知る・学ぶ

2022-09-30
2022-09-30

知っておきたい! 赤ちゃんの「沐浴」の準備と手順について

新生児をベビーバスで入浴させることを「沐浴」といいます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、新陳代謝が活発で汗や皮脂が分泌されていますが、抵抗力が弱く皮膚はとてもデリケートです。
大人にとっては新しくてキレイなお風呂の水でも少なからず雑菌が残っているため、雑菌に対する抵抗力が高まる生後1ヶ月頃までは大人と一緒に入るのではなく、ベビーバスで一人で入浴させるようにします。
今回は、沐浴の準備や手順について詳しく解説します。

沐浴の頻度はどのくらい?

はじめに、沐浴はいつ、どのくらいの頻度で行えば良いのでしょうか?

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗をかいていないように見えても、たくさんの汗や皮脂が分泌されています。
肌を清潔に保つために、基本的には1日1回、汗をたくさんかく夏場は1日2~3回入れてあげても良いでしょう。夏場以外でもたくさん汗をかいたり、排泄物で汚れたりしたときは、お湯にさっと浸けてあげても良いです。

時間帯は、授乳後1時間以内、空腹時、深夜に入浴することはなるべく避け、毎日同じ時間に入浴させるのが理想的です。
毎日同じ時間にするのは赤ちゃんの生活リズムができ、1日のスケジュールが立てやすくなるためです。

また、慣れないうちは一人でお風呂に入れるのは難しいので、なるべく他の家族の協力が得られる時間帯にお風呂に入れることをおすすめします。

沐浴するのに最適な場所について

沐浴を行う場所は、赤ちゃんが寒くなく、ご自身が動きやすく負担の少ない場所であればどこでもかまいません。
お風呂場や洗面台、キッチンのシンクなどは、お湯を用意したり排水したりするのがとても簡単な場所です。

冬場は浴室が寒いことも多いので、エアコンのあるリビングで入浴させる人も多いですし、ベビーバスの下に防水シートを引いて、テーブルの上で赤ちゃんを入浴させることもできます。

室温は20~25℃が良く、調節する際はエアコンや扇風機の風が直接赤ちゃんに当たらないようにしましょう。
また、ベビーバスを落下や転倒の危険性がある場所に置かないように注意して下さい。

沐浴に必要なもの

ベビーバス

ベビーバスはゆったりとした大型タイプ、硬い素材でできた浴槽タイプ、キッチンや洗面台にセットできるタイプ、空気を入れて膨らませるタイプなどがあり、形は横型、円筒型、折りたたみ型などが存在します。
浴槽の底に排水栓があればお湯を直接捨てられるので、自身の負担も軽減されます。サイズや形は、赤ちゃんを入れる場所で使いやすいものを選びましょう。

洗面器

洗面器はガーゼハンカチをお湯で湿らせたり、湯冷ましの準備したりするのに使います。
持ち手のある小さめのサイズは片手で持ちやすいのでおすすめです。

湯温計

お湯の温度を調節することが意外と難しいので、湯温計があると便利です。

沐浴布(もくよくふ)

赤ちゃんの体が隠れるくらいの大きさのガーゼやタオルで、赤ちゃんは裸で何も持っていないと怖がって泣いてしまうことがあります。
この沐浴布を体にかぶせたり、手に持ったりしてあげると、赤ちゃんの不安を和らげ、体を温めることができます。

ベビー用石けん・シャンプー

石けんやシャンプーは、添加物が少なく食品由来成分を含まない低刺激の石けんを使いましょう。
泡タイプの石けんは、手で泡立てる必要がなく赤ちゃんを支えながら使えるので便利です。
液体や固形石鹸は、直接体につけずよく泡立ててから使用するようにしましょう。

ガーゼ

赤ちゃんの体についた石けんを洗い流し、目や顔を拭いたり、水分を拭き取ったりするのに使用します。

バスタオル

バスタオルはご家庭にあるもので問題なく、普通のバスタオルを半分に折って使ってください。

お風呂上がりのタオル

赤ちゃんを寝かせたまま、四角いタオルで体を拭くのに必要です。

お風呂上がりのスキンケアグッズ

細かい部分の水分を取るための綿棒と、赤ちゃんの肌に合った保湿用の化粧水やオイルを用意しておきましょう。

沐浴前準備のポイント

沐浴は赤ちゃんが冷えないように手早く行うことが大切です。
しっかりと準備をし、段取りや流れがわかっていれば、焦らずに沐浴をすることができます。

まず、沐浴の前に赤ちゃんの着替えを用意します。
肌着やベビー服、おむつ、バスタオルをお風呂上りに使う順番に下から順番に重ねて広げておきます。

赤ちゃんに使うお湯の適温は38℃くらいで、水温計を使って温度を調節してください。
湯量はベビーバスの1/2~2/3程度が目安ですが、もし赤ちゃんを支えられるかどうか不安な場合は、赤ちゃんが浮かないように少なめの湯量で使用しましょう。

必要なものを用意し、お湯が適温になったら、赤ちゃんを沐浴させる作業に入ります。
赤ちゃんは、のぼせやすく湯冷めもしやすいため、お湯につかる時間は約5分、着替えを含めると10分までが目安です。

沐浴の手順

では、赤ちゃんのお風呂の入れ方と手順について詳しく解説していきます。

1.赤ちゃんをお湯の中に入れる

沐浴布をかけ、赤ちゃんの頭とおしりを支えながら足からゆっくりお湯につけます。
裸になったりお湯につかったりするのが怖くて泣いてしまう赤ちゃんもいますが、そんな時は沐浴布を持たせたり、包んだりしてあげると恐怖心が和らぎます。
足元からやさしく湯船に入れますが、利き手を使う方が洗いやすいので、利き手ではないほうの手で首を支えるのがおすすめです。
お湯が耳に入らないように、首を支えている方の手で赤ちゃんの耳をやさしく覆ってあげましょう。

2.目を拭く

まず、お湯で湿らせたガーゼハンカチを指に巻きつけ、目やにをやさしく、しっかりと落とします。
ガーゼを洗うか、別の面を使うかしながら、片目ずつ拭きましょう。

3.顔周りを拭く

次に、額、鼻、あご、口のまわり、耳の後ろをやさしく丁寧に拭きます。細かい部分は、ガーゼを指に巻きつけて行うと汚れが落ちやすくなります。
赤ちゃんがお風呂に慣れてきたら、泡立てた石けんでやさしく顔を洗って下さい。

4.頭を洗う

頭全体をお湯で濡らしてから、泡をつけ、指の腹でやさしく頭皮を洗います。
ゴシゴシこすらず、手のひらで赤ちゃんの頭皮を軽く包み込み、洗い終えたらお湯ですすいで石けんを落とし、水分を拭き取ってください。

5.体を洗う

体を洗う部分から沐浴布をとり、仰向けの状態で、首、腕、わきの下、おなか、手のひら、足を洗います。
石けんをつけた手で円を描くようにさすり、皮膚が重なっている部分(首まわり、わきの下、ひじ、足の付け根、ひざの裏など)は特に丁寧に洗いましょう。

6.背中とおしりを洗う

赤ちゃんを仰向けにし、手のひらで赤ちゃんの胸を支え、背中全体と首の後ろからおしり、足先まで洗います。
汚れやすいお尻は、特に念入りに洗ってあげて下さい。

7.お湯ですすぐ

全身を洗った後は、お湯の中ですすぎます。赤ちゃんをお湯に浸けて少し温めてから、洗面器やシャワーですすぎます。
時間がかかると赤ちゃんが疲れてしまうので、手早く段取りをしてあげましょう。

8.お湯から上がる

最後に、赤ちゃんの体をお湯に浸けてリラックスさせ、頭と腰を支えてそっと持ち上げてお湯の中から出します。
用意していたバスタオルの上に赤ちゃんを下ろし、全身を包み、強くこすらず、優しく押さえるようにして水分を拭き取ります。
前述した皮膚が重なっている部分は水分が残りやすく、かぶれの原因になるのでより丁寧に拭き取りましょう。
鼻や耳の水は綿棒で取りますが、奥まで入れず表面の水分を軽く取り除く程度にして下さい。

9.入浴後のケア

赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、入浴後は乾燥を防ぐためにベビー用スキンオイルやローションなどの保湿剤で保湿をしましょう。
また、湯冷めしないようにケア用品はあらかじめ用意しておくことも忘れずにいて下さい。

沐浴は家族みんなにとって大切な時間

沐浴は家族みんなにとって大切な時間
赤ちゃんは一般的には新生児期を過ぎ、1ヶ月健診を終えるころには大人と一緒にお風呂に入ることができるようになります。
最初は準備や手順に戸惑って不安かもしれませんが、沐浴ができる期間は1ヶ月と短いので、ぜひ親子のスキンシップやリラクゼーションのための時間として楽しんでくださいね!

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2024-03-28

健康で美しい髪を守る! 正しいシャンプー方法とヘアケアについて

毎日のように行うシャンプーですが、やり方一つで髪の健康状態が大きく変わってきます。
そこで今回は、正しいシャンプーの手順やヘアケア、ドライ方法についてご紹介します。

正しいシャンプー方法の基礎知識

まずはぬるま湯で髪全体をしっかりと濡らしましょう。
髪を濡らすことによって、シャンプーの泡立ちが良くなり、髪と頭皮の汚れを効率よく落とせます。
この時、頭皮までしっかり水が行き渡るようにするのがポイントです。
シャンプーの量は髪の長さや量にもよりますが、500円玉大が目安で直接髪につけるのではなく、手のひらでしっかり泡立てましょう。
泡立ててから洗うと、摩擦による髪や頭皮へのダメージを防げます。

泡立てたシャンプーを髪全体に広げ、指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗いましょう。
この時に爪を立ててしまうと頭皮を傷つける恐れがあるので、注意して下さい。
また、シャンプー剤が残ってしまうと頭皮トラブルの原因になる可能性があるため、最後はしっかりとすすぐことが重要です。
特に後頭部や髪の根元など、見落としがちな部分も忘れずにチェックしましょう。

シャンプーは、頭皮に優しい成分を含むもの、または自身の頭皮の悩みに特化したものを選ぶのが大切です。
例えば、敏感肌の場合は刺激を抑えた成分、薄毛に悩んでいる場合は育毛促進や頭皮環境を整える成分を含んだものが適しています。

シャンプーとその他ヘアケア製品の使い方

髪の美しさと健康を守るためには、シャンプーの他にコンディショナー、トリートメント、ヘアオイルなど、ヘアケア製品の正しい使い方も知っておきましょう。
それぞれの製品が持つ役割を理解し、自身の髪質や髪の状態に合わせて選んで使い分けると、髪を内側から外側までしっかりとケアできます。

シャンプーの使い方

シャンプーの基本的な使い方は既に触れましたが、ポイントは髪と頭皮の汚れを優しく洗い流すことです。
髪を濡らした後、適量のシャンプーを手に取り、泡立ててから髪全体になじませ、頭皮をマッサージするように洗います。
そして、シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

コンディショナーの使い方

シャンプー後のコンディショナーは、髪に必要な保湿をし、ダメージを受けた髪の表面を滑らかに整えます。
シャンプーで髪の汚れを落とした後、水気を軽く切り、髪の中間から毛先にかけて適量を塗布して下さい。
数分放置した後、冷水でしっかりすすぐと、髪のキューティクルが引き締まりツヤが出ます。

トリートメントの使い方

トリートメントは髪の深い部分まで浸透してダメージを修復する効果があるため、週に1~2回の使用がおすすめです。
シャンプー、コンディショナーの後に髪全体になじませて5~10分程度放置し、その後しっかりと洗い流します。
特にダメージが気になる場合は、より長く放置すると効果的です。

ヘアオイルの使い方

ヘアオイルには髪に潤いを与え、より艶やかに保つ効果があります。
ドライヤーで髪を乾かす前や、乾いた髪に軽くなじませると髪を保護でき、まとまりやすくします。
使用量は髪の長さや質によりますが、少量から始め、必要に応じて加減しましょう。

シャンプー後の効果的な髪の乾かし方は?

シャンプー後のドライも髪の健康を左右する大事なステップです。
正しい乾かし方をマスターすることで髪のダメージを減らし、ツヤツヤで健康的な髪を保てます。

シャンプー後は、まずタオルドライから始めましょう。
濡れている髪はダメージを受けやすい状態にあるため、そっとタオルで包み込み、優しく水分を吸収させて下さい。タオルで髪を挟んで、軽くプレスするようなイメージですね。

そしてタオルドライのあとはドライヤーで乾燥させますが、髪から約15cm離して使用し、熱風は根元から毛先に向かって髪の流れに沿って吹き付けるのがコツです。
熱が直接頭皮に当たらないように注意し、温風を使ってじっくりと髪を乾かして下さい。
ドライヤーの温度は低温~中温から始め、最後に冷風で仕上げましょう。冷風で仕上げると、髪のキューティクルが閉じ、艶やかでしっとりとした仕上がりになるのです。

また乾燥した髪には保湿効果のあるヘアオイルやヘアミルクを軽くなじませると、髪を保護して乾燥から守れます。
特に毛先はダメージを受けやすいのでしっかりとケアしましょう。

頭皮マッサージやブラッシングの効果

頭皮マッサージは血行を促進することで知られており、血行が良くなると毛根に必要な酸素や栄養が届きやすくなり、髪の成長を助けます。
またリラックス効果もあり、薄毛の大きな原因の一つであるストレス解消にもなるでしょう。
シャンプー時や就寝前などのくつろげる時間に行うのが良く、指の腹を使って優しくマッサージし、頭皮全体をくまなく刺激します。

ブラッシングは髪の表面についたほこりや汚れを取り除くだけでなく、髪に自然なツヤを与え、さらさらとした質感を保つために必要です。
ただし、濡れた髪は非常にデリケートなので、乾いた状態で優しくブラッシングするのがベストです。
髪をとかす前に絡まりを手で軽く解きほぐし、髪の毛先から徐々に根元に向かってブラッシングすると良いでしょう。

正しい洗い方とケアで美しい髪を守ろう!

このように、髪と頭皮のケアにはいくつかの重要なステップとコツがあります。日々のケアを見直し、これらのポイントを意識すると髪はより健康で美しくなるでしょう。
毎日のルーティンを少し変えるだけで大きな変化をもたらすことに気付くはずです!

2024-03-22

人生で一度は行ってみたい! 世界の秘湯・名湯

日本のみならず、世界中で愛されている温泉。
海外の温泉は日本の温泉とは雰囲気や趣が異なり、また違う楽しみ方ができることから観光客にも人気のスポットとなっています。
そこで今回は、人生で一度は行ってみたい海外の秘湯・名湯をご紹介します。

アジアの温泉

温泉というと日本のイメージが強いですが、アジアのほかの国々にも著名な温泉地があります。

台湾:北投温泉

台北市内からのアクセスも良好で気軽に訪ねられる温泉地・北投温泉。
温泉はもちろん、北投温泉博物館や美しい木造建築である北投図書館など、温泉街全体にさまざまな観光スポットがあります。
温泉で体の疲れを癒したら、街をのんびり観光して周るのも楽しそうです。

タイ:ロック・バレー温泉

タイのなかでも風光明媚で自然が豊かなエリアとして知られる、カンチャナブリーにあるロック・バレー温泉では、なんと15種類もの温泉を楽しめます。
温泉スパ施設内には緑も多く、まさに南国のリゾートらしい雰囲気。
日本の温泉旅館とは一風異なる温泉体験を楽しむことができるでしょう。
ロック・バレー温泉は、ドクターフィッシュがいる浴槽に入る「フィッシュ・スパ」を楽しめることでも知られています。旅行に未知の体験を求める方にもおすすめの温泉です。

中国:清池温泉

周の時代から知られているという長い歴史を持つ華清池温泉は、西安の郊外、驪山の麓にある庭園にあります。
かの有名な楊貴妃と玄宗皇帝が入浴した記録もあるという著名な温泉で、現在も楊貴妃が使用したという海棠湯の浴槽が復元されているとのこと。
ほかにもたくさんの浴場があり、いろいろな入浴体験が可能です。
西安駅前からバスで45分ほどとアクセスもさほど悪くありません。中国の長い歴史を偲びながら温泉に入る稀有な体験を気軽に楽しめます。

ヨーロッパの温泉

ヨーロッパにもたくさんの温泉があります。
特にチェコやハンガリーは温泉やスパが有名なことでも知られていて、観光客にも人気です。

イタリア:ムリーノの滝

火山の多いイタリアは、日本と同じくたくさんの温泉がある国。なかでもトスカーナ地方は温泉が多いことで知られています。
たくさんの温泉があるなかでも一番の景観で知られているのが、サトゥルニアにある「ムリーノの滝」です。
滝という名の通り、この温泉は渓流を流れてきたもの。
川として流れてきた温かい水が滝になり、滝壺は天然のぬるいプールとなっているのです。
入場料等はなく、1年中自由に出入りできるのも高い人気の理由。
世界中から観光客が訪れ、豊富なお湯が流れ落ちる滝とトスカーナの美しい丘陵という絶景を楽しんでいます。
お湯の温度は37度と少しぬるめなので、春から夏の暖かい季節に訪ねるのがおすすめです。

ハンガリー:ゲッレールト温泉

ヨーロッパでも最大の温泉大国といわれるハンガリー。首都であるブダペストにもたくさんの温泉施設があります。
ゲッレールト温泉は、ブダペストでももっとも美しい温泉といわれているそう。
アール・ヌーヴォー様式の洗練された建築が一際目をひきます。
鮮やかな水色が美しいプールの左右にある4つの温泉は、日本の温泉と比べると水温はぬるめ。
その分長くつかっていてものぼせにくく、のんびりとリラックスして楽しむことができます。
また屋外にもジャグジー付きのサーマルプールやサウナ、スパ設備があるのもゲッレールト温泉の特徴。
夏に行っても楽しめる、バカンスにぴったりの温泉です。

チェコ:カルロヴィ・ヴァリ

入浴するのではなく「飲む」温泉が楽しめる、チェコでも最大の温泉都市として知られているカルロヴィ・ヴァリ。
源泉が発見されたのは14世紀の半ばという長い歴史を持つ温泉です。
コロナーダという飲泉場が街のあちこちに点在していて、陶器のマグカップで源泉を飲みながらの街歩きを楽しむことができます。
源泉は少々しょっぱい味わいとのこと。
名物のウェハースなど、甘いものとあわせて楽しむのがおすすめとされています。

北欧や中米の温泉

北欧や中米にも世界的に有名な温泉があります。

アイスランド:ブルーラグーン

温泉の国とも呼ばれるアイスランドでは、家庭で使う水道水もほとんどが温泉。
蛇口をひねると温泉が出てくるというのですから、どれほど温泉が身近なものかがよくわかります。

アイスランドのレイキャビクにあるブルーラグーンは、地熱発電の排水を利用した世界最大の露天風呂として知られています。
地下から汲み上げた熱水を発電に使用したあと湖に流すことでつくられており、温泉とは思えない壮大なスケールと水色のお湯の美しさに圧倒されることは間違いありません。
冬に訪ねると、運がよければオーロラを眺めながら入浴することもできるとのこと。
レイキャビク市街からのアクセスも良好で、アイスランド観光の際はぜひ訪れたいスポットです。

コスタリカ:タバコン温泉

コスタリカのアレナル火山近くにあるタバコン温泉は、なんと川全体が温泉になっています。
温かい水が滝のようにしぶきを上げて流れる光景はまさに絶景。
コスタリカ旅行をするならぜひ訪れたいスポットです。
日帰りの入場券ならお手頃価格で楽しめるため、リーズナブルな旅行にしたい方にもおすすめです。

人生で一度は訪れたい海外の温泉地

日本の温泉とは雰囲気の違う海外の温泉地を紹介しました。日本では熱いお湯につかってリフレッシュするのが一般的ですが、海外ではぬるいお湯に水着などを着てのんびりつかったり、プールのように楽しんだりすることが多いです。
そのためとても開放的な温泉施設が多く、雄大な景色のなかで入浴できるのも特徴。日本の温泉とはひと味違う魅力を体感しに、ぜひ現地を訪ねてみたいものです。

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