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シャワータイムをもっと快適に! シャワーヘッドの種類や選び方
日々のバスタイムをより快適にするためには、自身に合った「シャワーヘッド」選びも大切です。
シャワーヘッドには様々な種類と機能があり、選び方によってシャワータイムの質が大きく変わります。
そこで今回は、シャワーヘッドの基本的な種類から選び方のポイント、取り付け方やメンテナンス方法を解説します。
シャワーヘッドの基本的な種類
シャワーヘッドには大きく分けて「ハンドシャワーヘッド」と「固定シャワーヘッド」の2種類があります。
ハンドシャワーヘッドは、手に持って使うタイプのシャワーヘッドで、シャワーホースに取り付けられています。
シャワーヘッドを手で持ちながら体の隅々まで洗えたり、浴槽の掃除にも使えたりするため、多くの家庭で利用されているものです。
一方、固定シャワーヘッドは、壁や天井に固定されたタイプのシャワーヘッドで、ハンズフリーで使えるので、両手が自由になるのがメリットです。
シャンプーやボディソープを使う際に両手を使ってしっかり洗いたい場合にはとても便利ですが、完全に固定されているため、シャワーの向きを変えることが難しく、体全体にまんべんなく水をかけるのに少し不便を感じるかも知れません。
また最近では、「ミストタイプ」や「マッサージタイプ」といった水流を持つシャワーヘッドも人気です。
ミストタイプのシャワーヘッドは、細かい水滴を噴射するタイプで、肌に優しい柔らかな水流が特徴で、肌にかかる負担が少なく、特に敏感肌の人や小さな子どもにはおすすめです。
マッサージタイプのシャワーヘッドは、水圧を強めてマッサージ効果を得られるように設計されています。
水流が強いため、筋肉のコリや疲れた体をほぐしたい時、血行を促進したい時に最適です。
シャワーヘッドの機能と選び方
シャワーヘッドを選ぶ際に重要なポイントの一つが、水圧です。
水圧によってシャワーの使用感が大きく変わるため、好みに合った水圧のシャワーヘッドを選びましょう。
水圧による使用感の違い
高水圧のシャワーヘッドは、強い水流で体をしっかりと洗い流す爽快感があり、頭皮や肌の汚れをしっかりと落とせるため、スッキリとした感覚を得られます。
特に、スポーツ後のシャワーには高水圧のシャワーヘッドが好まれることが多いですね。
低水圧のシャワーヘッドは水流が柔らかく、肌への刺激が少ないため、敏感肌の人や子どもにも優しいと評判です。
水圧が低くても水流のパターンを工夫すれば、しっかりとした洗浄力を得られ、ミストタイプのシャワーヘッドなどは低水圧でも細かい水滴を噴射して肌に心地よい刺激を与えられます。
水圧調整機能があるもの
シャワーヘッドの中には、水圧を調整できる機能が付いているものもあります。
家族全員が使う場合、それぞれの好みに合わせて水圧を調整できるシャワーヘッドを選ぶと、全員が快適にシャワーを浴びられるでしょう。
また水圧調整機能があると季節や体調に合わせて使い分けも可能で、寒い冬には高水圧でしっかりと身体を温め、夏には低水圧でさっぱりと洗い流すといった使い方ができます。
節水効果が高いシャワーヘッドの特徴
節水シャワーヘッドの最大の特徴は、少ない水量でも十分な水圧を保てる点で、水の使用量を大幅に削減できます。
特に毎日使うシャワーの水道代を節約したいという方には、節水シャワーヘッドはおすすめです。
肌への影響を考慮したシャワーヘッド
特に敏感肌の人やアトピー、乾燥肌の方にとっては、シャワーヘッドの選び方が肌の状態に大きく影響します。
敏感肌の人におすすめなのが柔らかな水流のシャワーヘッドで、水流が柔らかいと肌にかかる刺激が少なく、シャワー後の肌の乾燥やかゆみを防げます。
シャワーヘッドの取り付けとメンテナンス
シャワーヘッドの取り付けは、実はとても簡単です、道具はモンキーレンチやプライヤーなどがあれば十分です。
既存のシャワーヘッドを外す際は、水が出ないようにしっかりと締めた状態で作業を行いましょう。
取り付ける際には、新しいシャワーヘッドの接続部にシールテープを巻いて、水漏れを防ぎます。
その後、シャワーホースにしっかりと取り付けるだけで完了です。
定期的にシャワーヘッドを取り外して、酢やクエン酸を使って掃除するなどのメンテナンスを行えば、目詰まりを防ぎ、シャワーヘッドの寿命を延ばせます。
また、浄水機能付きシャワーヘッドの場合は、フィルターの交換時期を守ることも大切です。
自身にぴったりのシャワーヘッドを見つけよう
このように、シャワーヘッドは毎日のバスタイムを快適にするために重要なアイテムです。
水圧や水流の種類、節水機能、肌への影響など、自身に合ったシャワーヘッドを選べば、より充実したバスタイムを楽しめるでしょう。
ぜひ、あなたにぴったりのシャワーヘッドを見つけて、今後も快適なシャワーライフを楽しんで下さいね!
バスタイムをもっと快適に! お風呂の照明選びの基本と実践テクニック
お風呂は一日の疲れを癒やしてリラックスできる場所ですが、この空間をより快適で機能的なものにするためには、照明選びが非常に重要です。
適切な照明はお風呂の雰囲気を大きく変え、使用感や安全性にも影響を与えます。
今回はお風呂の照明選びの基本から、配置例について分かりやすく解説します。
お風呂の照明選びの基本
お風呂の照明選びは、機能性とデザイン性を兼ね備えた快適な空間を作るための重要な要素です。
以下に、お風呂の照明を選ぶ際の基本的なポイントをご紹介します。
明るさの重要性
お風呂では適度な明るさが必要で、特に鏡の前でのメイクやシェービングなど、細かい作業を行う場合には十分な明るさが求められます。
しかし、リラックスタイムには柔らかい照明が望ましいため、用途に応じて明るさを調節できる、調光機能のある照明を選ぶのがおすすめです。
色温度の選び方
照明の色温度は、空間の雰囲気に大きな影響を与えます。
一般的にお風呂では昼白色の照明が適しており、この色温度は自然光に近く、清潔感を感じさせます。
一方、リラックスした雰囲気を求める場合には温白色の照明が最適で、暖かみのある柔らかい空間になるでしょう。
防水性能の確認
お風呂は湿気が多く、水が飛び散る可能性があるため、防水性能の高い照明器具を選びましょう。
照明器具の防水性能は「IPコード」で確認でき、お風呂場では一般的にIP44以上の防水性能が推奨されています。
水しぶきや湿気から照明器具を保護し、安全に使用できます。
お風呂の照明の種類
お風呂で使用される照明は、主に下記の種類です。
天井照明
天井照明は、お風呂全体を均一に照らすための基本的な照明です。
ダウンライトやシーリングライトが一般的に使用され、調光機能付きの天井照明を選ぶとリラックスタイムには柔らかい光、作業時には明るい光を使い分けられます。
ミラーライト
ミラーライトは鏡周りを明るく照らす照明で、顔に影ができにくくなるため、メイクやシェービングがしやすくなります。
壁付けのブラケットライトや鏡に内蔵されたLEDライトが一般的で、左右対称に配置すると均一な明るさを確保できます。
間接照明
間接照明は空間に柔らかい光をもたらし、リラックスした雰囲気を作り出せます。
天井のコーブ照明やバスタブの下に設置するLEDテープライトが効果的です。
間接照明を使えば落ち着いた空間を演出でき、お風呂でのリラックスタイムをより快適に過ごせるでしょう。
フットライト
フットライトは、夜間の視認性を高めるために設置されることが多く、床面に設置すると夜中にお風呂に入る際の安全性が向上します。
柔らかい光のものを選ぶと、リラックスした雰囲気を損なわずに視認性を確保できます。
スポットライト
スポットライトは、特定のエリアを強調するための照明です。
例えば、シャワーエリアやバスタブ周りに設置すると、必要な場所を効果的に照らせます。
調光機能付きのスポットライトを選ぶと、用途に応じて明るさを調節できるため便利です。
照明選びの実践例
照明選びの基本と種類を押さえた上で、具体的な実践例をご紹介します。
小さなお風呂の場合
小さなお風呂では、スペースを有効活用するためにコンパクトな照明選びが重要です。
天井に埋め込むダウンライトや、鏡に内蔵されたLEDライトが適しており、壁面にブラケットライトを追加することで、スペースを圧迫せずに明るさを確保できます。
大きなお風呂の場合
大きなお風呂では、複数の照明を組み合わせると均一な明るさを確保できます。
天井照明に加えて、鏡周りやバスタブ周辺にタスク照明や間接照明を配置すれば、必要な場所を効果的に照らせます。
また、調光機能を利用すると、シーンに合わせた照明を楽しめるでしょう。
モダンなお風呂の場合
モダンなお風呂には、デザイン性の高い照明を取り入れるとスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
例えば、ミニマルなデザインのペンダントライトや、フレームレスのLEDミラーライトが効果的です。
また、スマート照明を導入すると、スマートフォンや音声コントロールで照明を操作できます。
適切な照明で快適な空間を作り出そう
明るさや色温度、防水性能を考慮しながら、天井照明、ミラーライト、間接照明、フットライト、スポットライトなどをバランスよく配置することで、理想的なお風呂空間を実現できます。
ご自身のライフスタイルやお風呂のデザインや広さに合わせて、最適な照明を選んで下さいね!
お風呂の換気扇はつけっぱなしが効果的! その理由を解説
湿気が多い環境であり、換気が欠かせない部屋であるお風呂。
入浴した後に換気扇をつける方は多いと思いますが、実は浴室の使用後だけではなく24時間つけっぱなしにしておくと様々なメリットがあります。
今回は、長時間換気扇をつけておくメリットのほか、電気代についてもご紹介します。
お風呂の換気扇はつけっぱなしがいい理由
お風呂に入った後、全体的に換気されるまでつける……というように、必要なタイミングのみ換気扇を利用するという方は多いかと思います。
ですが実際のところ、より効果的に使用するならお風呂の換気扇は24時間つけっぱなしにしておくのがいいといわれています。
まずは換気扇を24時間稼働させておくと一体どんなメリットがあるのかご紹介します。
カビが発生しにくくなる
湿度・温度の高いお風呂は、カビが発生しやすい環境が整っています。
使用後に換気するだけでもある程度は湿気を減らせますが、24時間つけっぱなしにしておくとお風呂場の湿度が高い空気をどんどん外に出すことができ、より効果的に湿度を下げてカビが発生しにくい状況がつくれます。
嫌なにおいがこもるのを防ぐ
お風呂の排水口から嫌なにおいがすることがあります。
排水口に髪の毛や垢、カビなどの汚れがたまっている、なんらかの理由で下水のにおいが上がってきているなど、原因は様々ですが、浴室内の換気をしっかりすることで嫌なにおいがお風呂にこもるのを防げます。
嫌なにおいの原因を元から断つのも大切ですが、すでに発生したにおいに対処するにはお風呂の換気扇を回しておくのが効果的です。
お風呂の湿気が家全体に回るのを防ぐ
お風呂場をしっかり換気すると、家全体の湿気を防ぐことにもつながります。
お風呂場は住宅のなかでも特に湿気が多い場所ですが、ここの湿気を放置していると家全体の木材に湿気が吸われてしまう可能性があります。
木材は湿気を含むと腐りやすくなるだけでなく、シロアリなどの害虫が発生しやすくなるリスクも出てきます。
換気扇をつけっぱなしにすると電気代はどれくらい変わる?
お風呂場の換気扇は24時間つけっぱなしにしておくのが効果的であり、様々なメリットがあるとわかっていても、やはり気になるのは電気代がどれくらいかかるのかというところです。
換気扇のメーカーや型によっても消費する電力量は変わりますが、1時間に消費する電力はおよそ7Wから13Wほど。
1時間あたりの消費電力を13Wと仮定し、30日間ずっと24時間つけっぱなしにしてみたとすると、以下のような式で電気代を算出できます。
13W(0.013kW)×24時間×30日×31円(1kWhあたりの電気料金)=290.16円
つまり、お風呂場の換気扇を1か月の間24時間つけっぱなしにしていても、かかる電気代は300円程度ということになります。
より消費電力量の少ない換気扇であればさらに電気代は安くなります。
光熱費が値上がりしている現状であっても、この程度の金額であれば家計にもさほど影響しないでしょう。
換気扇を常につけたままにしておくメリットの多さとあわせて考えれば、かなりコストパフォーマンスのいい湿気対策といえます。
換気扇をつけるときのコツは?
高額ではないとはいえ、電気代を増やしてまでお風呂場の換気扇をつけっぱなしにしておくのですから、その効果は最大限に享受したいものです。
そこで、お風呂場の換気をより効率的に行うために換気扇の使い方のコツをご紹介します!
お風呂場はしっかり密閉して換気扇を回す
換気するというと、窓や扉を開けて室内に風を通すようなイメージがあります。
リビングなどの換気においては効果的な方法ですが、換気扇を回す場所ではあまりおすすめできません。窓や扉を開けておいても、湿度を減らせるのはその付近のみ。
浴槽のなかや天井付近などにたまっている湿気はなかなか取り除くことができません。
換気扇を回しながら窓や扉を開けておくのも非効率です。
何故なら、窓や扉から入ってきた外の空気が換気扇に吸い込まれてしまい、結局お風呂場のしけった空気がその場に残ってしまうためです。
換気扇の効果を最大限に活かすには、窓も扉も開けず、密室の状態で使用しましょう。
全体の空気が効率よく循環し、換気扇の効果を最大限に発揮できます。
換気扇を定期的に掃除する
換気扇にもカビやほこりなどの汚れがたまります。
この汚れを放置していると、換気扇から汚れが落ちてきて不衛生なだけではなく換気機能も下がってしまいます。
換気扇が効率的に動かないと電気代も高くなり、換気が上手くできない上にコストは高くなるという悪循環に。
換気扇は定期的に掃除して、清潔な状態を保つのが大切です。掃除する際には、パーツごとに分解できるかどうか、取扱説明書を確認しながら作業するようにしましょう。
お風呂の換気扇はつけっぱなしがおすすめ!
お風呂の換気扇はつけっぱなしにしておくのがおすすめな理由やメリット、換気扇を効果的に活用するためのコツなどをご紹介しました。
電気代は少々かかってしまいますが、それ以上に換気扇をつけっぱなしにするメリットは大きいといえます。
清潔なお風呂でバスタイムを楽しむためにも、お風呂の換気扇はぜひ長時間つけておくことをおすすめします。
清潔感をキープ! お風呂の掃除をもっと楽にするアイディア
お風呂掃除は、家の掃除のなかでも特に面倒なことのひとつ。
思い立ったときにさっと掃除できるほかの部屋と違い、濡れることも覚悟して思いきらなければ掃除に取り組めないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、面倒くさがりな人でも無理なくきれいな状態にお風呂をキープするコツについてご紹介します。
無理のない範囲の掃除を続けることできれいをキープ
お風呂の掃除をなるべく楽に済ませるには、簡単な掃除やお手入れを継続することが重要です。
毎日家族みんなが使うお風呂は、もちろん使用のたびに汚れていきます。
だからといって毎日隅々まできれいに掃除するのはハードルが高く、到底続けられそうにありません。
最初から高い目標を持って結局続けられずに掃除が滞るよりも、ごく簡単な掃除をできるだけ定期的に続けていく方が、結果としてお風呂場がきれいな状態を保ちやすくなります。
毎日掃除するのは浴槽のみと決めて、壁や床、排水口などの掃除は週に1回、バスチェアや洗面器、お風呂のフタをはじめとする小物類の掃除は月に1回と、少なめの頻度で続けるようにすれば、忙しい日々のなかでも無理なく継続することができます。
お掃除の方法もできるだけ簡単なものを選ぶのがベター。
放置や漬け置きしたあとに洗い流すだけできれいにできる浴室用洗剤やカビ取りハイターなどを駆使し、可能な限り手間を減らすのがおすすめです。
一度の掃除では完璧にきれいな状態に戻らなくても、最初に決めた頻度を守ってコツコツ掃除を続ければ次第にきれいな状態に戻っていきます。
汚れが目立つようになってからまとめて掃除したり、年末の大掃除のときだけ頑張ったりするよりもずっと楽になるはず。
お風呂掃除の面倒さに悩む方にはぜひ試してもらいたい方法です。
お風呂グッズは浮かせて収納することで掃除が楽に
ボディソープやシャンプーのボトルをはじめ、バスルームにはさまざまな小物類を置いている方が多いです。
こうした小物類も、置き方によっては汚れがたまる原因に。
水気の多いお風呂場では接地面が濡れた状態が続くので、水垢やぬめり、カビなどが発生しやすいのです。
ボトルの汚れたシャンプーやボディソープを使うのはなんとも嫌なものですが、だからといっていくつもあるボトルをいちいち持ち上げ、きれいに洗い、また定位置に戻す……掃除のたびにこの作業をこなすのはとても面倒なもの。
床や棚にそのまま置いているとぬめり汚れが目立つ小物類ですが、浮かせる収納を意識することで汚れがたまりにくくなり、日頃のお掃除にかかる手間もぐっと減らせて楽になります。
ボトル類はまとめて浮かせる
シャンプーやコンディショナー、ボディソープなど、ボトル類をどう収納するかはお風呂掃除を楽にする上で大切なポイントのひとつです。
大事なのは、ボトルの底の接地面をなるべく少なくすること。
接地する面積が少なければぬめり汚れやカビがつきにくく、きれいな状態を保ちやすいです。
壁にマグネットで取りつけられるタイプのラックのほか、浴室にものをかけられるバーがあるご家庭では吊り下げタイプのラックもおすすめ。
ステンレス製のものを選ぶと湿度の高いお風呂場でもさびにくいです。
軽いものはマグネット式のフックで吊るす
中身が入っているとそれなりに重たくなってしまうボトル類と比べるともっと軽いアイテムは、マグネット式のフックで吊るすのがお手軽。
大きなラックと違って場所も取らずにコンパクトです。
フックをいくつも壁に貼りつけて並べるのに抵抗がある方には、マグネットで取りつけるタオルバーを使うのもおすすめ。
シンプルで小さめのタオルバーなら、壁に複数取りつけても圧迫感もなく、かさばって邪魔になることもありません。
フックやホルダーをひっかけ、まとめて吊るしておくとどこに何があるかもわかりやすいですし、水切れもよく清潔な状態をキープできます。
もちろん本来の用途としてタオルもかけておけますので、ボディタオルをかけておいたり、浴室乾燥の際に洗濯物をかけたりするバーとしても活躍してくれます。
浴室用の商品を選ぶと接地面の色移りなどのトラブルも防げておすすめです。
浴室でも使えるシールタイプのホルダーもおすすめ
浴室の壁にはたいていマグネットがくっつきますが、マグネットでラックやホルダーを取りつけられないときには、浴室や水回りでも使えるシールタイプのホルダーがおすすめです。
なかでも、一度貼り付けたあともていねいに剥がせば繰り返し使えるタイプのものがぴったり。
小物類の収納は、使いやすい配置であることも大切です。
見栄えを意識して置く場所・吊るす場所を決めがちですが、手が届かず使いにくい状態では意味がありません。
貼ってはがせるタイプのホルダーなら、取りつけたあとに場所を微調整したいときにも安心です。
収納していたアイテムを使いきるとホルダーも空いてしまいますが、繰り返し貼ってはがして使えるものなら無駄なホルダーは取り外してしまっておけます。
日々の小さな工夫がお掃除を楽にしてくれる!
お風呂掃除は、長い間汚れをためこんだあとまとめて片付けようとするととても面倒なもの。
覚悟を決めて汚れたバスルームを掃除するよりも、日頃の簡単なお手入れを継続したり、収納を工夫したりすることで掃除の負担を減らすというアプローチがおすすめです。
お風呂場の掃除に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
バスタイムでもっと癒される! おすすめバスキャンドルの選び方
毎日のバスタイムは、のんびりとリラックスして心も体も癒すための大切な時間です。
バスタイムの癒し効果をさらに高めてくれるアイテムとしておすすめなのが「バスキャンドル」。
ほのかに揺れるキャンドルの明かりは、せわしない日々で知らず知らずのうちに緊張していた心身を優しく癒してくれます。
今回はバスキャンドルの癒し効果について、そしてバスキャンドルを選ぶポイントについてご紹介します!
バスキャンドルの癒し効果
もともと、癒し効果のあるアイテムとして人気のキャンドル。
キャンドルに灯された火はゆらゆらと揺れているのが特徴ですが、この揺れは、実は「1/fゆらぎ」と呼ばれる動き方です。
1/fゆらぎの動きは、単調すぎず大きすぎずちょうどいいバランスで、見ている人に安心感を与えるとされています。
つまり、ろうそくの明かりを眺めているだけで一定のリラックス効果があるというわけです。
ろうそくの火の1/fゆらぎにリラックス効果のある良い香りのアロマなどを組み合わせたキャンドルは定番の癒しアイテムですが、このキャンドルをお風呂でも使えるよう工夫したものを「バスキャンドル」といいます。
心地よい温度のお湯に浸かりながらバスキャンドルの明かりを眺めれば、より癒されるはず!
癒しの相乗効果を生むバスキャンドルは、いつものバスタイムをさらにぜいたくなひとときへと変えてくれます。
お風呂でキャンドルを使う際の注意点
お風呂でキャンドルを使う際には、いくつか注意しておきたい点があります。
バスキャンドルを使う
キャンドルがお風呂でも使えるものかどうか、ちゃんと確かめるようにしましょう。
中には器の形状や材質など、水気の多いお風呂向きではないものもあります。
うっかりお湯の中に落としたりしないよう、安定性と耐熱性のあるグラスやお皿を用いて使うのがおすすめです。
「バスキャンドル」として販売されているものはお風呂での使用を想定されている商品ですので、安心して使うことができます。
燃えやすいものから遠ざける
湿気の多いお風呂であっても、燃えやすいものが近くにあると引火の恐れがあります。
タオル類やシャワーカーテンなど、燃えやすい素材のものから遠ざけて使用しましょう。
髪の長い方は知らないうちに髪が火に近づきすぎてしまうことのないよう特に注意が必要です。
換気扇の近くなど、風の強い場所には置かない
強い風に吹かれると、火の勢いが強くなりすぎることがあります。
火事の原因となる恐れがあるので、換気扇の近くなど強い風の吹く場所へ置くのは避けましょう。
複数個使う際は換気が必要
お風呂は基本的に気密性の高い空間です。
小さなキャンドルひとつを短い時間使用するくらいなら大丈夫ですが、複数のキャンドルを一度に使うような場合にはしっかり換気しながら入浴しましょう。
バスキャンドルを選ぶポイント
バスキャンドルにはさまざまな種類があります。ここでは、選ぶ際のポイントをまとめてご紹介します!
ろうそくタイプかLEDタイプか
灯した火のゆらぎが癒しを与えてくれるキャンドルですが、先ほどご紹介した通り、本物の火の取り扱いには注意も必要です。
キャンドルの扱いに慣れている方、自然な温かみを楽しみたい方にはろうそくタイプのキャンドルがおすすめですが、より気軽に使ってみたい方やキャンドル初心者の方にはLEDタイプのものがおすすめ。
火傷や引火といったトラブルとは無縁な上、本物の火に近いゆらぎを再現した商品もあり、手軽にキャンドルの癒し効果を体感できます。
小さなお子様と入浴する際にもぴったりです。
設置の仕方
バスキャンドルには、バスタブの縁や窓際などの空きスペースに置いて使用するもの、そして湯船に浮かべて使用するものがあります。
空きスペースに置いて使うタイプは取り扱いが楽なのがポイント。
また器の制限も少なく、デザインのバリエーションも豊富で、お風呂だけではなくリビングや寝室等でも使えます。
お湯に浮かべて使うタイプのバスキャンドルは、水面にキャンドルの光が揺らめく光景を眺めて癒やされたいという方におすすめです。
水に光が反射してきらきらと輝く光景は、お風呂ならではのもの。
リラックスタイムにぴったりです。
バスタイムをさらに特別なものにしたい方には、湯船に沈めて使うタイプのキャンドルがおすすめ。
防水加工されている専用のバスキャンドルを湯船に沈めて照明を消せば、まるでホテルやナイトプールのような、ラグジュアリーなライトアップを楽しめます。
アロマの香り
バスキャンドルの中には、香りを楽しむものもたくさんあります。
好みのアロマのキャンドルを選べば、より一層深くリラックスできるはず。
気分をリフレッシュしてすっきりしたいときにはシトラス系のさわやかな香り、とにかくゆったりとリラックスして心身を休めたいときには優しいフローラル系の香りがおすすめです。
特別な日のバスタイムには、エキゾチックな南国系の香りがぴったり!
スパイシーな甘めの香りのキャンドルを選べば、リゾートの高級スパのような気分を味わえます。
シーン別に、いくつかお気に入りを揃えておくのも楽しそうです。
バスキャンドルでお風呂をさらにリラックスできる空間へ!
忙しい日々の疲れを癒し、ほっと一息つく時間でもあるバスタイム。
バスキャンドルを取り入れて、さらに上質な癒しの時間を楽しみましょう!
今日から試せる! バスルームの整理整頓術
バスルームには、ボディソープやシャンプー、トリートメント、洗顔フォーム……その他にも様々なケアに使う美容アイテムや手桶、バスチェアなど、色々なアイテムを用意しておかなければいけません。
用途のシンプルさとは裏腹に物が増えやすいバスルームですが、その一方で収納スペースは限られています。
今回は十分な収納スペースが取れないにもかかわらず物が増えやすいバスルームを、きれいに整理整頓するためのコツについてご紹介します!
収納スペースのつくり方
バスルームの収納スペースはあまり多くありません。
家族全員が使う分のアイテムをしまうとなると小さな棚には収まりきらず床などに置くことになってしまい、どうしても乱雑な印象に。
そこで、まずは収納スペースを増やすテクニックをご紹介します。
壁に吊るす収納を活用する
お風呂場の壁の多くは、マグネットがくっつくようになっています。
それを利用してマグネットタイプのフックを取り付け、吊るせるものは吊るして収納するようにすれば床や棚がごちゃつくのを防げます。
洗顔ネットやボディスポンジなどの美容アイテムの他、浴槽を掃除するためのブラシなど掃除用具も吊るしておくことで水切れもよくなり、衛生的にもプラスの効果が期待できます。
一見吊るせない物でも、工夫次第で吊るし収納が可能に
チューブ型の洗顔フォームやソープなど、一見吊るせないアイテムでも工夫次第で吊るし収納が可能になります。
S字フックに取り付けたステンレスピンチでチューブを挟むことで、タオルラックやマグネットフックに吊るせます。
お風呂用の棚を購入するよりもずっと安価に整頓できるのもメリットです。
また、ボトル状の物を吊るすことに特化したフックも販売されているので、棚や床にできるだけ物を置きたくない方はぜひ活用してみましょう。
棚は壁に取り付けるマグネットラックがおすすめ
浴室の床に直接置くタイプの棚も多いですが、床のスペースを使う分バスルームが狭く感じるようになってしまいます。
おすすめなのは、バスルームの壁にマグネットで取り付けて使うマグネットラック。
直接吊るすことができないアイテムはラックにしまうようにすれば、床面積を広く使えます。
フックを安定して引っ掛けられる場所があるカゴとマグネットフックとを組み合わせればラックのような使い方もできますし、S字フックを増やして吊るす箇所を増やすのも簡単です。
細々したアイテムはシャワーラックにまとめて
シャワーにかける「シャワーラック」は、細々としたアイテムを収納するのにおすすめです。
ヘアブラシや歯ブラシなど小さなアイテムは、ボトルなどの大きなサイズのアイテムと一緒にしておくと取り出しにくく、見た目にもあまり整頓されているように見えません。
シャワーラックはシャワーホルダーに取り付けるだけで簡単に設置できるので、壁に吊るしたり棚にしまったりする物とは別に細々としたアイテムをまとめる収納スペースとして用意するとさらにバスルームがすっきりとした印象になります。
床に置くならコーナーに収まる形状のラックを
たっぷりの収納スペースを確保するなら、やはり床に置くタイプの棚やラックを用意する必要があります。
おすすめなのは、バスルームのコーナーに収まる形状のラックを使うこと。
回転式の円柱状のラックなら、バスルームの隅に置けるので窮屈さを感じさせません。
その他の形状でも、収納力だけでなく省スペースかどうかを重視して選ぶのがおすすめです。
容器を揃えると実用性も見た目の美しさもアップ!
ボディソープやシャンプー、トリートメントなどのボトルは、スペースを効率的に使うためにも同じシリーズの容器に詰め替えるのがおすすめです。
既存の物は円形・楕円形のデザインのボトルが多いため、並べて置くとどうしても小さな隙間が生まれてしまいます。
せっかくラックを用意しても、ボトルをきれいに収めることができなければ結局収納スペースを無駄にしてしまうことに。
できれば円形や楕円形のものではなく、四角形でラックにぴったり収納できるような形状のボトルを使うようにしましょう。
また、壁に直接設置できるマグネット付きのディスペンサーもおすすめです。
ラックや床にボトルを置くと底に汚れが溜まってしまい掃除にも手間がかかりますが、壁に設置するディスペンサーならその心配もありません。
インテリアとしても、ホテルライクなバスルームを演出するのに一役買ってくれるおしゃれなアイテムです。
おもちゃは専用の収納アイテムを活用しよう
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お風呂用のおもちゃを揃えていることも多いはず。
お風呂のおもちゃは、専用の袋にまとめて壁に吊るして収納するのがおすすめです。
吸盤が付いているタイプの袋であればどこでも好きな場所に取り付けられるので、お子さんが直接手の届く高さに吊るしてあげることもできます。
すっきり整理整頓されたバスルームで楽しいバスタイムを
毎日の疲れを癒すバスルームは、できるだけ快適で清潔な空間にしたいものです。
きれいに整理整頓されたバスルームなら便利なだけでなく、居心地よくよりリラックスできるバスタイムを過ごせるはず。
ちょっとした工夫で数々のアイテムをすっきりと収納できるので、ぜひ今回ご紹介したテクニックを試してみてください。
おしゃれなお風呂に仕上げるコツ! リフォームやインテリア選びのポイント
日々の疲れを癒し、リラックスできる時間を過ごす空間である浴室。
使用目的がはっきりしていることや汚れやすくこまめなお手入れが必要なこともあり、部屋の見た目や雰囲気よりも使い勝手の良さや機能性を優先させた部屋づくりになりがちです。
ですがバスタイムをのんびり過ごすためには、浴室全体の雰囲気やデザインをおしゃれに仕上げて居心地よく過ごせる状態にするのも大切なポイント。
今回はおしゃれなお風呂をつくるための、リフォームやインテリア選びのコツについてご紹介します。
おしゃれなお風呂にリフォームするコツ
デザインテーマは具体的に設定する
浴室をもっとおしゃれに生まれ変わらせるには、リフォームするのが最も効果的です。
壁や床、バスタブなど、大きなパーツのデザインやカラーを変えるだけでもぐっと洗練された印象になります。
おしゃれなお風呂にリフォームするための最初のポイントは、「デザインのテーマを具体的に決める」ということ。
細かいところまで初めから決めておく必要はありませんが、たとえば「和風」「ヨーロッパ風」「アジアンテイスト」など、大まかなスタイルや方向性だけでも事前に決めておくようにしましょう。
こうしたスタイルがいまいちピンとこない場合には、メインで使いたいカラーや素材を決めておくという方法もおすすめ。
たとえば白黒のモノトーンを基調にすると、モダンで洗練された雰囲気のお風呂になります。
ただの白ではなく大理石調のデザインの素材を用いれば、ヨーロッパ風の高級感を感じさせるお風呂となります。
「この色が好き」「この素材を使ってみたい」というように、どこか1点だけでもこだわる箇所を決めておけば、それに合わせたテイストのデザインが自然と思い浮かぶことでしょう。
水栓やシャワーの形にこだわる
水栓やシャワーの形状も、浴室の雰囲気を大きく影響するポイントのひとつです。
ユニットバスの場合はいくつかのデザインの候補の中から選ぶという制限がありますが、在来工法でリフォームするのであれば自分の好きなデザインや機能のものを選ぶことができます。
在来工法でのリフォームはその辺りの自由度が高いのも魅力ですが、一方で選択肢が多すぎてなかなか決めきれないこともあるでしょう。
最初に全体のデザインテーマを決めておけば、水栓・シャワーの形状選びも比較的スムーズに進めることができるはずです。
近頃人気を集めているのは、ホテルライクな雰囲気のオーバーヘッドシャワー。
デザインがおしゃれであるだけでなく、一般的なハンドシャワーよりもヘッドの面積が大きく、またシャワーヘッドが高い位置に固定してあるため、より効率的にからだを温められるという機能面のメリットも。
水にたくさんの空気を取り込む機能がついている商品を選べば、空気をたっぷり含んだやわらかいお湯を浴びられる上に節水効果も期待できます。
照明にこだわる
どんな照明を選ぶかによって、お風呂全体の雰囲気は大きく変わります。
ライン状の照明を使って清潔感のある明るい空間をつくるのも良いですし、おしゃれでリラックスできる雰囲気の間接照明を置いてみるのもおすすめ。
バスタイムをどう過ごしたいかによって選んでみてください。
インテリア選びのコツ
おしゃれな浴室をつくるためにはリフォームが効果的とはいえ、時間も費用もかかるリフォームは難しいというご家庭も多いはず。
より手軽に浴室の雰囲気を変えるには、インテリアにこだわるのがおすすめです。
バスライトを使う
照明をリフォームするのは難しくても、バスライトをお風呂に持ち込むだけなら簡単です。
浴室の電気は消した状態でバスライトを使えば、それだけでお風呂の雰囲気はがらりと変わります。
お湯に浮かべて楽しむもの、浴槽の底に沈めて使うものなどさまざまな種類のバスライトがありますので、用途やデザイン、明かりの雰囲気などを見て選んでみましょう。
バスグッズのデザインやカラーに統一性や調和を持たせる
お風呂場にはいろいろなバスグッズが置かれています。
シャンプーやボディソープのボトルや石けんをはじめ、掃除用具や手桶、バスチェアなどたくさんのアイテムがありますが、これらのデザインに統一性を持たせるだけでおしゃれな雰囲気のお風呂になります。
たとえばボディソープやシャンプーなどのボトルデザインを揃えたり、全体を見たときに調和が取れるよう色味の組み合わせを考えてアイテムを選んだりするだけで、お風呂場の雰囲気は大きく変わります。
収納スペースを確保する
バスグッズをきちんと収納するのも、おしゃれなお風呂づくりの大切なポイントです。
置き場所がないアイテムを床や棚に無造作に並べていくと、どうしても雑然とした雰囲気になってしまいます。
浴室向けのラックなどを使ってきちんと決まった収納スペースをつくり各種のバスグッズやボトルを並べておくだけでも、生活感のない洗練された印象が生まれます。
おしゃれで居心地の良い空間で充実したバスタイムを過ごそう!
バスタイムをより楽しむためには、空間自体をより過ごしやすいものにすることが必要になります。
しっかりこだわってリフォームするのも良し、まずは手軽に購入できるインテリアに気を使ってみるのも良し。
毎日使うお風呂だからこそ、自分や家族にとって最高に居心地が良くリラックスできる空間にできるよう心がけていきましょう!
子どもがお風呂を嫌がる理由は? 楽しく入浴してもらうコツや工夫
お子さんが「お風呂に入るのを嫌がって困る」ということはありませんか?
子どもがお風呂を嫌がるのには理由があることが多く、「もっと遊びたいから」「顔や頭が濡れるのが嫌」「つまらないから」など、様々です。
そこで今回は、お風呂嫌いの子どもに対し、楽しく入浴してもらうコツや克服する工夫をご紹介するので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
子どもがお風呂に入る環境を整える
子どもがお風呂を嫌がるのには、いくつかの理由がありますが、例えば下記のようなものが挙げられます。
・お湯が熱すぎるから
・シャワーが怖いから
・お風呂場が寒いから
・まだ遊びたいから
・お風呂の時間がつまらないから
お風呂嫌いを克服するには、入浴で嫌な思いをしない楽しい空間・環境にすることが近道です。
お湯の温度は「ぬるめ」にする
小さな子どもとお風呂に入る時は、温度は大人ではぬるいと感じるくらいの37~40℃を目安に設定しましょう。
大人が「心地よい」と感じる温度は、子どもにとっては熱いと感じる可能性があり、皮膚が痛いと感じる子もいます。
浴槽の容量も少なめにし、入浴時間は10~15分程度にしましょう。
子どもは体が小さいので、低い湯温、少ない湯量、短い時間でも体全体が温まるといわれていて、一方でのぼせやすく、脱水症状になりやすいので注意が必要です。
入浴の前後には、コップ1杯程度の水を飲んで水分補給をさせましょう。
シャンプーやシャワーを優しくする
まず、シャンプーは目に入ってもしみないものを選びましょう。
目にしみにくい低刺激の洗浄成分を使っているタイプがおすすめですが、子ども用シャンプーであればほとんどが低刺激のものです。
また、子どもの中には、お風呂のお湯を怖がったり、シャワーの強い水圧が苦手だったりする子もいます。
もしも水やシャワーを怖がる場合は、代わりに手桶を使って優しく体を洗ってあげましょう。
シャワーを怖がる子どもには、無理に浴びさせる必要はありません。
「お風呂は怖くない」ということを時間をかけてゆっくりとわかってもらい、お風呂に慣らしていきましょう。
脱衣所を心地よい環境にする
お風呂に入るのが嫌だという理由の中に、お風呂場や脱衣所が寒いのが理由になっているケースも少なくありません。
寒いからという理由でお風呂を嫌がる場合は、お風呂場や脱衣所を暖めてから入浴させることをおすすめします。
もし、浴室に暖房機能がない場合や、脱衣所に暖房器具を置けない場合は、換気扇を止めて浴槽のふたを開けたままにしておくと、湯気で浴室が暖かくなります。
また、浴室だけでなく、脱衣所やリビングも寒くないように室温を調節してください。リビング、脱衣所、浴室の温度差が少ないことで、湯冷めや冷えも防げます。
子どもが遊びに夢中でお風呂に入りたがらない場合
子どもが「まだ部屋で遊びたいから」という理由でお風呂に入りたがらない場合は、入浴自体を嫌がっているわけではないことが多いです。
お風呂に誘うタイミングを変えてみるとスムーズに入ってくれることがありますし、おもちゃやぬいぐるみを使って子どもをお風呂場に誘導するのも効果的です。
脱衣所に専用のおもちゃを用意しておけば、それらを楽しみにお風呂に行く子もいます。
お風呂を楽しい時間にするためには? おすすめグッズ
ここでは、子どもがお風呂を少しでも楽しめるようになってくれるような方法をいくつかご紹介します。
お風呂が苦手な子どもには、お風呂に楽しいイメージを持たせてあげましょう。
例えばお風呂が楽しくなるような遊びやおもちゃ、グッズを使うと効果的です。そうすれば、お風呂場は一気に遊び場に変わります。
簡単に消せるお風呂クレヨン
お風呂クレヨンを使えば、お風呂の壁に大きな絵を描くことができるので、お絵かきが好きな子どもにおすすめです。
普通の紙のクレヨンとは違い、浴槽の壁にお絵かきができ、スポンジとお湯で簡単に洗い流すことができるクレヨンです。
描いては消すを繰り返せるので、時間を忘れてバスタイムを楽しんでくれます。
注意点としては、浴槽の壁材によっては、クレヨンが落ちにくい場合がありますので、お風呂クレヨンお絵かきボードを用意しても良いでしょう。
お風呂のスポンジ付きのぬいぐるみ
スポンジ付きのぬいぐるみは、「ひよこ」「カエル」「イルカ」などのぬいぐるみが定番で、体も洗えるふわふわの泡が作れる上に遊ぶこともできます。
特にポリエステルのメッシュ素材のものは水切れもよく乾きやすいのが特徴で、肌の弱い子どもでもモコモコの泡で体を優しく洗ってあげることができます。
水鉄砲のおもちゃ
100円ショップなどで手に入る水鉄砲は、お風呂嫌いのお子さんを魅了する定番アイテムです。
壁に向かって撃って射撃練習をしたり、体を洗ったときの石鹸を水鉄砲で洗い流したり、飽きることなく遊んでくれることでしょう。
シャボン玉
シャボン玉は屋外では空高く飛びますが、お風呂では近い距離で触れることができるので、楽しいアイテムです。
お子さんにお風呂で思う存分シャボン玉で遊ばせてあげましょう。
仮にシャボン玉の液ををこぼしたとしても、お風呂のお湯で洗い流すだけなので、後片付けも簡単です。
触ると仕掛けがあるおもちゃ
押すと光ったり、メロディが流れたりする光や音のアクションがあるおもちゃも夢中にさせることでしょう。
浴室をいつもより少し暗めにすると、いつもと違う楽しい雰囲気になり、バスタイムがより一層楽しくなります。
おもちゃ付きバスボールを使う
最近、スーパーや薬局でよく見かけるようになった「おもちゃ付きバスボール」。
お湯に入れると溶けて、中からマスコットなどの小さなおもちゃが出てくるという、子どもにとっては魅力的なアイテムです。
ただ、毎日使うとなると高くつくので、特別な日の最終兵器として用意しておくと良いでしょう。
さまざまなタイプの入浴剤を使ってみる手も
入浴剤を子どもに入れてもらうのもおすすめです。
入浴剤が溶けて香りがし、お湯がきれいな色になるのを見ると、子どもは大喜びしてくれることでしょう。
数種類用意し、子どもにくじ引きのように選んでもらって日替わりで使うのも楽しいですね。
固形タイプには、子どもが好きなキャラクターの形に成形されたものや、おもちゃと一緒に販売されているものもあります。
入浴剤は、子どもに喜ばれることはもちろん、肩こりや冷え性、疲労回復に効果があり、大人も育児疲れを癒すことができますよ。
子どもの趣味や年齢に合ったおもちゃ・グッズを選ぼう
お部屋で遊ぶおもちゃと同様に、お風呂のおもちゃ・グッズも子どもの趣味や年齢に合わせて選びましょう。
大切なのは、日頃からどんなものが好きなのかを考え、その子に合ったものを選んであげることです。
子どもが喜ぶと思って買っても見向きもされないということにならないように、子どもに選ばせるのも一つの手です。
子どもがお風呂を好きになれば楽しい時間を過ごせる!
子どものお風呂嫌いを克服させるのは親にとっては大変なことですが、アイデア次第で子どもにとって楽しい時間にもなります。
簡単にはいかないかもしれませんが、ぜひお子さんと素敵なバスタイムを過ごしてくださいね!