「風呂イス」は入浴には欠かせないアイテムの一つですが、同じイスをなんとなく長年使っているという方も多く、定期的に自分やご家族の状況に合わせて交換を検討してみるのがオススメです。
毎日使うものだからこそ、様々な素材や高さ、デザインからピッタリな風呂イスを選んでお風呂をより快適な空間にアップデートさせていきましょう。
そこで今回は、風呂イスのメリットや選び方のポイントについてご紹介します。
風呂イスを使用するメリットを確認しよう
はじめに、風呂イスを使用するメリットを改めて確認しておきましょう。
髪や体を洗うのが楽になる
入浴時は立ったままでシャワーを浴びて髪や体を洗うという方もいらっしゃいますが、風呂イスに座ることで安定した姿勢を保ちながらゆっくりと丁寧に洗うことが可能になります。
お年寄りの場合は体の状態によっても異なりますが、立ったままに比べて座った時の方が負担も少なく、足元まで無理せず洗うことができるのが最大のメリットといえるでしょう。
また、風呂イスは床が滑りやすい浴室での転倒などの事故対策にも役立つので、お年寄りや小さなお子さんがいるご家庭ならば必須ともいえるアイテムです。介護用から赤ちゃん用のものまで様々な風呂イスが販売されていますので、ご家庭の状況に合わせて選びましょう。
床や壁が汚れにくい
立った状態でシャワーを浴びると、広範囲にわたって壁や床に水が跳ねてしまいますよね。
風呂イスに座ってシャワーを使うことでこうした水跳ねを抑えることができ、カビや水垢の汚れが発生しづらく泡などの掃除もしやすくなります。
とはいえ、もちろん水跳ねがなくなるわけではないのでお風呂から出る際はしっかりと水気や汚れを拭き取っておきましょう。
このように風呂イスには様々なメリットがありますので、今までは立ったままシャワーを浴びて体を洗っていたという方はもちろん、長年同じイスを使っている方も現在の状況に合わせて最適な風呂イスを改めて選び直してみてはいかがでしょうか?
風呂イスを新たに購入する際、ベストなものを選ぶ基準として押さえておきたいポイントは主に「素材」、「高さ」、「デザイン」です。種類は多岐にわたるので、入浴スタイルに合ったものを選びましょう。
風呂イスで使用される「素材」にはどんなものがある?
風呂イスに使用されている素材はプラスチック製のものが多く、そのなかでも沢山の種類があります。
アクリルやメタクリルは耐久性に優れており、透明感と光沢のある見た目からデザイン性が高くオシャレな風呂イスを選びたいという方にオススメの素材です。ポリエチレン素材の風呂イスは軽くて耐熱性に優れており、丈夫で薬品にも強いという特徴があります。
そのほかにも、環境に優しいポリプロピレンやカラーバリエーションの豊富なABC樹脂などの素材がありますが、基本的にプラスチックは価格もリーズナブルで扱いやすく、掃除や手入れが簡単にできる点が嬉しいメリットです。
温泉や銭湯のような雰囲気を楽しみたい方にはヒノキやスギといった木製の風呂イスがオススメです。優しい香りと、夏はひんやりと涼しく冬は暖かいという木製ならではの特徴でリラックスしたお風呂時間が過ごせることでしょう。
風呂イスの「高さ」は入浴スタイルに合わせて選ぼう
風呂イスの高さを選ぶ基準は、浴室のバスカウンターに合わせるのが一つの目安となります。目の前の鏡が見やすい位置になるものを選ぶとよいでしょう。
バスカウンターは一般的に30cmほどとなりますので、風呂イスも25cm〜30cmほどのものが腰を曲げずに使用できるスタンダードなサイズとなります。カウンターより少し低めのイスを選ぶと便利です。
一方、洗面器を床に置いて使う方や、小さなお子さんのいるご家庭では20cmほどの低めの風呂イスがオススメです。
また、身長の高い方やお年寄り、妊婦さんの場合は35cmほどの高めのイスを選ぶようにすると立ち座りの負担を軽減させることができ、シャワーだけで入浴を済ませるという方にも適しています。
このように、風呂イスは浴室の造りや入浴スタイルに合わせて使いやすい高さのものを選ぶのがポイントですが、ご家族で使用する場合は子供から大人までみんながなるべく使いやすいと感じるものを想定して選びましょう。
風呂イスの「デザイン」は機能面も確認しておくのがポイント

風呂イスのデザインは、コの字型、箱型、アーチ型、4本足が代表的な種類となります。浴室の雰囲気に合わせて見た目で選ぶことも大切ですが、使い心地や掃除のしやすさなどといった機能面もよく確認した上で決めることをオススメします。
コの字型
コの字型はカタカナの「コ」を横にしたようなシンプルで可愛らしい見た目で根強い人気があります。通気性がよくてカビが生えにくく、お手入れが簡単で裏面をひっくり返して洗いやすいのが特徴です。
また、洗ったあとは浴槽の縁に引っ掛けて乾かせるのも便利なポイントです。
箱型&アーチ型
箱型は風呂イスの定番デザインともいえるタイプで、座面が広く座り心地にこだわりたいという方にオススメです。他の風呂イスに比べてやや通気性に劣りますが、安定感があって倒れにくいので小さなお子さんからお年寄りまで使いやすいタイプです。
また、箱型の足部分を丸く切り取ったような見た目の「アーチ型」と呼ばれる風呂イスは、箱型の座りやすさに加えて通気性のよさを取り入れたデザインとなっています。
4本足
4本足は通気性がよくカビが生えにくい点や、他の風呂イスに比べて汚れも付きにくくお手入れがしやすいので、お風呂掃除の手間を軽減させたいという方にオススメです。
ただし、足の部分にキャップが付いているタイプはカビが発生しやすいのでしっかりと掃除するようにしましょう。
最適な風呂イスを選んで快適な入浴時間を!

風呂イスのメリットや選び方のポイントについてご紹介しました。
これから新たに購入を考えている方や、一度購入してから時間が経って今はなんとなく毎日使っていたという方はぜひ今回ご紹介した風呂イスを選ぶポイントを参考に、現在の状況に合ったものを選んで快適な入浴時間を楽しみましょう。

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リラックスのつもりが危険に? お風呂で眠くなる原因と安全対策
一日の疲れを癒やすために、ゆっくりと湯船につかる時間を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
ところが、リラックスしすぎてお風呂でうとうとしてしまい、気付いたら寝ていたという経験を持つ方も少なくありません。
今回は、お風呂で眠くなる理由や寝落ちが危険とされる背景を分かりやすく解説しながら、安全に入浴を楽しむための対策をご紹介します。
お風呂に入ると眠くなる主な理由
お風呂に入ると急に眠気を感じやすくなる主な理由としては、「睡眠不足」が大きく関係しています。十分な睡眠が取れていない状態では、体と脳が常に疲労を抱えたまま過ごしているため、少しのリラックス刺激で一気に眠気が表に出やすくなります。
仕事や家事で疲れ切った状態で夜遅くに入浴する人ほど注意が必要です。体はすでに限界に近く、温かいお湯に包まれた安心感が加わると、意識を保つ力が急激に低下します。気付かないうちに目を閉じてしまい、そのまま寝落ちにつながるケースも少なくありません。
入浴中に強い眠気を感じやすい人は、日頃の睡眠時間や生活リズムを一度見直してみる意識も大切です。
お風呂で寝てしまうリスクについて
お風呂で眠ってしまう行為は、想像以上に大きなリスクを伴います。
最も注意したいのは、溺水につながる危険性です。通常なら眠ってしまっても、顔が浴槽に沈んだことに気がついてすぐに起きられますが、深刻な睡眠不足の場合は気づかずそのまま溺れてしまうおそれがあります。
また、長時間の入浴によって体温が上昇すると、のぼせや脱水を引き起こしやすくなります。
特に高齢者や疲労が強い方、飲酒後の入浴ではリスクが一段と高くなります。体力や判断力が低下していると、眠気に逆らえず、そのまま意識を失うように寝てしまう場合があります。
リラックスするはずのお風呂が、命に関わる場面に変わる可能性があるため、入浴中の寝落ちは決して軽視できません。
お風呂は心身を癒やす大切な時間だからこそ、危険性を理解し、眠ってしまわない工夫が必要です。
お風呂で眠ってしまわないためには?

お風呂での寝落ちは、いくつかの習慣を見直すだけでも防ぎやすくなります。
睡眠不足を解消
最も根本的な対策として、睡眠不足を解消しましょう。慢性的な寝不足が続くと、入浴中に限らず強い眠気に襲われやすくなります。入浴中に何度も眠くなる場合は、生活リズムや就寝時間を見直し、しっかり休息を取る工夫をしてみましょう。
飲酒後や食後すぐの入浴は要注意
飲酒後や食後すぐの入浴は控えてください。アルコールを摂取したあとは血管が広がりやすく、入浴によって血圧が急激に下がりやすくなります。強い眠気や立ちくらみを感じやすく、非常に危険な状態につながります。食後すぐの入浴も消化器官に血液が集まっているため、ぼんやりしやすくなります。
特に飲酒後はその日は入浴しないようにすると安心です。
シャワーで済ませる
眠気を感じやすい日は、湯船につからずシャワーで済ませる方法も有効です。シャワーであれば意識が遠のくリスクを下げられます。
特に疲労が強い日や深夜の入浴では、安全面を優先した選択としておすすめです。
マッサージする
入浴中に軽いマッサージを取り入れるのも、寝落ち防止につながります。肩やふくらはぎをゆっくり動かすと、体を温めつつ意識を保ちやすくなります。
ただし、力を入れすぎると逆にリラックスしすぎるため、軽めを意識してください。
アラームをかける
時間管理も大切です。入浴前にアラームを設定しておくと、長湯を防ぎやすくなります。スマートフォンや防水タイマーを使い、10分から15分程度で一度区切る習慣をつけると安心です。
お湯の温度をぬるめに
お湯の温度にも注意しましょう。お湯は38〜40度程度のぬるめを目安にすると、体への負担が抑えられます。熱すぎるお湯や長時間の入浴は、眠気や意識低下を引き起こしやすくなるため避けたほうが安全です。
万が一に備えて意識しておきたいポイント
どれだけ注意していても、体調や疲労の度合いによっては、入浴中ふとした時に寝落ちしてしまう可能性があります。そのため、日頃から万が一を想定した意識を持っておくと安心につながります。
例えば、一人で入浴する場合でも、家族や同居人が在宅している時間帯を選ぶと安全性が高まります。声をかけられる距離に誰かがいるだけでも、異変に早く気付いてもらいやすくなります。
浴室の環境を整えておく工夫も欠かせません。浴槽のふちや洗い場で滑らないように、滑り止めマットを敷いておくと、ふらついた際の転倒リスクを抑えられます。
また、高齢者の方が入浴する場合、浴室のドアは完全に閉め切らず、少し開けておくと異常時に発見されやすくなります。
安全に心地よい入浴時間を楽しもう

お風呂は一日の疲れを癒やす大切な時間ですが、眠ってしまうと大きな危険を伴います。睡眠不足や入浴習慣を見直すだけでも、寝落ちのリスクは下げられます。無理をせず、自分の体調と向き合いながら、安全で心地よい入浴時間を心がけていきましょう。
新年の健康祈願に! 1月の季節湯「松湯」を楽しもう
昔から日本では、季節に合わせて湯船に植物や果物を入れる「季節湯」が親しまれてきました。なかでも1月の季節湯「松湯」は、縁起物として知られる松の香りを楽しみながら、冷えた身体をじんわり温められる入浴法です。
1月は一年の始まりで、新たな気分を整えながら身体も温めたい時期です。日常の入浴にひと工夫を加えれば、冬の寒さが和らぎ、心まで明るくなります。
今回は、自宅で気軽に楽しめる松湯の魅力や、作り方などについてご紹介します。
松湯とは? 日本伝統の「季節湯」について
季節湯は、その時期に合わせた植物や果物を湯に入れて、身体を整える入浴法です。古くは江戸時代に広まった習慣で、祝いや厄除け、無病息災を願いながら入浴する文化として受け継がれています。
そして、1月に親しまれてきた季節湯が「松湯」です。日本ではとても縁起の良い木とされている松は冬でも葉が落ちない常緑樹であるため、「不老長寿」の象徴としても知られています。
具体的には「松の葉」を用いた入浴法となり、精油成分を多く含んだ葉のおかげで、体はポカポカと温まり、心地良い木の香りで森林浴のような気分も味わえます。
松の葉を手に入れる機会はあまりないかもしれませんが、松湯の時期はちょうど1月なので、正月飾り用の松を活用するのがおすすめです。
ぜひ新年のスタートを清々しい気分で迎えるために「松湯」を実践してみてはいかがでしょうか。
松湯の主な効果効能について
松湯は、一年のスタートにぴったりな効果効能が期待できます。
リラックス効果
松には精油成分が多く含まれていて、爽やかな香りがリラックス効果をもたらすといわれています。
年末年始は慌ただしい時間が続き、疲れや緊張が溜まる場合があります。湯船に入った瞬間に広がる香りが、気持ちを落ち着ける手助けとなるでしょう。
血行促進・温浴効果
松に含まれる精油成分によって、松湯は温浴効果に加えて血行促進にも効果があるとされています。
外出から戻って体が冷え切った日でも、松湯にゆっくり浸かることで身体の芯まで温まりやすくなります。
また、肩こりなど不調を感じている方におすすめです。
松湯の作り方は?
松湯は、簡単な下準備だけで自宅で楽しめます。
松の葉をよく洗う
まず風呂に入れる松の種類ですが、年末年始に売られている正月飾り用の松が簡単に手に入るのでおすすめです。100~150gを目安に用意しましょう。
松の葉を枝から丁寧にもぎ取り、葉についている樹脂をぬるま湯でよく洗い流してください。また、葉の付け根の茶色い部分がくっついてくる場合は取り除きましょう。
煮出して浴槽に流し込む
次に洗った葉を出汁パックや布袋に詰めて、鍋に入れて中火で10〜15分ほど水から煮出します。
その後、煮出した汁だけを浴槽に流し込み、よくかき混ぜれば完成です。
なお、より手軽に作る方法としては、飲用の松葉茶を使用するのもおすすめです。
松湯を安全に楽しむためのポイント

松湯を安心して楽しむために、いくつか注意点を押さえておきましょう。
肌への刺激
松に含まれる精油成分は、皮膚を刺激する作用があるため、人によっては痒みやヒリつきを感じる場合があります。異常を感じた際はすぐにお風呂から出るようにしましょう。敏感肌の方や子どもが入浴する場合は、最初は量を少なめにし、問題がないか様子を見ると安心です。
また、松の葉を一緒に入れることも可能ですが、チクチクするので注意してください。
適切な入浴時間を守る
入浴時間は長くしすぎないように意識してください。のぼせないように目安として10〜15分ほどで切り上げると負担をかけずに済みます。
また、入浴前後に水分補給も忘れずに行いましょう。
入浴後はしっかり掃除を
松湯に限らず、お風呂に入浴剤や植物を使用した場合、入浴後は浴槽や排水口をしっかり掃除しましょう。
時間が経つにつれ汚れや匂いが付着し、落ちづらくなるおそれがありますので注意が必要です。
また、入浴後は保温や追い焚き機能は使用しないでください。細菌や微生物が繁殖しやすくなる原因につながります。
松湯で心身を整えよう

松湯は、特別な準備をしなくても取り入れやすく、寒さが厳しい1月にぴったりの入浴方法です。爽やかな香りや心地よい温かさに包まれながら、ゆっくり過ごす時間は心身を整えるきっかけになります。
慣れてきたら、季節に応じた他の季節湯にもぜひ挑戦して、自宅のお風呂時間をより楽しい習慣にしてみましょう!







