からだを洗う場所ということもあり汚れやすい上、常に濡れていて湿度が高く、水垢やカビなどが発生しやすいお風呂。なるべくきれいな状態に保っておきたいものですが、毎日こまめに掃除をするのは大変ですよね。
そこで、日々のお掃除やお手入れの負担を減らすためにオススメなのが、便利なお風呂掃除グッズです。
今回は、日頃の家事負担を軽減してくれる掃除グッズをご紹介します。
お風呂掃除に便利なグッズを選ぶポイント
お風呂掃除をするには、スポンジやブラシ、洗剤などのアイテムが必要になります。
これらの基本のアイテムも、選び方を知っていると使いやすいもの・高い洗浄効果が期待できるものをチョイスできて掃除がさらに楽になるはず。
まずはどんなポイントに注目して選べばいいかを見ていきましょう。
スポンジ
スポンジにはさまざまな種類があるため、用途に合わせて適したものを選ぶだけで掃除の負担がぐっと軽減されます。
毎日の簡単な掃除でさっと軽い汚れを落とす際にはやわらかいスポンジ、しっかりお掃除したいときには研磨剤入りのスポンジやしっかり磨ける柄付きのスポンジがオススメです。
掃除用ブラシ
凹凸のある箇所や汚れが頑固なときに役立つのがお風呂掃除用のブラシです。
こちらもスポンジと同様に用途によって使い分けるとお掃除の効率がぐっと上がります!
持ち手の短いハンディタイプと立ったまま使える長柄タイプに分かれる他、電動でブラシが動いて汚れを落としてくれるもの、水だけで汚れを落とせるものなどさまざまなタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットも異なるので、用途に合うものを選ぶようにしましょう。
洗剤
お風呂掃除には欠かせない洗剤。
効率よく汚れを落とすのであれば、汚れの反対の性質を持つ洗剤がオススメです。
つまり、酸性の汚れにはアルカリ性、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤が効果的ということです。
毎日の簡単なお掃除には、どちらの種類の汚れにもある程度の効果が期待できる中性洗剤がよいでしょう。
オススメのお風呂掃除グッズ
スポンジやブラシ、洗剤といった基本のアイテムの他にも、お風呂掃除を楽にしてくれるアイテムはたくさんあります。
今回はその中でも簡単に使えるものをピックアップしてご紹介します!
水切りワイパー
窓を掃除する際によく使われる水切りワイパー。
スクイジーとも呼ばれる水切りワイパーは、お風呂では鏡を掃除するのにぴったりなアイテムです。
鏡につきやすい汚れは水垢です。
きれいに洗い流していても、水滴がついた状態からそのまま乾燥させるだけで白いうろこ状の水垢汚れの原因となってしまうのです。
この水垢汚れを防ぐためには、掃除の最後やお風呂を使った後など、鏡についている水分をしっかり拭き取ることが大切です。
毎日の入浴後に水切りワイパーを使って水分を落としておくと水垢の予防につながり、お掃除も楽になります!
お風呂のふた用のブラシ
お風呂のふたも、汚れが溜まりやすいもののひとつです。
普通のスポンジで洗ってもいいのですが、溝のあるタイプのふただときれいに洗い上げるのも大変ですよね。
そこでオススメなのが、お風呂のふたを掃除するのに特化したタイプのブラシです。
ブラシの毛が風呂ふたの溝を洗うのに適した形になっているので、スポンジでこすっただけでは落としきれない箇所の汚れもしっかりかき出してくれます。
作業が簡単になるだけでなく、お風呂掃除の大幅な時間短縮にもつながるアイテムです。
天井用のブラシ
目の高さより下の箇所の汚れには気が付きやすいですが、その反対に案外見落としがちなのが天井の汚れです。
湿気がこもる浴室の天井は、実はカビが発生しやすい場所のひとつでもあります。
天井まで届くタイプのブラシがあれば、天井の掃除も簡単です!
防カビ剤
カビが発生するのを予防してくれる防カビ剤は、定期的に使用するのがオススメです。
お風呂の汚れの中でも特に頑固なものになる黒カビですが、発生する前から予防できていれば日頃のお手入れやお掃除も簡単になります。
くん煙剤タイプのものを使用すれば、手の届きにくい天井や細かな隙間などのカビもしっかり予防できます!
酸素系の漂白剤
黒カビやぬめりなどの頑固な汚れには、酸素系の漂白剤を使ったつけ置き洗いが有効です。
使い方はとても簡単。残り湯が溜まったままの浴槽に規定量の酸素系漂白剤を入れ、洗面器やお風呂の椅子、浴槽のふた、その他汚れの目立つ小物類を入れて数時間放置した後、浮いた汚れを洗い流すだけでオーケーです。
残り湯をそのまま使える経済的なところもうれしいポイントです。
温度は40度から50度のお湯でつけ置きするようにしましょう。
これくらいの温度のお湯でつけ置きすると、もっとも酸素系漂白剤の効果が発揮されるのです。
残り湯がぬるくなってしまっているときには追い焚きするなどして、お湯を温めてから使いましょう。
便利なアイテムを使ってお風呂掃除を簡単に
からだを洗う場所だからこそ、きれいな状態を保っておきたいお風呂場。
汚れが溜まりやすい分お掃除の大変さに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
お風呂掃除が苦手な方、大変だからこそつい後回しにしてしまうという方は、ぜひ今回ご紹介したアイテムを活用してみてください!

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寒暖差に要注意! お風呂の暖房器具の必要性と選ぶポイント
脱衣所と浴室の温度差が大きく、お風呂に入るたび「寒い」と感じることはありませんか?
冬場だけに限らず、春先や秋にも感じやすいこの寒さは、体感的な不快だけではなく命に関わる危険を含んでいます。
そこで今回は、お風呂の暖房器具の必要性や種類について解説します。
お風呂に暖房器具が必要な理由
浴室に暖房器具を取り入れるというのは、快適性の向上ではなく、安全性を高めるうえでも重要です。
日本の住宅は、欧米に比べて断熱性能が劣る傾向にあり、特に築年数の古い家や木造住宅では、冬の浴室は10度を下回ることも珍しくありません。
そのような環境では、暖かい部屋から急に冷え切った浴室へ移動するだけで、血圧が急激に変動し、最悪の場合は失神や心筋梗塞を引き起こす例が報告されています。
これは「ヒートショック」と呼ばれる現象で、特に高齢者、子ども、持病を抱えている方には、冬場や寒暖差の大きい春先に対策が求められます。
このような背景もあり、浴室暖房という設備の必要性に注目が集まっているのです。
浴室暖房器具の種類とそれぞれの特徴について
電気式ヒーター
電気式のヒーターは、設置の自由度が高く、比較的手頃な価格で購入できます。
壁に設置するコンパクトなタイプから、床に置けるスタンド型まで種類が豊富で、賃貸住宅でも導入しやすいのが特徴です。
初期費用が安い反面、部屋全体を暖めるにはやや時間がかかる傾向があるため、短時間の利用や狭い浴室に向いています。
コンセントに差し込むだけで使えるタイプも多く、電気工事が不要な点も人気の理由です。
ガス式暖房
ガスを使うタイプは、立ち上がりが早く、広い浴室でも短時間で室温を上げられます。
都市ガスまたはLPガスのどちらにも対応している製品があり、ランニングコストも比較的安定していますが、設置にはガス管の接続や換気設備が必要なため、工事費がかさむ傾向があります。
新築やリフォーム時に導入するケースが多く、既存住宅への後付けはややハードルが高めです。
浴室乾燥暖房機
天井に設置する「浴室乾燥暖房機」は、暖房だけでなく衣類乾燥や換気、涼風機能など多機能を備えており、近年特に人気が高まっています。
衣類乾燥モードを使えば、梅雨時期や冬でも浴室内で洗濯物を干せるため、部屋干し臭を抑えながら効率的に乾かせます。
浴室全体をまんべんなく暖める力があり、湯冷め防止にも役立ちますが、電気代はやや高めです。
パネルヒーター、遠赤外線ヒーター
パネルヒーターは、壁に直接取り付けるタイプが主流です。設置後も邪魔になりにくいのがメリットで、見た目もすっきりしており、インテリア性を重視する方にも支持されています。
輻射熱でじんわりと暖まる仕組みのため、急激に温度を上げるのには不向きですが、冷え性の方には心地よい暖かさを提供してくれます。
一方、遠赤外線ヒーターは体の芯から暖めるような効果があり、電源を入れてすぐに暖かさを感じられる即効性が魅力です。
直接体に当てる形で使うタイプが多いため、部分的に寒さが気になる場所にピンポイントで使用するのに向いています。
浴室暖房器具を選ぶときのポイント
浴室暖房は種類が多く、価格帯も幅広いため迷ってしまいがちですが、いくつかのポイントを押さえておけば、自宅に合った暖房器具を見つけやすくなります。
まずは、どのくらいの頻度で使用するのかを明確にし、毎日使うなら電気代やランニングコストのバランスが良いものを選びましょう。
たまに使う程度であれば、初期費用を抑えた電気ヒータータイプが向いています。
天井に設置する乾燥暖房機はある程度の高さが必要なので、浴室の広さや天井の高さに合っているかが大切なポイントです。
パネルヒーターや遠赤外線ヒーターの場合は、設置スペースを確保する必要がありますが、狭い浴室では壁掛け型のコンパクトな機種や、床に置けるスタンド型が無理なく設置できます。
また、浴室の外から操作できる防水リモコンが付属していると、事前にスイッチを入れて浴室を暖めておくといった使い方ができます。
特に寒い朝は、起床前にあらかじめ暖房をONにできると、ストレスがぐっと減るでしょう。
浴室暖房器具の導入は快適と安全を両立する手段
お風呂に暖房器具を導入するというのは、寒さをやわらげるだけでなく、健康を守るうえで注目すべき設備のひとつです。
電気式ヒーターやパネルタイプなど、手頃な選択肢も増えているので、費用面で躊躇している方もぜひ比較検討してみて下さい!
春の香りをお風呂で堪能! 4月の季節湯「桜湯」
4月といえば、桜が見頃を迎える季節。お花見を楽しむだけでなく、桜の香りに包まれた「桜湯」を取り入れてみませんか?
桜湯は、桜の花びらや葉をお湯に浮かべて春の訪れを感じる季節湯の一つ。リラックス効果だけでなく、見た目にも華やかで癒し効果抜群です。
今回は、桜湯の魅力や効果などについてご紹介します。いつものお風呂を春一色にして、贅沢なリラックスタイムを味わってみましょう!
桜湯とは?
桜湯とは、桜の花や樹皮、葉を使ったお風呂のことで、春ならではの季節感を楽しむ日本の伝統的な入浴スタイルの一つです。桜が満開を迎える4月に、春の訪れを感じながらリラックスできる季節湯として親しまれています。桜の花びらをお湯に浮かべることで、香りや視覚的な癒しを楽しむことができ、春の風情を存分に味わえます。
季節湯は、四季折々の自然の恵みを取り入れた日本独自の文化で、桜湯はその中でも特に人気があります。桜は日本の象徴的な花であり、古くから愛されてきました。そのため、桜湯には「新しい始まりを祝う」「春の喜びを分かち合う」といった文化的な意味合いも込められています。
桜湯は、自宅で簡単に楽しむことができます。桜の香り入浴剤などのアイテムを使うことで、気軽にその風情を味わうことが可能です。また、温泉施設や銭湯では、桜湯イベントが開催されることもあり、大きな湯船で贅沢な時間を過ごすことができます。
桜湯の効果・効能
ここでは、桜湯の魅力的な効果・効能について詳しく見ていきましょう。
リラックス効果
桜には、穏やかな香り成分が含まれており、嗅覚を通じてリラックス作用をもたらします。特にストレスがたまりやすい新年度の4月には、桜湯に浸かることで心がほぐれ、穏やかな気持ちになれるでしょう。お風呂で深呼吸しながら桜の香りを楽しむことで、より一層の癒しを実感できます。
血行促進と疲労回復
お湯の温熱効果と桜の成分が合わさることで、血行が良くなり、冷え性や肩こりの改善、体の疲れを和らげる効果が期待できます。忙しい日々を送る方にとって、桜湯は疲れた体を癒す絶好の時間になるでしょう。
季節感による心理的効果
桜湯の最大の魅力は、春の季節感をお風呂で楽しめる点です。湯船に浮かぶ桜の花びらを見るだけで、春らしい気分が高まり、日常から離れたリフレッシュ効果を得られます。
桜湯の楽しみ方
春の訪れを感じながら癒しのひとときを過ごすために、桜湯を楽しむポイントをご紹介します。
自宅での桜湯の楽しみ方
自宅で桜湯を楽しむには、桜の花びらや樹皮、葉を使った方法がありますが、桜をテーマにした入浴剤を用意するのが手軽でおすすめです。
市販の桜風呂用入浴剤を使えば、香りや色を手軽に楽しむことができます。お湯がほんのりピンク色に染まるものもあり、見た目でも癒されること間違いなしです。
雰囲気を楽しむ工夫
桜湯をさらに楽しむには、お風呂場の雰囲気づくりもポイントです。
・照明を調整:少し暗くしてキャンドルを灯すと、リラックス感がアップします。
・音楽をプラス:春らしい和風の音楽や自然音のBGMを流すことで、五感をフルに癒すことができます。
・ドリンクやスイーツ:入浴後に桜餅やお茶を楽しむことで、桜湯の余韻を長く味わえます。
温泉や銭湯で特別感を味わう
温泉や銭湯では、大きな湯船で桜湯を楽しむことができます。
桜が満開になる時期に合わせたイベントが多いので、事前に調べて訪れてみてはいかがでしょうか?特に露天風呂での桜湯は、風にそよぐ桜とともに春の贅沢な時間を過ごせます。
桜湯の注意点と心掛け
桜湯を安全で快適に楽しむためには、いくつかの注意点と心掛けがあります。自然素材を使うことも多い桜湯ならではのポイントを押さえて、よりリラックスできる入浴時間を過ごしましょう。
アレルギーや肌トラブルに注意
桜の花や樹皮、葉を使用する場合、含まれる成分にアレルギー反応を示す方もいます。特に敏感肌やアレルギー体質の方は、桜湯を試す前にパッチテストを行うか、少量から始めるのがおすすめです。
浮かべる素材の取り扱い
桜をお湯に浮かべる際は、事前に軽く水で洗い、汚れやホコリを取り除いておきましょう。
また、花びらが風呂の排水口を詰まらせる可能性があるので、使用後はこまめに掃除することを心掛けてください。
適切な入浴時間と温度
桜湯を楽しむ際の入浴時間は20〜30分程度が目安です。それ以上の長湯は、体に負担をかけたりのぼせの原因になることがあります。また、お湯の温度は38〜40度のぬるめに設定すると、桜の香りをじっくりと楽しみながらリラックスできます。
使用後のお手入れ
桜湯を楽しんだあとは、すぐに排水しお風呂の掃除を忘れずに行いましょう。自然素材を使用した場合、細菌や微生物が繁殖しやすく、お湯に残った花びらや葉をそのまま放置するとカビや悪臭の原因になります。
お風呂の「追い焚き」や「保温」は控えて、清潔に保つことで、次回も気持ちよく入浴を楽しむことができます。
桜素材の入手に注意
桜の花びらや樹皮、葉を採取する場合は、公共の公園などから無断で取らないようにしましょう。必要に応じて、販売されている桜素材を利用すると、手軽でマナーを守った楽しみ方ができます。
桜湯で春の特別なひとときを
桜湯は、春ならではの特別な入浴法で、季節感を全身で楽しむことができます。リラックス効果もあり、日々の疲れを癒すのにぴったりです。
今年の春は、ぜひ桜湯で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?桜の香りとともに、心も体も満たされる時間をお楽しみください!