いつでも瞬時にお湯を提供してくれるガス給湯器。家庭内設備の中でも利用頻度が非常に高く、日常生活を送る上では必須の設備となっています。しかし、馴染み深い割に色々と知られていないことが多く、「号数」もこのうちの一つです。
そこで今回は、ガス給湯器やガスメーターの「号数」の意味や適切な号数の選び方についてご紹介します。
ガス給湯器の「号数」は給湯能力のこと!
はじめに、ガス給湯器には「号数」と呼ばれる数字が割り当てられているのをご存知でしょうか?
この号数とはお湯を作り出す能力を示すもので、具体的には「1分間に現在の水温+25℃のお湯をどれほど作り出せるか」を意味します。
一般家庭で使われるガス給湯器の号数としては16号・20号・24号・28号が挙げられますが、たとえば20号であれば1分間に現在の水温+25℃のお湯を20リットル作り出せるガス給湯器、となるのです。
したがって、号数が大きくなるほどお湯を作り出す量も多くなるため、号数の大きなガス給湯器が使われている場合は一度にたくさんのお湯を使うことができます。
号数が合っていないと多少不便になることも
一度にお湯を大量に使う状況については、家族全員が在宅している夜の場面を想像してみるとわかりやすいでしょう。例えば夕食後、子どもが入浴している最中に大人は食器洗いをしつつ、さらにお湯を使って洗濯機を回している場面はこの状況に当てはまりますね。
このように、自宅内の数か所で同時にお湯が使えるのは号数がそれなりに大きく、能力の高いガス給湯器のおかげなのです。
しかし、号数の小さいガス給湯器であった場合はこのようにはいきません。
通常よりお湯を使うことが多い、あるいは同居人数が多いにもかかわらず号数の小さいものを使っている場合にはお湯を作り出す量が間に合わず、水圧が弱くなったり、使用途中でお湯の温度が不安定になってしまったりする可能性があります。特に真冬の入浴中にこのような事態が発生するのはぜひとも避けたいもの。
ガス給湯器でお湯を快適に使うためには、それぞれの状況に合わせた適切な号数を選ぶ必要があるのです。
適切な号数の選び方は?

例えば、洗濯機や炊飯器などの家電は「~キログラム」、「~号炊き」のように一回の稼働で処理できる容量が決められており、使用予定人数や使用頻度に合わせて容量を判断し、購入・使用するのが一般的です。ガス給湯器もこれらと同様に、号数選びの際は同居人数や使用頻度をしっかり把握することがポイントになります。
ガス給湯器を新たに購入する、または交換を予定している場合は、次に挙げる号数別対応人数の例を参考に検討してみましょう。
16号(1人~2人に最適)
1分間に16リットルの湯量は1人~2人には最適で、1人でシャワーを使う分なら年間を通して不自由なく使用できます。しかし、2人同時にお湯を使おうとするとどちらかがぬるま湯になるなど、多少の不便は出るかもしれません。
20号(2人~3人に最適)
20号であれば2人同時にお湯を使っても不都合はないでしょう。同時に使う湯量にもよりますが、シャワーと洗面台でお湯を使う場合であれば特に問題ありません。20号は3人でも対応できますが、3人同時にお湯を使うことは避けた方が良さそうです。
24号(4人~5人)
24号は一度に数か所で同時にお湯を使う機会が多いファミリーにおススメです。シャワーを使用中でも同時に数か所でお湯が使えるので、「シャワーが終わるまではキッチンでお湯が使えない」などといった事態が起きず、家族間のトラブル回避にもつながります。
28号(5人以上)
同居家族が多いご家庭や、例えば浴室のほかにシャワールームがある住宅にお住まいの方は28号を検討してみるのも良いでしょう。28号であれば同時に2か所でシャワーを使っていてもお湯の温度を維持できます。
このように、給湯器の号数を選ぶときの基準は同居人数や使用頻度が基本となります。しかし、人数が少なくても比較的多くの湯量が必要な場合にはワンランク上の号数を選ぶのも得策です。
なお、32号や50号といった大容量タイプは業務用となり、大量のお湯が必要な飲食店や美容院などで使われることがほとんどです。
給湯器の号数変更の際に注意したいポイント
「温度が安定しない」、「シャワーの水圧が弱い」といった状況が続くときはガス給湯器の号数が合っていない場合も考えられますので、号数変更を検討してみるのもおススメです。ただし、その場合には次のような点を留意しておきましょう。
ガスメーターの交換が必要になることも
ガス給湯器の号数を上げるときは同時にガスメーターの号数も上げなければならないことがあります。その場合には、ガス給湯器より先にガスメーターを交換する工程が入る点を覚えておきましょう。
マンションでは交換できない場合もある
マンションやアパートなどの集合住宅では、規則によって自由にガス給湯器を交換ができない場合があります。そのため、あとからトラブルにならないよう前もって規則を確認するか、マンションの管理人の方に必ず尋ねておきましょう。
まとめ

ガス給湯器の号数の意味や選び方についてご紹介しました。
適切な号数を選ぶことは、より快適にお湯を使えるようになるだけではありません。同居家族が多いご家庭の場合、将来子どもが自立して同居人数が少なくなったときには号数を下げれば、ガス代や水道代の節約にもなります。
ガス給湯器をお使いの方はこれを機に、号数が現在の生活状況に見合ったものかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

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ホテルライクな浴室に! オーバーヘッドシャワーの魅力や選ぶポイント
毎日のシャワータイムを「もっと快適で上質な時間にしたい」という方には、天井や高い位置からお湯が降り注ぐ「オーバーヘッドシャワー」もおすすめです。ホテルやスパのような高級感を演出できる設備として取り入れる家庭も増えています。
そこで今回は、オーバーヘッドシャワーの魅力や選び方のポイント、注意点などについてご紹介します。
オーバーヘッドシャワーとは?
「オーバーヘッドシャワー」とは、天井や高い位置に設置されたタイプのシャワーです。頭上から雨のようにお湯が降り注ぐのが特徴で、「レインシャワー」と呼ばれる場合もあります。
一般的なハンドシャワーは、手に持って使ったり壁に固定したりして使用します。一方、オーバーヘッドシャワーは広い範囲へお湯を届けられるため、全身を包み込むような浴び心地を味わえる点が魅力です。
元々はホテルやスパ、海外の高級マンションなどで採用されるケースが多く見られましたが、近年は浴室リフォームや新築住宅のタイミングで導入を検討する家庭も増えています。
浴室全体に高級感を演出できるうえ、自宅でリラックス感のあるバスタイムを楽しめる設備として人気を博しています。
オーバーヘッドシャワーの魅力・メリットについて
全身を包み込むような浴び心地
オーバーヘッドシャワー最大の魅力は、頭上からたっぷりのお湯が降り注ぐ開放感にあります。一般的なシャワーより散水範囲が広く、肩や背中まで均一にお湯が当たりやすいため、全身をやさしく包み込まれるような感覚を味わえます。
また、細かな水流が広がるタイプでは、まるで雨の中にいるような心地よさを感じられる点も特徴です。
製品によっては、滝のようなウォーターウォールなど複数モードを搭載したモデルもあり、好みに合わせて使い分けられます。
全身を効率よく温められる
オーバーヘッドシャワーは頭上から広範囲へお湯が降り注ぐため、一般的なシャワーのように一部分だけを流す感覚とは異なり、体全体を温められます。寒い時期でもしっかり温まるのが魅力です。
湯船に浸かる時間を短くしたい方や、シャワー中心で入浴する方にも向いています。
両手が自由に使える
頭上からお湯が流れるため、シャワーを手で持つ必要がありません。シャンプーや洗顔を行う際にも動作がスムーズになりやすく、快適に使えます。小さな子どもと一緒に入浴する場面でも役立つでしょう。
浴室をおしゃれな空間に演出できる
オーバーヘッドシャワーはデザイン性が高く、浴室全体に高級感を与えます。シンプルでスタイリッシュなモデルも多く、ホテルライクな空間づくりを目指す方からも注目されています。
新築やリフォームで導入すれば、浴室の印象を大きく変えられるでしょう。
設置前に確認したい注意点

水圧が十分かチェックする
オーバーヘッドシャワーは広範囲へ散水するため、水圧不足だと勢いが弱く感じられることがあります。専門業者に相談して、給湯器の能力や水道の元圧を導入前に確認しておきましょう。
掃除・お手入れのしやすさも重要
天井付近に設置されるため、シャワーヘッドへ手が届きにくい場合があります。水垢やカビが蓄積すると見た目にも影響するので、台を利用するなどお手入れ方法も確認しておきたいところです。
また、汚れがつきにくい素材を採用した製品なら、負担を軽減できます。
工事が必要か確認する
オーバーヘッドシャワーには、後付け可能なタイプもありますが、天井埋め込み型などは工事が必要になるケースがあります。設置方法によって費用や工事期間が変わるため、事前に確認しておきましょう。
オーバーヘッドシャワー選びのポイント
サイズで選ぶ
オーバーヘッドシャワーは、広さに合ったサイズを選ぶようにしましょう。大型タイプは全身を包み込むような感覚を得られますが、小さなバスルームには不向きです。浴室の広さや求める使用感に合わせて選ぶとよいでしょう。
性能をチェックする
ランニングコストを抑えたい場合は、節水機能付きモデルを選ぶとよいでしょう。複数のシャワーモードに切り替えられる製品や、温度調節機能が付いた製品もおすすめです。
デザインやカラーにも注目する
オーバーヘッドシャワーは浴室の印象を左右する設備でもあります。シルバー系の定番デザインだけでなく、マットブラックやスクエア型など、デザイン性を重視した製品も人気です。浴槽や壁の色味と合わせれば、統一感のある空間へ仕上げられるでしょう。
オーバーヘッドシャワーで快適なバスタイムを

オーバーヘッドシャワーは、毎日のシャワータイムを上質な体験にできる人気の設備です。
全身を包み込むような浴び心地を楽しめるだけでなく、浴室全体をおしゃれな空間へ演出できる点も魅力といえるでしょう。
一方で、水圧や設置環境、メンテナンス面など事前に確認しておきたいポイントもあります。浴室の広さやライフスタイルに合った製品を選び、快適なバスタイムを楽しみましょう。
癒やしのバスタイムに! 緑茶風呂の効果と楽しみ方
毎日のお風呂を、もう少し特別な時間にしたいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、身近な緑茶を使った「緑茶風呂」です。
お茶のやさしい香りに包まれながら湯船へ浸かれば、自宅でホッと落ち着く癒やしの時間を楽しめます。
今回は、緑茶風呂の効果や楽しみ方についてご紹介します。
気軽にできる! 緑茶風呂の魅力
緑茶風呂とは、主にティーバッグに入った茶葉を湯船に入れて楽しむ入浴方法です。日本茶の香りに包まれながら、ゆったりとしたバスタイムを過ごせるため、自宅でできる癒やし習慣として親しまれています。
特別な準備がほとんどいらない点も魅力のひとつ。飲み終えた茶葉を再利用する方法もあり、気軽に取り入れやすい自然派の入浴法として注目されています。
緑茶ならではのやさしい香りは、一般的な入浴剤とはまた違った落ち着きを感じさせてくれます。まるで和風旅館や温泉のような雰囲気を味わえるため、日々の疲れを癒やしたいときにもぴったりです。
また、使うお茶によって香りや印象が変わる点も楽しみのひとつといえるでしょう。煎茶なら爽やかですっきりした香り、ほうじ茶なら香ばしく落ち着いた雰囲気が広がります。好みに合わせて選べば、いつものお風呂時間が特別なものへ変わります。
飲むだけじゃない「緑茶風呂」の効果

緑茶風呂には、入浴による温浴作用に加え、緑茶ならではの成分や香りによる様々な魅力があります。毎日のバスタイムへ取り入れることで、心身をゆったり整える時間にもつながるでしょう。
美肌効果
緑茶にはカテキンやビタミンCなどの成分が含まれており、肌を清潔に保つサポートが期待されています。
湯船に浸かって汗を流すことで毛穴汚れも落ちやすくなり、入浴後はさっぱりとした感覚を味わえるでしょう。
ニキビ対策に
皮脂や汗によるベタつきが気になる方には、ニキビ対策の一環として取り入れる方法もあります。特に背中や首まわりなど、汗をかきやすい部分を清潔に保ちたい季節にはぴったりです。
ただし、肌質によっては刺激を感じる場合もあるため、違和感があれば使用を控えましょう。
リラックス効果
緑茶の自然な香りにはリラックス感が得られる効果があります。湯気とともに広がるお茶の香りが気分を落ち着かせ、忙しい日の気分転換にも役立ちます。
寝る前の入浴に取り入れれば、穏やかな時間を過ごせるでしょう。
消臭効果
緑茶に含まれる成分には消臭作用が期待でき、汗をかきやすい時期の入浴に向いています。
入浴後の爽快感を楽しめる点も人気の理由です。
冷え対策にも
冷えが気になる方にとって、湯船へ浸かる習慣は大切です。緑茶風呂に入ることで体がじんわり温まり、心までほっと落ち着くでしょう。
冬場だけでなく、冷房による夏の冷え対策として取り入れるのもおすすめです。
なお、これらはあくまで日常的なセルフケアのひとつであり、医療的な効果を保証するものではありません。肌トラブルがある場合や敏感肌の方は、無理のない範囲で楽しむようにしましょう。
緑茶風呂の作り方について
緑茶風呂は、身近なお茶を使って手軽に楽しめる入浴法です。初めての方でも気軽に取り入れられます。
最も簡単な方法は、ティーバッグに入った茶葉をそのまま湯船に浮かべるやり方です。お湯の中で軽くもみながら入浴すると、緑茶の香りがふんわり広がります。使用する茶葉は、煎茶や番茶、ほうじ茶など好みの種類で構いません。
もう少し香りを楽しみたい場合は、濃いめに煮出した緑茶を浴槽へ入れる方法もおすすめです。お湯全体へお茶の香りが広がり、いつものバスタイムが和風スパのような雰囲気に変わるでしょう。
茶葉の量は、まず少なめから試すとよいでしょう。一般的にはティーバッグ2〜3個ほどが目安になります。香りの強さは好みに合わせて調整しましょう。
入浴時は38〜40度ほどのぬるめのお湯にゆっくり浸かると、緑茶の香りをより楽しめます。のぼせないように長時間入浴は避けましょう。
また、飲み終えた茶葉を再利用する方法もあります。ただし、長時間放置した茶葉は雑菌が繁殖する場合もあるため、清潔な状態で使うよう注意が必要です。
入浴後は、浴槽に色や香りが残る場合もあるため、最後に軽く洗い流しておくと安心です。
緑茶風呂でゆったりとしたひとときを!

緑茶風呂は、いつもの入浴時間に手軽に取り入れられるリラックス習慣です。香りや温かさに癒やされながら、ゆったりしたひとときを楽しめます。
まずは無理のない範囲で試し、自分好みの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。







