健康・生活

2022-08-30
2022-08-30

お風呂でできる簡単ダイエット! 入浴ついでに効果的なエクササイズ5選

お風呂に浸かることは健康に良いと言われていますが、ダイエットにも効果的で、簡単なエクササイズを混ぜるとより効果が上がります。
浮力や水圧、水の抵抗などのお風呂ならではのメリットを活用し、腕や足を揺らすだけでも良い運動になり、温かいお湯の中でリラックスしながら気軽に行えるのも魅力的です。
今回は、お風呂で簡単かつ効果的な入浴方法やエクササイズについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂ダイエットの方法や効果はどんなもの?

お風呂ダイエットのメリットは、毎日の入浴時間を利用するので習慣化して続けやすく、思い立ったその日からすぐでき、週2〜3回でも毎日でもやりたい時にやれるハードルの低さにあります。
もちろん特別な道具も不要で、リラックスしてできるので、筋トレが苦手な人にも向いています。
また、一般的に良いとされている入浴法を身に着けることができれば、健康面でも良い効果を得ることができます。

お風呂ダイエットや入浴の効果は以下の通りです。

・消費カロリーが大きい
・血流、血行が良くなる
・無駄な食欲が抑えられる
・体内の毒素が排出される
・基礎代謝が向上する
・むくみが解消される

ただ、これらは湯船に浸かることで得られるものですので、シャワーではなく湯船にしっかり浸かってください。

ダイエットにも効果的な入浴方法

半身浴よりも全身浴のほうが効果的

全身浴と半身浴どちらが効果的かと言うと、実は全身浴です。
半身浴の方がダイエットのイメージが強いとイメージしている人もいるかもしれませんが、鎖骨まわりに身体の老廃物を排出するために重要な「リンパ節」がたくさんあるため、鎖骨あたりまでしっかり浸かる全身浴の方が効果的です。

リンパや血液の流れが良くなるとしっかりとデトックスでき、むくみなどの解消につながるので、身体がとてもスッキリします。
体温が上昇することによって免疫力や基礎代謝が上がり、リンパや血液の流れの促進にも繋がることからも、体温が上がりやすい全身浴がおすすめです。

お湯の温度と入浴時間は?

お湯の温度は40℃で、入浴時間は15分程度が良いとされていて、これはお湯が熱すぎると長く浸かっていられず、身体の深部まで温められないからです。
また、交感神経が優位になって眠りの質が低下するため、副交感神経が優位になる40℃以下のお湯に浸かるのがベストです。

逆にお湯の温度が低すぎる場合は、血行が良くなるのに不十分だったり、しっかり汗をかけなかったりするので、40℃のお湯に15分ほど全身浴をすると良いでしょう。
身体の芯までしっかり温まり、自律神経も整えられ、睡眠の質が上がります。
ただ、もしこれからご紹介する運動を軽く行う場合は1~2℃低くても良いでしょう。

寝る何時間前までに入浴すれば良い?

もしも湯船に浸かるだけの日は、寝る1時間前までに入浴するのがおすすめですが、軽い運動を行う場合は体温が上がりすぎることもあるので、2時間前までが理想です。
入浴で体温を一時的に上げると、その体温が下がってくる時に副交感神経が優位になるため、リラックスした状態で入眠できます。

また、睡眠中は脂肪を分解する成長ホルモンが分泌されるため、睡眠の質が良いとホルモンバランスが整って過食を防ぐ効果があり、つい食べてしまいがちな夜食によるカロリーの摂取を防ぐこともできるのです。

入浴前や入浴中はしっかり水を飲む

入浴中は体内の水分が汗となって多く排出されるため、入浴前には必ず水を飲んでおきましょう。
水が入ったペットボトルを持っていって入浴中に飲むのもおすすめです。
ただ、冷たすぎる水をたくさん飲むと太りやすい傾向にあるので、常温の水にしましょう。

お風呂でできる簡単エクササイズ5選

1.入浴ついでにできる時短トレーニング「自転車こぎ」

1. 湯船につかってお風呂の淵に手を置いて姿勢を安定させる。
2.背筋を伸ばした状態で、自転車をこぐように脚を動かす。

たったこれだけですが、その分、大げさなくらいバシャバシャと脚を動かして良いです。
湯船の中で身体を動かすと、水圧の分だけエネルギーの消費量が増え、下半身の筋肉をしっかりと鍛えることができます。
効率的に運動量を確保できますが、特に高血圧やのぼせやすい方は無理のない範囲にして下さい。

2.むくみ・ゆがみも改善する「正座浴」

正座浴は、ふくらはぎに圧がかかり、血流が良くなります。
脚のむくみが解消されるのと同時に、骨盤が整ってゆがみも改善できます。

1.かかとを開いた状態で正座する(両足の指先を合わせて座る)
2.ひざを軽く開いて手のひらを鼠蹊部に置く(骨盤が正しい位置に動きやすいように)
3.背筋を伸ばしてキープ(胸を開いて姿勢良く座り1分〜2分ほどキープ)

体が歪むと筋肉をうまく使うことができなくなってしまい、脂肪がつきやすい体質になるため、正座浴はその歪みをリセットするのに効果的です。
また、ふくらはぎに圧がかかることで血流が良くなるので、脚のむくみ解消にもなります。

3.代謝を上げる「腸もみマッサージ」

1.両手を重ね、大腸のあたりをマッサージ(時計回りにもみこむ)
2.小腸のあたりをマッサージ(おへその周辺に圧をかけて押してもみこむ)

また、腰の後ろには消化に影響のあるツボがあるため、腰を親指の腹で押すのも良いでしょう。

4.水圧を味方につける「脚やせマッサージ」

1.片方のひざを曲げる
2.ふくらはぎを床と平行にもち上げる
3.両手でふくらはぎを強くつかむ
4.ひざの高さを保ち、足首を左右に回す(10回程度)

水圧で負荷がかかるお風呂は普段よりもストレッチの効果があり、脚のゆがみも改善しやすいです。

5.お尻をふって「ウエスト絞り」

1.バスタブの中でひざを立てる
2.お尻から少し離れた後ろに手をつく
3.ひじを伸ばして息を吐きながらお尻を浮かせる
4.そのままお尻を左右に動かす

これを10回やるだけでも、おなかや腰周りの脂肪が燃焼されます。
湯船の中で筋肉がほぐされ、さまざまな筋肉を同時に刺激することができ、浮力があるため、通常では関節の曲げ伸ばしが辛い人でも痛みが少なくエクササイズできます。

まとめ

まとめ
このようにお風呂の入り方を工夫することで、効果的なダイエットを行うことができます。
「ダイエットが続かない」「忙しくて時間がない」と挫折している人にとっては、毎日の入浴時間を利用できるのは嬉しいポイントです。
身体をキレイにするだけでなく、健康な状態にする絶好の機会でもあるのです。
ただ、水中では多少の負荷がかかるため、あくまでも無理のない範囲で行なって下さい。

ぜひ、リラックスとエクササイズの程よいバランスを見つけ、ご自身なりの入浴方法をマスターし、より良いバスタイムにしてみて下さいね。

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2025-06-19

優しい香りに癒される! 7月の季節湯「桃湯」を楽しもう

日本には、季節ごとに自然の恵みを取り入れた「季節湯」という風習があります。なかでも7月に親しまれてきたのが「桃湯(ももゆ)」です。
桃の葉を使ったこのお風呂は、昔から肌トラブルをやわらげる効果があるとされ、蒸し暑い夏の疲れを癒してくれるといわれています。
今回は、桃湯の魅力や効果、楽しみ方についてご紹介します。

季節湯とは?

季節湯とは、古くから日本で親しまれてきた入浴習慣のひとつで、季節ごとの草花や果実などをお風呂に浮かべ、その香りや効能を楽しみながら、自然の移ろいを感じる入浴法です。
この風習は江戸時代の銭湯文化に端を発し、当時は「薬湯」として親しまれていました。菖蒲湯(5月)、ゆず湯(12月)などが有名ですが、その他にもどくだみ湯、桃湯、しょうが湯など、多彩なバリエーションがあります。

現代では、季節湯はリラックスやリフレッシュを目的として取り入れる人も多く、家庭でも気軽に楽しめるのが魅力です。特に香りの良いハーブや果実を使った季節湯は、疲れた心と体を癒すだけでなく、暮らしの中にほんの少し季節感を添えることができます。

桃湯に期待できる効果について

「桃湯(ももゆ)」とは、主に桃の葉を用いて作る季節湯のひとつで、7月頃に楽しまれることが多い伝統的な薬湯です。古くから民間療法の一環としても親しまれており、特に夏の肌トラブルや湿気の多い季節にぴったりの入浴法とされています。

桃の葉には、タンニンなどの消炎・解熱効果がある成分が含まれており、炎症を抑えて肌を引き締める効果があるので、あせもや湿疹、虫刺され、日焼けといった夏の肌トラブルに悩む方にとっては、心強い味方となります。
また、桃の葉にはほんのりとした甘い香りがあり、リラックス効果も見逃せません。
香りで心をほぐしながら、肌も整えられるため、まさに「心身を整える」お風呂といえるでしょう。暑さで疲れやすい夏場に、ほんの少しの清涼感を与えてくれるのも、桃湯の魅力です。

さらに、桃湯は汗をかきやすい時期の入浴に適しており、皮膚のベタつきをすっきりと洗い流しながら、肌を清潔に保ってくれます。自然由来の成分であるため、合成成分の強い入浴剤に抵抗がある方や、ナチュラル志向の方も安心して取り入れられるのが大きなポイントです。

家庭でできる桃湯の楽しみ方

桃湯は、昔ながらの自然の知恵を活かした入浴法でありながら、手軽に家庭でも楽しむことができます。特別な道具は不要で、桃の葉さえ用意できれば、心と肌を癒すひとときを体験することができます。

まず、桃湯に使うのは「桃の葉」です。新鮮な生の葉が手に入るのが理想ですが、最近では薬局やネット通販で「乾燥桃の葉(乾燥桃葉)」としても手に入ります。乾燥タイプは保存性が高く、必要なときに使えるので便利です。
作り方はとてもシンプルで、桃の葉30〜40枚分程度を目安にします。細かく刻まれていて枚数を数えられない場合は、約ふたつかみ分を目安にしましょう。

桃の葉を布袋やお茶パックなどに入れて、10〜15分ほど煮出したあと、布袋と煮汁をお風呂に注ぎ入れ、浴槽の湯とよく混ぜてから入浴してください。

桃湯を準備する際の注意点

桃湯を安心して楽しむためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。

アレルギー反応がないかチェック

まず注意したいのは「アレルギーや肌への刺激」です。桃の葉には天然の成分が含まれており、多くの人にとっては肌にやさしいものですが、まれにアレルギー反応を起こすことがあります。
特に肌の弱い方や小さなお子さま、高齢者が入浴する際には、初めて使う前にパッチテストを行うか、薄めに煮出した湯を少量使って様子を見るのが安心です。

入浴後は桃の葉を長時間放置しない

「煎じた葉を長時間湯船に入れっぱなしにしない」ことも大切です。自然素材の桃の葉は、時間が経つと細菌や微生物が繁殖しやすいため、追い焚きや保温機能は使用せず、入浴が終わったらすぐに取り出して排水し、浴槽の掃除も忘れずに行いましょう。衛生的に保つことで、次回も快適に楽しむことができます。

無理せず入浴しない

「桃湯を避けたほうがよいタイミング」にも注意が必要です。例えば、体調が優れないとき、発熱しているとき、皮膚に炎症があるときなどは入浴を控えた方が良いでしょう。薬効成分が刺激になる可能性があるため、無理せず体調が整ってから取り入れるのが安全です。

桃湯で心身ともにリフレッシュしよう

7月は暑さで体力も気力も奪われがちな時期だからこそ、自然の力を借りて心も体もリフレッシュしてみませんか?
桃湯は、ちょっとした工夫で自宅でも手軽に楽しめる、夏の季節湯です。心地よい香りと優しいお湯に包まれて、昔ながらの知恵を日々の癒しに取り入れてみましょう。

2025-05-30

ミストサウナの魅力とは? ドライサウナとの違いや人気の理由

ミストサウナはしっとりやさしい蒸気のサウナで、高温ではなく40℃前後の温度で微細な霧のような蒸気に包まれながら、じんわり汗をかくというものです。
肌に直接触れても熱くないため、刺激が少なく、小さな子どもや高齢者、敏感肌の方にも使いやすいサウナとして注目を集めています。
今回は、ミストサウナの効果やドライサウナとの違いについて詳しく解説していきます。

ミストサウナとドライサウナの違い

ミストサウナとドライサウナと大きな違いは「温度」と「湿度」です。
一般的なサウナ、いわゆるドライサウナは90℃前後まで室温を上げ、湿度が非常に低い状態で身体から汗を出させます。
湿度がないぶん発汗が早く、短時間で汗だくになるという点では効率的ですが、その一方で肌や喉が乾燥しやすくなり、息苦しさを感じる人も多いです。
それに対してミストサウナは、室温が38℃~45℃くらいと低めに設定されています。
それでも湿度が100%近くまで高く保たれているため、空気中の水分が身体をしっかり包み込み、芯からじわじわ温まるような感覚が得られます。

つまり、「高温でガツンと汗を出す」のがドライサウナ、「低温でやさしく温める」のがミストサウナ、というイメージで捉えるとわかりやすいかもしれません。
また、ミストサウナはじっくり温まりながらリラックスできるので、体力に自信がない方でも安心して使いやすいというメリットがあります。

ミストサウナの仕組みとは

ミストサウナは、非常に細かい粒子の水蒸気を室内に噴出する仕組みになっており、この霧は肉眼でははっきり見えないくらい細かく、部屋全体が霧に包まれているような感覚になります。
空気中に水分が充満することで室内が一気に加湿され、身体の表面や気道にも水分が届きやすくなるため、呼吸が楽で肌にもやさしいのです。
ミストサウナの蒸気は、アロマオイルなどと組み合わせて使えるタイプもあり、香りによるリラクゼーション効果をプラスできる点でも人気があります。

ミストサウナが40℃前後という低温設定でもしっかりと発汗できる理由は、前述したように、空気中に含まれる水蒸気の量である、「湿度」が100%近くあるからです。
湿度が高いと身体からの放熱が妨げられ、体内の熱が外に逃げにくくなるため、自然と汗を出して体温を下げようとする反応を起こします。
湿度の高い環境では気温以上に暑く感じるので、ミストサウナのような低温環境でもしっかり発汗できる仕組みになっています。
これは気温がそこまで高くないのにもかかわらず、真夏の湿気が強い日に汗をダラダラかくのと似たような現象です。

さらに、ミストの粒子が肌の表面や毛穴をじんわりと温めることで、皮膚の奥の毛細血管が広がり、血流が良くなると期待されています。
しかも肌の水分が奪われず、終わったあとも乾燥やつっぱり感がほとんどなく、保湿ケアとの相性も抜群です。

ミストサウナが注目される理由は?

ミストサウナが注目される最大の理由は、美容と健康の両面で非常に高い効果が期待されているからです。
美容の面では「乾燥しないサウナ」としての特性が評価されており、肌の水分を奪わずに発汗ができるため、潤いを保ちながら代謝を促せるというメリットがあります。
保湿しながらデトックスできる環境は、スキンケアにこだわる人たちからの支持を集めているのです。

また、健康面ではじんわりと身体を温めることで血行を促進し、自律神経を整える効果があるとされており、ストレス緩和や睡眠の質向上、冷え性の改善など、日々の体調管理にも役立つといわれています。
特に女性を中心に、日常的なセルフケアのひとつとして取り入れる人が増え、心地よく続けられる健康習慣として、ミストサウナが支持されています。

自宅への導入を検討してみよう

かつてはミストサウナというと、ホテルのスパや温泉施設にある特別な空間でしたが、今ではハードルがかなり下がっています。
住宅設備メーカーによっては、ユニットバスと一体化したミストサウナ機能付きの浴室が用意されていたり、後付けで設置できるコンパクトな据え置き型製品が登場したりと、選択肢が非常に豊富になってきています。
特にリフォームのタイミングで導入する家庭が増えており、価格帯も幅広く、手軽に使えるモデルは10万円前後から購入できるのです。
壁付け型や天井取り付け型の機種も出てきているので、ちょっと贅沢な日常として自宅への導入を検討してみてはいかがでしょうか?

ミストサウナの設置については、過去に910マガジンで取り上げていますのでそちらをご覧ください。(ミストサウナで健康・美容効果も! 後付けにかかる費用や方法は?)

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