分〜2分ほどキープ)
体が歪むと筋肉をうまく使うことができなくなってしまい、脂肪がつきやすい体質になるため、正座浴はその歪みをリセットするのに効果的です。
また、ふくらはぎに圧がかかることで血流が良くなるので、脚のむくみ解消にもなります。
3.代謝を上げる「腸もみマッサージ」
1.両手を重ね、大腸のあたりをマッサージ(時計回りにもみこむ)
2.小腸のあたりをマッサージ(おへその周辺に圧をかけて押してもみこむ)
また、腰の後ろには消化に影響のあるツボがあるため、腰を親指の腹で押すのも良いでしょう。
4.水圧を味方につける「脚やせマッサージ」
1.片方のひざを曲げる
2.ふくらはぎを床と平行にもち上げる
3.両手でふくらはぎを強くつかむ
4.ひざの高さを保ち、足首を左右に回す(10回程度)
水圧で負荷がかかるお風呂は普段よりもストレッチの効果があり、脚のゆがみも改善しやすいです。
5.お尻をふって「ウエスト絞り」
1.バスタブの中でひざを立てる
2.お尻から少し離れた後ろに手をつく
3.ひじを伸ばして息を吐きながらお尻を浮かせる
4.そのままお尻を左右に動かす
これを10回やるだけでも、おなかや腰周りの脂肪が燃焼されます。
湯船の中で筋肉がほぐされ、さまざまな筋肉を同時に刺激することができ、浮力があるため、通常では関節の曲げ伸ばしが辛い人でも痛みが少なくエクササイズできます。
まとめ

このようにお風呂の入り方を工夫することで、効果的なダイエットを行うことができます。
「ダイエットが続かない」「忙しくて時間がない」と挫折している人にとっては、毎日の入浴時間を利用できるのは嬉しいポイントです。
身体をキレイにするだけでなく、健康な状態にする絶好の機会でもあるのです。
ただ、水中では多少の負荷がかかるため、あくまでも無理のない範囲で行なって下さい。
ぜひ、リラックスとエクササイズの程よいバランスを見つけ、ご自身なりの入浴方法をマスターし、より良いバスタイムにしてみて下さいね。

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休日の新習慣に! 自宅で昼風呂を楽しもう
休日は、いつもより少しゆっくり過ごして、心も体もリフレッシュしたいもの。そんなときにおすすめなのが、昼間にお風呂を楽しむ「昼風呂」です。
好きな入浴剤を使ったり、音楽を聴きながら湯船につかったりと、普段の入浴とはひと味違った楽しみ方ができます。
今回は、昼風呂の魅力や楽しみ方、注意点などについて紹介します。
昼風呂にはどんな魅力がある? 期待できるメリット
昼風呂には、夜の入浴とは違った魅力があります。休日の昼間にゆっくり湯船につかれば、慌ただしい日常から離れ、心と体をいたわる時間を過ごせるでしょう。
時間を気にせず、ゆったりと入浴できる
平日は仕事や家事に追われ、入浴を短時間で済ませている人も多いのではないでしょうか。
時間に余裕がある休日なら、自分のペースでお風呂を楽しめます。
気分転換やリフレッシュに
温かいお湯につかると、ほっとした気分になる人も多いでしょう。
入浴中はスマートフォンやパソコンから少し離れ、好きな香りを楽しんだり、静かな時間を過ごしたりするのもよい方法です。
昼風呂を日常から気持ちを切り替えるきっかけにしてみましょう。
明るい時間帯ならではの開放感を味わえる
昼風呂では、明るい時間帯ならではの雰囲気も楽しめます。自然光や外の景色を眺めながら入浴でき、夜とは違った開放感を味わえるでしょう。
窓がない場合も、照明やバスグッズを工夫すれば、いつもとは違う空間を演出できます。
自分好みの入浴スタイルを楽しめる
香りのよい入浴剤を使ったり、お気に入りの音楽を流したりすれば、自宅のお風呂がくつろぎの空間に変わります。普段はシャワーだけで済ませている人も、休日には湯船につかってみてはいかがでしょうか。
入浴後に読書や映画鑑賞を楽しむなど、その日の気分や体調に合わせて過ごし方を工夫するのもおすすめです。
昼風呂を安全に楽しむための注意点

お湯の温度と入浴時間に注意
お湯は熱くしすぎず、38〜40℃程度を目安に設定しましょう。
まずは5〜10分程度の短めの入浴から始め、体調に合わせて調整するのがおすすめです。
長湯はのぼせや脱水につながるおそれがあるため、読書や動画鑑賞に夢中になりすぎないよう注意してください。動悸やめまい、息苦しさなどを感じた場合は、すぐに浴槽から出て休みましょう。
入浴前後の水分補給を忘れない
入浴中は汗をかくため、入浴前後には水やお茶などで水分を補給しましょう。また、飲酒後の入浴は、転倒や溺水などの事故につながる危険があるため避けてください。
体調に合わせて入浴する
食後すぐの入浴はタイミングに注意し、発熱やめまい、強い疲労感があるときは無理をせず休みましょう。睡眠不足や脱水が疑われる場合も、入浴を控えるのが安心です。
温泉や銭湯でも昼風呂を楽しもう

休日のお出かけを兼ねて、いつもとは違うお風呂で気分転換してみてはいかがでしょうか。
少し足を延ばせるなら、日帰り温泉がおすすめです。露天風呂がある施設では、空や木々の景色を眺めながら、ゆったりと入浴を楽しめます。温泉地によっては、入浴後に周辺を散策したり、ご当地グルメを味わったりするのもよいでしょう。
遠出をせずに気軽に楽しみたい時には、街の銭湯を利用する方法もあります。広い浴槽につかれば、自宅のお風呂とは違った気分を味わえるでしょう。昔ながらの雰囲気や個性的な壁画など、施設ごとの魅力を楽しめるのもポイントです。
スーパー銭湯では複数の浴槽に加え、サウナや岩盤浴、休憩スペースなどを備えた施設もあり、一日ゆっくり過ごせます。入浴後に食事を取ったり、読書を楽しんだりするのもおすすめです。
なお、施設によっては昼間は営業していないところもあるため、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。サウナなどを利用する際は、無理をせず水分補給も忘れないようにしてください。
昼風呂でのんびり休日を満喫しよう!
気軽に楽しめる昼風呂は、休日にぴったりのリラックス方法です。ぜひ自分好みのスタイルを見つけて、心地よい時間を楽しんでください。
米ぬか風呂の効果とは? 自宅での作り方と肌トラブルを防ぐ注意点
米ぬか風呂は、米ぬかを布袋などに入れ、浴槽のお湯へ浸して楽しむ昔ながらの入浴法です。
米ぬかには脂質のほかγ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール類など、さまざまな成分が含まれています。
今回は、米ぬか風呂に期待される作用や作り方、肌や浴槽への注意点を解説します。
米ぬか風呂とは?
米ぬか風呂とは、玄米を白米へ精米する際に出る米ぬかを利用した入浴法で、米ぬかを直接浴槽へ入れるのではなく、布袋やガーゼへ包み、お湯の中でもみながら使う方法が一般的です。
米ぬかにはさまざまな成分が含まれる
米ぬかには油分のほか、γ-オリザノール、フェルラ酸、トコフェロール、トコトリエノールなどが含まれています。
フェルラ酸やγ-オリザノールは化粧品分野でも研究されており、米ぬかが美容素材として注目される理由のひとつです。
ただし、化粧品として調整された成分と、お風呂へ米ぬかを入れた状態では濃度や皮膚への届き方が異なります。
そのため、米ぬか風呂には「美肌」「美白」「保湿」など多くの情報がありますが、実際には米ぬか風呂そのものを対象とした研究は現時点で少ないのが現状です。
肌がしっとりした感触になる人もいる
米ぬかには油分が含まれているため、お湯へ浸すと通常のお風呂とは異なる肌触りになる人もいます。
入浴後にしっとりした感触を得られる人もいますが、「乾燥肌が改善する」とまでは断定できません。
熱いお湯や長風呂は、かえって肌の乾燥を招く可能性があります。
乾燥が気になる人は、熱すぎないお湯で短めに入浴し、入浴後に保湿剤を使ってください。
フェルラ酸などは美容分野で研究されている
米ぬかに含まれるフェルラ酸は、抗酸化作用などを持つ成分として研究されています。
皮膚へ使用する化粧品の研究では、色素沈着や肌の水分量などに関する報告もあります。
ただし、家庭の米ぬか風呂で同じ作用が得られるとは確認されていません。
「米ぬか風呂へ入ればシミが消える」「肌が白くなる」と考えるのは避けましょう。
米ぬか風呂の作り方
米ぬか風呂は、自宅でも簡単に試せます。米ぬかを直接浴槽へ入れず、目の細かい袋へ入れて使うのが扱いやすい方法です。
用意するものは、新鮮な米ぬか、布袋(ガーゼやお茶パック)、袋の口を閉じるひもで、米ぬかの使用量に統一された基準はありません。
初めて使う人は少量から試し、肌の状態を確認してください。
米ぬかを袋に入れてお湯へ浸す
米ぬかを布袋やガーゼへ入れ、浴槽の中で漏れないよう口をしっかり閉じます。
お湯へ浸したら、袋にお湯を含ませながら軽くもんでください。
袋を肌に使用するときも、強くこする必要はありません。
摩擦によって赤みやかゆみが出る可能性があるため、やさしく触れる程度にしましょう。
使用後の米ぬかは再利用しない
一度お湯へ浸した米ぬかは、基本的にその日のうちに処分してください。
米ぬかは油分を含み、水分や温度の影響で品質が変化します。
浴槽へ長時間放置せず、入浴後は早めに取り出しましょう。
米ぬか風呂の注意点

自然由来の素材でも、すべての人の肌に合うとは限りません。敏感肌や皮膚疾患がある人は特に注意してください。
赤みやかゆみが出たら使用を中止する
米ぬかでもアレルギー反応や刺激が起こる可能性があります。
米や米ぬかでアレルギー症状が出た経験のある人は使用を避け、使用後に赤み、かゆみ、腫れ、ヒリつきなどが現れたら使用を中止してください。症状が続くときは皮膚科へ相談しましょう。
湿疹や傷がある肌には使わない
湿疹、傷、ただれなどがある状態では、米ぬかが刺激になる可能性があります。
アトピー性皮膚炎などで治療中の人も、自己判断で米ぬか風呂を治療代わりに使わないでください。
治療中なら主治医へ相談するのが安心です。
米ぬかを浴槽に直接入れない
米ぬかは必ず目の細かい袋に入れて使い、使用している間は追いだきや保温を避けるのが安全です。
米ぬかの細かな粒子が配管へ入ると、汚れや目詰まりにつながる可能性があります。
入浴後は早めに浴槽を洗う
米ぬか風呂を使った後は、お湯を長時間残さず早めに排水します。
排水後は浴槽を水やぬるま湯で流し、循環口周辺にも米ぬかが残っていないか確認してください。
米ぬか風呂は肌と浴槽の状態を確認しながら楽しもう

米ぬか風呂は、美容効果を期待しすぎるより、いつもの入浴に変化を加える方法として楽しむのが向いています。
肌への刺激が気になる人は無理に続けず、入浴後の乾燥やかゆみ、赤みなどを確認してください。
また、天然素材だから浴槽や給湯設備へ影響しないとは限りません。
肌への負担と設備への影響の両方を意識し、自宅の環境に合った方法で取り入れましょう。







