知る・学ぶ

2020-08-20
2020-08-20

ガス給湯器やガスメーターの「号数」の意味と適切な選び方とは?

いつでも瞬時にお湯を提供してくれるガス給湯器。家庭内設備の中でも利用頻度が非常に高く、日常生活を送る上では必須の設備となっています。しかし、馴染み深い割に色々と知られていないことが多く、「号数」もこのうちの一つです。

そこで今回は、ガス給湯器やガスメーターの「号数」の意味や適切な号数の選び方についてご紹介します。

ガス給湯器の「号数」は給湯能力のこと!

はじめに、ガス給湯器には「号数」と呼ばれる数字が割り当てられているのをご存知でしょうか?
この号数とはお湯を作り出す能力を示すもので、具体的には「1分間に現在の水温+25℃のお湯をどれほど作り出せるか」を意味します。
一般家庭で使われるガス給湯器の号数としては16号・20号・24号・28号が挙げられますが、たとえば20号であれば1分間に現在の水温+25℃のお湯を20リットル作り出せるガス給湯器、となるのです。

したがって、号数が大きくなるほどお湯を作り出す量も多くなるため、号数の大きなガス給湯器が使われている場合は一度にたくさんのお湯を使うことができます。

号数が合っていないと多少不便になることも

一度にお湯を大量に使う状況については、家族全員が在宅している夜の場面を想像してみるとわかりやすいでしょう。例えば夕食後、子どもが入浴している最中に大人は食器洗いをしつつ、さらにお湯を使って洗濯機を回している場面はこの状況に当てはまりますね。
このように、自宅内の数か所で同時にお湯が使えるのは号数がそれなりに大きく、能力の高いガス給湯器のおかげなのです。

しかし、号数の小さいガス給湯器であった場合はこのようにはいきません。
通常よりお湯を使うことが多い、あるいは同居人数が多いにもかかわらず号数の小さいものを使っている場合にはお湯を作り出す量が間に合わず、水圧が弱くなったり、使用途中でお湯の温度が不安定になってしまったりする可能性があります。特に真冬の入浴中にこのような事態が発生するのはぜひとも避けたいもの。
ガス給湯器でお湯を快適に使うためには、それぞれの状況に合わせた適切な号数を選ぶ必要があるのです。

適切な号数の選び方は?


例えば、洗濯機や炊飯器などの家電は「~キログラム」、「~号炊き」のように一回の稼働で処理できる容量が決められており、使用予定人数や使用頻度に合わせて容量を判断し、購入・使用するのが一般的です。ガス給湯器もこれらと同様に、号数選びの際は同居人数や使用頻度をしっかり把握することがポイントになります。
ガス給湯器を新たに購入する、または交換を予定している場合は、次に挙げる号数別対応人数の例を参考に検討してみましょう。

16号(1人~2人に最適)

1分間に16リットルの湯量は1人~2人には最適で、1人でシャワーを使う分なら年間を通して不自由なく使用できます。しかし、2人同時にお湯を使おうとするとどちらかがぬるま湯になるなど、多少の不便は出るかもしれません。

20号(2人~3人に最適)

20号であれば2人同時にお湯を使っても不都合はないでしょう。同時に使う湯量にもよりますが、シャワーと洗面台でお湯を使う場合であれば特に問題ありません。20号は3人でも対応できますが、3人同時にお湯を使うことは避けた方が良さそうです。

24号(4人~5人)

24号は一度に数か所で同時にお湯を使う機会が多いファミリーにおススメです。シャワーを使用中でも同時に数か所でお湯が使えるので、「シャワーが終わるまではキッチンでお湯が使えない」などといった事態が起きず、家族間のトラブル回避にもつながります。

28号(5人以上)

同居家族が多いご家庭や、例えば浴室のほかにシャワールームがある住宅にお住まいの方は28号を検討してみるのも良いでしょう。28号であれば同時に2か所でシャワーを使っていてもお湯の温度を維持できます。

このように、給湯器の号数を選ぶときの基準は同居人数や使用頻度が基本となります。しかし、人数が少なくても比較的多くの湯量が必要な場合にはワンランク上の号数を選ぶのも得策です。
なお、32号や50号といった大容量タイプは業務用となり、大量のお湯が必要な飲食店や美容院などで使われることがほとんどです。

給湯器の号数変更の際に注意したいポイント

「温度が安定しない」、「シャワーの水圧が弱い」といった状況が続くときはガス給湯器の号数が合っていない場合も考えられますので、号数変更を検討してみるのもおススメです。ただし、その場合には次のような点を留意しておきましょう。

ガスメーターの交換が必要になることも

ガス給湯器の号数を上げるときは同時にガスメーターの号数も上げなければならないことがあります。その場合には、ガス給湯器より先にガスメーターを交換する工程が入る点を覚えておきましょう。

マンションでは交換できない場合もある

マンションやアパートなどの集合住宅では、規則によって自由にガス給湯器を交換ができない場合があります。そのため、あとからトラブルにならないよう前もって規則を確認するか、マンションの管理人の方に必ず尋ねておきましょう。

まとめ

ガス給湯器の号数の意味や選び方についてご紹介しました。
適切な号数を選ぶことは、より快適にお湯を使えるようになるだけではありません。同居家族が多いご家庭の場合、将来子どもが自立して同居人数が少なくなったときには号数を下げれば、ガス代や水道代の節約にもなります。
ガス給湯器をお使いの方はこれを機に、号数が現在の生活状況に見合ったものかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

給湯器の故障・販売・交換で
お困りの方へ

給湯器のトラブル・お悩みを迅速解決いたします!
給湯器の販売、給湯器新規取付、給湯器故障時の交換、修理対応、その他トラブル対応を、千葉県・茨城県・東京都を中心に365日年中無休で承っております。

給湯器のサイトはこちら

お風呂のリフォームを
ご検討中の方へ

お風呂に関するトラブル・お悩み解決いたします!
システムバスへの交換をはじめ、ご要望に応じたバスリフォームを、千葉県・茨城県・東京都を中心に365日年中無休で迅速に行ないます。

お風呂リフォームのサイトはこちら

Recommend

給湯器・お風呂に関するおすすめ記事

2026-04-24

自宅で簡単リフレッシュ! 紅茶風呂の効果や楽しみ方

少し変わったお風呂を楽しみたいという方には、身近な紅茶を使った「紅茶風呂」がおすすめです。
やさしい香りに包まれながら湯船に浸かれば、いつものお風呂が少し特別な癒やしの時間へ変わることでしょう。特別な準備はほとんどいらず、自宅で気軽に楽しめます。
今回は、紅茶風呂の効果や楽しみ方についてご紹介します。

手軽にリフレッシュできる「紅茶風呂」の魅力

紅茶風呂とは、紅茶の茶葉やティーバッグを使い、香りや色合いを楽しみながら入浴する方法です。自宅にある紅茶で気軽に試すことができます。

最大の魅力は、やはり豊かな香りにあります。湯気とともに立ちのぼる紅茶のやさしい香りは、気分を落ち着かせ、心までほぐれるような感覚を与えてくれます。
見た目の楽しさも紅茶風呂ならではの魅力です。お湯がほんのり琥珀色に色づくと、普段のお風呂とは少し違う印象になり、気分転換にもつながります。特別な入浴剤を使わなくても、自然な彩りを楽しめる点はうれしいところです。

ティーバッグ数個あれば思い立った日にすぐ取り入れられるため、毎日の入浴を少し変えてみたい方、手軽なリフレッシュ方法を探している方におすすめの入浴法です。

紅茶風呂の効果について

美容効果

まず注目したいのが、美容面への効果です。紅茶にはポリフェノールなどの成分が含まれており、健やかな肌づくりに役立ちます。
また、ビタミンCやビタミンEも含まれており、肌をしっとりと保ってくれます。
さらに、湯船につかって身体が温まると血行が促され、肌のめぐりにも良い影響が期待でき、特に乾燥しやすい季節には入浴後の保湿ケアと組み合わせるとより充実した時間になるでしょう。

リラックス効果

リラックス効果も大きな魅力です。紅茶のやさしく落ち着いた香りが浴室に広がると、自然と気持ちがゆるみやすくなります。
さらに、アールグレイなどの香りがついた紅茶を使ったお風呂はストレス解消や安眠効果が期待できます。
忙しい一日の終わりに取り入れれば、頭の中を切り替えるきっかけにもなり、照明を少し落としたり、静かな音楽を流したりすれば、より穏やかな時間を楽しめるでしょう。

髪や頭皮のケア

髪や頭皮のケアにも嬉しい効果があるといわれています。紅茶にはタンニンという成分が含まれており、ダメージを受けた部分を補修するのに役立つのです。また、髪の栄養に欠かせないシステイン、メチオニンといった成分が豊富に含まれています。
入浴後にトリートメントやヘアオイルを使えば、さらに効果が高まるでしょう。

消臭効果

紅茶に含まれるタンニンには、ニオイ対策成分として注目される性質があります。特に汗をかいた日や気温の高い季節に取り入れるのがおすすめです。

紅茶風呂の作り方

ここでは、紅茶風呂を作る基本的な手順について解説します。

まず用意するものは、ティーバッグ2〜4個ほど、または茶葉大さじ2〜3杯ほどです。茶葉を使う場合は、お茶パックやガーゼに入れておくと後片付けが楽になります。紅茶の種類は好みで構いませんが、初回は香りにクセの少ないスタンダードな紅茶がおすすめです。
浴槽にお湯をはり、準備した紅茶をお湯にまずは5~10分ほど浸しておきましょう。

お湯の温度は38〜40度ほどのぬるめが向いています。熱すぎる温度よりも、ゆったり浸かれる温度のほうが紅茶の香りも感じやすく、落ち着いた時間を過ごせます。入浴時間は10〜15分ほどを目安にすると無理なく楽しめるでしょう。

なお入浴後は茶葉やティーバッグを取り出し、浴槽を軽く洗い流しておきましょう。色残りや香り残りを防ぎやすく、次の入浴でも気持ちよく使えます。

紅茶風呂の注意点

紅茶風呂は自宅で気軽に楽しめる入浴法ですが、安心して続けるためにはいくつか注意点があります。

肌への刺激

アレルギーや肌への刺激に注意してください。敏感肌の方やかゆみが出た経験がある方は、最初から濃い紅茶風呂にするのではなく、ごく薄めから試すと安心です。入浴中に赤み、かゆみ、刺激感などが出た場合はすぐに使用をやめ、身体を洗い流してください。

長時間の入浴

長時間の入浴は避けましょう。香りが心地よいとつい長く浸かりたくなりますが、入りすぎると身体へ負担がかかります。のぼせや疲労感、水分不足につながる場合もあるため、10〜15分ほどを目安に無理なく楽しむのがおすすめです。
入浴前後の水分補給も忘れずに行いましょう。汗をかくと体内の水分は失われます。

紅茶風呂で入浴時間をさらに豊かに!

紅茶風呂は、普段のバスタイムに手軽な変化を加えられる楽しみ方です。お気に入りの香りを選び、その日の気分に合わせて取り入れれば、入浴時間がさらに豊かなものになるでしょう。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

2026-03-27

お風呂でメガネをかけるのは避けるべき? リスクや安全に使用するポイント

お風呂は一日の疲れを癒やす大切な時間ですが、視力が低い方にとっては浴室内の移動が不安に感じられる場面が多くあります。そのため、入浴中もメガネを使いたいと考える方は少なくありません。
しかし、浴室は高温多湿で一般的なメガネはダメージを受けやすい環境になります。視界を確保したい気持ちと、メガネを守りたい思いのどちらも大切にするためには、リスクを理解したうえで上手に付き合う工夫が必要です。
今回は、お風呂でメガネを使用する際に生じるリスクや、安全のために役立つポイントについてご紹介します。

お風呂でメガネを使用する主なリスクとは?

レンズは熱に弱い

メガネレンズはプラスチック素材が主流で、表面には反射防止や傷防止など複数のコーティングが重ねられています。これらの層は高温に弱く、徐々に劣化が進んでしまうのです。
レンズ表面が白く曇ったように見える、細かな斑点が浮かぶといった不具合につながる場合があり、コーティングが傷んだレンズは視界が不自然に感じられるため、日常での見え方にも悪影響が出ます。

ケガや火傷につながる

メガネは素材によって熱の伝わり方が大きく変わります。特に金属パーツは熱を吸収しやすく、火傷につながる危険があります。
さらに、レンズが曇った状態で浴室内を歩くと、足元の段差などを見誤って転倒するリスクが高まります。特に温泉や大浴場に入る場合は、人との接触事故にもつながるため注意しなければなりません。

金属パーツが錆びてしまう

メガネは小さなネジや蝶番などに金属パーツが使われています。浴室の湿気や水分が繰り返し付着すると、これらのパーツが錆びてしまうおそれがあります。
錆が進行すると開閉が固まる、レンズが外れやすくなる、フレームが折れやすくなるといったトラブルにつながるため注意が必要です。

コンタクトレンズ使用による感染リスクも

実は入浴中のコンタクト使用もリスクがあります。浴室には雑菌が増えやすく、裸眼に比べて目の外へ洗い流す自浄作用も弱まるため、目に侵入した場合、感染症を引き起こす原因になります。

メガネをかけた方が安全な場合も

視力が低い方にとって、浴室内を見えにくい状態で歩くことは大きな危険につながります。そのため、お風呂でのメガネ使用にはリスクがあるものの、状況によっては着用したほうが安全に行動できます。

特に旅先の大浴場や温泉施設など、初めて訪れる場所では動線が分かりにくく、段差や滑りやすい床が多いため、視界がぼやけた状態では転倒の危険が増えます。人の出入りが多い施設では、他の利用者と接触する可能性も高まり、周囲の状況を把握するために視界の確保が欠かせません。

ただし、浴槽に入る段階ではメガネを外してダメージを防ぐ配慮が必要です。移動時だけ使用し、外す際はタオルで包む、湿気の少ない場所に置くといった工夫をするとよいでしょう。

お風呂でメガネを使いたい時のポイント

お風呂用メガネを使う

現在は入浴時の使用を前提にした専用のメガネが販売されており、一般的なメガネより熱や湿気に強い素材で作られています。レンズのコーティングも劣化しにくい仕様が多く、曇りを抑える加工が施されているモデルも存在します。
価格が比較的手頃な商品が多い点も魅力で、普段使いのメガネを守るためのサブアイテムとして取り入れるとよいでしょう。

予備のメガネを使う

古いメガネを浴室専用として活用するのもおすすめです。多少度数が合わなくても、浴室内の移動や段差の確認には十分役立ちます。
熱による変形や錆のリスクは避けられないため、あくまで消耗品として使うようにしましょう。入浴後は軽く水で流し、柔らかい布で丁寧に拭いて保管すると長持ちさせることができます。

メガネを守りながら快適な入浴時間を

お風呂でのメガネの使用は様々なリスクがありますが、視界がない状態では危険になる場面もあります。
少し気を配るだけでメガネへのダメージを抑えられるので、今回ご紹介したポイントをぜひ参考にして、快適な入浴時間を過ごしましょう。

Category

給湯器・お風呂に関するおすすめ記事

知る・学ぶ

今まで知らなかった給湯器にやお風呂に関する豆知識やタメになる情報をご紹介しています。

健康・生活

給湯器とお風呂の使い方で、健康や生活に役に立つ情報をご紹介しています。

ECO・節約

お得に給湯器やお風呂を使う方法や、エコになる情報をご紹介しています。

TOP